| 【発明の名称】 |
教材用エプロン |
| 【発明者】 |
【氏名】山崎 正 【住所又は居所】東京都東村山市諏訪町1丁目29番地3 山崎教育システム株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】教材用のエプロンを布地から裁断したのち縫製する製作実習中に裁縫の仕方を習得でき、製作したエプロンを携帯して教室の移動を行う際にも、携帯に便利な教材用エプロンを提供することにある。
【解決手段】布地1に裁断線でエプロン主体部2と内ポケット部3とを設け、エプロン主体部2に紐通し部7、内ポケット縫い付け部9を表示し、内ポケット部3には、内ポケット主体部10と、二つの内ポケット蓋部12及び縁縫い線を表示し、裁断線に沿って裁断することにより、エプロン主体部2及び内ポケット部3が形成され、エプロン主体部2の縁縫いとともに紐通し部7を縫い、内ポケット部3の縁縫いとともに山折り線に沿って折り、二つの内ポケット蓋部12の両端を除く三辺の縁を内ポケット主体部10に重ねて縁縫いすることにより、二つの内ポケット蓋部間にスリット状の開口部を有する内ポケットが形成され、内ポケットをエプロン主体部の内ポケット縫い付け部に縫い付けるとともに、紐通し部に紐を通すことによりエプロンを製作するようにしたことにある。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 矩形状の布地に、裁断線によって象った少なくともエプロン主体部と、このエプロン主体部の一部に縫い付けられる内ポケット部とを設け、前記エプロン主体部には、首掛け用の紐通し部、前記内ポケット縫い付け部を表示し、前記内ポケット部には、裁断線によって象った矩形状の内ポケット部の長手方向の中間部に内ポケット主体部と、この内ポケット主体部を挟んで内ポケット部の長手方向の両端部に山折り線を介して二つの内ポケット蓋部及び縁縫い線を表示し、前記裁断線に沿って裁断することにより、前記エプロン主体部及び前記内ポケット部が形成され、前記エプロン主体部の縁縫いとともに前記紐通し部を縫い、前記内ポケット部の縁縫いとともに前記山折り線に沿って折り、前記二つの内ポケット蓋部の両端を除く三辺の縁を前記内ポケット主体部に重ねて縁縫いすることにより、二つの内ポケット蓋部間にスリット状の開口部を有する内ポケットが形成され、前記内ポケットを前記エプロン主体部の内ポケット縫い付け部に縫い付けるとともに、前記紐通し部に紐を通すことによりエプロンが完成し、前記エプロンは、エプロン主体部の左右両側部を内ポケットの左右両端部を折り目として三折りし、三折りしたエプロン主体部の上下部を内ポケットの上下両端部を折り目として折り畳んで全体を内ポケットサイズとし、前記二つの内ポケット蓋部を裏返して折り畳んだエプロン主体部の全体を内ポケットの内部に収納できるようにしたことを特徴とする教材用エプロン。【請求項2】 前記矩形状の布地には、エプロン主体部の一部に縫い付けられる外ポケット部が内ポケット部とともに裁断線によって象って表示されていることを特徴とする請求項1記載の教材用エプロン。 【請求項3】 前記布地には、エプロンの縫製の仕方を説明する説明書がセットされたキットであることを特徴とする請求項1または2記載の教材用エプロン。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、例えば中学校、高校あるいは専門学校の学校教材として用いられる教材用エプロンに関する。 【0002】 【従来の技術】例えば、中学校における家庭科の授業においては、日常着やエプロン等の製作をとおして用具の使い方、裁断の仕方、えりぐり見返し布による始末の仕方、まつり縫い、二度縫い、三つ折り縫い、さらに縫い代の始末などの裁縫を習得する実習が行われる。 【0003】すなわち、生徒に日常着やエプロン等の製作に必要な型紙、布地等を配布し、生徒は鋏や縫製用具を用いて一定の授業時間内に裁断、縫製を行って完成させている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したような裁縫を習得する実習は、無地またはカラーシーチング等の布地を型紙に沿って裁断し、裁断した布片を縫製してエプロンを完成させるが、限られた授業時間内に完成させることは困難である。また、完成したとしても裁断を間違えて実際に着用できないエプロンを製作し、そのエプロンを家庭科等の授業の際に着用しようとしても、それができない場合もある。