| 【発明の名称】 |
作物収穫機の根部切断装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】小田切 元 【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内
【氏名】高木 真吾 【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内
【氏名】川口 弘道 【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内
【氏名】大久保 嘉彦 【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内
【氏名】水本 俊彦 【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内
【氏名】鈴木 宏 【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内
【氏名】岩部 孝章 【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内
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| 【要約】 |
【課題】全面条播で栽培した作物体を一度に多条列を刈取る切断装置は、左右方式に一体型であることにより、切断した作物体の葉部がからみ付いていることがあり、後工程で切断済み作物体を集めて収穫するときに、からみ付きをほぐすのに手間と、時間とがかかることがあった。
【解決手段】多条列の作物体(葉物野菜)(イ)を刈取りする切断装置8を左右方向に複数個に分割した。又、走行車輪の後部には、からみ付いた葉部をほぐす正面視山形状に形成した分離装置を設けた。更に切断済み作物体(イ)を各条列毎に分離して後方へ案内する案内装置を設けた構成である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 走行装置2と、車台3へ載置したエンジン4と、走行装置2の前部から順次作物体(イ)を分離する分草装置6と、圃場へ接触して走行するゲージソリ装置7と、作物体(イ)を切断する切断装置8と、切断済み作物体(イ)を集める集菜装置10等を設けた作物収穫機において、切断装置8は左右方向に複数に分割して設けたことを特徴とする作物収穫機の根部切断装置。 【請求項2】 前記走行装置2の走行車輪12の後方部には、切断済み作物体(イ)を分離する正面視山形状に形成した分離装置9を設けたことを特徴とする請求項1に記載の作物収穫機の根部切断装置。 【請求項3】 前記切断装置8の後方部には、切断済み作物体(イ)を各条列毎に分離して後方へ案内する複数の案内装置5を設けたことを特徴とする請求項1に記載の作物収穫機の根部切断装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、全面条播で栽培した作物体を一度に多条列を刈取る切断装置は、左右方向に複数個に分割して設けた技術であり、作物収穫機の根部切断装置として利用できる。 【0002】 【従来の技術】作物体は葉物野菜であり、全面条播栽培した葉物野菜を、一度に多条列を刈取り収穫作業は、作物収穫機の走行装置を植付圃場を走行させる。この走行装置の前部から順次設けた左右両側の分草装置により、刈取りする葉物野菜と、刈取りしない葉物野菜とに分離され、ゲージソリ装置の上下操作により、刈取り高さが設定され、この設定した刈取り高さで、作物収穫機は走行し、一度に多条列を刈取る左右方向に所定巾で、前後方向へ揺動自在に設けた切断装置により、分離された各分草装置間の葉物野菜の根部の所定位置が切断され、切断済み葉物野菜は、この切断済み葉物野菜を集める集菜装置と、走行装置の走行車輪へ切断済み葉物野菜の葉部の巻き付き防止用に設けた内・外ガイドの、この内ガイドとにより、左右両端部の切断済み葉物野菜は、機体中央部へ向けて寄せられ、中央部の切断済み葉物野菜と同時に、圃場表面の所定位置へ集められる。この集められ葉物野菜は、後方部にいる作業者に拾い集められて、収穫される。