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【発明の名称】 ワイヤー付きブラジャーおよびワイヤー固定方法
【発明者】 【氏名】中西 輝美

【要約】 【課題】この出願発明は、ワイヤーが突き抜けず保形性にも優れ、しかも、ソフトで着用感の良いワイヤー付ブラジャーを提供することを課題とする。

【解決手段】この出願発明は、ワイヤーがワイヤー被覆体に接着されているワイヤー付きブラジャーおよびその作成方法に関する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ワイヤーがワイヤー被覆体に接着されていることを特徴とするワイヤー付きブラジャー。
【請求項2】 ワイヤーがワイヤー被覆体に接着剤により接着されていることを特徴とする請求項1に記載のワイヤー付きブラジャー。
【請求項3】 ワイヤーが少なくとも片面に接着剤が塗布されている固定用シートによりワイヤー被覆体に接着されていることを特徴とする請求項1に記載のワイヤー付きブラジャー。
【請求項4】 固定用シート基材が伸縮性を有することを特徴とする請求項3に記載のワイヤー付きブラジャー【請求項5】 固定用シート基材が織物であることを特徴とする請求項3に記載のワイヤー付きブラジャー【請求項6】 ワイヤーが表面を粗面化加工したものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のワイヤー付きブラジャー。
【請求項7】 ワイヤーが表面をエネルギー線処理加工したものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のワイヤー付きブラジャー。
【請求項8】 ワイヤーをワイヤー被覆体に挿入し、接着することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のワイヤー付きブラジャーの作成方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】 この出願発明は、ソフトな着用感で保型性を持ち、ワイヤーの突き抜けのないワイヤー付ブラジャーおよびその作成方法に関する。
【0002】
【従来技術】 従来、ブラジャーに、乳房の形状を美しく保つために形状記憶合金等の金属ワイヤー、あるいは非常に硬いポリアセタール等のプラスチックワイヤーを内蔵したものは使用されている。ワイヤーは、筒状、テープ状などのワイヤー被覆体に包まれて縫いつけられているが、金属、樹脂の両端が強く肌にあたるため、骨、皮膚が圧迫され、痣がつき、硬い樹脂、金属の成型体で有るため、変形し難いが、極限点を超えると完全に変形してしまい、本来の機能を失い着用出来なくなり、洗濯を繰り返すと、金属、樹脂が縫製部を突き抜けワイヤーが外に飛び出し、痛みを感じたり肌を傷つけることがある。このためワイヤーをソフトなものにすることが提案されているが、ソフトなワイヤーにすると痛みは減るが保型性は低下するという問題がある。さらに、ワイヤーの端部を丸くしたりあるいは太くすることにより、ワイヤー被覆体を突き抜けない形状にする方法があり、樹脂製ワイヤーなら端部を突き抜けない形状に成型したワイヤー付ブラジャー、端部にキャップをかぶせたり、金属製のワイヤーの場合全体を樹脂でコーティングし端部に樹脂チップをつけたものが提案されている。ワイヤー被覆体に目の詰んだ布帛を用いたり、それを2重、3重にして丈夫にして、ワイヤーが突き抜けないようにすることも提案されている。さらに、ワイヤーの動きを止めるために、ワイヤーの両端に穴をあけておいて、縫い付けるということも提案されている。