トップ :: A 生活必需品 :: A01 農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業




【発明の名称】 コンバインの排藁処理制御装置
【発明者】 【氏名】大崎 正美
【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内

【要約】 【課題】脱穀済みの排藁を後処理する後処理作業機のドロッパ装置、及び結束装置、又はカッタ装置への切換制御を機体を一時停止させずに切換操作できるようにしようとするものである。

【解決手段】脱穀済みで排出する排藁を後処理する後処理作業機の結束装置7、又はカッタ装置6、及びドロッパ装置5、又はカッタ装置6に切換えする切換パターン位置の切換制御は、GPS衛星からの電波を受信する受信装置9で受信する信号で検出する機体1aの位置情報に基づいて、各作業機5,6,7は切換パターン位置で制御装置21により、自動切換制御する構成である。又、切換パターンは複数通り設定記憶させて、選択手段32の操作で一種類の切換パターンを選択する。更にカッタ装置6は長寸切断と、短寸切断とに切換自在とした構成である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 脱穀室4で脱穀済みで排出する排藁を後処理する各種作業機である結束する結束装置7と、所定長さに切断するカッタ装置6と、排稈を受けて圃場へ排出するドロッパ装置5等を載置して、後処理作業をこれら結束装置7、又はカッタ装置6、及びドロッパ装置5、又はカッタ装置6へ切換自在に設けると共に、GPS衛星からの電波を受信する受信装置9を機体1aに設けたコンバインにおいて、GPS衛星からの信号による該機体1aの位置情報に基づいて、結束装置7、又はカッタ装置6、及びドロッパ装置5、又はカッタ装置6を設定して記憶させた切換パターン位置で自動切換制御する制御装置21を設けたことを特徴とするコンバインの排藁処理制御装置。
【請求項2】 前記結束装置7、又はカッタ装置6、及びドロッパ装置5、又はカッタ装置6への切換パターンを複数通り設定して記憶させた切換パターンを選択する選択手段32を設け、GPS衛星からの信号による機体1aの位置情報に基づいて、選択手段32で選択した切換パターン位置で、結束装置7、又はカッタ装置6、及びドロッパ装置5、又はカッタ装置6へ自動切換制御する制御装置21を設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインの排藁処理制御装置。
【請求項3】 脱穀済みで排出する排藁を長寸切断と、短寸切断とに切換自在なカッタ装置6を設けると共に、GPS衛星から電波を受信する受信装置9を機体1aに設けたコンバインにおいて、GPS衛星からの信号による機体1aの位置情報に基づいて、カッタ装置6の設定して記憶させた長寸切断位置、又は短寸切断位置で自動切換制御する制御装置21を設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインの排藁処理制御装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、脱穀済みで排出する排藁を後処理する各作業機の結束装置、又はカッタ装置、及びドロッパ装置、又はカッタ装置に切換えする切換パターン位置の切換制御は、GPS衛星からの電波を受信する受信装置で受信する信号で検出する機体の位置情報に基づいて、各作業機は切換パターン位置で制御装置により、自動切換制御する技術であり、コンバインの排藁処理制御装置として利用できる。
【0002】
【従来の技術】穀稈を脱穀処理する脱穀機を載置したコンバインで、立毛穀稈の収穫作業は、このコンバインの走行車台の前部に設けた刈取機で立毛穀稈は刈取りされ、この刈取り穀稈はこの刈取機で後方上部へ移送され、走行車台の上側へ載置した脱穀機へ引継ぎされ、この脱穀機の脱穀室内を挟持移送中に脱穀され、脱穀済み穀粒は選別され、脱穀機の横側に設けた穀粒貯留タンク内へ移送供給され、一時貯留される。
【0003】前記脱穀機へ挟持移送されて、脱穀済みで排出する排藁は、排藁移送装置へ引継ぎされて移送されるが、この排藁はこの脱穀機の後部に設けて、各種の後作業する作業機である。排藁を一度受けて所定量に達すると、圃場へ固めて排出するドロッパ装置と、排藁を受けて所定長さに切断して排出するカッタ装置と、排藁を受けて所定径に達すると、結束して排出する結束装置を設けている。
