| 【発明の名称】 |
刈込み装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】岡村 英澄 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株式会社内
【氏名】中村 雅道 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】基部を本体に固定して対向配置した上下一対の保持板と、櫛状の刃部を有し、両保持板間に保持されて差動状に往復運動して刃部を擦り合わせて切断作用をなす少なくとも一方を可動とした上下一対の切刃と、両切刃間に介装された中間材とを備えた刈込み装置において、切刃と中間材との面接触による磨耗や運動負荷の増大を防止できる刈込み装置を提供すること。
【解決手段】中間材3に可動切刃2a,2b表面と点接触する点接触部を設ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 基部を本体に固定して対向配置した上下一対の保持板と、櫛状の刃部を有し、両保持板間に保持されて差動状に往復運動して刃部を擦り合わせて切断作用をなす少なくとも一方を可動とした上下一対の切刃と、両切刃間に介装されて上下の切刃の基部が接触しないよう遮蔽する中間材と、を備えた刈込み装置において、中間材に可動切刃表面と点接触する点接触部を設けてなることを特徴とする刈込み装置。 【請求項2】 貫通孔を有して基部側に固定されたプレート材と、このプレート材の貫通孔に介装されてプレート材表面から突出する突出部の端部を点接触部となす介装部材と、から中間材を形成してなることを特徴とする請求項1記載の刈込み装置。 【請求項3】 介装部材を貫通孔内で回転可能な球状に形成してなることを特徴とする請求項2記載の刈込み装置。 【請求項4】 点接触部を切刃往復方向に並設してなることを特徴とする請求項1乃至3記載の刈込み装置。 【請求項5】 可動切刃内面に凹部を設け、この凹部内に中間材を保持するようになしたことを特徴とする請求項1記載の刈込み装置。 【請求項6】 凹部を切刃往復方向に長手方向を有する溝状に形成し、中間材を凹部内で回転移動可能な球状に形成してなることを特徴とする請求項5記載の刈込み装置。 【請求項7】 基部を本体に固定して対向配置した上下一対の保持板と、櫛状の刃部を有し、両保持板間に保持されて差動状に往復運動して刃部を擦り合わせて切断作用をなす少なくとも一方を可動とした上下一対の切刃と、両切刃間に介装されて上下の切刃の基部が接触しないよう遮蔽する中間材と、を備えた刈込み装置において、中間材に可動切刃表面と線接触する線接触部を設けてなることを特徴とする刈込み装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、庭木などの樹木の剪定や草刈に用いられる刈込み装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、図7に示すように、刈込み装置として、基部を本体に固定して対向配置した上下一対の保持板1a,1bと、櫛状の刃部を有し、両保持板1a,1b間に保持されて差動状に往復運動して刃部を擦り合わせて切断作用をなす少なくとも一方を可動とした上下一対の切刃2a,2bと、両切刃2a,2b間に介装されて上下の切刃2の基部が接触しないよう遮蔽する中間材3とを備えたものがが提案されている。中間材3としては、例えば樹脂材などの切刃2よりも柔らかい材質のものから、プレート状に形成されて後端部が下側の保持板1bの後端部に固定されたものが用いられる。中間材3表面と上下の切刃2a,2b表面との間には隙間が形成されており、切刃2の往復運動時に切刃2と中間材3とが常に接触した状態で動くことがないようにしている。また、切刃2が往復運動時に上下方向に動いて中間材3に接触するようなことがあっても、中間材3が切刃2よりも柔らかいので、切刃2の磨耗や欠けを防止している。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の刈込み装置では、切刃や中間材の部品精度や組み立て精度のバラツキによっては、切刃と中間材とが面接触して摺動抵抗が大きくなることによって、磨耗や運動負荷の増大が起こったり、切刃の上下移動が大きくなって上下の切刃が接触したり、切刃がその保持機構から外れたりすることがある。 