| 【発明の名称】 |
ジャンプ競技用衣服 |
| 【発明者】 |
【氏名】坂口 達雄 【住所又は居所】大阪府大阪市住之江区南港北1丁目12番35号 美津濃株式会社内
【氏名】中島 琢之 【住所又は居所】大阪府大阪市住之江区南港北1丁目12番35号 美津濃株式会社内
【氏名】表 恵子 【住所又は居所】大阪府大阪市住之江区南港北1丁目12番35号 美津濃株式会社内
【氏名】高橋 雅彦 【住所又は居所】東京都千代田区神田小川町3−22 美津濃株式会社東京本社内
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| 【要約】 |
【課題】ジャンプ競技用衣服において、袖口のゆとり率を増やして太めに作ることにより、正面からの風を腕で受けやすく、大きい浮力を得ることができるようにすると共に、横風等を受けたときに姿勢制御が行いやすくしながら、空力的ロスにつながる風圧によるばたつきを防ぐようにする。
【解決手段】袖本体11の生地の袖口12付近に、衣服内側から外側に向かって指を出すための孔3を2箇所以上に設ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 袖本体の生地の袖口付近に、衣服内側から外側に向かって指を出すための孔を2箇所以上設けたことを特徴とするジャンプ競技用衣服。 【請求項2】 袖本体の生地の袖口付近に、衣服内側から外側に向かって親指と小指を出すための孔をそれぞれ1箇所ずつ計2箇所設けたことを特徴とするジャンプ競技用衣服。 【請求項3】 袖本体の生地の袖口付近に、衣服内側から外側に向かって親指を出すための孔を1箇所設け、かつ、その他の指を通すための掛け止め部を袖本体の生地の袖口付近の裏側に1箇所以上設けたことを特徴とするジャンプ競技用衣服。 【請求項4】 袖本体の生地の袖口付近に、衣服内側から外側に向かって親指を出すための孔を1箇所設け、かつ、小指を通すための掛け止め部を袖本体の生地の袖口付近の裏側に1箇所設けたことを特徴とするジャンプ競技用衣服。 【請求項5】 袖本体の生地の袖口付近の裏側に、掛け止め部を2箇所以上設けたことを特徴とするジャンプ競技用衣服。 【請求項6】 袖本体の生地の袖口付近の裏側に、親指と小指を通すための掛け止め部をそれぞれ1箇所ずつ計2箇所設けたことを特徴とするジャンプ競技用衣服。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、スキーのジャンプ競技の際に着用する衣服に関するもので、袖口付近の風によるばたつきを抑制すると共に、飛距離向上に役立ち、なおかつ空中での姿勢制御性に優れたジャンプ競技用衣服を提供しようとするものである。 【0002】 【従来の技術】スキーのジャンパーは、空中で図9のように腕(袖本体)を体側面に沿わせる姿勢をとり、正面からの風を体と腕で受け浮力を得ている。横風等を受けたときには腕(袖本体)全体を体側近傍で小さく動かしながらバランスをとり姿勢制御を行っている。このようにジャンパーは、空中にて腕を浮力を得るため及び姿勢を制御するために使用している。従って、風圧で袖がばたついたりシワがあると、前記の効果が落ちてしまうため、ジャンプ競技用衣服には、風に負けないハリ・コシがあってシワのない袖生地が求められる。 【0003】従来のジャンプ競技用衣服の袖口形状は、図10に示すように、袖口の生地の一部を親指方向に伸ばし、その伸ばした部分に孔が1つあいた構造になっている。ジャンパーがこの孔に親指を通せば、腕を伸ばしたときに袖全体が引っ張られるので、ハリのあるしわのない状態を保持することができ、その結果風圧よるばたつきを防ぐことができる。 【0004】ところで、ジャンプ競技用衣服に使用する生地としては、ウレタンフォーム等の発泡体のシートの表裏に2ウエイトリコット等の伸縮性に富んだ生地を接着剤で接着あるいはフレームラミネートで融着した複合素材が多く用いられる。このような生地を用いることにより、生地の発泡体でハリ・コシを持たせ、助走、空中で空力的ロスにつながる風圧によるばたつきを防ぎ、表面のしわの発生を極力抑えようとしている。 