【0004】収穫作業中の排藁の処理は、例えば、圃場の長辺側の最初の一列目の往路と、復路とは、前記ドロッパ装置、及び結束装置で処理され、又、次の二列目の往路と、復路とは、カッタ装置で排藁を処理する。この処理作業が順次繰返し行われるが、このときは、各収穫作業列毎に、コンバインを一時停止させて、ドロッパ装置、及び結束装置、又はカッタ装置へ排藁を供給、又供給を停止する各切換弁の切換操作と、カッタ装置、及び結束装置の作動、及び停止の切換操作とが行われ、各列毎に後作業の排藁処理が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】各列毎に、排藁の処理はドロッパ装置、及び結束装置で処理したり、又、カッタ装置で処理したりすることにより、コンバインの走行を一時停止させて、各切換弁の切換操作したり、又、カッタ装置、及び結束装置等を作動操作することにより、連続的に収穫作業ができず、このために、作業能率が低下したり、又、各種の後作業する作業機を自動選択したり、自動切換えしたりすることができなかったが、この発明により、これらの問題点を解決しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このために、この発明は、請求項1に記載の発明においては、脱穀室4で脱穀済みで排出する排藁を後処理する各種作業機である結束する結束装置7と、所定長さに切断するカッタ装置6と、排稈を受けて圃場へ排出するドロッパ装置5等を載置して、後処理作業をこれら結束装置7、又はカッタ装置6、及びドロッパ装置5、又はカッタ装置6へ切換自在に設けると共に、GPS衛星からの電波を受信する受信装置9を機体1aに設けたコンバインにおいて、GPS衛星からの信号による該機体1aの位置情報に基づいて、結束装置7、又はカッタ装置6、及びドロッパ装置5、又はカッタ装置6を設定して記憶させた切換パターン位置で自動切換制御する制御装置21を設けたことを特徴とするコンバインの排藁処理制御装置としたものである。
【0007】脱穀機を載置したコンバインで、立毛穀稈の収穫作業は、このコンバインの走行車台の前部に設けた刈取機で立毛穀稈は刈取りされ、この刈取り穀稈はこの刈取機で後方上部へ移送され、走行車台の上側へ載置した脱穀機へ引継ぎされ、この脱穀機の脱穀室4内を挟持移送中に脱穀され、脱穀済み穀粒は選別され、脱穀機の横側へ設けた穀粒貯留タンク内へ移送供給され、一時貯留される。
【0008】前記脱穀機で挟持移送する脱穀済みで排出する排藁は、排藁移送装置へ引継ぎされて移送されるが、この排藁は脱穀機の後部へ順次設けて、各種の後作業する後処理作業機の排藁を一度受けて所定量に達すると、圃場へ固めて排出するドロッパ装置5、排藁を所定長さに切断して排出するカッタ装置6と、排藁を受けて所定径に達すると、結束して排出する結束装置7とを設けている。又、コンバインの機体1aには、GPS衛星からの電波を受信する受信装置9を設け、GPS衛星からの信号により、機体1aの位置が検出され、この機体1aの位置情報を得る構成である。
【0009】収穫作業中の排藁の処理は、例えば、圃場の長辺側の最初の一列目の往路と、復路とは、前記カッタ装置6で排藁は処理され、又、次の二列目の往路と、復路とは、ドロッパ装置5、及び結束装置7で排藁は処理される。この処理作業を順次繰返し行う切換パターン位置は、制御装置21のROMへ設定して記憶させた構成であり、GPS衛星からの信号による機体1aの位置情報は、制御装置21へ入力され、この機体1aの位置情報に基づいて、ドロッパ装置5、又はカッタ装置6、及び結束装置7、又はカッタ装置6へ排藁を供給する各切換弁の制御と、カッタ装置6、及び結束装置7の始動、及び停止の制御が制御装置21により、自動制御されて、設定記憶の切換パターン位置でドロッパ装置5、又はカッタ装置6、及び結束装置7、又はカッタ装置6へ自動切換制御されて、後作業の排藁処理が行われる。
【0010】請求項2に記載の発明においては、前記結束装置7、又はカッタ装置6、及びドロッパ装置5、又はカッタ装置6への切換パターンを複数通り設定して記憶させた切換パターンを選択する選択手段32を設け、GPS衛星からの信号による機体1aの位置情報に基づいて、選択手段32で選択した切換パターン位置で、結束装置7、又はカッタ装置6、及びドロッパ装置5、又はカッタ装置6へ自動切換制御する制御装置21を設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインの排藁処理制御装置としたものである。
【0011】前記脱穀機で挟持移送する脱穀済みで排出する排藁は、排藁移送装置へ引継ぎされて移送されるが、この排藁は脱穀機の後部へ順次設けて、各種の後作業する後処理作業機のドロッパ装置5、カッタ装置6と、結束装置7等とにより、処理する構成であり、この処理方法の切換パターンを複数通り設定して記憶させた切換パターンを選択する選択手段32を設けた構成である。又、GPS衛星からの電波を受信する受信装置9を設け、GPS衛星からの信号により、機体1aの位置が検出され、この機体1aの位置情報を得る構成である。
【0012】収穫作業中の排藁の処理は、制御装置21へ設定して記憶させた複数通りの切換パターンの内から選択手段32を操作して、一種類の切換パターンを選択し、この選択したパターンは、例えば、圃場の長辺側の最初の一列目の往路と、復路とは、カッタ装置6で排藁は処理され、圃場面へ排出される。又、次の二列目と、三列目との往路と、復路とは、ドロッパ装置5、及び結束装置7で排藁は処理され、圃場面へ排出される。
【0013】この処理作業を順次繰返し行う切換パターン位置は、制御装置21のROMへ設定して記憶させた構成であり、GPS衛星から信号による機体1aの位置情報が制御装置21へ入力され、この機体1aの位置情報に基づいて、ドロッパ装置5、結束装置7、カッタ装置6等へ排藁を供給する各切換弁の切換制御と、カッタ装置6、及び結束装置7の始動、及び停止の制御が制御装置21により、自動制御されて、設定記憶の切換パターン位置でドロッパ装置5、及び結束装置7、又はカッタ装置6へ切換えられて、後作業の排藁処理が行われる。
