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【発明の名称】 動物忌避剤
【発明者】 【氏名】中村 温子

【要約】 【課題】動物を無傷でベランダから比較てき長期間排除させて、従来からの消臭剤に、忌避効果のあることを発見したので、その消臭剤のなかに、バラの甘い香りと成分を入れる事により消臭剤が忌避剤として、生まれ変わり、より強い効果を発揮します。

【解決手段】リナロール、オクタノール、シトロネロール、メチルナフチルケトン、混合物の動物忌避剤に悪臭を吸収するでんぷんの粉末を加え、さらに原種に最も近いバラの種類で、ダマスクローズの香り成分を加える、又、バラの種類はキャベッジローズ、ハナマスでも良い。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 シトロネロール、(シトロネラール)、リナロール、オクタノール、メチルエチルケトンの4種を含むことを特徴とする動物忌避剤とする。
【請求項2】 シクロデキシトリンを含有するものの中の1つであるトウモロコシの粉末が、動物の糞・尿等の悪臭を吸収する。
【請求項3】 バラの香りの成分の一つであり、動物忌避成分の一つでもある、シトロネロールの甘美で優雅な香りを、請求項1及び2に加えた動物忌避剤。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、比較的狭い範囲において、ハトが住みつくのを防ぐ為の動物忌避剤に関する【従来の技術】従来より、ベランダ等でのハトの糞による好ましくない公害を忌避することが、要望されている。
(ハトの糞公害について)食欲が旺盛である為、排泄量が多く糞は洗浄が困難で長時間放置すると、金属類の腐食を促進させます。有害な菌がハトの糞の中で増殖、そして糞が乾燥し空気中を舞い、人がそれを吸引すると、健康障害を引き起こすこともある。
(糞による人体の影響)サルモネラ、ニュウカッスル病、トキソプラズマ症、クリプトコッカス、脳炎等。
(他メーカーとの比較)他メーカーでは、何種類かのハト除けの方法がありますが、効果が見受けられないものや、ハトが死んでしまう程の劇薬や、設備が必要なもの等が多いです。その点本発明は、植物香料を使っているので害が少なく、ハトも無傷でベランダから排除する事ができます。ハトは、嗅覚上で臭いを嫌悪すると推定されます。
【0002】本製品の成分にはハトが嫌う臭い成分がはいっています。その成分は、リナロール、オクタノール、メチルナフチルケトン、シトロネロール(シトロネラール)、以上4種類の成分が一緒になって、最も効果のある忌避剤となります。尚、この、4種類の成分比率は、市販されている消臭材、ファブリーズ(商品名)によります。そして、シクロデキシトリンの成分の1つで、トウモロコシのデンプンが動物の尿、糞等の悪臭を吸収し、好適にはデンプンを含み粘着性試薬として、コーンスターチもふくみます。このファブリーズ(商品名)の成分の中に、バラの香料をプラスにして、より一層の忌避剤とします。
【0003】(ハトの性質)ハトは集団で行動して、糞公害をもたらし、1度、巣を作ると次の年も、又次の年も、巣を作って糞公害をまきちらす。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の忌避剤は、ハトによる糞公害が著しく認められる公団のベランダ等に使用した所、極めて長期間の効果が表れた。
【0005】
【実施例】(実験例1)図1は、その実験の形態を示す見取り図である。鉄筋コンクリート造り、5階建ての5階西側で、実験をしました。ハトは、自分の臭いが残っているので毎回帰巣すると仮定しました。
【0006】まず、今まであるベランダの糞を除去し熱湯で流して尚かつ洗剤を塗布し、ブラシでゴシゴシと洗った後に、再度、熱湯で流し、自分の嗅覚では残臭が無い事を、確認しました【0007】それ程、きれいにしても、次の日には、何の効果も認めらない様に、ハトが、帰巣し糞をしていました。そこで、本発明を試してみました。但し、本発明と言うのは、請求項1及び2を含む、ファブリーズ(商品名)の事を言う。以下本製品と言う。