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】左右方向に所定巾の切断装置により、多条列の葉物野菜を一度に刈取りすることにより、この葉物野菜の葉部がからみ付くことがあったり、又、このからみ付いた葉部をほぐすことが困難であったが、この発明により、これらの問題点を解決しようとするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】このために、この発明は、請求項1に記載の発明においては、走行装置2と、車台3へ載置したエンジン4と、走行装置2の前部から順次作物体(イ)を分離する分草装置6と、圃場へ接触して走行するゲージソリ装置7と、作物体(イ)を切断する切断装置8と、切断済み作物体(イ)を集める集菜装置10等を設けた作物収穫機において、切断装置8は左右方向に複数に分割して設けたことを特徴とする作物収穫機の根部切断装置としたものである。 【0005】全面条播栽培した葉物野菜(イ)を、一度に多条列の刈取り収穫作業は、作物収穫機の走行装置2を植付圃場を走行させる。この走行装置2の前部から順次設けた左右両側の分草装置6により、刈取りする葉物野菜(イ)と、刈取りしない葉物野菜(イ)とに分離され、ゲージソリ装置7の上下操作により、刈取り高さが設定され、この設定した刈取り高さで、作物収穫機は走行し、左右方向に複数個に分割し、前後方向へ揺動自在に設けた切断装置8により、分離された各分草装置6間の葉物野菜(イ)の根部の所定位置は、各条列毎に切断され、切断済み葉物野菜(イ)は、切断済み葉物野菜(イ)を集める集菜装置10と、走行装置2の走行車輪12へ切断済み葉物野菜(イ)の葉部の巻き防止用に設けた内・外ガイドの、この内ガイドとにより、左右両側部の切断済み葉物野菜(イ)は、機体中央部へ向けて寄せられ、中央部の切断済み葉物野菜(イ)と同時に、圃場表面の所定位置へ集められる。この集められた葉物野菜(イ)は、後方部にいる作業者が拾い集められて、収穫される。 【0006】請求項2の発明においては、前記走行装置2の走行車輪12の後方部には、切断済み作物体(イ)を分離する正面視山形状に形成した分離装置9を設けたことを特徴とする請求項1に記載の作物収穫機の根部切断装置としたものである。全面条播栽培した葉物野菜(イ)の土中にある根部の土壌表面より、若干深い所定位置が、切断装置8で切断され、この切断された切断済み葉物野菜(イ)は、走行装置2の走行車輪12の後側で、刈取り全巾に亘り、左右方向略中央部が高い、正面視山形状の分離装置9により、切断済み葉物野菜(イ)の隣接とからみあって葉部がほぐされながら、圃場へ倒れた状態になる葉物野菜(イ)と、圃場へ起立状態のままである葉物野菜(イ)とは、後方部にいる作業者が拾い集められて、収穫される。 【0007】請求項3の発明においては、前記切断装置8の後方部には、切断済み作物体(イ)を各条列毎に分離して後方へ案内する複数の案内装置5を設けたことを特徴とする請求項1に記載の作物収穫機の根部切断装置としたものである。全面条播栽培した葉物野菜(イ)の根部の所定位置は、切断装置8で切断され、切断され、切断済み葉物野菜(イ)は、各条列毎に設けた案内装置により、仕切られて、後方の所定位置へ案内され、圃場表面の所定位置へ集められる。この集められた葉物野菜(イ)は、後方部にいる作業者が拾い集められて、収穫される。 【0008】 【発明の効果】請求項1に記載の発明においては、左右方向に複数個に分割し、前後方向へ揺動自在に設けた各切断装置8により、全面条播栽培の多条列の葉物野菜(イ)は、左右方向に複数に分割されて、切断されることにより、葉物野菜(イ)の葉部のからみ付きを防止することができる。又、葉部のからみ付きがないことにより、後方部で作業者が拾い集める手間を大巾に削減することができる。 【0009】請求項2に記載の発明においては、切断済み葉物野菜(イ)の葉部のからみ付きをほぐす、正面視左右方向の略中央部が高い山形状の分離装置9は、走行装置2の走行車輪12の後方部へ設けたことにより、葉部のからみ付きをほぐすことができ、後方部の作業者が、切断済み葉物野菜(イ)を拾い集めるときに、この切断済み葉物野菜(イ)をほぐす必要がなく、又、集め作業が容易である。 