| 【発明の名称】 |
防水手袋装着構造及びカッパ |
| 【発明者】 |
【氏名】成田 松男
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| 【要約】 |
【課題】経済的で、他人の援助も不要で、カッパの袖口から防水手袋内への雨水の浸入を確実に防止することのできる防水手袋装着構造及びカッパを提供する。
【解決手段】防水性及び伸縮性を有する防水手袋1をカッパ2の袖口2aに装着するための防水手袋装着構造であって、防水手袋1の開口端部1aの内側に装着可能な第1リング3と、カッパ2の袖口2aに一体的に設けられ、第1リング3より僅かに小径の外径を有するとともに、外側円周面4aに第1リング3の内周面に押圧係止される押圧係止部4bを有する第2リング4とを備える防水手袋装着構造及び第2リング4を一体的に設けたカッパ2。押圧係止部4bは、外側円周面4aに一周にわたって立設された突条とすることが好適である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 防水性及び伸縮性を有する防水手袋をカッパの袖口に装着するための防水手袋装着構造であって、前記防水手袋の開口端部の内側に装着可能な第1リングと、前記カッパの袖口に一体的に設けられ、前記第1リングより僅かに小径の外径を有するとともに、外側円周面に前記第1リングの内周面に押圧係止される押圧係止部を有する第2リングとを備えることを特徴とする防水手袋装着構造。 【請求項2】 前記第2リングの前記押圧係止部は、前記外側円周面に一周にわたって立設された突条であることを特徴とする請求項1記載の防水手袋装着構造。 【請求項3】 袖口に、請求項1または2記載の防水手袋装着構造を構成する第2リングを一体的に設けたことを特徴とするカッパ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、防水手袋装着構造及びカッパに関し、特に、農作業や園芸作業時等に着用するカッパの袖口に防水手袋を装着するための防水手袋装着構造及びカッパに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、雨天時に農作業や園芸作業等を行うにあたって、カッパ等の衣服とともに、防水性を有するゴム手袋(以下「防水手袋」という)等を着用し、カッパの袖口の上に防水手袋の開口端部を引き延ばして重ねるようにしていた。しかし、防水手袋の開口端部とカッパの袖口との間に多少の隙間ができるため、この隙間から手袋内に雨水等が侵入し、手指にじんま疹等の皮膚病を起こすことがあった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記問題点に鑑み、カッパの袖口と防水手袋の開口端部との間に雨水の侵入路となる隙間を発生させないようにするため、防水手袋をカッパの袖口に完全に一体化することが考えられる。このようにすると、雨水の侵入経路が遮断されるため、上述のような皮膚病を防止することは可能であるが、例えば、防水手袋を破損したような場合には、カッパとともに全体を交換する必要があり、不経済かつ非現実的である。 【0004】また、カッパの袖口と防水手袋の開口端部との間に隙間を発生させないようにするため、防水手袋を紐やテープ等でカッパの袖口に固定することも行われていたが、防水手袋を装着している者が自力でこの作業を行うことができず、他人の援助が必要となるとともに、紐やテープ等の材料も必要となるという問題もあった。 【0005】そこで、本発明は、上記従来の技術における問題点に鑑みてなされたものであって、経済的で、他人の援助も不要で、カッパの袖口から防水手袋内への雨水の浸入を確実に防止することのできる防水手袋装着構造及びカッパを提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、防水性及び伸縮性を有する防水手袋をカッパの袖口に装着するための防水手袋装着構造であって、前記防水手袋の開口端部の内側に装着可能な第1リングと、前記カッパの袖口に一体的に設けられ、前記第1リングより僅かに小径の外径を有するとともに、外側円周面に前記第1リングの内周面に押圧係止される押圧係止部を有する第2リングとを備えることを特徴とする。 【0007】そして、請求項1記載の発明によれば、第1リングを防水手袋の開口端部の内側に装着し、カッパの袖口に一体的に設けた第2リングを押圧係止部を介して前記第1リングの内周面に押圧係止することにより、防水手袋の開口端部が第1リング及び第2リングに狭持された状態でカッパの袖口に装着されるため、カッパの袖口から防水手袋内への雨水の浸入を確実に防止することができる。これによって、従来使用されている防水手袋をそのまま使用することができるとともに、防水手袋が破損した場合でも防水手袋のみを取り替えることができるため経済的である。また、従来のように紐やテープ等を使用する必要もないため、他人の援助も不要である。 【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の防水手袋装着構造の好ましい一形態として、前記第2リングの前記押圧係止部は、前記外側円周面に一周にわたって立設された突条であることを特徴とする。 