| 【発明の名称】 |
コンバインの走行操作装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】黒河 雅博 【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内
【氏名】西崎 宏 【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内
【氏名】辻 健太郎 【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内
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| 【要約】 |
【課題】穀稈を刈取り収穫作業中に、掻込ペダルを踏込み操作して、走行装置を停止状態にしたときに、畦際等の刈取り作業中であると、刈跡が悪くなったり、刈刃装置で未刈取り穀稈を刈取りしたり、又、この刈刃装置で圃場の土を切ることがあった。
【解決手段】走行装置3を回転駆動する走行ミッションケース4の左・右サイドクラッチ6a,6bを「入」・「切」して、走行、又は走行停止させる掻込ペダル7の踏込み操作で、走行を停止制御すると共に、機体1aを上昇制御する昇降シリンダ17を制御装置20aで作動制御する構成である。又、走行停止で走行装置3のローリングを制御する左・右ローリングシリンダ8a,8bを作動制御して、機体1aを上昇制御する構成である。更に走行装置3の走行クローラ3a用の転輪を移動制御する左・右イコライザーシリンダ48a,48bを作動制御して、機体1aを上昇制御する構成である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 走行車台2下側の左右両側に走行装置3と、該走行装置3を回転駆動する走行車台2前部に左・右サイドクラッチ6a,6b等を内装した走行ミッションケース4と、左・右サイドクラッチ6a,6bを「入」・「切」操作して、走行、又は走行停止させる掻込ペダル7等を設けたコンバインにおいて、該掻込ペダル7の踏込み操作で、左・右サイドクラッチ6a,6bは「切」制御されると共に、機体1aを昇降制御する昇降シリンダ17を制御装置20aで作動制御して、機体1aを上昇制御すべく制御装置20aを設けたことを特徴とするコンバインの走行操作装置。 【請求項2】 前記掻込ペダル7の踏込み操作で、左・右サイドクラッチ6a,6bは「切」制御されると共に、走行装置3のローリングを制御する左・右ローリングシリンダ8a,8bを制御装置20aで作動制御して、機体1aを上昇制御すべく制御装置20aを設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインの走行操作装置。 【請求項3】 前記掻込ペダル7の踏込み操作で、左・右サイドクラッチ6a,6bは「切」制御されると共に、走行装置3の走行クローラ3a用の各転輪31eを移動制御する左・右イコライザーシリンダ48a,48bを制御装置20aで作動制御して、機体1aを上昇制御すべく制御装置20aを設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のコンバインの走行操作装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、走行装置を回転駆動する走行ミッションケースには、左・右サイドクラッチを設け、この左・右サイドクラッチのみを「入」・「切」操作して、走行、又は走行停止させる掻込ペダルを設け、この掻込ペダルの踏込み操作で、左・右サイドクラッチは「切」制御されると共に、機体を昇降制御する昇降シリンダが作動制御されて、機体は上昇制御される技術であり、コンバインの走行操作装置として利用できる。 【0002】 【従来の技術】コンバインで立毛穀稈の収穫作業は、走行車台の下側の左右両側に設けた走行装置は、走行車台の前部に設けた走行ミッションケース内の伝動機構の回転駆動により、回転駆動されて、コンバインは走行して、走行車台の前側に設けた刈取機で立毛穀稈は刈取りされ、この刈取機で後方上部へ移送されて、脱穀機へ供給され、この脱穀機内を挟持移送中に脱穀され、脱穀済み穀粒は、脱穀機の横側に設けた穀粒貯留タンク内へ供給され、一時貯留される。 【0003】この刈取り収穫作業の走行中に、掻込ペダルを運転作業者が踏込み操作すると、この操作に連動して、走行ミッションケースに内装した伝動機構の内の左・右サイドクラッチは、切り作動されて、コンバインの左右両側の走行装置の走行クローラの回転駆動が停止され、このコンバインの走行は停止され、穀稈の刈取り作業は一時停止されるが、刈取機、及び脱穀機の作動は継続され、刈取機へ挟持して移送中の穀稈は、この刈取機で後方上部へ移送され、脱穀機へ供給され、この脱穀機で脱穀され、脱穀済み穀粒は穀粒貯留タンクへ供給され、一時貯留される。掻込ペダルを踏込み操作して、走行を停止したときであっても、機体全体、及び刈取機等の上下位置は、上昇制御されることなく、停止操作時の高さ位置へ保持されて、挟持中の穀稈は移送、及び脱穀処理される。 【0004】又、圃場、及び路上等へコンバインを長時間停止させるときは、駆車ブレーキペタルを運転作業者が踏込み操作すると、この操作に連動して、ブレーキ装置へブレーキ荷重が負荷され、停止状態のコンバインへ駆車ブレーキが掛る。