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【発明の名称】 単一車軸歩行型農作業車のスタンド構成
【発明者】 【氏名】渡部 和之
【住所又は居所】岡山県岡山市江並428番地セイレイ工業株式会社内

【氏名】黒田 智之
【住所又は居所】岡山県岡山市江並428番地セイレイ工業株式会社内

【要約】 【課題】従来から単一車軸歩行型農作業車の長期保管時にタイヤの保護管理が不十分のためタイヤに亀裂損傷変形等を生じその対策が望まれていた。走行車輪又はタイヤを持上げ保守管理や車輪交換に便なるようにスタンドを付設した公知例が見られるが長期保管時のタイヤ保護の機能が十分付加されず使用上不具合があった。

【解決手段】本発明は前記課題を解決するためにスタンドを機体重心の直下位置と車軸の直下位置との間に接地支持点が位置する様に配設して更にスタンドを接地支持点に対して前傾姿勢となるように装着した。一方スタンドを取付支点に対して回動自在に枢着して手元に配設したスタンドレバ−で収納作用各位置に遠隔操作によってスタンドの出退を可能にし操作性を容易にした。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 農作業部および自動走行伝動装置(2)を有し走行車輪(1a)を非接地状に浮上させるスタンド部を装備した単一車軸歩行型農作業車においてスタンド(3a)を機体重心(G)の直下位置と車軸(1c)の直下位置の間に支持点(P)が位置する様に配設した事を特徴とする単一車軸歩行型農作業車のスタンド構成【請求項2】 農作業部および自動走行伝動装置(2)を有し走行車輪(1a)を非接地状に浮上させるスタンド部を装備した単一車軸歩行型農作業車においてスタンド(3a)が接地する支持点(P)に対して前傾姿勢となるように装着したことを特徴とする単一車軸歩行型農作業車のスタンド構成。
【請求項3】 農作業部および自動走行伝動装置(2)を有し走行車輪(1a)を非接地状に浮上させるスタンド部を装備した単一車軸歩行型農作業車においてスタンド(3a)が荷重を機体重心(G)と機体先端支点(S)との間で受ける様に配設したことを特徴とする単一車軸歩行型農作業車のスタンド構成。
【請求項4】 農作業部および自動走行伝動装置(2)を有し走行車輪(1a)を非接地状に浮上させるスタンド部を装備した単一車軸歩行型農作業車においてスタンド(3a)をスタンド取付部(イ)を中心に回動自在に枢着して手元に配設したスタンドレバ−(13)で収納作用各位置に遠隔操作にてスタンド(3a)の出退を可能にしたことを特徴とする単一車軸歩行型農作業車のスタンド構成。
【請求項5】 農作業部および自動走行伝動装置(2)を有し走行車輪(1a)を非接地状に浮上させるスタンド部を装備した単一車軸歩行型農作業車においてスタンド(3b)を使用時と非使用時とで回動可能とし使用時と非使用時各々所定の位置にセットピンで固着する様に構成した事を特徴とする単一車軸歩行型農作業車のスタンド構成【請求項6】 農作業部および自動走行伝動装置(2)を有し走行車輪(1a)を非接地状に浮上させるスタンド部を装備した単一車軸歩行型農作業車においてスタンド(3a)の形状を収納時に刈取フレ−ム(11)より下方に突出しないように構成したことを特徴とする単一車軸歩行型農作業車のスタンド構成。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は農作業部及び自動走行伝動装置を有し走行車輪を非接地状に浮上させるスタンド部を装備した単一車軸歩行型農作業車のスタンド構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の歩行型農作業車で走行車輪を非接地状に浮上させるスタンドを装備したものが多々知られているがこの様な従来のものにおいては移植機の如く二軸四輪型に適し単一車軸一輪又は二輪型では安定性に欠け長期保管時等長時間に亘って走行車輪を非接地状に浮上させた機体の姿勢を維持するには不安定でもっと一輪または二輪型でも前記スタンドのセット操作が容易で且つ機体の重心荷重を確実に支持するスタンドが要望されるところである。(特開2001−146149号公報等参照)【0003】
