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【発明の名称】 防護具およびチョッキ、並びに、空気供給具付き防護具、空気供給具付きチョッキおよび空気供給具付き防護体
【発明者】 【氏名】榎田 哲三

【氏名】小柳 英雄

【氏名】重久 伸博

【氏名】安江 政弘

【氏名】藪下 やえ子

【氏名】山田 和典

【要約】 【課題】空気供給具の装着あるいはその取り外しを容易に行うことができる防護具を提供する。

【解決手段】防護具2は、人体の背部およびその他の部位を防護するために、防護材としてのクッション材Sが備え付けられている、防護具本体4を備える。この防護具本体4の背部保護部4aの内側には、前記人体の口に呼吸用空気を供給する空気供給具3を、着脱可能に取り付けるための、空気供給具取付手段7が設けられている。この空気供給具取付手段7は、空気供給具3の供給具本体3aを着脱可能に取り付けるための、供給具本体取付手段8と、供給具本体3aから延びる空気供給パイプ3bを、着脱可能に取り付けるための、供給パイプ取付手段9とからなる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 人体に着用されることによって、前記人体の背部、または、前記人体の背部およびその他の部位を衝撃等の外力から防護する、防護具であって、前記人体の背部、または、前記人体の背部およびその他の部位を防護するために、防護材が備え付けられている、防護具本体を備え、その防護具本体には、前記人体の口に呼吸用空気を供給する空気供給具を、着脱可能に取り付けるための、空気供給具取付手段が設けられていることを特徴とする防護具。
【請求項2】 前記防護具本体は、前記人体の背部を被う背部保護部を有し、その背部保護部に、前記空気供給具取付手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の防護具。
【請求項3】 前記防護具本体は、前記人体の腹部を被う腹部保護部を有し、その腹部保護部に、前記空気供給具取付手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の防護具。
【請求項4】 前記空気供給具取付手段は、前記空気供給具の供給具本体を、着脱可能に取り付けるための、供給具本体取付手段を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の防護具。
【請求項5】 前記空気供給具取付手段は、前記防護具本体の内側に設けられており、前記防護具本体は、その内側に、前記供給具本体を収めることが可能なように凹む、供給具本体収納部を備えていることを特徴とする請求項4に記載の防護具。
【請求項6】 前記防護材は、クッション材からなり、そのクッション材が詰められた詰め部が、前記防護具本体の内側に突出するようにして、複数形成されており、前記供給具本体収納部は、前記詰め部の間に形成された供給具本体収納用の凹みからなることを特徴とする請求項5に記載の防護具。
【請求項7】 前記供給具本体取付手段は、前記供給具本体が入れられる袋を備えていることを特徴とする請求項4ないし6のいずれか1項に記載の防護具。
【請求項8】 前記供給具本体取付手段は、前記供給具本体を保持する、供給具本体保持バンドを備えていることを特徴とする請求項4ないし6のいずれか1項に記載の防護具。
【請求項9】 前記防護具本体は、前記人体の背部を被う背部保護部を有し、前記空気供給具取付手段は、前記空気供給具の供給具本体を、着脱可能に取り付けるための、供給具本体取付手段を有し、その供給具本体取付手段は、前記背部保護部の側方に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の防護具。
【請求項10】 前記供給具本体取付手段は、前記背部保護部の側端部に着脱可能に取り付けられた、前記供給具本体が入れられる袋を備えていることを特徴とする請求項9に記載の防護具。
【請求項11】 前記空気供給具取付手段は、前記供給具本体取付手段の他に、前記供給具本体から延びる空気供給パイプを、着脱可能に取り付けるための、供給パイプ取付手段を有することを特徴とする請求項4ないし10のいずれか1項に記載の防護具。
【請求項12】 前記空気供給具取付手段は、前記供給具本体取付手段の他に、前記供給具本体から延びる空気供給パイプを、着脱可能に取り付けるための、供給パイプ取付手段を有し、前記防護具本体は、その内側に、前記空気供給パイプを通すことが可能なように凹む、供給パイプ通路部を備えていることを特徴とする請求項5、9または10に記載の防護具。
【請求項13】 前記空気供給具取付手段は、前記供給具本体取付手段の他に、前記供給具本体から延びる空気供給パイプを、着脱可能に取り付けるための、供給パイプ取付手段を有し、前記防護具本体は、その内側に、前記空気供給パイプを通すことが可能なように凹む、供給パイプ通路部を備え、前記供給パイプ通路部は、前記詰め部の間に形成された供給パイプ収納用の凹みからなることを特徴とする請求項6に記載の防護具。
【請求項14】 前記防護材は、クッション材からなり、そのクッション材が詰められた詰め部が、前記防護具本体の内側に突出するようにして、複数形成されており、前記空気供給具取付手段は、前記供給具本体取付手段の他に、前記供給具本体から延びる空気供給パイプを、着脱可能に取り付けるための、供給パイプ取付手段を有し、前記防護具本体は、その内側に、前記空気供給パイプを通すことが可能なように凹む、供給パイプ通路部を備え、前記供給パイプ通路部は、前記詰め部の間に形成された供給パイプ収納用の凹みからなることを特徴とする請求項9または10に記載の防護具。
【請求項15】 前記供給パイプ取付手段は、前記空気供給パイプを保持する、供給パイプ保持バンドからなることを特徴とする請求項11ないし14のいずれか1項に記載の防護具。
【請求項16】 前記空気供給具取付手段は、前記背部保護部の内側に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の防護具。
【請求項17】 請求項1ないし16のいずれか1項に記載の防護具と、その防護具に、前記空気供給具取付手段によって取り付けられた前記空気供給具とを備える空気供給具付き防護具。
【請求項18】 工事現場等で、人体に着用されるチョッキであって、チョッキ本体を備え、そのチョッキ本体には、前記人体の口に呼吸用空気を供給する空気供給具を、着脱可能に取り付けるための、空気供給具取付手段が設けられていることを特徴とするチョッキ。
【請求項19】 前記チョッキ本体は、前記人体の背部を被う背部被い部を有し、その背部被い部の外側に、前記空気供給具取付手段が設けられていることを特徴とする請求項18に記載のチョッキ。
【請求項20】 前記チョッキ本体は、前記人体の腹部を被う腹部被い部を有し、その腹部被い部の外側に、前記空気供給具取付手段が設けられていることを特徴とする請求項18に記載のチョッキ。
【請求項21】 前記空気供給具取付手段は、前記空気供給具の供給具本体を、着脱可能に取り付けるための、供給具本体取付手段を有することを特徴とする請求項18ないし20のいずれか1項に記載のチョッキ。
【請求項22】 前記供給具本体取付手段は、前記供給具本体が入れられる袋を備えていることを特徴とする請求項21に記載のチョッキ。
【請求項23】 前記空気供給具取付手段は、前記供給具本体取付手段の他に、前記供給具本体から延びる空気供給パイプを、着脱可能に取り付けるための、供給パイプ取付手段を有することを特徴とする請求項21または22に記載のチョッキ。
【請求項24】 前記供給パイプ取付手段は、前記空気供給パイプを保持すべく、その空気供給パイプが通される、前記人体の背部の上下方向に沿って延設された、供給パイプ保持体からなることを特徴とする請求項23に記載のチョッキ。
【請求項25】 請求項18ないし24のいずれか1項に記載のチョッキと、そのチョッキに、前記空気供給具取付手段によって取り付けられた前記空気供給具とを備える空気供給具付きチョッキ。
【請求項26】 請求項21または22に記載のチョッキの上に重ね着することが可能な、人体の背部、または、前記人体の背部およびその他の部位を衝撃等の外力から防護する防護具であって、前記防護具は、前記人体の背部、または、前記人体の背部およびその他の部位を防護するために、防護材が備え付けられている、防護具本体を備え、前記防護具本体は、その内側に、前記供給具本体取付手段によって前記チョッキ本体に取り付けられた前記供給具本体を収めることが可能なように凹む、供給具本体収納部を備えていることを特徴とする防護具。
