| 【発明の名称】 |
半身浴用ケープ |
| 【発明者】 |
【氏名】酒井 律子 【住所又は居所】神奈川県横浜市神奈川区三ツ沢下町21−10−506 有限会社酒井内
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| 【要約】 |
【課題】半身浴を行なう際、上半身に簡単に装着でき、お湯につからない上半身の保熱を促進させて、半身浴の効率を高めるために使用する半身浴用ケープを提供する。
【解決手段】肌触りの優れたタオル地シートを素材として、半身浴を行なう際、お湯から上の上半身部分を覆い、上半身の保熱を促す半身浴用ケープ10を提供する。この半身浴用ケープ10は、肩口から背中上半部及び胸部にかけて覆った後、首回り部15で留め具、例えば面ファスナー20,21、あるいはボタン留め、結び紐等を使用することで、半身浴用ケープ10を簡単に上半身に装着固定できる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 肌触りの優れたタオル地シートを素材として、肩部から背中の上半部分をカバーする後身頃(11)と、肩部から胸部をカバーする左右前身頃(12,13)とから構成され、半身浴時、首回り部(15)を留め具により固定することで上半身に装着し、上半身の保熱を促すことを特徴とする半身浴用ケープ。 【請求項2】 前記留め具は、左右前身頃のラップ部分に設けられた面ファスナー(20,21)であることを特徴とする請求項1に記載の半身浴用ケープ。 【請求項3】 前記半身浴用ケープには、浴室内のフックに係止できるハンガー用ループ(22)が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の半身浴用ケープ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、家庭で簡単に実施できる健康法の一つである半身浴に好適な半身浴用ケープに関する。 【0002】 【従来の技術】近年の健康ブームの中で、各種健康法が推奨かつ実施されている。このうち、身近な健康法として、入浴健康法がある。この入浴健康法は、血行を良くし、発汗作用を促し、老廃物を外部に排出することで、新陳代謝を高めることができるなどの効用があることはよく知られている。 【0003】ところで、入浴健康法には、全身をお湯の中につける全身浴と、鳩尾から下だけをお湯につける半身浴とがあり、特に、ここ2、3年の間、身体に優しい入浴方法として、半身浴が注目を浴びるようになってきている。 【0004】この理由としては、全身浴では、全身をお湯につけた場合、浴槽内で体が受ける水圧が非常に大きく、例えば、一般的な浴槽内で身体全体が受ける水圧は実に1tと言われている。従って、全身浴では、肺や心臓の負担が増え、疲労感を生むとともに、血液の粘性が上がり、血圧が上昇し、特に高血圧や心臓疾患を持病に持つ人は、長時間湯につかっていることができず、身体の芯から温めるという効用は期待できなかった。 【0005】この点、鳩尾から下だけお湯につける半身浴では、38〜40℃の温めのお湯に20〜40分という長時間つかるというものであり、1t近い水圧から上半身を開放し、むくみがちな足を重点的にほぐすことにより、血行を良くし、疲れが有効にとれることから、一般の人は勿論、冷え性がちな女性や、高血圧、あるいは心臓疾患の患者などにも好適な健康法として脚光を浴びている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】このように、半身浴は、家庭で簡単に行なえ、一般の人は勿論、特に、冷え性がちな女性や、高血圧、心臓疾患の患者に有用な健康法ではあるものの、上述したように、半身浴では、38〜40℃程度の温めのお湯に20〜40分位、鳩尾から下部分をつけるというものであり、どうしても長時間入浴することが必要となる。しかし、長時間半身浴を行なった場合、上半身と下半身の温度差により、上半身が寒く感じがちになり、特に、冬の間はどうしてもこの傾向が強いことから、浴槽のお湯を肩からかけたり、シャワーをかけるなど、上半身の体温を維持するための面倒な作業が必要となる。 【0007】更に、温めのお湯に長時間、鳩尾から下だけをお湯につける半身浴は、1ヶ月、2ヶ月というように、継続して行なわなければ効用は現れにくいが、特に冬場等では、上半身が寒く感じがちとなり、目標時間、お湯につかっていることができず、途中で止めてしまうことが多く、継続して半身浴を行なう面での障害となっていた。 