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】コンバインで刈取り作業中の走行中に、このコンバインを停止させるときは、掻込ペダルを踏込み操作すると、走行ミッションケース内の左・右サイドクラッチが切り状態に作動され、コンバインは停止状態になるが、刈取機、及び脱穀機等の作動は継続されることにより、畦際等の刈取り作業中であると、刈り跡が悪くなったり、また、刈取機の穀稈を刈取りする刈刃装置で、未刈取り穀稈を刈取りしたり、更にこの刈刃装置で圃場の土を切ること等が発生することがあったが、この発明により、これらの問題点を解決しようとするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】このために、この発明は、請求項1に記載の発明においては、走行車台2下側の左右両側に走行装置3と、該走行装置3を回転駆動する走行車台2前部に左・右サイドクラッチ6a,6b等を内装した走行ミッションケース4と、左・右サイドクラッチ6a,6bを「入」・「切」操作して、走行、又は走行停止させる掻込ペダル7等を設けたコンバインにおいて、該掻込ペダル7の踏込み操作で、左・右サイドクラッチ6a,6bは「切」制御されると共に、機体1aを昇降制御する昇降シリンダ17を制御装置20aで作動制御して、機体1aを上昇制御すべく制御装置20aを設けたことを特徴とするコンバインの走行操作装置としたものである。 【0007】コンバインで立毛穀稈の収穫作業は、走行車台2の下側の左右両側に設けた走行装置3は、走行車台2の前部に設けた走行ミッションケース4内の伝動機構の回転駆動により、回転駆動されて、コンバインは走行して、走行車台2の前部に設けた刈取機で立毛穀稈は刈取りされ、この刈取機で後方上部へ移送され、脱穀機へ供給され、この脱穀機内を挟持移送中に脱穀され、脱穀済み穀粒は、脱穀機の横側に設けた穀粒貯留タンク内へ供給され、一時貯留される。 【0008】この刈取り収穫作業の走行中に、掻込ペダル7を運転作業者が踏込み操作すると、この操作に連動して、走行ミッションケース4へ内装した伝動機構の内の左・右サイドクラッチ6a,6bは、切作動されて、コンバインの左右両側の走行装置3の走行クローラ3aの回転駆動が停止され、このコンバインの走行は停止され、穀稈の刈取り作業は一時停止するが、刈取機、及び脱穀機の作動は継続され、刈取機へ挟持して移送中の穀稈は、この刈取機で後方上部へ移送され、脱穀機へ供給され、この脱穀機で脱穀され、脱穀済み穀粒は穀粒貯留タンクへ供給され、一時貯留される。 【0009】前記掻込ペダル7を踏込み操作して、走行が停止制御されると同時に、機体1aを構成する走行装置3、刈取機、及び脱穀機の内の刈取機を昇降制御する昇降シリンダ17は、制御装置20aで作動制御され、この昇降シリンダ17が始動し、刈取機はこの昇降シリンダ17により、所定高さ位置へ上昇制御されて、挟持中の穀稈は移送されて、脱穀機へ供給され、脱穀処理される。 【0010】請求項2に記載の発明においては、前記掻込ペダル7の踏込み操作で、左・右サイドクラッチ6a,6bは「切」制御されると共に、走行装置3のローリングを制御する左・右ローリングシリンダ8a,8bを制御装置20aで作動制御して、機体1aを上昇制御すべく制御装置20aを設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインの走行操作装置としたものである。 【0011】刈取り収穫作業の走行中に、掻込ペダル7を運転作業者が踏込み操作すると、この操作に連動して、走行ミッションケース4へ内装した伝動機構の内の左・右サイドクラッチ6a,6bは、切作動されて、コンバインの左右両側の走行装置3の走行クローラ3aの回転駆動が停止され、このコンバインの走行は停止され、穀稈の刈取り作業は一時停止するが、刈取機、及び脱穀機の作動は継続され、刈取機へ挟持して移送中の穀稈は、この刈取機で後方上部へ移送され、脱穀機へ供給され、この脱穀機で脱穀され、脱穀済み穀粒は穀粒貯留タンクへ供給され、一時貯留される。 【0012】前記掻込ペダル7を踏込み操作して、走行が停止制御されると同時に、走行装置3のローリングを制御する左・右ローリングシリンダ8a,8bは、制御装置に20aで作動制御され、この左・右ローリングシリンダ8a,8bが始動し、走行車台3が所定高さ位置へ上昇制御され、この上昇制御に連動して、機体1aの刈取機も同時に、所定高さ位置へ上昇制御されて、挟持中の穀稈は移送されて、脱穀機へ供給され、脱穀処理される。 【0013】請求項3に記載の発明においては、前記掻込ペダル7の踏込み操作で、左・右サイドクラッチ6a,6bは「切」制御されると共に、走行装置3の走行クローラ3a用の各転輪31eを移動制御する左・右イコライザーシリンダ48a,48bを制御装置20aで作動制御して、機体1aを上昇制御すべく制御装置20aを設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のコンバインの走行操作装置としたものである。 【0014】刈取り収穫作業の走行中に、掻込ペダル7を運転作業者が踏込み操作すると、この操作に連動して、走行ミッションケース4内の伝動機構の内の左・右サイドクラッチ6a,6bは、切作動されて、コンバインの左右両側の走行装置3の走行クローラ3aの回転駆動が停止され、このコンバインの走行は停止され、穀稈の刈取り作業は一時停止するが、刈取機、及び脱穀機の作動は継続され、刈取機へ挟持して移送中の穀稈は、この刈取機で後方上部への移送が継続され、脱穀機へ供給され、この脱穀機で脱穀が継続され、脱穀済み穀粒は穀粒貯留タンクへ供給され、一時貯留される。 【0015】前記掻込ペダル7を踏込み操作して、走行が停止制御されると同時に、左右両側の走行装置3の各走行クローラ3a用の各転輪31eを移動制御するイコライザー装置の左・右イコライザーシリンダ48a,48bは、制御装置20aで作動制御され、この左・右イコライザーシリンダ48a,48bが始動し、走行車台3が所定高さ位置へ上昇制御され、この上昇制御に連動して、機体1aの刈取機も同時に、所定高さ位置へ上昇制御されて、挟持移送中の穀稈は移送されて、脱穀機へ供給され、脱穀される。 【0016】 【発明の効果】請求項1に記載の発明においては、走行装置3の回転駆動は、走行ミッションケース4へ内装した左・右サイドクラッチ6a,6bは、掻込ペダル7の踏込み操作で「切」状態にして、走行は停止すると共に、機体1aの刈取機を上昇制御する昇降シリンダ17は、制御装置20aで作動制御され、この機体1aの刈取機は所定高さ位置へ上昇制御されることにより、この刈取機で刈取りする穀稈の刈跡が良好となり、又、刈取機の刈刃装置は畦や、未刈取り穀稈から離れることとなり、未刈取り穀稈の刈取り防止、及び圃場の土を切ること等を防止できる。 