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【発明の名称】 ブライダル衣装試着システム
【発明者】 【氏名】田中 由香里
【住所又は居所】神奈川県横浜市戸塚区品濃町504番地2 日立電子サービス株式会社内

【氏名】今井 美奈
【住所又は居所】神奈川県横浜市戸塚区品濃町504番地2 日立電子サービス株式会社内

【氏名】武貞 睦治
【住所又は居所】神奈川県横浜市戸塚区品濃町504番地2 日立電子サービス株式会社内

【氏名】山岸 令和
【住所又は居所】神奈川県横浜市戸塚区品濃町504番地2 日立電子サービス株式会社内

【氏名】羽原 貴明
【住所又は居所】神奈川県横浜市戸塚区品濃町504番地2 日立電子サービス株式会社内

【要約】 【課題】より多くのブライダル衣装情報から自分に合った衣装を短時間に選択できると共に、予算が立て易いシステムを提供するものである。

【解決手段】本発明のブライダル衣装試着システムは、体型データ採取手段10が採取した体型データを基に三次元画像を形成する機能と、表示機能と、予約機能を有する情報管理用のサーバ20を備え、情報管理用のサーバのデータベース30は少なくともブライダル施設が提供可能な衣装情報と体型データ、挙式日、クレジット番号などの個人情報を有し、情報管理用のサーバ20は予約機能が選択されたとき、挙式日に提供可能な衣装情報を表示すると共に、選択された衣装情報と体型データ採取手段が採取した体型データを基に形成した三次元画像との合成画像を表示25する構成を具備する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 情報管理用のサーバと、体型データ採取手段とを備えるブライダル衣装試着システムにおいて、前記情報管理用のサーバは、少なくとも体型データ採取手段が採取した体型データを基に三次元画像を形成する機能と、表示機能と、予約機能を有し、情報管理用のサーバのデータベースは少なくとも衣装情報と個人情報を有し、該衣装情報はブライダル施設が提供可能な衣装の情報であり、個人情報は体型データ採取手段が採取した体型データ、挙式日、クレジット番号などであって、情報管理用のサーバは予約機能が選択されたとき、挙式日に提供可能な衣装情報を表示すると共に、選択された衣装情報と体型データ採取手段が採取した体型データを基に形成した三次元画像との合成画像を表示することを特徴とするブライダル衣装試着システム。
【請求項2】 情報管理用のサーバと、体型データ採取手段と、端末とを備え、情報管理用のサーバと体型データ採取手段と端末とはネットワークを介してデータを送受信可能であるブライダル衣装試着システムにおいて、前記情報管理用のサーバは、少なくとも体型データ採取手段が採取した体型データを基に三次元画像を形成する機能と、表示機能と、予約機能を有し、情報管理用のサーバのデータベースは少なくとも衣装情報と個人情報を有し、該衣装情報はブライダル施設が提供可能な衣装の情報であり、個人情報は体型データ採取手段が採取した体型データ、挙式日、クレジット番号などであって、情報管理用のサーバは予約機能が選択されたとき、挙式日に提供可能な衣装情報を端末に送信すると共に、端末で選択された衣装情報と体型データ採取手段が採取した体型データを基に形成した三次元画像との合成画像を作成し、端末に送信することを特徴とするブライダル衣装試着システム。
【請求項3】 請求項1または2記載のブライダル衣装試着システムにおいて、前記情報管理用のサーバは、複数のブライダル施設にネットワーク接続することが可能なブライダル衣装試着システム。
【請求項4】 請求項1または2記載のブライダル衣装試着システムにおいて、前記情報管理用のサーバは、予約機能が選択された時、要求により衣装情報の料金を表示・送信することを特徴とするブライダル衣装試着システム。