しかし、ワイヤー先端を丸く、太くすると使用時に違和感があり、また、ワイヤー被覆体に丈夫な布を用いてもワイヤーのほうが布より硬いので飛び出すという問題があり、ワイヤーに穴をつけて縫製するには縫製の手間がかかるという問題があり、その解決が望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 この出願発明はこれらの問題を解決するものであり、ワイヤーがブラジャーから突き抜けず、保形性にも優れ、しかも、ソフトで着用感の良いワイヤー付ブラジャーおよびその作成方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 この出願発明は、ワイヤーがワイヤー被覆体に接着されているワイヤー付きブラジャーおよびその作成方法に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】 ワイヤーが接着剤により接着されているワイヤー付きブラジャーであることが好ましい。
【0006】
【作用】 この出願発明のワイヤー付ブラジャーは、ワイヤーがワイヤー被覆体に接着されており、ワイヤー被覆体から突き抜けないので、肌を傷つけることがなく、安全に着用できる。すなわち、ワイヤー被覆体の内側に接着剤を配してワイヤーを接着し、ワイヤーが自由に動くのを止め、縫製部からワイヤーが飛び出すことを防止する。また、ワイヤーの周辺が接着されてワイヤー被覆体に固定されるので保型性が向上し、従来よりソフトなワイヤー、樹脂が使用できる様になり、さらに柔らかい樹脂、もしくはより薄い金属の使用により、ソフトな仕上がりとなる。
【0007】ワイヤーが少なくとも片面に接着剤が塗布されている固定用シートによりワイヤー被覆体と接着されていることがとくに好ましい。ワイヤーとワイヤー被覆体の間に該固定用シートを使用することにより、従来とおなじブラジャー縫製工程でも手軽に接着を実施することができ、接着に関して特別な設備や工程の追加を必要としない。また、ワイヤーとワイヤー被覆体が直接接着されている場合よりもクッション効果が加わり肌当たりが良くなる。
【0008】ワイヤー被覆体は、編織物、不織布などとくに限定されないが、ブラジャーの形態に縫製したときカップの周囲に無理なく縫いつけられ、ブラジャーの曲線に沿わせやすい編物が使用され、特にワイヤーの硬さが肌に感じにくくするクッション性を有し、肌に当たってもサラサラしてムレ感がない起毛トリコットがとくに好ましい。この出願発明のワイヤー被覆体に使用する繊維は特に限定するものではなく、例えば、絹、羊毛、綿、麻などの天然繊維、レーヨン繊維などの再生繊維、アセテート繊維などの半合成繊維、ポリアミド繊維、ポリビニルアルコール繊維、アクリル繊維、ポリエステル繊維、ポリ塩化ビニリデン繊維、ポリ塩化ビニル系繊維、ポリウレタン繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維などの合成繊維を使用することができる。一般には、洗濯後の乾燥性の良いポリエステルが用いられる。肌への刺激が少ない天然繊維(おもに綿)も好まれる。ワイヤー被覆体は、編織物、不織布等を筒状に縫製し、これをカップの周囲にワイヤーが挿入出来るようにレール状に2列のミシンを掛けて固定することがとくに好ましい。片端を閂状に縫製後、ワイヤーを挿入し、他端をさらに閂状に縫製したものが好ましい。
【0009】ワイヤーをワイヤー被覆体に接着する固定用シートの基材は、被覆体と同様、融通性があるものが好ましく、ニット生地、加工糸の織物がとくに好ましい。固定用シートの基材は、伸縮性を有することがとくに好ましい。これはワイヤーのカーブに沿って用いる時、しわが生じない。また、固定用シートの基材は織物であることがとくに好ましい。これはクッション性を有し、肌当たりを良くする。伸縮性のない織物の場合は、バイアス使いをすることでワイヤーのカーブに沿わせる。
【0010】この出願発明の固定用シート基材に使用する繊維は特に限定するものではなく、例えば、絹、羊毛、綿、麻などの天然繊維、レーヨン繊維などの再生繊維、アセテート繊維などの半合成繊維、ポリアミド繊維、ポリビニルアルコール繊維、アクリル繊維、ポリエステル繊維、ポリ塩化ビニリデン繊維、ポリ塩化ビニル系繊維、ポリウレタン繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維などの合成繊維を使用することができる。伸縮性を有する加工糸や捲縮性繊維などを用いると、シートに伸縮性を持たせることができるので好ましい。
