| 【発明の名称】 |
農林用土壌カバーシート |
| 【発明者】 |
【氏名】長谷川 雅雄
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、有用植物の根元部周囲の土壌を覆うカバーシートを複層の繊維構造物にするとともに、その配色や形状にも工夫を施して、有用植物の発育を促進し、しかも防草性能の向上と低コストの実現とを図れるようにした農林用土壌カバーシートを提供することを課題とする。
【解決手段】少なくとも上面層と下面層とを有する繊維製のシート2が、半円形の凹部2cと重ね代2dとを有して、有用植物1の根元部付近の土壌を覆うように構成されており、上記上面層は白色系の繊維で構成され、上記下面層は濃色系の繊維で構成されているので、上記上面層により太陽光を反射させて有用植物1への下方からの照射が可能となり、上記下面層は上記上面層を透過した太陽光を吸収して、土壌表面の雑草の繁殖を抑制する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 有用植物の根元部付近において土壌の表面に接するようにして同表面を覆うためのカバーシートであって、同カバーシートの上面層が白色系の繊維で構成されるとともに、同上面層の裏面に装着された下面層が濃色系の繊維で構成され、上記カバーシートが全体として通気性および透水性を有していることを特徴とする、農林用土壌カバーシート。 【請求項2】 請求項1に記載の農林用土壌カバーシートにおいて、白色系の糸からなる上記上面層と濃色系の糸からなる上記下面層とが、一体の繊維構造物として形成されていることを特徴とする、農林用土壌カバーシート。 【請求項3】 有用植物の根元部付近において土壌の表面に接するようにして同表面を覆うためのカバーシートであって、同カバーシートの上面層が白色系の繊維で構成されるとともに、同上面層の裏面に装着された中間層が濃色系の繊維で構成され、上記中間層の裏面に装着された下面層が白色系の繊維で構成されていて、上記カバーシートが全体として通気性および透水性を有していることを特徴とする、農林用土壌カバーシート。 【請求項4】 請求項3に記載の農林用土壌カバーシートにおいて、白色系の糸からなる上記上面層,濃色系の糸からなる上記中間層および白色系の糸からなる上記下面層が、全体として一体の繊維構造物として形成されていることを特徴とする、農林用土壌カバーシート。 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1つに記載の農林用土壌カバーシートにおいて、上記カバーシートの少なくとも1辺に、上記有用植物の根元部の半周を取り囲むためのほぼ半円形の凹部が形成されていることを特徴とする、農林用土壌カバーシート。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、樹木や栽培植物などの根元の周囲に雑草がはびこるのを防止できるようにした農林用土壌カバーシートに関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、空地や畠などにおいて、雑草の繁茂を抑制できるようにカバーシートをかぶせることが行われているが、従来のこの種のカバーシートは単層で形成されているので、十分に厚い生地を用いる必要があり、また樹木の周囲を上記カバーシートで取り囲むためには現場での複雑な工作が必要とされて、コスト高を招いている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、有用植物の根元部周囲の土壌を覆うカバーシートを複層の繊維構造物にするとともに、その配色や形状にも工夫を施して、有用植物の発育を促進し、しかも防草性能の向上と低コストの実現とを図れるようにした農林用土壌カバーシートを提供することを課題とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するため、本発明の農林用土壌カバーシートは、有用植物の根元部付近において土壌の表面に接するようにして同表面を覆うためのカバーシートであって、同カバーシートの上面層が白色系の繊維で構成されるとともに、同上面層の裏面に装着された下面層が濃色系の繊維で構成され、上記カバーシートが全体として通気性および透水性を有していることを特徴としている。 