| 【発明の名称】 |
害虫忌避剤 |
| 【発明者】 |
【氏名】角田 康和
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| 【要約】 |
【課題】過剰に用いられた農薬は農作物に移行し人体にも蓄積され、アレルギー症等の過敏症の原因ともなり、健康上も重大な影響を与えている。これらの被害を防止するため、農薬の使用を中止或いは使用量を減らす試みはなされているが、手間をかけて育成した農作物が害虫に全滅されるのを看過できないため、農薬の全廃は不可能に近く、使用量を減らすための努力がなされているに過ぎない。又、農薬の使用を中止しても、すでに土壌中には大量の農薬或いはその分解物が残留しているため、無農薬或いは低農薬栽培を継続しなければ実効があがらない現状にあった。
【解決手段】その基本構成は、唐辛子から抽出した抽出エキスを20〜30CC/リットルとニンニクから抽出したニンニクエキス20〜30CC/リットルと胡麻から抽出した胡麻エキス20〜30CC/リットルを水に加え、更にこの溶液に糖蜜40CC/リットルとウコン粉末1g/リットル添加してなる害虫忌避剤。 |
【特許請求の範囲】
【請求項 1】唐辛子から抽出した抽出エキスを20〜30CC/リットルとニンニクから抽出したニンニクエキス20〜30CC/リットルと胡椒から抽出した胡椒エキス20〜30CC/リットルを水の加え、更にこの溶液に糖蜜40CC/リットルとウコン粉末1g/リットル添加してなる害虫忌避剤。 【請求項 2】請求項1に記載の害虫忌避剤にツバキ抽出エキス20cc/リットル添加してなる第I害虫忌避剤。 【請求項 3】請求項1に記載の害虫忌避剤にアゲラタムエキス10cc/リットル添加してなる第2害虫忌避剤。 【請求項 4】請求項1に記載の害虫忌避剤にパパイアの葉から抽出したエキス10CC/リットル添加してなる第3害虫忌避剤。 【請求項 5】請求項1に記載の害虫忌避剤に硫黄粉末200グラム/リットルの水に溶かした水溶液5CC添加してなる第4害虫忌避剤。 【請求項 6】請求項1に記載の害虫忌避剤に月桃葉または茎から抽出したエキス20CC/リットル添加してなる第5害虫忌避剤。 【請求項 7】唐辛子から抽出した抽出エキスを20〜30CC/リットルとニンニクから抽出したニンニクエキス20〜30CC/リットルと胡椒から抽出した胡椒エキス20CC/リットルを水の加え、更にこの溶液に糖蜜40CC/リットル添加してなる害虫忌避剤に唐辛子から抽出した抽出エキスを20〜30CC/リットルとニンニクから抽出したニンニクエキス20〜30CC/リットルと胡椒から抽出した胡椒エキス20CC/リットルを水の加え、更にこの溶液に糖蜜40CC/リットル添加してなる害虫忌避剤にアゲラタムエキス、パパイアの葉から抽出したエキス、月桃葉または茎から抽出したエキス、硫黄を含んだ水溶液の何れか1種または3種添加してなる第6害虫忌避剤。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明が属する技術分野】本発明は、化学製品である、いわゆる農薬とは異なり、毒性のない天然物を用いて農作物の害虫や一般害虫を、数回の散布で駆除及び予防することができる害虫忌避剤に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、農作物の収量を向上させるために、土壌改良、深耕、除草、施肥等、きめ細かな管理が行われているが、害虫に侵された場合には全滅に近い被害を受ける。したがって、農業従事者は農作物の虫害、病気に敏感でわずかな病変を見つけた段階で直ちに殺虫剤の散布を行い、農作物を害虫の被害から守っている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多収穫及び消費者の嗜好を目的とするため、元来虚弱な品質を栽培したり、密植、肥料の多用等の結果、害虫の発生をうながし殺虫剤等の農薬の使用は増大する傾向にあった。