【0017】請求項2に記載の発明においては、走行装置3の走行が停止制御されると共に、制御装置20aにより、走行装置3のローリングを制御する左・右ローリングシリンダ8a,8bが作動制御され、機体1a水平状態に制御される。この水平状態制御を利用して、機体1aの刈取機は速やかに上昇されることにより、刈跡の向上、又未刈取り穀稈の刈取り防止、及び圃場の土を切ること等を防止できる。 【0018】請求項3に記載の発明においては、走行装置3の走行が停止制御されると共に、制御装置20aにより、走行装置3の走行クローラ3a用の各転輪31eを移動制御する左・右イコライザーシリンダ48a,48bが作動制御されることにより、左・右ローリングシリンダ8a,8bがない機種で、水平制御が行われない機種であっても、左・右イコライザーシリンダ48a,48bにより、機体1aの刈取機は上昇されることにより、刈跡の向上、又、未刈取り穀稈の刈取り防止、及び圃場の土を切ること等を防止できる。 【0019】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。コンバイン1の走行車台2下側に左右両側には、走行装置3を設け、又、走行車台2の前部には、走行ミッションケース4を設け、この走行ミッションケース4に内装した伝動機構5内には、左・右サイドクラッチ6a,6b等を設けた構成である。該左・右サイドクラッチ6a,6bのみを「入」・「切」する掻込ペダル7を走行車台2に設けると共に、該掻込ペダル7を踏込み操作で、左・右サイドクラッチ6a,6bは切り操作され、各走行装置3の走行は停止される。この停止に伴って、立毛穀稈を刈取る刈取機10、穀稈を脱穀する脱穀機9、エンジン23、及び走行装置3等によって形成された機体1aの刈取機10を上下移動させる伸縮シリンダ17を作動させる操作装置20へ制御装置20aを内装して設けた構成である。これら走行装置3と、走行ミッションケース4と、掻込ペダル7と、伸縮シリンダ17と、制御装置20a等を主に図示して説明する。 【0020】前記コンバイン1の走行車台2の下側には、図1で示す如く土壌面を走行する左右一対の走行クローラ3aを張設した左右両側に走行装置3を配設し、走行車台2の上側には、脱穀機9を載置した構成である。走行車台2の前側の刈取機10で立毛穀稈を刈取りし、この刈取り穀稈は、この刈取機10で後方上部へ移送され、脱穀機9のフィードチェン11aと、挟持杆11bとで引継ぎされて、挟持移送されながら脱穀される。脱穀済みで選別済み穀粒は、脱穀機9の右横側に配設した穀粒貯留タンク12内へ一時貯留される。 【0021】前記走行車台2の前側には、図1で示す如く前端位置から立毛穀稈を分離するナローガイド13a、及び分草体13bと、立毛穀稈を引起す引起装置14aと、引起された穀稈を掻込みする穀稈掻込移送装置15の掻込装置15aと、掻込された穀稈を刈取る刈刃装置14bと、刈取りされた穀稈を挟持移送して、脱穀機9のフィードチェン11aと、挟持杆11bとへ受渡しする穀稈掻込移送装置15の根元・穂先移送装置16a,16b等からなる刈取機10を設けている。機体1aの該刈取機10は、油圧駆動による昇降シリンダ17により、土壌面に対して、昇降自在に移動する構成である。 【0022】前記刈取機10の前方下部から後方上部へ傾斜する支持杆18aの上端部には、左右方向の支持パイプ杆18bを設け、この支持パイプ杆18bを走行車台2の上側面に設けた支持装置18cで回動自在に支持させて、昇降シリンダ17の作動により、刈取機10は支持パイプ杆18bを回動中心として、上下に回動する構成である。 【0023】前記刈取機10の穀稈掻込移送装置15によって形成される穀稈移送経路中には、刈取られて移送される穀稈に接触作用することにより、脱穀機9へ穀稈の供給の有無を検出する穀稈センサ10aを設けた構成である。前記脱穀機9側の前部で走行車台2の上側に設けたステップ2aと、このステップ2aの前方部に設けたサブステップ2bとの上側には、操作室フレーム19aで形成する操作室19bを設け、この操作室19b内には、図1で示す如くコンバイン1を始動、停止、及び各部を調節等の操作を行う平面視略L字形状に形成した操作装置20と、これら操作を行う作業者が搭乗する操縦席21と、駆車ブレーキペタル22と、掻込ペダル7等を設け、この操縦席21の下側で、走行車台2の上側面には、エンジン23を載置すると共に、後方部には、穀粒貯留タンク12を配設する。これら走行装置3と、刈取機10と、脱穀機9と、エンジン23等により、コンバイン1の機体1aを形成した構成である。 【0024】前記操作装置20は、図7で示す如く操作室フレーム19aで形成した操作室19b内へ略L字形状で、操縦席21の前側、及び左横側へ位置させて設けた構成である。操作装置20の表面部に設けた代表的な各種レバー、各種調整ダイヤル、及び各種スイッチ等を表示して説明する。後述する油圧無段変速装置24が作動して、コンバイン1の前進、又は後進の走行速度を変速する主変速レバー25a、コンバイン1の走行方向を切換する走行方向切換レバー26、副変速レバー25b、スロットルレバー25c、及び刈脱レバー25d等と、車速調整ダイヤル27a、刈取高さ調節ダイヤル27b、及び扱深さ調節ダイヤル27c等と、方向スイッチ28a、車速スイッチ28b、前後スイッチ28c、及び左右スイッチ28d等を設けた構成である。 【0025】前記ステップ2aの前方部に設けたサブステップ2bの左側で、操作室フレーム19aで形成した操作室19b内には、図1、及び図3〜図11で示す如くサブステップ2bの左側には、コンバイン1が停止状態で、走行ミッションケース4の一方側の横側部に設けたブレーキ装置29へブレーキ荷重を負荷して、このブレーキ装置29を介して、走行ミッションケース4内のブレーキ軸30aを経て、ブレーキ駆動軸30bへ駆車用ブレーキを掛けたり、又は駆車用ブレーキを解除したりする駆車ブレーキペタル22を踏込み、又は、踏込み解除すべく回動軸22aで回動自在に軸支して設けた構成である。