| 【発明の名称】 |
白クローバーをむしろで除草し、不耕起の苗所を作る方法及び該方法を用いる畑全体を白クローバーで覆う不耕起菜園農法 |
| 【発明者】 |
【氏名】山内 学
|
| 【要約】 |
【課題】畑全体を白クローバーで覆い、不耕起で苗所を作り安定した収穫を上げ自然食品として申し分のない野菜、花、ハーブを作る、自然を生かした農法を確立する事を課題とした。
【解決手段】畑全体を白クローバーで覆い苗所に生えた白クローバーを刈り、この苗所と同じ大きさにむしろを敷き、放置して除草し、むしろを取り除いた所を苗所とし、この苗所以外の白クローバーを残したまま野菜、花、ハーブが育てられる農法。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 畑全体を白グローバーで覆い苗所に生えた白クローバーを刈り、この苗所と同じ大きさにむしろを敷き放置して除草し、むしろを取り除いた所を苗所とする、白クローバーをむしろで除草し、不耕起の苗所を作る方法。 【請求項2】 畑全体を白クローバーで覆い、請求項1記載の方法で不耕起の苗所を作り、この苗所以外の白クローバーを残したまま野菜、花、ハーブが育てられる畑全体を白クローバーで覆う不耕起菜園農法。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、主に野菜を作る自然農法の確立を求めた農法で、畑全体を白クローバーで覆い苗所に生えた白クローバーを刈り、この苗所と同じ大きさにむしろを敷き放置して除草し、むしろを取り除いた所を苗所とし、この苗所以外の白クローバーを残したまま野菜、花、ハーブが育てられる畑全体を白クローバーで覆う不耕起菜園農法に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に白クローバーを畑に用いる場合は、緑肥として育て耕して白クローバーを残らず除草する方法が用いられる。 【0003】異なる方法で、白クローバーを用いる文献がある。著者、福岡正信の無3自然農法です。ここでは、自然の粘土質の赤土に野菜などの種を混ぜ粘土団子にして白クローバーの野原の中にばら播く方法が書いてあるが、百粒の野菜の種を播いたとしても1つも野菜ができない事が多い。しかし、この方法でおどろくほど立派な野菜が、無農薬、無肥料、無除草、不耕起を条件に収穫できる。 【0004】ところが、従来の技術で、白クローバーをむしろの様な敷物で除草し不耕起の苗所を作る方法はない。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】畑に白クローバーを利用し、不耕起で苗所を作り、安定した収穫を上げ自然食品として申し分のない野菜、花、ハーブを作る自然を活かした農法を確立することを課題とした。 【0006】白クローバーの性質と利用価値、草丈が20cmから30cmと低くこの草丈を越えた作物の日当たりが良い事。豆科の植物で土を肥やす事。土質を選ばずよくはびこり性質が強い事。多年草の植物で毎年種を播く必要がない事。多少の積雪のある所でも一年を通して緑を保つ事。そして、要となる事は、白クローバーが群生した部分からは、他の植物を生やしにくい事で、この部分からは、ほとんど除草する必要がなくなる。従って苗所以外は、無除草を目標にできる事。これらの白クローバーの効果を得る事を課題とした。 【0007】白クローバーの問題点です。それは、白クローバーが群生した部分からは、他の植物を生やしにくい点で、この事は、多種類の雑草を生やしにくい利点であるが、野菜、花、ハーブも生やしにくい。なぜなら、野菜などの多くは、種から白クローバーの草丈になるまでの日当たりが不可欠だからです。そこで、作物の発芽直後の日当たりを確保するために白クローバーを作物に無害な方法で除草し、不耕起で苗所を作る事を課題とした。 【0008】 【課題を解決するための手段】畑全体を白クローバーで覆い苗所の白クローバーをむしろで除草し不耕起の苗所を作る方法。畑の苗所に生えた白クローバーを刈り、この苗所と同じ大きさにむしろを敷き放置して除草する。放置の期間は季節により異なり、白クローバーの成長が盛んな季節は10日から20日で除草できるが、冬場では、白クローバーの成長が遅くダメージを与えるがなかなか枯れきらない。