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【発明の名称】 ロータリーモアの集草袋装置、及び集草袋体用防塵カバー
【発明者】 【氏名】辻村 英
【住所又は居所】愛知県豊川市美幸町1丁目26番地 株式会社共栄社内

【氏名】内藤 博晃
【住所又は居所】愛知県豊川市美幸町1丁目26番地 株式会社共栄社内

【要約】 【課題】集草袋体を使用してロータリーモアにより芝刈作業等を行う際に、刈り取られた芝生等の刈取片と一緒に前記集草袋体内に流入した塵類が上方に高く舞い上がるのを防止して、作業者の周辺環境を良好にすることである。

【解決手段】機体を構成するハウジングH内に垂直軸を中心に回転する刈取刃体6が配置され、通気可能なネット体で構成された集草袋体Gが前記ハウジングHの後部に着脱可能に装着され、前記刈取刃体6により刈り取られた芝生等の刈取片Pを前記ハウジングHの後部に設けられた排出口7を通って前記集草袋体G内に収容する構成のロータリーモアにおいて、前記刈取片Pと一緒になって前記集草袋体G内に流入した塵類が上方に舞い上がるのを防止すべく、少なくとも下面が開口されて、前記集草袋体Gの外側を覆い得るような立体形状を有する非通気材製の防塵カバーCを具備させる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 機体を構成するハウジング内に垂直軸を中心に回転する刈取刃体が配置され、通気可能なネット体で構成された集草袋体が前記ハウジングの後部に着脱可能に装着され、前記刈取刃体により刈り取られた芝生等の刈取片を前記ハウジングの後部に設けられた排出口を通って前記集草袋体内に収容する構成のロータリーモアにおいて、前記刈取片と一緒になって前記集草袋体内に流入した塵類が上方に舞い上がるのを防止すべく、少なくとも下面が開口されて、前記集草袋体の外側を覆い得るような立体形状を有する通気不能な防塵カバーを備えていることを特徴とするロータリーモアの集草袋装置。
【請求項2】 前記防塵カバーは、立体形状を維持した使用状態において、その下面と前面のみが開口していることを特徴とする請求項1に記載のロータリーモアの集草袋装置。
【請求項3】 前記防塵カバーの前部は、集草袋体を構成するフレームに紐類を介して連結され、その後部は、ロータリーモアを構成するハンドルの横部材に吊下ロッドを介して連結されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のロータリーモアの集草袋装置。
【請求項4】 機体を構成するハウジング内に垂直軸を中心に回転する刈取刃体が配置され、通気可能なネット体で構成された集草袋体が前記ハウジングの後部に着脱可能に装着され、前記刈取刃体により刈り取られた刈取片を前記ハウジングの後部に設けられた排出口を通って前記集草袋体内に収容する構成のロータリーモアに使用される集草袋体用防塵カバーであって、前記刈取片と一緒になって前記集草袋体内に流入した塵類を上方に舞い上がるのを防止すべく、通気不能な材質で形成され、少なくとも下面が開口されて、前記集草袋体の外側を覆い得るような立体形状を有していることを特徴とする集草袋体用防塵カバー。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、刈り取られた芝生等の刈取片を回収する集草袋体を備えたロータリーモアの集草袋装置、及び集草袋体用防塵カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロータリーモアには、大別して自走式と手押し式とがあるが、いずれの形式においても、機体を構成するハウジング内に垂直軸を中心に回転する刈取刃体が配置され、前記刈取刃体により刈り取られた芝生等の刈取片は、前記刈取刃体の高速回転により前記ハウジング内に生ずる旋回気流によって、前記ハウジングの後部に設けられた排出口を通って機体後方に排出される構成になっている。
