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【発明の名称】 ブラジャー用クッションパッド
【発明者】 【氏名】高橋 秀典
【住所又は居所】東京都台東区浅草橋4−19−7 ラブロン株式会社内

【要約】 【課題】身体を好適に保護し、しかも既製品にも容易に取り付けることができるブラジャー用クッションパッドの提供。

【解決手段】ブラジャー4の両乳房カップ間を連結するカップ間布部5の内側に宛われるパッド本体1と、カップ本体1をブラジャー4に着脱可能に取り付ける取付手段とを備え、取付手段は、パッド本体1のブラジャー側面にフック状起毛からなる面ファスナー部材9を備え、面ファスナー部材9がブラジャー4のカップ間布部5の内側に備えられたループ状起毛からなる面10と面ファスナー8を構成するようにした。
【特許請求の範囲】
【請求項1】ブラジャーの両乳房カップ間を連結するカップ間布部の内側に宛われるパッド本体と、該パッド本体を前記ブラジャーに着脱可能に取り付ける取付手段とを備えたことを特徴としてなるブラジャー用クッションパッド。
【請求項2】取付手段は、パッド本体のブラジャー側面にフック状起毛からなる面ファスナー部材を備え、該面ファスナー部材がブラジャーのカップ間布部の内側に備えられたループ状起毛からなる面と面ファスナーを構成するようにした請求項1に記載のブラジャー用クッションパッド。
【請求項3】取付手段は、基端側がパッド本体に連結された細長の巻き掛け部材と、該巻き掛け部材の先端側と前記パッド本体とを着脱自在に係止させる係止部材とを有し、前記巻き掛け部材をカップ間布部の外側に掛け回し、該巻き掛け部材の先端側を前記係止部材をもってパッド本体に係止させることにより前記パッド本体をブラジャーに取り付けられるようにしてなる請求項1に記載のブラジャー用クッションパッド。
【請求項4】係止部材は、一対の基布の一方側にフック状起毛を、他方側にループ状起毛を設けた一対の面ファスナー部材からなる面ファスナーである請求項3に記載のブラジャー用クッションパッド。
【請求項5】巻き掛け部材は伸縮性を有するゴム状弾性材をもって形成してなる請求項3又は4に記載のブラジャー用クッションパッド。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラジャーを装着した際に、乳房保形用の線状材等から身体を好適に保護するブラジャー用クッションパッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、乳房カップの下縁部から側縁部にかけて、金属或いは合成樹脂などのある程度の剛性を有する保形用の線状材を縫い込み、該線状材により乳房の形状を美しく整え、女性の胸を美しく見せるブラジャーが提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような従来の技術では、乳房の形状及び体型は人によって異なり、また、同じサイズでもメーカによって大きさが異なることがあるので、既製品のブラジャーを装着した際には身体に合わない場合があり、このような場合には、乳房カップの中心側縁部即ち保形用線状材の端部が鳩尾の辺りに強く当たったり、擦れたりし、痛みを伴うことがあるという問題があった。
【0004】本発明は、このような従来の技術の状況を鑑み、身体を好適に保護し、しかも既製品にも容易に取り付けることができるブラジャー用クッションパッドの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を解決し、所期の目的を達成するための請求項1の発明は、ブラジャーの両乳房カップ間を連結するカップ間布部の内側に宛われるパッド本体と、該パッド本体を前記ブラジャーに着脱可能に取り付ける取付手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】このように構成することで、パッド本体がクッション性を発揮し、カップ部の内縁部、即ち保形用線状材端部等が身体に強く当たることから好適に保護し痛みを緩和する、しかも、既製品についても取り付けることができる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明において、取付手段は、パッド本体のブラジャー側面にフック状起毛からなる面ファスナー部材を備え、該面ファスナー部材がブラジャーのカップ間布部の内側に備えられたループ状起毛からなる面と面ファスナーを構成するようにしたことで、クッションパッドをブラジャーに対して容易に取り外しできる。
【0008】請求項3の発明は、請求項1の発明において、取付手段が、基端側がパッド本体に連結された細長の巻き掛け部材と、該巻き掛け部材の先端側と前記パッド本体とを着脱自在に係止させる係止部材とを有し、前記巻き掛け部材をカップ間布部の外側に掛け回し、該巻き掛け部材の先端側を前記係止部材をもってパッド本体に係止させることにより前記パッド本体をブラジャーに取り付けられるようにしたことで、ブラジャーのカップ間布部の生地、或いは形状を問わずにクッションパッドをブラジャーに取り付けることができる。
【0009】請求項4の発明は、請求項3の発明において、係止部材が、一対の基布の一方側にフック状起毛を、他方側にループ状起毛を設けた一対の面ファスナー部材からなる面ファスナーであることで、容易に着脱することができる。