【請求項5】 請求項1または2記載のブライダル衣装試着システムにおいて、前記情報管理用のサーバは、写真サービス機能と画像データを写真処理部に送信する手段を有し、写真サービス機能が選択された時、該画像データを写真処理部に送信することを特徴とするブライダル衣装試着システム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブライダル衣装の選択に関し、特に実際に着用することなくおおよその選定ができるブライダル衣装の試着システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ブライダル業界にとって、衣装の貸し出しは大きなマーケットを占めている。通常ブライダルフェア等会場の空き時間を利用した展示会(フェア)を催し、衣装の展示・試着を行っていた。この方法は会場が所有している衣装の大半を実際に見られるという利点が有るが、特定の日時に行われるため大変な混雑となり、希望する品物(衣装)を試着できるとは限らなかった。また、実際に着用しての衣装の選択は時間がかかるものであって、希望する衣装をすべて着用する事は不可能であった。さらに、貸し出し中等で当日現場にない衣装は、たとえ、試着希望者があっても要望に応える事ができなかった。
【0003】そこで、顧客の顔写真と衣装とを組合わせた合成写真を創り、顧客の顔と衣装との大凡の相性を捉えることにより、選択衣装の範囲を狭めて行く方法が行われている。しかし、顔写真と衣装写真との組み合わせのみでは平面的な状況しかつかむことができない。また、体型もなで型・碇型の体型では同じ衣装を着用しても、その全体的な雰囲気が全く異なってしまう場合がある。
【0004】一方、体型を高精度でCG化する技術(NECエンジニアリング製・・・商標)、あるいは、3Dグラフイックソフト(マクロメデイア製・・商標)にて、顧客に近似したバーチャルモデルを作成して試着サービスを提供する(マイバーチャルモデル製・・商標)ことも知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】また、衣装を変更する度に料金が異なり、予算が立て難かった。そこで本発明は、より多くのブライダル衣装から自分に合った衣装を短時間に選択できると共に、予算が立て易いシステムを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のブライダル衣装試着システムは、情報管理用のサーバと、体型データ採取手段とを備え、情報管理用のサーバは、体型データ採取手段が採取した体型データを基に三次元画像を形成する機能と、表示機能と、予約機能を有している。そして、情報管理用のサーバのデータベースは少なくとも衣装情報と個人情報を有し、該衣装情報はブライダル施設(ネットワークで接続された全ての施設などの情報を含む)が提供可能な衣装の情報であり、個人情報は体型データ採取手段が採取した体型データ、挙式日、クレジット番号などであって、情報管理用のサーバは予約機能が選択されたとき、挙式日に提供可能な衣装情報を表示すると共に、選択された衣装情報と体型データ採取手段が採取した体型データを基に形成した三次元画像との合成画像を表示する構成を具備する。
【0007】また、合成画像はインターネットを介して端末に送信可能とし、その場にいない親戚・友人などのPC、携帯電話に送信することによりこれらの人々にも意見を求めることができる。
【0008】さらに、本発明のブライダル衣装試着システムの情報管理用のサーバは、予約機能が選択された時、要求により衣装情報の料金を表示する構成を具備する。さらに、本発明のブライダル衣装試着システムの情報管理用のサーバは、写真サービス機能と画像データを写真処理部に送信する手段を有し、写真サービス機能が選択された時、該画像データを写真処理部に送信して写真印刷する構成を有する。
【0009】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を説明する。本発明のブライダル衣装試着システムの実施形態について、図1を用いて説明する。図1は本発明のシステムの概略図である。
【0010】本実施例のブライダル衣装試着システムは、まず、試着システムの利用を希望する顧客Aが、ホテル、ブライダル会館など(以後施設という)に設置されているカメラ等の撮影手段10により体型を撮影する。体型は前面、背面、側面などから立体的に撮影される。撮影された顧客Aの画像情報は体型データとしてネットワーク接続されているサーバ20にオンライン処理にてデータベース30に格納される。あるいは記録媒体を介して取り込まれる。このとき、施設側は顧客Aに対するID番号を付与すると共に、顧客にパスワードを決定・登録させる。その他、データベース30に登録される顧客(利用者)情報としては、挙式日・クレジットNoなどがある。