この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、教材用のエプロンを布地から裁断したのち縫製する製作実習中に裁縫の仕方を習得できることは勿論、短時間に製作でき、また、製作したエプロンを携帯して教室の移動を行う際にも、携帯に便利な教材用エプロンを提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】この発明は、前述した目的を達成するために、矩形状の布地に、裁断線によって象った少なくともエプロン主体部と、このエプロン主体部の一部に縫い付けられる内ポケット部とを設け、前記エプロン主体部には、首掛け用の紐通し部、前記内ポケット縫い付け部を表示し、前記内ポケット部には、裁断線によって象った矩形状の内ポケット部の長手方向の中間部に内ポケット主体部と、この内ポケット主体部を挟んで内ポケット部の長手方向の両端部に山折り線を介して二つの内ポケット蓋部及び縁縫い線を表示する。 【0006】そして、製作に際しては、前記裁断線に沿って裁断することにより、前記エプロン主体部及び前記内ポケット部が形成され、前記エプロン主体部の縁縫いとともに前記紐通し部を縫い、前記内ポケット部の縁縫いとともに前記山折り線に沿って折り、前記二つの内ポケット蓋部の両端を除く三辺の縁を前記内ポケット主体部に重ねて縁縫いすることにより、二つの内ポケット蓋部間にスリット状の開口部を有する内ポケットが形成される。 【0007】そして、前記内ポケットを前記エプロン主体部の内ポケット縫い付け部に縫い付けるとともに、前記紐通し部に紐を通すことによりエプロンが完成する。完成したエプロンは、エプロン主体部の左右両側部を内ポケットの左右両端部を折り目として三折りし、三折りしたエプロン主体部の上下部を内ポケットの上下両端部を折り目として折り畳んで全体を内ポケットサイズとし、前記二つの内ポケット蓋部を裏返して折り畳んだエプロン主体部の全体を内ポケットの内部に収納できるようにしたことを特徴とする。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。 【0009】図1に示す、1は教材用エプロンの矩形状の布地であり、この布地1には裁断線2aによって象ったエプロン主体部2と、裁断線3a,4aによって象った内ポケット部3と外ポケット部4が設けられている。さらに、裁断線2a,3a,4aは布地1の裏面にプリント印刷された実線によって表示され、この内側には一定の幅で折り目線2b,3b,4bがプリント印刷された破線によって表示されている。 【0010】エプロン主体部2は胸当て部5と裾部6とからなり、胸当て部5の左右両側部のそでぐり部分には首掛け用の紐通し部7が設けられている。胸当て部5の上縁部5a、裾部6の左右両側縁部6a及び下縁部6bには縁縫い代が設けられている。さらに、エプロン主体部2の略中央部で、裏面にはそれぞれ外ポケット縫い付け部8、内ポケット縫い付け部9がプリント印刷されている。 【0011】前記内ポケット部3は、裁断線3aによって象った矩形状であり、内ポケット部3の長手方向の中間部には内ポケット主体部10が設けられている。この内ポケット主体部10を挟んで内ポケット部3の長手方向の両端部には山折り線11を介して二つの内ポケット蓋部12及び縁縫い線13が表示されている。 【0012】前記外ポケット部4は、裁断線4aによって象った矩形状であり、その外ポケット主体部14の下縁部14a及び両側部14bには折り目線15が設けられ、上縁部14cには縁縫い線16がボタン付け位置17とともに表示されている。 【0013】従って、エプロン製作に際しては、型紙を用いることなく、裁断線2a,3a,4aに沿って裁断することにより、エプロン主体部2、内ポケット部3及び外ポケット部4が形成される。 【0014】図3に示すように、エプロン主体部2の胸当て部5の上縁部5a、裾部6の左右両側縁部6a及び下縁部6bの縁縫い代を折り目線2bに沿って裏側に三折りしてミシン等によって縫い、左右両側部のそでぐり部分の首掛け用の紐通し部7も裏側に三折りしてミシン等によって縫う。 【0015】さらに、図2に示すように、内ポケット部3の長手方向に沿う両側縁部18は縁縫い線13に沿って裏側に三折りしてミシン等によって縫い、上下両縁部19も裏側に三折りして上縁部をまつり縫いし、下縁部を並縫いによって縫う。この場合、ミシン縫いでもよい。 【0016】また、図4に示すように、内ポケット部3を山折り線11に沿って折り、前記二つの内ポケット蓋部12の両端を除く三辺の縁を内ポケット主体部10に重ねて縁縫いすることにより、二つの内ポケット蓋部12間にスリット状の開口部20を有する内ポケット21が形成される。