| 【発明の名称】 |
走行式茶刈装置並びに方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】野崎 智洋
【氏名】塚本 伸人
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| 【要約】 |
【課題】茶刈機ユニットにおける刈刃高さの設定値を記帳し、茶刈時においてこれを携帯する必要がなく、また刈刃の高さを面倒な設定作業をすることもなく、且つ正確に設定できる走行式茶刈装置を提供する。
【解決手段】茶畝Tを跨いで走行する走行機体2と、この走行機体2に搭載され摘採作業または剪枝作業を行うための茶刈機ユニット3とを具えた装置において、前記茶刈機ユニット3における刈刃30は、上下に高さ調節自在に設けられるものであり、且つ茶刈を行う場所に対応した刈刃30の設定高さを複数記憶する手段を具えている。また前記記憶された刈刃30の設定高さのデータから所望の刈刃30の高さの設定を選択する手段と、この選択された設定値に基づき刈刃30の高さを位置移動させる手段とを具えていることを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 茶畝を跨いで走行する走行機体と、この走行機体に搭載され摘採作業または剪枝作業を行うための茶刈機ユニットとを具えた装置において、前記茶刈機ユニットにおける刈刃は、上下に高さ調節自在に設けられるものであり、且つ茶刈を行う場所に対応した刈刃の設定高さを複数記憶する手段を具えていることを特徴とする走行式茶刈装置。 【請求項2】 前記記憶された刈刃の設定高さのデータから所望の刈刃の高さの設定を選択する手段と、この選択された設定値に基づき刈刃の高さを位置移動させる手段とを具えていることを特徴とする請求項1記載の走行式茶刈装置。 【請求項3】 前記茶刈機ユニットは、摘採機ユニットと、複数種の剪枝機ユニットとを選択的に前記走行機体に搭載して使用するものであり、前記記憶する手段は、これら複数種の茶刈機ユニットごとに前記場所の記憶が可能であることを特徴とする請求項1または2記載の走行式茶刈装置。 【請求項4】 茶畝を跨いで走行する走行機体に対し、茶刈機ユニットを搭載し、摘採作業または剪枝作業を行うための方法において、前記茶刈機ユニットにおける刈刃は、上下に高さ調節自在に設けられるものであり、前記茶刈を行う場所に対応して前記刈刃の設定高さを複数記憶させ、茶刈を行う際にこれら刈刃の高さ設定値を、茶刈を行う場所を指定することにより読み出して茶刈りを行うことを特徴とする走行式茶刈方法。 【請求項5】 前記茶刈を行う際に、前記刈刃の高さ設定値を、茶刈を行う場所を指定することにより読み出した後、この設定値に基づいた茶刈機ユニットの昇降装置への出力信号により刈刃高さを変更することを特徴とする請求項4記載の走行式茶刈方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は茶樹の摘採や剪枝を行う走行式茶刈装置並びに方法に関するものであって、特に刈刃の高さ設定手段に係るものである。 【0002】 【発明の背景】茶葉摘採機や各種剪枝機を搭載した走行式茶刈装置においては、例えば圃場ごとに摘採高さを記帳しておき、この記帳された帳面を見ながら茶刈機ユニットの刈刃の高さ設定を行っている。なお刈刃の高さ設定は具体的には例えば茶刈機ユニットを摺動支持する部材の所望の高さ位置にストッパーを設け、茶刈機ユニットを下降させた際にそのストッパー位置で停止するようにしている。また他の方法として、高さ距離を測定できる装置を設け、記帳された帳面を見て数値を逐一入力することによりその高さ位置に刈刃を移動させている。もちろんこのようないわゆる記録に基づく刈刃高さの設定手法の他、茶樹(茶畝)ごとにその状況を観察判断して、作業の都度、これを行うことももとより行われている。 【0003】以上のような刈刃の高さ記憶方法及び設定方法には、次のような問題点があった。すなわち記帳した帳面を常に携帯しなければならず、携帯するのを忘れた場合には、取りに戻ることによる作業時間のロスが生じてしまうという問題点、また更に記帳した帳面を紛失した場合には再度圃場ごと、あるいは茶畝ごとに調べ直すという極めて面倒な作業を余儀なくされるなどの問題点があった。