| 【発明の名称】 |
調教機能付きペット用首輪 |
| 【発明者】 |
【氏名】原田 眞人
【氏名】原田 洋
【氏名】原田 岳
【氏名】原田 千草
【氏名】原田 桂子
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| 【要約】 |
【課題】ペットの躾を行う際に、実施者が変わった場合にもペットに対する指示の統一を図って調教を行うことが可能な、調教機能付きペット用首輪を提供することを課題とする。
【解決手段】首輪本体の周囲に振動素子及び/又は発音素子を付加し、これら素子のオンオフまたは長短の組み合わせによりペットの調教を可能にした調教機能付きペット用首輪である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 首輪周囲に振動素子及び/又は発音素子を付加し、これら素子のオンオフまたは長短の組み合わせによりペットの調教を可能にした、ことを特徴とする調教機能付きペット用首輪。 【請求項2】 前記発音素子が、当該ペットの可聴周波数範囲に設定されることを特徴とする、請求項1に記載の調教機能付きペット用首輪。 【請求項3】 前記振動素子が、電磁発振器であることを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の調教機能付きペット用首輪。 【請求項4】 前記振動素子が、結晶振動子であることを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の調教機能付きペット用首輪。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ペット、特に犬を調教する機能を付加した調教機能付きペット用首輪(カラー)に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、ペット用首輪(または胴輪)では、ペットを所定運動範囲内に拘束しておくための本来の機能に加えて、素材、色彩等によってバリエーションを加え、さらに金属製の小さいプレートや鋲を列状に付して装飾性を増すなどの工夫がなされている。 【0003】このような従来の首輪や胴輪は、主たる素材として皮革を用いたものが多く、色彩やペットの体格に合わせた幅、長さに合わせて構成され、ペットの首や胴に合わせて装着するためのバックル及び引き紐取り付け用の環状金具が付加されているものが多い。 【0004】ペット用首輪(カラー)または胴輪は、ペットを所定範囲内に拘束しておく本来の目的に加えて、装着されるペットの身体に優しいものが要求され、ペットの種類や大形・小形、さらには成長にしたがって変化する体格に応じてさまざまな配慮がなされている。装飾性も考慮して、リボン、花、玉飾り等を付加したり、写真・カード類の収納ケース・タグ・小ポシェット、さらには小さな鈴などの発音要素の付加などが考えられる。 【0005】ペット用引き紐(リード)に関しても、皮革、金属、プラスチック繊維などの素材を単独で、または適宜組み合わせて構成され、形状も平帯状、より合わせ紐状、鎖状などが広く普及している。また、ペットの運動を過度に拘束したり摩擦を与えないように柔軟性を付与し、さらには引き紐に伸縮機能や巻き取り機構を付加したものなどがある。 【0006】一方、ペットの調教には一方ならぬ苦労が伴なうものである。特に、ペットの中でも犬は賢い動物であるから、躾を行えば飼い主の意向に沿った行動をするようになることはよく知られている。しかしながら、ペットに対する躾を正確に行うことは難しく、厳しすぎて荒々しくなったり、反対に甘やかしすぎて思い通りに躾ができていないケースも多く見かけられる。このような調教を過不足なく実施するには、専門知識も必要となり、我慢強く継続的に行わなければならない。 【0007】例えば、犬の場合、引き紐によって飼い主と繋がっており、引き紐による引きの強弱または緩める等の加減、音声による命令、調教用ホイッスルの吹鳴、ジェスチュア等を適宜組み合わせて、さらには、適宜罰則と組み合わせる等により躾を行っている。 【0008】ペットの立場からみれば、躾を行う人間が一人であれば号令や指示も理解し易い。しかしながら、子供の時代に家族がそれぞれ異なる躾を行ったり、号令・指示等も異なったりすると、ペットが混乱を生じ、結局中途半端な躾に終わってしまうことが多い。これらは躾を行おうとする側の統一が図れないことに一因があるものと解されている。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ペットの躾を行う際に、実施者が変わった場合にもペットに対する指示の統一を図って調教を行うことを可能にする、調教機能付き首輪を提供することにある。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明の課題は、首輪本体周囲の適宜部位に振動素子18及び/又は発音素子20を付加し、これら素子のオンオフまたは長短の組み合わせによりペットの調教を可能にした調教機能付きペット用首輪によって解決される。 【0011】また本発明の課題は、本発明の調教機能付きペット用首輪にかかる前記発音素子20を調教対象ペットの可聴周波数範囲に設定し、前記振動素子18を電磁発振器または結晶振動子とすることにより有利に解決される。 【0012】本発明にかかる調教機能付きペット用首輪では、前記振動素子によるバイブレーションや当該ペットの可聴周波数領域にある発音素子20による発音により調教が行われる。なお、本発明にかかる首輪は必ずしもペットの体に装着する必要はなく、例えば室内等の特定の範囲において調教する場合にはペットの体から離れた場所に当該首輪を置いて使用することもできる。 