この際、内ポケット主体部10と内ポケット蓋部12との間に手提げ紐24を同時に縫い込む。そして、内ポケット21をエプロン主体部10の内ポケット縫い付け部9に縫い付ける。また、このとき、内ポケット蓋部12間の開口部20は、内ポケット蓋部12相互の縁部が重なるようにして、両縁部に雄雌のスナップ25を縫い付け、開口部20を閉じることができるようにしてもよく、単なる開口部20でもよい。 【0017】外ポケット部4は、その外ポケット主体部14の上縁部14cを縁縫い線16に沿って直線縫いする。また、図5に示すように、ボタン付け位置17にボタン22を付ける。また、外ポケット主体部14の下縁部14a及び両側部14bを折り目線15に沿って裏側に三折りし、エプロン主体部2の外ポケット縫い付け部8にミシン等によって縫い付ける。最後に、前記紐通し部7に紐23を通し、紐23の長手方向の中間部にループ23aを作り、ループ部23aを胸当て部5から引き出すことにより、首掛け部が形成され、紐23の両端部23bは背中で結ぶことができるように余裕を持った長さとすることによりエプロンが完成する。 【0018】完成したエプロンは、不使用時、携帯時にコンパクトに折り畳むことができる。図6は、エプロンを折り畳んで収納する手順を示す。(a)に示すように、エプロン主体部2の左右両側部を内ポケット21の左右両端部を折り目として三折りする。次に、(b)(c)に示すように、三折りしたエプロン主体部2の上下部を内ポケット21の上下両端部を折り目として紐23と一緒に折り畳む。さらに、(d)に示すように、エプロン主体2の余った端部を折り畳んだ内側に差込み、全体を内ポケットサイズする。 【0019】次に、(e)に示すように、内ポケット21側に裏返す。(f)に示すように、内ポケット21の一方の内ポケット蓋部12の開口部20から手指を内側に入れ、(g)に示すように、内ポケット蓋部12を外側に裏返す。同様に、(h)(i)に示すように、他方の内ポケット蓋部12を外側に裏返すと、(j)に示すように、折り畳んだエプロン主体部2の全体を内ポケット21の内部に収納できる。 【0020】最後に、(k)に示すように、スナップ25を止めることにより、折り畳んだエプロン主体部2を紐23とともに、内ポケット21の内部にコンパクトに収納できる。そして、エプロンが、あたかも布製の袋あるいは布製のバッグのような形態となる。さらに手提げ紐24が縫い付けられていることから携帯に便利である。なお、前記実施形態においては、教材用エプロンを授業で製作する布地から裁断、縫製及びコンパクトに収納する手順について説明したが、布地とともに、エプロンの縫製の仕方を説明する説明書がセットされたキットである。従って、生徒は説明書に従って裁断、縫製することにより、限られた授業時間に簡単に製作することができる。また、布地にプリント印刷によって表示された裁断線、ポケット縫い付け部は、洗濯によって消えるインクが使用されている。【0021】 【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば、教材用のエプロンを布地から裁断したのち縫製する製作実習中に裁縫の仕方を習得できることは勿論、短時間に製作でき、また、製作したエプロンをコンパクトに折り畳むことができるため、携帯して教室の移動を行う際にも、携帯にも便利である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】391008618 【氏名又は名称】山崎教育システム株式会社 【住所又は居所】東京都東村山市久米川町5丁目33番地24
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| 【出願日】 |
平成14年1月31日(2002.1.31) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100058479 【弁理士】 【氏名又は名称】鈴江 武彦 (外5名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−227018(P2003−227018A) |
| 【公開日】 |
平成15年8月15日(2003.8.15) |
| 【出願番号】 |
特願2002−24743(P2002−24743) |
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