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【発明の名称】 ピラゾール誘導体含有除草剤組成物
【発明者】 【氏名】小池 和好

【氏名】安部 佐和子

【氏名】窪田 峰行

【氏名】高嶋 頼由

【要約】 【課題】トウモロコシなどの作物に薬害を及ぼすことなく、広範なイネ科雑草及び広葉雑草を極めて低薬量で防除し得る除草剤組成物を提供すること。

【解決手段】(A)一般式(I)
【特許請求の範囲】
【請求項1】(A)一般式(I)
【化1】

[式中、R1はC1〜C4アルキル基、R2は水素原子又はC1〜C4アルキル基、R3およびR4は、それぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子又はC1〜C4アルキル基、R5およびR6は、それぞれ独立に水素原子又はC1〜C4アルキル基、nは0.1又は2、Qは一般式A−SO2−で表される基を示し、AはC1〜C8アルキル基、C3〜C8シクロアルキル基又は【化2】

(ただし、Yはハロゲン原子、ニトロ基、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシル基又はC1〜C4ハロアルキル基、mは0又は1〜3の整数である。)で表される基を示す。]で表されるピラゾール誘導体と、(B)安息香酸系除草性化合物、ピリジンカルボン酸系除草性化合物、フェノキシ酢酸系除草性化合物、スルホニルウレア系除草性化合物、トリアゾロピリミジン系除草性化合物、イミダゾリノン系除草性化合物、ジニトロアニリン系除草性化合物、クロロアセトアミド系除草性化合物、オキシアセトアミド系除草性化合物、含リンアミノ酸系除草性化合物、トリケトン系除草性化合物、イソキサゾール系除草性化合物、トリアゾリノン系除草性化合物、ジハロゲノフェニルイミノ系除草性化合物、ニコチン酸系除草性化合物及びシクロヘキサンジオン系除草性化合物の中から選ばれる少なくとも一種を有効成分として含むことを特徴とするピラゾール誘導体含有除草剤組成物。
【請求項2】(B)成分において、安息香酸系除草性化合物が、ダイカンバ(dicamba、B−1)、ピリジンカルボン酸系除草性化合物がクロピラリド(clopyralid、B−2)、フェノキシ酢酸系除草性化合物が2,4−D(B−3)、トリアゾロピリミジン系除草性化合物がフルメトスラム(flumetsulam、B−10)、ジニトロアニリン系除草性化合物がペンディメタリン(pendimethalin、B−14)、オキシアセトアミド系除草性化合物がフルフェナセット(flufenacet、B−20)、トリケトン系除草性化合物がスルコトリオン(sulcotrione、B−23)及び/又はメソトリオン(mesotrione、B−24)、イソキサゾール系除草性化合物がイソキサフルトール(isoxaflutole、B−25)、トリアゾリノン系除草性化合物がアミカルバゾン(amicarbazone、B−26)、ジハロゲノフェニルイミノ系除草性化合物がカルフェントラゾンエチル(carfentrazone−ethyl、B−27)、フルミクロラックペンチル(flumiclorac−pentyl、B−28)及びフルチアセットメチル(fluthiacet−methyl、B−29)の中から選ばれる少なくとも一種、ニコチン酸系除草性化合物がジフルフェンゾピル(diflufenzopyr、B−30)、シクロヘキサンジオン系除草性化合物がセトキシジム(sethoxydim、B−31)である請求項1記載のピラゾール誘導体含有除草剤組成物。
【請求項3】(B)成分において、スルホニルウレア系除草性化合物がニコスルフロン(nicosulfuron、B−4)、リムスルフロン(rimsulfuron、B−5)、プリミスルフロンメチル(primisulfuron−methyl、B−6)、ハロスルフロンメチル(halosulfuron−methyl、B−7)、プロスルフロン(prosulfuron、B−8)及びホラムスルフロン(foramsulfuron、B−9)の中から選ばれる少なくとも一種である請求項1記載のピラゾール誘導体含有除草剤組成物。
【請求項4】(B)成分において、イミダゾリノン系除草性化合物がイマゼタピル(imazethapyr、B−11)、イマザモックス(imazamox、B−12)及びイマザピル(imazapyr、B−13)の中から選ばれる少なくとも一種である請求項1記載のピラゾール誘導体含有除草剤組成物。
【請求項5】(B)成分において、クロロアセトアミド系除草性化合物がアラクロール(alachlor、B−15)、メトラクロール(metolachlor、B−16)、アセトクロール(acetochlor、B−17)、ジメテナミド(dimethenamid、B−18)及びペトキサミド(pethoxamid、B−19)の中から選ばれる少なくとも一種である請求項1記載のピラゾール誘導体含有除草剤組成物。
【請求項6】含リンアミノ酸系除草性化合物がグリホセート(glyphosate、B−21)及び/又はグルホシネートアンモニウム(glufosinate−ammonium、B−22)である請求項1記載のピラゾール誘導体含有除草剤組成物。
【請求項7】一般式(I)において、R3及びR4が、それぞれ独立に水素原子又はC1〜C4アルキル基である請求項1記載のピラゾール誘導体含有除草剤組成物。
【請求項8】一般式(I)において、nが2である請求項1記載のピラゾール誘導体含有除草剤組成物。
【請求項9】一般式(I)において、QがC1〜C4のアルキル基又は【化3】

