| 【発明の名称】 |
コンバインの刈取機 |
| 【発明者】 |
【氏名】里路 久幸 【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内
【氏名】岩本 浩 【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内
【氏名】長井 敏郎 【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内
【氏名】渡部 寛樹 【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内
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| 【要約】 |
【課題】刈取装置を非作業状態から穀稈を刈取る刈取り作業状態への復元を容易に、又、正確に元の所定位置へ復元させようとするものである。
【解決手段】立毛穀稈を刈取り移送する刈取装置は、回動支持装置6で刈取り作業状態と、非作業状態の側方外側へ開動自在に支持させると共に、刈取装置を作業状態へ復元設置する位置決め手段4を設けた構成である。又、この位置決め手段4は、上下位置決め装置10と、左右位置決め装置11とよりなり、更に左右位置決め手段11は調節可能な構成である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 走行車台2の前方部には、立毛穀稈を刈取り移送する刈取装置5と、該刈取装置5を刈取りする作業状態と、非作業状態の側方外側へ開動自在に支持する回動支持装置6等を設けたコンバインにおいて、刈取装置5を作業状態へ設置する位置決め手段4を設けたことを特徴とするコンバインの刈取機。 【請求項2】 前記位置決め手段4は、上下方向の位置決めをする上下位置決め装置10と、左右方向の位置決めをする左右位置決め装置11とで形成して設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインの刈取機。 【請求項3】 前記左右位置決め装置11は、調節可能にして設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のコンバインの刈取機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、立毛穀稈を刈取り移送する刈取装置は、回動支持装置で刈取りする作業状態と、非作業状態の側方外側へ開動自在に支持させると共に、刈取装置を作業状態へ設置する位置決め手段を設けた技術であり、コンバインの刈取機として利用できる。 【0002】 【従来の技術】コンバインで立毛穀稈の刈取り収穫作業は、走行車台の前方部に設けた刈取装置で立毛穀稈は刈取りされ、この刈取り穀稈は、この刈取装置で後方上部へ移送されて、脱穀機へ供給され、この脱穀機内を挟持移送中に脱穀され、脱穀済み穀粒は、この脱穀機の横側へ設けた穀粒貯留タンク内へ供給され、一時貯留される。 【0003】この刈取り収穫作業のときに、前記刈取装置に不具合が発生して、点検、及び修理等を行うときに、点検、及び修理等が行いにくい箇所であると、回動支持装置で開動自在に支持した刈取装置を複数本のボルトの締付け箇所を解除した後に、側方外側へ開状態に開動操作して、点検、及び修理等を行い、終了すると元の位置へ閉動操作して、複数本のボルトの締付けを行って、刈取装置を固定させて、刈取り収穫作業を再開始する。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】刈取り収穫作業中に刈取装置に不具が発生して、この刈取装置を側方外側へ開動操作し、点検、及び修理等を行った後に、元の位置へ閉動操作したときに、この刈取装置は重量が重く、回動支持装置部を回動中心として、刈取装置は前方下部へ傾斜状態になっていることが多く複数本のボルトの締付け箇所が合わないことがあり、このために、元の位置への復元が困難になることが発生したり、又、復元に長時間を要することがあり、このために、刈取装置が元の位置へ正確に復元できないこと等があったが、この発明により、これらの問題点を解決しようとするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】このために、この発明は、請求項1に記載の発明においては、走行車台2の前方部には、立毛穀稈を刈取り移送する刈取装置5と、該刈取装置5を刈取りする作業状態と、非作業状態の側方外側へ開動自在に支持する回動支持装置6等を設けたコンバインにおいて、刈取装置5を作業状態へ設置する位置決め手段4を設けたことを特徴とするコンバインの刈取機としたものである。 