| 【発明の名称】 |
支柱抜き具 |
| 【発明者】 |
【氏名】安井 明司 【住所又は居所】島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地1 三菱農機株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】ビニールハウス等に使用されている支柱や園芸用の杭を、人力によって移設または撤去する際に使用する支柱抜き具の装着性を高めると共に、作業者の労力の軽減を図る。
【解決手段】地中に打ち込まれた支柱2を引き抜く際に使用する支柱抜き具1の掛着部材3を自在鉤状に形成して支柱2に掛着させ、且つ、前記掛着部材3に連結杆5を介して長尺梃子杆6を設けると共に掛着部材3を梃子支点として支柱2を引き抜くように構成した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 地中に打ち込まれた支柱(2)を引き抜く際に使用する支柱抜き具(1)であって、該支柱抜き具(1)の掛着部材(3)を自在鉤状に形成して支柱(2)に掛着させると共に、前記掛着部材(3)を梃子支点として支柱(2)を引き抜くように構成したことを特徴とする支柱抜き具。 【請求項2】 掛着部材(3)に連結杆(5)を介して設けた梃子杆(6)により支柱(2)を引き抜くように構成したことを特徴とする請求項1記載の支柱抜き具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ビニールハウス等に使用されている支柱を、地中から引き抜く際に使用する支柱抜き具に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、ビニールハウスに使用されている支柱や園芸用の杭を、移設または撤去するための引き抜き作業は人力により行われていた。そして、前記支柱や杭の数が多い場合は、その引き抜き作業に多大な労力を要することから、道具を使って簡単に支柱や杭の引き抜き作業が行えるように、例えば特開平9−163876号公報に開示されているような、下端に固定部を設けて地面に立設させた支柱と、該支柱の頂部に上下傾動可能に支承したパイプ状作動杆と、該作動杆にワイヤを挿通させると共に作動杆の先端にワイヤの環状部を形成し、その環状部に引き抜こうとする杭を挿通させ、更に作動杆にワイヤを引き込むことによって杭を締めつけ、次いで、前記作動杆の後端を押し下げることによる梃子作用を利用して、前記杭を上方に引き抜くように構成した杭抜き器が知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来のものは、ワイヤの環状部に挿通させた杭に対するワイヤの安定した締めつけ力を維持することができないので、杭を上方に引き抜く際にワイヤのスリップが発生して杭抜き器としての十分な期待効果を得ることができなかった。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解決することを目的として創案したもので、地中に打ち込まれた支柱を引き抜く際に使用する支柱抜き具であって、該支柱抜き具の掛着部材を自在鉤状に形成して支柱に掛着させると共に、前記掛着部材を梃子支点として支柱を引き抜くように構成したことを第1の特徴としている。 【0005】そして、掛着部材に連結杆を介して設けた梃子杆により支柱を引き抜くように構成したことを第2の特徴としている。 【0006】 【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、1は本発明に係る支柱抜き具であり、この支柱抜き具1は、地中に打ち込まれた支柱2に掛着する掛着部材3と、該掛着部材3に固着する把手4から構成してある。 【0007】前記掛着部材3は、コ字状に曲げ加工した金属製プレートからなり、その上側曲げ部3aに、前記支柱2の外径に対応する略半円の切り欠きK1を設けると共に、下側曲げ部3bには、前記切り欠きK1と直交する方向に切り欠きK2を設けて支柱2に嵌装するように形成してある。つまり、前記両切り欠きK1,K2によって掛着部材3は、いわゆる自在鉤の如く支柱2に対して任意の高さに掛着することができ、しかも、その上下位置調整も簡単に行える。 【0008】そして、前記掛着部材3を支柱2に対して任意の高さに掛着し、次いで、前記把手4を上方に引き上げ(図中矢印方向)ることによって、前記両切り欠きK1,K2を梃子支点として支柱2を引き抜くように構成してある。即ち、上述した本発明の支柱抜き具1は、自在鉤状に形成した掛着部材3の極めて簡単な構造によって支柱2を引き抜く際のスリップを確実に防止でき、しかも、支柱抜き具1の上下位置調整も自在に行えることから、支柱抜き具としての十分な期待効果を得ることができる。 【0009】また、図2及び図3に示すものは、地中に打ち込まれた支柱2を更に軽微な力で引き抜けるようにした支柱抜き具1であって、該支柱抜き具1はコ字状に曲げ加工した金属製プレートからなる掛着部材3と、該掛着部材3に連結杆5を介して設けた長尺梃子杆6から構成してある。 【0010】更に詳しくは、前記掛着部材3の上側曲げ部3aと下側曲げ部3bには、前記支柱2の外径に対応して相反する方向に略半円の切り欠きK1,K2を設けてあり、それによって掛着部材3を支柱2に嵌装するように構成してある。即ち、前記両切り欠きK1,K2によって掛着部材3は、自在鉤の如く支柱2に対して任意の高さに掛着することができ、しかも、その上下位置調整も簡単に行える。そして、前記掛着部材3と長尺梃子杆6とは、連結杆5を介して互いに揺動可能に連結してあり、それによって掛着部材3を支柱2に嵌装する際の長尺梃子杆6の地面に対するセット角度を融通調節することができる。 【0011】また、前記長尺梃子杆6の先端側には、地面に接当する揺動自在な支持台7を設けると共に、後端には操作グリップ8を取着してある。 【0012】つまり、上述した構成による支柱抜き具1は、先ず掛着部材3を支柱2に対して任意の高さに掛着し、次いで、支持台7を起点する長尺梃子杆6の地面に対するセット角度を作業のし易い角度に調節すると共に、該長尺梃子杆6の操作グリップ8を把持して上方に引き上げることにより、前記掛着部材3の両切り欠きK1,K2を梃子支点として支柱2を引き抜くように構成したもので、前記長尺梃子杆6の梃子作用によって、更に軽微な力で地中に打ち込まれた支柱2を引き抜くことができるようになる。 【0013】 【発明の効果】以上説明したように本発明は、地中に打ち込まれた支柱2を引き抜く際に使用する支柱抜き具1の掛着部材3を自在鉤状に形成して支柱2に掛着させる共に、前記掛着部材3を梃子支点として支柱2を引き抜くように構成したもので、自在鉤状に形成した掛着部材3の極めて簡単な構造によって支柱2を引き抜く際のスリップを確実に防止でき、しかも、支柱抜き具1の上下位置調整も自在に行えることから、支柱抜き具としての十分な期待効果が得られる。 【0014】また、掛着部材3に連結杆5を介して設けた梃子杆6により支柱2を引き抜くように構成したことによって、前記梃子杆6の梃子作用によって、更に軽微な力で地中に打ち込まれた支柱2を引き抜くことができるようになる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001878 【氏名又は名称】三菱農機株式会社 【住所又は居所】島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地1
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| 【出願日】 |
平成13年11月22日(2001.11.22) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2003−158924(P2003−158924A) |
| 【公開日】 |
平成15年6月3日(2003.6.3) |
| 【出願番号】 |
特願2001−356845(P2001−356845) |
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