【0011】ここで、顧客の個人情報のデータベース30への登録を図2のフローチャートで説明する。利用者である顧客Aは、ステップS1で施設のブライダル衣装試着システムの利用を申し込む。ステップS2で顧客Aの体型データから顧客Aの3次元グラフイック(人体画像)を形成した画像情報を登録し、ステップS3でID番号を発行すると共に、ステップS4で顧客が選択したパスワードを登録する。そして、ステップS5で挙式日(利用日)、クレジット番号等の利用者情報を登録して登録を終了する(ステップS6)。
【0012】一方、サーバ20のデータベース30には衣装情報が格納されている。ブライダル施設が複数の系列施設を有する場合はネットワークによりサーバ20を共有する構成とすることにより、各施設が所有する衣料情報をリアルタイムで参照・更新させることができる。衣装情報とは施設が所有する衣装・装身具・アクセサリー・靴などを映像化した情報、および提携している貸し衣装店の衣装情報、およびそのサイズや価格などである。衣装情報はナンバリング(No)されて保管される。そして、このシステムは顧客が自分の体型データを基に作成された三次元画像と、番号により選択した衣装情報とを合成した立体画像を形成して表示する事により、顧客Aは衣装を着用した顧客の映像を表示画面25で見る事ができるものである。
【0013】あるいは、インターネット40を介して合成画像を所望するパーソナルコンピュータ50、あるいは携帯電話に送信し、離れた個所においても画像を見ることができる。また、本発明のブライダル衣装試着システムは予約機能を備え、挙式当日に着用可能な衣装情報を表示する事ができる構成となっている。これは衣装情報に予約日(挙式日)情報を付加させる事により実行される。
【0014】次に、ブライダル試着システムの利用形態を説明する。
(1)顧客Aが予約機能を使用しない場合これは単に表示画面での試着(画像情報)を希望する場合である。サーバ20はパスワードを受信すると、データベース30に格納されている全ての衣装情報の一覧を表示画面に表示する。顧客Aは表示された衣装情報から合成画像希望の衣装情報を選択する。そして、選択された衣装Noに対応する衣装情報(データ)をデータベース30から取り出し、体型データから形成した三次元画像と衣装情報とを合成し、合成画像を形成する。そして、この合成画像を表示画面25に表示する。これにより、顧客Aは選択した衣装の着用状態を見る事ができる。
【0015】さらに他の衣装の合成画像を得たいときは、顧客Aは再度所望する衣装情報Noを選択して異なった衣装情報による合成画像を得ることができる。このように、顧客Aは納得するまで衣装情報と自分の体型データから形成された人体画像との合成映像を得ることができ、より似合う衣装情報を選択することができる。また、このようにして構成した合成画像を、インターネット40を介して顧客AのPC50に送信し、顧客Aは選択したブライダル衣装を試着した状態を自分のPC50にて見ることができる。以上の合成映像により実際に着用したい衣装をある程度の数に絞る事ができる。
【0016】(2)予約機能を選択した場合これは、実際に挙式当日に着用する衣装を選択する場合である。顧客Aはパスワードを入力する。そして、予約するを選択することにより、表示画面には顧客Aの挙式当日に予約可能な衣装の一覧が表示される。そして、一覧の衣装の中から希望する衣装を選択する。そして、体型データから形成した三次元画像と衣装情報との合成画像を形成して表示する。そして、合成画像の中から所望の衣装を決定する。このようにして、絞られた数点の衣装を実際に試着して、最終的には、挙式に着用する衣装を決定する。
【0017】そして、実際に着用する衣装が決定したとき、選択した衣装情報の全てを表示画面に一覧表示する。そして、そのトータルのレンタル料金を示す。顧客は予算にあわなかった場合、あるいは違った組合わせによる合成画像を得たい場合は再度衣装情報の選択を実行する。顧客が選択した衣装情報で予約を確認した場合、予約確定した衣装情報に挙式日情報を付加してデータベース30に格納する。そして、支払いをその場ですませる場合は、個人情報に登録されているクレジットNoから課金処理する。