【0005】また本発明の農林用土壌カバーシートは、白色系の糸からなる上記上面層と濃色系の糸からなる上記下面層とが、一体の繊維構造物として形成されていることを特徴としている。 【0006】さらに本発明の農林用土壌カバーシートは、有用植物の根元部付近において土壌の表面に接するようにして同表面を覆うためのカバーシートであって、同カバーシートの上面層が白色系の繊維で構成されるとともに、同上面層の裏面に装着された中間層が濃色系の繊維で構成され、上記中間層の裏面に装着された下面層が白色系の繊維で構成されていて、上記カバーシートが全体として通気性および透水性を有していることを特徴としている。 【0007】また本発明の農林用土壌カバーシートは、白色系の糸からなる上記上面層,濃色系の糸からなる上記中間層および白色系の糸からなる上記下面層が、全体として一体の繊維構造物として形成されていることを特徴としている。 【0008】さらに本発明の農林用土壌カバーシートは、上記カバーシートの少なくとも1辺に、上記有用植物の根元部の半周を取り囲むためのほぼ半円形の凹部が形成されていることを特徴としている。 【0009】上述の本発明の農林用土壌カバーシートでは、有用植物の根元部付近の土壌表面を覆うカバーシートが、白色系の繊維からなる上面層と濃色系の繊維からなる下面層とで構成されて、通気性と透水性を有する場合、上記白色系の上面層により太陽光を十分に反射して、その反射光が有用植物を下方から照射することにより、同有用植物の発育を促進する効果が得られるようになる。そして、上記上面層を透過した残余の太陽光は上記濃色系の下面層で吸収されるので、土壌表面へ太陽光が届くのを阻止して、上記カバーシートの下方での雑草の育成を阻止することができる。 【0010】また降雨時には、上記カバーシートの透水性により、土壌中への雨水の浸透が行われるので、有用植物の根に対する水分の補給に支障をきたすことはない。そして、上記カバーシートの通気性により、土壌表面からの余剰水分の蒸発も適宜行われるようになる。 【0011】さらに、上記上面層が白色系のため、有用植物としての樹木の皮を荒らそうとする鹿などにとっては、自己の色とのコントラストが大きくなり、有用植物への接近をためらうようになる効果が得られる。 【0012】上記の上面層と下面層とは、個別の繊維構造物(布地)として形成した後、両者を適宜綴じ合わせるようにしてもよいが、白色系の糸と濃色系の糸とを用いて、上記の上面層と下面層とを一体の繊維構造物として構成した場合は、土壌表面への施工時に両層が密着した構造になっているので、カッターによる切断作業などが簡便に行われて、工作が容易となり、工事費が節減されるようになる。 【0013】また、有用植物の根元部付近の土壌表面を覆うカバーシートが、白色系の繊維からなる上面層の裏面に濃色系の繊維からなる中間層をそなるとともに、同中間層の裏面に白色系の繊維からなる下面層をそなえて、通気性と透水性とを有している場合は、上記白色系の上面層により太陽光を十分に反射して、その反射光が有用植物を下方から照射することにより、同有用植物の発育を促進する効果が得られるほか、上記上面層を透過した太陽光は上記濃色系の中間層により吸収することができる。 【0014】そして、上記中間層を更に透過した太陽光は、同中間層の裏面の白色系の下面層により反射されて上方へ戻り、上記濃色系の中間層により吸収されるので、土壌表面へ太陽光が届くのを十分に阻止して、上記カバーシートの下方での雑草の育成を阻止することができる。 【0015】また降雨時には、上記カバーシートの透水性により、土壌中への雨水の浸透が行われるので、有用植物の根に対する水分の補給に支障をきたすことはない。そして、上記カバーシートの通気性により、土壌表面からの余剰水分の蒸発も適宜行われるようになる。 【0016】さらにこのカバーシートの場合も、上記の上面層,中間層および下面層は、個別の繊維構造物(布地)として形成した後、これらの三層を適宜綴じ合わせるようにしてもよいが、白色系の複数の糸と濃色系の糸とを用いて、上記の上面層,中間層および下面層を一体の繊維構造物として構成した場合は、土壌表面への施工時に三層が相互に密着した構造になっているので、工作が容易となり、工事費が大幅に節減されるようになる。 