| 【発明の名称】 |
ゲル状防虫剤 |
| 【発明者】 |
【氏名】堤 周作
【氏名】松原 明政
【氏名】中村 慎之助
|
| 【要約】 |
【課題】従来よりも少ない防虫成分量で、長期間にわたり防虫効果を持続することができる、ゲル状の新規な防虫剤を提供する。
【解決手段】揮散性防虫成分を含むO/Wエマルションをゲル化したことを特徴とするゲル状防虫剤。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 揮散性防虫成分を含むO/Wエマルションをゲル化したことを特徴とするゲル状防虫剤。 【請求項2】 炭素数が6以下の多価アルコール及びHLB10以上の常温で液状の界面活性剤からなる群から選ばれる少なくとも1種を存在させることを特徴とする請求項1に記載のゲル状防虫剤。 【請求項3】 包装材料に収納し、揮散性防虫成分の揮散量を0.01〜0.5g/日としたことを特徴とする請求項1又は2に記載のゲル状防虫剤。 【請求項4】 揮散性防虫成分がパラジクロロベンゼンであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のゲル状防虫剤。 【請求項5】 実質的に容器底部平面に対して垂直な内壁をもつ容器であって、その容器の垂直内壁面の底部平面に対する角度が90±1°以内であることを特徴とする揮散性防虫成分を含むゲル状防虫剤用の容器。 【請求項6】 実質的に容器底部平面に対して垂直な内壁をもつ容器であって、その容器の垂直内壁面の底部平面に対する角度が90±1°以内であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のゲル状防虫剤用の容器。 【請求項7】 外装容器の開口部を、内装容器である揮散性防虫成分を含むゲル状防虫剤用の容器における、開口部の直上に位置する天面の部分に重点的に設けたことを特徴とする外装容器。 【請求項8】 外装容器の開口部を、内装容器である請求項1乃至4のいずれか1項に記載のゲル状防虫剤用の容器における、開口部の直上に位置する天面の部分に重点的に設けたことを特徴とする外装容器。 【請求項9】 外装容器の開口部を、内装容器である請求項6に記載の容器における、開口部の直上に位置する天面の部分に重点的に設けたことを特徴とする、内装容器を内包した外装容器。 【請求項10】 炭素数が6以下の多価アルコール及びHLB10以上の常温で液状の界面活性剤からなる群から選ばれる少なくとも1種からなるO/Wエマルション系ゲル用収縮調整剤。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、従来よりも少ない防虫成分量で、長期間にわたり防虫効果を持続することができる新規なゲル状防虫剤、揮散性防虫成分を含むゲル状防虫剤用の容器、外装容器及びO/Wエマルション系ゲル用収縮調整剤に関する。 【0002】 【従来の技術】従来から、害虫から衣類を守るためにパラジクロロベンゼン等を有効成分とした防虫剤が使用されている。これらの防虫剤、とりわけパラジクロロベンゼンは揮散スピードが速く、短期間のうちに多量に揮散する。そのためタンス、引き出し等で使用した場合には防虫効果が無くなるのが早く、長期間にわたり使用するには適していなかった。 【0003】このような問題を解決するため、製剤量を増やして使用期間を延ばした商品(120gで3ケ月間使用できる)が開発されているが、短期間に必要以上の有効成分が揮散するので無駄であり、また衣類に付着する臭いが気になるという欠点がある。ところが上記の欠点を解決するための有効な手段については知られていないのが現状である。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のような現状を鑑みてなされたものであり、従来よりも少ない防虫成分量で、長期間にわたり防虫効果を持続することができる、揮散性防虫成分を有効成分としたゲル状の、新規な防虫剤、揮散性防虫成分を含むゲル状防虫剤用の容器、外装容器及びO/Wエマルション系ゲル用収縮調整剤を提供するものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討した結果、有効成分として揮散性防虫成分を用い、O/Wエマルションとし、O/Wエマルションをゲル化したゲル状製剤とすることで、防虫成分の使用量を従来に比べて半分以下としても、持続して防虫効果を得ることができ、上記の課題を満足することを見出し本発明に至った。本発明はさらに、内装容器や外装容器にも着目したものである。すなわち本発明は、以下のとおりのものである。 (1) 揮散性防虫成分を含むO/Wエマルションをゲル化したことを特徴とするゲル状防虫剤。 (2) 炭素数が6以下の多価アルコール及びHLB10以上の常温で液状の界面活性剤からなる群から選ばれる少なくとも1種を存在させることを特徴とする(1)に記載のゲル状防虫剤。 (3) 包装材料に収納し、揮散性防虫成分の揮散量を0.01〜0.5g/日としたことを特徴とする(1)又は(2)に記載のゲル状防虫剤。 (4) 揮散性防虫成分がパラジクロロベンゼンであることを特徴とする(1)乃至(3)のいずれかに記載のゲル状防虫剤。 (5) 実質的に容器底部平面に対して垂直な内壁をもつ容器であって、その容器の垂直内壁面の底部平面に対する角度が90±1°以内であることを特徴とする揮散性防虫成分を含むゲル状防虫剤用の容器。 (6) 実質的に容器底部平面に対して垂直な内壁をもつ容器であって、その容器の垂直内壁面の底部平面に対する角度が90±1°以内であることを特徴とする(1)乃至(4)のいずれかに記載のゲル状防虫剤用の容器。 (7) 外装容器の開口部を、内装容器である揮散性防虫成分を含むゲル状防虫剤用の容器における、開口部の直上に位置する天面の部分に重点的に設けたことを特徴とする外装容器。 (8) 外装容器の開口部を、内装容器である(1)乃至(4)のいずれかに記載のゲル状防虫剤用の容器における、開口部の直上に位置する天面の部分に重点的に設けたことを特徴とする外装容器。 (9) 外装容器の開口部を、内装容器である(6)に記載の容器における、開口部の直上に位置する天面の部分に重点的に設けたことを特徴とする、内装容器を内包した外装容器。 (10) 炭素数が6以下の多価アルコール及びHLB10以上の常温で液状の界面活性剤からなる群から選ばれる少なくとも1種からなるO/Wエマルション系ゲル用収縮調整剤。 【0006】 【発明の実施の形態】本発明のゲル状防虫剤を得るには、例えば揮散性防虫成分(パラジクロロベンゼン)を有機溶剤(炭化水素系溶剤等)に溶解して溶液とし、該溶液を界面活性剤(HLB10以上の常温で液状の界面活性剤が好ましい)と共に水に加えてO/Wエマルション(水中油滴型エマルション)とし、このO/Wエマルションにゲル化剤を添加してゲル状防虫剤とする。なお上記の方法は一つの例示であって、本発明のゲル状防虫剤が得られる限り、その製造方法は上記のものに限定されるものではない。 【0007】本発明のゲル状防虫剤は、有効成分を一定に安定して揮散させるために、揮散しているゲル面(揮散面)の面積を一定に保つようにすることができる。すなわち、本発明のゲル状防虫剤を包装材料に収納して用いることで、縦方向の収縮がスムーズにみられるようになる。これは本発明のゲル状防虫剤を包装材料に収納して用いることで、収縮に際し設置面に対して防虫剤の上面が水平を維持したまま減少し、しかも防虫剤が包装材料の内面に密着した状態を維持するようにできることによる。かくして本発明によれば、外観がよく商品価値の高いゲル状防虫剤が提供される。また、本発明のゲル状防虫剤を包装材料に収納して用いることで、縦方向の収縮が経時的に起こると、ゲル状防虫剤の残存量のインジケーターとなる。防虫剤の上面水平維持、包装材料内面密着は、インジケーターの正確を期す上で好ましい。 【0008】ところで包装材料への揮散性防虫成分を含むゲル状防虫剤の収納の典型としては、ゲル状防虫剤(以下、単に「ゲル」ということがある。)の容器への充填が挙げられ、その場合容器はゲルを直接充填する内装容器とその内装容器を収納する外装容器とを包含する。図1は包装容器に収納されたゲル状防虫剤の外観の説明図(正面図)であり、1は包装容器(外装容器)本体、2は開口部を示す。ここには示されていないが、この中に内装容器が入れられる。図2は他のタイプの容器に収納されたゲル状防虫剤の外観の説明図であり、Aは斜視図、BはAのB−Bで切断した正面断面図である。内装容器と外装容器とを包含することがわかるようになっている。3は外装容器、4は内装容器、5は外装容器の開口部を示す。 【0009】しかして、ゲルを充填する容器(内装容器)の形状によりゲル状防虫剤の揮散に伴って収縮する形状が異なり、実質的に容器底部平面に対して垂直な内壁をもつ容器であって、その容器の垂直内壁面の底部平面に対する角度が90±1°以内であるものが好ましいことがわかった。ここに実質的に容器底部平面に対して垂直な内壁をもつというのは、垂直といっても90°のみを意味せず90±1°程度のものを包含するということを意味する。よってここで実質的に容器底部平面に対して垂直な内壁をもつ容器というのは、典型的には口部と底部がほぼ同じ形のもの(例えば、円筒容器)ということになる。しかし実質的に容器底部平面に対して垂直な内壁をもつ容器の中には、ゲル状防虫剤の入る広い胴部とそれよりも狭い口部とを有するものも包含される。