【0006】コンバインで立毛穀稈の刈取り収穫作業は、走行車台2の前方部に設けた刈取装置5で立毛穀稈は刈取りされ、この刈取り穀稈は、この刈取装置5で後方上部へ移送されて、脱穀機へ供給され、この脱穀機内を挟持移送中に脱穀され、脱穀済み穀粒は、この脱穀機の横側へ設けた穀粒貯留タンク内へ供給され、一時貯留される。 【0007】この刈取り収穫作業のときに、前記刈取装置5に不具合が発生して、点検、及び修理等を行うときに、点検、及び修理等が行いにくい箇所であると、回動支持装置6で開動自在に支持した刈取装置5の複数の締付け箇所を解除した後に、側方外側へ開状態に開動操作して、点検、及び修理等を行う。 【0008】終了すると、元の位置へ閉動操作するが、このときには、位置決め手段4によって案内され、元の位置へ復元され、複数本のボルトの締付けを行って、刈取装置5を元の位置へ固定させて、刈取り収穫作業を再開始する。請求項2に記載の発明においては、前記位置決め手段4は、上下方向の位置決めをする上下位置決め装置10と、左右方向の位置決めをする左右位置決め装置11とで形成して設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインの刈取機としたものである。 【0009】前記刈取装置5を側方外側へ開動操作して、点検、及び修理等が終了すると、元の位置へ閉動操作するが、このときには、位置決め手段4の上下位置決め装置10により、上下方向は案内されて元の位置へ復元されると共に、左右方向は、左右位置決め装置11により、元の位置へ復元され、複数本のボルトの締付けを行って、刈取装置5を元の位置へ固定させて、刈取り収穫作業を再開始する。 【0010】請求項3に記載の発明においては、前記左右位置決め装置11は、調節可能にして設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のコンバインの刈取機としたものである。前記刈取装置5を側方外側へ開動操作して、点検、及び修理等が終了すると、元の位置へ閉動操作するが、このときには、位置決め手段4の上下位置決め装置10により、上下方向は案内されて元の位置へ復元されると共に、左右方向は、左右位置決め装置11により、元の位置へ復元されるが、もし、左右方向が元の位置へ復元されていないときには、調節可能なこの左右位置決め装置11を調節操作して、左右方向も元の位置へ復元させる。元の位置へ復元すると、複数本のボルトの締付けを行って、刈取装置5を元の位置へ固定させて、刈取り収穫作業を再開始する。 【0011】 【発明の効果】請求項1に記載の発明においては、刈取装置5を作業状態と、非作業状態の側方外側へ開動自在に設けた。この刈取装置5を作業状態へ設置させる位置決め手段4を設けたことにより、刈取装置5を本機側への復元セットが容易であり、又、簡単に行うことができる。 【0012】請求項2に記載の発明においては、前記位置決め手段4は、上下位置決め装置10と、左右位置決め装置11とによって、形成したことにより、上下方向と、左右方向とで位置決めすることができることにより、本機に対して、刈取装置5の取付けを正確に元の位置へ復元セットすることができる。 【0013】請求項3に記載の発明においては、前記刈取装置5の位置決めは、左右位置決め装置11を調節可能としたことにより、各部品の寸法誤差を吸収することができ、このために、セットが容易であると共に、所定の位置へ正確にセットすることができる。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。コンバイン1の走行車台2の前方部には、立毛穀稈を刈取り移送する刈取装置(刈取機)5を設け、この刈取装置5を側方の外側へ開動自在に支持する回動支持装置6を設けて、穀稈を刈取りする刈取り作業状態と、開動して、非作業状態とにする構成である。刈取装置5を非作業状態から刈取り作業状態へ設置する上下方向を位置決めする上下位置決め装置10と、左右方向を位置決めする左右位置決め装置11とよりなる位置決め手段4を設けた構成である。これら刈取装置5と、回動支持装置6と、位置決め手段4とを主に図示して説明する。 【0015】前記コンバイン1の走行車台2の下側には、図1〜図11で示す如く走行用のミッションケース3に内装した伝動機構3aにより、回動駆動して、土壌面を走行する左右一対の走行クローラ7aを張設した走行装置7を配設し、走行車台2の上側には、脱穀機8を載置した構成である。