【0003】ここで、刈り取られた刈取片が短かくて、そのまま芝生面上に放置するのが好ましくない場合等には、機体後部に集草袋体を装着して、該集草袋体内に刈取片を収容する構成になっている。ところが、一定面積に対して刈り取る芝生等が少ない場合(芝生等の密度が小さい場合)には、刈取刃体の高速回転による旋回気流により、表面の乾燥した土、ゴミ等が塵状となって舞い上がり、そのまま刈り取られた刈取片と一緒になって気流内に入り込んで、機体後部の集草袋体内に流入する。この集草袋体は、短い刈取片が収容可能であって、しかも流入した気流が外部に流出可能な構造にすべく、底面のみが非通気材で構成され、残りの全ての部分はネット体等の通気材で構成されている。
【0004】よって、刈取片と一緒になって集草袋体内に流入した気流に含まれている塵類は、集草袋体の上面、背面、或いは両側面から外部に流出して上方に高く舞い上がり、ロータリーモアの後方において、そのハンドルを持って作業をしている作業者の周囲のほぼ全空間が前記塵類で覆われる。よって、上記芝刈作業は、防塵マスク、防塵眼鏡等を装着しないと一定時間連続して作業ができないという過酷な環境下での作業であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、集草袋体を使用してロータリーモアにより芝刈作業等を行う際に、刈り取られた芝生等の刈取片と一緒に前記集草袋体内に流入した塵類が上方に高く舞い上がるのを防止して、上記作業環境を改善することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、機体を構成するハウジング内に垂直軸を中心に回転する刈取刃体が配置され、通気可能なネット体で構成された集草袋体が前記ハウジングの後部に着脱可能に装着され、前記刈取刃体により刈り取られた芝生等の刈取片を前記ハウジングの後部に設けられた排出口を通って前記集草袋体内に収容する構成のロータリーモアにおいて、前記刈取片と一緒になって前記集草袋体内に流入した塵類が上方に舞い上がるのを防止すべく、少なくとも下面が開口されて、前記集草袋体の外側を覆い得るような立体形状を有する非通気材製の防塵カバーを備えていることを特徴としている。
【0007】請求項1の発明によれば、刈取片と一緒になって集草袋体内に流入した気流に含まれている塵類は、該集草袋体の網目から外部に流出するが、前記集草袋体の外側は、その底面を除いて、非通気材で形成された防塵カバーで覆われているので、そのまま上方、或いは後方に飛散することなく、前記防塵カバーの内面に沿って一旦下方に向けて流れた後に、該防塵カバーの底面の開口から外部に放出される。よって、ロータリーモアの刈取刃体の高速回転により発生した塵類は、刈取片と一緒になって排出気流に乗って、従来と同様に集草袋体内に一旦流入した後に、該集草袋体の外部に排出されて舞い上がるが、集草袋体の外側に防塵カバーで覆われている分だけ、その舞上り高さは低くなって、通常は、作業者の腰の高さ程度まで抑えられる。この結果、ロータリーモアによる刈取作業時の環境が大幅に改善されて、作業者は、良好な環境の下で長時間に亘って連続して作業を行える。
【0008】また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記防塵カバーは、立体形状を維持した使用状態において、その下面と前面のみが開口していることを特徴としている。
【0009】請求項2の発明によれば、機体の後部に装着された集草袋体の外側に防塵カバーを覆った状態において、該集草袋体は、その上面、背面及び両側面の計4面が防塵カバーで覆われる結果、集草袋体内に流入した塵類を含む気流は、その全てが防塵カバーの底面の開口のみから外部に排出される。よって、集草袋体から外部に排出された気流内に含まれる塵類の舞上り高さを最も低く抑えられる。
【0010】また、請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記防塵カバーの前部は、集草袋体を構成するフレームに紐類を介して連結され、その後部は、ロータリーモアを構成するハンドルの横部材に吊下ロッドを介して連結されていることを特徴としている。