【0018】このシステムにおいては、体型データを基に作成した三次元画像と衣装情報とを合成した三次元画像を印刷する事もできる。これは画像情報をプリンターに送信して実行される。そして、顧客は印刷された画像により、持ち運びが可能となり、さらに選択の可能性が増える。例えば印刷物を他人に提示する事により第三者の意見を加味した選択が可能となる。
【0019】また、このシステムは合成画像の写真サービスを受けられる構成としてもよい。これは、合成画像のデジタルデータを写真処理部を有する写真屋に送信して行われる。
【0020】次に以上のブライダル衣装試着システムの制御を図3の制御フローチャートで説明する。ステップS10でパスワードが入力されると、ステップS11でパスワードに対応する体型データを取り出し、三次元画像を形成する。
【0021】ステップS12で衣装の予約を希望するか否かの判定を待つ。予約希望ではない場合はステップS13に進み、データベースの全衣装情報を一覧表示する。そして、顧客は表示された衣装情報から試着希望の衣装を選択する(ステップS15)。一方ステップS12で予約希望の場合、ステップS14に進み、予約可能な衣装情報、例えば挙式当日に使用可能な衣装情報、などを一覧表示する。そして、その予約可能な衣装情報から衣装を選択する(ステップS15)。
【0022】ステップS16で顧客の三次元画像と選択された衣装情報とを合成して、合成画像を表示する。表示画面を印刷したい場合は、ステップ18でデータを印刷装置に送信する。しかし、印刷装置を所有しない等の場合、ステップS19に進み、写真サービスを利用するか否かの判定をする。写真サービスを受ける場合は、ステップS20において写真処理部にデータを送信する。
【0023】そして、ステップS21にて画像をインターネットなどを介して転送するか否かの判定をする。転送する場合はステップS22で送信先を指定し、画像を送信する(ステップS23)。画像の転送を指定しなかった場合を含めてスッテップS24に進み、データをデータベースに保持するか否かの判定をする。データを保持する場合はステップS25でデータベースにデータを格納する。そして、ステップS26で衣装の選択を再度試みるか否かの判定をする。再度選択を試みる場合はステップS15に進む。また、選択行為を望まない場合はステップS27に進む。
【0024】再選択を希望しなかった場合は、図4に示すステップS27に進み、選択した衣装情報の一覧、例えばドレス、ベール、バッグ等の装身具、靴など、を表示する。そして、それらの料金を一覧表示する。そして、ステップS28にて予約の確認をして予約する場合はステップS30で決定し終了する(ステップS31)。ステップS28で予約を確定しない場合はステップS29で再度試着を試みるか否かの判定をし、試着を試みる場合はステップS15に進む。試着をしない場合はステップS31で終了する。
【0025】以上説明したように、本発明のブライダル試着システムは心行くまで三次元画像によるブライダル衣装情報の試着が実行でき、大よその衣装の選択ができるので、短時間に希望する衣装が選択できる。また、試着状態をプリントしたり、写真として提供する事ができるので、より確実な選択をすることができると共に、リアルタイムで挙式当日に着用したい衣装の予約を完了させることが出来る。さらに、選択した全ての衣装のレンタル料金を知る事ができるので、予算設計に役立つ。
【0026】
【発明の効果】本発明のブライダル衣装試着システムは、より多くのブライダル衣装から自分に合った衣装を短時間に選択できると共に予算が立て易い。
【出願人】 【識別番号】000233491
【氏名又は名称】日立電子サービス株式会社
【住所又は居所】神奈川県横浜市戸塚区品濃町504番地2
【出願日】 平成13年11月7日(2001.11.7)
【代理人】 【識別番号】100095913
【弁理士】
【氏名又は名称】沼形 義彰 (外3名)
【公開番号】 特開2003−147619(P2003−147619A)
【公開日】 平成15年5月21日(2003.5.21)
【出願番号】 特願2001−341355(P2001−341355)