【0014】請求項3に記載の発明においては、脱穀済みで排出する排藁を長寸切断と、短寸切断とに切換自在なカッタ装置6を設けると共に、GPS衛星から電波を受信する受信装置9を機体1aに設けたコンバインにおいて、GPS衛星からの信号による機体1aの位置情報に基づいて、カッタ装置6の設定して記憶させた長寸切断位置、又は短寸切断位置で自動切換制御する制御装置21を設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインの排藁処理制御装置としたものである。
【0015】前記脱穀機で挟持移送する脱穀済みで排出する排藁は、排藁移送装置へ引継ぎされて、脱穀機の後部のカッタ装置6へ供給されて長寸切断、又は短寸切断に切断されて機外へ排出される。前記カッタ装置6で切断する排藁は、長寸切断位置、又は短寸切断位置で切換えるべく制御装置21へ設定して記憶させた。長寸切断位置、又は短寸切断位置で切換制御される構成である。GPS衛星からの信号により、機体1aの位置が検出され、この機体1aの位置情報が制御装置21へ入力され、この機体1aの位置情報に基づいて、長寸切断位置、又は短寸切断位置で自動切換えられて、排藁は長寸切断、又は短寸切断されて、機外で圃場面へ排出される。
【0016】
【発明の効果】請求項1に記載の発明においては、コンバインの機体1aに設けたGPS衛星からの電波を受信する受信装置9で、機体1aの位置情報を得ることにより、ドロッパ装置5、又はカッタ装置6、及び結束装置7、又はカッタ装置6へ切換えは、設定した切換パターン位置で、コンバインを停止させることなく、自動で切換えが行われることにより、連続的に各種の後処理作業機で排藁処理作業ができる。又、排藁処理作業の能率が向上する。
【0017】請求項2に記載の発明においては、機体1aに設けたGPS衛星からの電波を受信する受信装置9で、機体1aの位置情報を得ることにより、ドロッパ装置5、又はカッタ装置6、及び結束装置7、又はカッタ装置6へ切換える設定記憶の複数通りの切換パターンを選択手段32を操作して選択すると、この選択した切換パターン位置で切換制御されることにより、コンバインを停止させることなく、自動で切換えが行われることにより、連続的に各種の後作業機で排藁処理作業ができる。又、排藁処理作業の能率が向上する。更に好みの作業状態を容易に選択することができる。
【0018】請求項3に記載の発明においては、コンバインの機体1aに設けたGPS衛星からの電波を受信する受信装置9で、機体1aの位置が検出され、この機体1aの位置情報を得ることにより、脱穀済みで排出する排藁をカッタ装置5で設定記憶の長寸切断の位置、又は短寸切断の位置での切換えは、制御装置21で自動切換制御が行われることにより、連続的に排藁処理作業ができる。又、排藁処理作業の能率が向上する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。コンバイン1の走行車台2の上側へ載置した脱穀機3の脱穀室4内で脱穀済み排藁を後処理する各種の後処理機は、脱穀機3の後方部にドロッパ装置5、カッタ装置6、結束装置7、又はチョッパ切断装置8等を設けた構成であると共に、GPS衛星から電波を受信する受信装置9をコンバイン1の機体1aに設けた構成である。ドロッパ装置5、カッタ装置6、及び結束装置7へ排藁を切換える切換パターン位置での切換制御、又、カッタ装置6で排藁を長寸切断位置、又は短寸切断位置で切換える切換制御、及び受信装置9等を主に図示して説明する。
【0020】前記自脱型のコンバイン1の走行車台2の下側には、図5で示す如く土壌面を走行する左右一対の走行クローラ10aを張設した走行装置10を配設し、走行車台2の上側には、脱穀機3を載置した構成である。走行車台2の前側の刈取機11で立毛穀稈を刈取りし、この刈取り穀稈は、この刈取機11で後方上部へ移送され、脱穀機3のフィードチェン12aと、挟持杆12bとで引継ぎされて、脱穀室4内を挟持移送されながら脱穀される。脱穀済みで選別済み穀粒は、脱穀機3の右横側に配設した穀粒貯留タンク13内へ一時貯留される。
【0021】前記走行車台2の前側には、図5で示す如く前端位置から立毛穀稈を分離するナローガイド14a、及び分草体14bと、立毛穀稈を引起す引起装置15aと、引起された穀稈を掻込みする穀稈掻込移送装置16の掻込装置16aと、掻込された穀稈を刈取る刈刃装置15bと、刈取りされた穀稈を挟持移送して、脱穀機3のフィードチェン12aと、挟持杆12bとへ受渡しする穀稈掻込移送装置16の根元・穂先移送装置16b,16c等からなる刈取機11を設けている。該刈取機11は、油圧駆動による伸縮シリンダ17により、土壌面に対して、昇降自在に移動する構成である。
【0022】前記刈取機11の前方下部から後方上部へ傾斜する支持杆18aの上端部には、左右方向の支持パイプ杆18bを設け、この支持パイプ杆18bを走行車台2の上側面に設けた支持装置18cで回動自在に支持させて、伸縮シリンダ17の作動により、刈取機11は支持パイプ杆18bを回動中心として、上下に回動する構成である。
