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【発明の名称】 コンバイン
【発明者】 【氏名】水倉 泰治
【住所又は居所】大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機株式会社内

【氏名】中川 渉
【住所又は居所】大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機株式会社内

【要約】 【課題】例えば扱深さまたは刈高さ調節などを行う他のスイッチ(106)(107)を前記レバー(97)に設置でき、ペダル(103)の足踏み操作によって必要なときだけ刈取部(8)を定回転に切換え操作を適正に行う。

【解決手段】刈取部(8)を車速同調または定回転駆動に切換えるコンバインにおいて、刈取部(8)定回転駆動させるペダル(103)を運転台(102)に設けることを特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】刈取部を車速同調または定回転駆動に切替えるコンバインにおいて、刈取部を定回転駆動させるペダルを運転台に設けることを特徴とするコンバイン。
【請求項2】運転席に座乗する作業者の乗降が制限されない位置で、作業者が足を載せる運転台のステップ上面にペダルを設けることを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
【請求項3】運転席の右斜前方で、操向ハンドルの右側の運転台のステップに、刈取部を定回転駆動させるペダルを設けることを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は穀稈を連続的に刈取って脱穀するコンバインに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、刈取部を車速同調または定回転駆動に切替える技術がある。(例えば特許文献1参照)
【0003】
【特許文献1】特開平4−341116号公報【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、刈取部を定回転駆動させるスイッチを走行変速用のレバーに設けて手で操作するから、例えば扱深さまたは刈高さ調節などを行う他のスイッチを前記レバーに設置するスペースをレバー握り部に容易に確保し得ないと共に、刈取部の定回転駆動を車速同調よりも低速にしたとき、定回転駆動のスイッチが誤操作されることにより、刈取部が車速と対応しない速度で駆動され、刈取部の搬送路に穀稈が詰まるなどの不具合が生じる等の問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、請求項1の如く、刈取部を車速同調または定回転駆動に切替えるコンバインにおいて、刈取部を定回転駆動させるペダルを運転台に設けるもので、例えば刈取部を定回転駆動させるスイッチを走行変速用のレバーに設けて手で操作する従来構造に比べ、例えば扱深さまたは刈高さ調節などを行う他のスイッチを前記レバーに設置し得、ペダルの足踏み操作によって必要なときだけ刈取部を定回転に切替える操作を適正に行い得るものである。
【0006】また、請求項2の如く、運転席に座乗する作業者の乗降が制限されない位置で、作業者が足を載せる運転台のステップ上面にペダルを設けるもので、作業者の乗降並びに作業者が立ち姿勢で行う作業などに必要なスペースを確保し乍ら、作業者が意識したときだけペダルを踏んで刈取部を定回転駆動に切替える操作を行い得、誤操作の防止並びに操作性の向上などを容易に図り得るものである。