【0011】前記の固定用シート基材の少なくとも片面に接着剤が塗布され、ワイヤー固定用シートを得る。接着剤は、通常の接着剤が使用されるが、感熱接着剤、感圧接着剤その他が使用されるが、感熱接着剤がとくに好ましく、融点が100〜150℃の熱可塑性樹脂がより好ましく、融点が100〜130℃である熱可塑性樹脂であることがとくに好ましい。接着剤は固形であっても良いし、水分散型のものであっても良いし、或いは溶液型のものであっても良く、特に限定するものではない。固定用シート基材への塗布方法も、プリント法、転写法、スプレー法など公知の方法によって行う。
【0012】たとえば、エポキシ、ポリウレタン、アクリル、エチレン酢酸ビニル、ポリアミド、ポリエステル、ゴム系、シリコーン、2液反応型シアノアクリレート系等の液状の接着剤や、エポキシ、ポリウレタン、アクリル、エチレン酢酸ビニル、ポリアミド、ポリエステル、ゴム系、その他の粉末またはシート状の固形接着剤を使用することができる。これらの樹脂は、ワイヤーの種類により異なり、たとえば、ポリカーボネートの場合は、熱可塑性樹脂である変性ポリウレタン樹脂がとくに好ましい。
【0013】たとえば、液状接着剤を用いてワイヤーをワイヤー被覆体に接着する場合には、2液反応型シアノアクリレート系を除く上記の液状接着剤については、固定用シート基材の接着面に接着剤を塗布または吹き付け、溶剤をとばして、この固定用シートをワイヤー被覆体と重ねて筒を作成し、ブラジャーに縫いつけて、ワイヤーを挿入し、ホットプレート、蒸気プレスまたはアイロン等により両面を押さえつけた状態で100〜150℃で数分間(たとえば1〜3分間程度)保持する。このようにして、接着剤が硬化して、ワイヤーと固定用シートとワイヤー被覆体が一体となる。一方、2液反応型シアノアクリレート系の液状接着剤を用いる場合には、固定用シート基材の接着面に接着剤を塗布または吹き付け、ワイヤーを挿入することによって、接着剤が常温で硬化する。
【0014】この水分散型の接着剤として、ポリアクリル酸エステル、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、アクリル系、ポリスチレン、ポリオレフィン、及びこれらの共重合体などの熱可塑性合成樹脂、天然ゴム、天然合成ゴム、ニトリルゴム、スチレン・ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴムなどのゴム、尿素−ホルマリン樹脂、メラミン−ホルマリン樹脂、フェノール樹脂などの熱硬化性樹脂を例示できるが、これらに限定されるものではない。
【0015】固定用シート基材がニットや織物など多孔素材の場合、図6に示されているように片面に接着剤を塗布して、その面を外表に向け折り曲げて2重にすれば、加熱してワイヤーとワイヤー被覆体と一体にした時には素材の孔を接着剤が通過して、接着剤の塗布していない面も接着される。また、固形接着剤を用いる場合には、粉末状の接着剤については、固定用シート基材の接着面上に粉末状の接着剤を均一に振りかける。ついで、100〜150℃の雰囲気中に10〜30秒おいて、該接着剤粉末を固着させ、ワイヤー被覆体と重ねて筒を作成し、ブラジャーに縫いつけてワイヤーを挿入して、ホットプレート、蒸気プレスまたはアイロン等により押さえつけた状態で100〜150℃で数分間(たとえば1〜3分間程度)保持すると、高温で接着剤が硬化し、ワイヤーと固定用シートとワイヤー被覆体とが一体となる。
【0016】さらに、シート状の接着剤の場合には、ワイヤー被覆体に薄いシート状の接着剤を重ねて筒状とし、ワイヤーを挿入して、ホットプレート、蒸気プレスまたはアイロン等により押さえつけた状態で100〜150℃で数分間(たとえば1〜3分間程度)保持すると、高温で接着剤が硬化し、ワイヤーと固定用シート基材とワイヤー被覆体とが一体となる。
