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【発明の名称】 施肥機における補給用肥料袋の収納装置
【発明者】 【氏名】三代 満
【住所又は居所】島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地1 三菱農機株式会社内

【氏名】小山 伸男
【住所又は居所】島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地1 三菱農機株式会社内

【氏名】石川 昌範
【住所又は居所】島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地1 三菱農機株式会社内

【氏名】百合野 善久
【住所又は居所】島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地1 三菱農機株式会社内

【氏名】大島 和夫
【住所又は居所】島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地1 三菱農機株式会社内

【要約】 【課題】機体のコンパクト化を図り、機体の前後バランスを保持して作業時には安定した状態で走行しながら施肥作業ができると共に、肥料の補給も容易にでき、連続して施肥作業ができる補給用肥料袋の収納装置を提供する。

【解決手段】施肥ノズル29で肥料タンク10内の流動性肥料を圃場内に灌注する施肥機1において、機体の前部に設けた肥料タンク10の下方空間部に、補給用肥料袋と略同形の収納容器12を配設し、該収納容器12は、補給用肥料袋を収納した状態では、開閉レバー16のフック部16aで係合支持され、肥料補給時には、開閉レバー16の下方への回動操作により係合が解除されて、斜め外側方に回動可能に構成した。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 機体の中心部位に配設した伝動ケースの左右両側に、それぞれ異なる位相で昇降駆動される施肥ノズルを配設し、該施肥ノズルで肥料タンク内の流動性肥料を圃場内に灌注する施肥機において、上記機体の前部に設けた水平タンクフレームに肥料タンクを配設し、該肥料タンクの下方空間部に補給用肥料袋の収納容器を配設したことを特徴とする施肥機における補給用肥料袋の収納装置。
【請求項2】 補給用肥料袋の収納容器は、上方開放状のフラットな面板からなる直方体に形成され、補給用肥料袋を収納した状態では、水平タンクフレームの中心より左右部位に配設され、かつ対向する内側面板の後端部は水平タンクフレームに植立した回動支点軸に嵌合され、前面板の内側面板側に突設した杆状の開閉操作用把手の水平部の先端は、水平タンクフレームの前端部の左右部位に植立した垂直タンクフレームに係止された状態で、該垂直タンクフレームに取付座を介して取着した開閉レバーのフック部に係合支持され、肥料補給時には開閉レバーの下方への回動操作によりフック部との係合が解除され、回動支点軸を中心に斜め外側方に回動可能となるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の施肥機における補給用肥料袋の収納装置。
【請求項3】 補給用肥料袋は、収納容器と略同形に形成され、相互の四周面板の対向間隔を可及的に狭く設定されていることを特徴とする請求項1または2記載の施肥機における補給用肥料袋の収納装置。
【請求項4】 開閉レバーは、緊締具により垂直タンクフレームに取付座を介して取着され、取付座の上部側と下部側に固着される緊締具のうち、下部側の緊締具は開閉レバーの下方への回動軌跡内に突出させて固着し、下方への回動を規制するストッパーに構成したことを特徴とする請求項2記載の施肥機における補給用肥料袋の収納装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、施肥機における補給用肥料袋の収納装置に係り、詳しくは、機体の前部に配設した肥料タンクの下方空間部に、補給用肥料袋の収納容器を配設して機体のコンパクト化を図り、機体の前後バランスを保持して安定した状態で走行しながら施肥作業ができると共に、作業中肥料タンク内の肥料不足が生じた際には、その場で容易に補給ができ、連続的に施肥作業を行うことができる施肥機における補給用肥料袋の収納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】畑作作業における施肥機は、比較的狭い畝間を走行しながら施肥作業を行うので、機体の前後バランスが保持されないと、安定した走行ができず、施肥作業の過程で走行路の左右に位置する畝上の作物が機体に接当して、作物に損傷を与え収量に影響を及ぼす惧れがあった。
