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【発明の名称】 ガードル
【発明者】 【氏名】金子 ハル
【住所又は居所】東京都足立区平野1丁目2番7号 株式会社マミエール内

【要約】 【課題】そけいリンパを圧迫することがなく、かつ、ヒップの丸みを崩すことのないガードルを提供すること。

【解決手段】遠赤外線セラミック練り込み布地を表地と裏地に使用し、表地は、伸縮性を有する布地をもって上端が臍よりやや上まで覆うハイウエストで、下端が太ももの略中間位置まで覆う長さを有し、この表地の後面には、臀部の形状に合わせた臀部モールド部を形成し、裏地は、臀部を外周から中心に向かって持ち上げて形を整えるために、後面に前記臀部モールド部の外周縁部に略一致した臀部用切り欠きを形成したC型に裁断された臀部支え裏地と、内股に位置しリンパの流れと血流を促進するための2枚重ね部と太ももに位置し全周囲を圧迫せずに支えるための帯状部とからなる太もも裏地とからなる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 遠赤外線セラミック練り込み布地を表地と裏地に使用し、前記表地は、伸縮性を有する布地をもって上端が臍よりやや上まで覆うハイウエストで、下端が太ももの略中間位置まで覆う長さを有し、この表地の後面には、臀部の形状に合わせた臀部モールド部76を形成し、前記裏地は、臀部を外周から中心に向かって持ち上げて形を整えるために、後面に前記臀部モールド部76の外周縁部に略一致した臀部用切り欠き80を形成したC型に裁断された臀部支え裏地79と、内股に位置しリンパの流れと血流を促進するための2枚重ね部85と太ももに位置し全周囲を圧迫せずに支えるための帯状部86とからなる太もも裏地81とを具備したことを特徴とするガードル。
【請求項2】 臍よりやや上からクロッチ部の間に中央飾り地73と中央部裏地78を2枚重ねとし、この中央飾り地73は、伸縮性の少ない織り方をした布地からなることを特徴とする請求項1記載のガードル。
【請求項3】 表地と裏地の縫製時に、後面の臀部モールド部76を垂直に2分する位置に、ゴム紐83を一体に縫い付けてシャーリングによりダーツを形成し、臀部モールド部76を下方へやや引き下げてヒップ部分に丸みが形成されるようにしたことを特徴とする請求項1記載のガードル。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、健康と美を保つための女性用のガードルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すようなショートガードル70では、ヒップからウエストの周りを強く締め付けるものが多く、また、ハイウエストのものでも、ウエスト部分のきついものがほとんどであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現代人は、エネルギー不足で体が冷え、有害な電磁波の影響で自律神経を病んでいる。この冷えの改善と電磁波を軽減する環境を作ってそれを継続することが重要である。しかるに、従来のガードル70は、ウエスト部分を強く締め付けることで、リンパの流れを妨げてしまう。また、図5に示すようなショートガードル70では、そけいリンパを圧迫し、かつ、ヒップの形を崩し、太ももに脂肪を逃がし、太ももを太くする。そけいリンパを圧迫すると、脚のリンパの流れや血流も悪くなり、体を冷やす原因になっている。
【0004】本発明の目的は、そけいリンパを圧迫することがなく、かつ、ヒップの丸みを崩すことのないガードルを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、遠赤外線セラミック練り込み布地を表地と裏地に使用し、前記表地は、伸縮性を有する布地をもって上端が臍よりやや上まで覆うハイウエストで、下端が太ももの略中間位置まで覆う長さを有し、この表地の後面には、臀部の形状に合わせた臀部モールド部76を形成し、前記裏地は、臀部を外周から中心に向かって持ち上げて形を整えるために、後面に前記臀部モールド部76の外周縁部に略一致した臀部用切り欠き80を形成したC型に裁断された臀部支え裏地79と、内股に位置しリンパの流れと血流を促進するための2枚重ね部85と太ももに位置し全周囲を圧迫せずに支えるための帯状部86とからなる太もも裏地81とを具備したことを特徴とするガードルである。