【請求項27】 前記防護材は、クッション材からなり、そのクッション材が詰められた詰め部が、前記防護具本体の内側に突出するようにして、複数形成されており、前記供給具本体収納部は、前記詰め部の間に形成された供給具本体収納用の凹みからなることを特徴とする請求項26に記載の防護具。
【請求項28】 請求項23または24に記載のチョッキの上に重ね着することが可能な、人体の背部、または、前記人体の背部およびその他の部位を衝撃等の外力から防護する防護具であって、前記防護具は、前記人体の背部、または、前記人体の背部およびその他の部位を防護するために、防護材が備え付けられている、防護具本体を備え、前記防護具本体は、その内側に、前記供給具本体取付手段によって前記チョッキ本体に取り付けられる前記供給具本体を収めることが可能なように凹む、供給具本体収納部を備え、また、前記防護具本体は、その内側に、前記供給パイプ取付手段によって前記チョッキ本体に取り付けられる前記空気供給パイプを通すことが可能なように凹む、供給パイプ通路部を備えていることを特徴とする防護具。
【請求項29】 前記防護材は、クッション材からなり、そのクッション材が詰められた詰め部が、前記防護具本体の内側に突出するようにして、複数形成されており、前記供給具本体収納部は、前記詰め部の間に形成された供給具本体収納用の凹みからなり、前記供給パイプ通路部は、前記詰め部の間に形成された供給パイプ収納用の凹みからなることを特徴とする請求項28に記載の防護具。
【請求項30】 請求項26ないし29のいずれか1項に記載の防護具と、前記空気供給具取付手段によって前記空気供給具が取り付けられたチョッキとからなる空気供給具付き防護体。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、人体に着用されることによって、衝撃等の外力から前記人体の背部、または、前記人体の背部およびその他の部位を防護する防護具、および、工事現場等で、人体に着用するチョッキ、並びに、空気供給具付き防護具、空気供給具付きチョッキおよび空気供給具付き防護体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、トンネル内などの工事等の作業において、岩石などの落下物から身を守るため、すなわち、衝撃等の外力から、人体の背部、または、前記人体の背部およびその他の部位を防護するために、作業者は、クッション材等の防護材が配備された防護具を着用したりして、人体を防護していた。また、前記作業においては、トンネル内に粉塵や吹き付け材が飛散するため、粉塵や吹き付け材を、直接吸い込まないように、電動ファン付き呼吸用保護具などの空気供給具を使用していた。この空気供給具は、腰に装着するためのベルトを有する供給具本体と、この供給具本体から延びる、先端部にマスクを有する空気供給パイプとからなっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の防護具や空気供給具を用いると、作業者は、前記作業の前に、空気供給具を装着してから、さらに、防護具を着用する必要があった。また、作業の後においても、防護具を脱いでから、空気供給具を外す必要があった。このように、従来の防護具や空気供給具を用いた場合には、作業の前後における、防護具および空気供給具の着脱が面倒であった。また、従来においては、空気供給パイプが長く、作業時にその空気供給パイプが動くような場合には、その空気供給パイプと防護具の一部とを、例えばバンド等を用いて連結することで、空気供給パイプが動かないようにしていた。しかし、防護具を着用した後に、空気供給パイプと防護具の一部とを連結していたので、その連結作業がやりにくいとともに面倒であった。また、従来においては、防護具から、供給具本体または空気供給パイプ、あるいは両方が、防護具に被われないような状態で、人体に装着される場合があったため、供給具本体や空気供給パイプが損傷するおそれがあったり、あるいは、作業中に空気供給パイプが物に引っ掛かり易いという問題があった。
【0004】この発明は、上記した従来の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、空気供給具の装着あるいはその取り外しを容易に行うことができるとともに、空気供給具の空気供給パイプが物に引っ掛かりにくくした防護具およびチョッキ、並びに、空気供給具付き防護具、空気供給具付きチョッキおよび空気供給具付き防護体を提供することにある。
【0005】また、この発明の他の目的は、空気供給具の損傷を防止することができる防護具、空気供給具付き防護具、および、空気供給具付き防護体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る防護具およびチョッキ、並びに、空気供給具付き防護具、空気供給具付きチョッキおよび空気供給具付き防護体は、前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわち、請求項1に記載の発明に係る防護具は、人体に着用されることによって、前記人体の背部、または、前記人体の背部およびその他の部位を衝撃等の外力から防護する、防護具であって、前記人体の背部、または、前記人体の背部およびその他の部位を防護するために、防護材が備え付けられている、防護具本体を備えている。そして、その防護具本体には、前記人体の口に呼吸用空気を供給する空気供給具を、着脱可能に取り付けるための、空気供給具取付手段が設けられている。これによれば、防護具に、空気供給具を、空気供給具取付手段によって取り付けておけば、防護具が人体に着用されることにより、防護具と共に空気供給具も前記人体に装着される。そして、防護具を脱ぐことにより、防護具と共に空気供給具も人体から外される。また、空気供給具は、防護具に着脱可能に取り付けられるので、空気供給具を防護具から取り外して清掃したり、空気供給具を交換したりすることが可能である。
【0007】また、請求項2に記載の発明に係る防護具のように、前記防護具本体は、前記人体の背部を被う背部保護部を有し、その背部保護部に、前記空気供給具取付手段が設けられているのが望ましい。これにより、空気供給具は、防護具本体の背部保護部に、空気供給具取付手段によって取り付けられる。よって、防護具を着用することにより、空気供給具は人体の背部側に装着される。
【0008】また、請求項3に記載の発明に係る防護具のように、前記防護具本体は、前記人体の腹部を被う腹部保護部を有し、その腹部保護部に、前記空気供給具取付手段が設けられているのが望ましい。これにより、空気供給具は、防護具本体の腹部保護部に、空気供給具取付手段によって、着脱可能に取り付けられる。よって、防護具を着用することにより、空気供給具は人体の腹部側(脇腹部側も含む)に装着される。
【0009】また、請求項4に記載の発明に係る防護具のように、前記空気供給具取付手段は、前記空気供給具の供給具本体を、着脱可能に取り付けるための、供給具本体取付手段を有するのが望ましい。これにより、空気供給具の供給具本体は、供給具本体取付手段によって、防護具に、着脱可能に取り付けられる。
【0010】また、請求項5に記載の発明に係る防護具のように、前記空気供給具取付手段は、前記防護具本体の内側に設けられており、前記防護具本体は、その内側に、前記供給具本体を収めることが可能なように凹む、供給具本体収納部を備えているのが望ましい。これにより、供給具本体は、防護具本体の内側で、防護具本体の供給具本体収納部に収められて、防護具本体によって被われて保護される。
【0011】また、請求項6に記載の発明に係る防護具のように、前記防護材は、クッション材からなり、そのクッション材が詰められた詰め部が、前記防護具本体の内側に突出するようにして、複数形成されており、前記供給具本体収納部は、前記詰め部の間に形成された供給具本体収納用の凹みからなるのが望ましい。これにより、供給具本体は、詰め部の間に形成された供給具本体収納用の凹みに収められて、防護具本体に被われるとともにその防護具本体から突出する詰め部によって囲われて保護される。
【0012】また、請求項7に記載の発明に係る防護具のように、前記供給具本体取付手段は、前記供給具本体が入れられる袋を備えているのが望ましい。これによれば、供給具本体は、供給具本体取付手段としての袋に入れられることにより、防護具に、着脱可能に取り付けられる。