【0017】ワイヤーは、通常使用されている金属、プラスチックなど従来のものが使用される。金属としては、通常の金属ワイヤーが使用され、また、形状記憶合金も使用される。金属ワイヤーとしては、チタン合金が好ましく、形状記憶合金がとくに好ましい。形状記憶合金としては、NiTi系、Ti系、鋼系または鉄系の形状記憶合金を単独で、またはステンレス鋼、チタン、チタン合金、アルミニウム、アルミニウム合金あるいはアモルファス合金の1種以上と組み合わせ、所望の形状に形状記憶熱処理したワイヤーを使用される。
【0018】プラスチックとしては、通常使用されているプラスチック、たとえば、ポリアセタール、ナイロン、ポリエステル、ベークライト、ポリカーボネートが使用されるが、ポリカーボネートがとくに好ましい。
【0019】ワイヤーはその表面を粗面化加工したものであることがとくに好ましい。また、ワイヤーの表面をエネルギー線処理加工したものであることがとくに好ましい。このようにすることにより、より強くワイヤーをワイヤー被覆体に接着することができる。
【0020】この出願発明のワイヤー付きブラジャーを作成するには、ワイヤーとワイヤー被覆体の間に接着剤を介在させて接着することにより作成することが好ましい。ワイヤーは、ワイヤー被覆体をブラジャーにつけてから挿入したり、予めワイヤー被覆体に挿入してからブラジャーにつけて作成することができる。また、ワイヤーは、ワイヤー被覆体と接着剤が塗布された固定用シート基材とあるいは被覆材と接着剤と一緒に筒状にすることもできる。ワイヤー被覆体は、ワイヤーを接着した後に筒状にしてもよいが、あらかじめ筒状にしたワイヤー被覆体にワイヤーを挿入することがとくに好ましい。また、この出願発明のワイヤー付きブラジャーは、ワイヤーの表面に接着剤を付着させたワイヤーを使用することにより作成することもできる。
【0021】この出願発明のワイヤー付きブラジャーは、ワイヤー被覆体の内側表面に接着剤を付着させたワイヤー被覆体を使用することにより作成することができる。また、この出願発明のワイヤー付きブラジャーは、少なくとも片面に接着剤が付着している固定用シート基材をワイヤーとワイヤー被覆体の間に介在させて接着することにより作成することがとくに好ましい。クッション性を持たせる効果もある。接着剤が付着している固定用シート基材は、両面に接着剤がついていてもよいし、片面に接着剤が付着しているものを接着面を外側にして折り曲げて使用してもよい。また、接着剤のみからなるシートをワイヤーとワイヤー被覆体の間に介在させて接着し、ワイヤーが接着したワイヤー被覆体をブラジャーに縫製などにより取り付けすることによりワイヤー付きブラジャーを作成することができる。
【0022】ワイヤーは、あらかじめ表面を粗面化加工したワイヤーを使用することによりワイヤー被覆体に接着してワイヤー付きブラジャーを作成する。また、ワイヤーの表面にあらかじめエネルギー線処理加工したワイヤーを使用するすることによりワイヤー被覆体に接着してワイヤー付きブラジャーを作成する。
【0023】
【実施例】以下に、この出願発明の実施例を記載するが、この出願発明は、実施例に限定されるものではない。図1は、この出願発明のワイヤー付ブラジャーの斜視図であり、図2は、この出願発明のワイヤー付ブラジャーのA−A断面図であり、図3は、この出願発明の他のカップの外側にワイヤーを縫いつけたワイヤー付ブラジャーのA−A断面図であり、図4は、この出願発明の接着剤でワイヤーを接着したワイヤー被覆体であり、図5は、この出願発明の他のワイヤーを接着したワイヤー被覆体であってワイヤーを両面に接着剤を塗布したワイヤー固定用シートでワイヤーを固定したものであり、図6は、この出願発明の他のワイヤーを接着したワイヤー被覆体であってワイヤーを片面に接着剤を塗布したワイヤー固定用シートを折り曲げて二重にしてワイヤーを固定したものであり、図7は、ワイヤー接着力測定用のワイヤーを接着したワイヤー被覆体である。1はワイヤー付ブラジャーを、2はカップ布を3はワイヤーを、4はワイヤー被覆体を、5は接着剤を、6は両面に接着剤が付着したワイヤー固定用シートを、7は片面に接着剤が付着したワイヤー固定用シートを、8は糸を、9は接着剤が付着したワイヤー固定用シートを、10はワイヤー接着力測定用のワイヤーを接着したワイヤー被覆体をそれぞれ示す。