【0008】図1に依り、実験の形態について説明する。
【0009】初めに、図1により、実施形態について説明する。図1(a)の場所(ハトの糞が山盛りになっている所)に、約30平方センチメートルに約100ml、散布しました。次の日に、観察してみると、散布した場所には、全く糞がありませんでした。(他の場所には、新しい糞が落ちていました。)そこで実験の場所を、(b)(c)(d)と、逐次広げて本製品を試してみました。その結果、本製品を散布した場所にはハトが、帰巣していない事が確認されました。図1(a)(b)(C)(d)には、全くハトの糞がありませんでした。ところが、図1(e)の場所の約15cmのコンクリートの手すりの隙間にハトが身体を縮めるように潜んでいました。そこで、図1(e)(f)に、本製品を約半分の約200ml散布したところ、全くハトの姿は見えなくなりました。本製品の効果は、約4ヶ月以上持続する事を確認しました。その間、ベランダの床続きの隣家(ベランダは、石膏ボードで仕切られている)のベランダでは、ヒナが生まれ成長して巣立って行きました。隣のベランダから我が家のベランダには、床上約15cmの隙間があり、自由に侵入できる状態ですが、全く我が家には、ハトはよりつきませんでした。
(実験例2)バラの香りが、ハトの忌避に、良いと言う話を聞いたので、ハトが良く飛来して来る所に、バラの鉢植えを、置いてみました。ハトは、まるでバラの鉢植えを怖がる様に、遠くから眺めている様でした。そこで、バラの性質の成分にはハトの嫌がる忌避成分が、あることを確信しました。
(バラの性質)バラ(ローズ)の精油には、主要なもので、ゲラン酸、シトロネロール、ゲニオール、ファルネソール、ネロール(アルコール)、オイゲノール(フェノール)、ミルヤン(テレペン)等の成分が含まれています。これらの成分が、単独であるいは相乗的に、作用し緩下強肝、健胃、催淫 殺菌等、作用を発揮するのです。また、テルペン類には、ほかの成分の持つ毒性を和らげる効果がありますこのような相互関係がいわゆる化学的に、合成された薬品とは、違う精油の穏やかな作用につながっています。細菌や、ウイルス等に対する作用では、いわゆる殺菌作用や菌の増殖を抑える「抗菌作用」、ウイルスの増殖を抑える「効ウイルス作用」カビ(真菌)の増殖を抑える「効真菌作用」「殺虫、虫除け作用」などで、水酸基(OH)を持つ、フェノール類、アルコール類を含む精油にはこのような作用があります。原産に最も近い(1)ダマスクローズ(ブルガリア産)や、(2)キャベッジローズ(フランス)、(3)ハナマス(日本)の成分に一段と効果のある動物忌避剤(シトロネロール)がはいっています。特に、(1)のダマスクローズはシトロネロールの、成分比率が最も高く香りの女王にふさわしい甘美で優雅な香りで、幸福感を与え、ゴージャスな気分になる。消憶香(人の中枢神経に作用し、催眠状態にして記憶を消す)成分としては、シトロネロール、ゲラニオール、フェニルアルコールです。緩和、高揚、内分泌系調整の作用があります。
【発明の効果】本発明は、従来からの消臭剤であるファブリーズ(商品名)に、動物忌避剤としての効果を発見し、その忌避剤としての効果をより強くする為にバラの成分の中にある忌避効果と香りをつけることにより甘美で、優雅な幸福感の香りを持つ、ゴージャスな気分になる、消臭剤+芳香剤+忌避剤としての発明効果があります。また、この忌避剤については北海道大学水産学部 猪上徳雄教授、他1名の先生の、アドバイスもいただきました。
【出願人】 【識別番号】300074581
【氏名又は名称】中村 温子
【出願日】 平成14年2月22日(2002.2.22)
【代理人】
【公開番号】 特開2003−238309(P2003−238309A)
【公開日】 平成15年8月27日(2003.8.27)
【出願番号】 特願2002−45700(P2002−45700)