【0013】また、請求項8に記載の発明に係る防護具のように、前記供給具本体取付手段は、前記供給具本体を保持する、供給具本体保持バンドを備えているのが望ましい。これにより、供給具本体は、供給具本体取付手段としての供給具本体保持バンドによって、防護具に、着脱可能に取り付けられる。
【0014】また、請求項9に記載の発明に係る防護具のように、前記防護具本体は、前記人体の背部を被う背部保護部を有し、前記空気供給具取付手段は、前記空気供給具の供給具本体を、着脱可能に取り付けるための、供給具本体取付手段を有し、その供給具本体取付手段は、前記背部保護部の側方に設けられているのが望ましい。これにより、空気供給具の供給具本体は、供給具本体取付手段によって、防護具本体の背部保護部の側方、すなわち、防護具の側方に、着脱可能に取り付けられる。
【0015】また、請求項10に記載の発明に係る防護具のように、前記供給具本体取付手段は、前記背部保護部の側端部に着脱可能に取り付けられた、前記供給具本体が入れられる袋を備えているのが望ましい。これによれば、供給具本体は、供給具本体取付手段としての袋に入れられることにより、防護具に、着脱可能に取り付けられる。しかも、空気供給具を使用しないときは、袋とともに供給具本体を、背部保護部の側端部から外すことができるようになる。また、袋が破損した場合には、その袋だけを交換することが可能になる。
【0016】また、請求項11に記載の発明に係る防護具のように、前記空気供給具取付手段は、前記供給具本体取付手段の他に、前記供給具本体から延びる空気供給パイプを、着脱可能に取り付けるための、供給パイプ取付手段を有するのが望ましい。これにより、供給具本体は、供給具本体取付手段によって、防護具に、着脱可能に取り付けられ、空気供給具の空気供給パイプは、供給パイプ取付手段によって、防護具に、着脱可能に取り付けられる。
【0017】また、請求項12に記載の発明に係る防護具のように、前記空気供給具取付手段は、前記供給具本体取付手段の他に、前記供給具本体から延びる空気供給パイプを、着脱可能に取り付けるための、供給パイプ取付手段を有し、また、前記防護具本体は、その内側に、前記空気供給パイプを通すことが可能なように凹む、供給パイプ通路部を備えているのが望ましい。これにより、空気供給パイプは、防護具本体の内側で、防護具本体の供給パイプ通路部に通されて、防護具本体によって被われて保護される。
【0018】また、請求項13に記載の発明に係る防護具のように、前記空気供給具取付手段は、前記供給具本体取付手段の他に、前記供給具本体から延びる空気供給パイプを、着脱可能に取り付けるための、供給パイプ取付手段を有し、また、前記防護具本体は、その内側に、前記空気供給パイプを通すことが可能なように凹む、供給パイプ通路部を備え、前記供給パイプ通路部は、前記詰め部の間に形成された供給パイプ収納用の凹みからなるのが望ましい。これにより、供給具本体は、供給具本体取付手段によって、防護具に、着脱可能に取り付けられる。そして、空気供給具の空気供給パイプは、供給パイプ取付手段によって防護具に、着脱可能に取り付けられるとともに、防護具本体の内側で、防護具本体の供給パイプ通路部、すなわち、詰め部の間に形成された供給パイプ収納用の凹みに通されて、防護具本体に被われるとともにその防護具本体から突出する詰め部によって囲われて保護される。よって、空気供給パイプが、物に引っ掛かりにくくなる。
【0019】また、請求項14に記載の発明に係る防護具のように、前記防護材は、クッション材からなり、そのクッション材が詰められた詰め部が、前記防護具本体の内側に突出するようにして、複数形成されており、また、前記空気供給具取付手段は、前記供給具本体取付手段の他に、前記供給具本体から延びる空気供給パイプを、着脱可能に取り付けるための、供給パイプ取付手段を有し、かつ、前記防護具本体は、その内側に、前記空気供給パイプを通すことが可能なように凹む、供給パイプ通路部を備え、前記供給パイプ通路部は、前記詰め部の間に形成された供給パイプ収納用の凹みからなるのが望ましい。これにより、空気供給具の空気供給パイプは、供給パイプ取付手段によって防護具に、着脱可能に取り付けられるとともに、防護具本体の内側で、防護具本体の供給パイプ通路部、すなわち、詰め部の間に形成された供給パイプ収納用の凹みに通されて、防護具本体に被われるとともにその防護具本体から突出する詰め部によって囲われて保護される。よって、空気供給パイプが、物に引っ掛かりにくくなる。
【0020】また、請求項15に記載の発明に係る防護具のように、前記供給パイプ取付手段は、前記空気供給パイプを保持する、供給パイプ保持バンドからなるのが望ましい。これにより、空気供給パイプは、供給パイプ取付手段としての供給パイプ保持バンドによって、防護具に、着脱可能に取り付けられる。
【0021】また、請求項16に記載の発明に係る防護具のように、前記空気供給具取付手段は、前記背部保護部の内側に設けられているのが望ましい。これにより、空気供給具は、空気供給具取付手段によって、前記背部保護部の内側に着脱可能に取り付けられて、防護具本体によって被われて保護される。
【0022】また、請求項17に記載の発明に係る空気供給具付き防護具は、請求項1ないし16のいずれか1項に記載の防護具と、その防護具に、前記空気供給具取付手段によって取り付けられた前記空気供給具とを備えている。これにより、防護具が人体に着用されることで、防護具と共に空気供給具も前記人体に装着される。そして、防護具を脱ぐことにより、防護具と共に空気供給具も前記人体から外される。
【0023】また、請求項18に記載の発明に係るチョッキは、工事現場等で、人体に着用されるチョッキである。このチョッキは、チョッキ本体を備え、そのチョッキ本体には、前記人体の口に呼吸用空気を供給する空気供給具を、着脱可能に取り付けるための、空気供給具取付手段が設けられている。これによれば、チョッキに、空気供給具を、空気供給具取付手段によって取り付けておけば、チョッキが人体に着用されることにより、空気供給具も前記人体に装着される。そして、チョッキを脱ぐことにより、空気供給具も人体から外される。また、空気供給具は、チョッキに着脱可能に取り付けられるので、空気供給具をチョッキから取り外して清掃したり、空気供給具を交換したりすることが可能である。
【0024】また、請求項19に記載の発明に係るチョッキのように、前記チョッキ本体は、前記人体の背部を被う背部被い部を有し、その背部被い部の外側に、前記空気供給具取付手段が設けられているのが望ましい。これにより、空気供給具は、チョッキ本体の背部の外側に、空気供給具取付手段によって取り付けられる。よって、チョッキを着用することにより、空気供給具は人体の背部側に装着される。
【0025】また、請求項20に記載の発明に係るチョッキのように、前記チョッキ本体は、前記人体の腹部を被う腹部被い部を有し、その腹部被い部の外側に、前記空気供給具取付手段が設けられているのが望ましい。これにより、空気供給具は、チョッキ本体の腹部の外側に、空気供給具取付手段によって、着脱可能に取り付けられる。よって、チョッキを着用することにより、空気供給具は人体の腹部側に装着される。
【0026】また、請求項21に記載の発明に係るチョッキのように、前記空気供給具取付手段は、前記空気供給具の供給具本体を、着脱可能に取り付けるための、供給具本体取付手段を有するのが望ましい。これにより、空気供給具の供給具本体は、供給具本体取付手段によって、チョッキに、着脱可能に取り付けられる。
【0027】また、請求項22に記載の発明に係るチョッキのように、前記供給具本体取付手段は、前記供給具本体が入れられる袋を備えているのが望ましい。これによれば、供給具本体は、供給具本体取付手段としての袋に入れられることにより、チョッキに、着脱可能に取り付けられる。
【0028】また、請求項23に記載の発明に係るチョッキのように、前記空気供給具取付手段は、前記供給具本体取付手段の他に、前記供給具本体から延びる空気供給パイプを、着脱可能に取り付けるための、供給パイプ取付手段を有するのが望ましい。これにより、供給具本体は、供給具本体取付手段によって、チョッキに、着脱可能に取り付けられ、空気供給パイプは、供給パイプ取付手段によって、チョッキに、着脱可能に取り付けられる。
【0029】また、請求項24に記載の発明に係るチョッキのように、前記供給パイプ取付手段は、前記空気供給パイプを保持すべく、その空気供給パイプが通される、前記人体の背部の上下方向に沿って延設された、供給パイプ保持体からなるのが望ましい。これにより、空気供給パイプは、人体の背部の上下方向に沿って延設された、供給パイプ保持体に通されて保持されることにより、チョッキに接するようにして、着脱可能に取り付けられる。よって、空気供給パイプが、物に引っ掛かりにくくなる。