【0005】以上のような袖口の構造と使用生地にすることにより、袖にハリ・コシを持たせ、浮力を得、姿勢制御ができるようにしている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】実際のジャンプ競技用衣服の袖口部は、通常ゆとり率を小さくし、細めに作られている。なぜ、ゆとり率を小さくしているかといえば、空中で空力的ロスにつながる風圧によるばたつきを防ぐためである。ばたつきが発生すると、袖本体付近の空気の流れが乱れて抵抗となり浮力が減少すると共に、腕をスムーズに動かし難くなり姿勢制御性が悪くなってしまう。 【0007】他方、袖口のゆとり率を増やして太めに作った方が、正面からの風を腕で受けやすくなり、大きい浮力を得ることができると共に、横風等を受けたときに姿勢制御が行いやすくなるという長所が出る。従って、袖口のゆとり率を増やして太めに作ることにより生じる前記長所を生かしながら、風圧によるばたつきが発生しないジャンプ競技用衣服を提供できれば、理想的なジャンプ競技用衣服となる。 【0008】 【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、袖本体の生地の袖口付近に、衣服内側から外側に向かって指を出すための孔を2箇所以上設けたことを特徴とするジャンプ競技用衣服である。 【0009】請求項2の発明は、袖本体の生地の袖口付近に、衣服内側から外側に向かって親指と小指を出すための孔をそれぞれ1箇所ずつ計2箇所設けたことを特徴とするジャンプ競技用衣服である。 【0010】請求項3の発明は、袖本体の生地の袖口付近に、衣服内側から外側に向かって親指を出すための孔を1箇所設け、かつ、その他の指を通すための掛け止め部を袖本体の生地の袖口付近の裏側に1箇所以上設けたことを特徴とするジャンプ競技用衣服である。 【0011】請求項4の発明は、袖本体の生地の袖口付近に、衣服内側から外側に向かって親指を出すための孔を1箇所設け、かつ、小指を通すための掛け止め部を袖本体の生地の袖口付近の裏側に1箇所設けたことを特徴とするジャンプ競技用衣服である。 【0012】請求項5の発明は、袖本体の生地の袖口付近の裏側に、掛け止め部を2箇所以上設けたことを特徴とするジャンプ競技用衣服である。 【0013】請求項6の発明は、袖本体の生地の袖口付近の裏側に、親指と小指を通すための掛け止め部をそれぞれ1箇所ずつ計2箇所設けたことを特徴とするジャンプ競技用衣服である。 【0014】 【発明の実施の形態】図1は、本発明を実施したジャンプ競技用衣服の正面図、図2から図7は、本発明を実施したジャンプ競技用衣服の袖本体の生地の展開図である。 【0015】本発明では、ジャンプ競技用衣服1の袖本体11の袖口12付近に、衣服内側から外側に向かって指を出すための孔3を、2箇所以上に設けるものである。ジャンパーは、2箇所以上の孔3に、親指とその他の指を任意に挿入するものである。このようにすることによって、従来親指1本のみを1つの孔から出して袖本体11を引っ張っていた場合と比較して、2本以上の指で袖本体11を引っ張るので、袖本体11のハリのある状態が固定でき、ばたつきも防ぐことができる。図2の実施例がそれを示し、該図は2箇所にのみ孔3を設けた場合を示している。なお、図2は、右袖表面の展開図である(後述する図3A、Bも同じ)。 【0016】袖本体11の生地の袖口12付近の2箇所にのみ孔3を設ける場合は、親指と小指を出すための孔3をそれぞれ1箇所ずつ計2箇所設けるとよい。親指と小指は、指同士で一番距離が離れているので、2箇所のみの孔であっても、袖本体11を固定する効果は十分である。すなわち、親指を孔3から出すと袖口12は親指と人差し指との間に挟まれ、また小指を孔3から出すと袖口12は小指と薬指との間に挟まれて、前記2箇所によって袖本体11がその長さ方向に引っ張られるように固定されるのである。 【0017】前記において、空中で手のひらを身体側に向けるジャンパーの場合は、図2のように、親指を出すための孔3を前袖13の中心線付近に設け、小指を出すための孔3を後袖14の中心線付近に設けると良い。