| 【発明の名称】 |
ブラジャー |
| 【発明者】 |
【氏名】南方 博之
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| 【要約】 |
【課題】術後や出産後における左右のバストの大きさや形の相違、さらには個人差による左右のバストの大きさや形の相違に対処して左右のバストを均等に見せることができ、また左右のパットの位置ずれを防止すると共に肩こりの生じない良好な装着感を得るようにし、さらにはこのような左右のパットの装着状態を経時的に保持することができるようしたブラジャーを提供する。
【解決手段】ブラジャー1に設けられた左右のカップ部2、2の内側に伸縮性かつ密封性を有する材料によって密閉状の袋体に形成されたエアーパット2、2を固着すると共に、それぞれのエアーパット2、2内に封入する空気量を個々に調整可能としたものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】ブラジャーに設けられた左右のカップ部の内側に伸縮性かつ密封性を有する材料によって密閉状の袋体に形成されたエアーパットを固着すると共に、それぞれのエアーパット内に封入する空気量を個々に調整可能としたことを特徴とするブラジャー。 【請求項2】前記左右のカップ部の内側に付設されたパット受け部又はポケット部の内部に前記エアーパットが収納されていることを特徴とする請求項1記載のブラジャー。 【請求項3】前記左右のカップ部の内側に前記エアーパットの周囲を逢着したことを特徴とする請求項1記載のブラジャー。 【請求項4】前記左右のエアーパットに空気の吹込口を設けると共に該吹込口に密封蓋が設けられ、開封した前記吹込口から被着者が空気を吹き入れることによって前記左右のエアーパット内の空気量を個々に調整可能としたことを特徴とする請求項1乃至3記載のブラジャー。 【請求項5】前記左右のエアーパットに設けられた吹込口を押し込むことによって該吹込口を各エアーパット内に埋没自在としたことを特徴とする請求項4記載のブラジャー。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、女性用下着であるブラジャーにおいて左右のカップ部の内側に設けられたパットの膨出量を可変とすることにより、左右に偏りのあるバストを補整するようにしたブラジャーに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、美容のためのバストアップ、術後または出産後における左右のバストの大きさの違いを補整する手段として、ブラジャーのカップ部にパットを挿着することが行われている。 【0003】ところで、従来のパットはその大きさや形状が購入時の一形態に限定されているため、術後や出産後における左右のバストの大きさや形の相違、さらには個人差による左右のバストの大きさや形の相違に対処して、その補整をすることは困難であった。そのため、被着者は多種類のパットを購入する必要があり、経済的な無駄や取替え時の面倒さ等に欠点を有するものであった。 【0004】また、従来のブラジャーは、装着中において、パットがパット受け内で位置ずれしたり、パット受けから外れるという欠点もあった。 【0005】さらに、パットの材質によっては経時的にへたりが生じやすく、一定の形状を長時間保つことが困難であるため、着用中に違和感が生じる等、長時間の使用に適さないという問題があった。 【0006】さらに、パットの素材としてシリコン等の重量比の大なるものを使用すると、長時間の使用において肩こりの原因になるという問題もあった。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題点を解消するためになされたもので、術後や出産後における左右のバストの大きさや形の相違、さらには個人差による左右のバストの大きさや形の相違に対処して左右のバストを均等に見せることができ、また左右のパットの位置ずれを防止すると共に肩こりの生じない良好な装着感を得るようにし、さらにはこのような左右のパットの装着状態を経時的に保持することができるようしたブラジャーを提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、ブラジャーに設けられた左右のカップ部の内側に伸縮性かつ密封性を有する材料によって密閉状の袋体に形成されたエアーパットを固着すると共に、それぞれのエアーパット内に封入する空気量を個々に調整可能としたことを特徴とする。 【0009】また、請求項2の発明は、請求項1において、前記左右のカップ部の内側に付設されたパット受け部又はポケット部の内部に前記エアーパットが収納されていることを特徴とする。 【0010】また、請求項3の発明は、請求項1において、前記左右のカップ部の内側に前記エアーパットの周囲を逢着したことを特徴とする。 【0011】また、請求項4の発明は、請求項1乃至3において、前記左右のエアーパットに空気の吹込口を設けると共に該吹込口に密封蓋が設けられ、開封した前記吹込口から被着者が空気を吹き入れることによって前記左右のエアーパット内の空気量を個々に調整可能としたことを特徴とする。 【0012】また、請求項5の発明は、請求項4において、前記左右のエアーパットに設けられた吹込口を押し込むことによって該吹込口を各エアーパット内に埋没自在としたことを特徴とする。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。 