走行車台2の前方部の刈取装置5で立毛穀稈を刈取りし、この刈取り穀稈は、この刈取装置5で後方上部へ移送され、脱穀機8のフィードチェン9aと、挟持杆9bとで引継ぎされて、挟持移送されながら脱穀される。脱穀済みで選別済み穀粒は、脱穀機8の右横側に配設した穀粒貯留タンク8c内へ一時貯留される。 【0016】前記走行車台2の前方部には、図2〜図6、図10、図11で示す如く前端位置から立毛穀稈を分離するナローガイド12a、及び分草体12bと、立毛穀稈を引起す引起装置12cと、引起された穀稈を掻込みする穀稈掻込移送装置13の掻込装置13aと、掻込された穀稈を刈取る刈刃装置12dと、刈取りされた穀稈を挟持移送して、脱穀機8のフィードチェン9aと、挟持杆9bとへ受渡しする穀稈掻込移送装置13の根元・穂先移送装置14a,14b等からなる刈取装置5を設けている。該刈取装置5は、油圧駆動による伸縮シリンダ15により、土壌面に対して、昇降自在に移動する構成である。 【0017】前記刈取装置5の前方下部から後方上部へ傾斜する支持杆16aの上端部には、左右方向に伝動機構16bを内装した支持パイプ杆16cを設け、この支持パイプ杆16cを走行車台2の上側面に設けた支持装置16dで回動自在に支持させて、伸縮シリンダ15の作動により、刈取装置5は支持パイプ杆16cを回動中心として、上下に回動する構成である。支持パイプ杆16cの右側端部で伝動機構16bには、入力プーリ16eを設け、エンジン18からの動力をミッションケース3を経て入力し、刈取装置5を回転駆動する構成である。 【0018】前記刈取装置5は、図1〜図11で示す如く回動支持装置6を介して、一方側である左外側へ開動移動自在な構成である。この開動操作のときには、前段で左外側へ回動装置9cで開動方式のフィードチェン9aを回動操作後に、刈取装置5を開動移動操作する構成である。 【0019】前記刈取装置5の開動移動構成である回動支持装置6は、図1〜図8で示す如く走行車台2の前枠2aの後側面には、受主柱21を設け、この受主柱21の上端部と、下方部とには、上・下受板21a,21bを設けると共に、走行用のミッションケース3の上側面の左側部へ位置させて、支持杆16aと、支持パイプ杆16cとに設けた取付板16fの下側の左側部には、取付用孔を前後両側に設けたコ字形状の左受板22を設けた構成であり、又、右側部には、取付孔を有する取付ボス23aを前後両側に固着したコ字形状の右受板23を設けた構成である。 【0020】又、回動支持装置6の回動主柱24の上部には、L字形状の回動杆24aを固着して設け、この回動杆24aの先端部には、支持杆16aと、支持パイプ杆16cとに設けた取付板16fの下側に設けた左・右受板22,23へ挿入して固着した構成である。回動支持装置6の回動支柱24は、走行車台2に設けた、受主柱21の上・下受板21a,21bへ回動自在に挿入し、前枠2aの上側面へ当接するまで挿入して、軸支した構成である。又、支持パイプ杆16c等に設けた取付板16f左側部は、左側ボルト22a、及び各ナット等により、左受板22へ装着した構成である。又、右側部は、各右側ボルト23bを各取付ボス23aへ螺挿入して、右受板23を装着すると共に、ミッションケース3の上側面へ螺挿入し、刈取装置5をミッションケース3へ装着した構成である。刈取装置5の左右受板22,23の下側面は、ミッションケース3の上側面へ重合状態に装着した構成であり、右側ボルト23bを取り外すことにより、刈取装置5を左側方の外側へ開動移動可能な構成である。 【0021】前記伸縮シリンダ15は、図1〜図3で示す如くこの伸縮シリンダ15は、支持杆16aの上方部へ設けた前取付軸16hと、回動支柱24の下方部に設けた後取付具24bとの間に設けて接続した構成である。前記刈取装置5を左側方の外側へ開動移動操作して、非作業状態にするときは、図3で示す脱穀機8のフィードチェン9aを回動装置9cを介して、外側へ回動操作終了後に、各右側ボルト23bを取り外して、支持パイプ杆16c等に設けた取付板16fの下側面に設けた左・右受板22,23の下側面をミッションケース3の上側面を摺動移動させることにより、刈取装置5は、左側方の外側へ向けて、回動支持装置6を介して、開動移動させて、非作業状態にする構成である。 【0022】前記刈取装置5を左側方の外側へ全ストローク開状態に開動移動操作するときには、この刈取装置5の支持パイプ杆16c等に設けた取付板16fの下側に設けた左・右受板22,23の下側面は、ミッションケース3の上側面を摺動移動する構成であると共に、これら刈取装置5と、ミッションケース3とは、摺動移動すべく設けた構成である。