【0007】また、運転席の右斜前方で、操向ハンドルの右側の運転台のステップに、刈取部を定回転駆動させるペダルを設けるもので、運転席に座乗した作業者の右手で操向ハンドルを握り、左手で変速レバーを握り、右足で前記ペダルを踏み、運転席に座乗した作業者が手足を一般の自動車感覚で動かして運転操作を行い得、また例えばクラッチペダル等の操作用として左足を用いることが可能であり、例えば軽トラックなどで圃場に移動した作業者によって少ない違和感で収穫作業の運転を行い得るものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1はチャフシーブの制御回路図、図2はコンバインの全体側面図、図3は同平面図であり、図中(1)は走行クローラ(2)を装設するトラックフレーム、(3)は前記トラックフレーム(1)に架設する機台、(4)はフィードチェン(5)を左側に張架し扱胴(6)及び処理胴(7)を内蔵している脱穀部、(8)は刈刃(9)及び穀稈搬送機構(10)などを備える刈取部、(11)は刈取フレーム(12)を介して刈取部(8)を昇降させる油圧シリンダ、(13)は排藁チェン(14)終端を臨ませる排藁処理部、(15)は脱穀部(4)からの穀粒を揚穀筒(16)を介して搬入する穀物タンク、(17)は前記タンク(15)の穀粒を機外に搬出する排出オーガ、(18)は運転操作部(19)及び運転席(20)を備える運転キャビン、(21)は運転キャビン(18)下方に設けるエンジンであり、連続的に穀稈を刈取って脱穀するように構成している。
【0009】また、図4乃至図5にも示す如く、図中(22)は機体の前後方向に軸架する軸流型の扱胴(6)を内設させる扱室、(23)は前記扱室(22)に穀稈を挿入する扱口、(24)は前記扱室(22)下方に張架させるクリンプ網、(25)は前記クリンプ網(24)下方に前端を臨ませて前後方向に揺動自在に支持する揺動選別盤、(26)(27)は前記クリンプ網(24)の下方に上下2段に配設する選別盤(25)の前後フィードパン、(28)は前フィードパン(26)の後端側に上下揺動自在に設ける選別篩い線、(29)は後フィードパン(27)後端後方に連設するチャフシーブ、(30)はチャフシーブ(29)下方に配設するグレンシーブ、(31)は前後フィードパン(26)(27)の上下間に選別風を送給するプレファンである送塵ファン、(32)はチャフシーブ(29)とグレンシーブ(30)間及びグレンシーブ(30)下方に選別風を送給するメインの送風装置である唐箕、(33)は揚穀筒(16)に連通させて穀物タンク(15)に穀粒を取出す1番コンベア、(34)は2番物を2番還元コンベア(35)を介し前記選別盤(25)の篩い線(28)上方に還元する2番コンベア、(36)は前記選別盤(25)の後端上方に配設する吸排塵ファンであり、前記扱胴(6)及び処理胴(7)により脱穀された穀粒を揺動選別盤(25)で選別し整粒のみを前記穀物タンク(15)に取出すと共に、排藁を排藁チェン(14)を介し排藁処理部(13)に送り込んで排藁カッタ(37)による切断後機外に排出させるように構成している。
【0010】図6乃至図13にも示す如く、前記チャフシーブ(29)の開度を調節するチャフレバー(38)と、前記送塵ファン(31)及び唐箕(32)右側方のファンシャッタ(39)(40)の開度を調節するシャッタレバー(41)とに各チャフワイヤ(42)及びシャッタワイヤ(43)を介し前記排藁チェン(14)のチェンガイド(44)を連動連結させるもので、排藁量の多少によってチェン(14)との間隔を大小に変化させるチェンガイド(44)に、検出リンク(45)及び検出板(46)を介し検出アーム(47)を連動連結させ、チェンガイド(44)の変動によってアーム軸(48)を中心として検出アーム(47)が揺動し各ワイヤ(42)(43)を引張る状態のとき、各レバー軸(49)(50)を中心としてチャフ及びシャッタレバー(38)(41)を反時計方向に回転させてチャフシーブ(29)のチャフ開度を大に、またシャッタ(39)(40)によって閉塞される各ファン(31)(32)右側方の空気取入口(51)(52)の開度を大とさせるように構成している。
【0011】また、前記チャフレバー(38)をレバー軸(49)を中心として反時計方向に回転させ、チャフシーブ(29)左右両端の下端側を支持する下部可動板(53)を移動させて、チャフシーブ(29)を構成する各横棧(54)の傾斜角を大(立てる)とさせるとき、このチャフシーブ(29)の開度を大として穀粒の漏下量を増大させ、各横棧(54)の傾斜角を小(寝かせる)とさせるときチャフシーブ(29)の開度を小として穀粒の漏下量を減少させるように構成したものである。
