| 【発明の名称】 |
養殖海苔用処理剤並びに養殖海苔用処理液及び養殖海苔の処理方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】杉浦 英一
【氏名】松永 隆一
【氏名】坪田 宏
【氏名】赤澤 春周
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| 【要約】 |
【課題】処理液のpH値が高い場合でも、赤腐れ病菌、白腐れ病菌、壺状菌などの養殖海苔の病害や珪藻などの雑藻を駆除することができ、周囲の環境や海苔葉体に悪影響を与えることがない養殖海苔用処理剤並びに養殖海苔用処理液及び養殖海苔の処理方法を提供することにある。
【解決手段】有効成分として、乳酸を27〜52重量%、酢酸を9重量%未満含有してなることを特徴とする養殖海苔用処理剤、及び有効成分として、乳酸を0.27〜0.52重量%、酢酸を0.09重量%未満含有してなることを特徴とする養殖海苔用処理液、並びにこの養殖海苔用処理液に、海苔又は海苔が付着した海苔網などの養殖具を所要時間接触させることを特徴とする養殖海苔の処理方法に関する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 有効成分として、乳酸を27〜52重量%、酢酸を9重量%未満含有してなることを特徴とする養殖海苔用処理剤。 【請求項2】 有効成分として、乳酸を9重量%以上27重量%未満、酢酸を18重量%超36重量%以下含有してなることを特徴とする養殖海苔用処理剤。 【請求項3】 燐酸を10重量%未満含有してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の養殖海苔用処理剤。 【請求項4】 有効成分として、乳酸を0.27〜0.52重量%、酢酸を0.09重量%未満含有してなることを特徴とする養殖海苔用処理液。 【請求項5】 有効成分として、乳酸を0.09重量%以上0.27重量%未満、酢酸を0.18重量%超0.36重量%以下含有してなることを特徴とする養殖海苔用処理液。 【請求項6】 0.1重量%未満の燐酸を含有してなることを特徴とする請求項4又は5に記載の養殖海苔用処理液。 【請求項7】 前記請求項1乃至3のいずれかに記載の養殖海苔用処理剤を、海水で希釈してなることを特徴とする養殖海苔用処理液。 【請求項8】 pHが2.0〜4.0に調整されてなることを特徴とする請求項4乃至7のいずれかに記載の養殖海苔用処理液。 【請求項9】 前記請求項4乃至7のいずれかに記載の養殖海苔用処理液に、海苔又は海苔が付着した海苔網などの養殖具を所要時間接触させることを特徴とする養殖海苔の処理方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は養殖海苔用処理剤並びに養殖海苔用処理液及び養殖海苔の処理方法に関し、その目的は、処理液のpH値が高い場合でも、赤腐れ病菌、白腐れ病菌、壺状菌などの養殖海苔の病害や珪藻などの雑藻を駆除することができ、周囲の環境や海苔葉体に悪影響を与えることがない養殖海苔用処理剤並びに養殖海苔用処理液及び養殖海苔の処理方法を提供することにある。 【0002】 【従来の技術】海苔の養殖には、海苔葉体や海苔網にアオノリ、アオサ、珪藻などの雑藻や細菌類が付着すると、海苔葉体の成長や胞子の付着を妨げたり、また白腐れ病、赤腐れ病、壺状菌病などの病害が発症したりして、海苔の養殖に甚大な被害を与える。 【0003】従来、このような雑藻類を駆除して病害の発症を予防するための海苔用処理剤及び処理方法に関する技術としては、例えば、特公昭56−12601号公報、特公昭60−31451号公報、特開平9−201180号公報に記載のものが知られている。 【0004】特公昭56−12601号公報には、炭素数1〜4の飽和脂肪族モノカルボン酸、炭素数2〜4の飽和又は不飽和ジカルボン酸、グリコール酸、乳酸、酒石酸、リンゴ酸、クエン酸のうちの一種以上の有機カルボン酸を有効成分とする海苔用処理剤が記載されている。特公昭60−31451号公報には、海苔や海苔が付着した養殖具を、有機酸を0.3〜15重量%含み、且つpHが1.0〜4.0に調整された処理液に浸漬させることにより、雑藻、病害の駆除、予防を行う海苔の養殖方法が記載されている。特開平9−201180号公報には、海水に無機塩類と酸とを加えて、比重を1.001〜1.060に調整し、且つpHを0.5〜3.0に調整した海苔用処理剤が記載されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上記の海苔用処理剤や処理方法は、いずれも有効成分として有機酸を含有するとともに、pHを酸性域に調整した酸処理剤を使用する技術である。