【発明が解決しようとする課題】農作業部及び自動走行伝動装置を有した単一車軸歩行型農作業車において長期保管時に走行車輪に機体の重量が掛りゴムタイヤ部に亀裂損傷変形ができる場合がある。特に湿田走行用の内圧が低圧又は大気圧のものでゴムタイヤの変形が問題となりその防止のため長期保管時等に長時間に亘って走行車輪を非接地状に浮上させ一輪又は二輪型でも操作が容易で且つ機体の重心荷重を確実に支持するスタンドを単一車軸歩行型農作業車において提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】農作業部及び自動走行伝動装置を有し走行車輪を非接地状に浮上させるスタンド部を装備した単一車軸歩行型農作業車においてスタンドを機体重心の直下位置と車軸の直下位置との間に前記スタンドが接地する支持点が位置するように配設して車軸を中心に回動する機体は機体重心側に向かって回動するので回動運動を利用してスタンドで走行車輪を浮上させる事ができ操作が容易であると同時にその荷重をスタンドが確実に支持して長期保管時においての上下方向や横ぶれ荷重の負荷に対して安定度を増すように構成した。
【0005】農作業部及び自動走行伝動装置を有し走行車輪を非接地状に浮上させるスタンド部を装備した単一車軸歩行型農作業車においてスタンドが接地する支持点に対して前傾姿勢となる様に装着してスタンドの支持点を支点として機体重心の後方且つより近くで機体回動方向に直面し機体重心の荷重を受け負荷率を効果的に高める様にした。
【0006】農作業部及び自動走行伝動装置を有し走行車輪を非接地状に浮上させるスタンド部を装備した単一車軸歩行型農作業車においてスタンドが荷重を機体重心と機体先端支点の間で受けるように配設して前段落に記載の効果を確実に発揮するように構成した。
【0007】農作業部及び自動走行伝動装置を有し走行車輪を非接地状に浮上させるスタンド部を装備した単一車軸歩行型農作業車においてスタンドの取付部を支点として回動自在に枢着し手元に配設したスタンドレバ−で収納作用各位置を選択し遠隔操作によってスタンドを出退させる様に構成した。
【0008】農作業部及び自動走行伝動装置を有し走行車輪を非接地状に浮上させるスタンド部を装備した単一車軸歩行型農作業車においてスタンドを使用時と非使用時とで回動可能とし使用又は非使用時で所定の位置に各々セットピンで固着する様に構成して一輪型への装着操作を容易にできるようにした。
【0009】農作業部及び自動走行伝動装置を有し走行車輪を非接地状に浮上させるスタンド部を装備した単一車軸歩行型農作業車においてスタンドの形状を収納時に刈取フレ−ムより下方に突出しない様に形成して刈取作業時雑草や泥土の引っ掛りを防止するようにした。
【0010】
【実施例】本発明の実施例について図面に基づいて説明する。図1は本発明の要部に係わるスタンド装置の構成説明側面図である。図2は同じく本発明の要部に係わるスタンド操作部の側面図であり図3は本発明の要部に係わるスタンド操作部の平面図である。図4は本発明の実施例である二輪型穀類刈取結束機の全体側面図である。図5は本発明の実施例である一輪型穀類刈取結束機の全体側面図であり図6は本発明の実施例である一輪型穀類刈取結束機の正面斜視図である。