過剰に用いられた農薬は農作物に移行し人体にも蓄積され、アレルギー症等の過敏症の原因ともなり、健康上も重大な影響を与えている。これらの被害を防止するため、農薬の使用を中止或いは使用量を減らす試みはなされているが、手間をかけて育成した農作物が害虫に全滅されるのを看過できないため、農薬の全廃は不可能に近く、使用量を減らすための努力がなされているに過ぎない。又、農薬の使用を中止しても、すでに土壌中には大量の農薬或いはその分解物が残留しているため、無農薬或いは低農薬栽培を継続しなければ実効があがらない現状にあった。 【0004】近時、植物が元来有する自己防衛機構の一種である害虫の忌避作用をより増強せしめるため、深部耕作、有機肥料を重視する土地改良等により、農薬の使用量を減少させる努力が行われているが、無農薬、低農薬農法は手間を要し充分に普及していなかった。更に同一忌避剤を重ねて使用すると害虫は世代交代が早いので自ら持っている免疫によって特定の忌避剤に対する耐性がつき薬効が落ち、墜には病害虫に効かなくなる。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決することを目的とし、その基本構成は、唐辛子から抽出した抽出エキスを20〜30CC/リットルとニンニクから抽出したニンニクエキス20〜30CC/リットルと胡椒から抽出した胡椒エキス20〜30CC/リットルを水の加え、更にこの溶液に糖蜜40CC/リットルとウコン粉末1g/リットル添加してなる害虫忌避剤【0006】基本構成の害虫忌避剤にツバキ抽出液20cc/リットル添加してなる第I害虫忌避剤。 【0007】基本構成の害虫忌避剤にアゲラタムエキス10cc/リットル添加してなる第2害虫忌避剤。 【0008】基本構成の害虫忌避剤にパパイアの葉から抽出したパパイアエキス10CC/リットル添加してなる第3害虫忌避剤。 【0009】基本構成の害虫忌避剤に硫黄粉末200グラム/リットルの水に溶かした水溶液5CC添加してなる第4害虫忌避剤。 【0010】基本構成の害虫忌避剤に月桃葉または茎から抽出した月桃エキス20CC/リットル添加してなる第5害虫忌避剤。 【0011】唐辛子から抽出した抽出エキスを20〜30CC/リットルとニンニクから抽出したニンニクエキス20〜30CC/リットルと胡椒から抽出した胡椒エキス20〜30CC/リットルを水の加え、更にこの溶液に糖蜜40CC/リットル添加してなる害虫忌避剤に唐辛子から抽出した抽出エキスを20〜30CC/リットルとニンニクから抽出したニンニクエキス20〜30CC/リットルと胡麻から抽出した胡麻エキス20CC/リットルを水の加え、更にこの溶液に糖蜜40CC/リットル添加してなる害虫忌避剤にアゲラタムエキス、パパイアの葉から抽出したエキス、月桃葉または茎から抽出したエキス、硫黄を含んだ水溶液の何れか1種または3種添加してなる第6害虫忌避剤。 【0012】 【発明の実施の態様】唐辛子、ニンニク、胡椒のエキスの製造はそれぞれ十分に乾燥させた唐辛子、ニンニク、胡椒を粉末にし粉末5(kg)を木綿等の袋に別々詰め50(リットル)の水に浸漬し4時間煮沸したのち常温まで冷し袋を取り出し一次エキスを造る。唐辛子エキス、ニンニクエキス、胡椒エキスを一次を別々な容器に貯えて置き、50(リットル)の水に前記袋を浸漬し一次抽出エキスと同様にして二次抽出する。二次抽出エキスと一次抽出エキスを混合して唐辛子抽出エキス、ニンニク抽出エキス、胡椒抽出エキスを得る。これらを唐辛子から抽出した抽出エキスを20〜30CC/リットルとニンニクから抽出したニンニクエキス20〜30CC/リットルと胡麻から抽出した胡麻エキス20CC/リットルを水の加え、更にこの溶液に糖蜜40CC/リットルとカビの発生を防ぐためにウコンの粉末を1g/リットル添加してなる害虫忌避剤。