【0006】このようにして形成された股上の深いガードル70を穿くことで、ウエスト部分に圧迫感を与えることなく、下腹部とウエスト部の贅肉をすっぽりと包み込み、また、ヒップの丸みもつぶさず、ヒップを外周から臀部モールド部76に向かって持ち上げて形を整え、さらに、太ももの中間まで包み込んだロングガードルとなっていることで、太ももに脂肪が流れるのを阻止している。ヒップを臀部モールド部76部分で補整しつつ体重を支えるために、背骨にかかる負担を軽減することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1乃至図4に基づき説明する。本発明によるガードル70は、遠赤外線セラミック練り込み糸からなる布地をすべての表地と裏地に使用している。
【0008】前記表地は、図3(a)に示すように、右側表地71a、左側表地71b、中央飾り地73,クロッチ用ネット地74,右側太もも広幅レース75a、左側太もも広幅レース75bからなる。前記右側表地71aは、伸縮性を持って織られた布地からなり、前面中央から折り返し線82を経て後面中央まで覆うだけの幅を有し、また、上下方向は、上端が臍よりやや上まで覆うようなハイウエストで、下端が太ももの略中間位置まで覆う長さとなっている。この右側表地71aの前面側中央部に当たる部分には、中央飾り地73の取り付け用の鉤型の切り欠きと、右側クロッチ取付け切り欠き77aが形成され、後面側中央部に当たる部分にも右側クロッチ取付け切り欠き77aが形成され、さらに、後面に縦半分のハート形の右側臀部モールド部76aがモールド形成されている。前記左側表地71bについても、右側表地71aと対称形をなしている。なお、右側表地71aと左側表地71bにおいて、両側の折り返し線82で折り返すようにして、縫い代を作らないようにしているのは、縫い代を作ると、その縫い代でヒップに圧力がかかり、ヒップに縦筋が生じるからである。
【0009】前記中央飾り地73は、伸縮性の少ない織り方をした布地をダイヤ型に裁断したものである。前記右側太もも広幅レース75aと左側太もも広幅レース75bは、図3(a)に2点鎖線で示すように、前記右側表地71aと左側表地71bの下端部にそれぞれ重ねて縫製されるもので、伸縮性のある織り方をした飾りを兼ねたストレッチレース布からなる。前記クロッチ用ネット地74は、伸縮性のある織り方をしたネットなどの布地で、2枚重ねとなっている。
【0010】図3(b)に示す裏地は、伸縮性のある織り方をした布地を使用した中央部裏地78、右側臀部支え裏地79a、左側臀部支え裏地79b、右側太もも裏地81a及び左側太もも裏地81bからなる。83は、ゴム紐である。前記右側臀部支え裏地79aには、内側の右側臀部用切り欠き80aが前記右側臀部モールド部76aの外周縁部に略一致したC型に裁断され、ヒップを外周から中心に向かって持ち上げて形を整える。また、前記右側表地71aの右側クロッチ取付け切り欠き77aと一致する右側クロッチ取付け切り欠き77aが切り欠かれてている。前記左側臀部支え裏地79bについても、右側臀部支え裏地79aと対称形をなしている。
【0011】前記右側太もも裏地81aは、内股に位置するようにしてリンパの流れと血流を促進し、経穴を温めるための2枚重ね部85aと、太ももの全周囲を圧迫せずに、しかも、しっかりと支えるための帯状部86aとからなり、前記2枚重ね部85aには、前記右側表地71aの右側クロッチ取付け切り欠き77aと一致する右側クロッチ取付け切り欠き77aが切り欠かれている。
【0012】以上のような表地と裏地が重ね合わせられて縫製される。このとき、後面の臀部モールド部76を2分する部分と上端部とに、それぞれゴム紐83を一体に縫い付け、シャーリングによるダーツを作る。このため、臀部モールド部76の部分では、図2に示すように、後面がやや下方へ引き下げられて、中間部にたるみが形成され、ヒップ部分の丸みがより強調される。また、上端部分では、表地71と臀部支え裏地79が共に伸縮性を有することと相俟って、ゴム紐83をきつくならないように、即ち、ウエスト部分が食い込まない程度に緩めに縫製されている。