【0030】また、請求項25に記載の発明に係る空気供給具付きチョッキは、請求項18ないし24のいずれか1項に記載のチョッキと、そのチョッキに、前記空気供給具取付手段によって取り付けられた前記空気供給具とを備える。これにより、チョッキを人体に着用することで、空気供給具も前記人体に装着される。そして、チョッキを脱ぐことにより、空気供給具も前記人体から外される。
【0031】また、請求項26に記載の発明に係る防護具は、請求項21または22に記載のチョッキの上に重ね着することが可能な、人体の背部、または、前記人体の背部およびその他の部位を衝撃等の外力から防護する防護具である。そして、前記防護具は、前記人体の背部、または、前記人体の背部およびその他の部位を防護するために、防護材が備え付けられている、防護具本体を備える。この防護具本体は、その内側に、前記供給具本体取付手段によって前記チョッキ本体に取り付けられた前記供給具本体を収めることが可能なように凹む、供給具本体収納部を備えている。これによれば、チョッキに、空気供給具を、空気供給具取付手段によって、着脱可能に取り付けておけば、チョッキが人体に着用されることにより、チョッキと共に空気供給具も前記人体に装着される。そして、その上から防護材が備え付けられた防護具本体を備える防護具を着用することにより、チョッキ本体に取り付けられた供給具本体は、防護具本体の内側で、前記供給具本体収納部に収められて、防護具本体によって被われて保護される。
【0032】また、請求項27に記載の発明に係る防護具のように、前記防護材は、クッション材からなり、そのクッション材が詰められた詰め部が、前記防護具本体の内側に突出するようにして、複数形成されており、また、前記供給具本体収納部は、前記詰め部の間に形成された供給具本体収納用の凹みからなるのが望ましい。これにより、チョッキ本体に取り付けられた供給具本体は、詰め部の間に形成された供給具本体収納用の凹みに収められて、防護具本体に被われるとともにその防護具本体から突出する詰め部によって囲われて保護される。
【0033】また、請求項28に記載の発明に係る防護具は、請求項23または24に記載のチョッキの上に重ね着することが可能な、人体の背部、または、前記人体の背部およびその他の部位を衝撃等の外力から防護する防護具である。そして、前記防護具は、前記人体の背部、または、前記人体の背部およびその他の部位を防護するために、防護材が備え付けられている、防護具本体を備え、かつ、前記防護具本体は、その内側に、前記供給具本体取付手段によって前記チョッキ本体に取り付けられる前記供給具本体を収めることが可能なように凹む、供給具本体収納部を備える。また、前記防護具本体は、その内側に、前記供給パイプ取付手段によって前記チョッキ本体に取り付けられる前記空気供給パイプを通すことが可能なように凹む、供給パイプ通路部を備えている。これによれば、供給具本体および空気供給パイプが取り付けられたチョッキを人体に着用した上から、防護具を着用することにより、チョッキ本体に取り付けられた供給具本体は、防護具本体の内側で、前記供給具本体収納部に収められて、防護具本体によって被われて保護されるとともに、チョッキ本体に取り付けられた供給パイプは、防護具本体の内側で、前記供給パイプ通路部に通されて、防護具本体によって被われて保護される。
【0034】また、請求項29に記載の発明に係る防護具のように、前記防護材は、クッション材からなり、そのクッション材が詰められた詰め部が、前記防護具本体の内側に突出するようにして、複数形成されており、また、前記供給具本体収納部は、前記詰め部の間に形成された供給具本体収納用の凹みからなり、前記供給パイプ通路部は、前記詰め部の間に形成された供給パイプ収納用の凹みからなるのが望ましい。これにより、チョッキ本体に取り付けられた供給具本体は、防護具本体の内側で、前記詰め部の間に形成された供給具本体収納用の凹みに収められて、防護具本体に被われるとともにその防護具本体から突出する詰め部によって囲われて保護されるとともに、チョッキ本体に取り付けられた供給パイプは、防護具本体の内側で、詰め部の間に形成された供給パイプ収納用の凹みに通されて、防護具本体被われるとともにその防護具本体から突出する詰め部によって囲われて保護される。よって、一層確実に、空気供給パイプが、物に引っ掛かかりにくくなる。
【0035】また、請求項30に記載の発明に係る空気供給具付き防護体は、請求項26ないし29のいずれか1項に記載の防護具と、前記空気供給具取付手段によって前記空気供給具が取り付けられたチョッキとからなる。これによれば、チョッキに、空気供給具が、空気供給具取付手段によって取り付けられているので、チョッキが人体に着用されることにより、チョッキと共に空気供給具も前記人体に装着される。そして、その上から防護具本体を備える防護具が着用される。防護具を脱いだ後に、チョッキを脱ぐことにより、チョッキと共に空気供給具も人体から外される。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る防護具およびチョッキ、並びに、空気供給具付き防護具、空気供給具付きチョッキおよび空気供給具付き防護体の一実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0037】図1ないし図4は、本発明に係る防護具および空気供給具付き防護具の第一の実施の形態を示す。図1において、符号1は、空気供給具付き防護具であって、人体に着用することによって、例えば岩石などの落下物による、衝撃等の外力から、人体の背部、または、前記人体の背部およびその他の部位を防護する、背負い式の防護具(プロテクター)2と、人体の口に呼吸用空気を供給する空気供給具3とからなる。
【0038】防護具2は、人体の背部、および、両肩部、首すじ部等その他の部位を防護するために、防護材が備え付けられている防護具本体4と、バックル付きショルダーベルト5とを備えている。防護具本体4は、人体の背部(図示実施の形態においては、背中、腰を含むが、背中だけでもよい)を被う背部保護部4aと、人体の両肩部を被う肩部保護部4b、4bと、首後部を被う首後部保護部4cを有する。そして、防護具本体4は、背部保護部4a、肩部保護部4b、4bの内側に突出するようにして、防護材としての、例えば略円形棒形状のクッション材S、Sが詰められた、詰め部6、6が上下に並ぶようにして複数形成されており、また、首後部保護部4cについては、その外側に突出するようにして、前記詰め部6、6が、上下に並ぶようにして複数形成されている。なお、背部保護部4aの外側には、シート状の光反射体H、Hと、名札などを入れるための透明な表面部を備えた袋部Nとが、取り付けられている。
【0039】また、防護具本体4には、その背部保護部4aの内側に、空気供給具3を、着脱可能に取り付けるための、空気供給具取付手段7が設けられている。この空気供給具取付手段7は、空気供給具3の後述する供給具本体3aを、着脱可能に取り付けるための、供給具本体取付手段8と、供給具本体3aから延びる空気供給パイプ3bを、着脱可能に取り付けるための、供給パイプ取付手段9とからなる。供給具本体取付手段8は、上方に開口し、かつ、下部が空気通孔を備えた生地、例えば、メッシュ地Qからなって、供給具本体3aが入れられるようになっている袋8aと、その袋8aの上部に設けられた、前記供給具本体3aを前記袋8aから抜け脱しないように止める、抜け止めバンド8bとからなる。この抜け止めバンド8bは、例えば、面ファスナーM等の固定手段によって、袋8aに着脱可能に取り付けられるようになっている。供給パイプ取付手段9は、面ファスナーM1等の固定手段によって、着脱可能に開閉する、供給パイプ保持バンド9aからなる。
【0040】また、防護具本体4は、その背部保護部4aの下部内側に、前記供給具本体3aを収めることが可能なように凹む、供給具本体収納部10を備え、この供給具本体収納部10は、詰め部6、6の間に形成された供給具本体収納用の凹みからなっている。そして、この供給具本体収納部10に収まるように、前記供給具本体取付手段8が設けられている。また、防護具本体4は、その内側、すなわち、その背部保護部4aの内側に、前記空気供給パイプ3bを通すことが可能なように凹む、供給パイプ通路部11を備え、この供給パイプ通路部11は、詰め部6、6の間に形成された供給パイプ収納用の凹みからなっている。この供給パイプ通路部11は、人体の背部の上下方向に沿って形成(図示実施の形態においては、中間付近で斜め上方に向かって曲がるように形成)されているとともに、前記供給具本体収納部10に連通するように形成されている。そして、この供給パイプ通路部11には、単数もしくは複数の前記供給パイプ取付手段9が設けられている。