【0010】請求項3に記載の発明においては、切断装置8で切断された切断済み葉物野菜(イ)は、各条列毎に分離して、後方へ案内する案内装置5を設けたことにより、切断済み葉物野菜(イ)の葉部のからみ付きを確実に分離することができる。又、後工程の切断済み葉物野菜(イ)の集め作業が容易である。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図例は、全面条播栽培した作物体(イ)は、例えば、葉物野菜(イ)であり、この葉物野菜(イ)を刈取り収穫する作物収穫機1の切断装置8は、図1で示す構成と、図2、及び図3で示す構成との2種類である。この作物収穫機1は、走行装置2と、車台3の上側へ載置したエンジン4と、後部の操作ハンドル13bと、走行装置2の前方部から順次設けた葉物野菜(イ)の葉部を分離する分草装置6と、圃場表面へ接触して走行するゲージソリ装置7と、葉物野菜(イ)を切断する左右方向を複数個に分割し、前後揺動自在な切断装置8と、左右方向には、一体の切断装置8と、切断済み葉物野菜(イ)を機体中央部へ向けて集める集菜装置10と、走行装置2の走行車輪12へ切断済み葉物野菜(イ)の巻き付きを防止する内・外ガイド杆20a,20b等よりなる構成である。又、内・外ガイド杆20a,20bに変えて、切断済み葉物野菜(イ)を各条列毎に分離して後方へ案内する複数個の案内装置5、更に各走行車輪2の後側には、切断済み葉物野菜(イ)を分離する分離装置9を設けた構成である。これら切断装置8、案内装置5、及び分離装置9等を主に図示して説明する。 【0012】前記作物収穫機1の走行装置2は、図2、及び図3で示す如く走行用のミッションケース11に内装した伝動機構11aの最下端部の左右両側へ突出した走行車軸11bの軸端部には、左右一対の走行車輪12を軸支して設けた構成である。 【0013】前記ミッションケース11の後側で上下方向略中央部には、車台3を後方へ突出させて、ボルト、及びナット等により、装着して設け、この車台3の上側には、エンジン4を載置した構成である。このエンジン4の回転により、ミッションケース11内の伝動機構11a、及び詳細は後述する分割型の各切断装置8、及び一体型の切断装置8等を回転駆動する構成である。 【0014】前記ミッションケース11の上側には、図2、及び図3で示す如くハンドル支持具13aを左右旋回自在で調節自在に装着した構成である。このハンドル支持具13aの後端部には、操作ハンドル13bを上下回動自在で調節自在に設けた構成である。この操作ハンドル13bには、走行レバー14a、走行クラッチレバー14b、及び切断装置8を始動・停止操作する操作レバー14c等を設けた構成である。 【0015】前記ミッションケース11の前部の上下方向略中央部には、図2、及び図3で示す如くコ字形状のヒッチ15をボルト、及びナット等により、装着して設け、このヒッチ15には、左右両側の左・右フレーム17a,17bの後端部の後板17cに設けた取付用ヒッチ16を挿入して、支持ピン15aで装着して設けた構成である。この取付用ヒッチ16は上下両側の上・下取付板16a,16bへ支持パイプ16cを固着して設けた構成である。この支持パイプ16cへ支持ピン15aを挿入し、ヒッチ15と、取付用ヒッチ16とを接続した構成である。 【0016】前記左・右フレーム17a,17bの前端には、前板17dを設け、この前板17dの前側面の左右両側には、左・右取付板18a,18bを設けた構成である。この左・右取付板18a,18b間には、ゲージソリ装置7の上主柱19を設けた構成である。 【0017】前記ゲージソリ装置7は、図2、及び図3で示す如くパイプ形状の上主柱19内には、外周部へ螺旋ネジ19bを設けた上回動軸19aを内装した構成である。上主柱19内には、パイプ形状の下主柱21を内装した構成である。この下主柱21の下端部には、左右方向の支持杆21bを固着して設けた構成であり、又、この下主柱21の内径部には、螺旋ネジ21aを設け、この螺旋ネジ21aへ上主柱19に設けた上回動軸19aの螺旋ネジ19bを螺挿入した構成である。 