【0014】図1に示すように、本発明によるブラジャー1は、左右のカップ部2、2の内側に伸縮性かつ密封性を有する材料によって密閉状の袋体に形成されたエアーパット3、3(図2参照)を固着すると共に、それぞれのエアーパット3内に封入する空気量を個々に調整可能としたものである。 【0015】このような構成についてより詳細に述べると、図1に示すように、本発明によるエアーパット3、3は通常の構成によるブラジャー1の左右のカップ部2、2の内側に固着するものであり、その固着方法としては、図3(a)に示すように、左右それぞれのカップ部2、2の内側に逢着してあるパット受け部6又はポケット部の内部にエアーパット3、3を収納して固定状態にするか、または図3(b)に示すように、左右それぞれのカップ部2、2の内側にエアーパット3、3を当ててそれぞれのエアーパット3、3の周囲をカップ部2、2側に直接逢着(逢着部7)する。 【0016】また、エアーパット3は、図1に示すように左右のカップ部2、2の形状に近似した円形形状に形成されている。即ち、図2(a)に示すような婉曲形状の外形を有し、伸縮性かつ密封性を有するゴム製又は合成樹脂製等によって密閉状の袋体に形成されている。 【0017】このようなエアーパット3の形状は、エアーパット3を構成する平面材料を前後に合わせ、その周囲を溶着又は接着する等によって密閉状に形成するか、または一体成形により密閉状に形成したものとしてもよい。 【0018】さらに、左右それぞれのエアーパット3、3には空気の吹込口4が設けられ、各吹込口4には密封蓋5が設けられている。従って、図2(b)に示すように、それぞれの吹込口4を押し込むことによって該吹込口4をエアーパット3、3内に埋没させ、ブラジャー1の装着時にこの吹込口4が肌を押圧しないようにしたり、図2(c)に示すように、吹込口4を引き出すことによって吹込口4を突出させ、ブラジャー1の被着者がエアーパット3、3の内部に空気を吹き込むときの便宜を図るようにしている。 【0019】このような構成によって、それぞれのエアーパット3、3の吹込口4、4から被着者が息を吹き入れることにより、左右それぞれのエアーパット3、3内の空気量を個々に調整することができる。 【0020】また、本実施例のブラジャーは、左右それぞれのエアーパット3、3の内部には空気が充填されているため、エアーパット3、3自体を軽量に構成することができるだけでなく、必要に応じて吹込口4から息を吹き込むことによって、所望の空気量を容易に確保することができる。 【0021】さらに、このようにエアーパット3、3の内部に空気が充填されているため、エアーパット自体は容易に変形し、ブラジャー1の装着状態において、手術の切除箇所等による凹部に応じて変形することにより、左右のバストを均等に見せることことが可能となる。 【0022】即ち、図4(a)に示すように単にバストを大きく見せる場合、図4(b)に示すように手術によって胸部のほとんどを切除した状態でバストを補整する場合、図4(c)に示すようにバストに部分的な凹部が生じた場合の補整を行う等、様々なバストの大きさ及び形状に応じてエアーパット3、3の内部の空気量を調整することによって容易に対処することができる。 【発明の効果】以上説明したように、本発明のブラジャーは、左右のカップ部の内側に伸縮性かつ密封性を有する材料によって密閉状の袋体に形成されたエアーパットを固設すると共に、左右のエアーパット内に封入する空気量を個々に調整可能としてあるため、術後や出産後における左右のバストの大きさや形の相違、さらには個人差による左右のバストの大きさや形の相違に対処して左右のバストを均等にし、美しいバストラインを形成することが可能となる。 【0023】また、左右のエアーパットはそれぞれのカップ部の内側に固設されているため、各エアーパットに位置ずれが生じることがなく、パットを安定して保持することができ、エアーパットは内部に空気を充填してなるため、全体として軽量であり、空気の充填量を調整することによって必要な膨出量を得ることができる。 【0024】さらに、本発明のブラジャーのエアーパットは、上記のように内部に空気を充填してなるため、パット自体に優れた弾力性を有し、その保形性とあわせて優れた装着感を発揮することができる。 【0025】また、本発明のブラジャーにおいて、左右のエアーパットに空気の吹込口を設けると共に該吹込口に密封蓋を設けることによって、被着者が必要に応じて吹込口から息を吹き入れることにより、エアーパット内の空気の補充及び調整を容易に行うことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】397048597 【氏名又は名称】株式会社ベスタイル
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| 【出願日】 |
平成14年2月5日(2002.2.5) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100065260 【弁理士】 【氏名又は名称】谷山 守
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| 【公開番号】 |
特開2003−227009(P2003−227009A) |
| 【公開日】 |
平成15年8月15日(2003.8.15) |
| 【出願番号】 |
特願2002−27693(P2002−27693) |
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