また茶刈作業時において茶刈機ユニットの刈刃を位置設定する際に、逐一ストッパーの位置を変更したり、記帳された高さ設定値を入力することは非常に面倒な作業であった。 【0004】 【開発を試みた技術的課題】本発明はこのような背景からなされたものであって、茶刈機ユニットにおける刈刃高さの設定値を記帳し、茶刈時においてこれを携帯する必要がなく、また刈刃の高さを面倒な設定作業をすることもなく、且つ正確に設定できる新規な走行式茶刈装置並びに方法の開発を試みたものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の走行式茶刈装置は、茶畝を跨いで走行する走行機体と、この走行機体に搭載され摘採作業または剪枝作業を行うための茶刈機ユニットとを具えた装置において、前記茶刈機ユニットにおける刈刃は、上下に高さ調節自在に設けられるものであり、且つ茶刈を行う場所に対応した刈刃の設定高さを複数記憶する手段を具えていることを特徴として成るものである。この発明によれば、茶刈機ユニットにおける刈刃高さの設定値を記帳して、茶刈時において携帯する必要がなく、記帳された帳面やメモ用紙を紛失したり、茶刈作業場所へ持ってくることを忘れたりすることがない。 【0006】また請求項2記載の走行式茶刈装置は、前記請求項1記載の要件に加え、前記記憶された刈刃の設定高さのデータから所望の刈刃の高さの設定を選択する手段と、この選択された設定値に基づき刈刃の高さを位置移動させる手段とを具えていることを特徴として成るものである。この発明によれば、刈刃の高さを記憶装置から読みだし、ワンタッチで設定でき、作業効率と高さ設定精度に優れる。 【0007】更に請求項3記載の走行式茶刈装置は、前記請求項1または2記載の要件に加え、前記茶刈機ユニットは、摘採機ユニットと、複数種の剪枝機ユニットとを選択的に前記走行機体に搭載して使用するものであり、前記記憶する手段は、これら複数種の茶刈機ユニットごとに前記場所の記憶が可能であることを特徴として成るものである。この発明によれば、複数種の茶刈機ユニットに対応でき、茶刈機ユニットの種類に応じたきめの細かい設定が行うことが可能である。 【0008】更にまた請求項4記載の走行式茶刈方法は、茶畝を跨いで走行する走行機体に対し、茶刈機ユニットを搭載し、摘採作業または剪枝作業を行うための方法において、前記茶刈機ユニットにおける刈刃は、上下に高さ調節自在に設けられるものであり、前記茶刈を行う場所に対応して前記刈刃の設定高さを複数記憶させ、茶刈を行う際にこれら刈刃の高さ設定値を、茶刈を行う場所を指定することにより読み出して茶刈りを行うことを特徴として成るものである。この発明によれば、茶刈機ユニットにおける刈刃高さの設定値を記帳して、茶刈時において携帯する必要がなく、記帳された帳面やメモ用紙を紛失したり、持ってくることを忘れたりすることがない。 【0009】更にまた請求項5記載の走行式茶刈方法は、前記請求項4記載の要件に加え、前記茶刈を行う際に、前記刈刃の高さ設定値を、茶刈を行う場所を指定することにより読み出した後、この設定値に基づいた茶刈機ユニットの昇降装置への出力信号により刈刃高さを変更することを特徴として成るものである。この発明によれば、刈刃の高さを記憶装置から読みだし、ワンタッチで設定でき、作業効率と高さ設定精度に優れる。 【0010】 【発明の実施の形態】以下本発明を図示の実施の形態に基づいて具体的に説明する。符号1は本発明が適用される走行式茶刈装置であり、このものは図1にその全体構成を示すものであって、大別すると茶畝Tを跨いで走行する乗用式の走行機体2と、この走行機体2に対し搭載され、茶刈作業に直接寄与する茶刈機ユニット3とを具えるものである。なお図示の実施の形態では、茶刈機ユニット3として摘採機ユニットを搭載したものであるが、その他比較的浅い剪枝を行う剪枝機ユニットと、比較的深い剪枝を行う剪枝機ユニットとに交換して使用することが可能に構成されている。なお本発明はこのような作業者が搭乗して作業する乗用式の走行式茶刈装置1の他、従来公知の無線操縦式の走行式茶刈装置や、茶畝側脇に敷設された敷設レール上を走行し、無人自動運転されるレール自動走行式の走行式茶刈装置で実施することも可能である。 