この駆車ブレーキペタル22の操作では、走行ミッションケース4内の左・右サイドクラッチ6a,6bは、「入」・「切」しない構成である。 【0026】前記サブステップ2bの右側で、操作室19b内には、図5〜図11で示す如く掻込ペタル7を踏込み、又は、踏込み解除すべく回動自在に設け、この掻込ペタル7の操作により、走行ミッションケース4内に内装した伝動機構5のサイドクラッチ軸6cへ摺動自在に軸支した左・右サイドクラッチ6a,6bが「入」・「切」操作され、この操作に連動して、複数枚設けた左・右クラッチ板6d,6eが作動されて、ブレーキが掛る構成であり、走行ミッションケース4の最終端部に設けた左・右走行車軸31a,31bが回転、又は回転停止され、この左・右走行車軸31a,31bへ軸支した各駆動スプロケット31c、各後スプロケット31d、及び各転輪31eへ掛け渡した左右両側の走行装置3の各走行クローラ3aが回転、又は回転停止されて、コンバイン1は走行、又は走行停止する構成である。この走行停止のときであっても、脱穀機9、及び刈取機10の作動は継続される構成であり、この刈取機10の穀稈掻込移送装置15へ挟持中の穀稈は、この穀稈掻込移送装置15で挟持移送されて、脱穀機9へ供給されて、脱穀される構成である。 【0027】前記走行装置3を走行、又は走行停止させるときは、サブステップ2bの右側に設けた掻込ペダル7の操作により、走行ミッションケース4内の左・右サイドクラッチ6a,6bは「入」・「切」操作され、又、走行装置3が停止中で、駆車ブレーキを掛けるときは、サブステップ2bの左側に設けた駆車ブレーキペタル22の操作により、コンバイン1のブレーキ装置29へブレーキ荷重が負荷されることにより、このブレーキ装置29を介して、走行ミッションケース4内のブレーキ駆動軸30bへ駆車用ブレーキが掛り、これに連動して、走行装置3には、駆車用ブレーキが掛ることにより、この走行装置3の走行操作、又は走行停止操作と、駆車用ブレーキを掛ける操作とは、掻込ペダル7と、駆車ブレーキペダル22とによって、別々に行われることにより、両者の操作荷重が軽くなり、操作が容易である。又、傾斜地で駆車ブレーキペタル22を操作しても、左・右サイドクラッチ6a,6bは「切」状態になることがなく、このために、コンバイン1は傾斜地の傾斜による自然走行を防止する構成である。 【0028】立毛穀稈を刈取り作業の走行中に、前記掻込ペダル7の踏込み操作により、走行ミッションケース4内のサイドクラッチ軸6cへ軸支した左・右サイドクラッチ6a,6bが、切り状態となり、コンバイン1の走行車台2下側の左右両側に設けた走行装置3は、走行が停止する構成である。 【0029】前記掻込ペダル7を踏込み操作により、走行ミッションケース4内の左・右サイドクラッチ6a,6bが「切」状態に操作され、走行装置3の走行が停止され、この走行停止に連動して、コンバイン1の機体1aを形成する刈取機10は、図1で示す如く昇降シリンダ17が操作装置20へ内装した制御装置20aにより、作動制御(始動制御)され、この昇降シリンダ17の作動により、刈取機10は支持パイプ杆18bを回動中心として、この刈取機10は制御装置20aへ設定して、記憶させた所定高さ位置へ上昇制御される構成である。又、掻込ペダル7の踏込み操作を解除すると、走行装置3は走行すると共に、刈取機10は元の高さ位置へ復元する構成である。 【0030】前記走行装置3の走行クローラ3aの回転駆動は、走行ミッションケース4へ内装した左・右サイドクラッチ6a,6bを、掻込みペダル7の踏込み操作により、「切」状態になり、停止されて走行は停止すると共に、この停止に連動して、コンバイン1の機体1aの刈取機10を昇降制御する昇降シリンダ17は、操作装置20の制御装置20aで作動制御され、この昇降シリンダ17により、刈取機10は所定高さ位置へ上昇制御されることにより、この刈取機10で刈取りする穀稈の刈跡が良好となり、又、刈取機10の刈刃装置14bは畦や、未刈取り穀稈から離れることにより、未刈取り穀稈の刈取り防止、及び圃場の土を切ること等を防止できる。 【0031】前掻込ペダル7の踏込み操作により、走行装置3の走行が停止され、この走行停止に連動して、コンバイン1の機体1aを形成する走行車台2を介して、刈取機10は、図2で示す如く詳細後述する各走行装置3をローリング、及びピッチング制御すべく設けた左・右ローリングシリンダ8a,8b、及び格ピッチングシリンダ55bの内の左・右ローリングシリンダ8a,8bが操作装置20へ内装した制御装置20aにより、作動制御(始動制御)され、この左・右ローリングシリンダ8a,8bの作動により、走行装置3で機体1aの走行車台2は水平状態に制御される。これにより、走行車台2は所定高さ位置へ上昇制御されたこととなり、この走行車台2の上昇制御に連動して、刈取機10は所定高さ位置へ上昇制御されたことになる構成である。又、掻込ペダル7の踏込み操作を解除すると、走行装置3は走行すると共に、走行車台2、及び刈取機10は元の高さ位置へ復元する構成である。 【0032】前記走行装置3の走行クローラ3aの回転駆動の停止は、走行ミッションケース4へ内装した左・右サイドクラッチ6a,6bを、掻込ペダル7の踏込み操作により、「切」状態になって、停止されて走行は停止すると共に、この停止に連動して、コンバイン1の機体1aを形成する走行車台2を介して刈取機10は、各走行装置3をローリング制御する左・右ローリングシリンダ8a,8bは、操作装置20の制御装置20aで作動制御され、この左・右ローリングシリンダ8a,8bにより、走行装置3で機体1aの走行車台2は水平状態に制御される。これにより、走行車台2は所定高さ位置へ上昇制御され、この上昇制御に連動して、刈取機10も所定高さ位置へ上昇制御されたことになり、この水平状態制御を利用して、機体1aの刈取機10は速やかに上昇されることにより、刈跡の向上、又、未刈取り穀稈の刈取り防止、及び圃場の土をこの刈取機10の刈刃装置14bで切ること等を防止することができる。 