| 【発明の名称】 |
魚体選別機 |
| 【発明者】 |
【氏名】工藤 東 【住所又は居所】宮城県気仙沼市新浜町2丁目7番28号株式会社藤田鉄工所内
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| 【要約】 |
【課題】魚体の搬送方向に沿って落下し易いようにし、高速に搬送される魚体の選別の精度を上げること。
【解決手段】魚体の移動方向に平行して直径の大きい搬送ローラ2aと小さい搬送ローラ2bとを交互に所定間隔で配列し、この大きい搬送ローラと小さい搬送ローラの回転周速度を相異させて回転しながら、これら搬送ローラの間から魚体を落下させる魚体選別機の構成である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】連続的に供給される魚体を多数配列した搬送ローラ上で搬送しながら選別する魚体選別機において、魚体の移動方向に平行して直径の大きい搬送ローラと小さい搬送ローラとを交互に所定間隔で配列し、これら搬送ローラの間から魚体を落下させることを特徴とする魚体選別機。 【請求項2】連続的に供給される魚体を多数配列した搬送ローラ上で搬送しながら選別する魚体選別機において、魚体の移動方向に平行して搬送ローラを所定間隔で配列し、配列した搬送ローラをひとつおきに回転周速度を相異させて回転させることを特徴とする魚体選別機。 【請求項3】前記搬送ローラの全てが等間隔で配置され、それぞれの搬送ローラの個々に電動機が接続してあることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の魚体選別機。 【請求項4】前記大きい搬送ローラに対して小さい搬送ローラが段差をつけて低く配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の魚体選別機。 【請求項5】前記搬送ローラを支持する支柱の軸中心までの高さがローラ間の間隔の2〜2.5倍であることを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の魚体選別機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、収穫した魚を選別する選別装置にかかり、特に、搬送ローラ間から確実に落下させることができる魚体選別機に関する。 【0002】 【従来の技術】かつお、ぶり、秋刀魚などの魚体を高速に大量に搬送して箱詰にするに際して所定の大きさの、ものを選別するために複数のローラを所定間隔に配列して選別することが行われている。収穫した魚体を搬送方向に多数配列した搬送ローラや無端ベルトにより魚体を搬送しながら魚体を選別する装置が利用されている。例えば、段差をつけて搬送ローラを配列し、この搬送ローラ間から魚体を落下させるもの、並列配置した無端ベルトの間隔を調節して魚体の選別を行うものなどが使用されている。 【0003】しかし充分な選別精度が得られなかった。例えば、特開昭56−137839号公報に搬送部の無端ベルトを並列して数本配列し、それぞれの回転速度を相異させて、魚体の進行方向を一定にするようにしたものである。 【0004】また、魚体の移動方向に平行して同一径の搬送ローラを配列し、この搬送ローラ間から魚体を落下させながら選別する方法も実施されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の選別機では魚の種類によっては充分な選別はできず、選別精度が悪かった。この発明の課題は、高速に搬送される魚体の選別の精度を上げることができる魚体選別機を提供することである。更に、本発明の課題は、魚体の搬送方向に沿って落下し易いようにした魚体選別機を提供することである。 【0006】 【課題を解決するための手段】この発明の課題を達成するために、連続的に供給される魚体を多数配列した搬送ローラ上で搬送しながら選別する魚体選別機において、魚体の移動方向に平行して直径の大きい搬送ローラと小さい搬送ローラとを交互に所定間隔で配列し、これら搬送ローラの間から魚体を落下させる魚体選別機の構成としたものである。 【0007】また、前記課題は、配列した搬送ローラのひとつおきに搬送ローラの回転周速度を相異させて回転させながら魚体を選別する構成、または前記搬送ローラの全てが等間隔で配置され、それぞれの搬送ローラの個々に電動機が接続してある構成、前記大きい搬送ローラに対して小さい搬送ローラが段差をつけて低く配置されている構成、および各前記搬送ローラを支持する支柱の軸中心までの高さがローラ間の間隔の2〜2.5倍である構成によって達成できる。 【0008】この発明の魚体選別機は。移動方向に平行に所定間隔で配列した搬送ローラの隣接する搬送ローラの径を相異させてあるから供給される魚体が移動方向に平行になり易く、搬送ローラ間から落下しやすい。また、これら径の異なる搬送ローラの回転周速度を異ならせてあるからこれら搬送ローラ間から魚体を確実に落下させることができる。周速度が異なるので、魚体の表面を損傷させることなく、落下させることができる。 【0009】この発明の魚体選別機は等間隔に搬送ローラを配置してあるので大きさ揃えて選別することができる。