これの酸処理剤は、pH値が低いほど、優れた効果が得られるために、通常の場合、pH1.5〜1.8程度に調整されて使用される。しかしながら、酸処理剤は、このように低いpH値に調整されて使用されるために、周囲の環境に与える影響が極めて大きかった。また海苔葉体に与える影響も大きく、場合によっては海苔葉体の成長を阻害してしまう場合があった。また酸処理剤のpH値を高くすれば、周囲の環境や海苔葉体に対する影響を軽減することができるが、珪藻などの駆除効果が低下してしまうという問題があった。 【0006】本発明は、処理液のpH値が高い場合でも、赤腐れ病菌、白腐れ病菌、壺状菌などの養殖海苔の病害や珪藻などの雑藻を駆除することができ、周囲の環境や海苔葉体に悪影響を与えることがない養殖海苔用処理剤並びに養殖海苔用処理液及び養殖海苔の処理方法を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】即ち、請求項1に係る発明は、有効成分として、乳酸を27〜52重量%、酢酸を9重量%未満含有してなることを特徴とする養殖海苔用処理剤に関する。請求項2に係る発明は、有効成分として、乳酸を9重量%以上27重量%未満、酢酸を18重量%超36重量%以下含有してなることを特徴とする養殖海苔用処理剤に関する。請求項3に係る発明は、燐酸を10重量%未満含有してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の養殖海苔用処理剤に関する。請求項4に係る発明は、有効成分として、乳酸を0.27〜0.52重量%、酢酸を0.09重量%未満含有してなることを特徴とする養殖海苔用処理液に関する。請求項5に係る発明は、有効成分として、乳酸を0.09重量%以上0.27重量%未満、酢酸を0.18重量%超0.36重量%以下含有してなることを特徴とする養殖海苔用処理液に関する。請求項6に係る発明は、0.1重量%未満の燐酸を含有してなることを特徴とする請求項4又は5に記載の養殖海苔用処理液に関する。請求項7に係る発明は、前記請求項1乃至3のいずれかに記載の養殖海苔用処理剤を、海水で希釈してなることを特徴とする養殖海苔用処理液に関する。請求項8に係る発明は、pHが2.0〜4.0に調整されてなることを特徴とする請求項4乃至7のいずれかに記載の養殖海苔用処理液に関する。請求項9に係る発明は、前記請求項4乃至7のいずれかに記載の養殖海苔用処理液に、海苔又は海苔が付着した海苔網などの養殖具を所要時間接触させることを特徴とする養殖海苔の処理方法に関する。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る養殖海苔用処理剤並びに養殖海苔用処理液及び養殖海苔の処理方法について説明する。まず、本発明の第一実施形態に係る養殖海苔用処理剤並びに養殖海苔用処理液及び養殖海苔の処理方法について説明する。本発明の第一実施形態に係る養殖海苔用処理剤(以下、単に処理剤という。)は有効成分として乳酸及び酢酸を含有する。乳酸の含有量は、処理剤全量中、27〜52重量%とされる。また酢酸の含有量は、処理剤全量中、9重量%未満とされる。この理由は、短時間処理剤として使用した場合、pH2.0以上でも珪藻や病害の駆除、予防に十分な効果を発揮するとともに、従来の配合になく海苔葉体への影響が低いからである。 【0009】また、本発明の第一実施形態に係る処理剤は、燐酸を含有することができる。燐酸を含有する理由は、処理剤を実際に使用する場合、後述するように海水で希釈して養殖海苔用処理液として使用するわけであるが、この際の養殖海苔用処理液のpHを調整する目的に配合される。また燐酸を含有することで、高いpH値でも養殖海苔の病害や雑藻を駆除、予防することができる、優れた効果が得られるからである。さらに燐酸を含有することで、海苔葉体に悪影響を与えることがなく、安全性の高い処理剤とすることができる。燐酸の含有量は特に限定されないが、処理剤全量中、10重量%未満、好ましくは5〜10重量%未満とされる。この理由は、燐酸の含有量が10重量%を超える場合、周囲の環境に悪影響を与える場合があるため、好ましくないからである。 【0010】さらに本発明の第一実施形態に係る処理剤には、通常の処理剤に含有される、水、栄養成分、無機酸、他の有機酸等を適宜任意に配合することができる。 【0011】以上説明した本発明の第一実施形態に係る処理剤は、実際の海苔処理の際には、必要に応じて海水等で希釈されて、本発明の第一実施形態に係る養殖海苔用処理液(以下、単に処理液という。)