【0033】前記掻込ペダル7の踏込み操作により、走行ミッションケース4内の左・右サイドクラッチ6a,6bが「切」状態に操作され、走行装置3の走行が停止され、この走行停止に連動して、コンバイン1の機体1aを形成する走行車台2を介して刈取機10は、図3、及び図14で示す如く詳細後述する走行装置3の走行クローラ3a用の各転輪31eを移動制御すべく設けた左・右イコライザー装置47a,47bの左・右イコライザーシリンダ48a,48bが操作装置20へ内装した制御装置20aにより、作動制御(始動制御)され、左・右イコライザーシリンダ48a,48bの作動により、走行装置3で機体1aの走行車台2は所定高さ位置へ上昇制御される構成である。この上昇制御に連動して、刈取機10は所定高さ位置へ上昇制御されたことになる構成である。又、掻込ペダル7の踏込み操作を解除すると、走行装置3は走行すると共に、走行車台2、及び刈取機10は元の高さ位置へ復元する構成である。 【0034】前記走行装置3の走行クローラ3aの回転駆動の停止は、走行ミッションケース4へ内装した左・右サイドクラッチ6a,6bを掻込ペダル7の踏込み操作により、「切」状態になって、停止されて走行は停止すると共に、この走行停止に連動して、コンバイン1の機体1aを形成する走行車台2を介して刈取機10は、各走行装置3の走行クローラ3a用の各転輪31eを移動制御する左・右イコライザーシリンダ48a,48bは、操作装置20の制御装置20aで作動制御され、左・右イコライザーシリンダ48a,48bにより、走行装置3で機体1aの走行車台2は所定高さ位置へ上昇制御され、この上昇制御に連動して、刈取機10も所定高さ位置へ上昇制御されたことになり、例えば左・右ローリングシリンダ8a,8bがない機種で、水平制御が行われない機種であっても、左・右イコライザーシリンダ48a,48bにより、機体1aの刈取機10は上昇制御されることにより、刈跡の向上、又、未刈取り穀稈の刈取り防止、及び圃場の土をこの刈取機10の刈刃装置14bで切ること等を防止することができる。 【0035】前記走行ミッションケース4は、図9〜図11で示す如く一方側の横側には、ブレーキ装置29を設け、他方側の横側には、伝動機構5bを内装した迂回ケース5aを設けると共に、上部には、油圧無段変速装置24を設けた構成である。前記走行車台2の前端部に装架した走行用の走行ミッションケース4内の伝動機構5の伝動経路中には、その出力に基づいて、走行車速を検出するポテンションメータ方式の車速センサ4aを設けた構成である。 【0036】前記走行ミッションケース4の横側に設けたブレーキ装置29のブレーキレバー29aと、サブステップ2bの左側へ回動自在に設けた駆車ブレーキペダル22のペダルレバー22bとの間には、図5、図6、図9、及び図11で示す如くブレーキ用ケーブル22cを設けて接続した構成である。駆車用ブレーキを掛けるときには、駆車ブレーキペタル22の踏込み操作により、ペタルレバー22b、ブレーキ用ケーブル22c、及びブレーキレバー29aを介して、ブレーキ装置29へブレーキ用荷重が負荷され、これにより、走行ミッションケース4内のブレーキ軸30aを経て、ブレーキ駆動軸30bへ駆車用ブレーキが掛る構成である。又、踏込み解除により、駆車用ブレーキが解除される構成である。 【0037】前記掻込ペダル7は、図5〜図7で示す如く走行ミッションケース4内の左・右サイドクラッチ6a,6bを「入」・「切」すべく掻込ペダル7を踏込み、又は踏込み解除すべく掻込ペダル軸7aで回動自在に軸支した構成である。掻込ペダル7の踏込み操作、又は、踏込み解除操作により、この掻込ペダル7の前部に設けたON−OFFスイッチ方式の掻込ペダルスイッチ33は、ON−OFFする構成である。このON−OFFは、操作装置20へ内装した制御装置20aへ入力され、この入力に基づいて、この制御装置20aにより、油圧無段変速装置24を介して、走行ミッションケース4内の左・右サイドクラッチ6a,6bは、「入」・「切」操作されて、コンバイン1は走行、又は走行停止制御される構成である。 【0038】前記掻込ペダル7の取付板7bには、図5で示す如く掻込ケーブル36の一方側の端部を装着して設け、走行ミッションケース4の左・右支持軸34a,34bには、左・右シフタ34c,34dを固着して設けると共に、この左・右支持軸34a,34bの一方側端部で、走行ミッションケース4の外側には、左・右レバー35a,35bを固着して設けた構成である。この左・右シフタ34c,34dは、左・右サイドクラッチ6a,6bの摺動移動用の溝内へ挿入した構成である。 【0039】前記掻込ケーブル36の他方側の端部のインナー36aは左レバー35aへ装着し、アウター36bは右レバー35bへ装着した構成である。掻込ペダル7の踏込み、又は、踏込み解除の操作により、掻込ケーブル36のインナー36a、及びアウター36bと、左・右レバー35a,35bと、左・右シフタ34c,34dとを介して、走行ミッションケース4内の左・右サイドクラッチ6a,6bを「入」・「切」操作する構成である。油圧無段変速装置24、及び掻込ペダルスイッチ33等に不具合が発生して、これらの不具合により、左・右サイドクラッチ6a,6bが「入」・「切」操作できないことが発生しても、掻込ペダル7の操作により、この掻込ペダル7に設けた掻込ケーブル36を介して、左・右サイドクラッチ6a,6bを「入」・「切」操作する構成である。収穫作業を途中で中断することを防止できる構成である。 【0040】前記掻込ペダル7を踏込み操作により、掻込ケーブル36等を介して、走行ミッションケース4内の左・右サイドクラッチ6a,6bは切り作動されると共に、左・右クラッチ板6d,6eが押されてブレーキが負荷される構成である。従来は傾斜地での操作、又は左・右サイドクラッチ6a,6bに負荷が掛っていると、掻込ペダル7を踏込み操作しても、左・右サイドクラッチ6a,6bの切り作動の遅れや、各走行装置3が停止しないことがあったが、掻込ケーブル36で掻込ペダル7と、左・右サイドクラッチ6a,6bとを接続させたことにより、この左・右サイドクラッチ6a,6bの切り状態と共に、ブレーキを負荷する構成である。 