【0018】下軸22は支持杆21bへ挿入し、この支持杆21bの上下両側部へナットで装着すると共に、下主柱21へ内装した構成である。支持杆21bの外端部には、外受板21cを固着して設け、この外受板21cから所定隙間を設けて、内受板21dを支持杆21bの下側面へ固着した構成である。これら外・内受板21c,21d間には、左・右下支持杆24a,24bを挿入し、これら外・内受板21c,21d、及び左・右下支持杆24a,24bの上下に設けた各長孔24c部には、上・下横支持軸23a,23bを挿入して、ナット等により、装着した構成である。この各長孔24c部で左・右下支持杆24a,24bは、手動により、上下可能な構成である。 【0019】前記左・右下支持杆24a,24bの下端部には、ソリ25の左右両側に設けた各取付板25aをボルト、及びナット等により、装着して設けた構成である。又、ソリ25の後部には、アジャストボルト25bを設けて、ソリ25の前後方向の傾斜角度の調節ができる構成である。更にこのソリ25の上下位置調節は、左・右下支持板杆24a,24b等に設けた上下両側の長孔24cにより、手動調節できる構成である。自動での上下位置調節は、後述する調節用ハンドル27aの回動操作で行う構成である。 【0020】前記上主柱19の上端部には、図2で示す如く伝動機構26aを内装したギヤーケース26を設け、この伝動機構26aと、上主柱19へ内装した上回動軸19aとは、ギヤー等を介して噛合した構成である。この伝動機構26aに設けた調節軸26bには、ユニバーサルジョイント26cを設けた構成である。 【0021】前記ユニバーサルジョイント26cには、ゲージソリ装置7のソリ25の上下位置を調節するソリ調節軸27を設け、このソリ調節軸27には、調節用ハンドル27aを設けた構成である。ソリ調節軸27は操作ハンドル13bへ上方へ突出して設けた支持杆27bの支持部材27cで支持した構成である。 【0022】前記ゲージソリ装置7のソリ25の上下位置を調節して、葉物野菜(イ)の刈取り高さ位置を変更するとは、調節用ハンドル27aを左、又は右回動操作することにより、ソリ調節軸27、ユニバーサルジョイント26c、調節軸26b、伝動機構26aを介して上回動軸19aが回転駆動され、この回転駆動に連動して、下主柱21が上、又は下へ移動し、この上、又は下への移動に連動して、下軸22、左・右下支持杆24a,24bが上、又は下へ移動して、ソリ25は上、又は下へ移動し、刈取り高さが変更される構成である。 【0023】前記分草装置6は、図2、及び図3で示す如くゲージソリ装置7の前側の左右両側に設けた構成である。前記分草装置6は、ゲージソリ装置7のソリ25の前端部に設けた分草カバー6aの上側へ前方へ突出する前分草杆6bを設けると共に、分草カバー6aの内側面と、後述する分割した各切断装置8、及び一体型の切断装置8の左・右切断支持杆29a,29bに設けた支持具29dとの間の左右両側には、複数本の分草杆6cを設けた構成である。 【0024】前記分草装置6の各分草杆6cは、ゲージソリ装置7の前後方向への揺動回動により、前後方向へ揺動移動して、膨張、及び収縮し、葉物野菜(イ)の葉部を持ち上げて分離する構成である。前記切断装置8は、分割型で図1で示す如く全面条播栽培した葉物野菜(イ)を一度に4条列を刈取る構成を説明する。この切断装置8を左右に2分割し、左側で1条列目と、3条列目とを刈取りし、右側部で2条列目と、4条列目とを刈取りする構成である。 【0025】前記切断装置8は、図1で示す如く左・右フレーム17a,17bの外側面へ左・右支持板28a,28bを固着して設け、この左・右支持板28a,28bの外側面の前後には、切断メタル28cを設け、これら各支持メタル28cで前・後切断軸28d,28eを軸支した構成である。17eは上塞板である。 【0026】前記後切断軸28eには、左切断支持杆29aを受ブッシュ29cを介して軸支した構成である。又、前切断軸28dには、右切断支持杆29bを受ブッシュ29cを介して軸支した構成である。これら左・右切断支持杆29a,29bの下端部には、コ字形状の取付板30を設け、この各取付板30の下端部には、長方形状の刈刃30aを装着した構成である。 