【0017】また、上記カバーシートが、その少なくとも1辺に有用植物の根元部の半周を取り囲むためのほぼ半円形の凹部を形成されている場合は、2組の上記カバーシートを用いて、各カバーシートにおける上記半円形の凹部を互いに対向させるようにしながら、上記有用植物の根元部を取り囲むことにより、同カバーシートの敷設工事が著しく簡便に行われるようになる。 【0018】 【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施形態について説明すると、図1および図2は本発明の第1実施形態としての農林用土壌カバーシートを示すもので、図1はその一部の平面図、図2は図1のA−A矢視断面の拡大図であり、図3および図4は本発明の第2実施形態としての農林用土壌カバーシートを示すもので、図3はその一部の平面図、図4は図3のB−B矢視断面の拡大図であり、図5は上記農林用土壌カバーシートの使用状態の一例を示す斜視図であり、図6は本発明の第3実施形態としての農林用土壌カバーシートの一部を示す平面図、図7は図6の農林用土壌カバーシートの使用状態を示す斜視図である。 【0019】まず、本発明の第1実施形態としての農林用土壌カバーシートについて説明すると、図1,2および図5に示すように、有用植物1の根元部付近において土壌の表面を覆うためのカバーシート2が、上面層2aと、同上面層2aの裏面に装着された下面層2bとで構成されている。 【0020】上面層2aは乳白色などの白色系の繊維を用いて「織」または「編」により構成され、下面層2bは黒色などの濃色系の繊維を用いて「織」または「編」により構成されている。そして、上面層2aと下面層2bとは縫着などの適宜手段で綴じ合わされるか、または両層一体の繊維構造物として構成され、カバーシート2全体として通気性および透水性を有している。なお、上面層2aおよび下面層2bの各繊維素材としては、耐候性に優れ、再生使用の可能なポリエステルなどが用いられる。 【0021】また、カバーシート2の1辺には有用植物1の根元部の半周を取り囲むためのほぼ半円形の凹部2cが形成されるほか、重ね代2dも形成されて、同重ね代2dには必要に応じ面ファスナーのごとき止着手段が設けられる。 【0022】上述の第1実施形態の農林用土壌カバーシートでは、有用植物1の根元部付近の土壌表面を覆うカバーシート2が、白色系の繊維からなる上面層2aと濃色系の繊維からなる下面層2bとで構成されて、通気性と透水性を有しているので、白色系の上面層2aにより太陽光を十分に反射して、その反射光が有用植物1を下方から照射することにより、同有用植物1の発育を促進する効果が得られるようになる。そして、上面層2aを透過した残余の太陽光は濃色系の下面層2bで吸収されるので、土壌表面へ太陽光が届くのを阻止して、カバーシート2の下方での雑草の育成を阻止することができる。 【0023】また降雨時には、カバーシート2の透水性により、土壌中への雨水の浸透が行われるので、有用植物1の根に対する水分の補給に支障をきたすことはない。そして、カバーシート2の通気性により、土壌表面からの余剰水分の蒸発も適宜行われるようになる。 【0024】さらに、カバーシート2が、その少なくとも1辺に有用植物1の根元部の半周を取り囲むためのほぼ半円形の凹部2cを形成されているので、2組のカバーシート2,2を用いて、各カバーシート2における上記半円形の凹部2cを互いに対向させるようにしながら、有用植物1の根元部を取り囲むことにより、同カバーシート2の敷設工事が著しく簡便に行われるようになる。 【0025】また、上面層2aが白色系のため、有用植物としての樹木の皮を荒らそうとする鹿などにとっては、自己の色とのコントラストが大きくなり、有用植物1への接近をためらうようになる効果が得られる。 【0026】上面層2aと下面層2bとは、個別の繊維構造物(布地)として形成した後、両層2a,2bを適宜綴じ合わせるようにしてもよいが、白色系の糸と濃色系の糸とを用いて、上面層2aと下面層2bとを一体の繊維構造物として構成した場合は、土壌表面への施工時に両層2a,2bが密着した構造になっているので、カッターによる切断作業などが簡便に行われて、工作が容易となり、工事費が節減されるようになる。 【0027】次に本発明の第2実施形態としての農林用土壌カバーシートについて説明すると、図3,4および図5に示すように、この第2実施形態では、有用植物1の根元部付近において土壌の表面を覆うためのカバーシート2が、上面層20aと、同上面層20aの裏面に装着された中間層20bと、同中間層20bの裏面に装着された下面層20cとで構成されている。 