【0023】前記脱穀機3側の前部には、図5、及び図6で示す如く自脱型、又は後述する汎用型の各コンバイン1を始動、停止、及び各部を調節等の操作を行う操作装置19aと、これら操作を行う作業者が搭乗する操縦席19bとは、操作フレーム19cで形成した操作室19d内へ設け、この操縦席19bの下側で、走行車台2の上側面には、エンジン20を載置すると共に、後方部には、穀粒貯留タンク13を配設する。これら走行装置10と、刈取機11と、脱穀機3と、エンジン20等により、自脱型のコンバイン1の機体1aを形成した構成である。
【0024】前記刈取機11の穀稈掻込移送装置16によって形成される穀稈移送経路中には、刈取られて移送される穀稈に接触作用することにより、脱穀機3へ穀稈の供給の有無を検出する穀稈センサ11aを設けた構成である。前記自脱型と、後述する汎用型との各コンバイン1には、図5、及び図6で示す如くGPS衛星からの電波を受信する各受信装置9は、各操作室19dを形成する各操作室フレーム19cの天井部へ装着して設けた構成であり、受信した電波は各制御装置21へ入力され、この入力により、各コンバイン1の機体1aの現在位置を検出する構成である。
【0025】前記自脱型のコンバイン1の脱穀機3のフィードチェン12aと、挟持杆12bとにより、脱穀機3の脱穀室4内を挟持移送されて、脱穀された脱穀済み排藁は、フィードチェン12aと、挟持杆12bとより、引継ぎ後方へ移送する排藁移送装置22を設けた構成である。
【0026】前記脱穀機3の後部の排藁移送装置22の後部には、排藁を後処理作業する作業機を順次設けた構成である。この各作業機は排藁の供給を受けて、所定量(所定重量)に達すると、自重で回転して支持した排藁を圃場面へ固めて排出するドロッパ装置5と、このドロッパ装置5の後側下部には、排藁の供給を受けて、長寸切断、又は短寸切断の所定長さに切断して、圃場面へ排出するカッタ装置6と、ドロッパ装置5の後側上部には、排藁の供給を受けて、所定径に達すると結束して、圃場面へ排出する結束装置7を設けた構成である。
【0027】前記ドロッパ装置5へ排藁が供給されるときは、前側に設けた前切換弁23aを開閉操作する油圧駆動による前シリンダ23cが作動制御され、前開閉弁23aが開状態に作動制御される。これによって、排藁はドロッパ装置5へ供給され、所定量(所定重量)に達すると、このドロッパ装置5は自重で回転して、支持していた排藁は圃場面へ固めて排出される構成である。
【0028】前記カッタ装置6へ排藁が供給されるときは、前切換弁23aは前シリンダ23cで閉状態に作動制御されると共に、後切換弁23bを開閉操作する油圧駆動による後シリンダ23dが作動制御され、後開閉弁23bが開状態に作動制御されると共に、カッタ装置6を回転、又は回転停止するカッタモータ24aが回転駆動制御される。これによって、排藁はドロッパ装置5の供給部を通過して、カッタ装置6へ供給され、このカッタ装置6で所定長さに切断され、圃場面へ排出される構成である。
【0029】前記結束装置7へ排藁が供給されるときは、前・後切換弁23a,23bは前・後シリンダ23c,23dで閉状態に作動制御されると共に、結束装置7を回転、又は回転停止する結束モータ24bが回転駆動制御される。これによって、排藁はドロッパ装置5、及びカッタ装置6の供給部を通過して、結束装置7へ供給され、この結束装置7で所定径に達すると結束され、圃場面へ排出される構成である。
【0030】前記排藁移送装置22で移送される排藁は、後作業機であるドロッパ装置5、又はカッタ装置6、又は結束装置7のいずれかへ供給されて、後処理作業が行われる構成である。前記汎用型のコンバイン1の走行車台2の下側には、図6で示す如く土壌面を走行する左右一対の走行クローラ10aを調節した走行装置10を配設し、走行車台2の上側には、脱穀機3を載置した構成である。走行車台2の前部の刈取機11で立毛穀稈を刈取りし、この刈取り穀稈は、この刈取機11の掻込移送ローラ装置25で掻込みされ、移送コンベア装置26で引継ぎされて、後方上部へ移送され、脱穀機3の脱穀室4内へ供給されて、脱穀される構成である。脱穀済みで選別済み穀粒は、脱穀機3の右横側へ配設した穀粒貯留タンク13内へ一時貯留される構成である。
【0031】前記走行車台2の前部には、図6で示す如く刈取機11を設け、この刈取機11は前端部より、刈取りする立毛穀稈を分離する左右両側端部には、分草体14bを設け、この分草体14bの上側には、刈取る立毛穀稈を引起し、及び掻込するリール装置27は支持装置27aで上下回動自在で、回転自在に軸支して設けた構成である。
【0032】前記リール装置27の下側で、左右両側の分草体14b,14b間には、図6で示す如く刈刃装置15bを設けた構成である。刈刃装置15bの後側には、刈取り穀稈を掻込み、及び横方向へ移送する掻込移送ローラ装置25を設け、この掻込移送ローラ装置25の後側には、刈取り穀稈を引継ぎ後方上部へ移送する移送コンベア26を設けた構成である。