【0003】また、施肥作業中に肥料タンク内の肥料が不足したり、消尽したりした際は、肥料を補給するために作業を中断し、肥料を作業現場まで運搬するか、または施肥機を補給場所まで移動させて補給をしていたので、施肥作業の効率化を図ることができないという不具合があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような実状に鑑み、従来の不具合を一掃すべく創案されたものであって、その意図するところは、機体の前部に配設した肥料タンクの下方空間部に補給用肥料袋の収納容器を配設して機体のコンパクト化を図り、機体の前後バランスを保持した状態で走行しながら施肥作業ができると共に、収納した補給用肥料袋を収納容器の四周面板で安定した状態に保持して作業中機体の振動により収納状態が乱れることがなく、また、機体が左右に傾斜しても肥料が零れないようにし、作業の進行により肥料タンク内の肥料不足が生じた際には、肥料タンクの口元近くに収納されている補給用肥料袋により容易に肥料の補給ができ、連続して施肥作業を行うことができる施肥機における補給用肥料袋の収納装置を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため、本発明が採用した第1の技術手段は、機体の中心部位に配設した伝動ケースの左右両側に、それぞれ異なる位相で昇降駆動される施肥ノズルを配設し、該施肥ノズルで肥料タンク内の流動性肥料を圃場内に灌注する施肥機において、上記機体の前部に設けた水平タンクフレームに肥料タンクを配設し、該肥料タンクの下方空間部に補給用肥料袋の収納容器を配設したことを特徴とするものである。
【0006】本発明が採用した第2の技術手段は、補給用肥料袋の収納容器は、上方開放状のフラットな面板からなる直方体に形成され、補給用肥料袋を収納した状態では、水平タンクフレームの中心より左右部位に配設され、かつ対向する内側面板の後端部は水平タンクフレームに植立した回動支点軸に嵌合され、前面板の内側面板側に突設した杆状の開閉操作用把手の水平部の先端は、水平タンクフレームの前端部の左右部位に植立した垂直タンクフレームに係止された状態で、該垂直タンクフレームに取付座を介して取着した開閉レバーのフック部に係合支持され、肥料補給時には開閉レバーの下方への回動操作によりフック部との係合が解除され、回動支点軸を中心に斜め外側方に回動可能となるように構成されていることを特徴とするものである。
【0007】本発明が採用した第3の技術手段は、補給用肥料袋は、収納容器と略同形に形成され、相互の四周面板の対向間隔を可及的に狭く設定されていることを特徴とするものである。
【0008】本発明が採用した第4の技術手段は、開閉レバーは、緊締具により垂直タンクフレームに取付座を介して取着され、取付座の上部側と下部側に固着される緊締具のうち、下部側の緊締具は開閉レバーの下方への回動軌跡内に突出させて固着し、下方への回動を規制するストッパーに構成したことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は施肥機の全体側面図、図2は同上全体平面図、図3は同上要部の平面図、図4(A)は同上要部の正面図、(B)は同上要部の一部拡大正面図を示すものであって、1はクローラ式走行装置2を備えた施肥機であって、該施肥機1の後部に設けた機体フレーム3にはエンジン4が搭載され、該エンジン4の前方近傍部位には燃料タンク4aを介してハンドル取付ブラケット5が機幅方向に立設され、その上端部にハンドル6が後方に延設されている。また、機体フレーム3の下方には駆動ベルト7に連動連結されたミッションケース8が設けられており、該ミッションケース8を介してクローラ式走行装置2に動力が伝達されると共に、機体の駆動部に動力が入力されるようになっている。