【0008】この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、半身浴を継続して行なう際に好適なグッズであり、半身浴の効用を高めることができる半身浴用ケープを提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本願発明は、肌触りの優れたタオル地シートを素材として、肩部から背中の上半部分をカバーする後身頃と、肩部から胸部をカバーする左右前身頃とから構成され、半身浴時、首回り部を留め具により固定することで上半身に装着し、上半身の保熱を促すことを特徴とする。 【0010】ここで、半身浴用ケープの素材としては、肌触りが良く、かつ汗を吸収し易いタオル地シートを基本的に使用するが、この他に、身体に触れる裏生地にタオル地シートを使用し、表生地にガーゼ等の布体シートを使用した二重構造を採用して、耐久性を高めるようにしても良い。また、ガーゼの中に各種芳香剤やマイナスイオン発生物質等を含侵、あるいは埋め込んで、入浴時の快適性を高めることもできる。 【0011】従って、半身浴を行なう際、半身浴用ケープを上半身にまとえば、入浴時、お湯につかっていない上半身から熱が外部に逃げることがなく、発汗作用を促し、老廃物の排出など、新陳代謝を高めることができる。 【0012】また、半身浴用ケープで肩部から背中上半部分、及び肩部から胸部を覆い、上半身を半身浴用ケープで包み込むため、長時間浴槽内につかっていても、上半身が寒く感じることがないことから、浴槽のお湯を肩からかけたり、シャワーをかけて上半身の体温調整をする手間が不要となる。 【0013】更に、本願発明に係る半身浴用ケープの実施の態様においては、ケープを入浴者の首回りで留める際、この留め具としては、面ファスナー、ボタン、結び紐等、種々のものが考えられるが、操作性を考慮すれば、面ファスナーが好ましい。従って、入浴者は肩から半身浴用ケープをかけて、背中の上半部や胸部等を覆い、首回りで留め具により簡単に固定することができ、簡単に半身浴用ケープを装着できる。 【0014】また、本願発明に係る半身浴用ケープの一実施態様としては、浴室内のフック等に係止できるようなハンガー用ループが設けられている。従って、風呂場のフックにハンガー用ループを引っ掛けることで半身浴用ケープを浴室内に簡単に保管できる。 【0015】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る半身浴用ケープの好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。 【0016】図1は本発明に係る半身浴用ケープの一実施形態を示す展開状態の表側を示す平面図、図2は同半身浴用ケープの裏側を示す平面図、図3は同半身浴用ケープの使用状態の前部側を示す斜視図、図4は同半身浴用ケープの使用状態の後部側を示す斜視図、図5は半身浴での使用形態を示す説明図である。 【0017】図1,図2は、本発明に係る半身浴用ケープ10を展開状態にしたもので、この半身浴用ケープ10は、肌触りの良い綿100%のタオル地シートを素材として、1枚物のタオル地シートから図示する展開形状に裁断しても良いが、タオル地シートの幅寸法等の制約を考慮し、後身頃11の左右側にそれぞれ左前身頃12、右前身頃13を接ぎ目14で縫い付けて一体化して構成されている。 【0018】尚、半身浴用ケープ10の素材として、表生地(ガーゼ)と裏生地(タオル地)との二重構造を採用して耐久性を高めても良く、表生地に芳香剤やマイナスイオン発生物質等を含侵、あるいは埋設することで、入浴時の快適性を高めることもできる。従って、半身浴用ケープ10の素材は、基本的にタオル地シートを使用するものであれば、ガーゼやその他の布体シートとタオル地シートとの積層構造でも構わない。 【0019】そして、この半身浴用ケープ10は、中央の略円形の首回り部15を入浴者の首回りに装着した際、後身頃11、左右前身頃12,13の端縁部分(首回り部15の反対側)が入浴者の上半身の胸部から背中上半部分に沿ってほぼ同一の高さ位置にくるように、後身頃11、左右前身頃12,13は、それぞれ首回り部15を切欠いた扇形状に設定されている。 【0020】加えて、この半身浴用ケープ10を構成するタオル地シートの製品周縁部分は、繊維ほつれ等を防止するために、ケープ10の裏面側にその周縁部分に沿ってバイアステープ16が貼付されているが、ケープ10の製品周縁部分に沿って縁縫い加工を施すことにより、繊維ほつれを防止するようにしても良い。 