【0011】まず本発明に係わる実施例として歩行型穀類刈取結束機の全体構成について図4〜図6により説明する。左右に走行車輪(1a1a)を装着した走行装置(1)の前部に刈取部(9)を連設して該刈取部(9)は前面に二条刈型では左右対向して並設された一対の引起装置(4・4)(一条刈型では一体)と該引起装置(4・4)の後部下方にて刈取フレ−ム(11)の左右両パイプに架設された刈刃装置(5)と該刈刃装置(5)に切断された穀稈を後方に搬送し結束装置(10)に送り込む下部搬送体と該下部搬送体から受継いだ穀稈を結束する結束装置(10)及び該結束装置(10)から放出された結束穀稈を機体の側方に搬送放出する放出体を主なる構成装置としているが該各部構成装置は刈取フレ−ム(11)を介し一体的に連結されている。
【0012】刈取部(9)前面に位置し左右に並設された一対の引起装置(44)は立植した穀稈を倒伏の有無にかかわらず付設した引起タイン付チェンの斜上方への周回作用によって引起しながら穀稈姿勢を整え下部搬送体と協働して刈刃装置(5)の切断作用を補佐するように後傾して装着されている。刈刃装置(5)で切断された穀稈は群がりながら連続的に結束装置(10)に送り込まれ所定の量になると自動的にクラッチが入り前記結束装置(10)が作動して予め用意された結束紐によって束を形成し機体の側方に放出される。
【0013】次に本体部(6)及び走行車輪(1a)を装着した走行装置(1)について記述する。前記刈取部(9)を連設する機体の本体部(6)は図4や図5に示すようにエンジン(18)と走行伝動装置(2)を直結し更にハンドル(7)及び操作部(8)から成り前記の走行伝動装置(2)の走行出力軸にチェンケ−ス(1b)を添設してある。更にエンジン(18)の下方位置に走行装置(1)を配設構成させ該走行装置(1)は走行伝動装置(2)とチェンケ−ス(1b)及び走行車輪(1a)で主に構成され二輪型の場合はチェンケ−ス(1b)を機体の略中央に配置し左右バランスを調和させこのチェンケ−ス(1b)から略左右均等に延出した車軸(1c)を介して走行車輪(1a)が駆動される。即ち前記チェンケ−ス(1b)を介して走行車輪(1a)が装着されているが機種によって一輪または二輪で構成されいずれも走行車輪(1a)の装着高さを調節することが可能と成っていて圃場の状態の相違による走行車輪(1a)の沈下量の変化に対応して刈取部(9)に対する走行車輪(1a)高さを調整して作業状態を改善し最良な作業を行う事ができる様に構成されている。
【0014】前記の走行車輪(1a)の高さ調節を一輪型においては図5に示す車高リンク(20)とロックピン(21)によって行うがその構成を具体的に詳述する。前記チェンケ−ス(1b)はその一端を走行伝動装置(2)の走行出力軸に回動自在に枢着され他端を車高リンク(20)を介してフレ−ム(14)に装着されている。このチェンケ−ス(1b)は走行装置(1)から走行車輪(1a)に動力を伝達するスプロケットとチェン(いずれも図示省略)を内蔵し前記車高リンク(20)介在側から車軸(1c)を突出させ走行車輪(1a)を軸着している。
【0015】従って前記構成によって以下の操作をする事で圃場の状態による車輪の沈下量の変化に対応して走行車輪(1a)の高さを調節する事によって刈取部(9)に対する走行車輪(1a)高さを調整する。走行車輪(1a)の位置は有段調節構造として実施例では圃場の状態に対応し5段階調節ができます。調節の仕方は先ずハンドル(7)を軽く持ち上げながら車高調節レバ−(22)を押し下げ車高リンク(20)からロックピン(21)を抜きそのままハンドル(7)を上下させて車高リンク(20)に穿孔した孔にロックピン(21)を合わせ適正な位置(5段)を選択して前記車高調節レバ−(22)をはなし車高リンク(20)をロックします。調節後はハンドル(7)を上下して完全にロックされたか確認し調節操作を終る。別に二輪型では一輪型同様にチェンケ−ス(1b)の一端は走行伝動装置(2)の走行出力軸に回動自在に枢着されているが他端はフレ−ムに取付孔を複数個穿孔し適切な孔を選択して直接ボルトで固着し有段的に調節することができる。