さらに、実質的に容器底部平面に対して垂直な内壁をもつ容器(内装容器)は、底が平底のもの、ビールびんのような円弧状のもの等を包含する。平底以外の場合には、前記の「容器底部平面」というのは、外装容器内に設置するときに外装容器に接触する内装容器底部外周を結んだ仮想平面を意味することとする。 【0010】そして実質的に容器底部平面に対して垂直な内壁をもつ容器であって、その容器の垂直内壁面の底部平面に対する角度が90±1°以内であるものの範疇には、傾斜の方向や程度が一定のものだけでなく、その容器の垂直内壁面の底部平面に対する角度が90±1°以内であって、容器の縦方向の途中で傾斜の程度や方向が変化して、例えば中央で径がやや膨出、縮退したもの等も包含される。もちろんその容器の垂直内壁面の底部平面に対する角度が90±1°以内であるかぎり、傾斜の程度や方向が波状に変化してもよい。 【0011】図3は、ゲルを充填する容器の形状によりゲル状防虫剤の揮散に伴って収縮する形状が異なる様子を示す概念図である。Aは垂直内壁面の底部平面に対する角度が90±1°以内である容器、Bは口部が広がったコップ形状の容器、Cは口部が狭まった逆コップ形状の容器、Dはツボのような形状の容器をそれぞれ揮散口を上に設けた状態(正立)で使用した場合に、ゲル状防虫剤の揮散の前後で形状がどのように変化するかを示したものである。図3から、垂直内壁面の底部平面に対する角度が90±1°以内である容器は、ゲル状防虫剤の上面水平維持、内面密着維持を十分に達成できるのに対して、口部が広がったコップ形状、口部が狭まった逆コップ形状、ツボのような形状の容器は、横方向にも収縮がみられ隙間を生じそこからも揮散して、揮散面の面積を一定に保つことができず、ゲル状防虫剤の上面水平維持、内面密着維持を十分には達成できないことがわかる。揮散口を下に設けた状態(倒立)で使用した場合も同様の結果が得られる。 【0012】容器材質としては、疎水性の材質(ポリプロピレン、PET、ポリエチレン等)が好ましい。また、ガラスでも内壁面をフッ素、シリコーン等で疎水処理すれば好ましく使用することができる。 【0013】ところで、ゲル状防虫剤のスムーズな縦方向収縮を維持するには、風の影響によるゲル状防虫剤の急激乾燥、急激揮散防止を図ることが望ましい。すなわち、外装容器からの必要以上の気流が直接ゲル状防虫剤の揮発面に当たらないように開口部を設けることが重要であり、具体的には、外装容器の開口部を、内装容器である揮散性防虫成分を含むゲル状防虫剤用の容器における、開口部の直上に位置する天面の部分に重点的に設け、内装容器の開口部から風が直接入り込まないように気流を調整するのがよい。ここに、外装容器の開口部を、内装容器である揮散性防虫成分を含むゲル状防虫剤用の容器における、開口部の直上に位置する天面の部分に重点的に設けるというのは、開口部を天面にのみ設ける場合のみでなくて、開口部の面積割合において天面の部分が天面以外の部分に比して圧倒的に大である限り天面以外の部分にも開口部を設ける場合を包含する。 【0014】外装容器の開口部を、内装容器である揮散性防虫成分を含むゲル状防虫剤用の容器における、開口部の直上に位置する天面の部分に、面積割合で好ましくは30〜100%、より好ましくは40〜90%、さらに好ましくは50〜80%設ける。具体的には、総面積が約300〜600cm2の容器にあっては、約40〜100cm2程度とするのがよい。 【0015】ゲル状防虫剤全量に対する各成分の配合量としては、揮散性防虫成分は5〜30重量%、有機溶剤は10〜60重量%、界面活性剤は0.5〜5重量%、水は適量として全体を100重量%とすればよい。なお必要に応じて添加剤を適量用いてもよい。 【0016】本発明のゲル状防虫剤は、好ましくは揮散調整手段を備えた容器、包装材等の包装材料に収納し、揮散性防虫成分の揮散量が0.01〜0.5g/日となるように揮散のための開口面積、通気度等を調整又は選択したゲル状防虫剤とするのがよい。包装材料の選択により通気度を調整する場合には、例えば、微多孔(マイクロポーラス)フィルム又はシート、不織布等の通気度の大きな材料を選択することができる。 【0017】さらに揮散性防虫成分としてはパラジクロロベンゼンを用いることが、長期間にわたり十分な防虫効果を持続するうえでよい。本発明の揮散性防虫成分としては、パラジクロロベンゼンがよく、この他に、樟脳、ナフタレン、トリオキサンなどの昇華性防虫成分;エンペントリン、トランスフルトリン、S-1264(住友化学工業社製)等の揮散性防虫成分等が例示できる。さらにエタノール、イソプロピルアルコール、等のアルコール類を併用することで防虫効果を高めることもできる。有機溶剤としては、炭化水素類、アルコール類、脂肪酸類、エステル類、ケトン類、植物油等が例示できる。