【0011】請求項3の発明によれば、機体の後部に装着された集草袋体の外側を覆っている防塵カバーは、その後部がロータリーモアのハンドルの横部材に吊り下げられているので、防塵カバーの上面が集草袋体の上面に密着したり、該防塵カバーの後下端部が芝生面に接触して、引きずられたりしなくなる。これにより、集草袋体の上面と防塵カバーの上面との間に所定の隙間が形成されて、集草袋体の上面からの気流の排出が確実に行われると共に、防塵カバーの後下端部が引きずられなくなって、芝生等の非刈取物と防塵カバー自身との双方の損傷が防止される。
【0012】また、請求項4の発明は、請求項1の発明を「集草袋体用防塵カバー」の観点から把握したものであって、その構成及び作用効果は、請求項1のそれらと実質的に同一である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明に係る集草袋装置を装着した自走式のロータリーモアを後方から見た斜視図であり、図2は、同じく側面図、図3は、同じく平面図である。最初に、ロータリーモアの全体構成について説明し、その後に、本発明に係る集草袋装置の部分について詳細に説明する。
【0014】図1ないし図3において、機体を構成するハウジングHは、平面形状が略円形のハウジング本体1を有していて、該ハウジング本体1の前後には、それぞれ前方及び後方に突出した突出部2,3が一体に設けられ、各突出部2,3には、それぞれ一対の前輪4と同様の後輪5とがそれぞれ装着されている。前方及び後方の各突出部2,3は、それぞれ平面視で略同幅を維持して突出されていると共に、後方の突出部3は、後方にゆくに従って急激に高くなっている。また、ハウジング本体1には、エンジンEが搭載されていると共に、前記ハウジング本体1の下端部の周囲を囲まれた部分の内側には、刈取刃体6が配置されている。この刈取刃体6は、前記エンジンEの動力により駆動される垂直回転軸10の下端部に一体に取付けられている。また、ハウジングHの後方突出部3に取付けられた一対の後輪5は、前記エンジンEの動力により駆動されて、ロータリーモアが自走する構成になっている。
【0015】また、図1に示されるように、ハウジングHの後方突出部3には、前記刈取刃体6の回転により生ずる旋回気流を後方に排出するための方形状の排出口7が形成されている。また、図1ないし図3、及び図7にそれぞれ示されるように、ハウジングHの後方突出部3の後端面3aは、上端が前方に位置するような傾斜面状に形成され、該傾斜後端面3aの上端部には、側面形状が略三角形状をしたガード体8が、その上端部(集草袋体Gの使用時においては前端部)の支点を中心にして下方に付勢された状態で回動可能となって一体に装着されている。このガード体8は、集草袋体Gを使用する場合には、図1ないし図3に示されるように、上方に回動されて、ハウジングHの後方突出部3に係止状態で装着された前記集草袋体Gの前端部を上方から覆うように押圧させて、ハウジングHに対する集草袋体Gを確実に装着する作用を果たすと共に、集草袋体Gを使用しない場合には、図7に示されるように、自身の付勢力により下方に回動されて、ハウジングHの後方突出部3の後端面3aに当接して、その底面の開口から芝生等の比較的長い刈取片を排出する構成となっている。従って、ガード体8は、その両側面と背面(集草袋体Gの使用時においては上面)にのみ板部を有していて、その前面(集草袋体Gの使用時においては下面)と下面(集草袋体Gの使用時においては背面)とは、いずれも開口構造となっている。なお、刈取刃体6は、平面視で時計方向に回転するため、ハウジング本体1内においては、図3で矢印Qで示されるような旋回気流が発生する。
【0016】また、ロータリーモアの機体を構成するハウジングHの後方突出部3の両側面には、ハンドル9が斜後上方に向けて一体に取付けられていて、該ハンドル9の前後方向の中間部には、横部材11が一体に設けられている。そして、図1ないし図3に示されるように、ハウジングHの後方突出部3に集草袋体Gを装着した状態において、該集草袋体Gの後端部は、ほぼ前記横部材11の位置に達している。