【0016】一方運転者の身長あるいは圃場での足の沈下量に合わせてハンドル(7)の上下調節を可能とした構成になっている。即ち前記ハンドル(7)の高さは、乾田や湿田および路上走行などによって作業のしやすい位置へ4段階に調節できる。調節の仕方はハンドル調節ボルト(23)の締付けでワンタッチ調節ができる。
【0017】更にハンドル(7)及び操作部(8)について記述するとハンドル(7)にはサイドクラッチレバ−や走行クラッチレバ−(24)や刈取クラッチレバ−(25)等が装着されているが二輪型にはさらに前後進レバ−(26)が付設装着されている。該前後進レバ−(26)は主クラッチ(27)を切ることなく前後進の切換えをシフト操作するもので前後進を繰り返す圃場のコ−ナ刈りや横刈り時の能率を向上させまた刈取作業中に後進にすると刈取部が自動的に停止する。操作部(8)には変速レバ−(28)や刈取変速レバ−が走行伝動装置(2)から突設され作業条件に合わせた低速・高速・移動走行の変速は変速レバ−(28)を前後に動かすだけででき更に直線的な単純操作ですばやく円滑な変速を可能とし能率よい作業を可能としている。
【0018】ここで本発明の要部について図1〜図3に基づいて詳述する。農作業部および自動走行伝動装置(2)を有し走行車輪(1a)を非接地状に浮上させるスタンド部を装備した単一車軸歩行型農作業車に関し実施例では刈取部(9)結束装置(10)及び走行伝動装置(2)を有し走行車輪(1a)を非接地状に浮上させるスタンド(3a)を装備した歩行型穀類刈取結束機においてスタンド(3a)を機体重心(G)の直下位置と車軸(1c)の直下位置即ち走行車輪(1a)の接地点との間に前記スタンド(3a)の接地支持点(P)が位置するように配設してスタンド(3a)を機体重心(G)の後方で且つ走行車輪(1a)の接地点の前方に位置させることで前記スタンド(3a)は高さを低くコンパクトになり車軸(1c)を中心に回動する機体は機体重心(G)側に向かって回動するのでその荷重をスタンド(3a)が確実に支持して長期保管時においての上下方向や横ぶれ荷重への負荷に対して安定度を増し走行車輪(1a)の亀裂および変形防止に供する様に構成した。
【0019】前記歩行型穀類刈取結束機の本願スタンド(3a)は図1に示すようにスタンド(3a)が接地する支持点(P)を基点として前傾姿勢となる様に装着されていてスタンド取付部(イ)を中心に回動自在に枢着され機体重心(G)の荷重に対して車軸(1c)より前方即ち機体重心(G)位置により近い位置で機体回動方向に直面する事になり機体重心(G)の荷重を効果的に受け負荷率を高める様にした。更にスタンド(3a)が接地支持点(P)に対して前傾になっているので車軸(1c)を中心としてハンドル(7)を押し下げ機体を後方下がりに回動させてスタンド(3a)を作用位置にセットしその後に元の姿勢に戻す時にスタンド(3a)が収納位置に後退しない様にスタンド(3a)が機体重心(G)と機体先端支点(S)の間で荷重を受けるように配設して操作が容易で且つ安定度を確実にする様に構成した。
【0020】一方前記スタンド(3a)は既述の如くスタンド取付部(イ)を中心に回動自在に枢着され手元に配設したスタンドレバ−(13)で収納作用各位置を遠隔操作によって選択しスタンド(3a)を出退させる様に遠隔操作を可能にした構成にした。スタンド(3a)を遠隔操作するスタンド操作部(15)は図1に示す如くスタンドレバ−(13)と一体構成を成すレバ−板(16)及び案内金(19)を主なる構成部材として該レバ−板(16)にはリンク板(17)が連結点(ハ)で枢着されスタンドレバ−(13)の前後操作に伴ってレバ−板(16)を介してリンクとして運動する。又該リンク板(17)には引張コイルばね(31)を介在してワイヤ(30)が連結され該ワイヤ(30)によってスタンドレバ−(13)とスタンド(3a)が連結されていてスタンドレバ−(13)を引くと回動支点(ロ)を中心にレバ−板(16)が回動してワイヤ(30)を押してスタンド(3a)が張出コイルばね(34)の作用で起立し押すとスタンド(3a)は収納される。