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【発明の名称】 水産物を原料とするスナック食品の製造方法
【発明者】 【氏名】新保 昭男

【要約】 【課題】ホタテ外套膜やイカ等の水産物を原料に使って水分10%以下のサクサクしてクリスピーな食感のあるスナック食品の製造方法を提供する。

【解決手段】ホタテ外套膜やイカを温水処理して半生状態にして、真空フライヤーで真空フライを行うと仕上がった製品は、からんだり、もつれたりせずに綺麗にできる。其の後、遠心脱水機で脱油すると脂質量(10%以下)の少ないサクサクとして、クリスピーな食べやすいスナック食品ができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ホタテ外套膜と細く切ったイカをそれぞれ湯通しをして半生状態とし、其の後真空フライヤーでそれぞれ真空フライを行い、遠心分離機で脱油することを特徴とするホタテ外套膜とイカのスナック食品の製造方法。
【請求項2】 下記の工程からなることを特徴とするホタテ外套膜のスナック食品の製造方法。
第1工程 ホタテ外套膜を50℃以下の温水の中を通して湯通しをして半生状態として冷水で冷却する。
第2工程 冷却したホタテ外套膜を水きり後、食塩等で一晩味付けする。
第3工程 食用油を入れた真空フライヤーで油温85℃±5℃で約30分間真空フライする。
第4工程 真空フライ後、遠心脱水機で、約30分間脱油する。
【請求項3】 下記の工程からなることを特徴とするイカのスナック食品の製造方法。
第1工程 イカを細切り後、50℃以下の温水の中を通し湯通しをして半生状態として冷水で冷却する。
第2工程 冷却したイカを水切り後、食塩等で一晩味付けする。
第3工程 味付けしたイカを凍結する。
第4工程 凍結したイカを凍結状態で、食用油を入れた真空フライヤーで油温95℃±5℃で約25分間真空フライする。
第5工程 真空フライ後、遠心脱水機で、約30分間脱油する。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はホタテ貝の生産に伴い派生するホタテ外套膜とイカを原料としてサクサクとしてクリスピーな食感のあるスナック食品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ホタテ外套膜は惣菜の佃煮や味付け乾燥品として生産されている。又イカの乾燥品はサキイカやスルメがあるが、水分10%以下でのサクサクしたクリスピーなスナック食品はない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたものにあっては、硬い製品で噛み切ることが困難で、結局はあまり好まれず、ホタテ生産量(年間約15万トン)の約10%が派生される。ホタテ外套膜のほとんどが海中に捨てられたり、土中に埋められたりして公害の大きな原因になっている。またイカの乾燥品は硬い製品が多く、更に歯の隙間にはさまり食べにくい製品であった。本発明は以上の欠点を解決し、水産物を原料としては今までにない、サクサクとしたクリスピーな食感を持った脂質量の少ない、食べやすく、携帯に便利なスナック食品を製造し老若男女一般に広く提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】1 ホタテ外套膜やイカを温水の中を通して湯通しをして、半生状態にする。
2 味付け後、食用油を入れてある真空フライヤーで80℃以上で約25分間以上真空フライを行い水分10%以下にする。
3 製品に付着した食用油の含量を減少させるために遠心脱水機で脱油する。
以上の工程で製造されたホタテ外套膜とイカは、サクサクとしたクリスピーな食感を持ったスナック食品を製造することができる【0005】
【第1発明の実施の形態】第1発明のスナック食品の製造方法は下記のとおりである。ホタテ外套膜を水洗い後50℃以下の温水にさっと投入し、湯通しをして冷水で冷却する。其の後、味付けを行い、食用油の入っている真空フライヤー(株式会社佐久間製作所製)で80℃以上で約25分間前後フライする。フライ後遠心脱水機で脱油する。第1発明のスナック食品の製造方法の他の実施例は下記のとおりである。ペルー赤イカを細切りする。其の後、50℃以下の温水にさっと投入し湯通しをして、冷水で冷却する。その後、味付けを行い、食用油の入っている真空フライヤー(株式会社佐久間製作所製)で95℃以上で約25分前後フライする。フライ後、遠心脱水機で脱油する。
【0006】
【第2発明の実施の形態】第2発明のスナック食品の製造方法は下記の各工程から構成されている。
第1工程 ホタテ外套膜を50℃以下の温水の中を通して湯通しをして、其の後冷水で冷却する。
第2工程 冷却したホタテ外套膜を水切り後、食塩0.8%、グルタミン酸ナトリウム0.2%、PO−30(還元澱粉加水分解物)40%で一晩味付けする。
第3工程 食用油を入れた真空フライヤー(株式会社佐久間製作所製)で油温80℃±5℃で約30分間真空フライする。
第4工程 真空フライ後、遠心脱水機で約30分間脱油する。
【0007】
【第3発明の実施の形態】第3発明のスナック食品の製造方法は下記の各工程から構成されている。
第1工程 ペルー赤イカを細切り後、50℃以下の温水の中を通して湯通しをして、冷水で冷却する。
第2工程 冷却したペルー赤イカを水切り後、食塩0.8%、グルタミン酸ナトリウム0.2%、PO−30(還元澱粉加水分解物)40%で一晩味付けする。
第3工程 味付けしたペルー赤イカを凍結する。
第4工程 凍結したペルー赤イカを凍結状態で、食用油を入れた真空フライヤー(株式会社佐久間製作所製)で油温95℃±5℃で約25分間真空フライする。
第5工程 真空フライ後、遠心脱水機で約30分間脱油する。
【0008】
【発明の効果】ホタテの外套膜とイカは共に軟体性なので、それぞれ湯通しすることにより、真空フライ中でのからまりやもつれを防ぎ、真空フライヤーで急速に脱水乾燥し、其の後、遠心脱水機で脱油をすることで脂質量の少ない、サクサクとしたクリスピーな食感の非常に食べやすい携帯食品を作ることができる。
【出願人】 【識別番号】501390194
【氏名又は名称】新保 陽一郎
【出願日】 平成13年8月29日(2001.8.29)
【代理人】
【公開番号】 特開2003−61621(P2003−61621A)
【公開日】 平成15年3月4日(2003.3.4)
【出願番号】 特願2001−309240(P2001−309240)