【0041】これにより、傾斜地での左・右サイドクラッチ6a,6bを切り操作しても、各走行装置3が完全に停止せず、自然走行したり、又、左・右サイドクラッチ6a,6bに負荷が掛っていると、切り作動の遅れや、各走行装置3が停止しないことがあったが、掻込ケーブル36を設けて、この掻込ケーブル36で掻込ペダル7と、左・右サイドクラッチ6a,6bとを接続させたことにより、これら左・右サイドクラッチ6a,6bの切り作動と共に、ブレーキを負荷することにより、上記の問題点を解決することができる構成である。 【0042】前記掻込ペダル7が踏込み操作され、コンバイン1の走行が停止状態に制御されたときであっても、脱穀機9と、刈取機10との作動は継続される構成である。これら脱穀機9、及び刈取機10を停止させるときは、刈脱レバー25dを停止側へ操作する構成である。 【0043】前記操作装置20の主変速レバー25aは、図5、及び図6で示す如く操作枠37に固着して設けた取付板37aへ、主変速レバー25aの下部に設けた受板38aを回動ピン38bで回動自在に軸支した構成である。受板38aの後部側と、油圧無段変速装置24のトラニオン軸24aとは、アジャスト可能な連結ロット39aを設けた接続した構成である。 【0044】前記駆車ブレーキペタル22のペタルレバー22bと、回動自在に設けた回動具40の一方側のリンク40aとの間には、アジャスト可能な連結ロット39bを設けて接続した構成である。又、回動具40の他方側のリンク40bの前側の前ピン40cと、受板38aに設けた支持ピン38cとの間には、アジャスト可能な連結ロット39cを設けて接続した構成である。更に回動具40の他方側のリンク40bの後側の後ピン40dと、受板38aに設けた支持ピン38cとの間には、アジャスト可能な連結ロット39dを設けて接続した構成である。 【0045】前記主変速レバー25aが前進側へ操作されているときに、駆車ブレーキペダル22が踏込み操作されると、回動軸22aを回動中心として、ペダルレバー22bと、連結ロット39bとが引かれて、回動具40のリンク40aは反時計回りに回動されて、連結ロット39cは引き下げ状態に作用して、主変速レバー25aは中立位置へ戻る構成である。又、主変速レバー25aが後進側へ操作されているときに、駆車ブレーキペタル22を踏込み操作すると、連結ロット39dは引き上げ状態に作用して、主変速レバー25aは中立位置へ戻る構成である。 【0046】前記走行ミッションケース4に設けたブレーキ装置29のブレーキ軸30aを介して、ブレーキ用荷重が負荷されるブレーキ駆車軸30bは、図9で示す如く左・右サイドクラッチ6a,6bを軸支するサイドクラッチ軸6cの上手側へ設けると共に、チェンジギヤー41aを軸支するチェンジ軸41bの下手側に設けた構成である。ブレーキ装置29を小型化すると共に、副変速位置に関係なく、駆車用ブレーキを掛けることができる構成である。 【0047】前記掻込ペダル7の踏込み、又は踏込み解除の操作により、スイッチ33がON、又はOFF制御され、このON−OFF制御が制御装置20aへ入力され、この入力に基づいて、この制御装置20aにより、走行ミッションケース4内の伝動機構5の左・右サイドクラッチ6a,6bが、「入」・「切」制御され、各走行装置3の各走行クローラ3aが回転駆動、又は回転停止制御され、コンバイン1は走行、又は走行停止制御される構成である。 【0048】前記走行装置3には、図2で示す如くこの走行装置3のローリングを制御する左・右ローリングシリンダ8a,8bを設けると共に、ピッチング制御する各ピッチングシリンダ55bを設けた構成である。掻込ペダル7の踏込み操作により、各走行装置3の走行が停止され、この走行停止に連動して、左・右ローリングシリンダ8a,8bは制御装置20aで作動制御される構成である。この作動に連動して、各走行装置3は上昇制御され、この上昇制御により、機体1qを形成する走行車台2、及び刈取機10等が所定高さ位置へ上昇制御される構成である。 【0049】前記各走行装置3には、図3、及び図4で示す如く左・右走行車軸31a,31bへ軸支した各駆動スプロケット31cと、後端部側に設けた各後スプロケット31dとの間の略中央部には、転輪31e,31eを回転自在に軸支した左・右イコライザー装置47a,47aを作動操作する左・右イコライザーシリンダ48a,48aを設けた構成である。掻込ペダル7の踏込み操作により、各走行装置3の走行が停止され、この走行停止に連動して、左・右イコライザーシリンダ48a,48aは制御装置20aで作動制御される構成である。この作動に連動して、各走行装置3は上昇制御され、この上昇制御により、機体1aを形成する走行車台2、及び刈取機10等が所定高さ位置へ上昇制御される構成である。 【0050】前記穀粒貯留タンク12内に貯留した穀粒を機外へ排出するこの穀粒貯留タンク12の後側には、縦移送螺旋43を内装した排出支持筒42を略垂直姿勢で旋回自在に装着して設け、この排出支持筒42の上端部には、その全長がコンバイン1の前後長に亘る機外へ穀粒を排出する排出螺旋45を伸縮自在に内装した排出オーガ44を伸縮自在、上下回動自在、及び左右旋回自在に前後方向に配設した構成である。 【0051】掻込ペダル7の操作により、作動制御される左・右方向制御プッシュシリンダ46a,46bと、左・右イコライザーシリンダ48a,48bとの制御を行う油圧回路の構成は、図12で示す如くである。これら左・右方向制御プッシュシリンダ46a,46b、及び左・右イコライザーシリンダ48a,48bの制御を主に、図12で示す油圧回路図で説明する。 【0052】図12で示す如く油圧用タンク49内には、油圧用油を貯留した構成であり、この油圧用油が油圧無段変速装置24へ吸収され、この油圧無段変速装置24の回転駆動により、油圧用油はコンバイン1の各部のシリンダへ供給され、これら各部のシリンダが作動する構成である。 