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【発明の名称】 衣類用ポケット
【発明者】 【氏名】高橋 秀典
【住所又は居所】東京都台東区浅草橋4−19−7 ラブロン株式会社内

【要約】 【課題】衣類、特に、ブラジャーやスリップ等の下着類に貼り付け可能な衣類用ポケットの提供。

【解決手段】シート状布材からなるポケット基部2と、ポケット基部2の表面に形成され、名刺入れや紙幣、パスポート等の小物が収容可能なポケット収容部3とを備え、ポケット基部2の裏面に貼付部材4,4…を貼着し、貼付部材4を介してポケット基部2が被貼着物に貼り付けられるようにする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】シート状布材からなるポケット基部と、該ポケット基部の表面に形成され、名刺入れや紙幣、パスポート等の小物が収容可能なポケット収容部とを備え、該ポケット基部の裏面に貼付部材を貼着し、該貼付部材を介して前記ポケット基部が被貼着物に貼り付けられるようにしたことを特徴としてなる衣類用ポケット。
【請求項2】貼付部材は、帯状のテープ基材を備え、該テープ基材の表裏両面に粘着剤を塗布して粘着剤層を形成するとともに少なくとも被貼着物側の粘着剤層にテープ基材より融点の低い熱融着性粘着剤を使用する請求項1に記載の衣類用ポケット。
【請求項3】ブラジャー、スリップ或いはパンツ等の下着類の裏側に貼り付けられるようにしてなる請求項1又は2に記載の衣類用ポケット。
【請求項4】ポケット基部及びポケット収容部は、ブラジャー、スリップ或いはパンツ等の下着類の被貼り付け部分の形状及び/又は材質に合わせて形成された請求項3に記載の衣類用ポケット。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣類に貼り付け可能な衣類用ポケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ジャケット等の上着類には複数のポケットが標準に用意され、名刺入れや財布等の小物を所持できるようになっていて便利である。しかし、薄着をして上着類を着用しない或いは衣服のデザイン等によってポケットが無い場合には、小物の所持に困る場合があり、このような場合はバッグ等を使用して小物を所持するのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような従来の技術では、ちょっとした外出にも一々バッグ等を持ち歩かなければならず不便であるという問題があり、また、海外旅行中にあっては、パスポート等の貴重品を所持する必要があるが、これらの貴重品をバッグ等に入れて所持することは、盗難や紛失等に遭遇する可能性があり不安であるという問題があった。
【0004】本発明は、このような従来の技術の状況を鑑み、既存の衣類に容易に貼り付け可能で、小物の所持ができる衣類用ポケットの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、シート状布材からなるポケット基部と、該ポケット基部の表面に形成され、名刺入れや紙幣、パスポート等の小物が収容可能なポケット収容部とを備え、該ポケット基部の裏面に貼付部材を貼着し、該貼付部材を介して前記ポケット基部が被貼着物に貼り付けられるようにしたことにより、既存の衣類に容易にポケットを貼り付けて追加することができることにある。
【0006】尚、貼付部材は、帯状のテープ基材を備え、該テープ基材の表両面に粘着剤を塗布して粘着剤層を形成するとともに少なくとも被貼着物側の粘着剤層にテープ基材より融点の低い熱融着性粘着剤を使用することにより、アイロンを当てるだけで簡単に貼り付け(取り付ける)ことができる。
【0007】また、ブラジャー、スリップ或いはパンツ等の下着類の裏側に貼り付けられるようにしたことにより、パスポート等の貴重品を肌身に身に付けることができる。
【0008】更に、ポケット基部及びポケット収容部は、ブラジャー、スリップ或いはパンツ等の下着類の被貼り付け部分の形状及び/又は材質に合わせて形成されることにより、衣類用ポケットが直接肌に触れる場合であっても違和感なく、或いは違和感が少なく着用することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0010】図1は衣類用ポケットの一実施例を示している。
