| 【発明の名称】 |
防寒保温用上着 |
| 【発明者】 |
【氏名】山本 一美 【住所又は居所】愛知県岡崎市井田町荒居85番地 株式会社山本メリヤス内
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| 【要約】 |
【課題】従来のベストは、その衿首が殆どV衿か或は丸首衿の形状に構成されていたので、寒い日にベストだけ着用して外出した際、首部の寒さは到底避けることができないところである。
【解決手段】軽量にして伸縮性、保温性に富み、且つ肌ざわりが良好な素材の繊維糸を使用して、メリヤス編みした前身頃と後ろ身頃とをタートルネックから肩線にかけて縫着して防寒保温性を持たせ、且つ前身頃と後ろ身頃の両肩線からゴム編みの裾に至る脇下まで開放して開口部を形成して、上着を容易に着脱でき、然かも両腕が非常に活動し易く利便性に富ませたことを特徴とする防寒保温用上着に関するものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 軽量にして伸縮性,保温性に富み、且つ肌ざわりが頗る良好な素材を使用した繊維糸をメリヤス編みしてなる前身頃と後ろ身頃をタートルネックから肩線にかけてそれぞれ縫着して首・背筋・肩の防寒保温を最適にし、次いで該前身頃と後ろ身頃の下部をそれぞれゴム編みした裾にて一体に接続して構成した上着の両肩線の端部より裾までの脇下を解放して開口部を形成させて着脱を容易にすると共に活動し易く利便性に富ませたことを特徴とする防寒保温用上着。 【請求項2】 前身頃と後ろ身頃の下部に設けたゴム編みの裾の両端部にスナップ釦またはファスナー若しくは貼着テープを取付けして、両裾を開閉自在とした請求項1に記載の防寒保温用上着。 【請求項3】 前身頃と後ろ身頃の片側のタートルネックから肩線にかけてスナップ釦またはファスナー若しくは貼着テープを取付けして、前身頃と後ろ身頃とがタートルネックから肩線に至るまでの間を開閉できるように着脱自在に形成した請求項1に記載の防寒保温用上着。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、防寒保温用上着に関し、さらに詳しくは、軽量にして伸縮性、保温性に富み、且つ肌ざわりが良好な素材の繊維糸を使用して、メリヤス編みした前身頃と後ろ身頃とをタートルネックから肩線にかけて縫着して防寒保温性を持たせ、且つ前身頃と後ろ身頃の両肩線からゴム編みの裾に至る脇下まで開放して開口部を形成して、上着を容易に着脱でき、然かも両腕が非常に活動し易く利便性に富ませたことを特徴とする防寒保温用上着に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、春先やあるいは秋口のまだ小寒い季節には、日常肌着の上へベストを着用したりする。また、寒い冬の季節には、中・高年者では背広の下ヘベストを着用する場合が多い。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来のベストは、その衿首が殆どV衿か或は丸首衿の形状に構成されていた。したがって、寒い日にベストだけ着用して外出した際、首部の寒さは到底避けることができないところである。そこで現今、従来のベストよりも防寒・保温に富み、然かも着脱容易にして活動的な防寒保温用上着の出現が強く要望される所以がある。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたものであって、その要旨とするところは、軽量にして伸縮性,保温性に富み、且つ肌ざわりが頗る良好な素材を使用した繊維糸をメリヤス編みしてなる前身頃と後ろ身頃をタートルネックから肩線にかけてそれぞれ縫着して首・背筋・肩の防寒保温を最適にし、次いで該前身頃と後ろ身頃の下部をそれぞれゴム編みした裾にて一体に接続して構成した上着の両肩線の端部より裾までの脇下を解放して開口部を形成させて着脱を容易にすると共に活動し易く利便性に富ませたことを特徴とする防寒保温用上着、および前身頃と後ろ身頃の下部に設けたゴム編みの裾の両端部にスナップ釦またはファスナー若しくは貼着テープを取付けして、両裾を開閉自在とした防寒保温用上着、並びに前身頃と後ろ身頃の片側のタートルネックから肩線にかけてスナップ釦またはファスナー若しくは貼着テープを取付けして、前身頃と後ろ身頃とがタートルネックから肩線に至るまでの間を開閉できるように着脱自在に形成した防寒保温用上着に関するものである。 【0005】 【発明の実施の形態】本発明の防寒保温用上着の実施例を、以下図面に基いて詳細に説明する。 (第1実施例)図1,図2aに於いて、前身頃1、後ろ身頃2ともその素材は、例えば、アクリル 78%ナイロン 20%ポリウレタン 2%の割合からなる軽量にして伸縮性・保湿性に富み、且つ肌ざわりが頗る良好である繊維糸からなり、該繊維糸をメリヤス編みして成るものである。 【0006】上記前身頃1と後ろ身頃2とをタートルネック3,3から肩線4,4にかけてそれぞれ組込みして縫着8,8させる。次いで、前身頃1と後ろ身頃2の下部をそれぞれゴム編みして前身頃1と後ろ身頃2とを裾5,5にて一体に接続させる。 【0007】しかして、前身頃1と後ろ身頃2の肩線4,4の端部よりゴム編みした裾5,5までの脇下7,7が全く開放されて開口部9,9が形成されるものである。 【0008】そこで、前記の様に構成された上着Aのゴム編みされた裾5,5より頭6を挿し込みしながら、両腕を開口部9,9へそれぞれ通して着用するものである。 