【0010】上記施肥機1の前部に設けた水平タンクフレーム9には、平面視において略亀甲状(六角形状)に形成された肥料タンク10が、支承枠11に固着された状態で水平タンクフレーム9の中心より左右に配設されている。12は肥料タンク10の下方空間部に配設された補給用肥料袋の収納容器であって、該収納容器12は上方開放状の直方体に形成されて水平タンクフレーム9の中心より左右に縦長状態に位置し、かつ対向する内側面板12aの後端部を水平タンクフレーム9に植立した回動支点軸13に嵌合した状態で、斜め外側方に回動可能に配設されている。
【0011】収納容器12の前面板12bには、それぞれ対向する内側面板12a側の端部に、上縁12cより上方へ突出させた状態で杆状の開閉操作用把手14が設けられており、その下方中間部位は内側面板12a側に向けて折曲されて水平部14aが形成され、その先端側近傍部位にストッパー14bが取着され、該先端部は水平タンクフレーム9の中心より左右の前端部に植立した垂直タンクフレーム15に係止されるようになっている。
【0012】16は垂直タンクフレーム15に取付座17を介して取着された開閉レバーであって、該開閉レバー16の回動支点の後端部側には90度の回動角を存してフック部16aが設けられている。このフック部16aは収納容器12が水平タンクフレーム9の左右に対向状に位置している状態で、開閉レバー16を下方から上方に回動操作した際には、杆状の開放操作用把手14の水平部14aに係合し、かつストッパー14bがフック部16aの内側面に当接して収納容器12が作業状態、すなわち補給用肥料袋が収納された状態に保持され、その際、フック部16aの後端側の肉厚を厚くして重量を重くしてあるので、作業中機体の振動でフック部16aが外れることはない。また、開閉レバー16を上方から下方に回動操作してフック部16aと水平部14aとの係合を解除すると、収納容器12は回動支点軸13を中心として斜め外側方に回動可能となり、肥料補給状態に変位させることができる。
【0013】上記開閉レバー16を垂直タンクフレーム15に取付座17を介して取着する際、取付座17は緊締具18で上部側と下部側を固着するが、下部側の緊締具18は開閉レバー16の上方から下方への回動軌跡内に頭部側を突出させて固着されており、当該緊締具18が開閉レバー16の下方への回動を規制するストッパーとして機能するようになっている。したがって、殊更ストッパーを設ける必要がないので、部品点数を少なくすることができる。
【0014】収納容器12に収納される補給用肥料袋は合成樹脂を素材として収納容器12と略同一の形状に形成されており、かつ、相互の四周面板の対向間隔が可及的に狭く設定されているので補給用肥料袋を収納容器12に合わせて縦長に収納した際、収納状態が安定し、作業中機体の振動で収納状態が乱れることがなく、また機体が左右に傾斜しても充填されている肥料が零れにくいうえ、肥料タンク10の口元近くに収納されているので補給も容易にできるようになっている。
【0015】収納容器12の底面板12dの前端部と後端部には、水抜き穴12eが形成されており、したがって、補給時などに肥料が零れたとしても、底面板12dには溜まらないようになっている。また、収納容器12の外側面板12fは他の面板と同様に面部には凹凸がなくフラットに形成されていると共に、略機幅に納まるように配設されているので、狭い畝間を走行しながら施肥作業を行う際、作物の引っ掛かりがなく、作物に損傷を与える惧れがない。
【0016】一方、前記ハンドル取付ブラケット5の前方近傍部位には、圃場の状況、生育する作物の種類に応じて施肥ノズルの打込み深さを調節する伝動ケース上下動調節機構が配設されている。そして、この伝動ケース上下動調節機構は機体フレーム3に立設したメインフレーム19と、該メインフレーム19の上端部に上下回動自在に枢支された操作レバー取付ブラケット20と、該操作レバー取付ブラケット20に固着される操作レバー21と、取付ブラケット20の下縁に吊持された伝動ケース22とによって構成されている。
【0017】すなわち、上記メインフレーム19は平面視コ字状に形成されて、開放側を伝動ケース22に臨ませて立設され、対向する側壁19a、19aにはそれぞれ伝動ケース22側に向けて穏やかに曲成された誘導溝19b、19cが上下に亘って形成されており、側壁19a、19aの対向幅は伝動ケース22の取付幅より若干狭く設定されている。