【0027】前記左・右フレーム17a,17bの内側面には、カムメタル31aを設け、この各メタル31a,31bでカム軸31bを軸支した構成である。このカム軸31bの左右両側の外側部には、カム31cを軸支して設け、この各カム31cと、左・右切断支持杆29a,29bとは、アジャスト可能なアジャスト具31dを設けて、接続した構成である。カム軸31bの一方側の外端部には、入力プーリ32を軸支して設け、この入力プーリ32と、ミッションケース11の出力軸11cへ軸支して設けた出力プーリ11dとには、ベルト32aを掛け渡した構成である。ミッションケース11の伝動機構11aの回転駆動により、ベルト32a、カム軸31b、各カム31c、各アジャスト具31dを介して、前・後切断軸28d,28eを回動中心として、左・右切断支持杆29a,29b、各取付板30、各刈刃30aが前後へ揺動回動して、葉物野菜(イ)の茎部は、ゲージソリ装置7で設定した所定高さ位置が切断される構成である。 【0028】前記切断装置8の分割型は、図1で示す如く例えば4条列を刈取りする構成であると、1条列目と、3条列目とを刈取りする切断装置8と、2条列目と、4条列目とを刈取りする切断装置8とに、左右方向に複数個に分割して、更に前後方向に切断位置をずらして、葉物野菜(イ)を各刈刃30aで2条列以上を同時に切断することのない構成としたことにより、左右方向に複数に分割されて、切断されることにより、葉物野菜(イ)の葉部のからみ付きを防止できる。又、葉部のからみ付きがないことにより、機体の後方部にいる作業者が、切断済み葉物野菜(イ)を拾い集める手間を大巾に削減することができる。 【0029】前記集菜装置10は、図2、及び図3で示す如く左・右フレーム17a,17bの外側面には、左・右支持杆10a,10bをボルト、及びナット等により、装着して設け、この左・右支持杆10a,10bの外端部には、集菜ガイド杆10cをボルト、及びナット等により、装着して設けた構成である。この各集菜ガイド杆10c,10cは、平面視前部の広巾部から順次狭巾にすべく傾斜させると共に、後方部は狭巾の直線状に形成した構成である。 【0030】前記内・外ガイド杆20a,20bは、図2、及び図3で示す如くゲージソリ装置7の分草カバー6aに設けた各支持具34a、ソリ25の後部に設けた各支持板33aに設けた各支持具34b、左・右フレーム17a,17bの下側面に設けた略L字形状の支持板33bに設けた各支持具34c、及び車台3に設けた略L字形状の支持板33cに設けた各支持具34c、及び車台3に設けた略L字形状の支持板33cに設けた支持具34d等により、支持した構成である。内・外ガイド杆20a,20b間の巾は、前部側では狭巾とし、後部へ向けて順次傾斜させて、広巾に形成した構成である。 【0031】前記内ガイド杆20aは分草カバー6a部から、終端部は走行車輪12の外周の近傍部へ位置させて設けた構成である。又、外ガイド杆20bは分草カバー6a部から、終端部は走行車輪12の車輪中心の近傍部へ位置させて設けた構成である。 【0032】前記切断装置8で切断された切断済み葉物野菜(イ)の左右両外側の1条列目と、4条列目とは、内ガイド杆20aと、集菜装置10の各集菜ガイド10cとにより、機体中央部へ向けて寄せられ、圃場表面の中央部寄りの所定位置へ集められる。又、中央部の2条列目と、3条列目とは、刈取りされた位置の圃場表面の所定位置へ集められる構成である。 【0033】一体型の切断装置8は、図2、及び図3で示す如くであり、一体型のこの切断装置8を説明する。前記左・右フレーム17a,17bの上部には、図2、及び図3で示す如く上板35aを設け、この上板35aの上側面には、受板35bを設け、この受板35bの上側面には、左右方向に横板35を設け、この横板35の上側面の左右両端部には、上方へ突出したコ字形状の支持板35cを設け、この支持板35c,35cの外側面には、切断メタル28c,28cをボルト、及びナット等により、装着して設け、この各切断メタル28cで切断軸36を回転自在に軸支した構成である。この切断軸36の左右両側で各支持板35c,35cのコ字形状内には、所定間隔で左・右切断支持杆29a,29bを下部へ突出して設けた構成である。 