【0013】ペットの調教に当たっては、前記振動素子、発音素子からの信号の組み合わせを、例えば振動と発音を同時に発生させる場合、いずれか一方のみ発生させる場合、振動や発音を複数に分割して発生させる場合、等々にして数種類の指示を行い、ペットに記憶させて調教を行うことができる。また、前記振動素子をペットの首の左右に取り付けることにより、方向の指示を行うことも可能である。 【0014】本発明にかかる調教機能付きペット用首輪(カラー)の使用にあたっては、首輪または胴輪をペットに装着し、引き紐またはリモートコントローラから振動素子及び/又は発音素子を適宜作動させることにより飼い主とペットとの間の交流が図れる。振動素子が作動したことによるバイブレーションはペットの首筋に直接、また発音素子はペットの耳の至近距離で発音させるため、調教用のホイッスルのような周囲に対する騒音とはならない低レベルで足りる。 【0015】本発明にかかる調教機能付きペット用首輪(カラー)によれば、人ごみや騒音の中でも飼い主の意思を伝達することが可能となる。また、当該ペットに対する調教用信号を予め統一しておくことにより、散歩等の随伴者が変わったとしてもこの方式によれば混乱を与えることがなく、適切な調教ができる。なお、本発明においてはペット用の首輪に限られるものでなく、ペット用の胴輪を使用することもできる。 【0016】 【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明にかかる調教機能付きペット用首輪の実施例を示すものである。図に示すように本発明にかかる調教機能付きペット用首輪は、直線的に延ばした状態で示される首輪10の適宜部位に、ここでは振動素子18および発音素子20が各1個ずつ取り付けられている。 【0017】また、図に示すように、本発明にかかる首輪10は、例えば皮革製とすることができる首輪本体12と、長さ調整および装着・取り外しが可能なバックル14と、引き紐連結環(リング)16とを備えている。 【0018】本発明にかかる振動素子18としては、低周波発振器の出力によって作動せしめられる電磁式振動素子、結晶(ピエゾ)振動子等、小形軽量で振動する素子であれば適用可能である。 【0019】また、前記振動素子の首輪への取り付けは1個に限られず複数取り付けることもでき、例えば、振動素子をペットの首の左右に取り付けることにより、進行方向の指示を行うことも可能である。 【0020】本発明にかかる発音素子20としては、電磁式小形スピーカ、結晶素子利用による小形スピーカ、電子ブザー等とすることができる。いずれにしてもこれら発音素子は、人間の耳による識別を意図するものではないから、簡易な発音素子でよい。ただし、ペット類の種別により可聴範囲が異なり、さらに波長またはその組み合わせによって好き嫌いがあるので、これらを考慮して音質や音量を決定すべきである。なお、発音素子に関する電気回路部品、配線方法、接続部等は周知の部品を使用することにより実現可能であるため詳述はしない。 【0021】なお、ペットの可聴範囲は、犬の場合かなり高音でも感知可能であると解されるため、超音波に近い発音でも可能であり、人間にはさほどうるさくない感じない範囲でペットにのみ指示を伝えることが可能である。 【0022】ペットの調教に当たっての、前記振動素子、発音素子からの信号発生は、振動素子のみから、発音素子のみから、振動素子と発音素子から同時にあるいは間隔を置いて発生される等々とすることができる。このような種々の組み合わせの振動と発音をペットに送ることによりペットの調教を行うことができる。 【0023】例えば、ペットに送る信号の組み合わせとして、振動と発音とを同時に発生させた場合、いずれか一方のみの場合、振動や発音が2つまたは3つに分かれている場合、等により当初5〜6種類の指示をペットに送り、慣れてくるにしたがって、10〜20程度の種類の指示を、記憶させて調教を行うことができる。このように本発明によれば、種々の信号をペットに送りさまざまな躾を身に付けさせることが可能となる。 【0024】 【発明の効果】本発明にかかる調教機能付きペット用首輪または胴輪によれば、振動素子及び/又は発音素子の作動状況によって飼い主の意図をペットに伝えることができる。ペットの躾を行う際に、実施者が変わった場合でも確実にペットに対する指示をして調教を行うことができる。 【0025】したがって、本発明によれば、調教を目的とする音声による指示やジェスチュア等による指示ではたとえ家族であっても個人差があり、とかく調教がうまく行かない事例が多かったのに対して、本発明にかかる首輪を利用して共通のオンオフ制御を行うことにより、ペットに対して混乱を与えることになしに、短期間に調教を行うことが可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】500187672 【氏名又は名称】原田 眞人
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| 【出願日】 |
平成13年11月28日(2001.11.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100092668 【弁理士】 【氏名又は名称】川浪 薫
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| 【公開番号】 |
特開2003−158940(P2003−158940A) |
| 【公開日】 |
平成15年6月3日(2003.6.3) |
| 【出願番号】 |
特願2001−362508(P2001−362508) |
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