【0004】本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、切刃や中間材の部品精度や組み立て精度のバラツキなどがあっても、切刃と中間材との面接触による磨耗や運動負荷の増大を防止できるとともに、切刃の上下移動による上下の切刃の接触や保持機構からの外れなどを防止できる刈込み装置を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、基部を本体に固定して対向配置した上下一対の保持板と、櫛状の刃部を有し、両保持板間に保持されて差動状に往復運動して刃部を擦り合わせて切断作用をなす少なくとも一方を可動とした上下一対の切刃と、両切刃間に介装されて上下の切刃の基部が接触しないよう遮蔽する中間材と、を備えた刈込み装置において、中間材に可動切刃表面と点接触する点接触部を設けてなることを特徴として構成している。 【0006】このような刈込み装置では、中間材に可動切刃表面と点接触する点接触部を設けているので、中間材の点接触部が可動切刃表面と点接触した状態で往復運動し、切刃の摺動抵抗が小さくなるともに、点接触部が切刃を支えて切刃の上下移動を防止している。 【0007】また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、貫通孔を有して基部側に固定されたプレート材と、このプレート材の貫通孔に介装されてプレート材表面から突出する突出部の端部を点接触部となす介装部材と、から中間材を形成してなることを特徴として構成している。 【0008】このような刈込み装置では、プレート材の貫通孔に介装された介装部材の突出部を中間材の点接触部としているので、可動切刃がこの突出部と点接触した状態で摺動している。 【0009】また、請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、介装部材を貫通孔内で回転可能な球状に形成してなることを特徴として構成している。 【0010】このような刈込み装置では、介装部材を貫通孔内で回転可能な球状に形成しているので、可動切刃が球状の介装部材の突出部で点接触して摺動したときに、介装部材が貫通孔内で回転し、可動切刃や介装部材の磨耗をより少なくできる。 【0011】また、請求項4記載の発明は、請求項1乃至3記載の発明において、点接触部を切刃往復方向に並設してなることを特徴として構成している。 【0012】このような刈込み装置では、点接触部を切刃往復方向に並設しているので、可動切刃が複数の点接触部と点接触して摺動し、可動切刃の往復運動が安定しており、低負荷なものとなっている。また可動切刃と介装部材との接触圧を分散して可動切刃や点接触部の磨耗をより少なくしている。 【0013】また、請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明において、可動切刃内面に凹部を設け、この凹部内に中間材を保持するようになしたことを特徴として構成している。 【0014】このような刈込み装置では、中間材が凹部内で保持されているので、プレート材のような中間材を保持固定するための部材を必要とせず、部品点数を低減できる。 【0015】また、請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明において、凹部を切刃往復方向に長手方向を有する溝状に形成し、中間材を凹部内で回転移動可能な球状に形成してなることを特徴として構成している。 【0016】このような刈込み装置では、可動切刃が球状の中間材と点接触して摺動したときに、中間材が凹部内の切刃往復方向に回転移動するので、可動切刃と中間材との磨耗をより少なくできる。 【0017】また、請求項7記載の発明は、基部を本体に固定して対向配置した上下一対の保持板と、櫛状の刃部を有し、両保持板間に保持されて差動状に往復運動して刃部を擦り合わせて切断作用をなす少なくとも一方を可動とした上下一対の切刃と、両切刃間に介装されて上下の切刃の基部が接触しないよう遮蔽する中間材と、を備えた刈込み装置において、中間材に可動切刃表面と線接触する線接触部を設けてなることを特徴として構成している。 【0018】このような刈込み装置では、中間材に可動切刃表面と点接触する点接触部を設けているので、可動切刃表面が線接触部と線接触した状態で往復運動し、切刃の摺動抵抗が小さくなるともに、切刃の上下移動による駆動機構からの外れを防止している。また、可動切刃表面と中間材とが点接触する場合に比べて、可動切刃と中間材との接触圧を分散して可動切刃や中間材の磨耗をより少なくできる。 