【0041】空気供給具3は、例えば、充電可能な、防塵フィルター(図示なし)付きの供給具本体(例えば、粉塵等を除去した清浄空気を強制送風する、電動ファン付き呼吸用保護具本体)3aと、先端にマスク3cを有する空気供給パイプ3bとを備えている。そして、供給具本体3aは、背部保護部4aの内側で、詰め部6、6の間に形成された供給具本体収納用の凹みからなる供給具本体収納部10に収められるとともに、供給具本体取付手段8としての袋8aに入れられることにより、防護具2の内側に、すなわち、防護具本体4の背部保護部4aの内側に、着脱可能に取り付けられる。なお、図示実施の形態においては、空気供給具3の供給具本体3aは、その下部から空気を取り入れるような仕様になっているが、袋8aの下部がメッシュ地Qになっているので、袋8aに入れた後でも、空気を容易に取り入れることができるようになっている。また、空気供給パイプ3bは、背部保護部4aの内側で、詰め部6、6の間に形成された供給パイプ収納用の凹みからなる供給パイプ通路部11に通されるとともに、供給パイプ取付手段9としての供給パイプ保持バンド9aによって、防護具2の内側、すなわち、防護具本体4の背部保護部4aの内側に、着脱可能に取り付けられる。
【0042】この第一の実施の形態に示す防護具2および空気供給具付き防護具1によれば、空気供給具3を、空気供給具取付手段7によって、防護具2に取り付けておくことで、人体に防護具2を着用することにより、防護具2の着用と共に、空気供給具3を人体の背部側に装着することができる。そして、防護具2を脱ぐことにより、防護具2と共に空気供給具3を人体から外すことができる。よって、空気供給具3の装着あるいはその取り外しを容易に行うことができる。また、空気供給具3は、防護具2に着脱可能に取り付けられるので、空気供給具3を防護具2から取り外して清掃したり、空気供給具3(あるいは空気供給具3のバッテリー)を交換したりすることができる。
【0043】また、空気供給具3の供給具本体3aを、防護具本体4の背部保護部4aの内側で、供給具本体収納用の凹みからなる供給具本体収納部10に収めることにより、防護具本体4で被うことができるとともにその防護具本体4から突出する詰め部6、6によって囲うことができるので(図示実施の形態においては、供給具本体3aは、上下左右の四方が詰め部6、6によって囲われているが、必ずしも四方全てが詰め部6、6によって囲われる必要はない。)、供給具本体3aを、確実に保護することができる。よって、供給具本体3aの損傷を防止することができる。
【0044】さらに、空気供給具3の空気供給パイプ3bを、防護具本体4の背部保護部4aの内側で、供給パイプ収納用の凹みからなる供給パイプ通路部11に通すことにより、防護具本体4で被うことができるとともにその防護具本体4から突出する詰め部6、6によって囲うことができるので、空気供給パイプ3bを、確実に保護することができる。よって、空気供給パイプ3bの破損を防止することができる。また、作業中に、空気供給パイプ3bが、物に容易に引っ掛かるようなこともなくなる。
【0045】また、供給具本体3aを供給具本体取付手段8としての袋8aに入れることで、供給具本体3aを防護具2に、簡単に取り付けることができる。しかも、空気供給パイプ3bを供給具本体保持バンド9aによって、防護具2に、簡単に取り付けることができる。
【0046】なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、空気供給具付き防護具1の、空気供給具取付手段7は、図5ないし図7に示す第二の実施の形態の空気供給具付き防護具1に設けられているような空気供給具取付手段7であってもよい。すなわち、この第二の実施の形態の、空気供給具取付手段7は、供給具本体取付手段12と、第一の実施の形態と同じ構成の、供給パイプ取付手段9とからなる。そして、供給具本体取付手段12は、供給具本体3aの左右方向に重なるように渡されて、供給具本体3aを保持する、複数の分割バンド片からなる第一供給具本体保持バンド12aと、供給具本体3aの上下方向に重なるように渡されて、供給具本体3aを保持する、複数の分割バンド片からなる第二供給具本体保持バンド12bとからなる。第一供給具本体保持バンド12aは、面ファスナーM2等の固定手段によって、重なり状態を維持して締め付けたり、その締め付けを解除したりするようになっている。また、第二供給具本体保持バンド12bは、面ファスナーM3等の固定手段によって、重なり状態を維持して締め付けたり、その締め付けを解除したりするようになっており、重ね合わした際に、上側に位置する側、すなわち、人体と接触する側に、供給具本体3aよりもやや小さく形成されたクッション部12cを備えている(下側に位置するバンドについては、供給具本体3aの下部を支えるので、供給具本体3aの空気の取り入れに支障がないように、メッシュ地で形成されるのが好ましい。)。そして、第一供給具本体保持バンド12aで、供給具本体3aを保持してから、第二供給具本体保持バンド12bで供給具本体3aをさらに保持することにより、供給具本体3aは、防護具2の内側に、つまり、防護具本体4の背部保護部4aの内側に、着脱可能に取り付けられる。このとき、供給具本体3aは、その人体を向く面側が、クッション部12cによって被われるので、防護具2を着用しても、供給具本体3aが人体に直接接触しないようになる。また、供給具本体取付手段8、12は、以上の実施の形態に示される以外の他の構成からなる供給具本体取付手段であってよいことは、勿論である。
【0047】また、第一の実施の形態および第二の実施の形態においては、供給パイプ取付手段9は、供給パイプ保持バンド9aからなるが、例えば、空気供給パイプ3bを縛って、防護具2に着脱可能に取り付けるような紐であってよく、これらに限定されない。また、空気供給具取付手段7は、供給パイプ取付手段9を備えない、供給具本体取付手段8だけを有するものであってもよい。
【0048】また、防護具本体4は、袖を備えないような、少なくとも、背部保護部4aと、人体の腹部(脇腹を含む)を被う腹部保護部とを有するような、チョッキ形状のものであってよく、空気供給具取付手段7を、その腹部保護部の内側に設けてもよい。これによって、空気供給具3は、腹部保護部の内側に、着脱可能に取り付けられる。この腹部保護部においても、既述した、供給具本体3aを収めることが可能なように凹む供給具本体収納部10、および、空気供給パイプ3bを通すことが可能なように凹む供給パイプ通路部11が設けられるのが好ましい。そして、同様に、前記供給具本体収納部10は、詰め部6、6の間に形成された供給具本体収納用の凹みからなり、また、供給パイプ通路部11は、詰め部6、6の間に形成された供給パイプ収納用の凹みからなるのが望ましい。なお、空気供給具取付手段7は、背部保護部4aや腹部保護部に設けられるのが好ましいが、防護具本体4の、これら以外の部分に設けられていてもよく、また、防護具本体4の内側ではなく、外側に設けてもよい。
【0049】また、本発明は、図8および図11に示す第三の実施の形態のような態様であってよい。図中符号14は、空気供給具付き防護体であって、空気供給具3が取り付けられたチョッキ15と、防護具16とからなる。チョッキ15は、例えば、一般に反射チョッキと称される、工事現場等で、人体に着用するチョッキである。また、防護具16は、前記チョッキ15の上に重ね着することが可能な、人体の背部、および、両肩部、首すじ部等その他の部位を衝撃等の外力から防護する、背負い式の防護具である。
【0050】チョッキ15は、メッシュが主体的に使用されているチョッキ本体17を備え、そのチョッキ本体17は、人体の背部を被う背部被い部17aと、人体の腹部を被う腹部被い部17bとを有する(図示実施の形態においては、背部保護部4aおよび腹部被い部17bの外側には、シート状の光反射体H、Hが、取り付けられている)。