尚張出コイルばね(34)はトルクばねでも可能である。スタンド(3a)の回動範囲は作用位置である前傾姿勢から収納位置である後傾姿勢の範囲に扇形の長穴の範囲で規制されるが長穴でなくストッパ等規制部材を適正位置に固設する事でスタンド(3a)の回動範囲を規制する事も可能である。尚該スタンド(3a)は二輪型刈取結束機の左右の走行車輪(1a1a)の轍間略中央部に単体又は複数個のものが枢設されている。
【0021】更にスタンド(3a)の形状を収納時に刈取フレ−ム(11)より下方に突出さない様に形成して刈取フレ−ム(11)の底部以内に収納する事で刈取作業時雑草や泥土の引っ掛りを防止するようにした。また図1に示す様にスタンド(3a)には取付部(イ)を挟んで支持点(P)とは反対側の端部に張出コイルばね(34)が張着されてスタンド(3a)を張出す方向に働いている。従って前記取付部(イ)を挟んで押引きワイヤ(30)と張出コイルばね(34)は互いに引き合ってその抗力の強弱によってスタンド(3a)を出退させている。
【0022】更に図2および図3に示す様にレバ−ストッパ−(32)が蝶ネジ(33)によって装着されている。該レバ−ストッパ−(32)は前記のスタンド(3a)の収納時即ち刈取作業時や移動時等にスタンド(3a)が飛び出さない様にスタンドレバ−(13)をロックするものである。前記レバ−ストッパ−(32)を解除しないとスタンド(3a)は起立できないので収納時に誤操作でスタンド(3a)が飛び出すことはない。
【0023】この様に構成されたスタンド(3a)の操作は以下の様になる。図1に示すようにスタンドレバ−(13)を後方に引くと一体構成を成すレバ−板(16)が回動支点(ロ)を中心に回動運動しリンク板(17)を枢着した接続点(ハ)に従属してリンク板(17)を直線的に前方に押出し引張コイルばね(31)は緩み連設したワイヤ(30)が緩みスタンド(3a)に装着した張出コイルばね(34)の張力によってスタンド(3a)は飛び出し起立するがその手順はハンドル(7)を押し下げバランスウェイト(35)を接地させると刈取部(9)が上がり地面との間に大きな隙間を生じる。該間隙が拡大される事によってスタンド(3a)を地面が障害にならずに飛び出せるのである。即ちスタンドレバ−(13)を手元に引いてスタンド(3a)を張出させておいてハンドル(7)を押し下げると地面との間隙が拡大されるのに伴い先に張出しているスタンド(3a)は地面を離れかけると同時に張出コイルばね(34)の作用で前記スタンド(3a)は作用位置まで飛び出しそこでハンドル(7)を持ち上げるとスタンド(3a)を支点に走行車輪(1a)が浮き上がり非接地状態になる。
【0024】一方一輪型刈取結束機に対しては図5に示す様にスタンド(3b)を使用時と非使用時とで支点(ニ)を中心に回動可能に装着して使用時は所定の位置で穿孔した下孔(ホ)にセットピン又はボルト等を挿入してスタンド(3b)を固着し非使用時は前記セットピン等を抜いてスタンド(3b)を回動し収納位置に穿孔した上孔(ヘ)に前記セットピン等を挿し込みスタンド(3b)を収納固定する様にした。この場合のスタンド(3b)は一輪の左右側方に各一即ち二個のスタンド(3b)構成になっている。
【0025】又一輪型刈取結束機においてのスタンド(3b)操作は一輪の左右両側に2個のスタンド(3b3b)を装着するがその手順は先ず既述のように車高調節操作即ちハンドル(7)を軽く持ち上げながら車高調節レバ−(22)を押し下げそのままハンドル(7)を上下させて車高リンク(20)に穿孔した孔にロックピン(21)を合わせ適切な位置(5段)を選択して前記車高調節レバ−(22)をはなし車高リンク(20)をロックする。この時機体を一番高くする位置を選択して車高リンク(20)に穿孔した孔にロックピン(21)を合わせロックする。