【0034】前記左・右切断支持杆29a,29bの下部には、取付板30をボルト、及びナット等により、装着した構成である。この取付板30,30の下側面には、刈刃30aを皿ボルト等により、装着して設けた構成である。又、左・右切断支持杆29a,29bの上下方向略中央部には、補強板37aを設け、この補強板37a,37a間には、支持板37bを設けた構成である。この支持板37bには、支持メタル37cをナット等により、装着して設けた構成である。 【0035】前記左・右フレーム17a,17bの内側面には、図2、及び図3で示す如くカムメタル31aをボルト、及びナット等により、装着して設け、このカムメタル31a,31aでカム軸31bを軸支して設け、このカム軸31bには、カム31cを軸支して設け、このカム31cの外周部には、カム受メタル38を設け、このカム受メタル38と、左・右切断支持杆29a,29bに設けた支持メタル37との間には、アジャスト可能なアジャスト具31dを設けて接続した構成である。 【0036】前記カム軸31bの一方側の軸端部には、入力プーリ32を軸支して設け、この入力プーリ32と、ミッションケース11の出力軸11cへ軸支して設けた出力プーリ11dとには、ベルト32aを掛け渡した構成である。ミッションケース11の伝動機構11aの回転駆動により、ベルト32a、カム軸31b、カム31c、カム受メタル38、アジャスト具31d、支持メタル37cを介して、切断軸36を回動中心として、左・右切断支持杆29a,29b、取付板30,30、刈刃30aが前後へ揺動回動して、葉物野菜(イ)の茎部は、ゲージソリ装置7で設定した所定高さ位置が切断される構成である。 【0037】前記走行装置2の走行車輪12の後方部には、図4、及び図5で示す如く一体型の切断装置8で葉物野菜(イ)の土中の根部が切断され、土壌へ起立状態のこの葉物野菜(イ)の葉部のからみ付きをほぐす分離装置9を設けた構成である。前記分離装置9は、図4、及び図5で示す如く車台3の後端部には、後ヒッチ39を設け、この後ヒッチ39へ接続ヒッチ40を挿入し、支持ピン40aで接続した構成である。接続ヒッチ40には、分離装置9の上支持パイプ9aを固着して設け、この上支持パイプ9aの左右両外端部には、支持板9bを固着して設け、この支持板9b,9b間には、機体の略中央部が上方へ突出する山形状の分離板9cを固着して設けた構成である。この分離装置9のこの分離板9cにより、葉物野菜(イ)のからみ付いた葉部をほぐす構成である。 【0038】前記分離装置9を装着した機種においては、分草装置6の各分草杆6cは、固定式であると共に、内・外ガイド杆20a,20bに変えて、鉄板材の平面視略V字形状のガイド板41,41を設けて、走行車輪12,12をカバーした構成である。 【0039】前記分離装置9は、図7で示す如く平板の分離板42の上側面へ山形状の案内板42aを複数枚固着して設けた構成とするもよい。前記走行車輪12の後側には、葉物野菜(イ)の葉部のからみ付きをほぐす分離装置9を設けたことにより、葉部のからみ付きをほぐすことができ、後方部の作業者が、切断済み葉物野菜(イ)を拾い集めるときに、この切断済み葉物野菜(イ)をほぐす必要がなく、又、集める作業が容易である。 【0040】前記走行車輪12,12には、図6で示す如く板形状の内車輪カバー43aと、前車輪カバー43bとを設けた構成である。4条列の葉物野菜(イ)は、一体型の切断装置8の刈刃30aで刈取りされ、左右両側の刈取り済み葉物野菜(イ)は、各走行車輪12の外側へ案内する案内装置5の左・右案内板44a,44bは、図6で示す如く設けた構成である。 【0041】前記案内装置5の左・右案内板44a,44bは、図6で示す如く板形状で上下方向に所定巾に形成すると共に、下部外側から上部内側へ傾斜させ、更に平面視前方内側から後方外側へ向けて湾曲させた構成である。前記左・右案内板44a,44bは、前車輪カバー43bと、左・右支持杆10a,10bとに装着した構成である。 【0042】これにより、刈取り済み葉物野菜(イ)は、4条列分が圧縮された状態で、圃場表面へ集められることがなく、このために、後工程作業である切断済み葉物野菜(イ)の拾い集めが容易である。