【0009】請求項2記載の発明によれば、外側円周面に一周にわたって立設した突条によって、第2リングを前記第1リングの内周面に押圧係止することができるため、簡易な構成を有する防水手袋装着構造を提供することができる。 【0010】請求項3記載の発明は、カッパであって、袖口に、請求項1または2記載の防水手袋装着構造を構成する第2リングを一体的に設けたことを特徴とする。 【0011】請求項3記載のカッパと、請求項1または2記載の防水手袋装着構造を構成する第1リングとを用いることにより、防水手袋の開口端部を第1リングと第2リングに狭持された状態でカッパの袖口に装着し、カッパの袖口から防水手袋内への雨水の浸入を確実に防止することができる。 【0012】 【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる防水手袋装着構造の実施の形態の具体例を図面を参照しながら説明する。 【0013】図1乃至図4は、本発明にかかる防水手袋装着構造の一実施例を示し、この防水手袋装着構造は、防水性及び伸縮性を有する防水手袋1をカッパ2の袖口2aに装着するためのものである。 【0014】図1は、防水手袋1と、カッパ2の着用状態を示すものであって、防水手袋1が開口端部1aを介してカッパ2の袖口2a内に装着される。 【0015】防水手袋1は、図2に示すように、使用者の手を挿入する開口端部1aを有し、一般に使用されているゴム手袋と同様に、防水性及び伸縮性を有する材料で形成され、例えば、内側の伸縮可能な生地が塩化ビニル樹脂等で被覆されている。 【0016】第1リング3は、防水手袋1の開口端部1aの内側に装着可能なプラスチック製、木製、金属製等のリングであって、その内径は、装着者が手をすぼめて挿入することができる程度に設定される。また、外側円周面3aには、溝部3bが形成されている。 【0017】カッパ2は、図1に示すように、雨天時に装着する一般的なカッパであるが、袖口2aには、後述する第2リング4(図3参照)が一体的に備えられる。 【0018】第2リング4は、第1リング3と同様の材料で形成され、図3に示すように、第1リング3より僅かに小径の外径を有するとともに、外側円周面4aの一周にわたって押圧係止部としての突条4bが立設される。 【0019】次に、上記構成を有する防水手袋装着構造の使用方法について説明する。まず、図2に示すように、防水手袋1の開口端部1aの内側に第1リング3を装着する。ここで、防水手袋1は、伸縮性を有するため、容易に第1リング3を装着することができる。 【0020】次に、図3に示すように、カッパ2の袖口2aに一体化された第2リング4に開口端部1aを挿入する。第2リング4は、第1リング3より僅かに小径に形成されているとともに、防水手袋1が伸縮性を有するため、容易に第2リング4に開口端部1aを挿入することができる。開口端部1aをさらに第2リング4に押し込むと、第2リング4の突条4bが開口端部1aを狭持した状態で第1リング3の内周面に押圧係止され、図4に示すように防水手袋1をカッパ2に装着することができる。 【0021】図4の状態から、防水手袋1をカッパ2から取り外す際には、第1リング3の溝部3b(図2参照)の両端部に指の先端を引っ掛けて第1リング3を第2リング4から抜き取ることによって容易に防水手袋1をカッパ2から取り外すことができる。 【0022】図4に示した状態では、防水手袋1の開口端部1aが第1リング3及び第2リング4に狭持された状態でカッパ2の袖口2aに装着されているため、カッパ2の袖口2aから防水手袋1内への雨水の浸入を確実に防止することができる。 【0023】尚、上記実施例においては、カッパ2の袖口2aを二重に形成し、内側の袖口に第2リング4を装着し、外側の袖口で防水手袋1の開口端部1a及び第1リング3を覆うように構成したが、例えば、ぶどうを栽培する際のように、雨水だけではなく薬液の防水手袋1及びカッパ2内への侵入を防止したいような場合には、カッパ2の袖口2aを一重とし、直接第2リング4を装着して第1リング3と連結させる方が、カッパ2の袖口2aに薬液が留まることを防止することができて好適である。 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、経済的で、他人の援助も不要で、カッパの袖口から防水手袋内への雨水の浸入を確実に防止することのできる防水手袋装着構造及びカッパを提供することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】500180019 【氏名又は名称】成田 松男
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| 【出願日】 |
平成13年12月4日(2001.12.4) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100106563 【弁理士】 【氏名又は名称】中井 潤
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| 【公開番号】 |
特開2003−171816(P2003−171816A) |
| 【公開日】 |
平成15年6月20日(2003.6.20) |
| 【出願番号】 |
特願2001−369787(P2001−369787) |
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