空中で手のひらあるいは手の甲を地面側に向けるジャンパーの場合は、図3Aのように、親指を出すための孔3は袖山線15付近に設け、小指を出すための孔3は袖下線16付近に設けると良い。 【0018】また、図3Aのような構成は縫製上困難な点が存在するので、図3Bのように、前袖13を末広がり状に裁断し、後袖14を先細状に裁断すると共に、親指を出すための孔3と小指を出すための孔3を両方とも前袖13に設けるような設計もできる。このようにすることによって、親指を出すための孔3が、図3Aにおける袖山線15上に、また小指を出すための孔3が図3Aにおける袖下線16上に存在することとなる。 【0019】他の実施例としては、袖本体11の生地の袖口12付近に、衣服内側から外側に向かって親指を出すための孔3を1箇所設け、かつ、その他の指を通すための掛け止め部4を、袖本体11の生地の袖口12付近の裏側に1箇所以上設けることもできる。ジャンパーは、親指を孔3から出すと共に、その他の指を任意に掛け止め部4に通すものである。このようにすることによって、従来親指1本のみを1つの孔から出して袖本体11を引っ張っていた場合と比較して、2本以上の指で袖本体11を引っ張ることになるので、袖本体11のハリのある状態が固定でき、ばたつきも防ぐことができる。図4の実施例がそれを示し、該図は1箇所にのみ掛け止め部4を設けた場合を示している。なお、図4は、右袖裏面の展開図である(後述する図5A、Bも同じ)。 【0020】掛け止め部4は、図3においては、伸縮性に富んだ帯状部材を袖本体11の袖口12付近の生地の裏側に縫着することにより構成している。その他、掛け止め部4は、ループ状にした帯状部材を縫着したり、指孔を形成した成形部材を縫着、接着等することにより、構成することもできる。掛け止め部4は、指を1本ずつ通すように構成してもよいし、複数本通すように構成してもよい。 【0021】袖本体11の生地の袖口12付近に、衣服内側から外側に向かって親指を出すための孔3を1箇所と、小指を通すための掛け止め部4を1箇所設けるだけでもよい。親指と小指は、指同士で一番距離が離れているので、2箇所から引っ張れば、袖本体11を固定する効果は十分である。すなわち、親指を孔3から出すと袖口12は親指と人差し指との間に挟まれて引っ張られ、また小指を掛け止め部4に通すと、それに連なった袖口12が引っ張られるので、前記2箇所によって袖本体11がその長さ方向に引っ張られて固定されるのである。 【0022】前記において、空中で手のひらを身体側に向けるジャンパーの場合は、図4のように、親指を出すための孔3は前袖13の中心線付近に設け、小指を通すための掛け止め部4は後袖14の中心線付近に設けると良い。空中で手のひらあるいは手の甲を地面側に向けるジャンパーの場合は、図5Aのように、親指を出すための孔3は袖山線15付近に設け、小指を通すための掛け止め部4は袖下線16付近に設けると良い。 【0023】また、図5Aのような構成は縫製上困難な点が存在するので、図5Bのように、前袖13を末広がり状に裁断し、後袖14を先細状に裁断すると共に、親指を出すための孔3と小指を通すための掛け止め部4を両方とも前袖13に設けるような設計もできる。このようにすることによって、親指を出すための孔3が、図5Aにおける袖山線15上に、また小指を通すための掛け止め部4が図5Aにおける袖下線16上に存在することとなる。 【0024】さらに、別の実施例としては、袖本体11の生地の袖口12付近の裏側に、掛け止め部4を2箇所以上設けるものである。ジャンパーは、2箇所以上の掛け止め部4に、親指とその他の指を任意に通すものである。このようにすることによって、従来親指1本のみを1つの孔から出して袖本体11を引っ張っていた場合と比較して、2本以上の指で袖本体11を引っ張ることになるので、袖本体11のハリのある状態が固定でき、ばたつきも防ぐことができる。図6の実施例がそれを示し、該図は2箇所にのみ掛け止め部4を設けた場合を示している。なお、図6は、右袖裏面の展開図である(後述する図7A、Bも同じ)。 