(式中、Y'はハロゲン原子、ニトロ基、C1〜C4アルキル基又はC1〜C4アルコキシル基、kは0、1又は2を示す。)で表される基である請求項1記載のピラゾール誘導体含有除草剤組成物。
【請求項10】(A)成分と、除草性化合物(B−1)〜(B−31)の中から選ばれる少なくとも一種の(B)成分とを、以下に示す重量比で含む請求項2ないし6のいずれかに記載のピラゾール誘導体含有除草剤組成物。
(A)成分:(B)成分(重量比)
化合物(B−1);1:1〜1:50 化合物(B−2);4:3〜1:12 化合物(B−3);2:1〜1:5 化合物(B−4);1:3〜40:1 化合物(B−5);1:3〜40:1 化合物(B−6);1:3〜40:1 化合物(B−7);1:3〜40:1 化合物(B−8);1:3〜40:1 化合物(B−9);1:3〜40:1 化合物(B−10);1:3〜40:1 化合物(B−11);1:6〜40:1 化合物(B−12);1:6〜40:1 化合物(B−13);1:6〜40:1 化合物(B−14);2:1〜1:30 化合物(B−15);2:1〜1:50 化合物(B−16);2:1〜1:50 化合物(B−17);2:1〜1:50 化合物(B−18);2:1〜1:50 化合物(B−19);2:1〜1:50 化合物(B−20);2:1〜1:30 化合物(B−21);2:1〜1:30 化合物(B−22);2:1〜1:30 化合物(B−23);1:6〜40:1 化合物(B−24);1:6〜40:1 化合物(B−25);1:6〜40:1 化合物(B−26);2:1〜1:30 化合物(B−27);1:3〜40:1 化合物(B−28);1:3〜40:1 化合物(B−29);1:3〜40:1 化合物(B−30);1:6〜40:1 化合物(B−31);1:6〜40:1
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピラゾール誘導体含有除草剤組成物に関する。さらに詳しくは、本発明は、特定の構造を有するピラゾール誘導体と特定の除草性化合物を併用することにより、その相乗効果によって、トウモロコシなどの作物に薬害を及ぼすことなく、広範なイネ科雑草及び広葉雑草を、極めて低薬量で防除し得る除草剤組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】雑草防除作業の省力化や園芸作物の生産性向上にとって、除草剤は極めて重要な薬剤であり、そのため長年にわたって除草剤の研究開発が積極的に行われ、現在多種多様な薬剤が実用化されている。しかし、これまで開発された除草剤は殺草スペクトラムが十分に広いとは言えず、難防除雑草が増えてきているのが現状であり、殺草スペクトラムの広い除草剤が求められている。本発明者等は、ピラゾール環にカルボニル基を介してジヒドロベンゾチオフェン環が結合された種々のピラゾール誘導体が、イネ科畑作物に薬害を与えることがなく、イネ科雑草および広葉雑草の両者を、土壌処理および茎葉処理のいずれにおいても、低薬量で防除することを既に見出し、これらのピラゾール誘導体およびこれを有効成分とする除草剤、およびその製造方法について国際公開公報第WO96/25412号、WO97/08164号等の特許出願を行っている。上記国際公開公報および特許出願明細書に記載のピラゾール誘導体は、イネ科雑草及び広葉雑草の両者を、土壌処理、茎葉処理のいずれにおいても低薬量で防除できるものであるが、より低薬量で広範なイネ科雑草および広葉雑草を防除できる除草剤が求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような状況下で、トウモロコシなどの作物に薬害を及ぼすことなく、広範なイネ科雑草及び広葉雑草を、極めて低薬量で防除し得る除草剤組成物を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、前述のピラゾール誘導体と、特定の除草性化合物を併用することにより、その相乗効果によって、トウモロコシなどの作物に薬害を及ぼすことなく、広範なイネ科雑草及び広葉雑草を、極めて低薬量で防除し得ることを見出した。本発明は、かかる知見に基づいて完成したものである。すなわち、本発明は、(A)一般式(I)
【0004】
【化4】

【0005】[式中、R1はC1〜C4アルキル基、R2は水素原子又はC1〜C4アルキル基、R3及びR4は、それぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子又はC1〜C4アルキル基、R5及びR6は、それぞれ独立に水素原子又はC1〜C4アルキル基、nは0、1又は2、Qは一般式A−SO2−で表される基を示し、AはC1〜C8アルキル基、C3〜C8シクロアルキル基又は【0006】
【化5】