【0019】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1乃至6に基づいて説明する。 【0020】図1は、本発明の実施の形態の刈込み装置の要部を示し、(a)は縦断面図であり、(b)は横断面図である。また図2は、同上の刈込み装置の全体を示す一部破断した側面図である。 【0021】図1、図2に示すように、この刈込み装置は、基部を本体に固定して対向配置した上下一対の保持板1a,1bと、櫛状の刃部を有し、両保持板1a,1b間に保持されて差動状に往復運動して刃部を擦り合わせて切断作用をなす少なくとも一方を可動とした上下一対の切刃2a,2bと、両切刃2a,2b間に介装されて上下の切刃2a,2bの基部が接触しないよう遮蔽する中間材3とを備えた刈込み装置であり、中間材3に可動切刃表面と点接触する点接触部を設けている。また、貫通孔3eを有して基部側に固定されたプレート材3aと、このプレート材3aの貫通孔3eに介装されてプレート材3a表面から突出する突出部を点接触部となす介装部材4とから中間材3を形成している。このような刈込み装置として例えば庭木バリカンが挙げられ、以下庭木バリカンに関して説明を行う。 【0022】庭木バリカンは、ハウジング15の前部に長尺の上下の切刃2a,2bを突出させ、上部にスイッチ16を有するグリップ10を設け、ハウジング15よりも上側に補助グリップ13を備えている。ハウジング15の内部にはモータ12および減速ブロック14を設け、この減速ブロック14に回転出力軸7が取り付けられている。保持板1a,1bは、本体下部に基部が固定され長手方向に間隔を隔ててリベットのような結合部(図示せず)にて遊嵌結合し、この両保持板1a,1b間に上下の切刃2a,2bを往復運動自在に保持している。 【0023】偏心カム6a,6bは、略円盤状に形成され、モータ12および減速ブロック14に結合された回転出力軸7に上側用と下側用のものがそれぞれ中心をずらして上下に離間して固定され、回転出力軸7の回転により楕円回転するおうにしている。また上下の偏心カム6a,6bは互いに回転の位相が180度反対になるよう回転出力軸7に固定され、上側用の偏心カム6aが前側に突出したときには、下側用の偏心カム6bは後側に突出する。 【0024】また、上下の切刃2a,2bには対応する偏心カム6a,6bに係合する左右方向に長径、前後方向すなわち切刃往復方向に短径を有する楕円形状の連係孔2c、2dがそれぞれ形成されている。そして、上側の偏心カム6aを上側の切刃2aの連係孔2cに係合し、下側の偏心カム6bを下側の切刃2bの連係孔2dに係合し、モータ12および減速ブロック14にて回転出力軸7を低速回転させて上下の切刃2a,2bを互いに反対方向に往復運動させることができるようしてある。切刃2a,2bはそれぞれ両側縁に沿って櫛状の刃部を有し、差動状に往復運動して刃部を擦り合わせることによって、庭木の枝などを切断する。 【0025】また、中間材3は、略平板状に形成され、後部が下側の保持板1bに固定され、前部に偏心カム6a,6bを収納する半円形状の凹部を有し、凹部の両側片3bがそれぞれ切刃2a,2bを左右で接触しないように仕切っている。左右それぞれの両側片3b略中央には長方形形状の貫通孔3eがそれぞれ設けられ、この貫通孔3e内にそれぞれ両側片3bよりも厚みの大きい矩形体形状の介装部材4が内嵌されている。介装部材4の上下端部はそれぞれ両側片3b表裏面よりも突出して突出部を形成しており、この突出部の上端面および下端面が上下の刃の下面および上面に接して保持されている。介装部材4としては摩擦係数の小さい材料のものを適宜用いることができる。 【0026】このような庭木バリカンでは、スイッチ16を投入してモータ12を回転させることにより、減速ブロック14を介して回転出力軸7が低速回転し、偏心カム6a,6bが互いに連係孔2c,2d内で180度位相の異なる楕円回転を行う。この偏心カム6a,6bの楕円回転により連係孔2c,2dの短径方向の異なる向きに切刃2a,2bが差動状に往復運動させられ切断作用をなす。 【0027】このとき、中間材3にの可動切刃表面と接触する点接触部を有する介装部材4を設けているので、可動切刃表面が点接触部と点接触した状態で往復運動し、切刃2の摺動抵抗が小さくなるともに、切刃2a,2bの上下移動による駆動機構からの外れ、すなわち連係孔2c,2dからの偏心カム6a,6bの脱落を防止している。