【0012】さらに、前記チャフワイヤ(42)のチャフレバー(38)側のアウタ(42a)を、前記レバー軸(49)を中心として回動自在な切換レバー(55)のアウタ受け(56)に支持すると共に、チャフ開度モータ(57)で操作される開度調節シリンダ(58)のピストンロッド(58a)先端に揺動アーム(59)及び切換ワイヤ(60)を介して前記切換レバー(55)を連動連結させて、前記シリンダ(58)の進退駆動によって切換レバー(55)をレバー軸(49)を中心に揺動させるとき、チャフワイヤ(42)のアウタ(42a)を移動させてチャフシーブ(29)の開度調節を行うように構成している。
【0013】前記レバー(38)(55)及びシリンダ(58)は脱穀側板(61)の外壁に固設するベース台(62)及び(63)にそれぞれ取付け、ベース台(62)と切換レバー(55)間、及びレバー(38)(55)間にそれぞれ戻りバネ(64)(65)を介設させると共に、前記切換ワイヤ(60)のアウタ(60a)の一端側をベース台(62)に、またアウタ(60a)の他端側をベース台(63)に固定する取付台(66)のアウタ受け(67)に取付けている。そして、前記取付台(66)に固設する軸受板(68)の軸受(69)に前記揺動アーム(59)中間のアーム軸(70)を揺動自在に支持させると共に、揺動アーム(59)の一端側に前記ワイヤ(60)の他端側を連結させ、また揺動アーム(59)の他端側に前記ピストンロッド(58a)の先端を連結させて、該ピストンロッド(58a)を進退させるとき、揺動アーム(59)を介してワイヤ(60)を引張り或いは弛めて切換レバー(55)を揺動させるように構成している。なお、(71)は前記チャフレバー(38)の移動位置を検出するチャフ位置センサである。
【0014】そして前記チャフシーブ(29)の送り始端上方に、シーブ(29)上の穀物層厚(a)を検出するポテンショメータ式選別流量センサ(72)を設けて、チャフシーブ(29)上の穀物量の増減に基づいて前記モータ(57)を駆動制御して、設定開度に調節されるチャフシーブ(29)の開度補正を行うように構成している。
【0015】そしてこの場合流量センサ(72)及びチャフ開度モータ(57)に例え異常が発生しても、チャフシーブ(29)の最小及び最大開度は排藁量によって規制されて著しいロスや選別精度の低下は防止され作業の安定性を向上させることができるものである。
【0016】図14乃至図16にも示す如く、前記流量センサ(72)は扱胴(6)の右側で後方に並設する処理胴(7)の送塵口(73)の入口側板(74)に取付けると共に、背面視において2番コンベア(34)の2番処理物を選別盤(25)に還元する2番還元出口(75)近傍に配備させるもので、前記側板(73)の固定取付板(76)にボルト(77)を介しセンサ台(78)を左右位置調節自在に取付け、ポテンショメータ(79)を固設する門形のメータ取付板(80)をボルト(81)を介し上下位置調節自在に前記センサ台(78)に取付けて、前記ポテンショメータ(79)のメータ軸(79a)に揺動自在に固設する側面くの字形の検出板(82)の下端を層厚(a)に接触させて、層厚(a)の大小の変化を検出板(82)を介しポテンショメータ(79)で検出するように構成している。
【0017】なお、前記流量センサ(72)は入口側板(74)の他、処理胴(7)の底板部(83)に設けても同様の作用効果を奏するものである。
【0018】また図17に示す如く、稲及び麦の品種によってチャフシーブ(29)開度の標準位置の切換えを行う(麦選択の場合若干閉側に補正)稲麦切換スイッチ(84)と、湿材或いは枝梗の多少によって標準位置をオフセットする(湿材は開側に枝梗は閉側に補正)選別調節ダイヤル(85)とを運転操作部(19)の操作パネル(19a)に設けている。
【0019】そして、図1に示す如く、刈取部(8)の穀稈引起しケース(86)の裏側に取付けて刈取られる穀稈の長さを感知する切換手段である穀稈センサ(87)と、運転操作部(19)の作業クラッチレバー(88)による刈取クラッチ(図示せず)の入切を感知する切換手段である刈取スイッチ(89)と、運転操作部(19)に設けてオートリフト操作によって刈取部(8)を一定高さまで上昇させるとき刈取クラッチを切とさせる切換手段であるオートクラッチスイッチ(90)と、刈取部(8)を車速同調より一定回転駆動に切換える切換手段である流し込みスイッチ(91)と、前記調節シリンダ(58)による切換レバー(55)の操作位置を検出するチャフアウタセンサ(92)と、本機のミッションケースに設けて車速を検出する車速センサ(93)と、前記チャフ位置センサ(71)と、流量センサ(72)とを入力接続させるコントローラ(94)を備えると共に、前記チャフ開度モータ(57)のモータ駆動回路(95)にコントローラ(94)を出力接続させて、該モータ(57)の駆動制御を行うように構成している。