【0010】請求項5の発明は、請求項3又は4の発明において、巻き掛け部材を伸縮性を有するゴム状弾性材をもって形成したことで、カップ間布部の上下幅が異なる等、サイズの異なるブラジャーに対しても対応することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
【0012】図1はブラジャー用クッションパッドを示し、符号1はパッド本体である。
【0013】パッド本体1は、図2に示すように、外袋2の内部に綿等の緩衝物3が詰め込まれている。また、パッド本体1の大きさは、パッド本体1をブラジャー4のカップ間布部5に宛った時に、該パッド本体1の両側端部がカップ部6の内側縁即ち、線状材7の端部等の身体に当たる部分に被さる大きさとなっている。尚、パッド本体1の構造は、上述の構造の他、それ自体に緩衝性を有する部材を用いても良い。
【0014】パッド本体1の裏面、即ち外袋2の裏面には面ファスナー8を構成するフック状起毛からなる面ファスナー部材9が一体的に取り付けられている。
【0015】このブラジャー用クッションパッドAは、カップ間布部5内側の生地にループ状起毛からなる面10を有するブラジャーに用いることができる。この場合、図3に示すように、パッド本体1の面ファスナー部材9と、カップ間布部5内側の生地がそれぞれフック状起毛、ループ状起毛からなる面となっているので面ファスナー8を構成し、該面ファスナー8が取付手段となり、ブラジャー4のカップ間布部5の裏側にパッド本体1を宛った状態で取り付けることができるようになっている。
【0016】次に、本願発明の他の実施例について説明する。尚、上述の実施例と同一の部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0017】図4は、ブラジャー用クッションパッドの他の一例を示し、符号1はパッド本体、11は取付手段である。
【0018】パッド本体1は、図2に示す上述した実施例と同様に、外袋2の内部に綿等の緩衝物3が詰め込まれている。パッド本体の大きさは、パッド本体1をカップ間布部5に宛った時に、パッド本体1の両側端部がカップ部の内側縁即ち、線状材端部等の身体に当たる部分に被さる大きさとなっている。
【0019】取付手段11は、基端側12aがパッド本体1に連結された細長の巻き掛け部材12と、巻き掛け部材12の先端側12bとパッド本体1とを着脱自在に係止させる係止部材13とを備えている。
【0020】巻き掛け部材12は、ゴム紐等の伸縮性を有するゴム状弾性材をもって形成されている。
【0021】係止部材13は、一対の基布の一方側にフック状起毛を、他方側にループ状起毛を設けた一対の面ファスナー部材14,15を備えている。この面ファスナー部材の一方14は、パッド本体1の裏面に一体的に取り付けられ、他方15は巻き掛け部材の先端側12bに取り付けられている。尚、パッド本体1に取り付けられた面ファスナー部材14がループ状起毛からなるものであれば、面ファスナー部材15はフック状起毛からなるものとなり、逆もまた可能である。
【0022】このブラジャー用クッションパッドBは、図5に示すようにパッド本体1をカップ間布部5の内側に宛った状態で、巻き掛け部材12をカップ間布部5の外側に掛け回し、面ファスナー部材15をカップ間布部5とパッド本体1との間に挿入し、面ファスナー部材14に係止させることによって、面ファスナー部材14,15同士が係合され、巻き掛け部材12の先端部12bがパッド本体1に連結され、パッド本体1がブラジャー4に取り付けられる。
【0023】また、カップ間布部5の上下方向幅が異なる場合でも巻き掛け部材12は伸縮性を有するので対応させることができる。
【0024】上述の実施例では、係止部材に面ファスナーを利用したものについて説明したが、ホック等を利用したものであってもよい。
【0025】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るブラジャー用クッションパッドは、既製品のブラジャーに容易に取り付けることができ、パッド本体がブラジャーと身体との間にあって、クッション性(緩衝性)を発揮し、好適に保形用線状材等から身体を保護することができる。
【0026】また、取付手段として伸縮性を有する細長の巻き掛け部材を使用することにより、カップ間布部の上下幅が異なる等、サイズの異なるものにも容易に適応させることができ、また、フロントホック方式のブラジャー等に関しても適用することができる。
【0027】また、取付手段に面ファスナーを使用することによって、簡単に着脱することができる。
【出願人】 【識別番号】593094268
【氏名又は名称】ラブロン株式会社
【住所又は居所】東京都台東区浅草橋4丁目19番7号
【出願日】 平成14年2月15日(2002.2.15)
【代理人】 【識別番号】100089886
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 雅雄
【公開番号】 特開2003−239109(P2003−239109A)
【公開日】 平成15年8月27日(2003.8.27)
【出願番号】 特願2002−37645(P2002−37645)