として使用される。処理剤の希釈は、処理方法或いは海水の温度等に応じて適宜調整すればよく、通常の場合、有効成分である乳酸の含有量が、処理液全量中、0.27〜0.52重量%となるように、海水等で希釈すればよい。またこのときの酢酸の含有量は、処理液全量中、0.09重量%未満とされる。この理由は、短時間処理剤として使用した場合、pH2.0以上でも珪藻や病害の駆除、予防に十分な効果を発揮するとともに、従来の配合になく海苔葉体への影響が低いからである。 【0012】また燐酸を含有する場合、燐酸の含有量は、処理液全量中、0.10重量%未満とされる。この理由は、0.10重量%を超える場合、周囲の環境に悪影響を与える場合があるために好ましくないからである。 【0013】さらに本発明の第一実施形態に係る処理液のpHは特に限定されないが、2.0〜4.0、好ましくは2.0〜3.0、より好ましくは2.0〜2.5に調整される。この理由はpHが2.0未満の場合、海苔葉体や周囲の環境に悪影響を与える場合があるために、また4.0を超える場合、養殖海苔の病害や珪藻などの雑藻を駆除、予防する十分な効果が得られないために、いずれの場合も好ましくないからである。 【0014】以上説明した本発明の第一実施形態に係る処理液を使用して養殖海苔を処理する方法は、処理液に、海苔又は海苔が付着した海苔網などの養殖具を所要時間接触させる従来と同様の処理方法で構わないが、特にモグリ船などのように、海苔の養殖網の下に船を潜らせて、処理液に網を素通ししながら比較的短時間で処理する方法が好ましい。モグリ船等による処理時間は30〜120秒間程度、通常の場合、30〜90秒間程度である。さらに、一部の地域で行われている、小型の船を用いた素通し処理といわれる方法でもかまわない。これは処理液を船内の処理液槽等の容器に収容し、海苔の養殖網の下に船を潜らせて処理液に海苔の養殖網を浸漬しながら通過させる処理方法である。この素通し処理の場合、処理時間は10〜20秒程度である。 【0015】以上説明した本発明の第一実施形態に係る処理剤及び処理液は、pH2.0以上であっても養殖海苔の病害や珪藻などの雑藻類を駆除、予防する十分な効果が得られ、海苔葉体への影響は小さく使用しやすいものである。 【0016】次に、本発明の第二実施形態に係る養殖海苔用処理剤並びに養殖海苔用処理液及び養殖海苔の処理方法について説明する。本発明の第二実施形態が上述した第一実施形態と異なる点は、有効成分である乳酸及び酢酸の含有量である。 【0017】有効成分である乳酸の含有量は、処理剤全量中、9重量%以上27重量%未満、酢酸の含有量は、処理剤全量中、18重量%超36重量%以下とされる。この理由は、乳酸が9重量%未満、酢酸が18重量%以下では、養殖海苔の病害や雑藻を駆除することができる十分な効果が得られず、乳酸が27重量%以上、酢酸が36重量%を超えて含有すると、効果の向上のわりに海苔葉体への悪影響が強くなるため、いずれの場合も好ましくないからである。 【0018】そして、前述した本発明の第二実施形態に係る処理剤を海水で希釈することで、本発明の第二実施形態に係る処理液とされる。第二実施形態に係る処理液の乳酸の含有量は、処理液全量中、0.09重量%以上0.27重量%未満、酢酸の含有量は処理液全量中、0.18重量%超0.36重量%以下とされる。この理由は、乳酸が0.09重量%未満、酢酸が0.18重量%以下では、養殖海苔の病害や雑藻を駆除することができる十分な効果が得られず、乳酸が0.27重量%以上、酢酸が0.36重量%を超えて含有すると、効果の向上のわりに海苔葉体への悪影響が強くなるため、いずれの場合も好ましくないからである。 【0019】以上詳述した本発明の第二実施形態に係る処理剤及び処理液は、pH2.0以上であっても養殖海苔の病害や珪藻などの雑藻類を駆除、予防する効果が高く、その効果のわりには海苔葉体への影響は小さいものである。尚、以上説明した以外の構成は、前述した第一実施形態と同様であり説明を省略する。 【0020】 【実施例】以下、本発明を実施例に基づき説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。尚、配合量は重量%である。 【0021】<試料の調製>人工海水に、後記表1〜2に示す処理剤成分を添加して溶解混合し、各試験区の海苔用処理液を調製した。尚、pHは塩酸及び水酸化ナトリウムで表に記載の通りに調整した。 【0022】<試験例1>上記調製した各処理液で、赤腐れ羅病葉体を1分間処理後、海水で十分に洗浄してから、海水中で二日間静置培養後、検体を顕微鏡で観察し、赤腐れ病の駆除効果を判定した。処理しない葉体も対照として同時に試験した。