【0024】実施例起毛トリコットのワイヤー被覆体の内側に加工糸を用いた織物に接着剤を付着させた固定用シートを折り曲げ二重にして使用して筒状にする。折り曲げた固定用シートが二重になっている部分は、加熱時に接着剤が滲み出ることにより接着する。これによりワイヤー被覆体の内側の周りには接着樹脂が全体に、且つ均−に付着している。
固定用シート:NP−327(日本バイリーン株式会社製加工糸芯地)
縦:30d18フィラメント 89本/inch横:30d18フィラメント 59本/inch接着樹脂:熱可塑性変性ポリウレタン樹脂10g/mこのワイヤー被覆体にポリカーボネートのワイヤーを入れる。また、ポリカーボネートのワイヤーの代わりにスチールのワイヤーを入れることができる。なお、更に接着力を高めるには、表面をサンドプラストして粗面にするか、コロナ放電、紫外線照射を行うことでさらに洗濯には充分な接着力を得ることが出来る。ついで、このワイヤーが挿入されたワイヤー被覆体を、ブラジャーに縫製後、仕上げプレスでワイヤーをワイヤー被覆体に接着した。仕上げプレスの条件は、蒸気圧が3〜4kg/m、プレス圧が0.3kg/cm、3〜5secで処理した。接着力の測定は図7に示すように、ワイヤー被覆体からのワイヤーの引き抜き応力をテンシロンで測定した。(ワイヤーの端5cmを、固定用シートを介してワイヤー被覆体に接着)
結果を表1に示す。この測定の結果から、固定用シートにより接着したワイヤーは、50回洗濯しても突き抜けないことが明らかである。
【表1】
洗濯前 洗濯後 3.3mmψのポリカーボネート樹脂製ワイヤー 3.5kg 3.0kg2.0mmψのポリカーボネート樹脂製ワイヤー 3.0kg 2.7kg厚み1mm幅2mmのスチール製ワイヤー 2.47kg 2.1kgさらに、このようにして作成したワイヤー付きブラジャーを着用したところ、従来に比較して非常にソフトであり、しかも保形性は良好で、柔らかく弾性体であるため変形する力が働いても元の状態に回復した。なお、固定用シートの代わりにトリコットを使用したところ、50回洗濯するとワイヤーの端部がワイヤー被覆体から突き出した。
【0025】
【発明の効果】 この出願発明のワイヤー付ブラジャーは、ワイヤーのワイヤー被覆体内での動きを接着剤で止めることにより、突き抜けることを防止する。また、ソフトなワイヤーを使用しても、ワイヤー被覆体とワイヤーと接着剤との複合体になっているため剛性があり保型性がすぐれている。このようにして作成したブラジャーを着用したところ、従来に比較すると非常にソフトであるが保形性は良好で、柔らかく弾性体であるために変形する力が働いても回復する。この出願発明のワイヤー付ブラジャーは、ワイヤーがワイヤー被覆体に接着されており、ワイヤー被覆体から突き抜けないので、肌を傷つけることがなく、安全に着用できる。すなわち、ワイヤー被覆体の内側に接着剤や、接着剤を塗布したワイヤー固定用シートを使用しワイヤーが自由に動くのを止め、縫製部からワイヤーが飛び出すことを防止する。また、ワイヤーの周辺が接着によって固定されるので従来よりソフトなワイヤー、樹脂が使用できる様になり、さらに柔らかい樹脂、もしくはより薄い金属の使用により、ソフトな仕上がりとなる。
【出願人】 【識別番号】000229542
【氏名又は名称】日本バイリーン株式会社
【出願日】 平成13年9月20日(2001.9.20)
【代理人】 【識別番号】100102370
【弁理士】
【氏名又は名称】熊田 和生
【公開番号】 特開2003−89902(P2003−89902A)
【公開日】 平成15年3月28日(2003.3.28)
【出願番号】 特願2001−286236(P2001−286236)