【0025】掛け止め部4は、図5においては、伸縮性に富んだ帯状部材を袖本体11の生地の袖口12付近の裏側に縫着することにより構成している。その他、掛け止め部4は、ループ状にした帯状部材を縫着したり、指孔を形成した成形部材を縫着、接着等することにより、構成することもできる。掛け止め部4は、指を1本ずつ通す構成にしてもよいし、複数本通す構成にしてもよい。 【0026】袖本体11の生地の袖口12付近の裏側に、2箇所にのみ掛け止め部4を設ける場合は、親指と小指を通すための掛け止め部4をそれぞれ1箇所ずつ計2箇所設けるとよい。親指と小指は、指同士で一番距離が離れているので、2箇所のみの掛け止め部4であっても、袖本体11を固定する効果は十分である。すなわち、親指を掛け止め部4に通すとそれに連なった袖口12は引っ張られ、また小指を掛け止め部4に通すと、それに連なった袖口12が引っ張られるので、前記2箇所によって袖本体11がその長さ方向に引っ張られて固定されるのである。 【0027】前記において、空中で手のひらを身体側に向けるジャンパーの場合は、図6のように、親指を通すための掛け止め部4は前袖13の中心線付近に設け、小指を通すための掛け止め部4は後袖14の中心線付近に設けると良い。空中で手のひらあるいは手の甲を地面側に向けるジャンパーの場合は、図7Aのように、親指を通すための掛け止め部4は袖山線15付近に設け、小指を通すための掛け止め部4は袖下線16付近に設けると良い。 【0028】また、図7Aのような構成は、指を通す部分に縫い目が存在することとなりジャンパーが違和感を感じやすい。そこで、図7Bのように、指を通す部分に縫い目が存在しないように、前袖13を末広がり状に裁断し、後袖14を先細状に裁断すると共に、親指を通すための掛け止め部4と小指を通すための掛け止め部4を両方とも前袖13に設けるような設計もできる。このようにすることによって、親指を通すための掛け止め部4が、図7Aにおける袖山線15上に、また小指を通すための掛け止め部4が図7Aにおける袖下線16上に存在することとなる。 【0029】 【実施例】本発明品を具体的に説明する。ナイロン80%、ポリウレタン20%の2ウエイトリコット生地の表地、2ミリメートル厚みのポリウレタンシート、直径1ミリメートル程度の孔を一定間隔で穿孔した厚み60μmのストレッチ性の高いポリウレタンフィルム、1.5mm厚みのポリウレタンシートの中地、ポリエステル80%、ポリウレタン20%の2ウエイトリコット生地の裏地からなり、ウレタン系の接着剤でラミネートして5層にした生地を作製した。 【0030】この生地を裁断、縫製して図1のようなジャンプ競技用衣服を作成する。袖口の形状を図2のように構成したものを本発明品1、図4のようにしたものを本発明品2、図10のような従来品の内ゆとり率が高いものを比較品1、ゆとり率が低いものを比較品2とする。 【0031】本発明品1は、前袖13中心線上に親指を通す孔3、後袖14中心線に小指を通す孔3を設けたもので、袖口12のゆとり率が156%のものである。本発明品2は、前袖13中心線上に親指を通す孔3、生地の裏側の後袖14中心線上に小指を通す掛け止め部4を設けたもので、袖口12のゆとり率が156%のものである。比較品1は、前袖13中心線上に親指を通す孔のみを設けたゆとり率が156%のものであり、比較品2は前袖13中心線上に親指を通す孔のみを設けたゆとり率が117%のものである。 【0032】ゆとり率とは、服の手首部の外周囲の長さを手首の周囲の長さで割ったもので、服のきつい、ゆるいを表す指標である。ゆとり率が大きければ服は巾方向に大きく、小さければ巾方向に小さいことになる。下記実験においては、後述する風洞実験用人体模型の手首に対するゆとり率から算出した。 【0033】本発明品1、2、比較品1、2を風洞実験にて空力性能を評価した。ゲッチンゲン型3m風洞の測定部に、吊線式3分力天秤で試料衣服を着用させた人体模型を吊り、揚力、抗力を計測した。その様子を図6に示す。 