【0007】(ただし、Yはハロゲン原子、ニトロ基、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシル基又はC1〜C4ハロアルキル基、mは0又は1〜3の整数である。)で表される基を示す。]で表されるピラゾール誘導体と、(B)安息香酸系除草性化合物、ピリジンカルボン酸系除草性化合物、フェノキシ酢酸系除草性化合物、スルホニルウレア系除草性化合物、トリアゾロピリミジン系除草性化合物、イミダゾリノン系除草性化合物、ジニトロアニリン系除草性化合物、クロロアセトアミド系除草性化合物、オキシアセトアミド系除草性化合物、含リンアミノ酸系除草性化合物、トリケトン系除草性化合物、イソキサゾール系除草性化合物、トリアゾリノン系除草性化合物、ジハロゲノフェニルイミノ系除草性化合物、ニコチン酸系除草性化合物及びシクロヘキサンジオン系除草性化合物の中から選ばれる少なくとも一種を有効成分として含むことを特徴とするピラゾール誘導体含有除草剤組成物を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のピラゾール誘導体含有除草剤組成物においては、第1の有効成分である(A)成分として、一般式(I)
【0009】
【化6】

【0010】で表されるピラゾール誘導体が用いられる。前記一般式(I)において、R1はC1〜C4アルキル基であり、直鎖状、分岐状、環状のいずれであってもよく、その例としてはメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基などが挙げられる。これらの中で、メチル基及びエチル基が好ましい。R2は水素原子又はC1〜C4アルキル基であり、C1〜C4アルキル基としては、前記R1において例示したとおりである。このアルキル基としてはメチル基が好ましい。R3及びR4は、それぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子又はC1〜C4アルキル基である。上記ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子が好ましく挙げられる。C1〜C4アルキル基としては、前記R1において例示したとおりである。このアルキル基の中では、メチル基及びエチル基が好ましい。該R3及びR4としては、水素原子及びC1〜C4アルキル基が好適である。
【0011】R5及びR6は、それぞれ独立に水素原子又はC1〜C4アルキル基であり、C1〜C4アルキル基としては、前記R1において例示したとおりである。このアルキル基としては、メチル基が好ましい。nはベンゾチオフェン環の硫黄原子に結合する酸素原子の数を表し、0(スルフィド)、1(スルホキシド)または2(スルホン)の整数であり、好ましくは2(スルホン)である。Qは、一般式A−SO2−で表される基を示し、ここで、AはC1〜C8アルキル基、C3〜C8シクロアルキル基又は【0012】
【化7】

【0013】で表されるアリール基である。ここで、C1〜C8アルキル基は直鎖状、分岐状のいずれであってもよく、その例としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、各種ブチル基、各種ペンチル基、各種ヘキシル基、各種オクチル基などが挙げられるが、これらの中でC1〜C4アルキル基が好ましい。C3〜C8シクロアルキル基の例としては、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基などが挙げられ、これらの中でシクロヘキシル基が好ましい。前記アリール基において、Yはハロゲン原子、ニトロ基、C1〜C4アルコキシル基又はC1〜C4ハロアルキル基を示す。ここでハロゲン原子としては、フッ素原子及び塩素原子が好ましく、C1〜C4アルキル基としては、前記R1において例示したとおりである。このアルキル基としては、メチル基が好ましい。C1〜C4のアルコキシル基の例としては、メトキシ基、エトキシ基、各種プロポキシ基、各種ブトキシ基、などが挙げられ、これらの中でメトキシ基が好ましい。C1〜C4ハロアルキル基としては、一つ以上の水素原子がフッ素原子や塩素原子などのハロゲン原子で置換されたC1〜C4アルキル基が挙げられる。このようなハロアルキル基としては、例えばトリフルオロメチル基などを挙げることができる。mは、Yの置換数を示し、0又は1〜3の整数、好ましくは0、1又は2である。前記Qとしては、C1〜C4アルキル基及び【0014】
【化8】

【0015】(式中、Y'はハロゲン原子、ニトロ基、C1〜C4アルキル基又はC1〜C4アルコキシル基、kは0.1又は2を示す。)で表される基が好ましい。本発明の除草剤組成物において、(A)成分として好ましく用いられる一般式(I)で表されるピラゾール誘導体としては、以下に示す化合物(I−a)〜(I〜d)などを挙げることができる。
化合物(I−a)3,3,4,7−テトラメチル−5−(1−エチル−5−n−プロピルスルホニルオキシピラゾール−4−イル)カルボニル−2−ヒドロベンゾ[b]チオフェン−1,1−ジオキシド【0016】
【化9】