【0011】まず走行機体2について概略を説明する。この走行機体2は、茶畝Tを跨いで走行できるようにするために走行方向から見てほぼ門形を成すフレーム20を機枠部材とし、これに種々の走行のための機器が設けられて成る。前記フレーム20は茶畝T間に立ち上がるように位置する左右の脚部フレーム20Aと、その脚部フレーム20Aの上端を水平に結ぶような上部フレーム20Bと、更に脚部フレーム20Aの一部に対し昇降自在に取り付けられる昇降フレーム20Cとを具えて成る。そして前記脚部フレーム20Aの下端には一例としてクローラを適用した走行装置21を設ける。もちろんこの走行装置21はこのようなクローラに限らず茶畝T間の畑地を過剰に押し付けないような空気タイヤ等、適宜の手段が採り得る。 【0012】更に前記上部フレーム20B上には、鉄板やエキスパンドメタル等を張設して上部デッキ22が形成される。この上部デッキ22上には運転席23やエンジン24等を搭載するものであり、一例としてこのエンジン24により図示を省略するが油圧ポンプを駆動し、この油圧ポンプにより供給される作動油により前記走行装置21の駆動や茶刈機ユニット3における刈刃30の駆動、更には前記昇降フレーム20Cの昇降シフトのためのシリンダの駆動を行う。また運転席23の前方にはコントロールボックス4が設けられるものであり、この上部には本発明の特徴的構成である刈刃高さコントローラ10が設けられている。更に摘採した茶葉を風送するためのファン25を前記上部デッキ22上に設けるものであって、このものは直接エンジン24の回転により駆動される。そしてファン25からはダクト26を介して圧力風が茶刈機ユニット3側に供給される。因みにこのダクト26は、一部または全部がフレキシブルダクトで構成されるものであり、これは後述するように茶刈機ユニット3が茶畝Tに応じて適宜の高さに設定されることから、その位置の変化に対応できるように必要上とり入れられた構成である。なおダクト26としては、このようなフレキシブルダクトを用いるほか、管状部材を密閉状態に入れ子状に嵌め合わせて伸縮自在に構成したものを用いるようにしてもよい。 【0013】次に茶刈機ユニット3の主要部材について説明する。まず符号30は前述した刈刃であって、二枚の上下一対に組み合わせた長杆状の部材に多数の歯を形成し、この上下一対の刈刃を往復摺動させることにより刈り取りを行ういわゆるバリカン式の刈刃である。もちろんここに適用する刈刃は、このようないわゆるバリカン式のものでなくてもよく、例えばロータリー式の回転刃であっても差し支えない。なおこの刈刃30の駆動は、一例として走行装置21に搭載されたエンジン24によって駆動される油圧を受けて油圧モータにより駆動されるものであるが、もちろん刈刃30の駆動は別途エンジンによっても差し支えない。 【0014】この刈刃30の前方上方には多数の分岐管31aを有する風送管31を有するものであり、摘採作業時にはこの風送管31から前記ファン25によって生起された移送風が供給されて茶葉を後方に移送させるのである。そして前記刈刃30の後方には案内胴32が形成され、この案内胴32の後方には、茶袋Sを載置するための補助台33が設けられている。 【0015】また前記昇降フレーム20Cには詳細な説明は省略するが、適宜コロが設けられ、このものが脚部フレーム20Aに沿って転接するように構成され、それらが全体としてモータシリンダ等により上方に引き上げられるような状態で昇降する。なおこの茶刈機ユニット3自体は、この昇降フレーム20Cに対し比較的簡易に取り外し自在に取り付けられている。 【0016】以上のような基本的な構成を有する走行式茶刈装置1に対し本発明を適用するものであって、以下に本発明の特徴的構成を成す刈刃高さコントローラ10を中心としてコントロールボックス4について詳細に説明する。前記運転席23前方のコントロールボックス4の上面には、本発明の特徴的構成を成す刈刃高さコントローラ10が設けられるとともに、補助台33を不使用時にはね上げ、使用時に張り出し状態とするための手動の補助台スイッチ40と、エンジン24始動のスタータスイッチ41と、アワーメータ42と、走行式茶刈装置1が転倒しそうな角度に傾倒した際に警報音を鳴動する転倒警告用のブザー43等が設けられる。