| 【発明の名称】 |
散歩ひもの連結具 |
| 【発明者】 |
【氏名】岸江 徳明
|
| 【要約】 |
【課題】犬の首輪にあるリングに簡単に連結でき、しかも構造が簡単で安価な散歩ひもの連結具を提供する。
【解決手段】連結具1は、散歩ひもに対して回転自在に取り付けられた軸部2と、軸部2に一体化されていてリング10を掛けるための鉤部3と、軸部2に対してスライド可能に内蔵されたうえスプリングにて一部を突出させることにより鉤部先端3aに接触するスライドピン4とを有する。スライドピン4の側面に、スライドピン4を軸部2寄りにスライドさせて突出部分4aと鉤部先端3aとの接触を解くために指で操作する操作突起5が設けられている。スライドピン4の突出部分4aに外側からリング10が押し当てられたとき、上記操作突起5を指で操作しなくともスライドピン4が軸部2寄りにスライドして突出部分4aと鉤部先端3aとの接触が解けるように、スライドピン4の先端に傾斜面4aを形成している。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 散歩ひもに連結される軸部と、軸部に一体化されていてリングを掛けるための鉤部と、軸部に対してスライド可能に内蔵されたうえスプリングにて一部を突出させることにより鉤部先端に接触するスライドピンとを有し、スライドピンの側面に、スライドピンを軸部寄りにスライドさせて上記の突出部分と鉤部先端との接触を解くため指で操作する操作突起が設けられている散歩ひもの連結具であって、スライドピンの突出部分に外側からリングが押し当てられたとき、上記の操作突起を指で操作しなくともスライドピンが軸部寄りにスライドして突出部分と鉤部先端との接触が解けるように構成されていることを特徴とする散歩ひもの連結具。 【請求項2】 スライドピンの突出部分における端面に、外側に近いほど軸部に近づく向きの傾斜面が形成されていて、その傾斜面と鉤部先端との間に、外側に近いほど広いくさび状の隙間が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の散歩ひもの連結具。 【請求項3】 スライドピンにおける上記の操作突起が、上記突出部分の端面にまで滑らかにつながって形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の散歩ひもの連結具。 【請求項4】 スライドピンをはさむ位置に一対の鉤部が形成されていて、スライドピンの突出部分の端面が、外側からリングが押し当てられ得るように上記一対の鉤部の間に露出していることを特徴とする請求項1に記載の散歩ひもの連結具。 【請求項5】 スライドピンの突出部分に、上記のスプリングで押されることにより一対の鉤部先端に当たるストッパーが形成されていることを特徴とする請求項4に記載の散歩ひもの連結具。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】請求項に係る発明は、犬などの首輪やハーネス(胴輪)に、散歩用のひもを連結するための散歩ひもの連結具に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に、犬などの散歩ひもの片端には連結具が付いていて、首輪やハーネスに付属するリングに対し、その連結具を用いて散歩ひもを簡単に付け外しできるようになっている。 【0003】その一例として、図5に、後記する特許文献1に記載された連結具を示す。連結具1’は、その軸部2’において、散歩ひもの側に取り付けられた連結リング7’にピン8’を介して回転自在に設けられている。軸部2’には、円弧状の鉤部3’が一体に形成されている。また、軸部2’に挿入されたスライドピン4’が、軸部2’内のスプリングコイル(図示せず)の力で鉤部先端3a’に押し付けられている。 【0004】スライドピン4’の側面には、指を掛けるための操作突起が設けられているのが一般であり、軸部2’には、その操作突起をスライドさせるときのガイド溝(図示せず)が設けられている。 【0005】この連結具1’を首輪9’に連結するときは、連結具1’の操作突起に指を掛け、スプリングコイルの力に抗してスライドさせると、スライドピン4’が鉤部先端3’から離れて隙間ができる。