【0017】化合物(I−b)3,3,4−トリメチル−5−(1−エチル−5−n−プロピルスルホニルオキシピラゾール−4−イル)カルボニル−2−ヒドロベンゾ[b]チオフェン−1,1−ジオキシド【0018】
【化10】

【0019】化合物(I−c)3,3,4−トリメチル−5−(1−メチル−5−n−プロピルスルホニルオキシピラゾール−4−イル)カルボニル−2−ヒドロベンゾ[b]チオフェン−1,1−ジオキシド【0020】
【化11】

【0021】化合物(I−d)3,3,7−トリメチル−4−クロロ−5−(1−エチル−5−n−プロピルスルホニルオキシピラゾール−4−イル)カルボニル−2−ヒドロベンゾ[b]チオフェン−1,1−ジオキシド【0022】
【化12】

【0023】本発明においては、(A)成分として、一般式(I)で表されるピラゾール誘導体を、一種単独で用いてもよく、二種以上組み合わせて用いてもよい。本発明の除草剤組成物において、第2の有効成分として用いられる(B)成分の除草性化合物は、前記(A)成分の一般式(I)で表されるピラゾール誘導体と共に用いることにより、相乗効果を発揮するものである。このような除草性化合物としては、植物ホルモン剤である安息香酸系除草性化合物、ピリジンカルボン酸系除草性化合物、フェノキシ酢酸系除草性化合物;ALS(アセト乳酸合成酵素(Acetolactate Synthase))阻害剤であるスルホニルウレア系除草性化合物、トリアゾロピリミジン系除草性化合物、イミダゾリノン系除草性化合物;発芽抑制剤であるクロロアセトアミド系除草性化合物、ジニトロアニリン系除草性化合物、オキシアセトアミド系除草性化合物;HPPD(4−ヒドロキシフェニルピルビン酸ジオキシゲナーゼ)阻害物であるトリケトン系除草性化合物、イソオキサゾール系除草性化合物、PROTOX(プロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ)阻害剤であるジハロゲノフェニルイミノ系除草性化合物;ACC(アセチルCoAカルボキシラーゼ)阻害剤であるシクロヘキサンジオン系除草性化合物;およびその他の除草剤としてニコチン酸系除草性化合物、トリアゾリノン系除草性化合物、含リンアミノ酸系除草性化合物が挙げられる。
【0024】本発明においては、前記除草性化合物の中で、以下に示す一般名で表される化合物が、(B)成分として好ましく用いられる。すなわち、安息香酸系除草性化合物としてダイカンバ(dicamba、B−1)、ピリジンカルボン酸系除草性化合物としてクロピラリド(clopyralid、B−2)、フェノキシ酢酸系除草性化合物として2,4−D(B−3)、トリアゾロピリミジン系除草性化合物としてフルメトスラム(flumetsulam、B−10)、ジニトロアニリン系除草性化合物としてペンディメタリン(pendimethalin、B−14)、オキシアセトアミド系除草性化合物としてフルフェナセット(flufenacet、B−20)、トリケトン系除草性化合物としてスルコトリオン(sulcotrione、B−23)及び/又はメソトリオン(mesotrione、B−24)、イソキサゾール系除草性化合物としてイソキサフルトール(isoxaflutole、B−25)、トリアゾリノン系除草性化合物としてアミカルバゾン(amicarbazone、B−26)、ジハロゲノフェニルイミノ系除草性化合物としてカルフェントラゾンエチル(carfentrazone−ethyl、B−27)、フルミクロラックペンチル(flumiclorac−pentyl、B−28)及びフルチアセットメチル(fluthiacet−methyl、B−29)の中から選ばれる少なくとも一種、ニコチン酸系除草性化合物としてジフルフェンゾピル(diflufenzopyr、B−30)、シクロヘキサンジオン系除草性化合物としてセトキシジム(sethoxydim、B−31)が好ましく用いられる。
【0025】また、スルホニルウレア系除草性化合物として、ニコスルフロン(nicosulfuron、B−4)、リムスルフロン(rimsulfuron、B−5)、プリミスルフロンメチル(primisulfuron−methyl、B−6)、ハロスルフロンメチル(halosulfuron−methyl、B−7)、プロスルフロン(prosulfuron、B−8)及びホラムスルフロン(foramsulfuron、B−9)の中から選ばれる少なくとも一種が好ましく用いられる。イミダゾリノン系除草性化合物としてイマゼタピル(imazethapyr、B−11)、イマザモックス(imazamox、B−12)及びイマザピル(imazapyr、B−13)の中から選ばれる少なくとも一種が好ましく用いられる。
【0026】クロロアセトアミド系除草性化合物としてアラクロール(alachlor、B−15)、メトラクロール(matolachlor、B−16)、アセトクロール(acetochlor、B−17)、ジメテナミド(dimethenamid、B−18)及びペトキサミド(pethoxamid、B−19)の中から選ばれる少なくとも一種が好ましく用いられる。さらに、含リンアミノ酸系除草性化合物としてグリホセート(glyphosate、B−21)及び/又はグリホシネートアンモニウム(glufosinate−ammonium、B−22)が好ましく用いられる。前記の除草性化合物(B−1)〜(B−31)の構造式及び化学名を第1表に示す。
【0027】
【表1】