枯れるまで待てない時は、ぬき取るがダメージを受けた白クローバーはぬき取りやすい。この様にして、白クローバーを除草して、むしろを取り除いた所を苗所とするが、苗所の周りに成長を続ける白クローバーの根が苗所に成長していて新芽を出すことがあるので白クローバーに限らずこの様な根宿りの根だけは苗所から取り除く。 【0009】上記の苗所の周りに成長を続ける白クローバーは、苗所に向かって10cm程度は、幼苗を覆い影にするので、作物の発芽直後の日当たりを確保できる正味の苗所は、むしろの幅から20cm程度引いた幅になる。また苗所は踏むと耕すことが必要になるので不耕起を活かすために、絶対に苗所は踏まないことが重要になる。これらの理由から、苗所の幅すなわちむしろの幅は、1m程度とする事が、苗所を踏まずに手のまわる多種類の作物に使いやすい苗所の幅となる。 【0010】上記のむしろの代用品として、通水性のある、じゅうたんや毛布も使え、むしろよりも軽くて腐りにくく、風で飛ぶ事がほとんどない、重さも有り固定する必要がなく、むしろよりも便利である。 【0011】[0010]に記載のむしろの代用品を敷物と書き、敷物として除草に必要な条件と理由を説明する。苗所に敷いた敷物の下の雑草の種を発芽させ成長させる通水性と通気性が有る敷物で有る事。そして、この雑草が敷物をつきぬけないように丈夫で目の小さい敷物である事。そして、この雑草にまともな光合成を許さない日光の通しにくい敷物である事。これらの条件を満たすと除草が早くできる。また、敷物を取り除いた後に育てる作物と雑草の発芽競争が減少する。 【0012】 【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。はじめに、畝作りです。畑の水はけを兼ねた通路を幅20cmから50cmよく通る道は広くとる。苗所の幅は、1m程度とし苗所に足を踏み込まずに手のまわる幅にする。苗所の長さは畑全体の水はけを考えて作る。苗所の高さは、10cmから30cm苗所は高いと乾きぎみで、低いと保水力が上がるので作物の性質に合わせる。 【0013】上記の作業中に、クマザサ、ススキ、ヨモギなどの根宿りする草木を根ごと取り除き、肥料を土に混ぜるなら、この時を逃さない事。以後不耕起になるので丁寧に作る。 【0014】そして、通路を中心に畑全体を白クローバーで覆う。畑には、色々な植物が芽を出すだろうが、種を結ぶ前に抜き取るか刈る。種が落ちると、また、除草が必要になる。 【0015】次に苗所の白クローバーを刈り、苗所と同じ大きさにむしろを敷き放置して除草する。放置の期間は10日から20日、しかし冬場では、枯れにくいので、白クローバーにダメージを与えてから、抜き取る必要がある。この後、むしろを取り除き、この苗所に根宿りの根があれば、取り除き、苗所以外の白クローバーを残したまま野菜、花、ハーブが育てられるので、農業の基本に従い種を播き手をかけるとよい。 【0016】 【発明の効果】むしろや[0010]記載の代用品は、白クローバー以外にも、多種類の草本植物を除草することができる。 【0017】畑全体を白クローバーで覆うことで苗所以外は、無除草を目標にでき、さらに年々畑の土を肥やす。また、むしろを使い除草して苗所を作ることで、不耕起の効果が最大限に活かされ、益虫であるカエル、ミミズなども増え、多種類の作物が無農薬で収穫できる。 【0018】しかし、収穫した作物は、形に個性があったり、大きさに大小があったりすることが現状ですが、特別大きな野菜もとれ、味は非常においしく、自然食品として申し分のない作物が収穫できる。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】302003668 【氏名又は名称】山内 学
|
| 【出願日】 |
平成14年2月18日(2002.2.18) |
| 【代理人】 |
|
| 【公開番号】 |
特開2003−235339(P2003−235339A) |
| 【公開日】 |
平成15年8月26日(2003.8.26) |
| 【出願番号】 |
特願2002−39895(P2002−39895) |
|