操作突起の位置を維持している間に、首輪9’に備えられたリング10’を隙間から通して鉤部3’に掛ける。リング10’を鉤部3’に掛けたら、指を操作突起から離す。するとスライドピン4’がスプリングコイルによって鉤部先端3’に押し付けられるので、リング10’が鉤部3’から外れないようになる。また、連結具1’を首輪9’から外すときも同様にして、操作突起をスライドさせている間にリング10’をスライドピン4’と鉤部先端3’との隙間から外し出す。 【0006】 【特許文献1】 特開2001−78612号公報【0007】 【発明が解決しようとする課題】連結具は一般的には小型でつかみにくく、指で突起部をスライドさせている間はとくに不安定になりやすい。したがって、しつけができていない犬や動き回る子犬などに散歩ひもをつなぐ場合、スライドピンをスライドさせようと突起部に掛けている指がはずみで外れたり、連結具が手から離れてしまうことがある。 【0008】また、毛足の長い犬につけた首輪は毛に隠れてしまいがちで、連結しようとするリングや鉤部がよく見えず、手探りで散歩ひもをつなぐこともある。 【0009】一方、ハーネスのなかには、左右の肩から回したベルトを背中側で合わせるタイプのものがある。この場合、ハーネス側に付属するリングは左右に1個ずつあるので、1つの連結具に2個のリングを掛ける必要がある。ところが、1個目のリングを鉤に掛けたあと、2個目のリングを掛けるためにスライドピンをスライドさせている間に、犬が動き回ったりすると、先に掛けたリングが外れてしまうことがある。 【0010】このように、散歩ひもの連結具に首輪のリングを掛けることは容易でない場合があった。以上の点を考慮して、請求項に係る発明は、首輪のリングに簡単に連結でき、しかも構造が簡単で安価であるという散歩ひもの連結具を提供することを目的とする。 【0011】 【課題を解決するための手段】請求項1に記載した散歩ひもの連結具は、散歩ひもに連結される軸部と、軸部に一体化されていてリング(首輪やハーネスに付属している連結用のリング)を掛けるための鉤部(C字状などに曲がった部分)と、軸部に対してスライド可能に内蔵されたうえスプリングにて一部を突出させることにより鉤部先端に接触するスライドピンとを有し、スライドピンの側面に、スライドピンを軸部寄りにスライドさせて上記の突出部分と鉤部先端との接触を解くため指で操作する操作突起が設けられている散歩ひもの連結具であって、スライドピンの突出部分に外側(軸部と鉤部とスライドピンとで形成される輪の外側)からリングが押し当てられたとき、上記の操作突起を指で操作しなくともスライドピンが軸部寄りにスライドして突出部分と鉤部先端との接触が解けるように構成されていることを特徴とする。 【0012】このように構成された散歩ひもの連結具は、リングを鉤部に掛けるとき、スライドピンの操作突起に指を掛ける必要がない。スライドピンの突出部分に外側からリングを押し当てると、スライドピンが軸部寄りにスライドして突出部分と鉤部先端との接触が解けて隙間ができ、リングをその隙間から滑らせるように押し込むことによってリングを鉤部に掛けられるからである。操作突起に指を掛ける必要がないので、軸部や鉤部をしっかり持つことができる。これにより、犬が激しく動き回っても連結具が手から離れることがないので、リングをスライドピンの突出部分に外側から確実に押し当ててスライドピンを軸部寄りにスライドさせることができる。 【0013】掛けたリングが内側からスライドピンに当たることがあっても、内側からではスライドピンはスライドしない。そのため、散歩の途中でリングが勝手に外れてしまうことはない。掛けたリングを鉤部から外すときは、従来と同様に、操作突起に指を掛けてスライドピンを軸部寄りにスライドさせ、スライドピンの突出部分と鉤部先端との接触を解いたのち、生じた隙間からリングを抜く。 【0014】請求項2に記載の散歩ひもの連結具は、スライドピンの突出部分における端面に、外側に近いほど軸部に近づく向きの傾斜面が形成されていて、その傾斜面と鉤部先端との間に、外側に近いほど広いくさび状の隙間が設けられていることを特徴とする。 【0015】このような連結具は、スライドピンの突出部分の傾斜面にリングを外側から押し当てると、傾斜面に加えられた力の一部がスライドピンを軸部寄りに押し込む方向に働くので、スライドピンの突出部分が軸部寄りにスライドして鉤部先端から離れ始める。