【0028】
【表2】

【0029】
【表3】

【0030】
【表4】

【0031】
【表5】

【0032】
【表6】

【0033】本発明の除草剤組成物は、前記(A)成分の一般式(I)で表されるピラゾール誘導体と、前記(B)成分の除草性化合物の中から選ばれる少なくとも一種とを有効成分として含むものであり、その含有割合としては特に制限はなく、広い含有割合の範囲において相乗効果が得られるが、通常一般式(I)で表されるピラゾール誘導体と、前記化合物(B−1)〜(B−31)の中から選ばれる少なくとも一種とを、重量比で第2表に示す割合で含むことが好ましい。
【0034】
【表7】

【0035】次に、本発明の除草剤組成物の調製方法について説明する。本発明の除草剤組成物は、上記一般式(I)で表されるピラゾール誘導体と上記除草性化合物群から選ばれる少なくとも一種の化合物を、溶媒等の液状担体または鉱物質粉等の固体担体と混合し、水和剤、乳剤、粉剤、粒剤、フロアブル剤、液剤等の形態に製剤化して使用することができる。製剤化に際しては所望により乳化剤、分散剤、展着剤、懸濁剤、浸透剤、安定剤等の界面活性剤、その他の補助剤を添加すればよい。本発明の除草剤組成物を水和剤の形態で用いる場合、通常は当該ピラゾール誘導体と上記除草性化合物群から選ばれる少なくとも一種を、有効成分として10〜55重量%、固体担体40〜88重量%及び界面活性剤2〜5重量%の割合で配合して組成物を調製し、これを用いればよい。また、乳剤およびフロアブル剤の形態で用いる場合、通常は有効成分として当該ピラゾール誘導体と上記除草性化合物群から選ばれる少なくとも一種を5〜50重量%、溶剤35〜90重量%および界面活性剤およびその他の補助剤5〜15重量%の割合で配合して調製すればよい。
【0036】一方、粉剤の形態で用いる場合は、通常は有効成分として当該ピラゾール誘導体と上記除草性化合物群から選ばれる少なくとも一種を1〜15重量%、固体担体85〜99重量%の割合配合して調製すればよい。さらに、粒剤の形態で用いる場合は、通常は有効成分として当該ピラゾール誘導体と上記除草性化合物群から選ばれる少なくとも一種を0.1〜15重量%、固体担体80〜97.9重量%および界面活性剤2〜5重量%の割合で配合して調製すればよい。ここで固体担体としては鉱物質の微粉が用いられ、この鉱物質の微粉としては、ケイソウ土、消石灰等の酸化物、リン灰石等のリン酸塩、セッコウ等の硫酸塩、タルク、パイロフェライト、クレー、カオリン、ベントナイト、酸性白土、ホワイトカーボン、石英粉末、ケイ石粉末のケイ酸塩等を挙げることができる。また、液体担体としてはケロシン、鉱油、スピンドル油等のパラフィン系もしくはナフテン系炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、o−クロロトルエン、トリクロルメタン、トリクロルエチレン等の塩素化炭化水素、シクロヘキサノール、アミルアルコール、エチレングリコール等のアルコール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル等のアルコールエーテル、イソホロン、シクロヘキサノン、シクロヘキセニルシクロヘキサノン等のケトン、ブチルセロソルブ、ジメチルエーテル、メチルエチルエーテル等のエーテル、酢酸イソプロピル、酢酸ベンジル、フタル酸メチル等のエステル、ジメチルホルムアミド等のアミド、アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド、あるいはこれらの混合物等の有機溶媒あるいは水等を挙げることができる。
【0037】さらに、界面活性剤としては、アニオン型(アルキルベンゼンスルフォネート、アルキルスルフォネート、ラウリル酸アミドスルフォネート等)、ノニオン型(ポリオキシエチレンオクチルエーテル、ポリエチレングリコールラウレート、ソルビタンアルキルエステル等)、カチオン型(ジメチルラウリルベンジルアンモニウムクロライド、ラウリルアミン、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド等)あるいは両性イオン型(アミノ酸、ベタイン等)のいずれを用いることもできる。また、本発明の除草剤組成物には製剤の性状を改善し除草効果を高める目的でアルギン酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルポリマー、アラビヤガム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース等の高分子化合物や補助剤を併用することもできる。本発明の除草剤組成物は、トウモロコシ等の畑作物に対して雑草の発芽前または発芽後に、土壌処理または茎葉処理することにより、有用作物に対しては薬害を与えず、イネ科雑草および広葉雑草の両者を同時にかつ低薬量で防除することができる。さらに、本発明の除草剤組成物は、果樹園あるいは非農耕地(工業地帯、鉄道敷地、道端、河川沿敷地、休閑地)等における雑草等に対しても土壌処理または茎葉処理することにより優れた防除効果を発揮する。本発明の除草剤組成物は、有効成分で1042当たり10〜1,000g程度、好ましくは50〜500gを施用する。また、植物茎葉に散布する場合は100〜100,000ppm程度、好ましくは250〜50,000ppmに希釈して施用する。
【0038】
【実施例】次に、本発明を実施例及び試験例により、さらに詳細に説明するが、本発明は、これらの例によってなんら限定されるものではない。