【0020】ところで図22乃至図24に示す如く、前記運転操作部(19)には操向ハンドル(96)と、走行速度の変速操作を行う主及び副変速レバー(97)(98)と、刈取及び脱穀クラッチを入切操作する作業クラッチレバー(88)と、車速など作業状況の表示や初期設定を行う総合表示器(99)と、機体の車高及び左右傾きを調節操作する十字式手動スイッチ(100)などを、左サイドコラム(101)に備えると共に、運転台(102)の右側に刈取部の低速時に定回転に保つ前記流し込みスイッチ(91)の流し込みスイッチペダル(103)などを備えている。
【0021】上記から明らかなように、刈取部(8)を車速同調または定回転駆動に切替えるコンバインにおいて、刈取部(8)を定回転駆動させるペダル(103)を運転台(102)に設け、例えば刈取部(8)を定回転駆動させるスイッチ(91)を走行変速用のレバーに設けて手で操作する従来構造に比べ、例えば扱深さまたは刈高さ調節などを行う他のスイッチ(106)(107)を前記レバー(97)に設置させ、ペダル(103)の足踏み操作によって必要なときだけ刈取部(8)を定回転に切替える操作を適正に行えると共に、運転席(20)に座乗する作業者の乗降が制限されない位置で、作業者が足を載せる運転台(102)のステップ上面にペダル(103)を設け、作業者の乗降並びに作業者が立ち姿勢で行う作業などに必要なスペースを確保し乍ら、作業者が意識したときだけペダル(103)を踏んで刈取部(8)を定回転駆動に切替える操作を行え、誤操作の防止並びに操作性の向上などを図れる。
【0022】また、運転席20の右斜前方で、操向ハンドル96の右側の運転台102のステップに、刈取部8を定回転駆動させるペダル103を設け、運転席20に座乗した作業者の右手で操向ハンドル96を握り、左手で変速レバー97を握り、右足で前記ペダル103を踏むように構成し、運転席20に座乗した作業者が手足を一般の自動車感覚で動かして運転操作を行い、また例えばクラッチペダル等の操作用として左足を用いることが可能であり、例えば軽トラックなどで圃場に移動した作業者によって少ない違和感で収穫作業の運転を行わせる。
【0023】また前記主変速レバー(97)のノブ(97a)前面左右に扱深さを調節する扱深さ調節スイッチ(104)と刈取部(8)の上下調節を行う刈取昇降スイッチ(105)を設けると共に、ノブ(98)の運転席(20)側となる右側面に、刈取部(8)を一定高さまで上昇させるとき刈取クラッチを自動的に切とするオートリフトスイッチ(106)と、刈取部(8)を一定高さまで下降させるとき刈取クラッチを自動的に入とさせるオートセットスイッチ(107)とを設けて、主変速レバー(97)を握った状態でこれらスイッチ(104)(105)(106)(107)操作を可能とさせるように構成している。
【0024】而して図18のフローチャートに示す如く、前記刈取スイッチ(89)がオン・オートクラッチスイッチ(90)がオフ・穀稈センサ(87)がオン・流し込みスイッチ(91)がオンのとき、自動モードによるモータ(57)を目標値まで動かすチャフシーブ(29)の開度制御が行われると共に、上述のうち1つでも刈取スイッチがオフ・オートクラッチスイッチ(90)がオン・穀稈センサ(87)がオフ・流し込みスイッチ(91)がオフとなるとき、刈終り処理モードによるチャフシーブ(29)の開度制御が行われるものである。またこのような制御中モータ駆動回路(95)から、異常入力信号がコントローラ(94)に出力されるとき、モータ(57)の駆動を停止させるものである。
