| 【発明の名称】 |
貝殻焼成物による穀類の加工方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】大野 善一郎
【氏名】長谷川 博道
【氏名】加藤 桂一
|
| 【要約】 |
【課題】穀類を原材料とする食品加工製造において、付着した雑菌、農薬の除去、ならびに灰汁や酸化した種子油の除去を、安全かつ簡便に図る必要がある。また発芽の促進と発芽時の異臭味の除去を、安全かつ簡便に図る必要がある。
【解決手段】貝殻を焼成した平均粒径0.5〜50マイクロメートルの微粉末の、重量比で0.001%〜1%の水溶液に穀類を浸漬し、もしくは撹拌することにより、課題の解決を図る。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】貝殻を焼成した平均粒径0.5〜50マイクロメートルの微粉末の、重量比で0.001%〜1%の水溶液に穀類を浸漬し、もしくは撹拌することにより、殺菌、農薬除去、灰汁抜き、酸化した種子油の除去を図る、食品に供する穀類の加工方法。 【請求項2】貝殻を焼成した平均粒径0.5〜50マイクロメートルの微粉末の、重量比で0.001%〜1%の水溶液に穀類を浸漬し、もしくは撹拌することにより、穀類の発芽を促進させ、発芽時の異臭味を取り除く、食品に供する発芽を伴う穀類の加工方法。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】食品製造加工【0002】 【従来の技術】穀類に付着した農薬の除去は、水洗をするのみでほとんど対策はなされてこなかった。また、殺菌にはアルコールや塩素剤を用い、灰汁抜きにはアルカリ剤を使うなどそれぞれの対応をし、薬剤の使用は食味を悪くし健康に悪影響をもたらしていた。更に、酸化した種子油は食味を悪くするものであるが、除去するという発想がなかった。 【0003】近年玄米を発芽させた食品が製造されるようになったが、発生する異臭味の除去に流水を用いるため、大量の水が使用されている。一方貝殻焼成物は、カルシウム補強剤、食品用接着剤としての使用はあったが、本件の使用方法はなかった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】健康に悪影響をもたらす薬剤を使用せず、殺菌、農薬除去、灰汁抜き、酸化した種子油の除去、発芽促進、発芽時の異臭味の除去を、自然の食品添加物である貝殻焼成物で解決を図る。 【0005】 【課題を解決するための手段】貝殻を焼成した平均粒径0.5〜50マイクロメートルの微粉末の、重量比で0.001%〜1%の水溶液に穀類を浸漬し、もしくは撹拌することにより、除菌、農薬除去、灰汁抜き、酸化した種子油の除去、発芽促進、発芽時の異臭味の除去を図る。 【0006】 【発明の実施の形態】貝殻を焼成した平均粒径0.5〜50マイクロメートルの微粉末の、重量比で0.001%〜1%の水溶液に穀類を浸漬し、もしくは撹拌する。 【0007】 【実施例】豆腐製造に用いる大豆の洗浄並びに発芽のための浸漬に、貝殻焼成物を使用し、豆腐の食味の向上を図る。練り餡製造のための小豆の洗浄に使用し、食味の向上がみられ、殺菌効果のため日持ちがよくなった。古米を浸漬することにより、酸化した種子油の除去が図られ食味の向上がみられた。発芽玄米製造時に貝殻焼成物を使用することにより、発芽促進と異臭味の除去が図られた。 【0008】 【発明の効果】炊飯、豆腐、醤油、納豆、味噌、餡、アルコール発酵などの穀類を原材料とする食品加工製造業において、健康に悪影響をもたらす薬剤を使用せずに添加物など一切含まない自然の食品添加物である貝殻焼成物により、殺菌、農薬除去、灰汁抜き、酸化した種子油の除去、発芽促進、発芽時の異臭味の除去が同時にもたらされることは、品質と安全性の向上、コスト削減をもたらす。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】502030547 【氏名又は名称】フィールドネット有限会社
|
| 【出願日】 |
平成13年12月17日(2001.12.17) |
| 【代理人】 |
|
| 【公開番号】 |
特開2003−180278(P2003−180278A) |
| 【公開日】 |
平成15年7月2日(2003.7.2) |
| 【出願番号】 |
特願2001−402707(P2001−402707) |
|