【0033】前記移送コンベア26で後方上部へ移送された刈取り穀稈は、脱穀機3の脱穀室4内へ供給され、この脱穀室4内で脱穀され、脱穀済みで、選別済み穀粒は穀粒貯留タンク13内へ揚送供給される構成である。前記脱穀機3の脱穀室4の後端部には、脱穀処理された排藁処理物である排藁を排出する排出口4aを設けた構成である。脱穀済みの排塵物である排藁を切断するチョッパ切断装置8と、調節弁8aとは、排出口4aの下側に設けた構成である。
【0034】前記チョッパ切断装置8と、調節弁8aとにより、排藁をそのままの長寸のままでの排出、又は短寸切断して排出する両者を行う構成である。チョッパ切断装置8はマルチカッタモータ28で回転、及び回転停止制御する構成である。又、調節弁8aは油圧駆動による調節弁シリンダ28aで開閉制御する構成である。この調節弁シリンダ28aの作動により、調節弁8aをチョッパ切断装置8へ近接移動させると、排藁は短寸法で切断されて、圃場面へ排出される構成である。又、調節弁8aをチョッパ切断装置8から遠くへ移動させると共に、このチョッパ切断装置8を停止させると、排藁は長寸法で切断されずに、長寸法のままで圃場へ排出される構成である。このときは、チョッパモータ28は停止状態で、チョッパ切断装置8は停止状態の構成である。
【0035】前記各走行車台2の前端部に装架した走行用の走行ミッションケース29内の伝動機構の伝動経路中には、その出力に基づいて、走行車速を検出するポテンションメータ方式の車速センサ29aを設けた構成である。前記各穀粒貯留タンク13内に貯留した穀粒を機外へ排出するこの穀粒貯留タンク13の後側には、縦移送螺旋30aを内装した排出支持筒30を略垂直姿勢で旋回自在に装着して設け、この排出支持筒30の上端部には、その全長がコンバイン1の前後長に亘る機外へ穀粒を排出する排出螺旋31aを伸縮自在に内装した排出オーガ31を伸縮自在、上下回動自在、及び左右旋回自在に前後方向に配設した構成である。
【0036】前記自脱型のコンバイン1に設けた後処理作業機であるドロッパ装置5、又はカッタ装置6、及び結束装置7、又はカッタ装置6へ切換えする切換パターンは、制御装置21に設けたROM21aへ設定して記憶させた構成である。又、この切換パターンは複数通りの切換パターンを、該ROM21aへ設定して記憶された構成であり、この複数通りの切換パターンを選択して設定するロータリ抓み方式でON−OFFスイッチ方式の選択手段32を設けた構成である。この選択手段32の操作位置により、設定して記憶させた複数通りの切換パターンの内の一種類の切換パターンを選定できる構成である。
【0037】前記汎用型のコンバイン1に設けた、脱穀機3の排出口4aから排出される排藁の後処理作業機であるチョッパ切断装置8で長寸の排出と、短寸切断して排出とに切換えする切換抓み34の切換操作は、制御装置21に設けたCPU21bへ入力される構成である。
【0038】前記自脱型のコンバイン1で排藁の後処理作業機であるドロッパ装置5、又はカッタ装置6、及び結束装置7、又はカッタ装置6で排藁処理するときの切換制御は、図1で示す如くドロッパ装置5、又はカッタ装置6、及び結束装置7、又はカッタ装置6を選定する選定摘み33を操作して、例えば、結束装置7と、カッタ装置6とを選定すると、この選定操作が制御装置21のCPU21bへ入力され、この入力により、結束装置7と、カッタ装置6との両者が作動すべく、カッタモータ24aと、結束モータ24bとは、始動制御される構成であると共に、排藁はカッタ装置6、又は結束装置7へ供給すべく、前・後切換弁23a,23bを開閉制御する前・後シリンダ23c,23dが作動制御される構成である。又、制御装置21のROM21aへ設定して記憶させた切換パターンで、カッタ装置6と、結束装置7とは、作動制御される構成である。更にGPS衛星からの電波を受信装置9で受信して、この受信が制御装置21のCPU21bへ入力され、この入力により、コンバイン1の機体1aの位置が検出され、この検出により、機体1aの位置情報として出力される構成である。
【0039】前記自脱型のコンバイン1の収穫作業で、脱穀済み排藁の後処理作業の作用は、下述の如く行われる構成である。例えば、設定抓み33の操作で、結束装置7と、カッタ装置6とを選定すると、この結束装置7と、カッタ装置6とにより、排藁の後処理作業が行われる。図2で示す如く圃場の長辺側の一列目の往路と、復路と、短辺側の両側(コンバイン1が旋回可能範囲)とは、ROMへ設定して記憶させたカッタ装置6が作動されて、排藁は所定長さに切断され、圃場面へ排出される。二列目の旋回部位置まで収穫作業が終了すると、受信装置9で受信する信号によるコンバイン1の機体1aの位置情報により、二列目の往路と、復路とは、結束装置7で排藁を結束すべく、排藁はこの結束装置7へ供給されるべく、前・後切換弁23a,23bは切換制御されると共に、結束装置7は始動されて、二列目へ旋回操作されると同時に、この結束装置7で排藁は所定径に結束され、圃場面へ排出される。カッタ装置6と、結束装置7とは、機体1aが設定して記憶させた切換パターン位置へ走行すると、自動切換制御されて、排藁は切断作業と、結束作業とに自動切換制御が繰返し行われる構成である。又、結束装置7に変えて、ドロッパ装置5を選定したときは、このドロッパ装置5と、カッタ装置6とは自動切換制御され、排藁の処理作業が行われる。