また、プレート材3aの貫通孔3eに介装された介装部材4の突出部を中間材3の点接触部としているので、可動切刃2がこの突出部と点接触した状態で摺動している。また、介装部材4として摩擦係数の小さい材料のものを用いているので、切刃2a,2bと介装部材4との摺動抵抗をより小さくでき、モータ12への負荷が小さいものとなっている。 【0028】図3は、本発明の同上と異なる実施の形態の刈込み装置を示す要部の縦断面図である。 【0029】図3に示すように、この刈込み装置は同上に示す刈込み装置と同様に、基部を本体に固定して対向配置した上下一対の保持板1a,1bと、櫛状の刃部を有し、両保持板1a,1b間に保持されて差動状に往復運動して刃部を擦り合わせて切断作用をなす少なくとも一方を可動とした上下一対の切刃2a,2bと、両切刃2a,2b間に介装されて上下の切刃2a,2bの基部が接触しないよう遮蔽する中間材3とを備えた刈込み装置であり、中間材3に可動切刃表面と点接触する点接触部を設けている。異なる点は、介装部材4を貫通孔3e内で回転可能な球状に形成していることである。このような刈込み装置では、介装部材4を貫通孔3e内で回転可能な球状に形成しているので、切刃2a,2bが球状の介装部材4の突出部で点接触して摺動したときに、介装部材4が貫通孔3e内で回転し、切刃2a,2bや介装部材4の磨耗をより少なくできる。 【0030】図4は、本発明の同上と異なる実施の形態の刈込み装置を示す要部の縦断面図である。 【0031】図4に示すように、この刈込み装置は同上に示す刈込み装置と同様に、基部を本体に固定して対向配置した上下一対の保持板1a,1bと、櫛状の刃部を有し、両保持板1a,1b間に保持されて差動状に往復運動して刃部を擦り合わせて切断作用をなす少なくとも一方を可動とした上下一対の切刃2a,2bと、両切刃2a,2b間に介装されて上下の切刃2a,2bの基部が接触しないよう遮蔽する中間材3とを備えた刈込み装置であり、中間材3に可動切刃表面と点接触する点接触部を設けている。異なる点は、接触部を切刃往復方向に並設していることである。接触部は、プレート状の中間材3の切刃2a,2b間の部分を刃の往復方向に数個の山谷を有する波型に成形し、この波型部3fの山の頂部を上側切刃2aとの点接触部とし、谷の底部を下側切刃2bとの点接触部としている。 【0032】このような刈込み装置では、接触部を切刃往復方向に並設しているので、切刃2a,2bが複数の介装部材4と点接触して摺動し、切刃2a,2bの往復運動が安定しており、低負荷なものとなっている。また切刃2a,2bと介装部材4との接触圧を分散して切刃2a,2bや介装部材4の磨耗をより少なくしている。 【0033】図5は、本発明の同上と異なる実施の形態の刈込み装置を示す要部の縦断面図である。 【0034】図5に示すように、この刈込み装置は同上に示す刈込み装置と同様に、基部を本体に固定して対向配置した上下一対の保持板1a,1bと、櫛状の刃部を有し、両保持板1a,1b間に保持されて差動状に往復運動して刃部を擦り合わせて切断作用をなす少なくとも一方を可動とした上下一対の切刃2a,2bと、両切刃2a,2b間に介装されて上下の切刃2a,2bの基部が接触しないよう遮蔽する中間材3とを備えた刈込み装置であり、中間材3に可動切刃表面と点接触する点接触部を設けている。異なる点は、可動切刃内面の切刃往復方向に凹部8を設け、この凹部8内に中間材3を保持するようにしていることである。凹部8は左右の両側片3bの切刃往復方向に長手方向を有する溝状に形成され、中間材3を凹部8内で回転移動可能な球状に形成している。中間材3は上端が凹部8内面、下端が下側の切刃2b上面に接した状態で保持されており、上側の切刃2aが前方へ移動すなわち下側の切刃2bが後方へ移動したとき、中間材3と切刃2との摩擦により中間材3は前回転しながら凹部8後方へ移動する。また、逆に上側の切刃2aが後方へ移動すなわち下側の切刃2bが前方へ移動したとき、中間材3と切刃2との摩擦により中間材3は後回転しながら凹部8前方へ移動する。 【0035】このような刈込み装置では、中間材3が凹部8内で回転自在に保持されているので、プレート材3aのような中間材3を保持固定するための部材を必要とせず、部品点数を低減できる。また可動切刃2が球状の中間材3と点接触して摺動したときに、中間材3が凹部8内の切刃往復方向に回転移動するので、可動切刃2と中間材3との磨耗をより少なくできる。 