また、この搬送ローラの個々が独立した電動モータに接続してあるから個々の制御ができ、またメンテナンスのときに搬送ローラを交換する場合も駆動部の連結機構の複雑な作業もなく容易に交換することができる。さらに、搬送ローラを支持する支柱をやや高く構成してあるから落下する魚体が支柱鉄骨などに接触することなく、搬送ベルト(コンベアベルト)に落下させることができる。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、この発明に係る魚体選別機の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明魚体選別機の第1の実施形態の下流側からみた正面図である。図2は本発明の搬送ローラが段差をつけて配列されている魚体選別機を示す第2の実施形態の正面図である。図3は図1に示す魚体選別機の配列した搬送ローラ群の斜視図である。図4は本発明の魚体選別機を使用する魚体搬送方法を示す概略説明図である。 【0011】この発明の魚体選別機について図面に示す実施の形態に基づいて説明する。図面に示す実施の形態において、選別装置1は魚体の流れ方向に沿って平行に搬送ローラ2が並列して配置してあり、これら搬送ローラは枠体4の支柱5、5・・の軸受5a、5a・・に軸支され、この搬送ローラ2は大径ローラ2aと小径ローラ2bとを交互に平行に等間隔で配列してある。小径ローラ2bの周速度は大径ローラ2aの約2倍にしてある。 【0012】例えば、大径ローラ2aの径を76.3φとし、小径ローラ2bを60.5φとすると、小径ローラ2bの周速度は大径ローラ2aの倍になる。これら搬送ローラ2の駆動は一個の電動モータに接続した駆動チェーンにより減速装置などを介して個々の搬送ローラが駆動されるようになっている。また、ここの搬送ローラ2の個々が電動機に接続すると、個々の搬送ローラの速度調節も可能で、メンテナンスのときに簡易に搬送ローラの交換ができる。この搬送ローラ2、2の間隔は流出口側で選別する魚体によって調節できるようになっている。 【0013】この選別装置1は供給コンベア6、誘導コンベア7から供給される魚体を選別するために誘導コンベア7の排出側に配置してある。供給コンベア6は上向角度を取り、進行方向に駆動してある。この上で魚体は進行方向に整列して搬送される。シャワー3を配置してある誘導コンベア7上に落下して洗浄されながら搬送され、選別装置1の搬送ローラ2上に移動する。この魚体は周速度の異なる大径ローラ2aと小径ローラ2b上で移送しながらこの搬送ローラ2,2・・間から魚体が落下してコンベア9によって搬送される。 【0014】搬送ローラ2が段差をつけて配列してある第2の実施の形態によれば移動する魚体が移動方向に平行になり易く、確実に魚体が間隙から落下し易くなる。特に、小径ローラ2bの周速度が隣接する大径ローラ2aより速いので魚体は隙間に入り易く、縦位置になりやすく、この搬送ローラ間から確実に落下する。 【0015】この発明の魚体選別機の動作を図面に基づいて説明する。図1の第1の実施形態において、誘導コンベア7から供給された魚体は図3に示されるように搬送ローラ2上に落下し、横流れすることなく搬送ローラ2で整頓されて搬送ローラ2、2間から落下する。この間隔は選別する魚体に応じて調節する。 【0016】図2に示す第2の実施形態は選別装置1の隣接する搬送ローラ2が段差をもうけて配置されたもので、大径ローラ2aの隣に設けた小径ローラ2bは段差をつけて固定してある。このように一個置きに段差をもうけて周速度の速いローラを配置してある。このように周速度の異なる搬送ローラ2が段差をつけて配置されているから選別する魚体は搬送ローラ2間から確実に落下するので選別精度が高まる。 【0017】 【発明の効果】この発明に係る魚体選別機は、隣接する搬送ローラの回転周速度が相異するから魚体が容易に搬送ローラ間に入りやすく、選別精度が高くなる。しかも短時間に選別できるから魚体の損傷も少ないなどの優れた効果を発揮する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】393005129 【氏名又は名称】株式会社藤田鉄工所 【住所又は居所】宮城県気仙沼市新浜町2丁目7番28号
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| 【出願日】 |
平成13年12月3日(2001.12.3) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100080698 【弁理士】 【氏名又は名称】小田 治親
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| 【公開番号】 |
特開2003−164254(P2003−164254A) |
| 【公開日】 |
平成15年6月10日(2003.6.10) |
| 【出願番号】 |
特願2001−368215(P2001−368215) |
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