【0013】このようにして形成された股上の深いガードル70を穿くことで、ウエスト部分に圧迫感を与えることなく、下腹部とウエスト部の贅肉をすっぽりと包み込み、また、ヒップの丸みもつぶさず、ヒップを外周から臀部モールド部76に向かって持ち上げて形を整え、さらに、太ももの中間まで包み込んだロングガードルとなっていることで、太ももに脂肪が流れるのを阻止している。ヒップを逆ハート型の臀部モールド部76部分で補整しつつ体重を支えるために、背骨にかかる負担を軽減することができる。また、表地71に中央部裏地78、臀部支え裏地79,太もも裏地81を張り合わせることにより一重部84の部分が生じるが、これは、足の付け根部分の動きを妨げないようにしたものである。
【0014】また、臍のやや上から下腹部は、中央飾り地73と中央部裏地78が2枚重ねとなっているため、身体における腹部の中央線に沿って存在する重要な多数の経穴、例えば、中かん(ちゅうかん)(上腹部の中央で、へそとみぞおちの中間にあり、腹部の内臓・消化器全般の病気、食欲不振、ノイローゼ、不眠症等の治療に効果を発揮する)、水分(すいぶん)(へその上3〜4cmのところにあり、大腸の水分バランスを整える働きを有し、下痢等の治療に効果を発揮する)、気海(きかい)(へそ下4〜5cmのところにあり、精神症時の呼吸促迫、婦人病・泌尿器・消化器の急性の痛みの治療に効果を発揮する)などを温める効果がある。
【0015】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、遠赤外線セラミック練り込み布地を表地と裏地に使用し、前記表地は、伸縮性を有する布地をもって上端が臍よりやや上まで覆うハイウエストで、下端が太ももの略中間位置まで覆う長さを有し、この表地の後面には、臀部の形状に合わせた臀部モールド部76を形成し、前記裏地は、臀部を外周から中心に向かって持ち上げて形を整えるために、後面に前記臀部モールド部76の外周縁部に略一致した臀部用切り欠き80を形成したC型に裁断された臀部支え裏地79と、内股に位置しリンパの流れと血流を促進するための2枚重ね部85aと太ももに位置し全周囲を圧迫せずに支えるための帯状部86aとからなる太もも裏地81とを具備したので、ウエスト部分に圧迫感を与えることなく、下腹部とウエスト部の贅肉をすっぽりと包み込み、また、ヒップの丸みもつぶさず、ヒップを外周から臀部モールド部76に向かって持ち上げて形を整えることができる。さらに、太ももの中間まで包み込んだロングガードルとなっていることで、太ももに脂肪が流れるのを阻止している。さらにまた、ヒップを臀部モールド部76で補整しつつ体重を支えるために、背骨にかかる負担を軽減することができる。
【0016】請求項2記載の発明によれば、臍よりやや上からクロッチ部の間に中央飾り地73と中央部裏地78を2枚重ねとし、この中央飾り地73は、伸縮性の少ない織り方をした布地からなるので、下腹部を補整し、身体における腹部の中央線に沿って存在する重要な多数の経穴を温めて脂肪を分解させる効果がある【0017】請求項3記載の発明によれば、表地と裏地の縫製時に、後面の臀部モールド部76を垂直に2分する位置に、ゴム紐83を一体に縫い付け、臀部モールド部76を下方へやや引き下げてヒップ部分に丸みが形成されるようにしたので、ヒップをつぶすことなく、外周から臀部モールド部76に向かって持ち上げて形を整える効果がある。
【出願人】 【識別番号】598022244
【氏名又は名称】株式会社マミエール
【住所又は居所】東京都足立区平野1丁目2番7号
【出願日】 平成14年2月15日(2002.2.15)
【代理人】 【識別番号】100076255
【弁理士】
【氏名又は名称】古澤 俊明
【公開番号】 特開2003−239104(P2003−239104A)
【公開日】 平成15年8月27日(2003.8.27)
【出願番号】 特願2002−38720(P2002−38720)