【0040】これにより、前記自脱型のコンバイン1の機体1aに設けたGPS衛星からの電波を受信する受信装置9により、機体1aの位置情報を得ることにより、ドロッパ装置5、カッタ装置6、結束装置7へ切換えを、設定した切換パターン位置で、コンバイン1を停止させることなく、自動で切換えが行われることにより、連続的に各種の排藁処理作業ができる。又、排藁処理作業の能率が向上する。更に予めカッタ装置6で切断する藁量を決めることができ、圃場へ有機物の還元の過多を防止することができる。
【0041】前記自脱型のコンバイン1で排藁の後処理作業機であるドロッパ装置5、又はカッタ装置6で排藁処理、及び結束装置7、又はカッタ装置6で排藁処理するときの切換制御は、図1で示す如くドロッパ装置5、又はカッタ装置6、及び結束装置7、又はカッタ装置6を選定する選定抓み33を操作して、例えば、結束装置7と、カッタ装置6とを選定すると、この選定操作と、切換パターンを複数通り設定して記憶させた切換パターンを選択する操作装置19aに設けた選択手段32を操作して、各種類の切換パターンの内から一種類の切換パターンを選択すると、この選択操作とは、制御装置21のCPU21bへ入力され、この入力により、結束装置7と、カッタ装置6との両者が作動すべく、カッタモータ24aと、結束モータ24bとは、始動制御される構成であると共に、排藁はカッタ装置6、又は結束装置7へ供給すべく、前・後切換弁23a,23bを開閉制御する前・後シリンダ23c,23dが作動制御される構成である。又、制御装置21のROM21aへ設定して記憶された切換パターンの内の選択手段32で選択した切換パターンで、カッタ装置6と、結束装置7とは、作動制御される構成である。更にGPS衛星からの電波を受信装置9で受信して、この受信が制御装置21のCPU21bへ入力され、この入力により、コンバイン1の機体1aの位置が検出され、この検出により、機体1aの位置情報として出力される構成である。
【0042】前記自脱型のコンバイン1の収穫作業で、脱穀済み排藁の後処理作業の作用は、下述の如く行われる構成である。例えば、選定抓み33の操作で結束装置7と、カッタ装置6とを選定すると、この結束装置7と、カッタ装置6とにより、排藁の後処理作業が行われると共に、選択手段32の操作で選択した切換パターンにより、結束装置7と、カッタ装置6とは自動切換制御される構成である。図3で示す如く選択した切換パターンは、圃場の長辺側の一列目の往路と、復路と、短辺側の両側(コンバイン1が旋回可能範囲)とは、ROM21aへ設定して記憶させたカッタ装置6が作動されて、排藁は所定長さに切断され、圃場面へ排出される。二列目の旋回部位置まで収穫作業が終了すると、受信装置9で受信した信号によるコンバイン1の機体1aの位置情報により、二列目と、三列目の往路と、復路とは、結束装置7で結束すべく、排藁はこの結束装置7へ供給されるべく、前・後切換弁23a,23bは切換制御されると共に、結束装置7は始動されて、二列目へ旋回されると同時に、この結束装置7で排藁は所定径に結束され、圃場面へ排出される。カッタ装置6と、結束装置7とは、機体1aが設定して記憶させて、選択した切換パターン位置へ走行すると、自動切換制御されて、排藁は切断作業と、結束作業とに自動切換制御が繰返し行われる構成である。又、結束装置7に変えて、ドロッパ装置5を選定したときには、このドロッパ装置5と、カッタ装置6とに自動切換制御され、排藁処理作業が行われる。
【0043】これにより、前記自脱型のコンバイン1の機体1aに設けたGPS衛星からの電波を受信する受信装置9により、機体1aの位置情報を得ることにより、ドロッパ装置5、カッタ装置6、結束装置7へ切換えを、選択した切換パターン位置で、コンバイン1を停止させることなく、自動で切換えが行われることにより、連続的に各種の排藁処理作業ができる。又、排藁処理能率が向上する。予めカッタ装置6で切断する藁量を決めることができ、圃場へ有機物の還元の過多を防止することができる。更に好みの作業状態を容易に選択することができる。
【0044】前記自脱型のコンバイン1で脱穀機3から排出され、排藁移送装置22へ引継ぎされて移送される排藁は、カッタ装置6へ供給され、このカッタ装置6のカッタ刃6aは刃移動モータ24cで移動することにより、長寸切断、又は短寸切断への切換制御が行われる構成である。この切換制御は、図1で示す如くカッタ装置6へ切換える切換抓み34と、長短切換抓み35との操作より、カッタ装置6への切換えと、長寸切断、又は短寸切断への切換制御とが行われる構成であり、これら両操作は制御装置21のCPU21bへ入力され、この入力により、カッタモータ24a、及び刃移動モータ24cは始動、及び停止制御されると共に、前・後切換弁23a,23bを開閉制御する前・後シリンダ23c,23dは作動、及び作動停止制御される構成である。更にGPS衛星からの電波を受信装置9で受信して、この受信が制御装置21のCPU21bへ入力され、この入力により、各コンバイン1の機体1aの位置が検出され、この検出により、機体1aの位置情報として、出力される構成である。