【0053】前記左・右方向制御プッシュシリンダ46a,46bの制御は、図12で示す如く油圧無段変速装置24からの油圧用油は、フィルタ50a、ポンプ50c、フィルタ50b、優先分流弁50dから、この優先分流弁50dの上手側に設けた電磁切換バルブ51aと、掻込バルブ51bとは、開位置へ切換制御され、これら各バルブ51a,51bを経て、左・右方向制御プッシュシリンダ46a,46bへ送油され、これら左・右方向制御プッシュシリンダ46a,46bがストローク作動する構成である。使用済み油圧用油は油圧用タンク49内へ還元される構成である。 【0054】前記左・右方向制御プッシュシリンダ46a,46bのストローク作動後に、左・右イコライザーシリンダ48a,48bが作動する構成である。又、刈取り方向自動制御で刈取り作業中、及び掻込ペダル7使用中は、後述するイコライザーバルブ52bは作動させない構成である。 【0055】前記油圧用タンク49内の油圧用油は、図12で示す如く左・右方向制御プッシュシリンダ46a,46bのストローク作動後に、左・右イコライザーシリンダ48a,48bの下手側に設けた圧抜バルブ52aと、イコライザーバルブ52bとは、開位置へ切換制御され、これら各バルブ52a,52bから、左・右チェック弁53a,53bを経て、左・右イコライザーシリンダ48a,48bへ送油されて、これら左・右イコライザーシリンダ48a,48bがストローク作動する構成である。使用済み油圧用油は油圧用タンク49内へ還元される構成である。 【0056】又、前記走行方向切換レバー26を傾動操作したときは、油圧用油は、パワステバルブ52c、圧抜バルブ52a、イコライザーバルブ52bは、開切換制御され、左・右チェック弁53a,53bを経て、左・右イコライザーシリンダ48a,48bへ送油されて、これら左・右イコライザーシリンダ48a,48bがストローク作動する構成である。使用済み油圧用油は油圧用タンク49内へ還元される構成である。 【0057】前記伸縮シリンダ17、オーガシリンダ55a、左・右ローリングシリンダ8a,8b、ピッチングシリンダ55bの総てが作動しないときは、図12で示す如く油圧無段変速装置24からの油圧用油は、フィルタ50a、ポンプ50c、フィルタ50b、優先分流弁50d、チェック弁53c、リリーフ弁53dから、配管53eを経て、油圧用タンク49内へ還元され構成である。 【0058】前記伸縮シリンダ17、オーガシリンダ55a、左・右ローリグシリンダ8a,8b、ピッチングシリンダ55b内の1個以上作動させたときには、これら作動させる各シリンダ17,55a,8a,8b,55bの前段部に設けた各電磁切換バルブ54a,54b,54c,54d,54eが開位置へ切換制御され、油圧無段変速装置24からの油圧用油は、フィルタ50a、ポンプ50c、フィルタ50b、優先分流弁50dから、作動させる各シリンダ17,55a,8a,8b,55bの前段部の各電磁切換バルブ54a,54b,54c,54d,54eを経て、作動させる各シリンダ17,55a,8a,8b,55bへ送油されて、これら各シリンダ17,55a,8a,8b,55bはストローク作動する構成である。 【0059】前記走行装置3の走行停止に基づいて、図12で示す油圧回路図の如く昇降シリンダ17、又は左・右ローリングシリンダ8a,8b、又は左・右イコライザーシリンダ48a,48b等が個別作動制御され、機体1aを形成する走行車台2、及び刈取機10等を上昇制御する構成である。 【0060】前記走行車台2の上側面に設けたサブステップ2bの左右両側には、図13、及び図14で示す如く左側に駆動ブレーキペダル22を設け、右側に掻込ペダル7を設けた構成である。この掻込ペダル7は、図14で示す如く踏板7dを上端部に固着した側面視略く字形状の支持板7cを掻込ペダル軸7aで回動自在に軸支した構成である。 【0061】前記掻込ペダル7の踏板7dの上側部と、サブステップ2bの上側面との高さ位置の隙間(L)は、踏板7dがサブステップ2bより、所定寸法下部位置とするか、又は略同じ高さ位置へ設けた構成である。これにより、前記掻込ペダル7の踏板7dを踏込み操作するときに、サブステップ2bより、足を上げることなく、横方向へ移動させるだけで掻込ペダル7の踏込み操作ができる。又、サブステップ2bへ足を置くときに、掻込ペダル7を踏むことがなくなった。 【0062】前記掻込ペダル7の支持板7cは、図14で示す如く側面視略く字形状に形成した構成であり、この掻込ペダル7を踏込み操作したときには、図14で示す如く踏板7dは前方下部へ回動移動する構成である。これにより、前記掻込ペダル7を踏込み操作すると、この掻込ペダル7は前方下部へ回動移動することにより、間違って踏込み操作しても、足が前方へ動くことにより、作業者が気付くことが早く、このために、間違って踏込み操作することがなくなり、安全に作業ができる。又、誤操作の防止ができる。 【0063】エンジン始動牽制装置56は、図15、及び図16で示す如く副変速レバー25bの中立位置を検出する副変速中立検出スイッチ56bを設けると共に、駐車ブレーキペダル22の踏込み操作を検出する駐車ブレーキスイッチ56aを設けた構成である。これら駐車ブレーキスイッチ56a、及び副変速中立検出スイッチ56bは検出センサでもよい。 【0064】前記駐車ブレーキペダル22は踏込み操作されて、駐車ブレーキスイッチ56aがONされると共に、副変速レバー25bは中立位置へ操作されて、副変速中立検出スイッチ56bがONされ、これら各スイッチ56a,56bのONの検出と、エンジン23を始動するエンジン始動スイッチ23aのONの検出とが、制御装置20aへ入力されると、これらの入力により、エンジン23を始動させるエンジンスタータ23bが始動されて、エンジン23を始動制御する構成である。 【0065】これにより、前記副変速レバー25bを中立位置へ戻し操作を行わないと、エンジン23は始動しないことにより、安全である。前記エンジン始動牽制装置56は、図15、及び図16で示す如く主変速レバー25aの中立位置を検出する主変速中立検出スイッチ56cを設けると共に、駐車ブレーキペダル22の踏込み操作を検出する駐車ブレーキスイッチ56aを設けた構成である。 