【0051】そして、この背部被い部17aの外側には、空気供給具3を、着脱可能に取り付けるための、空気供給具取付手段7が設けられている。この空気供給具取付手段7は、供給具本体(例えば、粉塵等を除去した清浄空気を強制送風する、電動ファン付き呼吸用保護具本体)3aを、着脱可能に取り付けるための、供給具本体取付手段18と、空気供給パイプ3bを、着脱可能に取り付けるための、供給パイプ取付手段19とからなる。供給具本体取付手段18は、上方に開口するように形成された、供給具本体3aが入れられる、空気通孔を備えた生地、例えば、メッシュ地を用いた袋18aからなる。供給パイプ取付手段19は、空気供給パイプ3bを保持すべく、その空気供給パイプ3bが通される、前記人体の背部の上下方向に沿って延設された、例えば、メッシュ地を用いた供給パイプ保持体19aからなる。この供給パイプ保持体19aは、面ファスナーM4等の固定手段によって、上下端部が開口する細長の袋体を形成したり、あるいは、その袋体の形成を、左右方向に開くことにより、解除したりするようになっている。
【0052】防護具16は、第一の実施の形態の防護具2とほぼ同じ構成からなり、第一の実施の形態の防護具2と異なる点は、空気供給具取付手段7が、背部保護部4aの内側に設けられていない点である。この防護具16の防護具本体4は、その背部保護部4aの下部内側に、供給具本体取付手段18によってチョッキ本体17に取り付けられた供給具本体3aを収めることが可能なように凹む、供給具本体収納部10を備え、この供給具本体収納部10は、詰め部6、6の間に形成された供給具本体収納用の凹みからなっている。また、防護具本体4は、その内側に、供給パイプ取付手段19によって前記チョッキ本体に取り付けられる空気供給パイプ3bを通すことが可能なように凹む、供給パイプ通路部11を備え、この供給パイプ通路部11は、詰め部6、6の間に形成された供給パイプ収納用の凹みからなっている。
【0053】そして、供給具本体3aは、供給具本体取付手段8としての袋8aに入れられることにより、チョッキ15、すなわち、チョッキ本体17の背部被い部17aに、着脱可能に取り付けられ、また、空気供給パイプ3bは、供給パイプ取付手段19としての供給パイプ保持体19aによって、チョッキ15、すなわち、チョッキ本体17の背部被い部17aに接するようにして、着脱可能に取り付けられる。よって、空気供給パイプ3bが、物に引っ掛かりにくくなる。
【0054】この第三の実施の形態に示す空気供給具付き防護体14によれば、空気供給具3を、空気供給具取付手段7によって、チョッキ15に取り付けておくことで、人体にチョッキ15を着用することにより、チョッキ15の着用と共に、空気供給具3を人体の背部側に装着することができ、しかも、その上から防護具16を、着用することができる。そして、防護具16を脱いだ後に、チョッキ15を脱ぐことにより、チョッキ15と共に空気供給具3を人体から外すことができる。よって、空気供給具3の装着あるいはその取り外しを、容易に行うことができる。
【0055】チョッキ15に取り付けられた供給具本体3aを、防護具本体4の背部保護部4aの内側で、供給具本体収納用の凹みからなる供給具本体収納部10に収めることにより、防護具本体4で被うことができるとともにその防護具本体4から突出する詰め部6、6によって囲うことができるので(図示実施の形態においては、供給具本体3aは、上下左右の四方が詰め部6、6によって囲われているが、必ずしも四方全てが詰め部6、6によって囲われる必要はない。)、供給具本体3aを、確実に保護することができる。しかも、チョッキ15に取り付けられた空気供給パイプ3bを、防護具本体4の背部保護部4aの内側で、供給パイプ収納用の凹みからなる供給パイプ通路部11に通すことにより、防護具本体4で被うことができるとともにその防護具本体4から突出する詰め部6、6によって囲うことができるので、空気供給パイプ3bを、確実に保護することができる。よって、供給具本体3aおよび空気供給パイプ3bの損傷を防止することができる。また、作業中に、空気供給パイプ3bが、物に容易に引っ掛かるようなことも、一層なくなる。
【0056】なお、第三の実施の形態の、空気供給具取付手段7の供給具本体取付手段18は、第一の実施の形態の、供給具本体取付手段8と同じ構成であってもよく、また、第二の実施の形態の、供給具本体取付手段12と同じ構成であってもよく、これらに限定されない。また、第三の実施の形態の、供給パイプ取付手段19も、第一および第二の実施の形態の、供給パイプ取付手段9と同じ構成であってもよく、これらに限定されない。なお、この第三の実施の形態においても、空気供給具取付手段7は、供給パイプ取付手段9を備えない、供給具本体取付手段8だけを有するものであってもよい。
【0057】また、第三の実施の形態においても、空気供給具取付手段7を、チョッキ本体17の腹部被い部17bの外側に設けてもよい。これによって、空気供給具3は、腹部被い部17bの外側に、着脱可能に取り付けられる。また、防護具16の防護具本体4は、袖を備えないような、少なくとも、背部保護部4aと、人体の腹部(脇腹を含む)を被う腹部保護部とを有するような、チョッキ形状のものであってもよい。この腹部保護部においても、その内側に、既述した、供給具本体3aを収めることが可能なように凹む供給具本体収納部10、および、空気供給パイプ3bを通すことが可能なように凹む供給パイプ通路部11が設けられるのが好ましい。そして、同様に、前記供給具本体収納部10は、詰め部6、6の間に形成された供給具本体収納用の凹みからなり、また、供給パイプ通路部11は、詰め部6、6の間に形成された供給パイプ収納用の凹みからなるのが望ましい。
【0058】また、本発明は、次のような態様であってもよい。図12ないし図16は、本発明に係る空気供給具付き防護具の第四の実施の形態を示す。図中符号1は、空気供給具付き防護具であって、人体に着用することによって、例えば岩石などの落下物による、衝撃等の外力から、人体の背部、または、前記人体の背部およびその他の部位を防護する、背負い式の防護具(プロテクター)2と、人体の口に呼吸用空気を供給する空気供給具3とからなる。
【0059】防護具2は、人体の背部、および、両肩部、首すじ部等その他の部位を防護するために、防護材が備え付けられている防護具本体4と、バックル付きショルダーベルト5とを備えている。防護具本体4は、人体の背部(図示実施の形態においては、背中、腰を含むが、背中だけでもよい)を被う背部保護部4aと、人体の両肩部を被う肩部保護部4b、4bと、首後部を被う首後部保護部4cを有する。そして、防護具本体4は、背部保護部4a、肩部保護部4b、4bの内側に突出するようにして、防護材としての、例えば略円形棒形状のクッション材S、Sが詰められた、詰め部6、6が上下に並ぶようにして複数形成されており、また、首後部保護部4cについては、その外側に突出するようにして、前記詰め部6、6が、上下に並ぶようにして複数形成されている。なお、背部保護部4aの外側には、シート状の光反射体H、Hと、名札などを入れるための透明な表面部を備えた袋部Nとが、取り付けられている。
【0060】また、防護具本体4には、空気供給具3を、着脱可能に取り付けるための、空気供給具取付手段7が設けられている。この空気供給具取付手段7は、前記背部保護部4aの一方の側方(図示実施の形態においては、正面向かって右側)に設けられた、空気供給具3の供給具本体3aを着脱可能に取り付けるための、供給具本体取付手段20と、背部保護部4aの内側に設けられた、供給具本体3aから延びる空気供給パイプ3bを着脱可能に取り付けるための、供給パイプ取付手段9とからなる。
【0061】供給具本体取付手段20は、ジッパーM5等の第一取付手段によって、背部保護部4aの一方の側端部に着脱可能に取り付けられた、上方に開口する、上部が先細り状の袋20aと、この袋20aを、バックル付きショルダーベルト5に、着脱可能に取り付け固定するための第二取付手段としての固定バンド20bとからなる。袋20aは、下部に、複数(図示実施の形態においては三つ)の空気通孔Q1、Q1が設けられており、また、この袋20aには、ジッパーM6等の開閉手段が設けられている。そして、このジッパーM6によって、袋20aの上方の開口を広げるようにして左右方向に開くことにより、袋20aには、供給具本体3aと、空気供給パイプ3bの基端側の一部が、入れられるようになっている。また、袋20aには、供給具本体3aが備える電源スイッチのつまみTを通すための、通し孔20cが形成されてる。なお、袋20a下部も、第一の実施の形態と同様に、空気通孔を備えた生地、例えば、メッシュ地になっていてもよい。そして、取付バンド20bは、面ファスナーM7等の固定手段によって、袋20aをショルダーベルト5に、着脱可能に取り付け固定するようになっている。