【0028】上面層20aは乳白色などの白色系の繊維を用いて「織」または「編」により構成され、中間層20bは黒色などの濃色系の繊維を用いて「織」または「編」により構成され、下面層20cは乳白色などの白色系の繊維を用いて「織」または「編」により構成される。 【0029】そして、上面層20a,中間層20bおよび下面層20cは縫着などの手段で綴じ合わされるか、または三層一体の繊維構造物として構成され、カバーシート2全体として通気性および透水性を有している。この場合も、上面層20a,中間層20bおよび下面層20cの各繊維素材としては、耐候性に優れ、再生使用の可能なポリエステルなどが用いられる。 【0030】また、この第2実施形態の場合も、カバーシート2の1辺には有用植物1の根元部の半周を取り囲むためのほぼ半円形の凹部2cが形成されるほか、重ね代2dも形成されて、同重ね代2dには必要に応じ面ファスナーのごとき止着手段が設けられる。 【0031】上述の第2実施形態では、有用植物1の根元部付近の土壌表面を覆うカバーシート2が、白色系の繊維からなる上面層20aの裏面に濃色系の繊維からなる中間層20bをそなるとともに、同中間層20bの裏面に白色系の繊維からなる下面層20cをそなえて、通気性と透水性とを有しているので、白色系の上面層20aにより太陽光を十分に反射して、その反射光が有用植物1を下方から照射することにより、同有用植物1の発育を促進する効果が得られるほか、上面層20aを透過した太陽光は濃色系の中間層20bにより吸収することができる。 【0032】そして、中間層20bを更に透過した太陽光は、同中間層20bの裏面の白色系の下面層20cにより反射されて上方へ戻り、濃色系の中間層20bにより吸収されるので、土壌表面へ太陽光が届くのを十分に阻止して、カバーシート2の下方での雑草の育成を阻止することができる。 【0033】また降雨時には、カバーシート2の透水性により、土壌中への雨水の浸透が行われるので、有用植物1の根に対する水分の補給に支障をきたすことはない。そして、カバーシート2の通気性により、土壌表面からの余剰水分の蒸発も適宜行われるようになる。 【0034】さらにこのカバーシート2の場合も、上面層20a,中間層20bおよび下面層20cは、個別の繊維構造物(布地)として形成した後、これらの三層を適宜綴じ合わせるようにしてもよいが、白色系の複数の糸と濃色系の糸とを用いて、上面層20a,中間層20bおよび下面層20cを一体の繊維構造物として構成した場合は、土壌表面への施工時に三層が相互に密着した構造になっているので、工作が容易となり、工事費が大幅に節減されるようになる。 【0035】そして、この場合も、上面層20aが白色系のため、有用植物としての樹木の皮を荒らそうとする鹿などにとっては、自己の色とのコントラストが大きくなり、有用植物への接近をためらうようになる効果が得られる。 【0036】また、この第2実施形態の場合も、カバーシート2が、その少なくとも1辺に有用植物1の根元部の半周を取り囲むためのほぼ半円形の凹部2cを形成されているので、2組のカバーシート2,2を用いて、各カバーシート2における上記半円形の凹部2cを互いに対向させるようにしながら、有用植物1の根元部を取り囲むことにより、同カバーシート2の敷設工事が著しく簡便に行われるようになる。 【0037】次に本発明の第3実施形態としての農林用土壌カバーシートについて説明すると、図6に示すように、土壌の表面を覆うためのカバーシート2が、多数の円孔3を適宜の等間隔でそなえるようにして帯状に形成されており、その材質は前述の第1実施形態で示した二層構造のカバーシート2または第2実施形態で示した三層構造のカバーシート2と同様に構成されている。 【0038】そして、このカバーシート2により、図7に示すように、トマトやナスなどの有用植物1の根元部を取り囲むようにして、前述の第1,2実施形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。 【0039】なお、本発明の土壌カバーシートは、公園における児童用の遊び場などにおいて芝生の代わりに敷くことにより、雑草の防除に役立つものであり、また、道路沿いのスペースに防草のため敷きつめると共に、要すれば眩光を軽減する玉砂利などを載せて用いることも可能である。 