【0066】前記駐車ブレーキスイッチ56aがONされると共に、主変速中立検出スイッチ56cがONされ、これら各スイッチ56a,56cのONの検出と、エンジン始動スイッチ23aのONの検出とが、制御装置20aへ入力されると、この入力により、エンジン23を始動させるエンジンスタータ23bが始動されて、エンジン23を始動制御する構成である。 【0067】これにより、前記主変速レバー25aを中立位置へ戻し操作が行われないと、エンジン23は始動しないことにより、安全である。掻込ペダル牽制装置57は、図1、図17、及び図18で示す如く掻込ペダル7の踏込み操作でONする掻込ペダルスイッチ33のON検出と、走行ミッションケース4に設けた車速センサ4aが、機体1aは前進、又は後進の検出が行われていなく、停止状態であると検出され、これらの検出が制御装置20aへ入力されると、この入力により、掻込バルブ51aが作動して、機体1aを停止状態に制御する構成である。 【0068】これにより、収穫作業中に掻込ペダル7を誤って踏込み操作すると、機体1aは停止して危険である。又、停止後に誤操作に気付いて、踏込みを解除すると、急にこの機体1aが動き出して危険である。このために、この機体1aが停止しているときだけ掻込機構が作動すると、安全に作業ができるようになる。 【0069】前記掻込ペダル牽制装置57は、図15、及び図16で示す如く主変速レバー25aの中立位置を検出する主変速中立検出スイッチ56cがON状態で中立を検出すると共に、掻込ペダル7の踏込み操作でONする掻込ペダルスイッチ33がON状態となり、これらスイッチ56cのON検出と、スイッチ33のON検出とは、制御装置20aへ入力され、この入力により、掻込バルブ51bが作動されて、機体1aを停止状態に制御する構成である。 【0070】これにより、収穫作業中に掻込ペダル7を誤って踏込み操作すると、機体1aは停止して危険である。又、停止後に誤操作に気付いて、踏込みを解除すると、急にこの機体1aが動き出して危険である。このために、主変速レバー25aが中立状態のときのみ、掻込機構が作動すると、安全に作業ができるようになる。 【0071】前記掻込ペダル牽制装置57は、図15、及び図16で示す如く掻込ペダル7を踏込み操作して、機体1aが停止され、掻込作業を行った後に、(この時は主変速レバー25aの操作位置は前進側へ操作されている。)主変速レバー25aを中立位置へ戻し操作し、主変速中立検出スイッチ56cがON状態で中立を検出して、このスイッチ56cのON検出が制御装置20a入力されないと、機体1aは動かない(掻込バルブ51bは作動したまま)構成である。 【0072】これにより、機体1aを停止した後は、主変速レバー25aを中立位置へ戻さずに、掻込ペダル7の踏込み操作を解除すると、急に機体1aは前進することにより、畦へ突っ込んだり、又、機体1aから落ちたりする危険があったが、主変速レバー25aを中立位置へ戻さないと、機体1aが動かないことにより、安全に収穫作業を行うことができる。 【0073】前記サブステップ2bは、図19から図24で示す如くステップ天板58は側面視略へ字形状で左右両側には、側板58aを固着して設けると共に、この側板58a,58aの前部には、前支持プレート59a,59aを回動自在にピン59b,59bで装着して設けると共に、後部には、コ字形状の後支持プレート59cを回動自在にピン59b,59bで装着した構成である。又、これら前支持プレート59aと、後支持プレート59cとの間で下部には、連結ロッド59dを設けて接続した構成である。 【0074】前記後支持プレート59cには、図19、及び図20で示す如く補助支持プレート60をボルト、及びナット等により、装着した構成である。サブステップ2bを低い状態で使用するときは、図19、及び図21で示す如く補助支持プレート60は、後支持プレート59cの上側面へボルト、及びナットで装着して、低い高さ(H1)とした構成である。又、低い状態での収納時は、図22で示す如く前支持プレート59a,59aのピン59b,59bを回動中心として、上方へ回動させる構成である。 【0075】前記サブステップ2bを高い状態で使用するときは、図20、及び図23で示す如く補助支持プレート60は、後支持プレート59cの下側面へボルト、及びナットで装着して、高い高さ(H2)とした構成である。又、高い状態での収納時は、図24で示す如く前支持プレート59a,59aのピン59b,59bを回動中心として、上方へ回動させる構成である。 【0076】前記補助支持プレート60には、後方部へ突出する回動支点部を設け、この回動支点部を後支持プレート59cに設けた支点受板で支持させて、補助支持プレート60を後支持プレート59cの上側部、又は下側部へ回動移動させて、上側部、又は下側部へ位置させる構成として、サブステップ2bの上下高さを変える構成とするもよい。 【0077】前記サブステップ2bの上下高さ位置を変更可能な構成としたことにより、操縦席21の上下高さ位置を変更したときでも、足がサブステップ2bへ届かなくなることがなくなり、このために、運転作業者の足の疲れを防止することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000125 【氏名又は名称】井関農機株式会社 【住所又は居所】愛媛県松山市馬木町700番地
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| 【出願日】 |
平成14年2月4日(2002.2.4) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2003−225013(P2003−225013A) |
| 【公開日】 |
平成15年8月12日(2003.8.12) |
| 【出願番号】 |
特願2002−27062(P2002−27062) |
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