【0062】供給パイプ取付手段9は、面ファスナーM1等の固定手段によって、着脱可能に開閉する、供給パイプ保持バンド9aからなる。
【0063】また、防護具本体4は、その内側、すなわち、その背部保護部4aの内側上部に、前記空気供給パイプ3bを通すことが可能なように凹む、供給パイプ通路部11を備え、この供給パイプ通路部11は、詰め部6、6の間に形成された供給パイプ収納用の凹みからなっている。この供給パイプ通路部11は、背部保護部4aの一方側(正面向かって右側)で、斜め上方に延びるように形成されている。そして、この供給パイプ通路部11には、単数もしくは複数の前記供給パイプ取付手段9が設けられている。
【0064】空気供給具3は、例えば、充電可能な、防塵フィルター(図示なし)付きの供給具本体(例えば、粉塵等を除去した清浄空気を強制送風する、電動ファン付き呼吸用保護具本体)3aと、先端にマスク3cを有する空気供給パイプ3bとを備えている。そして、供給具本体3aは、背部保護部4aの一方の側方に設けられた、供給具本体取付手段20としての袋20aに入れられ、また、供給具本体3aの前記つまみTは、前記袋20aの通し孔20cに通されて、袋20a外に突き出て、袋20aの外から操作可能になっている。そして、バックル付きショルダーベルト5に、供給具本体取付手段20としての取付バンド20bを取り付けることにより、前記袋20aは、ショルダーベルト5に、着脱可能に取り付け固定される(図16参照)。よって、供給具本体3aは、防護具2の側方に、すなわち、防護具本体4の、背部保護部4aの一方の側方に、着脱可能に取り付けられる。なお、図示実施の形態においては、空気供給具3の供給具本体3aは、その下部から空気を取り入れるような仕様になっているが、袋8aの下部に空気通孔Q1、Q1が設けられているので、袋8aに入れた後でも、空気を容易に取り入れることができるようになっている。また、空気供給パイプ3bは、背部保護部4aの内側で、詰め部6、6の間に形成された供給パイプ収納用の凹みからなる供給パイプ通路部11に通されるとともに、供給パイプ取付手段9としての供給パイプ保持バンド9aによって、防護具2の内側、すなわち、防護具本体4の背部保護部4aの内側上部に、着脱可能に取り付けられる。
【0065】この第四の実施の形態に示す防護具2および空気供給具付き防護具1によれば、空気供給具3を、空気供給具取付手段7によって、防護具2に取り付けておくことで、人体に防護具2を着用することにより、防護具2の着用と共に、空気供給具3の供給具本体3aを人体の脇腹側に装着配備することができ、また、空気供給具3の空気供給パイプ3bを人体の背部に、特に背部の上部に装着配備することができる(図16参照)。よって、空気供給具付き防護具1を着用したままで、例えば、作業車の運転席に座ったとしても、前記供給具本体3aが、運転席の背もたれ部と、人体との間に挟まらないので、人体に不快感を与えない。また、防護具2を脱ぐことにより、防護具2と共に空気供給具3、すなわち、供給具本体3aおよび空気供給パイプ3bを、人体から外すことができる。よって、空気供給具3の装着あるいはその取り外しを容易に行うことができる。また、空気供給具3は、防護具2に着脱可能に取り付けられるので、空気供給具3を防護具2から取り外して清掃したり、空気供給具3(あるいは空気供給具3のバッテリー)を交換したりすることができる。
【0066】また、供給具本体3aを供給具本体取付手段8としての袋8aに入れることで、供給具本体3aを防護具2の側方に、簡単に取り付けることができる。よって、供給具本体3aのつまみTの操作が容易となる。しかも、空気供給パイプ3bを供給具本体保持バンド9aによって、防護具2に、簡単に取り付けることができる。
【0067】また、供給具本体3aを、袋20aに入れた後でも、通し孔20cからつまみTが袋20a外に突き出て操作可能になっているので、袋20aの外から電源操作を容易に行うことができる。また、空気供給具3を使用しないときは、袋20aとともに供給具本体3aを、背部保護部4aの側端部から外すことができ、しかも、袋20aが破れた場合には、その袋20aのみを交換することができる。また、袋20aは、取付バンド20bによって、バックル付きショルダーベルト5に、取り付け固定されるので、供給具本体3aを、防護具2に安定した状態で取り付けることができる。
【0068】さらに、空気供給具3の空気供給パイプ3bを、防護具本体4の背部保護部4aの内側で、供給パイプ収納用の凹みからなる供給パイプ通路部11に通すことにより、防護具本体4で被うことができるとともにその防護具本体4から突出する詰め部6、6によって囲うことができるので、空気供給パイプ3bを、確実に保護することができる。よって、空気供給パイプ3bの破損を防止することができる。また、作業中に、空気供給パイプ3bが、物に容易に引っ掛かるようなこともなくなる。
【0069】また、この第四の実施の形態において、背部保護部4aの他方の側端部にも、ジッパーM5等の取付手段を設けることにより、供給具本体取付手段20としての袋20aを、背部保護部4aの他方の側端部にも、選択的に取り付くようにしてもよい。この場合、供給パイプ取付手段9および供給パイプ通路部11を、背部保護部4aの他方側にも設けるとよい。また、供給具本体取付手段20としての袋20aは、背部保護部4aの側端部に取り外し不能に固定された袋であってもよく、また、供給具本体取付手段20は、袋20aを、バックル付きショルダーベルト5に、着脱可能に取り付け固定するための固定バンド20bを備えないような、供給具本体取付手段であってもよい。なお、この第四の実施の形態においても、空気供給具取付手段7は、供給パイプ取付手段9を備えない、供給具本体取付手段20だけを有するものであってもよい。
【0070】また、第一ないし第三の実施の形態においては、供給具本体収納部10は、防護材としてのクッション材Sが詰められた詰め部6、6の間に形成された、供給具本体収納用の凹みからなり、また、第一ないし第四の実施の形態においては、供給パイプ通路部11は、前記詰め部6、6の間に形成された、供給パイプ収納用の凹みからなるが、これら供給具本体収納部10および供給パイプ通路部11は、例えば、背部保護部4aに直接凹むように形成された、凹みからなってよく、これらに限定されない。また、防護具本体4は、それら供給具本体収納部10および供給パイプ通路部11のどちらか一方だけを備えるような防護具本体であってもよく、それら両方を備えないような防護具本体であってもよい。
【0071】また、本発明は、例えば、第三の実施の形態のチョッキ15と、そのチョッキ15に、空気供給具取付手段7によって取り付けられた空気供給具3とを備える空気供給具付きチョッキであってよい。これによれば、空気供給具3を、空気供給具取付手段7によってチョッキ15に取り付けておくことで、人体にチョッキ15を着用することにより、チョッキ15の着用と共に、空気供給具3を人体に装着することができる。そして、チョッキ15を脱ぐことにより、チョッキ15と共に空気供給具3を人体から外すことができる。
【0072】
【発明の効果】請求項1に記載された防護具によれば、人体に防護具を着用することにより、防護具の着用と共に、空気供給具を人体に装着することができる。そして、防護具を脱ぐことにより、防護具と共に空気供給具を人体から外すことができる。よって、空気供給具の装着あるいはその取り外しを容易に行うことができる。また、空気供給具を防護具から取り外して清掃したり、空気供給具を交換したりすることができる。
【0073】また、請求項2に記載された防護具によれば、加えて、防護具を着用することにより、空気供給具を人体の背部側に装着することができる。
【0074】また、請求項3に記載された防護具によれば、加えて、防護具を着用することにより、空気供給具を人体の腹部側(脇腹部側も含む)に装着することができる。
【0075】また、請求項4に記載された防護具によれば、加えて、空気供給具の供給具本体を、供給具本体取付手段によって、防護具に、着脱可能に取り付けることができる。
【0076】また、請求項5に記載された防護具によれば、加えて、供給具本体を、防護具本体の内側で、供給具本体収納部に収めて、防護具本体によって保護することができる。よって、供給具本体の損傷を防止することができる。
【0077】また、請求項6に記載された防護具によれば、加えて、供給具本体を、供給具本体収納用の凹みに収めることにより、防護具本体で被うことができるとともにその防護具本体から突出する詰め部によって囲うことができるので、供給具本体を、確実に保護することができる。