【0040】 【発明の効果】以上詳述したように、本発明の農林用土壌カバーシートによれば次のような効果が得られる。 (1) 有用植物の根元部付近の土壌表面を覆うカバーシートが、白色系の繊維からなる上面層と濃色系の繊維からなる下面層とで構成されて、通気性と透水性を有する場合、上記白色系の上面層により太陽光を十分に反射して、その反射光が有用植物を下方から照射することにより、同有用植物の発育を促進する効果が得られるようになる。そして、上記上面層を透過した残余の太陽光は上記濃色系の下面層で吸収されるので、土壌表面へ太陽光が届くのを阻止して、上記カバーシートの下方での雑草の育成を阻止することができる。また降雨時には、上記カバーシートの透水性により、土壌中への雨水の浸透が行われるので、有用植物の根に対する水分の補給に支障をきたすことはない。そして、上記カバーシートの通気性により、土壌表面からの余剰水分の蒸発も適宜行われるようになる。 (2) 上記上面層が白色系のため、有用植物としての樹木の皮を荒らそうとする鹿などにとっては、自己の色とのコントラストが大きくなり、有用植物への接近をためらうようになる効果が得られる。 (3) 白色系の糸と濃色系の糸とを用いて、上記の上面層と下面層とを一体の繊維構造物として構成した場合は、土壌表面への施工時に両層が密着した構造になっているので、カッターによる切断作業などが簡便に行われて、工作が容易となり、工事費が節減されるようになる。 (4) 有用植物の根元部付近の土壌表面を覆うカバーシートが、白色系の繊維からなる上面層の裏面に濃色系の繊維からなる中間層をそなるとともに、同中間層の裏面に白色系の繊維からなる下面層をそなえて、通気性と透水性とを有している場合は、上記白色系の上面層により太陽光を十分に反射して、その反射光が有用植物を下方から照射することにより、同有用植物の発育を促進する効果が得られるほか、上記上面層を透過した太陽光は上記濃色系の中間層により吸収することができる。そして、上記中間層を更に透過した太陽光は、同中間層の裏面の白色系の下面層により反射されて上方へ戻り、上記濃色系の中間層により吸収されるので、土壌表面へ太陽光が届くのを十分に阻止して、上記カバーシートの下方での雑草の育成を阻止することができる。また降雨時には、上記カバーシートの透水性により、土壌中への雨水の浸透が行われるので、有用植物の根に対する水分の補給に支障をきたすことはない。そして、上記カバーシートの通気性により、土壌表面からの余剰水分の蒸発も適宜行われるようになる。 (5) 白色系の複数の糸と濃色系の糸とを用いて、上記の上面層,中間層および下面層を一体の繊維構造物として構成した場合は、土壌表面への施工時に三層が相互に密着した構造になっているので、工作が容易となり、工事費が大幅に節減されるようになる。 (6) 上記カバーシートが、その少なくとも1辺に有用植物の根元部の半周を取り囲むためのほぼ半円形の凹部を形成されている場合は、2組の上記カバーシートを用いて、各カバーシートにおける上記半円形の凹部を互いに対向させるようにしながら、上記有用植物の根元部を取り囲むことにより、同カバーシートの敷設工事が著しく簡便に行われるようになる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】598058874 【氏名又は名称】長谷川 雅雄
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| 【出願日】 |
平成14年4月8日(2002.4.8) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100071401 【弁理士】 【氏名又は名称】飯沼 義彦 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−289730(P2003−289730A) |
| 【公開日】 |
平成15年10月14日(2003.10.14) |
| 【出願番号】 |
特願2002−105366(P2002−105366) |
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