6条列の葉物野菜(イ)を、一体型の切断装置8の刈刃30aで刈取りする構成の機種であると、この刈刃30aの後側と、各走行車輪12の前側との間には、図8で示す如く左・右外案内板45,45bと、左・右外内案内板45c,45dと、中案内板45eとを設けた構成である。 【0043】前記左・右外案内板45a,45bと、左・右外内案内板45c,45dとは、左右外端部と、左右外側より、2条列目との刈取り済み葉物野菜(イ)は、各走行車輪12の外側へ案内されて、圃場表面へ集める構成である。又、中央部の2条列の刈取り済み葉物野菜(イ)は、左・右外内案内板45c,45dと、中案内板45eとにより、各走行車輪12の内側へ案内されて、圃場表面へ集められる構成である。 【0044】これにより、刈取り済み葉物野菜(イ)は、6条列分が圧縮された状態で、圃場表面へ集められることがなく、このために、後工程作業である切断済み葉物野菜(イ)の拾い集めが容易である。前記走行車輪12,12の一方側のこの走行車輪12は、図9で示す如く車転ケース46へ軸支して設け、平面視走行車輪12,12を前後にずらして設けた構成である。 【0045】左右両側に設けた前記走行車輪12,12を前後にずらし設けたことにより、左右両側の分草装置6、及び切断装置8の刈刃30aを前後方向へ傾斜させて設けた構成である。これにより、刈取り済み葉物野菜(イ)は機体中心に寄ることがなく、このために、後作業である刈取り済み葉物野菜(イ)の拾い集めが容易である。 【0046】分草装置47は、図10で示す如く各条列毎に設けて、葉物野菜(イ)を分離する構成である。この各分草装置47の前端部は、切断装置8の刈刃30aの前端部より、突出させて設けると共に、後端部は、走行車輪12の前側に位置させて設けた構成である。 【0047】これにより、各条列毎に葉物野菜(イ)を確実に分離することができる。切断装置48は、図11、及び図12で示す如く偏芯軸48aには、プーリ48bを軸支して設け、この偏芯軸48aの左右両側には、支持杆49,49を設け、この支持杆49,49の先端部には、葉物野菜(イ)を切断する刈刃30aを装着した構成である。又、各支持杆49の前後方向の略中央部には、この各支持杆49を支持すると共に、回動中心となる回動軸49aを設けた構成である。偏芯軸48aの回転駆動により、各支持杆49は回動軸49aを回動中心として、この各支持杆49を経て、刈刃30aは前後方向へ揺動回動して、葉物野菜(イ)を切断する構成である。 【0048】前記切断装置48の各支持杆49の外側には、図11、及び図12で示す如くチェン50aを内装したチェンケース50と、支持ケース板51とを左右両側に個別に設け、このチェンケース50と、支持ケース51との前端部には、分離軸50bを回転自在に軸支して設けた構成である。この分離軸50bには、葉物野菜(イ)の各条列の略中央位置に、この葉物野菜(イ)の葉部のからみ付きをほぐす樹脂材、又はゴム材等よりなり、葉部を傷付けないように分離する各分離板50cを軸支した構成である。 【0049】これにより、葉物野菜(イ)を切断装置48の刈刃30aで切断すると同時に、回転駆動する各分離板50cでからみ付いた葉部をほぐして、分離することにより、確実な分離ができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000125 【氏名又は名称】井関農機株式会社 【住所又は居所】愛媛県松山市馬木町700番地
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| 【出願日】 |
平成14年2月18日(2002.2.18) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2003−235323(P2003−235323A) |
| 【公開日】 |
平成15年8月26日(2003.8.26) |
| 【出願番号】 |
特願2002−40245(P2002−40245) |
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