実施例1 水和剤の調製化合物(I−a)、(I−b)、(I−c)又は(I−d)5重量部、化合物(B−1)25重量部、ケイソウ土52重量部、ホワイトカーボン15重量部、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム2重量部及びリグニンスルホン酸ナトリウム1重量部を混合し、均一に混合粉砕して水和剤100重量部を調製した。
【0039】実施例2 乳剤の調製化合物(I−a)、(I−b)、(I−c)又は(I−d)5重量部、化合物(B−2)25重量部、キシレン30重量部、メチルナフタレン20重量部及び界面活性剤(東邦化学工業社製「ソルポール2680」)20重量部を均一に溶解混合し、乳剤100重量部を調整した。
実施例3 粉剤の調製化合物(I−a)、(I−b)、(I−c)又は(I−d)0.3重量部、化合物(B−3)1.7重量部、ケイソウ土20重量部及びタルク78重量部を混合し、均一に混合粉砕して粉剤100重量部を調製した。
実施例4 フロアブル剤の調製化合物(I−a)、(I−b)、(I−c)又は(I−d)4重量部、化合物(B−4)25重量部、メチルセルロース0.3重量部、コロイド状シリカ1.5重量部、リグニンスルホン酸ナトリウム1重量部、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル2重量部及び水66.2重量部をよく混合分散させ、スラリー状混合物を湿式粉砕して、安定なフロアブル剤100重量部を調製した。
【0040】実施例5 水和剤の調製担体として、クレー(商品名:ジークライト、ジークライト工業製)97重量部、界面活性剤としてアルキルアリールスルホン酸塩(商品名:ネオペレックス、花王アトラス(株)製)1.5重量部およびノニオン型の界面活性剤(商品名:ソルポール800A、東邦化学工業(株)製)1.5重量部を均一に粉砕混合して水和剤担体90重量部を得、これに化合物(I−a)〜(I−d)のいずれかを10重量部、あるいは化合物(B−1)〜(B−31)のいずれかを10重量部、それぞれ均一に粉砕混合して水和剤を得た。さらに、化合物(I−a)〜(I−d)のいずれかを含有する水和剤と、化合物(B−1)〜(B−31)のいずれかを含有する水和剤を、所定割合(有効成分比率)で混合し、均一に混合粉砕して水和剤を得た。
除草試験例1 茎葉処理試験畑地土壌を充填した1/20m2のワグネルポットにオナモミ、イチビ、ウオーターヘンプ、アキノエノコログサ、メヒシバ、ノビエの雑草種子およびトウモロコシの種子を播種し、覆土後、温室内で育成し、これら雑草の1.5〜2.5葉期に実施例5で得られた所定量の除草剤を水に懸濁し1000リットル/1042相当の液量で茎葉部へ均一にスプレー散布した。その後、温室内で育成し、処理後30日目に作物薬害及び除草効果を下記の判断基準に従って判定した。除草効果(殺草率%)は薬害処理区の地上部生草重および無処理区の地上部生草重を測定して、下記の式(イ)により求めたものである。
式(イ)
殺草率%=(1−処理区の地上部生草重/無処理区の地上部生草重)×100 ・・・(イ)
なお、薬害は次の6段階で評価した。
薬害の程度0 作物に対する薬害は認められず1 作物に対する薬害は殆どない2 作物に対する薬害が若干認められる3 作物に対する薬害が認められる4 作物に対する薬害が顕著に認められる5 作物は殆ど枯死【0041】また、除草剤混合物の相乗的除草効果については、次のように説明することができる。すなわち、個々の活性化合物は、その除草活性にそれぞれ欠点を有する場合が殆どであり、その場合2種の活性化合物を組み合わせた除草活性が、その2種の化合物の、それぞれの活性の単純な合計(期待される活性)よりも大きくなる場合にこれを相乗効果という。2種の除草剤の特定組合わせにより期待される活性は、次のように計算することができる。(コルピー[ColbyS、R]、除草剤の組み合わせ相乗および拮抗作用反応の計算、「ウィード[Weed]」、第15巻、20〜22頁[1967年]を参照)
E=α+β−(α・β/100)
α:除草剤Aをakg/1042の量で処理した時の抑制率β:除草剤Bをbkg/1042の量で処理した時の抑制率E:除草剤Aをakg/1042、除草剤Bをbkg/1042の量で処理した時に期待される抑制率すなわち、実際の抑制率が上記計算より大きいならば組み合わせによる活性は相乗作用を示すということができる。第3表に、それぞれ化合物(I−a)、(I−b)、(I−c)、および(I−d)と、化合物(B−1)〜(B−8)、(B−11),(B−14),(B−16),(B−21),(B−22)、(B−24)および(B−26)〜(B−28)の単剤の茎葉処理試験結果を示す。
【0042】第4表〜第7表に、それぞれ化合物(I−a)、(I−b)、(I−c)および(I−d)と、化合物(B−1)〜(B−8)、(B−11)、(B−14)、(B−16)、(B−21)、(B−22)、(B−24)および(B−26)〜(B−28)との混合剤の茎葉処理試験結果を示す。なお、以下の第3表〜第10表において、下記の略号は次の植物種を示す。
(略号) (和名) (学名)
XANST オナモミ Abutilon theophrastiABUTH イチビ Xanthium strumariumAMATA ウォーターヘンプ Amaranthus rudisSETFA アキノエノコログサSetaria faberiDIGAD メヒシバ Digitaria adscendensECHCG ノビエ Echinochloa crusgalliZEAMD トウモロコシ Zea mays【0043】
【表8】