【0045】前記自脱型のコンバイン1の収穫作業で、脱穀済み排藁の後処理作業の作用は、下述の如く行われる構成である。例えば、切換抓み34と、長短切換抓み35との操作により、カッタ装置6のカッタモータ24aと、刃移動モータ24cとが始動制御されると共に、前・後切換弁23a,23bを開閉操作する前・後シリンダ23c,23dが作動制御される。
【0046】図4で示す如く前記制御装置21のROM21aへ設定した圃場の長辺側の往路と、復路と、短辺側の両側とは、カッタ装置6で排藁は短寸法に切断され、圃場面へ排出される。二列目の旋回部位置まで収穫作業が終了すると、受信装置9で受信した信号によるコンバイン1の機体1aの位置情報により、二列目の往路と、復路とは、カッタ装置6は排藁を長寸法に切断すべく、カッタ刃6aは切換制御され、長寸切断され、圃場面へ排出される。又、長寸切断と、短寸切断とは、複数通りをROM21aへ設定記憶されて、選択手段32を操作して、一種類の切換パターンを選択して、排藁処理する構成としてもよい。
【0047】前記カッタ装置6で長寸切断と、短寸切断とは、機体1aが設定して記憶させた位置へ走行すると、自動切換制御されて、排藁は長寸切断と、短寸切断とに一列毎に自動切換制御が繰返し行われ、排藁処理作業が行われる構成である。これにより、前記自脱型のコンバイン1の機体1aに設けたGPS衛星からの電波を受信する受信装置9で、機体1aの位置情報を得ることにより、脱穀済みで排出する排藁はカッタ装置6で設定した長寸切断の位置と、短寸切断の位置との切換制御は、自動切換えが行われることにより、コンバイン1を停止させることがなくなり、このために、連続作業ができて、作業効率のアップができる。又、予め短寸切りの藁量を決め、長寸切りの藁はベイラーで回収出来るので、圃場へ有機物の還元の過多を防止することができる。
【0048】前記汎用型のコンバイン1には、図6で示す如くチョッパ切断装置8で、脱穀機3の排出口3bから排出される排塵処理物である排藁を、そのままの長い状態で排出と、短寸切断に切断して排出する切断パターンの複数通りを、制御装置21のROM21aへ設定して記憶させた構成である。複数通りの切断パターンの選択は、図7で示す如く操作装置19aに設けた選択手段36を操作して、各種類の切換パターンの内から一種類の切換パターンを選択すると、この選択操作が制御装置21のCPU21bへ入力され、この入力により、排藁はチョッパ切断装置8で切断しない長寸で排出と、短寸切断とで排出に切換制御すべくチョッパモータ28の始動、及び停止制御と、調節シリンダ28aの作動、及び作動停止制御とが行われる構成である。更にGPS衛星からの電波を受信装置9で受信して、この受信が制御装置21のCPU21bへ入力され、この入力により、コンバイン1の機体1aの位置が検出され、この検出により、機体1aの位置情報として出力される構成である。
【0049】前記汎用型のコンバイン1の収穫作業で、脱穀済み排藁の後処理作業の作用は、下述の如く行われる構成である。例えば、選択手段36の操作でチョッパ切断装置8で排藁を切断しないで長寸で排出と、短寸切断で排出する複数通りを制御装置21のROM21へ設定して記憶させた切断パターンの内の一種類の切換パターンが選択され、又、切断抓み34の操作により、チョッパ切断装置8のチョッパモータ28aが始動制御されると共に、調節弁8aをチョッパ切断装置8へ近接させる調節シリンダ28aが作動制御される。
【0050】例えば、選択した切換パターンは、図8で示す如く前記制御装置21のROM21aへ設定記憶した圃場の長辺側の一列目の往路と、復路と、短辺側の両側とは、脱穀機3の排出口3aから排出される排藁処理物である排藁は、短寸法に切断され、圃場面へ排出される。二列目の旋回部位置まで収穫作業が終了すると、受信装置9で受信した信号によるコンバイン1の機体1aの位置情報により、二列目、及び三列目の往路と、復路とは、チョッパ切断装置8は停止状態へ切換制御され、排出口3aから排出される排藁は、切断されない状態の長寸法状態のままで、圃場面へ排出される。チョッパ切断装置8は切断しない長寸で排出と、短寸切断で排出とに切換制御は、機体1aが設定して記憶させた位置へ走行すると、自動切換制御されて、排藁は切断されずに長寸で排出と、切断されて短寸切断で排出とに自動切換制御が繰返し行われて、排藁処理作業が行われる構成である。
【0051】これにより、前記汎用型のコンバイン1の機体1aに設けたGPS衛星からの電波を受信する受信装置9により、機体1aの位置情報を得ることにより、チョッパ切断装置8は切断しない長寸で排出と、短寸切断で排出とへ切換えは、選択手段36の操作で複数通りの切換パターンが選択され、選択した切換パターン位置で長寸での排出と、短寸切断での排出とに自動切換制御されることにより、コンバイン1を停止させることなく、自動で切換えが行われることにより、連続的に各種の排藁処理作業ができる。又、排藁処理能率が向上する。予め短寸切断する藁量を決めることができ、圃場へ有機物の還元の過多を防止することができる。更に好みの作業状態を容易に選択することができる。
【0052】前記汎用型のコンバイン1の走行車台2へ載置した脱穀機3の脱穀室4の排出口4bの下部に設けたチョッパ装置8は、排出口4bから排出される排藁処理物である排藁へ作用して短寸に切断して排出、又は排藁へ作用させずに、そのまま排出される長寸切断の長藁排出との両者を行う構成である。