【0034】風速U=25(m/s)の風をあて、迎角α=25、30、35(度)の各段階で揚力L(N)、抗力D(N)を計測し、それらを動圧1/2ρU2 (N/m2)(ρは空気密度)で割ると、それぞれ揚力面積SL(m2)、抗力面積SD(m2)が算出され、揚力面積を抗力面積で割ると揚抗比L/D(−)が算出される。揚抗比は揚力面積と抗力面積の比率を表す。揚抗比が大きければ揚力が大きく抗力が小さいことになり、それだけ飛距離の出るジャンプ競技用衣服であるといえる。 【0035】迎角はジャンパーが空中で落下方向、この実験においては風の方向に対してとる角度で、一般的に25〜35度であるといわれている。従って、迎角25、30、35度における揚抗比を算出して比較すると、ジャンプ競技用衣服の空中での空力性能を比較することができる。迎角α、揚力L、抗力D、風速Uの関係は図8に記載した通りであり、本発明品1、2、比較品1、2の各迎角に対する揚抗比を図11に示す。 【0036】また、実験中袖口の様子を観察し、本発明品1、2、比較品1、2のフラッター(振動)の様子を相対的に比較した。その結果、本発明品1、2、比較品2はフラッターはほとんど生じておらず、比較品1のみフラッターが生じていた。 【0037】図11より、本発明品1、2は比較品1、2に対してすべての迎角において揚抗比が高いことがわかる。これは、本発明品1、2は比較品1に対して揚力面積はほぼ同等であるのに対して、フラッターが生じにくく抗力面積が小さいからである。また、比較品1に対して他の3例ともフラッターは生じにくく、抗力面積は本発明品1、2が若干大きいものの揚力面積が大きく勝っており、これが実験結果に貢献していると考えられる。 【0038】 【表1】
【0039】さらに、本発明品1、2、比較品1、2を10名のジャンパーに着用させて、揚力、抵抗、姿勢制御性についてアンケートを実施したところ、表1の結果を得た。表1はアンケートの項目を5段階で評価し、最高点を+2点、最低点を−2点で評価したものである。従って、各項目で10名のジャンパー全員が最高点をつけると20点となり、最低点をつけると−20点となる。表1の結果から、ほとんどのジャンパーは本発明品1、2には抵抗を感じず揚力を感じ、かつ、振動も感じず、姿勢制御性が良いと回答していることがわかる。 【0040】 【発明の効果】本発明では、ジャンプ競技用衣服1の袖本体11の袖口12付近に、衣服内側から外側に向かって指を出すための孔3を2箇所以上に設けるか、衣服内側から外側に向かって親指を出すための孔3を1箇所設け、かつ、その他の指を通すための掛け止め部4を、袖本体11の生地の袖口12付近の裏側に1箇所以上設けるか、袖本体11の生地の袖口12付近の裏側に2箇所以上の掛け止め部4を設けることによって、ジャンパーが、親指とその他の指を、孔3から出したり、掛け止め部4に通すことができるようにしている。このようにすることで、2本以上の指で袖本体11を引っ張ることができるので、袖本体11のハリのある状態が固定でき、ばたつきも防ぐことができる。 【0041】従って、袖口のゆとり率を増やして太めに作ることにより、正面からの風を腕で受けやすくなり、大きい浮力を得ることができると共に、横風等を受けたときに姿勢制御が行いやすくなるという長所はそのまま生かして、風圧によるばたつきが発生しないジャンプ競技用衣服を提供できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005935 【氏名又は名称】美津濃株式会社 【住所又は居所】大阪府大阪市中央区北浜4丁目1番23号
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| 【出願日】 |
平成13年9月14日(2001.9.14) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2003−89906(P2003−89906A) |
| 【公開日】 |
平成15年3月28日(2003.3.28) |
| 【出願番号】 |
特願2001−279784(P2001−279784) |
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