さらにリングを傾斜面に押し当てながら鉤部先端との隙間を滑らせていくと、隙間が広がってついにはリングが隙間を通過し、リングを鉤部に掛けることができる。すなわち、スライドピンの突出部分に傾斜面を設けるという非常に簡単な構成で、請求項1の発明について述べた効果を得ることができる。当然のことながら、このように簡単な構成の連結具は、製造が容易でコストも低くてすむ。 【0016】請求項3に記載の散歩ひもの連結具は、スライドピンにおける上記の操作突起が、上記突出部分の端面にまで滑らかに連続して形成されていることを特徴とする。 【0017】このような散歩ひもの連結具は、リングを操作突起に直接当てて軸部寄りに押すと、スライドピンが軸部寄りにスライドしてその突出部分が鉤部先端から離れる。操作突起はスライドピンの突出部分の端面に滑らかにつながっているので、リングを押し当てながらスライドピンの内側に向かって滑らせれば、そのまま鉤部にリングを掛けることができる。操作突起は、スライドピンの側面から外側に突出しているので、手元がよく見えない状態でも手探りで操作突起の位置がわかり、確実にリングを押し当てることができる。なお、この連結具において、スライドピンの突出部分の端面は、請求項2に記載のように傾斜面としてもよい。 【0018】請求項4に記載の散歩ひもの連結具は、スライドピンをはさむ位置に一対の鉤部が形成されていて、スライドピンの突出部分の端面が、外側からリングが押し当てられ得るように上記一対の鉤部の間に露出していることを特徴とする。 【0019】このような散歩ひもの連結具では、リングをスライドピンの突出部分の端面に押し当ててスライドピンを軸部に押し込むことができるので、それによってスライドピンの突出部分と鉤部先端との間に隙間をつくり、その隙間からリングを鉤部に掛けることができる。 【0020】スライドピンの突出部分の端面を、中央が尖った山型に形成してもよい。この場合、2個のリングを重ね合わせた状態でその端面に押し当てるなら、スライドピンの突出部分の両側にできる鉤部先端との間の隙間をリングが通過し、そのとき傾斜面に沿ってリングが両側の鉤部内に分かれて入る。つまり、2個のリングを両側の鉤部に1個ずつ同時に掛けることができる。 【0021】また、鉤部がスライドピンの両側に配置されているので、リングを掛けるときに鉤部(一対のうちの一方または両方)を握り込むことも可能であり、鉤部がより持ちやすくて好ましい。 【0022】請求項5に記載した散歩ひもの連結具は、請求項4の連結具においてとくに、スライドピンの突出部分に、上記のスプリングで押されることにより一対の鉤部先端に当たるストッパー(側方への突起または段差を有するもの)が形成されていることを特徴とする。 【0023】請求項4の連結具のようにスライドピンの突出部分の端面が鉤部の間に露出している場合、何の工夫もされないと、スライドピンが当該鉤部の間から大きく外へ出て軸部から抜け出てしまう恐れがある。請求項5の連結具では、スライドピンの突出部分に上記のとおりストッパーを形成してそのような不都合が生じないようにしている。このようにすれば、構成が簡単であるうえ、スプリングの力でスライドピンと鉤部との間の接触力を十分に強く確保する(もってリングが鉤部から外れてしまうことを確実に防止する)ことができ、好ましい。 【0024】 【発明の実施の形態】発明の実施についての形態を図1〜図4に示す。各図において共通する部分には同一の符号を記し、説明のくり返しを省略する。 【0025】図1(a)は、散歩ひもの連結具1の側面図、同(b)はその平面図、同(c)はその使用方法に関する説明図である。連結具1は、軸部2と鉤部3とを一体に設け、軸部2に開けた孔2a内にスライドピン4をスライド可能に挿入している。スライドピン4は、孔2aに内蔵したスプリングコイル2bによって軸部2から突出する向きに押され、鉤部先端3aにその突出部分の先端面が接触するようになっている。 【0026】スライドピン4の突出した側の端部には、軸部2と鉤部3とスライドピン4とでつくる輪の外側を向いた傾斜面4a(外側ほど軸部2に近づく面)を形成し、鉤部先端3a(この外側にも傾斜面部分を設けている)との間に、外側ほど広くなっているくさび状の隙間を設けている。