【0011】この衣類用ポケット1は、布材からなるポケット基部2と、袋状の収容部3とを備えている。また、ポケット基部2の裏面にはその周縁に沿って両面テープからなる貼付部材4,4…が貼り付けられている。
【0012】収容部3はポケット基部2の表面に布材5を重ね、その周縁を上部に開口部3aを残して縫い取ることにより袋状に形成されている。
【0013】尚、ポケット基部2及びポケット収容部3の形状は、被貼着物の貼り付け部分の形状に合わせて成形されている。また、その材質は、被貼着物の材質と同質のものを用いることが好ましい。
【0014】貼付部材4は、帯状のテープ基材を備え、そのテープ基材の表裏両面に粘着剤により粘着剤層が形成されている。尚、衣類(被貼着物)側の粘着剤層にはテープ基材よりも融点の低い熱融着性粘着剤が使用されている。
【0015】この衣類用ポケット1は、例えば、図3に示すように、ブラジャー9のカップ部10裏側の縁に沿って貼り付けられるようになっている。このとき、衣類用ポケット1(ポケット基部2及び収容部3)の形状は、ブラジャー9のカップ部形状、即ちカップ部10の曲面形状に合わせて形成され、ブラジャー9を着用した際に違和感がない、或いは違和感が少ないようにしている。また、衣類用ポケット1を形成する材質は、ブラジャー9のカップ部10と同一の材質を用いている。
【0016】尚、衣類用ポケット1は、上述のブラジャー以外にも、スリップやパンツ等の下着類の裏側にも貼り付けることができる。また、この衣類用ポケット1は、図4に示すように、ブラウス11の裏側11aにも貼り付けることができる。
【0017】この衣類用ポケットの貼り付け方法は、まず、ブラジャー、スリップ、パンツ、その他の下着等の衣類(被貼着物)の被貼着部分に、裏面に貼付部材4,4を貼り付けた衣類用ポケット1を重ね合わせる。次に、衣類用ポケット1の表面側より貼付部材4にアイロンを当てる。このようにすることにより、アイロンの熱で貼付部材4の衣類側粘着剤層の熱融着性粘着剤が溶融し、衣類に対して融着するようになっている。よって、ポケット基部2が貼付部材4を介して被貼着物に貼り付けられ、衣類用ポケット1が被貼着物に対して貼着される。
【0018】尚、上述の実施例では、ポケット収容部をポケット基部の表面に布材を重ね、その周縁を縫いつけることにより形成した例について説明したが、その他、布材の周縁を粘着剤等で貼り付けることにより形成してもよく、また、ポケット基部の端部を折り返して重ね合わせ両側部を縫いつけ或いは貼り付けることによって形成してもよい。
【0019】また、上述の実施例で示したものに限定されるものではなく、その他の衣類にも貼り付けることができる。
【0020】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る衣類用ポケットは、ポケット基部の裏面に貼付部材を貼り付けることによって、衣類等の被貼着物に対し、容易に貼り付ける(取り付ける)ことができる。
【0021】また、貼付部材の一方の面に熱融着性粘着剤を使用することによって、アイロンを当てるだけで容易に衣類用ポケットを被貼着物に貼り付けることができる。
【0022】この衣類用ポケットは、ブラジャー、スリップ或いはパンツ等の下着類の裏側に貼り付けられるようにしたことで、名刺入れ又は紙幣等の小物を身に付けた状態で所持することができ一々バッグ等を持ち歩かなくてもよく便利である。また、肌身に身に付けることで海外旅行先でのパスポート等の貴重品の盗難等を防ぐこともできる。
【0023】また、ポケット基部及びポケット収容部の形状及び/又は材質を被貼着部分、例えばブラジャーのカップ部等に合わせることで、ポケットを取り付けた状態で下着を着用して、ポケットが直接肌に触れても違和感が無く、或いは違和感が少なくなる。
【出願人】 【識別番号】593094268
【氏名又は名称】ラブロン株式会社
【住所又は居所】東京都台東区浅草橋4丁目19番7号
【出願日】 平成14年2月18日(2002.2.18)
【代理人】 【識別番号】100089886
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 雅雄
【公開番号】 特開2003−239124(P2003−239124A)
【公開日】 平成15年8月27日(2003.8.27)
【出願番号】 特願2002−39418(P2002−39418)