【0036】図6は、本発明の同上と異なる実施の形態の刈込み装置を示す要部の縦断面図である。 【0037】図6に示すように、この刈込み装置は、基部を本体に固定して対向配置した上下一対の保持板1a,1bと、櫛状の刃部を有し、両保持板1a,1b間に保持されて差動状に往復運動して刃部を擦り合わせて切断作用をなす少なくとも一方を可動とした上下一対の切刃2a,2bと、両切刃2a,2b間に介装されて上下の切刃2a,2bの基部が接触しないよう遮蔽する中間材3とを備えた刈込み装置であり、中間材3に可動切刃表面と点接触する点接触部を設けている。線接触部は、プレート状の中間材3における上下切刃2の間の部分を刃の往復方向に長い凹溝状に成形し、この凹溝状部の底面が下側の切刃2bの上面に接触するようにしている。 【0038】このような刈込み装置では、中間材3に可動切刃2表面と接触する線接触部を設けているので、可動切刃表面が線接触部と線接触した状態で往復運動し、切刃2a,2bの摺動抵抗が小さくなるともに、切刃2a,2bの上下移動による駆動機構からの外れを防止している。また、可動切刃表面が接触部とが点接触する場合に比べて、切刃2a,2bと中間材3との接触圧を分散して切刃2a,2bや中間材3の磨耗をより少なくできる。 【0039】 【発明の効果】請求項1の発明は、中間材に可動切刃表面と点接触する点接触部を設けているので、中間材の点接触部が可動切刃表面と点接触した状態で往復運動し、切刃の摺動抵抗が小さくなるともに、接触部が切刃を支えて切刃の上下移動を防止している。したがって、切刃や中間材の部品精度や組み立て精度のバラツキなどがあっても、切刃と中間材との面接触による磨耗や運動能力の低下を防止できるとともに、切刃の上下移動による上下切刃の接触や駆動機構からの外れなどを防止できる。 【0040】請求項2の発明は、プレート材の貫通孔に介装された介装部材の突出部を中間材の点接触部としているので、可動切刃がこの突出部と点接触した状態で摺動している。 【0041】請求項3の発明は、介装部材を貫通孔内で回転可能な球状に形成しているので、可動切刃が球状の介装部材の突出部で点接触して摺動したときに、介装部材が貫通孔内で回転し、可動切刃や介装部材の磨耗をより少なくできる。 【0042】請求項4の発明は、点接触部を切刃往復方向に並設しているので、可動切刃が複数の点接触部と点接触して摺動し、可動切刃の往復運動が安定しており、低負荷なものとなっている。また可動切刃と介装部材との接触圧を分散して可動切刃や点接触部の磨耗をより少なくしている。 【0043】請求項5の発明は、中間材が凹部内で保持されているので、プレート材のような中間材を保持固定するための部材を必要とせず、部品点数を低減できる。 【0044】請求項6の発明は、可動切刃が球状の中間材で点接触して摺動したときに、中間材が凹部内の切刃往復方向に回転移動するので、可動切刃と中間材との磨耗をより少なくできる。 【0045】請求項7の発明は、中間材に可動切刃表面と点接触する点接触部を設けているので、可動切刃表面が線接触部と線接触した状態で往復運動し、切刃の摺動抵抗が小さくなるともに、切刃の上下移動による駆動機構からの外れを防止している。また、可動切刃表面と中間材とが点接触する場合に比べて、可動切刃と中間材との接触圧を分散して可動切刃や中間材の磨耗をより少なくできる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005832 【氏名又は名称】松下電工株式会社 【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1048番地
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| 【出願日】 |
平成14年2月25日(2002.2.25) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100111556 【弁理士】 【氏名又は名称】安藤 淳二
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| 【公開番号】 |
特開2003−250342(P2003−250342A) |
| 【公開日】 |
平成15年9月9日(2003.9.9) |
| 【出願番号】 |
特願2002−48860(P2002−48860) |
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