唐辛子は辛み成分であるカプサイシンやジヒドロカサイシンという化合物を多く含んだものが効果が大でタイ産の唐辛子例えばプリック・キー・ヌー、日本産では大紅唐辛子、鷹の爪等更には南アフリカ産で姫唐辛子も忌避剤として優れている。ニンニクはアリルトサルファイドの多く含まれ刺激臭の高いニンニクを使ったエキスは忌避剤として効果が大である。 【0013】アゲラタムエキスはアゲラタムの茎、葉を採取した未乾燥の茎、葉を5(kg)計り取って50(リットル)の水に浸漬して水を沸騰させた後に蓋をして24時間抽出し茎葉を取り出してアゲラタムエキス原液を得る。 【0014】月桃抽出エキス、アルカロイドを含んでいるパパイア抽出エキスはアゲラタムエキスを造ったと同様に葉、茎を5(kg)計り取って50(リットル)の水に浸漬して水を沸騰させた後に蓋をして24時間抽出し茎葉を取り出して月桃抽出エキス、パパイア抽出エキスを得る。 【0015】ツバキエキスはツバキ油を採取した残滓5kgを水50リットルで煮沸抽出してツバキエキスを得る。 【0016】前記した各々の忌避剤は適用する原液であって撒布する際には原液を希釈して使用するが、希釈倍率は300〜500倍にし薄めて使う。また、基本構成である唐辛子から抽出した抽出エキスを20〜30CC/リットルとニンニクから抽出したニンニクエキス20〜30CC/リットルと胡麻から抽出した胡麻エキス20CC/リットルを水の加え、更にこの溶液に糖蜜40CC/リットル添加してなる害虫忌避剤に違った抽出エキスを添加しているのは適用する害虫に効果があるので選択した抽出エキスを加えている。 【0017】基本構成の害虫忌避剤にツバキ抽出液20cc/リットル添加してなる害虫忌避剤原液を平米当たり0.18〜0.25CC撒布すると、アブラムシ、カメムシ、シンクイムシ、ヨトウムシ、アオムシ、土壌線虫、リドクトニア、プショウム菌等に適している。 【00018】基本構成の害虫忌避剤原液にアゲラタムエキス10ccリットル添加してなる害虫忌避剤を平米当たり0.18〜0.25CC撒布すると、アブラムシ、スリップス等に好適である。 【00029】基本構成の害虫忌避剤原液にパパイアの葉から抽出したパパイアエキス10CC/リットル添加してなる害虫忌避剤を平米当たり0.18〜0.25CC撒布すると、ダニ類、カビ類に適している。 【00020】基本構成の害虫忌避剤原液に硫黄粉末200グラム/リットルの水に溶かした水溶液5CC添加してなる害虫忌避剤を平米当たり0.18から0.25CC撒布すると、ダニ類、アブラムシ、スリップス、ハイイロカビ病、インカク病、コクハン病等のカビ類、ウドンコ病に適している。 【0021】基本構成の害虫忌避剤原液に月桃葉または茎から抽出した月桃エキス20CC/リットル添加してなる害虫忌避剤を平米当たり0.18から0.25CC撒布すると、ハモグリバエ、カビ類に適している。 【0022】唐辛子から抽出した抽出エキスを20〜30CC/リットルとニンニクから抽出したニンニクエキス20〜30CC/リットルと胡麻から抽出した胡麻エキス20CC/リットルを水の加え、更にこの溶液に糖蜜40CC/リットル添加してなる害虫忌避剤に唐辛子から抽出した抽出エキスを20〜30CC/リットルとニンニクから抽出したニンニクエキス20〜30CC/リットルと胡麻から抽出した胡麻エキス20CC/リットルを水の加え、更にこの溶液に糖蜜40CC/リットル添加してなる害虫忌避剤にアゲラタムエキス、パパイアの葉から抽出したエキス、月桃葉または茎から抽出したエキス、硫黄を含んだ水溶液の何れか1種または3種添加してなる害虫忌避剤にカビの防除剤としてウコンの粉末を1グラム/リットル添加する。 