【0053】排藁の処理作業の短寸切断排出と、長寸切断(長藁)排出との切換制御は、図9で示す如くコンバイン1の刈取機11で刈取りする刈取り列(刈取り条)毎に、制御装置21により、自動で交互に切換制御する構成である。前記の切換制御は、チョッパモータ28の始動、及び停止と、調節シリンダ28aの作動、及び停止の制御は、制御装置21により、刈取りする列毎(条毎)に行われる構成である。刈取り列(条)の検出は、受信装置9の電波の受信により、コンバイン1の機体1aの位置が検出され、この検出の位置情報に基づいて、切換えを行う構成である。
【0054】これにより、前記コンバイン1を停止させることなく、チョッパ切断装置8を作動、及び停止の切換えができることにより、作業能率をアップさせることができる。又、予めチョッパ装置8で切断する藁量を決めることができる。更に長藁はベイラーで回収出来ることにより、圃場へ有機物の還元の過多を防止することができる。チョッパ切りした藁を圃場へ均等へ拡散させることができる。
【0055】前記自脱型のコンバイン1の走行車台2へ載置した脱穀機3の後部に設けたドロッパ装置5、カッタ装置6、結束装置7で、脱穀機3から排出される排藁は、排藁移送装置22で引継ぎ移送して、ドロッパ装置5、又カッタ装置6、及び結束装置7、又はカッタ装置6へ供給されて、排藁は後処理作業が行われる構成である。
【0056】排藁の処理作業のドロッパ装置5、又はカッタ装置6、及び結束装置7、又はカッタ装置6へ供給されて、排藁の処理の切換制御は、図10で示す如くコンバイン1の刈取機11で刈取る刈取り列(刈取り条)毎に制御装置21により、自動で交互に切換制御する構成である。
【0057】前記の切換制御は、前・後切換弁23a,23bを切換制御する前・後シリンダ23c,23dの作動、及び停止制御と、カッタモータ24a、及びカッタモータ24bの始動、及び停止の制御は、制御装置21により、刈取りする列毎(条毎)に行われる構成である。刈取り列(条)の検出は、受信装置9で電波の受信により、コンバイン1の機体1aの位置が検出され、この検出の位置情報に基づいて、切換えを行う構成である。
【0058】これにより、前記コンバイン1を停止させることなく、ドロッパ装置5、及び結束装置7、又はカッタ装置6への切換えができることにより、作業能率をアップさせることができる。又、予めカッタ装置6で切断する藁量を決めることができる。圃場へ有機物の還元の過多を防止することができる。
【0059】前記自脱型のコンバイン1の脱穀機3の後側には、カッタ装置6を設け、このカッタ装置6は排藁を切断するカッタ刃6aを移動自在に設け、排藁を長寸切りと、短寸切りとの両者へ切換制御が可能な構成である。前記コンバイン1が設定して記憶させた位置まで走行すると、カッタ装置6で切断する排藁の切断長さは、図11で示す如く長寸切り、又は短寸切りに制御装置21により、切換制御されて、切断される構成である。受信装置9で電波の受信により、コンバイン1の機体1aの位置が検出され、この検出の位置情報に基づいて、コンバイン1が設定記憶させた走行位置が検出され、この検出位置で排藁を長寸切り、又は短寸切りに切換制御する構成である。
【0060】これにより、前記コンバイン1を停止させることなく、カッタ装置6のカッタ刃6aの切換制御ができて、作業能率の向上を図ることができる。又、予め短寸切りの藁量を決めることができることにより、長寸切りの藁はベイラーで回収できるので、圃場へ有機物の還元の過多を防止することができる。
【0061】前記汎用型のコンバイン1の脱穀機3の後部には、チョッパ切断装置8を設け、このチョッパ切断装置8で排藁を切断しないので、そのまま長寸で排出、又は短寸切断して排出との両者へ切換制御が可能な構成である。前記コンバイン1が設定して記憶させた位置まで走行すると、排藁はチョッパ切断装置8で、図12で示す如く排藁は切断されて、短寸切断で排出、又は切断せずに長いままで排出に制御装置21により、切換制御されて、排藁は切断、又は未切断とすべく、チョッパ切断装置8が切換制御される構成である。受信装置9で電波の受信により、コンバイン1の機体1aの位置が検出され、この検出位置情報に基づいて、コンバイン1が設定記憶させた走行位置が検出され、この検出位置で排藁を切断、又は未切断へ切換制御される構成である。
【0062】これにより、コンバイン1を停止させることなく、チョッパ切断装置8で排藁の切断と、未切断とに切換制御されることにより、作業能率の向上を図ることができる。又、予め短寸切断の藁量を決めることができることにより、切断しなかった長藁はベイラーで回収できるので、圃場へ有機物の還元の過多を防止することができる。
【出願人】 【識別番号】000000125
【氏名又は名称】井関農機株式会社
【住所又は居所】愛媛県松山市馬木町700番地
【出願日】 平成14年2月18日(2002.2.18)
【代理人】
【公開番号】 特開2003−235333(P2003−235333A)
【公開日】 平成15年8月26日(2003.8.26)
【出願番号】 特願2002−40244(P2002−40244)