すなわち、鉤部先端3aとスライドピン4の傾斜面4aとは通常、輪の内側寄りの部分においてのみ、スプリングコイルの力により接触している。 【0027】スライドピン4の外側の側面には、人が指を掛けて操作するための操作突起5を一体に形成している。操作突起5の一端部には、スライドピン4の突出部分の先端面にかけて滑らかに連続する面5fを形成してもいる。一方、軸部2には、操作突起5を外側に出すために孔2aとつながるガイド溝6を長手方向に設けている。スプリングコイル2bの力に抗する向きにガイド溝6に沿って指で操作突起5に力を加えると、スライドピン4は孔2a内を軸部2寄りにスライドし、鉤部先端3aとスライドピン4の先端面とが離れて、輪の内外に通じる隙間が生じる。なお、軸部2は、散歩ひも(図示せず)が取り付けられている連結用リング7に、頭付きピン8を介して回転可能に取り付けられている。 【0028】このような構成による連結具1は、首輪と連結するとき、図1(c)に示すように、首輪9に取り付けられたリング10を鉤部先端3aとスライドピン4の傾斜面4aとの間のくさび状の隙間に外側から押し込むだけでよい。リング10が押し当てられて面5fや傾斜面4aに力が加わると、その力の一部はスライドピン4を軸部2側に押す方向にはたらき、スライドピン4が孔2aに沿ってスライドするからである。 【0029】すなわち、操作突起5を指でスライドさせなくても、鉤部先端3aと傾斜面4aとの間が広がって、リング10を鉤部3に掛けることができる。操作突起5に指を掛けなくてすめば、連結具1をしっかり持つことができるので、犬が激しく動き回っても連結具1が手から離れたりせず、容易に首輪に連結することができる。また、操作突起5を見当にして(つまり、リング10を操作突起5の一部に沿わせることにより)リング10を傾斜面4aに押し当てることができるので、毛足が長くて首輪の見えにくい犬に散歩ひもをつなぐことも容易である。 【0030】リング10と傾斜面4aとの摩擦を小さくするため、傾斜面4aに、外側から内側にかけて延びた畝状の突起を形成するのもよい。スライドピン4と軸部2の孔2aとの摩擦についても、自己潤滑性のある筒状のブッシュを孔2aに内装することにより、小さくすることが考えられる。その場合、当然のことながら、当該ブッシュにも、軸部2のガイド溝6と同様の切り込みを設けるものとする。 【0031】つづく図2(a)は他の実施形態としての連結具11の側面図、同(b)はその平面図である。連結具11は、操作突起15の指掛け部15aに一体に、軸部2から遠ざかるとともに輪の外側へも広がる向きの延長部15bを備えている。また、鉤部13の先端13aに、輪の外側寄りの部分ほど軸部2から離れる向きの傾斜面を設ける一方、スライドピン14の突出した側の端部にも鉤部先端13aとほぼ平行な傾斜面14aを設けている。そして操作突起15の先端縁15fは、傾斜面14aに滑らかにつながるように形成している。 【0032】連結具11にリング10(図1を参照)を掛けるときは、鉤部13と指掛け部15aの延長部15bとの間から、操作突起15にリング10を押し当てて、孔2a内のスプリングコイルの力に逆らう向きに操作突起15をスライドさせる。その結果、スライドピン14が軸部2の孔2aに押し込まれて、鉤部先端13aとスライドピン14の傾斜面14aとの間に隙間ができるので、リング10を操作突起15から傾斜面14aへと滑らせたうえ鉤部13に掛けることができる。 【0033】スライドピン14の傾斜面14aが内側を向いている(輪の内側寄りの部分ほど軸部2に近くなっている)ので、延長部15b側から先端縁15f等にリング10を押し当てたのち、傾斜面14aを滑らせる等してそのリング10をスムーズに輪の内側に押し入れることができる。なお、リング10を操作突起15に近づけたときに犬が激しく動いても、延長部15bがあるためにリング10が外側に大きく外れてしまうことがなく、したがってリング10を傾斜面14aに誘導しやすい。 【0034】操作突起については、図3に示す連結具21の操作突起25のように、指掛け部25aに凹型の湾曲部25bを形成してもよい。この湾曲部25bに親指を掛けて握り込むように連結具21を持てば、連結具21を確実に保持できるので、リング10を外すとき等の操作性がよい。 【0035】図4(a)・(b)は、連結具についての別の実施形態を示す平面図である。