【0021】更に、本発明は、半身浴を行なう際、入浴者が簡単に装着でき、かつずり落ちることがないように、この実施形態では、雄雌の面ファスナー20,21がそれぞれ左前身頃12と右前身頃13のラップ部分となる面に縫い付けられている。 【0022】また、この半身浴用ケープ10を浴室の所定位置に簡単に保管できるように、浴室内の壁面に設けたフック(図示せず)に引っ掛けるためのハンガー用ループ22が後身頃11の表面側の中央寄りに縫い付けられている。 【0023】次に、図1,図2で展開状に示した半身浴用ケープ10は、図3,図4に示すように、右前見頃13の首回り付近に縫い付けた面ファスナー(雄部)20と、左前身頃12の裏面側の首回り付近に縫い付けた面ファスナー(雌部)21とを係着することで、図示するように、スカート状に規制した立体形状を保つことができ、その際の寸法は、半身浴時、上半身、すなわち肩部から背中上半部及び胸部にかけてカバーでき、上半身の保熱を高めることができるように、高さ寸法hが30cm程度、幅寸法wが60cm程度に寸法設定がなされている。 【0024】従って、実際の半身浴に使用する形態を図5に示すが、入浴者は浴槽内に鳩尾から下だけお湯につかり、本発明に係る半身浴用ケープ10を入浴者の肩部から背中上半部及び胸部にまとい、面ファスナー20,21により、入浴者の首回りで留めることで、簡単に入浴者の上半身部分を覆うように装着することができるため、極めて使い勝手が良い。 【0025】そして、半身浴用ケープ10は、肌触りの良いタオル地シートを使用しているため、長時間身に付けていても違和感がなく、特に、半身浴用ケープ10で20〜40分半身浴を行なった場合、この半身浴用ケープ10の保熱作用により、入浴者の上半身から直接熱が逃げることがなく、発汗作用を促し、老廃物を効率的に排出でき、かつ血液の循環を良くすることで新陳代謝を高めることができ、半身浴の効用をより高めることができる。 【0026】また、本発明に係る半身浴用ケープ10を入浴者の肩部から背中上半部分及び胸部にかけて覆うことで、特に、冬の間においても入浴者は上半身に寒さを感じることがないため、浴槽内のお湯をかけたり、シャワーで上半身の温度調整をする必要がなく、入浴者の上半身に半身浴用ケープ10を装着するだけで、煩わしい体温調整の手間をかけることなく、長時間、半身浴を続行することができる。 【0027】 【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係る半身浴用ケープは、肌触りが良く、かつ保熱性を有するタオル地シート等を素材として、入浴者が鳩尾から下部分をお湯の中に付けた際、お湯につからない肩部から背中上半部分及び胸部を半身浴用ケープで覆い、上半身の放熱を抑え、発汗作用を促し、血行の循環を良くして新陳代謝を高めるというものであるから、半身浴の効用をより高めることができるという効果を有する。 【0028】更に、本発明に係る半身浴用ケープを上半身に装着すれば、長時間お湯につかっていても、適切な体温調整がなされるため、特に、冬場等、上半身が冷めて浴槽内のお湯をかけたりシャワーをかける等の面倒な体温調整が不要となり、季節や風呂場内の温度変動等に左右されることなく、半身浴健康法を長期間実施できるという効果を有する。 【0029】更に、本発明に係る半身浴用ケープは、面ファスナー、ボタン留め、結び紐等により、お湯から上の上半身部分をこの半身浴用ケープで簡単に装着固定できるため、使い勝手に優れるという効果を有する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000248657 【氏名又は名称】有限会社酒井 【住所又は居所】神奈川県横浜市神奈川区三ツ沢下町21−10−506
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| 【出願日】 |
平成14年5月22日(2002.5.22) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100069431 【弁理士】 【氏名又は名称】和田 成則
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| 【公開番号】 |
特開2003−342808(P2003−342808A) |
| 【公開日】 |
平成15年12月3日(2003.12.3) |
| 【出願番号】 |
特願2002−147740(P2002−147740) |
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