【0044】
【表9】

【0045】
【表10】

【0046】
【表11】

【0047】
【表12】

【0048】第4表〜第7表より、化合物(I−a)と、化合物(B−1)〜(B−8)、(B−11)、(B−14)、(B−16)、(B−21)、(B−22)、(B−24)および(B−26)〜(B−28)のいずれか一種、および化合物(I−b)〜(I−d)と、化合物(B−1)〜(B−8)、(B−11)、(B−14)、(B−16)、(B−21)、(B−22)、(B−24)および(B−26)〜(B−28)のいずれか一種との併用による除草効果の相乗性は全ての配合剤において全ての供試雑草について認められた。すなわち、化合物(I−a)と化合物(B−1)〜(B−8)、(B−11)、(B−14)、(B−16)、(B−21)、(B−22)、(B−24)、(B−26)〜(B−28)との混合剤のうち、化合物(B−2)を用いたものでは、とくにイチビおよびノビエに対して、化合物(B−3)を用いたものでは、とくにイチビおよびノビエに対して、化合物(B−6)を用いたものでは、とくにイチビに対して、化合物(B−7)を用いたものでは、とくにノビエに対して、化合物(B−8)を用いたものでは、とくにノビエに対して、化合物(B−11)を用いたものでは、とくにイチビに対して、化合物(B−14)を用いたものでは、とくにイチビ、ウォーターヘンプ、アキノエノコログサ、メヒシバおよびノビエに対して、化合物(B−16)を用いたものでは、とくにイチビ、ウォーターヘンプ、アキノエノコログサ、メヒシバおよびノビエに対して、化合物(B−24)を用いたものでは、とくにノビエに対して、化合物(B−26)を用いたものでは、とくにアキノエノコログサ、メヒシバおよびノビエに対して、化合物(B−27)を用いたものでは、とくにノビエに対して、それぞれ相乗効果が高かった。
【0049】化合物(I−b)と化合物(B−1)〜(B−8)、(B−11)、(B−14)、(B−16)、(B−21)、(B−22)、(B−24)、(B−26)〜(B−28)のいずれか一種との混合剤のうち、化合物(B−1)を用いたものでは、とくにアキノエノコログサに対して、化合物(B−2)を用いたものでは、とくにアキノエノコログサに対して、化合物(B−3)を用いたものでは、とくにアキノエノコログサに対して、化合物(B−26)を用いたものでは、とくにイチビおよびアキノエノコログサに対して、化合物(B−27)を用いたものでは、とくにアキノエノコログサに対して、それぞれ相乗効果が高かった。化合物(I−c)と化合物(B−2)、(B−3)、(B−6)、(B−7)、(B−8)、(B−11)、(B−14)、(B−16)、(B−24)、(B−26)または(B−27)のいずれか一種との混合剤のうち、化合物(B−1)を用いたものでは、とくにノビエに対して、化合物(B−2)を用いたものでは、とくにイチビ、メヒシバおよびノビエに対して、化合物(B−3)を用いたものでは、とくにイチビ、メヒシバおよびノビエに対して、化合物(B−14)を用いたものでは、とくにイチビに対して、化合物(B−16)を用いたものでは、とくにイチビおよびノビエに対して、化合物(B−24)を用いたものでは、とくにノビエに対して、化合物(B−26)を用いたものでは、とくにアキノエノコログサ、メヒシバおよびノビエに対して、化合物(B−27)を用いたものでは、とくにノビエに対して、化合物(B−28)を用いたものでは、とくにノビエに対して、それぞれ相乗効果が高かった。
【0050】化合物(I−d)と化合物(B−1)〜(B−8)、(B−11)、(B−14)、(B−16)、(B−21)、(B−22)、(B−24)、(B−26)〜(B−28)のいずれか一種との混合剤のうち、化合物(B−2)を用いたものでは、とくにイチビに対して、化合物(B−3)を用いたものでは、とくにイチビに対して、化合物(B−11)を用いたものでは、とくにイチビに対して、化合物(B−26)を用いたものでは、とくにイチビに対して、化合物(B−28)を用いたものでは、とくにノビエに対して、それぞれ相乗効果が高かった。
【0051】除草試験例2 土壌処理試験畑地土壌を充填した1/20m2のワグネルポットにオナモミ、イチビ、ウォーターヘンプ、アキノエノコログサ、メヒシバ、ノビエの雑草種子およびトウモロコシ種子を播種し、覆土した後、実施例5で得られた所定量の除草剤を水に懸濁し1000リットル/1042相当の液量で播種翌日に土壌表面に均一にスプレー散布した。その後、温室内で育成し、処理後20日目に作物薬害および除草効果を茎葉処理試験と同様に下記の判断基準に従って判定した。除草効果(殺草率%)は上記の式(イ)により、相乗効果は、コルビーの式より求めた期待値と、実際の抑制率(実測値)の差によって示した。第8表に、それぞれ化合物(I−b)および(I−c)と、化合物(B−1)、(B−10)、(B−14)、(B−16)〜(B−18)、(B−20)および(B−24)〜(B−26)の単剤の土壌処理試験結果を示す。第9表、第10表にそれぞれ化合物(I−b)および(I−c)と、化合物(B−1)、(B−10)、(B−14)、(B−16)〜(B−18)、(B−20)および(B−24)〜(B−26)との混合剤の土壌処理試験結果を示す。
【0052】
【表13】