【0023】 【実施例】菊花には第2、第4、第5、第6忌避剤をそれぞれ500倍に薄めた害虫忌避剤を撒布すると、ダニ、スリップス、カメムシ、アブラムシ、シンクイムシ、カビ類の忌避として好適であった【0024】インゲン豆には第I、第2、第4、第6害虫忌避剤をそれぞれ500倍に薄めた害虫忌避剤を撒布すると、ダニ、スリップス、キンカク病、灰色カビ病の好適である。 【0025】トマトには第1、第3、第5、第6害虫忌避剤をそれぞれ500倍に薄めた忌避剤を撒布すると、ダニ、スリップス、アブラムシ、ウドンコ病に好適である。 【0026】キュウリには第I、第3、第4、第6害虫忌避剤をそれぞれ500倍に薄めた忌避剤を撒布すると、ダニ、スリップス、アブラムシ、ウドンコ病に好適である。 【0027】イチゴには第4、第5、第6忌避剤をそれぞれ800倍に薄めた忌避剤を撒布すると、ダニ、スリップス、ハイイロカビ病に好適である。 【0028】メロンには第I、第4、第5、第6害虫忌避剤をそれぞれ500倍に薄めた忌避剤を撒布すると、ダニ、スリップス、キンカク病に好適である。 【0029】ニガウリには第I、第3、第5、第6害虫忌避剤をそれぞれ500倍に薄めた忌避剤を撒布すると、ダニ、スリップス、アブラムシに好適である【0030】ソリダスターにには第1、第4、第5、第6害虫忌避剤をそれぞれ500倍に薄めた忌避剤を撒布すると、ダニ、スリップス、サビ病に好適である【0031】マンゴーには第2、第3、第5、第6害虫忌避剤をそれぞれ800倍に薄めた忌避剤を撒布すると、ダニ、スリップス、ハイイロカビ病に好適である。 【0032】カボチャには第I、第4、第5、第6害虫忌避剤をそれぞれ500倍に薄めた忌避剤を撒布すると、ダニ、アブラムシ、ウドンコ病に好適である。 【0033】スターチスには第3、第4、第5、第6害虫忌避剤をそれぞれ500倍に薄めた忌避剤を撒布すると、ダニ、スリップス、ハイイロカビ病、カッパン病、アブラムシに好適である。 【0034】ピーマンには第I、第4、第5、第6害虫忌避剤をそれぞれ500倍に薄めた忌避剤を撒布すると、ダニ、スリップス、アブラムシに好適である【0035】キャベツには第I、第4、第5、第6害虫忌避剤をそれぞれ500倍に薄めた忌避剤を撒布すると、コナガ、アブラムシに好適である【0036】前記した害虫忌避剤の撤布は週1回で同一成分の害虫忌避剤は2週以上連続して撤布をしない。同一成分害虫忌避剤を連続して撒布すると病害虫に耐性が付与され忌避剤の効果が薄れるこれを避けるために異なった成分の病害虫忌避剤を複数しようする。よって、複数の害虫忌避剤を用いて肥育する。 【0037】
【0038】 【発明の効果】農薬を使用せずに自然界から得られた忌避剤であるので撒布する際に人体に悪影響を与えず、植物に付着吸収しても害とはならない。更に他種類の忌避剤を組み合わせて使用することによって、病害虫自体が持っている耐性を発揮させることを減少させるので病害虫と薬剤のイタチゴッコを回避できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】502043684 【氏名又は名称】農業生産法人 有限会社エコファーム沖縄
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| 【出願日】 |
平成13年12月26日(2001.12.26) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2003−192516(P2003−192516A) |
| 【公開日】 |
平成15年7月9日(2003.7.9) |
| 【出願番号】 |
特願2001−403068(P2001−403068) |
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