【0017】次に、図4ないし図6を主体にして、本発明に係る集草袋装置について詳細に説明する。図4は、集草袋体Gの外側を防塵カバーCで覆った状態の斜視図であり、図5は、集草袋体Gと防塵カバーCとを分離させた状態の斜視図であり、図6は、集草袋体Gの外側を防塵カバーCで覆った状態の模式的横断面図である。この集草袋装置は、従来から使用されている集草袋体Gと、該集草袋体Gの底面(下面)と前面とを除く全ての面(上面、背面、及び両側面)を外側から覆う防塵カバーCとで構成される。
【0018】ここで、集草袋体Gは、使用状態の立体形状において、略直方体状をした袋体であって、前面の全面と上面の前端部の傾斜面とが連続した開口21となっていて、該開口21の周囲は、全て金属棒から成る開口フレーム22で囲まれて、その開口形状が定められている。また、前記開口フレーム22には、集草袋体Gの上面の形状を定めるための平面形状がコの字状をした金属棒から成る平面フレーム23が一体に固着されている。これにより、開口形成用及び平面形状形成用の各フレーム22,23によって集草袋体Gの二面の形状が確定され、残りの各面(両側面、背面及び底面)の形状は、全体が略直方体状となるように集草袋体Gを引き起こすことにより確定される。そして、集草袋体Gの底面部24のみは、刈取片P(図6参照)を集草可能に保持するために、非通気性の厚いビニールシートで構成されるが、残りの全ての面部(両側面部25、上面部26及び背面部27)は、全て通気性を有するネット体で構成される。
【0019】また、開口フレーム22を構成する金属棒のほぼ全ての部分には、前記ネット体を接着固定できる樹脂製の嵌着体28が嵌着され、集草袋体Gの両側面部25と上面部26とを形成するネット体の前記開口21に臨む前端縁部は、いずれも前記嵌着体28に接着固定されていると共に、集草袋体Gの底面部24を形成する厚いビニールシートの前端縁部も、前記嵌着体28に接着固定されている。また、集草袋体Gの底面部24を形成する厚いビニールシートの前端縁部を除く残りの三辺の各端縁部と、集草袋体Gの両側面部25及び背面部27(図1参照)を形成するネット体の下端縁部とは、互いに接着固定されている。
【0020】また、集草袋体Gの開口21を囲んでいる開口フレーム22のうち前面に斜上下方向に配置された一対の傾斜部分には、ロータリーモアを構成する前記ハウジングHの後方突出部3の上面に設けられた一対の係止孔12(図2参照)に対して係止される一対の係止突起体29が前方に突出して設けられている。
【0021】そして、図1ないし図3に示されるように、ガード体8を上方に引き起こした状態で、集草袋体Gの前面の開口21の周囲に設けられた開口フレーム22を、ハウジングHの後方突出部3の後端面3aに当接させると共に、集草袋体Gに設けられた前記一対の係止突起体29を、ハウジングHの後方突出部3の上面に設けられた一対の係止孔12に係止させ、この状態で、前記ガード体8を開放させると、該ガート体8は、自身の有する下方への付勢力によって、集草袋体Gの開口21のうち上面の前端部の傾斜面となった部分を覆った状態となる。
【0022】また、前記集草袋体Gの外側を覆う防塵カバーCは、その全体が非通気性の比較的厚い透明ビニールシートで構成され、立体形状を維持した使用状態において、その下面と前面のみが開口して、両側面部31と上面部32と背面部33(図1参照)とがカバー部となった略直方体状となっている。正確には、防塵カバーCの側面部31及び上面部32の各幅は、いずれも後方に向けて漸次広くなっていて、その前面開口の四箇所(両側面部31の前下端部と、上面部32の前両端部との計四箇所)には、固定紐34を挿通させるためのリング状の金具35が一体に取付けられている。また、防塵カバーCの上面部32の後端中央部には、上端部がフック状となった吊下ロッド36が上方に突出して一体に取付けられている。
【0023】そして、上記のようにして、ロータリーモアを構成するハウジングHの後方突出部3に装着された集草袋体Gの外側を前記防塵カバーCで覆って、該防塵カバーCの前面の四箇所を固定紐34を介して集草袋体Gの開口フレーム22に固定すると共に、前記防塵カバーCの上面部32の後端中央部に取付けられた吊下ロッド36を、ロータリーモアのハンドル9の横部材11に引っ掛ける。