炭化水素系溶剤としては、イソパラフィン、ノルマルパラフィン、これらの混合物等のパラフィン系炭化水素がよい。 【0018】界面活性剤としては、脂肪酸グリセリン、脂肪酸ソルビタン、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、モノラウリン酸ポリエチレングリコール、脂肪酸ポリエチレングリコール、脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、脂肪酸アルカノールアミド等の非イオン界面活性剤がよく、この他に、高級脂肪酸石鹸、アルキル硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸等のアニオン界面活性剤;アルキルベタインアミンオキサイド、第四級アンモニウム塩等の陽イオン界面活性剤;パーフルオロアルキルカルボン酸塩、パーフルオロアルキルベタイン、パーフルオロアルキルエチレンオキサイド付加物、パーフルオロアルキルオリゴマー等のフッ素界面活性剤;ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン等のシリコーン界面活性剤等が例示できる。 【0019】ゲル化剤としては、水系ゲルに使用されるものがよく、寒天、(κ又はι)カラギーナン、ローカストビーンガム、グアーガム、アラビアガム、ゼラチン、ペクチン、デンプン、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸等が例示できる。これらは単独又は2種以上を組み合わせて用いることができる。さらに乳酸塩(ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩等)を併用することで、保形性、離水性の向上をもたらすこともできる。特にカラギーナンを主としたものがよく、さらに乳酸塩を併用したものがより好ましい。具体的には、カラギーナンに乳酸ナトリウム、乳酸カリウム、乳酸マグネシウム、乳酸カルシウム等を併用したものがよい。 【0020】昇華性防虫成分を用いる場合には、炭化水素系溶剤に溶解する際に、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコール−n−ジブチルエーテル、ジエチレングリコール−n−ヘキシルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル等のグルコールエーテル;2−エチルヘキシルジグリコール等のグリコール;2−エチルヘキシルアルコール、ベンジルアルコール、2−ブトキシエタノール等のアルコール;アジピン酸ジ−n−プロピル等のエステル;リモネン等のテルペン;乳酸メチル、乳酸ブチル、乳酸エチル等の乳酸エステル;n−メチル−2−ピロリドン等のピロリドン等を溶解助剤として用いると、昇華性防虫成分の結晶の析出を防ぐのによく、重量比は防虫成分1に対して0.5〜2とすればよい。 【0021】本発明のゲル状防虫剤は、揮散調整手段を備えた容器、包装材等に収納し、揮散性防虫成分の揮散量が0.01〜0.5g/日、さらには0.2〜0.5g/日となるように揮散のための開口面積等を調整したゲル状防虫剤とするのがよい。揮散量がこれよりも少ないと十分な防虫効果が得られないことがあり、また過剰に多いと長期間にわたり持続して使用するのに適さないので、約0.5g/日程度とするのがよい。具体例としては、全量が約280gで、パラジクロロベンゼンを約20重量%含有した本発明のゲル状防虫剤では、約12〜50cm2、さらには約24〜50cm2の開口面積を設けた容器に収納するのがよい。これによってパラジクロロベンゼンの揮散量として、0.01〜0.5g/日、さらには約0.3〜0.4g/日を得ることができ、十分な防虫効果を約3〜6ケ月程度にわたり持続することができる。開口は、容器の上段、下段、中段のどこに設けてもよく、また分散させて設けてもよい。 【0022】ところで本発明のように揮散調整手段を適用しようとする際にも、周囲環境(気温の変化、湿度等)により適切な揮散量がばらついたりそれに付随して終点のばらつきにつながったりして、このため使用期間内の適切な防虫ないし殺虫効果に影響を与える場合もある。このような場合には上記の開口面積等を調整すればよく、開口面積等を調整するには、例えば、摘み、蓋、リング、シャッター等の調整手段を設ければよい。具体的な態様としては、下記のものが例示される。 ・蓋カバーや蓋シール(例えば厚紙製)に形成した複数の打出片を操作して開閉することで開口面積等を調整する。 ・カバー等のスライド操作開口を設けた容器本体に取り付けたカバー等(例えばスライド蓋)のスライド操作により、開口面積等を調整する。 ・摘みの引き出し及びその上下、左右、回転動操作・シャッターの引き出し及びその上下、左右、回転動操作例えば、等間隔で複数個の開口を設けた容器本体長方形面に、等間隔で複数個の開口を同様に設けたシャッターをスライド可能に重畳設置し、シャッターの引き出しや上下、左右動操作に伴うスライドにより、開口面積を調整する。 ・リングの回転や上下動操作例えば、前記と同様であるが、複数個の開口を設けるのが長方形面の代わりに湾曲面又は円形面であって、開口を周囲に設けたカバー等(例えばリング状筒)の回転や上下動操作により、開口面積等を調整する。 ・回転操作を上下、左右動操作に変換する手段やその逆の手段・着脱自在の複数層のシール(開口面積等の異なるシールが摘み、蓋ないしシャッター等の開閉部材を兼ねる。)の操作【0023】上記のような調整手段を適用する際に、例えば、開口面積(薬剤の種類により異なるが、通常1〜99%の範囲内にあり、この数値が大きいほど薬剤の揮散量も大となる。)を変えられるようにした摘み、蓋、リング等に、開口面積に対応した複数の目盛であって、各々の目盛が例えば異なる平均気温(℃)、1月〜12月等の「月」、春夏秋冬等の「季節」を表示している目盛等を設けることで好みの目盛の選択を可能ならしめ、より使いやすいものとすることができる。かくして該当する目盛に合わせ、周囲環境による揮散量のばらつきを調整することで、適切な防虫ないし殺虫効果を得ることができ、さらに終点のばらつき等も抑えることができ、商品価値を高めることができる。 【0024】本発明の揮散調整手段は上記の具体例に限られるものではなく、ゲル状防虫剤の全量を増減する場合は、上記の具体例に基づいて本発明の効果を得るために必要な容器の開口面積等を設定することができる。また本発明の揮散量を満足する限り、揮散調整手段に制限はなく、容器に代えて包装材としてもよく、開口面積を設ける代わりに微孔膜、ガス透過膜等を用いてもよい。 【0025】本発明のゲル状防虫剤には、発明の効果を奏する限り必要に応じて殺虫成分、忌避成分、芳香成分、消臭成分、共力剤、酸化防止剤、防腐剤、保留剤、湿潤剤、揮散調整剤等を適宜配合してもよい。具体的には、エムペンスリン、トランスフルトリン、S-1264(住友化学工業社製)等の殺虫成分;ディート等の忌避剤;ローズ油、ラベンダー油、ジャスミン油、パーチュリー油、カーネーション油、ハッカ油、ペパーミント油、ミント油、レモン油、オレンジ油、レモングラス油、ベルガモット油、ベチュバ油、チョウジ油、セダー油、ビャクダン油、ユーカリ油、カッシヤ油、ショウノウ油、イランイラン油、シトロネラー油、ゼラニウム油等の精油;メントール、フィトンチッド等の精油抽出物;ジャコウ、シベット油、ウミダヌキ油、アンバーグリス油等の動物性香料;バニリン、サリチル酸メチル、シンナミックアルデヒド、フェニルエチルアルコール、ゲラニオール、オキシシトロネラール、フェニルアセトアルデヒド、ピペロナール等の合成香料;これらを調合した調合香料;炭化水素、アルコール、エステル、アルデヒド、ケトン等の芳香性合成化合物等の芳香成分;エタノール、イソプロピルアルコール等のアルコール類、クエン酸、リンゴ酸、シュウ酸等の有機酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸、植物精油、非イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、両性界面活性剤、ベタイン系化合物、硫酸第1鉄等の消臭成分;IBTA、IBTE等の共力剤;BHT、BHA等の酸化防止剤;安息香酸、サリチル酸、ソルビン酸、イソチアゾリン系化合物(商品名:ケーソン又はビオサイド)、パラオキシ安息香酸エステル等の防腐剤;エチレングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等の多価アルコール類、動植物油脂;鉱物油;メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルローズ等のセルロース誘導体等の保留剤、湿潤剤及び揮散調整剤を例示できる。 【0026】本発明のゲル状防虫剤において、炭素数が6以下の多価アルコール及びHLB10以上の常温で液状の界面活性剤からなる群から選ばれる少なくとも1種を存在させることは、それらの成分がゲル状製剤表面の急激な乾燥防止をもたらし、縦方向の収縮をよりスムーズなものとする作用があることから、好ましい態様の一つである。常温とは20〜25℃を意味する。これらはゲル状防虫剤に、0.2〜20重量%、好ましくは0.5〜10重量%存在すればよい。これらはO/Wエマルション系ゲル用収縮調整剤として働くものである。 