【0009】(第2実施例)図2bに示すように、図1の上着と同じように前身頃1、後ろ身頃2の素材は、例えば、アクリル 78%ナイロン 20%ポリウレタン 2%の割合からなる軽量にして伸縮性・保湿性に富み、且つ肌ざわりが頗る良好である繊維糸からなり、該繊維糸をメリヤス編みして成るものである。 【0010】上記前身頃1と後ろ身頃2とをタートルネック3,3から肩線4,4にかけてそれぞれ組込みして縫着8,8させる。次いで、前身頃1と後ろ身頃2の下部をそれぞれゴム編みした裾5a,5aの両端部にスナップ釦10,10を取付けして、前身頃1と後ろ身頃2との脇下7,7とが開放されて開口部9a,9aが設けられると共に、ゴム編みされた裾5a,5aがスナップ釦10,10によって着脱自在になるように構成されている。 【0011】そこで、第2実施例の上着Bを着用する場合には、先ずスナップ釦10,10をそれぞれ取外して開口部9a,9aを脇下7,7から裾5a,5aまで完全に開放させる。それから前身頃1を上方へ捲り上げてから、頭6をタートルネック3へ被り、次いで両腕を開口部9a,9aへ通したのち、図5に示すように、前身頃1を下方の矢印方向へ降し、スナップ釦10,10をそれぞれ嵌め着けして上着を着用するものである。また、上着Bを脱ぐ場合には、スナップ釦10,10をそれぞれ外して、前身頃1を捲り上げてタートルネック3から首を抜けば良い。 【0012】なお、図2bでは、ゴム編みした裾5a,5aへスナップ釦10,10を取付けして着脱自在とした場合を説明したが、スナップ釦10,10の代わりにファスナー或は貼着テープを使用しても勿論良い。 【0013】(第3実施例)図3,図4に於て、図1及び図2a,bに示す上着と同じく前身頃1、後ろ身頃2の素材は、例えば、アクリル 78%ナイロン 20%ポリウレタン 2%の割合からなる軽量にして伸縮性・保湿性に富み、且つ肌ざわりが頗る良好である繊維糸からなり、該繊維糸をメリヤス編みして成るものである。 【0014】上記前身頃1と後ろ身頃2とを1側部のタートルネック3から肩線4にかけてスナップ釦10a,10aを取付けして、前身頃1と後ろ身頃2との脇下7,7とが開放されて開口部9b,9bが設けられると共に、ゴム編みされた裾5b,5bの両側部にスナップ釦10,10が着脱自在に取付けされ、前身頃1と後ろ身頃2の1方側が開閉するように構成されている。 【0015】そこで、第3実施例の上着Cの着用状態を説明すると、図6に示すように、タートルネック3から肩線4にかけてのスナップ釦10a,10aを取外したのち、さらにゴム編みの裾5b,5bのスナップ釦10,10をそれぞれ外すと前身頃1が後ろ身頃2から開放状態になる。しかるのち、前身頃1を横方向へ開いて展開されたならば、前身頃1を羽織るように被る。そして、開いたタートルネック3から肩線4までをスナップ釦10a,10aにて閉止させる。さらにゴム編みの裾5b,5bのスナップ釦10,10を嵌めて着終るものである。 【0016】 【発明の効果】本願発明の上着は、上記のような繊維糸を使用してメリヤス編みしたタートルネックの前身頃と後ろ身頃から構成される上着故、軽量にして防寒・保温に富み、然かも伸縮性があって肌ざわりが頗る良好である。尚且つ、人体の防寒について最も重要なポイントである首,背筋,肩を暖めるので、部屋着・外出着として最適である。 【0017】首,背筋,肩を覆い両腕を通して着用できるので、日常の着衣と同じ感覚で着用でき、且つ両肩線の端部から両裾までそれぞれ開放されて開口しているので、両腕が非常に活動し易く利便性のある上着である。 【0018】本願発明の上着は、前身頃・後ろ身頃共首の部分とその下部の胴部分とが一体に構成されており、縫い目が全くないので身体にフィットしており、然かもファッション性にも富んでいる。 【0019】本願発明の上着を肌着の上に着用すれば、通常の衣服のスタイルとして使用できる。 【0020】また、本願発明の上着を就寝するときに、パジャマ或は寝巻きの上から着用しておれば、睡眠時に首や肩、胸を保護でき、防寒効果が得られるので安眠することができる。 【0021】さらに、本願発明の上着は、スナップ釦、またはファスナー、若しくは貼着テープを使用して、タートルネックから裾にかけて前身頃を後ろ身頃から開くことができるので、着脱が容易で殊に障害者,高齢者には日常生活上非常に有益にして、福祉用具としても好適である。 【0022】また、本願発明の上着は、睡眠時に着用していてもゴム編みの裾にて、前身頃,後ろ身頃が上方へ捲れていくことがない。
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| 【出願人】 |
【識別番号】501259787 【氏名又は名称】株式会社山本メリヤス 【住所又は居所】愛知県岡崎市井田町荒居85番地
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| 【出願日】 |
平成14年2月8日(2002.2.8) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100063691 【弁理士】 【氏名又は名称】大矢 須和夫
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| 【公開番号】 |
特開2003−239117(P2003−239117A) |
| 【公開日】 |
平成15年8月27日(2003.8.27) |
| 【出願番号】 |
特願2002−31970(P2002−31970) |
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