又、刈取装置5は、左側方の外側へ全ストローク開状態に開動移動操作したとは、この刈取装置5の取付板16fの下側の右受板23と、ミッションケース3の上側面とは、所定量は重合状態に支持される構成であり、刈取装置5の前方部は下部へ向けて、下降状態になることを防止した構成である。 【0023】前記刈取装置5は、回動支持装置6を介して、全ストロークを左側方の外側へ開動移動操作したときであっても、この刈取装置5の取付板16fの下側に設けた右受板23の下側面は、ミッションケース3の上側面へ所定量は、常に重合状態になることにより、この刈取装置5は、前方部が下方へ向けてたわむことを防止できる構成である。又、この刈取装置5は、左側方の外側へ大きく開動移動することにより、点検、及び修理等が容易であると共に、簡単であり、更に点検、及び修理等を短時間で行うことができる構成である。 【0024】前記刈取装置5を左側方の外側へ開動させる回動支持装置6の回動支点(イ)である。回動主柱24は、図2〜図5で示す如く走行用のミッションケース3の所定距離後方部に位置させて設けた構成である。前記刈取装置5を左側方の外側へ開動移動させる回動支点(イ)である。回動主柱24は、走行用のミッションケース3の後方部へ位置させて設けたことにより、刈取装置5の前倒れを防止することができる構成である。 【0025】前記刈取装置5を図3で示す非作用状態から、図2で示す穀稈を刈取り作業する刈取り作業状態へ復元させるときは、この刈取装置5を案内して所定位置へ設置すべく、図1で示す如く位置決め手段4を設けた構成である。前記位置決め手段4は、回動主柱24の回動杆24aへ固着して設けた位置決め支持板25へ装着して設けた構成である。 【0026】前記刈取装置5を左側方の外側の非作業状態から、穀稈を刈取りする刈取り作業状態へ復元操作するときに、この刈取装置5を所定位置へ案内して、設置する位置決め手段4を設けたことにより、刈取装置5をコンバイン1の本機側への復元セットが容易であり、又、簡単に本機側へセットすることができる。 【0027】前記刈取装置5を穀稈を刈取る刈取り作業状態の位置へ案内して、設置する位置決め手段4は、図1〜図4で示す如く上下方向の位置決めをする上下位置決め装置10と、左右方向の位置決めをする左右位置決め装置11とよりなる構成である。 【0028】前記上下位置決め装置10は、図1〜図4で示す如くミッションケース3の左外側面に設けた位置決め案内軸26の外周部には、回動主柱24の回動杆24aへ固着して設けた位置決め支持板25の左右方向の長孔の挿入孔25a部が挿入されて案内されながら、位置決め案内軸26の所定位置へ篏入されて、所定位置へ設置される構成である。これにより、刈取装置5の上下方向位置は、設定している所定位置へ位置決めできる構成である。 【0029】前記左右位置決め装置11は、図1〜図4で示す如く回動支柱24の回動杆24aへ固着して設けた位置決め支持板25のボルト孔25bへ調節ボルト27を螺挿入して支持させると共に、この調節ボルト27には、ロックナット27aを螺挿入して、左右方向の位置決めができ、所定位置へ設置できる構成である。 【0030】前記刈取装置5を非作業状態から、穀稈を刈取る刈取り作業状態へ復元させて、所定位置へ設置するときは、上下方向の位置決めは、位置決め手段4の上下位置決め装置10の位置決め案内軸26へ回動杆24aの位置決め支持板25の挿入孔25aが挿入されて案内され、所定位置へ設置できる。又、左右方向の位置決めは、位置決め支持板25に設けた調節ボルト27により、所定位置へ設置できる。位置決め手段4を上下位置決め装置10と、左右位置決め装置11との両者によって形成したことにより、上下方向と、左右方向との両者を位置決めすることができて、コンバイン1の本機に対して、刈取装置5の取付けを正確に元の位置へ復元セットすることができる。 【0031】前記位置決め手段4の左右位置決め装置11は、図1〜図4で示す如く回動主柱24の回動杆24aへ固着した位置決め支持板25のボルト孔25bへ調節ボルト27を螺挿入して、この調節ボルト27へ螺挿入したロックナット27aにより、この調節ボルト27の先端部と、ロックナット27aの底部との間の長さを調節する構成であり、調節ボルト27の頭部の左右方向位置を調節することにより、刈取装置5の左右方向の位置が調節できる構成である。 【0032】前記刈取装置5の位置決めは、左右位置決め装置11の調節ボルト27と、ロックナット27aとにより、調節可能としたことにより、刈取装置5の各部品と、コンバイン1の本機側の各部品との寸法誤差を吸収することができ、このために、この刈取装置5のセットが容易であると共に、所定位置へ正確にセットすることができる。 