前記刈刃手動スイッチ11は、上に倒した状態で刈刃30が上昇し、下に倒した状態では刈刃30が下降する。なお手を離した状態では中立位置に位置し、この状態では刈刃30は停止している。 【0017】刈刃高さコントローラ10には、図2に示されるように、刈刃30の上下動操作を行うための刈刃手動スイッチ11と、刈刃高さの設定値を表示する表示部12と、茶刈機切替スイッチ13と、設定値変更スイッチ14とが具えられるものである。内部にはマイクロコンピューターが設けられ、刈刃30の高さを茶刈を行う場所に対応して複数記憶する手段と、この記憶された刈刃30の高さの選択された設定値に基づき前記茶刈機ユニット3の昇降装置であるモータシリンダに対し制御信号を出力し刈刃30の高さを位置移動させる手段とを具えている。 【0018】前記茶刈機切替スイッチ13は、主に適用する茶刈機ユニット3が、摘採機ユニットと、比較的深く剪枝を行う剪枝機ユニットと、比較的浅い剪枝を行う剪枝機ユニットとの何れを用いるかを決定するスイッチであるが、その他の操作として転倒警告用のブザー43の設定の際にも用いられる。またポテンショメータの検出値の補正(初期設定)の際にも用いられるものであり、この場合には茶刈機切替スイッチ13を一例として五秒以上押し続けることにより補正設定モードに切り替えることができる。 【0019】前記設定値変更スイッチ14は、主に前記茶刈機切替スイッチ13により選択された茶刈機ユニット3の刈刃30の設定高さを変更するためのものであり、数値の桁を変更するための桁スイッチ14aと、数値を変更するための上スイッチ14b及び下スイッチ14cを有している。因みにこの摘採高さや剪枝高さの検出は、茶刈機ユニット3を支持するモータシリンダ等に設けられるポテンショメータにより行われるものである。 【0020】本発明は以上述べたような具体的な構成を有するものであり、次に刈刃高さコントローラ10を用いた茶刈態様について説明する。 (1)記憶設定まず刈刃高さコントローラ10によって、各圃場ごと(本実施の形態では圃場A〜Eの五つ)に刈刃高さの記憶設定を行う。因みに通常同一圃場内では刈刃高さは同一に設定されるものである。なお本発明の走行式茶刈装置1は、摘採機ユニットと、比較的深く剪枝を行う剪枝機ユニットと、比較的浅い剪枝を行う剪枝機ユニットとを選択的に使用できるため、これら三種の茶刈機ユニットごとにそれぞれ対応した記憶設定を行う。因みに刈刃30の高さを記憶設定する際には、刈刃手動スイッチ11は上下に倒していない中立の位置にしておく。 【0021】まず茶刈機切換スイッチを押してどの茶刈機ユニットの記憶設定を行うかの選定を行う。そして図2、3に示されるように圃場Aにおける刈り取りを行う摘採高さや剪枝高さを桁スイッチ14aを押して桁を選択するとともに、上スイッチ14bまたは下スイッチ14cを押すことにより設定値を決定する。因みに刈刃高さの決定は、一例として刈刃30を手動にて所望の高さに位置させることにより、この高さを走行式茶刈装置1に設けられたポテンショメータで計測することにより行うものである。 【0022】次に圃場Bの記憶設定を行う場合には、桁スイッチ14aと下スイッチ14cを同時に押すことにより圃場Bの設定画面に切り換える。そして同様に桁スイッチ14aを押して桁を選択するとともに上スイッチ14bまたは下スイッチ14cを押すことにより設定値を決定する。そして圃場Bの記憶設定が終了した後、圃場C、圃場D、圃場Eの記憶設定を行う。因みに本実施の形態においては、圃場Eの画面から更に桁スイッチ14aと下スイッチ14cを同時に押すと、圃場Aの設定画面に戻る。また更に茶刈機切換スイッチを押すことにより各圃場毎に摘採高さと、機体の進行方向中央部に設けられた剪枝機の剪枝高さと、機体の進行方向後方部に設けられた剪枝機の剪枝高さとを切り換えることが可能である。 【0023】(2)刈り取り以上のように茶刈ユニットの刈刃30の高さの記憶設定が行われたコントロールボックス4を用いて例えば摘採を行うにあたっては、まず茶刈機切替スイッチ13を押して摘採高さの設定画面にする。