【0027】代表的な炭素数が6以下の多価アルコールとしては、グリセリン、ジエチレングリコール、ブチレングリコール、プロピレングリコール、ソルビトール、キシリトール等が挙げられる。また、代表的なHLB10以上の常温で液状の界面活性剤としては、・ポリオキシエチレン脂肪酸エステルとしてポリオキシエチレン(10)モノラウレート (HLB 13.7)・ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルとしてポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノヤシ脂肪酸エステル (HLB 16.7)ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノラウレート (HLB 16.9)ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノオレエート (HLB 15.0)ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノパルミテート (HLB 15.6)・ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステルとしてポリオキシエチレン(60)ソルビットテトラオレエート (HLB 14.0)・ポリオキシエチレンアルキルエーテルとしてポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテル (HLB 13.6)ポリオキシエチレン(10)オレイルエーテル (HLB 13.6)等が挙げられる。O/Wエマルションとする際には上記の界面活性剤を用いるのが好ましい。 【0028】 【実施例】以下に実施例によって本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。 【0029】効力試験(1)供試検体・本発明パラジクロロベンゼン54gを1号灯油108gに溶解して溶液とした。該溶液をポリオキシエチレン硬化ヒマシ油12.5gと共に脱イオン水100gに加えてO/Wエマルションとした。このO/Wエマルションにゲル化剤κ−カラギーナンを2g添加してO/Wエマルションのゲル状ゲル状製剤とした。このゲル状製剤277gを開口面積50.24cm2のプラスチック(PET)製容器に収納しゲル状防虫剤とした。 【0030】・比較パラジクロロベンゼン54gをn−メチル−2−ピロリドン13.5gを用いて1号灯油54gに溶解して溶液とした。該溶液にゲル化剤(商品名:ゲル化剤T、生研化学社製)5.2gおよびオレイン酸1.3gを添加してオイルのゲル状製剤とした(水を含まない)。このゲル状製剤130gを開口面積50.24cm2のプラスチック(PET)製容器に収納しゲル状防虫剤とした。 【0031】・参考パラジクロロベンゼン粉体100gを開口面積50.24cm2のプラスチック(PET)製容器に収納した防虫剤とした。なおゲル状防虫剤として水のゲル状ゲル状製剤(オイルを含まない)を検討したが、パラジクロロベンゼン54gではゲル状製剤とすることはできなかった。 【0032】(2)試験方法300リットル模擬タンス内に衣類2着を吊り下げ、その一着の襟元、背中中央、裾にイガ幼虫(30日齢)を10頭ずつゴース袋に封入しセットした。このタンス内の床中央部に供試検体を置き、試験開始から7日間暴露させてイガの致死率を調べた。さらに21日経過後に同様にしてイガの致死率を調べた。試験は25℃条件下で2回行い、その平均値で評価した。 【0033】(3)試験結果試験の結果は表1に記載した。本発明においては、参考のパラジクロロベンゼン粉体と同等の防虫効果を約半分のパラジクロロベンゼンの使用量で得ることができ、しかもその効果が持続されることが確認された。また開口面積を24.62cm2としたプラスチック製容器を用いて同様の試験を行ったところ、試験開始時から7日間暴露では51.7%、21日経過後から7日間暴露では100%のイガの致死率を得ることができた。さらに開口面積を12.56cm2としたプラスチック製容器を用いて同様の試験を行ったところ、21日経過後で80%のイガの致死率であった。比較のオイルのゲル状防虫剤では、イガの致死率は試験開始時から7日間暴露では8.5%と低く、本発明と比べて防虫効果の差は明らかであった。 【0034】 【表1】 表1 効力試験 供試検体 イガの致死率(%) 試験開始時から 7日間暴露 21日経過後 本発明のゲル状防虫剤 93.3 100 比較 (オイルのケ゛ル状防虫剤) 8.5 − 参考 (ハ゜ラシ゛クロロヘ゛ンセ゛ンの粉体) 93.3 − 【0035】揮散試験(1)供試検体上記と同じ本発明、比較及び参考の供試検体を用いた。 (2)試験方法上記効力試験の実施の際に、試験開始前(未使用)と試験開始から7日間後の供試検体の重量を測定し、その減少量を揮散量とした。さらに本発明については、パラジクロロベンゼンの揮散量について、ゲル状製剤中に残存しているパラジクロロベンゼンの量をガスクロマトフラフで分析し、それに基づいてパラジクロロベンゼンの揮散量を求めた。 (3)試験結果試験の結果は表2に記載した。本発明は1日当たりの揮散量が比較と比べて10倍以上であった。そしてパラジクロロベンゼンの揮散量としては0.33g/日であり、これは参考のパラジクロロベンゼン粉体の揮散量と同等であった。 【0036】 【表2】 表2 揮散試験 供試検体 重量減少量 パラジクロロベンゼン揮散量 本発明のゲル状防虫剤 2.18 0.33 比較 (オイルのケ゛ル状防虫剤) 0.17 − 参考 (ハ゜ラシ゛クロロヘ゛ンセ゛ンの粉体) 0.33 0.33 単位:g/日【0037】処方例脱イオン水110.5gにκカラギーナン2gを添加して加熱溶解後、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル2gを添加した。次に、パラジクロロベンゼン54gを1号灯油108gに溶解した溶液を添加してO/Wエマルションのゲル状ゲル状製剤とした。このゲル状製剤277gを開口面積50.24cm2のPET製容器に収納してゲル状防虫剤とした。 【0038】表3に、ゲル状防虫剤の具体的な処方例を示す。 【0039】 【表3】 表3 ゲル状防虫剤処方例 成分 配合量(重量%) 好ましい配合量(重量%)揮散性防虫成分 5〜30 10〜20 (例:パラジクロロベンゼン)有機溶剤 10〜60 15〜40 (例:灯油)界面活性剤 0.5〜5 1〜3(例:ポリオキシエチレングリコール脂肪酸エステル)ゲル化剤 0.5〜5 1〜3(例:κカラギーナン、寒天及びローカストビーンガム)防腐剤 0.05〜1 0.1〜0.5(例:ビオサイト)酸化防止剤 0.05〜1 0.1〜0.5(例:BHT(ジブチルヒドロキシトルエン))香料 0.05〜1 0.1〜0.5 水 適量 適量(例:脱イオン水) 合計 100 100【0040】外装容器の効果パラジクロロベンゼン15重量%、灯油30重量%(処方例1について。処方例2は灯油15重量%である。)、界面活性剤(ポリオキシエチレングリコール脂肪酸エステル)1重量%、ゲル化剤(κ‐カラギーナン、寒天、ローカストビーンガム及び乳酸カルシウムの混合物)1.3重量%、防腐剤(ビオサイト)0.1重量%、酸化防止剤(BHT)0.1重量%、精製水適量に、グリセリンを0.2重量%配合した処方のエマルションを、容量400mlのボトル(底面積40cm2、高さ10cmのだ円柱状PETボトル、開口面積21cm2)に370g充填作製し、外装容器にセットして、容量500Lの模擬タンス中で、25℃、40%RHの条件下で揮散させて、平均揮散量(5サンプルの平均)(g/日)及びゲル残存率(%)を測定した。 【0041】図4は、外装容器による平均揮散量(g/日)及びゲル残存率(%)への影響を示す。外装容器の開口部を、内装容器である揮散性防虫成分を含むゲル状防虫剤用の容器における、開口部の直上に位置する天面の部分に重点的に設けたものを使用して、処方例1及び2のものを測定すると同時に、比較のために、外装容器の開口部を比較的均等に設けたものを使用して、処方例2のものを測定する。図4において、縦軸は下方の平均揮散量(g/日)及び上方のゲル残存率(%)、横軸は経過日数(日)を表す。重点1(グリセリン処方例1重点開口部)、重点2(グリセリン処方例2重点開口部)、均等(グリセリン処方例2均等開口部)及び理想(理想値)を区別して示す。図4にみられるように、外装容器の開口部を重点的に設けたものを使用したものは平均揮散量(g/日)及びゲル残存率(%)ともに理想値に近いのに対して、外装容器の開口部を均等に設けたものを使用したものは揮散が速すぎてゲル残存率(%)の値が早期に低下することがわかる。また、平均揮散量が急激に低下し、安定した揮散が得られないことがわかる。 【0042】グリセリンの効果パラジクロロベンゼン15重量%、灯油15重量%、界面活性剤(ポリオキシエチレングリコール脂肪酸エステル)1重量%、ゲル化剤(κ‐カラギーナン、寒天、ローカストビーンガム及び乳酸カルシウムの混合物)1.3重量%、防腐剤(ビオサイト)0.1重量%、酸化防止剤(BHT)0.1重量%、精製水適量に、グリセリンを0〜5重量%配合したゲルを、容量150mlのボトル(底面積30cm2、高さ5.5cmのだ円柱状PETボトル、口部面積23cm2)に120g充填し、25℃、40%RHの条件下で揮散させて、ゲルの高さを測定した。試験開始後46日のゲルの高さを表4に示す(試験開始前のゲルの高さ4cm)。 【0043】 【表4】