【0018】操作レバー取付ブラケット20は、側面視横長矩形状に形成された板状体の上縁が基端側から略中央部位に亘って凹状の切欠部20aが形成されており、残余の基端部20bはメインフレーム19の側壁19a、19aの対向間の上端部に上下回動自在に枢支されている。操作レバー21はその基端部21aが操作レバー取付ブラケット20の残余の上縁に固着され、先端部21bは肥料タンク10、10の対向間隔を経て、該タンク10、10の前端より突出するように延設されている。
【0019】操作レバー取付ブラケット20の下縁の中央部位の先端寄りには、側面視略方形状の伝動ケース22がその上面に固着した側面視略二等辺三角形状の吊持プレート23を介して吊持され、該伝動ケース22の後面側にはガイドプレート22a、22aがメインフレーム19の側壁19a、19aの外側面に重合するように固着されており、ガイドプレート22a、22aにそれぞれ上段と下段の誘導溝19b、19cn緊締具24、24を係合して緊締した際には伝動ケース22が固定され、弛緩した際には上下動可能な状態になっている。
【0020】伝動ケース22の出力軸(図示省略)の左右両端にはクランク軸25が連動連結されており、該クランク軸25には支持杆26の上端部に軸支したクランクアーム27が連結され、クランクアーム27の回転軸に連動して上下動する支持杆26の下端部に昇降杆28を介して左右の施肥ノズル29、29が相互に180度の位相差で昇降駆動するように支持されている。上記施肥ノズル29を支持する昇汞杆28はクランク軸25に軸支されたガイド板30の誘導溝31に沿って移動するようになっている。
【0021】前記施肥タンク10、10の後方近傍部位には、施肥ノズル29、29に流動性肥料を送出するプランジャポンプ32、32が所要の対向間隔を存して左右に2個並設されている。プランジャポンプ32の駆動機構は、伝動ケース22にそれぞれ独立して軸支された駆動軸33の左右端部に、プランジャポンプ32のロッド32aをピストン運動させるように揺動されるアーム34、34と、該アーム34、34の揺動によってロッド32aと当接するように取り付けられたローラ35と、アーム34、34に揺動自在に連結された作動リンク36、36と、作動リンク36、36のアーム34、34に対する揺動角度を保持するように作動リンク36、36とアーム34、34とを連結する連結リンク37、37とのよって構成されている。
【0022】上記プランジャポンプ32、32から施肥ノズル29、29への流動性肥料の射出は、肥料タンク10、10の底部と機体フレーム3上に設置した吸引ポンプ38、38が機体フレーム3の下側で機体中心付近を通過して敷設されたサクションホース39によって接続されており、吸引ポンプ38によって吸引された肥料は、吐出ホース40を介して分配器1へ送出され、更に分配器41から吐出ホース42を介してプランジャポンプ32、32に供給される。そのとき、アーム34、34の揺動によってローラ35、35がプランジャポンプ32、32のロッド32a、32aに当接し、ロッド32a、32aをピストン運動させて肥料を射出ホース43から施肥ノズル29、29に射出する。肥料の射出は施肥ノズル29、29の下降作動に同期して間欠的に行うようになっている。44は余剰肥料を肥料タンク10、10に戻す戻しホースである。なお、上記のようにサクションホース39および吐出ホース40を機体中心付近の下方に設けたので、肥料を抜く時にはドレンパイプ45から抜けるので都合がよい。
【0023】肥料タンク10、10と前記伝動ケース上下動調節機構との間には、プランジャポンプ32、32の左右対向間に位置して、伝動ケース上下動位置決め機構が配設されている。この伝動ケース上下動位置決め機構は、上下方向に所要間隔を存して複数の位置決め用係止孔46aを形成したロッド46が、走行フレーム2aに取付ブラケット2bを介して並設支持され、該ロッド46に遊嵌した六角状パイプ47の上端部が前記操作レバー取付ブラケット20の下縁先端部に吊持され、操作レバー21の上下動操作に連動して伝動ケース22と六角状パイプ47が上下動され、伝動ケース22の調節高さを設定した際、六角状パイプ47を介して調節ピン48をロッド46の位置決め用係止孔46aに挿入することにより、前記伝動ケース上下動調節機構と相俟って、施肥ノズル29、29の圃場への打込み深さが生育する作物の種類に対応して最適の状態に係止できるようになっている。
