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【発明の名称】 ポケット
【発明者】 【氏名】大賀 由普

【要約】 【課題】本発明は使用者の好みに応じて、使用者が気軽にカバンや衣服の任意の位置に取付けて使用することができるポケットを得るにある。また、本発明は使用者が取付けても、初めから取付けられていたように見せることができるポケットを得るにある。

【解決手段】ポケットの輪郭形状に形成されたポケット裏地と、このポケット裏地とほぼ同じ輪郭形状になるように形成され、開口部となる部位を除いて該ポケット裏地の外周部に外周部が縫着固定されたポケット表地と、前記ポケット裏地の背面に塗布された、熱プレスやアイロン等によって熱を加えることにより、カバンや衣服等に固定することができる熱溶着剤とでポケットを構成している。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ポケットの輪郭形状に形成されたポケット裏地と、このポケット裏地とほぼ同じ輪郭形状になるように形成され、開口部となる部位を除いて該ポケット裏地の外周部に外周部が縫着固定されたポケット表地と、前記ポケット裏地の背面に塗布された、熱プレスやアイロン等によって熱を加えることにより、カバンや衣服等に固定することができる熱溶着剤とからなることを特徴とするポケット。
【請求項2】 ポケットの輪郭形状に形成されたポケット裏地と、このポケット裏地とほぼ同じ輪郭形状になるように形成され、開口部となる部位を除いて該ポケット裏地の外周部に外周部が縫着固定されたポケット表地と、前記ポケット裏地の背面に剥離紙で覆うように塗布あるいは接着固定された接着剤あるいは両面接着テープとからなることを特徴とするポケット。
【請求項3】 ポケットの輪郭形状に形成されたポケット裏地と、このポケット裏地とほぼ同じ輪郭形状になるように形成された、該ポケット裏地の外周部に外周部が縫着固定された開口部を有するポケット表地と、前記ポケット裏地の背面に塗布された、熱プレスやアイロン等によって熱を加えることにより、カバンや衣服等に固定することができる熱溶着剤とからなることを特徴とするポケット。
【請求項4】 開口部には該開口部を開閉することができるボタンや面ファスナー等の開閉具あるいはファスナーが設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3記載のポケット。
【請求項5】 ポケットの輪郭形状に形成され、開口部を除く部位を背面へ折り曲げて取付部を形成したポケット本体と、このポケット本体の取付部の外側面に塗布された、熱プレスやアイロン等によって熱を加えることにより、カバンや衣服に固定あるいは、剥離紙で覆うように塗布あるいは接着固定された接着剤あるいは両面接着テープとからなることを特徴とするポケット。
【請求項6】 ポケットの輪郭形状に形成された背面に接着剤を固定させることができるポケット裏地と、このポケット裏地とほぼ同じ輪郭形状になるように形成され、開口部となる部位を除いて該ポケット裏地の外周部に外周部が縫着固定されたポケット表地とからなることを特徴とするポケット。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカバンや衣服等に取付けることができるポケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、衣服にはポケットを縫着固定したものや、ポケットが設けられていないものが存在している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、ポケットが縫着固定されている衣服は、使用者の好みの大きさや形状のポケットでなかったり、ポケットが設けられていない衣服では気に入ってもポケットがないため着用することができないという欠点があった。
【0004】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、使用者の好みに応じて、使用者が気軽にカバンや衣服の任意の位置に取付けて使用することができるポケットを提供することを目的としている。また、本発明は使用者が取付けても、初めから取付けられていたように見せることができるポケットを提供することを目的としている。
【0005】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明はポケットの輪郭形状に形成されたポケット裏地と、このポケット裏地とほぼ同じ輪郭形状になるように形成され、開口部となる部位を除いて該ポケット裏地の外周部に外周部が縫着固定されたポケット表地と、前記ポケット裏地の背面に塗布された、熱プレスやアイロン等によって熱を加えることにより、カバンや衣服等に固定することができる熱溶着剤とでポケットを構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態より、本発明を詳細に説明する。
【0008】図1ないし図8に示す本発明の第1の実施の形態において、1はアイロン等によって熱を加えることにより、カバンや衣服等に固定状態で取付けることができる本発明のポケットで、このポケット1はポケットの輪郭形状に形成されたポケット裏地2と、このポケット裏地2とほぼ同じ輪郭形状に形成され、開口部3となる部位を除いて該ポケット裏地2の外周部に外周部が縫糸4で縫着固定されたポケット表地5と、前記ポケット裏地2の背面全体に塗布された、熱プレスやアイロン等によって熱を加えることにより、カバンや衣服等に固定することができる熱溶着剤6とで構成されている。
【0009】前記ポケット表地5は、縫着する部位の外周部は背面側に折り曲げられた縫着部7と、開口部3となる部位も背面側に折り曲げられて縫着された補強部8が形成されている。
【0010】上記構成のポケット1は図7に示すように、衣服9のポケット取付部にポケット1を位置させ、熱プレスやアイロン10をかけることにより、ポケット裏地2全体の熱溶着剤6が溶着して衣服9に溶着固定され、衣服9にポケット1を取付けることができる。また、図8に示すようにリュックサックやカバン11のポケット取付け部位にポケット1を位置させて、前述と同様に熱プレスやアイロン10をかけることにより同様にリュックサックやカバン11にポケット1を取付けることができる。
【0011】