【0024】これにより、集草袋体Gの底面部24を除く全ての部分が防塵カバーCで覆われる。そして、防塵カバーCの全体形状は、上記したようであるため、図6に示されるように、集草袋体Gの両側面部25と防塵カバーCの両側面部31との間には、所定の側面隙間41が形成される。また、防塵カバーCの上面部32は、吊下ロッド36によりハンドル9の横部材11に吊り下げられているため、集草袋体Gの上面部26と防塵カバーCの上面部32との間には、所定の上面隙間42が形成され、しかも防塵カバーCの後下端部が引きずられなくなるため、芝生等の被刈取物と防塵カバーC自身との双方の損傷が防止される。
【0025】このように、集草袋体Gの外側が防塵カバーCで覆われていて、その両側面と上面とには、それぞれ隙間41,42が形成されている。よって、ロータリーモアが芝生上を走行して、刈取刃体6の高速回転により刈り取られた芝生の刈取片Pは、同時発生した塵類と一緒になってハウジング本体1内で生ずる旋回気流によって、ハウジングHの後方突出部3の排出口7から後方に排出されて、集草袋体G内に流入する。
【0026】そして、図6に示されるように、集草袋体G内に流入した刈取片Pは、その底面部24の上に順次堆積されると共に、塵類を含んだ気流は、集草袋体Gを構成するネット体の網目から外部に流出した後に、その外側に配置された防塵カバーCとの間で形成される上面及び側面の各隙間42,41を通って一旦下方に向けて流れ、その後に、防塵カバーCの下面の開口(排出口)37から防塵カバーCの外部に排出される。そして、防塵カバーCの下面の開口37から、その外部に塵類を含んだ気流が流出する際には、その気流方向は、側方、或いは斜下方に向くことになる。
【0027】このように、集草袋体Gの外側を防塵カバーCで覆うことにより、塵類を含んだ気流は、上記した経路を通って防塵カバーCの外部に流出するので、塵類が高く舞い上がらなくなって、集草袋体Gの後方において、ハンドル9を持っている作業者に対する環境が改善される。実験結果によると、防塵カバーCを使用しない場合には、排出気流に含まれている塵類は、作業者の背丈を超えて舞い上がっていたのに対して、防塵カバーCを使用すると、塵類の舞上り高さは、作業者の腰近辺までに抑えることができた。なお、図6において、Tは、短く刈り取られた後の芝生を示す。
【0028】また、上記実施形態の防塵カバーCは、集草袋体Gの底面を除く全ての面部である両側面部25、上面部26及び背面部27の外側を覆っているが、排出気流に含まれる塵類の舞い上がりを防止して、ロータリーモアの作業者の周辺環境を改善する本発明の観点からは、集草袋体Gの少なくとも上面部26と背面部27とは覆う必要があるが、その両側面部25に関しては、必ずしも全面を覆う必要はない場合もあり得る。
【0029】なお、ロータリーモアによる作業に関しては、芝生の刈取りに限られず、背丈の低い草類の刈取りも可能であって、後者の場合でも、その密度が低い場合には、排出気流内に塵類が含まれることになり、本発明に係る防塵カバーを使用することにより、塵類が高く舞い上がるのを防止できる。
【0030】
【発明の効果】本発明に係る防塵カバーにより集草袋体の外側を覆って作業をすれば、刈り取られた芝生等の刈取片と一緒に前記集草袋体内に流入した塵類が外部に排出された後に上方に高く舞い上がるのが防止できて、前記集草袋体の後方において運転操作を行う作業者の環境が改善されて、長時間に亘って連続して作業することが可能となる。
【出願人】 【識別番号】591187841
【氏名又は名称】株式会社共栄社
【住所又は居所】愛知県豊川市美幸町1丁目26番地
【出願日】 平成14年4月22日(2002.4.22)
【代理人】 【識別番号】100083655
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 哲寛
【公開番号】 特開2003−310025(P2003−310025A)
【公開日】 平成15年11月5日(2003.11.5)
【出願番号】 特願2002−118641(P2002−118641)