次に桁スイッチ14aと、上スイッチ14b若しくは下スイッチ14cとを同時に押すことにより圃場Aの設定画面を選択すると記憶された設定値が読み出されて表示される。そして刈刃手動スイッチ11を押し下げれば、図1に示されるように刈刃30が上限位置である原点基準から表示されている圃場Aの刈刃設定高さh1に下降する。圃場Aの摘採が終了した後には、走行時に邪魔となならないように一例として刈刃手動スイッチ11を押し上げ刈刃30を原点基準へ原点復帰させる。 【0024】(3)変更圃場Aの摘採作業が終了し、次に圃場Bの摘採を行う場合には、桁スイッチ14aと下スイッチ14cを同時に押すことにより圃場Bの設定画面を選択すると記憶された設定値が読み出されて表示される。そして刈刃手動スイッチ11を押し下げれば、図1に示されるように刈刃30が原点基準から表示されている圃場Bの刈刃設定高さh2に下降する。また圃場Bの摘採を行ってから圃場Aの摘採を行うような場合には、桁スイッチ14aと上スイッチ14bを同時に押すことにより一つ前の圃場画面(圃場Aの画面)へ戻ることができる。 【0025】(4)付加機能そして機体の進行方向中央部に設けられた剪枝機の剪枝高さと、機体の進行方向後方部に設けられた剪枝機の剪枝高さも、前記摘採機と同様に圃場A〜E毎に高さ設定を行う。また本実施の形態では、前述したように刈刃高さコントローラ10によって、走行式茶刈装置1の傾斜地作業時における転倒警告用のブザー43の記憶設定が行えるものであり、設定値変更スイッチ14を押すことによりこの設定画面に変更することが行える。そしてブザー43は、作業者が決定する前後左右方向の傾倒限界角度に対応しブザー鳴動設定を行うことができる。 【0026】なお以上のような刈刃高さコントローラ10の操作スイッチ類の構成は一例であり、もちろん種々の改変が可能であり、例えば茶刈機ユニット3の種類を選択したら、タッチパネル式の表示部12に最初から圃場を選択する圃場選択一覧画面が表示されるなどのように構成しても構わない。また各圃場ごとに刈刃高さを設定変更するような実施の形態を示したが、各圃場における個別の茶畝や更には茶畝における任意の場所を指定できるように改変して構成することも可能である。 【0027】 【発明の効果】請求項1、4記載の走行式茶刈装置並びに方法によれば、刈刃30の高さを茶刈を行う場所に対応して複数記憶する手段を有しているため、茶刈機ユニット3における刈刃30の高さの設定値を記帳して、茶刈時において携帯する必要がない。 【0028】また請求項2、5記載の走行式茶刈装置並びに方法によれば、選択された設定値に基づき刈刃30の高さを位置移動させる手段を具えているため、刈刃30の高さを記憶装置から読みだし、即座に設定でき、作業効率と高さ設定精度に優れる。 【0029】更に請求項3記載の走行式茶刈装置によれば、茶刈機ユニット3は、摘採機ユニットと、複数種の剪枝機ユニットとを選択的に前記走行機体2に搭載して使用するものであり、前記記憶する手段は、これら複数種の茶刈機ユニット3ごとに前記場所の記憶が可能であるため、複数種の茶刈機ユニット3に対応でき、茶刈機ユニット3の種類に応じたきめの細かい設定を行うことが可能である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000104375 【氏名又は名称】カワサキ機工株式会社
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| 【出願日】 |
平成14年2月20日(2002.2.20) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100086438 【弁理士】 【氏名又は名称】東山 喬彦
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| 【公開番号】 |
特開2003−235324(P2003−235324A) |
| 【公開日】 |
平成15年8月26日(2003.8.26) |
| 【出願番号】 |
特願2002−43189(P2002−43189) |
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