【0053】
【表14】

【0054】
【表15】

【0055】第9表、第10表より、化合物(I−b)と、化合物(B−1)、(B−10)、(B−14)、(B−16)〜(B−18)、(B−20)および(B−24)〜(B−26)のいずれか一種、および化合物(I−c)と、化合物(B−1)、(B−10)、(B−14)、(B−16)〜(B−18)、(B−20)および(B−24)〜(B−26)のいずれか一種との併用による除草効果の相乗性は全ての配合剤において全ての供試雑草について認められた。すなわち、化合物(I−b)と、化合物(B−1)、(B−10)、(B−14)、(B−16)〜(B−18)、(B−20)および(B−24)〜(B−26)との混合剤のうち、化合物(B−1)を用いたものでは、とくにアキノエノコログサに対して、化合物(B−10)を用いたものでは、とくにアキノエノコログサに対して、化合物(B−24)を用いたものでは、とくにアキノエノコログサに対して、化合物(B−26)を用いたものでは、とくにイチビ、アキノエノコログサ、メヒシバおよびノビエに対して、それぞれ相乗効果が高かった。
【0056】化合物(I−c)と、化合物(B−1)、(B−10)、(B−14)、(B−16)〜(B−18)、(B−20)および(B−24)〜(B−26)のいずれか一種との混合剤のうち、化合物(B−1)を用いたものでは、とくにアキノエノコログサおよびノビエに対して、化合物(B−17)を用いたものでは、とくにイチビに対して、化合物(B−18)を用いたものでは、とくにオナモミに対して、化合物(B−20)を用いたものでは、とくにオナモミおよびイチビに対して、化合物(B−24)を用いたものでは、とくにアキノエノコログサに対して、化合物(B−26)を用いたものでは、とくにイチビ、アキノエノコログサ、メヒシバおよびノビエに対して、それぞれ相乗効果が高かった。
【発明の効果】本発明によれば、特定の構造のピラゾール誘導体と、特定の除草性化合物を併用することにより、その相乗効果によって、トウモロコシなどの作物に薬害を及ぼすことなく、広範なイネ科雑草及び広葉雑草を極めて低薬量で防除し得る除草剤組成物を提供することができる。
【出願人】 【識別番号】000183646
【氏名又は名称】出光興産株式会社
【出願日】 平成14年5月22日(2002.5.22)
【代理人】 【識別番号】100078732
【弁理士】
【氏名又は名称】大谷 保
【公開番号】 特開2003−342106(P2003−342106A)
【公開日】 平成15年12月3日(2003.12.3)
【出願番号】 特願2002−147153(P2002−147153)