【発明の異なる実施の形態】次に、図9ないし図27に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0012】図9ないし図11に示す本発明の第2の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、ポケット表地5の補強部8のほぼ中央部にボタン挿入孔12を形成するとともに、該ボタン挿入孔12と対応するポケット裏地2にボタン挿入孔12に挿入されるボタン13を取付けた開口部3を開閉する開閉具14を取付けた点で、このような開閉具14を取付けたポケット1Aにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、開口部3を開閉具14によって開閉することができる。なお、本発明の実施の形態ではボタン13を用いた開閉具14を使用するものについて説明したが、本発明はこれに限らず、面ファスナー、スナップ等を開閉具として使用しても同様な作用効果が得られる。
【0013】図12ないし図15に示す本発明の第3の実施の形態において、前記本発明の第2の実施の形態と主に異なる点は、ポケット裏地2Aの上部に開口部3を開閉するボタン挿入孔12を有するカバー片15を縫着固定するとともに、ポケット表地5の補強部8に前記ボタン挿入孔12に挿入されるボタン13を縫着固定した点で、このように構成したポケット1Bにしても、前記本発明の第2の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0014】図16ないし図19に示す本発明の第4の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、ポケット表地5の一側寄りの上部部位にファスナー16を設けた開口部3Aを形成するとともに、ポケット表地5の全外周部とポケット裏地2の全外周部とを縫糸4で縫着固定した点で、このように構成したポケット1Cにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。なお、本発明の実施の形態ではポケット表地5の一側寄りの上下部位にファスナー16を設けた開口部3Aを形成したものについて説明したが、本発明はこれに限らず、ポケット表地5の上部寄りの部位に上縁部に沿うように開口部を形成したり、傾斜状態で開口部を形成してもよい。
【0015】図20および図21に示す本発明の第5の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、ポケット裏地2の背面全体あるいは一部を除く部位に接着剤(粘着剤も含む)17を塗布し、その接着剤17の塗布面を剥離紙18で覆った点で、このように構成したポケット1Dにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、より気軽に衣服等に取付けて使用することができる。
【0016】図22および図23に示す本発明の第6の実施の形態において、前記本発明の第5の実施の形態と主に異なる点は、ポケット裏地2の背面に剥離紙18で覆われた両面接着テープ19を接着固定した点で、このように構成したポケット1Eにしても、前記本発明の第5の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0017】図24および図25に示す本発明の第7の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、開口部3となる部位を背面側に折り曲げて縫着した補強部8と、開口部3を除く外周部を背面側に折り曲げて形成したほぼコ字状の縫着部7を形成したポケット本体20と、このポケット本体20の縫茶部7の外側面全体に塗布された熱溶着剤6とで形成した点で、このように構成したポケット1Fにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0018】図26および図27に示す本発明の第8の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、熱溶着剤が塗布されていないポケット裏地2を用いた点で、このように構成したポケット1Gにしても、使用者がポケット裏地2の背面に接着剤を塗布して衣服等に取付けたり、ホットメルトパウダーを塗布してアイロンをかけることにより、衣服等に取付けることができる。
【0019】なお、本発明のポケットの形状は長方形状に限ることなく、従来から衣服に取付けられている種々のポケット形状にしてよい。また、ポケット表地やポケット本体、カバー片等に文字や模様をプリントや刺繍を施してもよい。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0021】(1)ポケットの輪郭形状に形成されたポケット裏地と、このポケット裏地とほぼ同じ輪郭形状になるように形成され、開口部となる部位を除いて該ポケット裏地の外周部に外周部が縫着固定されたポケット表地と、前記ポケット裏地の背面に塗布された、熱プレスやアイロン等によって熱を加えることにより、カバンや衣服等に固定することができる熱溶着剤とで構成されているので、使用者の好みに応じてカバンや衣服等の任意の部位に取付けて使用することができる。したがって、より使用しやすいカバンや衣服等にして使用することができる。
【0022】(2)前記(1)によって、ポケット裏地と、ポケット表地とがポケットとなるように縫着固定されているため、使用者はカバンや衣服等への取付け作業で、この取付け作業が十分でなくてもポケットとしての機能を確実に果たすことができる。
【0023】(3)前記(1)によって、熱プレスやアイロン等によってカバンや衣服等に取付けることができる。したがって、取付け作業が容易で、誰でもが気軽に取付けることができる。
【0024】(4)前記(1)によって、ポケットを容易に取付けることができるので、該ポケットをデザインの向上や自他商品の識別に利用することができる。
【0025】(5)請求項2、3、4、5も前記(1)〜(4)と同様な効果が得られる。
【0026】(6)請求項6も前記(1)、(2)と同様な効果が得られる。
【出願人】 【識別番号】301067025
【氏名又は名称】大賀 由普
【出願日】 平成13年10月23日(2001.10.23)
【代理人】 【識別番号】100080838
【弁理士】
【氏名又は名称】三浦 光康
【公開番号】 特開2003−129318(P2003−129318A)
【公開日】 平成15年5月8日(2003.5.8)
【出願番号】 特願2001−324675(P2001−324675)