連結具31は、一対の鉤部33を軸部32の両側に固定し、その鉤部先端33aを対向させて、それら二つの鉤部先端33aにより、軸部32の孔2a内のスプリングコイルの力で突出しているスライドピン34を挟むように配置している。 【0036】スライドピン34の突出した側の端部は、中央が尖っている山型の傾斜面34aに形成している。また、スライドピン34が軸部32の孔32aから抜け落ちることがないよう、傾斜面34aに近い位置でスライドピン34の両側面に、鉤部先端33aに引っかかる側部突出型の(つまり側面に突起を設けてなる)ストッパー34bを形成している。したがって通常は、スライドピン34のストッパー34bと鉤部先端33aとが、スプリングコイルの力を受けて接触している。 【0037】スライドピン34の側面(図では紙面の手前側)に操作突起35を設けるとともに、操作突起35をスライド可能にするためのガイド溝36を軸部32に開けている。操作突起35をスプリングコイルの力に逆らってスライドさせると、スライドピン34が軸部32の孔32a内にスライドし、接触していたスライドピン34の傾斜面34aと鉤部先端33aとが離される。 【0038】犬の両肩から背中に回すタイプのハーネスには、左右に1個ずつリングが付いているものがある。連結具31では、このような2個のリングを、つぎのようにして一度に掛けることも可能である。図4(b)のように、ハーネス19に付いている2個のリング20を重ね合わせ、スライドピン34の先端の傾斜面34aに押し当てたうえ、軸部32に向けて力を加える。するとスライドピン34が軸部32の孔32aに押し込まれて、スライドピン34の傾斜面34aと鉤部先端33aとの間に隙間ができる。リング20の厚みが鉤部先端33aを通過すると、リング20が傾斜面34aに沿って両側に滑り、2個のリング20が一度に左右の鉤部33に掛かる。このようにすれば、リングを2個掛けるときでも手間は一度ですみ、簡単に首輪に散歩ひもをつなぐことができる。 【0039】図1〜図4のいずれの連結具においても、鉤部に掛かったリングが散歩中などにスライドピンに当たっても、スライドピンはスライドしないので、リングが勝手に外れてしまうことはない。リングを外すときは、指を掛けて操作突起をスライドさせることにより、スライドピンの傾斜面と鉤部先端との間に、リングが通る隙間をつくる。 【0040】 【発明の効果】請求項1に記載した散歩ひもの連結具は、首輪やハーネスのリングを掛けるとき、リングをスライドピンの突出部分に押し当てるだけで鉤部に掛けることができるので、動き回る犬や毛足の長い犬の首輪にも容易に散歩ひもを連結できる。そのとき、操作突起を操作する必要がないのでしっかりと連結具を持つことができる、という利点もある。スライドピンの突出部分は、内側から押されてもスライドしないので、散歩中に勝手にリングが外れる心配がない。 【0041】請求項2に記載した散歩ひもの連結具によれば、スライドピンの突出部分を傾斜面に形成するという非常に簡単な構成により、請求項1の発明について記載した効果が得られる。したがって、容易に首輪に連結できる散歩ひもの連結具を安価に提供できる。請求項3に記載した散歩ひもの連結具は、リングを掛けるとき操作突起がガイドのような作用をするので、リングを鉤部に掛けやすい。 【0042】請求項4に記載した散歩ひもの連結具は、鉤部に2個のリングを掛けやすく、一度の手間で鉤部に掛けることも難しくない。請求項5の連結具なら、簡単な構成ながら、スライドピンが鉤部の間から抜け出てしまう不都合が生じない。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】502102095 【氏名又は名称】岸江 徳明
|
| 【出願日】 |
平成15年3月31日(2003.3.31) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100107825 【弁理士】 【氏名又は名称】細見 吉生
|
| 【公開番号】 |
特開2003−219750(P2003−219750A) |
| 【公開日】 |
平成15年8月5日(2003.8.5) |
| 【出願番号】 |
特願2003−95117(P2003−95117) |
|