【0026】そこで左右2個のスタンド(3b3b)を作用位置にセットし再び車高調節レバ−(22)を押しながらロックピン(21)を解除しハンドル(7)を押し下げながらチェンケ−ス(1b)を上方回動させて最も機体を低くした位置でロックして接地させたスタンド(3b3b)を支点にしてハンドル(7)を持ち上げると図5又は図6の様に走行車輪(1a)が非接地状態に浮き上がる。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上説明したような形態で実施され以下に記載されるような効果を奏する。農作業部および自動走行伝動装置(2)を有し走行車輪(1a)を非接地状に浮上させるスタンド部を装備した単一車軸歩行型農作業車においてスタンド(3a)を機体重心(G)の直下位置と車軸(1c)の直下位置との間に支持点(P)が位置するように配設したので車軸(1c)を中心に回動する機体は機体重心(G)側に向かって回動するから回動運動を利用してスタンド(3a)を起立させることができ操作が容易であると同時にその荷重をスタンド(3a)が確実に支持して長期保管時においての上下方向や横ぶれ荷重への負荷に対して安定度を増し長期保管時に機体の重量によって走行車輪(1a)のタイヤに亀裂損傷変形が発生するのを防止することができる。
【0028】農作業部および自動走行伝動装置(2)を有し走行車輪(1a)を非接地状に浮上させるスタンド部を装備した単一車軸歩行型農作業車においてスタンド(3a)が接地する支持点(P)に対して前傾姿勢となる様に装着したので機体重心の荷重を機体先端支点(S)を支点中心として機体重心の後方且つより近くで機体回動方向に直面し荷重を受け負荷率を効果的に高め長期的に走行車輪(1a)を非接地状に浮上させ長期保管時の走行車輪(1a)のタイヤの亀裂損傷変形を防止しタイヤ保護を可能とすることができる。
【0029】農作業部及び自動走行伝動装置(2)を有し走行車輪(1a)を非接地状に浮上させるスタンド(3a)を装備した単一車軸歩行型農作業車において該スタンド(3a)が荷重を機体重心(G)と機体先端支点(S)の間で受ける様に配設したので前段落に記載の効果を確実に発揮することができる。
【0030】農作業部および自動走行伝動装置(2)を有し走行車輪(1a)を非接地状に浮上させるスタンド部を装備した単一車軸歩行型農作業車においてスタンド(3a)の取付部を支点とし回動自在に枢着して手元に配設したスタンドレバ−(13)で遠隔操作によって収納作用各位置を選択しスタンド(3a)の出退をする事ができるようにしたので手元の遠隔操作でその操作を容易にする事ができる。
【0031】農作業部および自動走行伝動装置(2)を有し走行車輪(1a)を非接地状に浮上させるスタンド部を装備した単一車軸歩行型農作業車においてスタンド(3a)を使用時と非使用時とで回動可能とし使用時と非使用時で各々所定の位置にセットピンで固着する様にしたので操作が簡単で一輪型のスタンド(3a)として安全で確実な装着を可能とした。
【0032】農作業部および自動走行伝動装置(2)を有し走行車輪(1a)を非接地状に浮上させるスタンド部を装備した単一車軸歩行型農作業車においてスタンド(3a)の形状を収納時に刈取フレ−ム(11)より下方に突出しないように形成したので刈取作業時雑草や泥土の引っ掛りを防止することができる。
【出願人】 【識別番号】000005164
【氏名又は名称】セイレイ工業株式会社
【住所又は居所】岡山県岡山市江並428番地
【出願日】 平成14年5月13日(2002.5.13)
【代理人】
【公開番号】 特開2003−325021(P2003−325021A)
【公開日】 平成15年11月18日(2003.11.18)
【出願番号】 特願2002−136726(P2002−136726)