【0078】また、請求項7に記載された防護具によれば、加えて、供給具本体を袋に入れることで、供給具本体を防護具に、簡単に取り付けることができる。
【0079】また、請求項8に記載された防護具によれば、加えて、供給具本体を、供給具本体保持バンドにより、防護具に、簡単に取り付けることができる。
【0080】また、請求項9に記載された防護具によれば、加えて、空気供給具の供給具本体を、防護具の側方に、着脱可能に取り付けることができるので、供給具本体の操作を容易に行うことができる。しかも、空気供給具付き防護具を着用したままで、例えば、作業車の運転席に座ったとしても、供給具本体が、運転席の背もたれ部と、人体との間に挟まらないので、人体に不快感を与えることもない。
【0081】また、請求項10に記載された防護具によれば、加えて、供給具本体を袋に入れることで、供給具本体を防護具に、簡単に取り付けることができ、しかも、空気供給具を使用しないときは、袋とともに供給具本体を、背部保護部の側端部から外すことができる。また、袋が破損した場合には、その袋だけを交換することができる。
【0082】また、請求項11に記載された防護具によれば、加えて、空気供給具の供給具本体を、供給具本体取付手段によって、防護具に、着脱可能に取り付けることができ、しかも、空気供給具の空気供給パイプを、供給パイプ取付手段によって、防護具に、着脱可能に取り付けることができる。よって、空気供給具の装着あるいはその取り外しをさらに容易に行うことができるようになる。
【0083】また、請求項12に記載された防護具によれば、加えて、空気供給パイプを、防護具本体の内側で、供給パイプ通路部に通して、防護具本体によって保護することができる。よって、空気供給パイプの損傷を防止することができる。
【0084】また、請求項13および14に記載された防護具によれば、空気供給パイプを、供給パイプ収納用の凹みに通すことにより、防護具本体で被うことができるとともにその防護具本体から突出する詰め部によって囲うことができるので、空気供給パイプを、確実に保護することができる。よって、空気供給パイプの破損を防止することができる。また、作業中に、空気供給パイプが、物に容易に引っ掛かるようなこともなくなる。
【0085】また、請求項15に記載された防護具によれば、加えて、空気供給パイプを、供給パイプ保持バンドにより、防護具に取り付けることができる。
【0086】また、請求項16に記載された防護具によれば、加えて、空気供給具を、空気供給具取付手段によって、背部保護部の内側に取り付けることにより、空気供給具を防護具本体で被って保護することができる。
【0087】また、請求項17に記載された空気供給具付き防護具によれば、空気供給具は、空気供給具取付手段によって防護具に取り付けられているので、防護具の人体への着用と共に、空気供給具を人体に装着することができる。そして、防護具を脱ぐことにより、防護具と共に空気供給具を人体から外すことができる。よって、空気供給具の装着あるいはその取り外しを容易に行うことができる。
【0088】また、請求項18に記載されたチョッキによれば、人体にチョッキを着用することにより、チョッキの着用と共に、空気供給具を人体に装着することができる。そして、チョッキを脱ぐことにより、チョッキと共に空気供給具を人体から外すことができる。よって、空気供給具の装着あるいはその取り外しを容易に行うことができる。また、空気供給具をチョッキから取り外して清掃したり、空気供給具を交換したりすることができる。
【0089】また、請求項19に記載されたチョッキによれば、加えて、空気供給具を、空気供給具取付手段によって、チョッキ本体が有する背部被い部の外側に取り付けることができる。しかも、チョッキを着用することにより、空気供給具を人体の背部側に装着することができる。
【0090】また、請求項20に記載されたチョッキによれば、加えて、空気供給具を、空気供給具取付手段によって、チョッキ本体が有する腹部被い部の外側に取り付けることができる。しかも、チョッキを着用することにより、空気供給具を人体の腹部側に装着することができる。
【0091】また、請求項21に記載されたチョッキによれば、加えて、空気供給具の供給具本体を、供給具本体取付手段によって、チョッキに、着脱可能に取り付けることができる。
【0092】また、請求項22に記載されたチョッキによれば、加えて、供給具本体を袋に入れることで、供給具本体をチョッキに、簡単に取り付けることができる。
【0093】また、請求項23に記載されたチョッキによれば、加えて、空気供給具の供給具本体を、供給具本体取付手段によって、チョッキに、着脱可能に取り付けることができ、しかも、空気供給具の空気供給パイプを、供給パイプ取付手段によって、チョッキに、着脱可能に取り付けることができる。よって、空気供給具の装着あるいはその取り外しをさらに容易に行うことができるようになる。
【0094】また、請求項24に記載されたチョッキによれば、加えて、空気供給パイプを、人体の背部の上下方向に沿って延設された、供給パイプ保持体に通して保持することにより、チョッキに接するようにして、簡単に取り付けることができる。よって、作業中に、空気供給パイプが、物に容易に引っ掛かることがなくなる。
【0095】また、請求項25に記載された空気供給具付きチョッキによれば、チョッキの人体への着用と共に、空気供給具を人体に装着することができる。そして、チョッキを脱ぐことにより、チョッキと共に空気供給具を人体から外すことができる。よって、空気供給具の装着あるいはその取り外しを容易に行うことができる。
【0096】また、請求項26に記載された防護具によれば、チョッキに取り付けられた供給具本体を、防護具本体の内側で、供給具本体収納部に収めて、防護具本体によって保護することができる。よって、供給具本体の損傷を防止することができる。
【0097】また、請求項27に記載された防護具によれば、加えて、チョッキに取り付けられた供給具本体を、防護具本体の供給具本体収納用の凹みに収めることにより、防護具本体で被うことができるとともにその防護具本体から突出する詰め部によって囲うことができるので、供給具本体を、確実に保護することができる。
【0098】また、請求項28に記載された防護具によれば、チョッキに取り付けられた供給具本体および空気供給パイプを、防護具本体の内側で、その防護具本体によって保護することができる。よって、供給具本体および空気供給パイプの損傷を防止することができる。
【0099】また、請求項29に記載された防護具によれば、加えて、チョッキに取り付けられた供給具本体を、防護具本体の供給具本体収納用の凹みに収めることにより、防護具本体で被うことができるとともにその防護具本体から突出する詰め部によって囲うことができるので、供給具本体を、確実に保護することができる。しかも、チョッキに取り付けられた空気供給パイプを、防護具本体の供給パイプ収納用の凹みに通すことにより、防護具本体で被うことができるとともにその防護具本体から突出する詰め部によって囲うことができる。よって、空気供給パイプの破損を防止することができる。また、作業中に、空気供給パイプが、物に容易に引っ掛かるようなことも、一層なくなる。
【00100】また、請求項30に記載された空気供給具付き防護体によれば、空気供給具は、空気供給具取付手段によってチョッキに取り付けられているので、チョッキの人体への着用と共に、空気供給具を人体に装着することができ、しかも、その上から防護具を着用することができる。そして、防護具を脱いだ後に、チョッキを脱ぐことにより、チョッキと共に空気供給具を人体から外すことができる。よって、空気供給具の装着あるいはその取り外しを容易に行うことができる。
【出願人】 【識別番号】591145737
【氏名又は名称】エスビー工業株式会社
【識別番号】302031133
【氏名又は名称】エスビー企画有限会社
【識別番号】000201478
【氏名又は名称】前田建設工業株式会社
【識別番号】503150608
【氏名又は名称】株式会社佐藤工務店
【出願日】 平成14年5月29日(2002.5.29)
【代理人】 【識別番号】100079968
【弁理士】
【氏名又は名称】廣瀬 光司
【公開番号】 特開2003−342809(P2003−342809A)
【公開日】 平成15年12月3日(2003.12.3)
【出願番号】 特願2002−155621(P2002−155621)