【0033】前記伸縮シリンダ15の伸縮バルブ15aは、図1で示す如く伸縮シリンダ15と、ミッションケース3との間の空間部で、位置決め手段4の下方部に位置させて、このミッションケース3の左外側面へ装着して設けた構成である。15bは伸縮シリンダ15と、伸縮バルブ15aとを接続した油圧用パイプである。 【0034】これにより、前記伸縮シリンダ15と、伸縮バルブ15aとの距離が短くなり、油圧用パイプ15bの配索を短くすることができてコスト低減になる。又、刈取装置5を左側方の外側へ開動移動した状態で伸縮バルブ15aのメンテナンスを行うことにより、容易に行うことができる。 【0035】前記刈取装置5の開閉を支持する受主柱21は、図2〜図4で示す如く走行車台2の左枠2bと、左右方向に所定間隔で設けた中枠2c,2cの左側のこの中枠2cとの間の略中間位置で、ローラフレーム2dと、左枠2bと、中枠2cとを装着して支持した前枠2aの強力に補強された、この前枠2aの後側面へ装着して設けた構成である。又、ローラフレーム2dと、中枠2cとは、連結枠2eで連接した構成であり、このローラフレーム2dには、後転輪3e、及び各転輪3f等を回転自在に軸支した構成である。 【0036】これにより、前記刈取装置5を支持する受支柱21には、重量のある刈取装置5を支持することにより、大きな曲げモーメントを受けるが、受支柱21は、各部品で補強された走行車台2の前枠2aの後側面へ装着したことにより、十分な強度を確保することができる。 【0037】前記刈取装置5を開閉操作する回動装置28は、図12で示す如く走行車台2の前枠2aの上側面には、下カムメタル28aを設けると共に、回動主柱29の下方部には、上カムメタル29aを設け、回動主柱29の下部は、下カムメタル28へ挿入して軸支した構成である。上・下カムメタル29a,28aのカム部は重合した構成である。回動主柱29の回動操作によって、上・下カムメタル29a,28aにより、回動主柱29は上昇移動する構成である。刈取装置5は左側方の外側へ開動移動操作すると、この操作に連動して、この刈取装置5は開動移動すると共に、所定量上昇移動する構成である。 【0038】これにより、前記ミッションンケース3の上側面と、回動主柱29に設けた回動杆24aの左・右受板22、23の下側面とは、刈取装置5を左側方の外側へ開動移動操作したときには、常時接触して移動することがなくなり、開動抵抗が減少することにより、スムーズに開動移動させることができる。又、閉動操作のときも、順次重合状態になることにより、操作が容易である。 【0039】前記刈取装置5を左側方の外側へ開動移動構成において、図5、及び図8で示す如くこの刈取装置5の支持杆16aの外周部の所定位置には、規制ピン30aを設け、又、伸縮シリンダ15の外周部の所定位置には、支持ピン30bを設けると共に、伸縮シリンダ15の外側には、前端部に長孔31aを設けた規制板31を回動自在に設け、この規制板31は長孔31a部を介して、規制ピン30a、又は支持ピン30bへの取り付け換えができる構成である。 【0040】前記規制板31の長孔31a部は、穀稈を刈取り作業時は、図5で示す如く伸縮シリンダ15に設けた支持ピン30bへ挿入して、エアーピン30cで抜け止めを施した構成である。又、刈取装置5を左側方の外側へ開動操作するときには、規制板31の長孔31a部は、支持杆16aに設けた規制ピン30aへ挿入して、エアーピン30cで抜け止めを施し、刈取装置5の上昇制御は、規制板31の長孔31a部で規制され、刈取装置5は、所定量以上の上昇制御を規制した構成である。 【0041】これにより、前記刈取装置5を左側方の外側へ開動移動させて、この刈取装置5を大きく上部へ回動させると、回動支柱24へ大きな力が生じることにより、開動移動したときは、上昇を規制することにより、この大きな力の掛ることを防止し、開動時の強度を保っている。 【0042】前記刈取装置5は左側方の外側へ開動移動する構成において、ナローガイド12aは、図2、図3、及び図9で示す如く前ナローガイド32と、後ナローガイド33とに分割し、これら前ナローガイド32の後端部には、支持ピン32aを設けると共に、後ナローガイド33には、前後方向に所定長さの摺動溝33bを設けた受板33aを固着して設け、この受板33aの摺動溝33bには、前ナローガイド32の支持ピン32aを摺動自在に挿入して、ナットで抜け止めを施した構成である。 