【0025】図19は自動モードのフローチャートを示すもので、稲麦切換スイッチ(84)によってチャフシーブ(29)の開度の標準位置の切換え(麦の場合若干閉側)が行われ、また選別調節ダイヤル(85)によって標準位置がオフセット(湿材は開側枝梗は閉側)され、さらにこのうえに、前記流量センサ(72)のセンサ値によるマップから算出される補正量が加算されて、制御目標値が算出され、この制御目標値と前記チャフアウタセンサ(92)の偏差(目標値ーセンサ値)と、該センサ(92)の変化率(前回センサ値ー今回センサ値)からファジイ推論によりモータ(57)の駆動出力値が算出されて、この出力値に応じたモータ(57)の駆動制御が行われてチャフシーブ(29)は適正開度に保持される。そして作業中にあってはこの標準開度に排藁量の適正値が加算された状態となって、排藁量の増減変化に基づくチャフシーブ(29)の開度制御が行われる。
【0026】また図20は刈終り処理モードのフローチャート、図21は開度設定線図を示すもので、前記刈取スイッチ(89)のオフ・オートクラッチスイッチ(90)のオン・穀稈センサ(87)のオフ・流し込みスイッチ(91)のオフの何れかのとき、モータ(57)の制御目標値をチャフ位置センサ(71)から算出するもので、チャフ位置センサ(71)の検出値を刈終り処理モード前の目標値としてこれに基づき刈終り処理モードの目標値を比例定数を加えるなどして算出し、また穀稈センサ(87)のオフで刈終り制御が開始されたとき車速に基づき制御待ち時間(DELAY1)を算出し、次に制御を開始し目標値に達するときこの目標値を保持する保持時間(DELAY2:一定時間)を算出して、この時間(DELAY2)だけ目標値を保持し、この保持後一定時間かけて緩慢に刈終り制御前の目標値に戻す戻り時間(DECAY)を算出して、所定時間(DECAY)かけて元の目標値に戻すものである。
【0027】このように刈終り処理モードにあっては自動モード時より開度の目標値を大とさせることによって、チャフシーブ(29)の穀粒処理量が減少し、3番口への移動が促進される場合でも穀粒の漏下を促進させる状態とさせて穀粒ロスを低減させるものである。
【0028】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明は、刈取部(8)を車速同調または定回転駆動に切替えるコンバインにおいて、刈取部(8)を定回転駆動させるペダル(103)を運転台(102)に設けるもので、例えば刈取部(8)を定回転駆動させるスイッチ(91)を走行変速用のレバーに設けて手で操作する従来構造に比べ、例えば扱深さまたは刈高さ調節などを行う他スイッチ(106)(107)を前記レバー(97)に設置でき、ペダル(103)の足踏み操作によって必要なときだけ刈取部(8)を定回転に切替える操作を適正に行うことができるものである。
【0029】また、請求項2の如く、運転席(20)に座乗する作業者の乗降が制限されない位置で、作業者が足を載せる運転台(102)のステップ上面にペダル(103)を設けるもので、作業者の乗降並びに作業者が立ち姿勢で行う作業などに必要なスペースを確保し乍ら、作業者が意識したときだけペダル(103)を踏んで刈取部(8)を定回転駆動に切替える操作を行うことができ、誤操作の防止並びに操作性の向上などを容易に図ることができるものである。
【0030】また、請求項3の如く、運転席20の右斜前方で、操向ハンドル96の右側の運転台102のステップに、刈取部8を定回転駆動させるペダル103を設けるもので、運転席20に座乗した作業者の右手で操向ハンドル96を握り、左手で変速レバー97を握り、右足で前記ペダル103を踏み、運転席20に座乗した作業者が手足を一般の自動車感覚で動かして運転操作を行うことができ、また例えばクラッチペダル等の操作用として左足を用いることが可能であり、例えば軽トラックなどで圃場に移動した作業者によって少ない違和感で収穫作業の運転を行うことができるものである。
【出願人】 【識別番号】000006851
【氏名又は名称】ヤンマー農機株式会社
【住所又は居所】大阪府大阪市北区茶屋町1番32号
【出願日】 平成8年8月19日(1996.8.19)
【代理人】 【識別番号】100062270
【弁理士】
【氏名又は名称】藤原 忠治
【公開番号】 特開2003−325026(P2003−325026A)
【公開日】 平成15年11月18日(2003.11.18)
【出願番号】 特願2003−171459(P2003−171459)