尚、赤腐れ病への効果の判定は以下のように表記した。表記符号「−」は対照とほぼ同様に病班が拡大、「+」は羅病細胞が部分的に白化し、新たな感染部分がかなりある、「++」は羅病細胞が部分的に白化し、新たな感染部分が僅かにある、「+++」は羅病細胞が部分的に白化し、新たな感染部分がない。また海苔葉体への影響を、エリスロシン染色による海苔葉体の染色率と検鏡で観察した芽の傷み具合で判定した。海苔葉体の染色率の判定は、「−」〜「+++」の範囲で示し、「−」は殆ど染色されない、「±」は染色部分10%以下、「+」は染色部分10〜40%、「++」は染色部分40〜90%、「+++」は染色部分90〜100%とし、芽の傷み具合の判定は、「○:傷みなし」、「△:やや傷みなし」、「×:傷みあり」とした。結果を表1及び2に記載する。 【0023】<試験例2>上記調製した各処理液で、珪藻が付着した海苔葉体を1分間処理後、海水で十分に洗浄してから、新たな海水に戻し、珪藻の駆除効果を判定した。珪藻の駆除効果の判定は、エリスロシン染色による珪藻の染色率を「−」〜「+++」の範囲で示し、「−」は殆ど染色されない、「±」は染色部分10%以下、「+」は染色部分10〜40%、「++」は染色部分40〜90%、「+++」は染色部分90〜100%とし、その%が高いほど効果があるものとした。結果を表1及び2に記載する。 【0024】 【表1】
【0025】表1の結果のとおり、表1に記載の製剤は、珪藻の駆除効果は不十分な点があるが、十分な赤腐れ駆除効果を有し、しかも海苔葉体への悪影響が低い製剤である。 【0026】 【表2】
【0027】表2の結果のとおり、表2に記載の製剤は、十分な赤腐れ駆除効果や珪藻駆除効果を有する製剤である。またコスト的に安価で調製することができる。 【0028】以下、本発明に係る養殖海苔用処理剤の処方例を示す。尚、配合量は重量%である。 <配合例1>(80%)乳酸45g、(90%)酢酸4g、(75%)リン酸12g、(35%)塩酸4gを、精製水35gに添加し溶解、均一に混合して製剤とした。 【0029】<配合例2>(80%)乳酸35g、(90%)酢酸9g、(75%)リン酸12g、(35%)塩酸4gを、精製水40gに添加し溶解、均一に混合して製剤とした。 【0030】<配合例3>(80%)乳酸50g、(90%)酢酸9gを、精製水41gに添加し溶解、均一に混合して製剤とした。 【0031】<配合例4>(80%)乳酸32g、(90%)酢酸23g、(75%)リン酸11.5g、(35%)塩酸4gを、精製水35gに添加し溶解、均一に混合して製剤とした。 【0032】<配合例5>(80%)乳酸18g、(90%)酢酸30g、(75%)リン酸11.5g、(35%)塩酸4gを、精製水36.5gに添加し溶解、均一に混合して製剤とした。 【0033】<配合例6>(80%)乳酸25g、(90%)酢酸40gを、精製水35gに添加し溶解、均一に混合して製剤とした。 【0034】<試験例3>上記の配合例1〜6の処理剤を、人工海水で100倍希釈して処理液を調製した。これに、珪藻が付着した海苔葉体と赤腐れ羅病葉体を用いて、試験例1,2と同様の方法で珪藻駆除効果と赤腐れ駆除効果及び海苔葉体への影響を評価した。その結果を表3に記載する。 【0035】 【表3】
【0036】 【発明の効果】以上詳述した如く、本発明に係る養殖海苔用処理剤並びに養殖海苔用処理液及び養殖海苔の処理方法は、処理液のpH値が高い場合でも、赤腐れ病菌、白腐れ病菌、壺状菌などの養殖海苔の病害や珪藻などの雑藻を駆除することができ、周囲の環境や海苔葉体に悪影響を与えることがない。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000238164 【氏名又は名称】扶桑化学工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成14年1月31日(2002.1.31) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082072 【弁理士】 【氏名又は名称】清原 義博
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| 【公開番号】 |
特開2003−226605(P2003−226605A) |
| 【公開日】 |
平成15年8月12日(2003.8.12) |
| 【出願番号】 |
特願2002−23236(P2002−23236) |
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