【0043】前記刈取装置5で穀稈を刈取り作業のときには、図2で示す如く前ナローガイド32の支持ピン32aは、後ナローガイド33に設けた受板33aの摺動溝33bの前端部へ位置させて挿入し、支持ピン32aをナットで締付けして、前ナローガイド32を後ナローガイド33の前端部へ固定した構成である。又、刈取装置5を開動移動操作するときは、前ナローガイド32の支持ピン32aは、ナットを弛めて、後ナローガイド33の受板33aの摺動溝33bの前後方向の摺動部の前部へ挿入し、前ナローガイド32は摺動可能にナットで装着して設ける構成である。 【0044】前記後ナローガイド33の後端部は、走行車台2に設けた後支持枠34aで支持すると共に、前端部に設けた前支持枠34bは、走行車台2で支持させた構成である。また、前ナローガイド32の前端部は、分草体12bで回動自在に支持した構成である。 【0045】これにより、前記刈取装置5で穀稈を刈取り作業中は、ナローガイド12aの前ナローガイド32は、後ナローガイド33の前端部へ固着して、摺動移動しなく、又、刈取装置5を左側方の外側へ開動移動操作すると、この開動移動に連動して、前ナローガイド32は後ナローガイド33の受板33aの摺動溝33b内を後方部へ向けて、自動摺動することにより、操作が簡単である。 【0046】前記脱穀機8側の前部には、図10、及び図11で示す如くコンバイン1を始動、停止、及び各部を調節等の操作を行う操作装置17aと、これら操作を行う作業者が搭乗する操縦席17bとを設け、この操縦席17bの下側で、走行車台2の上側面には、エンジン18を載置すると共に、後方部には、穀粒貯留タンク8cを配設する。これら走行装置7と、刈取装置5と、脱穀機8と、エンジン18等により、コンバイン1の機体1aを形成した構成である。 【0047】前記刈取装置5の穀稈掻込移送装置13によって形成される穀稈移送経路中には、刈取られて移送される穀稈に接触作用することにより、脱穀機8へ穀稈の供給の有無を検出する穀稈センサ5aを設けた構成である。前記走行車台2の前端部に装架した走行用の走行ミッションケース3内の伝動機構3aの伝動経路中には、その出力に基づいて、走行車速を検出するポテンションメータ方式の車速センサ3bを設けた構成である。又、ミッションケース3の伝動機構3aの最下端部の左右両側には、走行車軸3cを軸支して設け、この各走行車軸3cへ軸支したスプロケット3dと、各転輪3fと、後転輪3eとには、走行クローラ7aを掛け渡した構成である。 【0048】前記穀粒貯留タンク8c内に貯留した穀粒を機外へ排出するこの穀粒貯留タンク8cの後側には、縦移送螺旋19aを内装した排出支持筒19を略垂直姿勢で旋回自在に装着して設け、この排出支持筒19の上端部には、その全長がコンバイン1の前後長に亘る機外へ穀粒を排出する排出螺旋20aを伸縮自在に内装した排出オーガ20を伸縮自在、上下回動自在、及び左右旋回自在に前後方向に配設した構成である。 【0049】前記脱穀機8のフィードチエン9aは、図4、及び図5で示す如くチエン摺し9d、及び前後両側の回動杆9e等よりなる回動装置9cの各回動杆9eを各支持具9fで支持した構成である。フィードチエン9aは、支持具9fを回動中心として、回動装置9cにより、左外側へ開動移動自在な構成である。 【0050】前記回動装置9cの回動杆9eには、ロックピン35aを固着して設け、このロックピン35aには、ロック装置35を設けると共に、トルクスプリング35bを設け、脱穀機8に設けた受ピン8aへロック装置35をロック状態、又はロック解除状態へ回動自在な構成である。トルクスプリング35bにより、確実にロックできる構成である。又、回動杆9eに設けた支持ピン36aと、脱穀機8に設けた支持ピン8bとの間には、ケーブル36を設け、フィードチェン9aは、所定量(略直角)以上は、開状態にならないように、規制した構成である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000125 【氏名又は名称】井関農機株式会社 【住所又は居所】愛媛県松山市馬木町700番地
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| 【出願日】 |
平成14年4月25日(2002.4.25) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2003−310032(P2003−310032A) |
| 【公開日】 |
平成15年11月5日(2003.11.5) |
| 【出願番号】 |
特願2002−124388(P2002−124388) |
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