【0024】叙上の構成において、いま、施肥作業を行うにあたっては、先ず肥料タンク10、10に肥料を充填した後、補給用肥料袋にも肥料を充填するが、その際には開閉レバー16を下方に回動操作してフック部16aと収納容器12の開閉操作用の杆状把手14の水平部14aとの係合を解除し、収納容器12を斜め外側方に回動させてから、補給用肥料袋を収納容器12に収納して肥料を充填する。
【0025】次いで杆状の開閉操作用把手14を把持して収納容器12を元位置、すなわち左右対向位置に復帰させ、杆状把手14の水平部14aの先端を垂直タンクフレーム15に係止させてから、開閉レバー16を上方へ回動操作してフック部16aを水平部14aに係合させると、水平部14aに取着したストッパー14bはフック部16aの内側面に当接し、収納容器12は作業状態に保持される。
【0026】そこで、伝動ケース22の上下位置を変更して圃場の状況、生育する作物の種類に応じて施肥ノズル29、29の圃場への打込み深さを調節した後、エンジン4を始動して畑作圃場の畝間を走行しながら左右の施肥ノズル29、29で交互に180度の位相差で流動性肥料を灌注する。その際、機体の前部に配設した肥料タンク10、10の下方空間部に補給用肥料袋が収納されているので、機体はコンパクト化され、作業時には前後のバランスが保持されて安定した状態で走行しながら施肥作業ができる。そのうえ、補給用肥料袋の収納容器12は凹凸のない面板で形成されているので、狭い畝間を走行しながら施肥作業を行っても、作物の引っ掛かりがなく、したがって、作物の損傷を与える惧れもない。
【0027】また、補給用肥料袋は収納容器12と略同形に形成されている上、相互の四周面板の対向間隔が可及的に狭く設定されているので、収納容器12の形状に合わせて安定良く収納することができ、しかも収納容器12を作業状態に保持する開閉レバー16のフック部16aは、その後端側の重量を重くしてあるため、作業中機体の振動でフック16aはずれる惧れがなく、安定した収納状態を保持して施肥作業ができる。更に作業中機体が左右に傾斜しても、肥料が零れにくい上、補給用肥料袋は肥料タンク10、10の口元近くに収納されているので、補給も容易にでき、連続して施肥作業を行うことができる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、本発明によれば、次のような格別顕著な効果を奏する。
■機体の前部に配設した肥料タンクの下方空間部に、補給用肥料袋を収納する収納容器を配設したので、機体がコンパクト化され、前後のバランスが保持されて、作業時には安定した状態で走行しながら施肥作業ができる。
■補給用肥料袋の収納容器は、凹凸のない面板で形成されているので、狭い畝間を走行しながら施肥作業を行う際、作物が収納容器の外側面板に引っ掛かることなくガイドすることができ、作物に損傷を与える惧れはない。
■収納容器は、開閉レバーを下方へ回動操作してストッパーに当接した際、斜め外側方に回動可能に構成したので、補給用肥料袋の収納が容易にできると共に、開閉レバーを上方へ回動操作してフック部で作業状態に保持した際、そのフック部の後端側は重量を重くしてあるため、機体の振動でフック部が外れる惧れはない。
■補給用肥料袋は収納容器と略同形に形成し、かつ相互の四周面板の対向間隔を可及的に狭く設定したので、収納容器の形状に合わせて安定した状態で収納することができ、作業中機体が左右に傾斜しても肥料が零れにくい上、補給用肥料袋は肥料タンクの口元近くに収納できるため補給も容易にでき、連続して施肥作業を行うことができる。
【出願人】 【識別番号】000001878
【氏名又は名称】三菱農機株式会社
【住所又は居所】島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地1
【出願日】 平成14年4月26日(2002.4.26)
【代理人】 【識別番号】100066876
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 昭治
【公開番号】 特開2003−310019(P2003−310019A)
【公開日】 平成15年11月5日(2003.11.5)
【出願番号】 特願2002−125551(P2002−125551)