この結果から、特にグリセリンを0.2〜2重量%配合したゲルは、ゲル表面の急激な乾燥を防ぎ、縦方向への収縮がよりスムーズなものとなる効果をもたらすことがわかる。 【0044】HLB10以上の常温で液状の界面活性剤の効果HLB10以上の常温で液状の界面活性剤及びHLB10以上の常温で固体の界面活性剤を用いて、下記表5に示す処方のゲルを作製した。 【0045】 【表5】
【0046】容量300mlのだ円柱状の容器(開口面積約30cm2、底面積40cm2、高さ10cmのだ円柱状ボトル)に処方A(HLB10以上の常温で液状の界面活性剤が存在)及び処方B(HLB10以上の常温で固体の界面活性剤が存在)のゲルを260g充填後、タンス(500L)内の底中央に置いて6ケ月間揮散させ、ゲルの重量残存率及びゲルの高さ(縦収縮率)を測定した。揮散前のゲルの高さは、5.8cmである。結果を表6に示す。 【0047】 【表6】
HLB10以上の常温で液状の界面活性剤が存在したゲル(処方A)の方がHLB10以上の常温で固体の界面活性剤が存在したゲル(処方B)よりも揮散量が優れ、ゲルの縦収縮率が高いことがわかる。すなわち、HLB10以上の常温で液状の界面活性剤が存在したゲル(処方A)の方が、縦方向への収縮がよりスムーズなものとなる効果をもたらすことがわかる。 【0048】持続の効果パラジクロロベンゼン15重量%、灯油30重量%、界面活性剤(ポリオキシエチレングリコール脂肪酸エステル)1重量%、ゲル化剤(κ‐カラギーナン、寒天、ローカストビーンガム及び乳酸カルシウムの混合物)1.3重量%、防腐剤(ビオサイト)0.1重量%、酸化防止剤(BHT)0.1重量%、香料0.1重量%、脱イオン水52.5重量%に、グリセリンを0.2重量%配合した処方のゲルを、容量400mlのボトル(底面積55cm2、高さ10cmのだ円柱状PETボトル、開口面積40cm2)に370g充填し、容量500Lの模擬タンス中で、25℃、50%RHの条件下で揮散させて、パラジ平均揮散量(5サンプルの平均) (g/日) (「パラジ平均揮散量」というのは、「ゲル中の揮散性防虫成分であるパラジクロロベンゼンの平均揮散量」をこのように略称したものである。以下、同様にこの略称を用いて記載する。)及びパラジ重量残存率(%)(「パラジ重量残存率」というのは、「ゲル中の揮散性防虫成分あるパラジクロロベンゼンの重量残存率」をこのように略称したものである。以下、同様にこの略称を用いて記載する。)を測定した。 【0049】持続の効果(他の例)パラジクロロベンゼン10重量%、灯油20重量%、界面活性剤(ポリオキシエチレングリコール脂肪酸エステル)1重量%、ゲル化剤(κ‐カラギーナン、寒天、ローカストビーンガム及び乳酸カルシウムの混合物)1.3重量%、防腐剤(ビオサイト)0.1重量%、酸化防止剤(BHT)0.1重量%、香料0.1重量%、脱イオン水52.5重量%に、グリセリンを0.2重量%配合した処方のゲルを、容量300mlのボトル(底面積36cm2、高さ9cmの円柱状PETボトル、開口面積33cm2)に260g充填作製し、容量500Lの模擬タンス中で、25℃、50%RHの条件下で揮散させて、パラジ平均揮散量(5サンプルの平均) (g/日)及びパラジ重量残存率(%)を測定した。 【0050】図5及び図6において、縦軸はパラジ平均揮散量(g/日)及びパラジ重量残存率(%)横軸は経過日数(日)を表す。図5及び図6にみられるように、グリセリンを配合したものはパラジ平均揮散量(g/日)及びパラジ重量残存率(%)ともに安定しており、理想的であることがわかる。しかもその効果は、120日もの長い期間得られることが確認された。 【0051】 【発明の効果】本発明によれば、従来よりも少ない防虫成分量で、長期間にわたり防虫効果を持続することができる新規なゲル状防虫剤が得られる。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000100539 【氏名又は名称】アース製薬株式会社
|
| 【出願日】 |
平成14年5月14日(2002.5.14) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100066692 【弁理士】 【氏名又は名称】浅村 皓 (外3名)
|
| 【公開番号】 |
特開2003−246701(P2003−246701A) |
| 【公開日】 |
平成15年9月2日(2003.9.2) |
| 【出願番号】 |
特願2002−138573(P2002−138573) |
|