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【発明の名称】 苗移植機
【発明者】 【氏名】木下 栄一郎
【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内

【氏名】小田切 元
【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内

【氏名】安田 賢司
【住所又は居所】熊本県上益城郡益城町平田字深迫2550 株式会社ヰセキ九州内

【氏名】吉倉 均
【住所又は居所】熊本県上益城郡益城町平田字深迫2550 株式会社ヰセキ九州内

【氏名】鈴木 宏
【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内

【氏名】竹本 雅浩
【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内

【氏名】石田 伊佐男
【住所又は居所】愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機株式会社技術部内

【要約】 【課題】従来の苗移植機における苗搬送部の苗収容部には、苗を挟持する挟持バネ等からなる苗ホルダが設けられているが、苗を前記苗ホルダにより苗の位置が規制される状態で供給しなければならないので、苗収容部への苗供給作業が面倒なものとなり、苗供給作業が困難なものとなっていた。

【解決手段】苗搬送部3の上部横送り部3aの少なくとも一部では苗収容部26内の苗の茎kの位置を規制せず、植付供給位置Aで苗収容部26内の苗の茎kの位置を規制する苗位置規制棒100,101を設けた苗移植機とした。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 機体を走行させる走行装置1と、苗Nを収容する苗収容部26を機体上部側で横方向に送る上部横送り部3aと該上部横送り部3aに続いて植付供給位置Aへ送るべく下方向に送る下降送り部3bと該下降送り部3bに続いて上方向に送り前記上部横送り部3aの送り始端側に戻す上昇送り部3cとで構成する所定の搬送経路で搬送する苗搬送部3と、該苗搬送部3によって前記植付供給位置Aへ搬送されてきた苗を圃場に植付ける苗植付け体4とを備えた苗移植機において、上部横送り部3aの少なくとも一部では苗収容部26内の苗の位置を規制せず、植付供給位置で苗収容部26内の苗の位置を規制する苗位置規制手段100,101を設けたことを特徴とする苗移植機。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、苗移植機の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、機体とともに歩く作業者が供給した苗を苗植付け体が圃場に植付けていくという歩行型の甘しょ苗移植機があり、特許登録第2568132号公報に示されるように、機体を走行させる走行装置と、苗を収容する苗収容部を機体上部側で左右一方向である横方向に送る上部横送り部と該上部横送り部に続いて植付供給位置へ送るべく下方向に送る下降送り部と該下降送り部に続いて上方向に送り前記上部横送り部の送り始端側に戻す上昇送り部とで構成する所定の搬送経路で搬送する苗搬送部と、該苗搬送部によって前記植付供給位置へ搬送されてきた苗を圃場に植付ける苗植付け体とを備えた苗移植機が知られている。
【0003】この苗移植機は、圃場へ苗の植付け作業を行うとき、走行装置により機体を走行させ、作業者が歩行しながら苗搬送部の上部横送り部にある苗収容部へ苗を供給し、甘しょ苗を移植するようになっている。そして、前記苗収容部には、苗を挟持する挟持バネ等からなる苗ホルダで構成された該苗収容部内での苗の位置を規制する苗位置規制手段を設けている。従って、作業者が歩行しながら苗搬送部の上部横送り部にある苗収容部へ苗を供給するとき、苗を前記苗位置規制手段により苗の位置が規制される状態で供給するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の苗移植機によると、苗を前記苗位置規制手段により苗の位置が規制される状態で供給しなければならないので、苗収容部への苗供給作業が面倒なものとなり、苗供給作業が困難なものとなっていた。また、苗供給作業に手間がかかるので、移植作業能率の向上を阻害するおそれがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解決するために、次の技術的手段を講じた。すなわち、機体を走行させる走行装置1と、苗Nを収容する苗収容部26を機体上部側で横方向に送る上部横送り部3aと該上部横送り部3aに続いて植付供給位置Aへ送るべく下方向に送る下降送り部3bと該下降送り部3bに続いて上方向に送り前記上部横送り部3aの送り始端側に戻す上昇送り部3cとで構成する所定の搬送経路で搬送する苗搬送部3と、該苗搬送部3によって前記植付供給位置Aへ搬送されてきた苗を圃場に植付ける苗植付け体4とを備えた苗移植機において、上部横送り部3aの少なくとも一部では苗収容部26内の苗の位置を規制せず、植付供給位置で苗収容部26内の苗の位置を規制する苗位置規制手段100,101を設けたことを特徴とする苗移植機とした。
【0006】従って、この苗移植機は、走行装置1により機体を走行させながら、作業者が苗搬送部3の上部横送り部3aにある苗収容部26へ該苗収容部26内での位置が規制されない状態で苗Nを供給すると、その苗を下降送り部3bにより植付供給位置Aへ搬送し、植付供給位置Aへ搬送された苗は苗位置規制手段100,101により苗収容部26内での苗の位置が規制され、その植付供給位置Aへ搬送されてきた苗を苗植付け体4が圃場に植え付けていく。尚、苗植付け体4により苗が植え付けられた後の空の苗収容部26は、植付供給位置Aから上昇送り部3cを介して上部横送り部3aへ搬送される。
【0007】
【発明の効果】本発明の苗移植機により、苗収容部26内での位置が規制されない状態で苗Nを供給し、その苗が植付供給位置Aへ搬送されたときには苗位置規制手段100,101により苗収容部26内での位置が規制されるので、植付供給位置Aで苗位置規制手段100,101により位置が規制された苗を苗植付け体4で確実に安定して圃場に植え付けることができ、植付精度の向上を図ることができる。また、上部横送り部3aで苗収容部26へ該苗収容部26内での位置が規制されない状態で苗を供給できるので、苗収容部26への苗供給作業の容易化を図ることができ、ひいては苗の移植作業能率の向上を図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の実施の一形態としての甘しょ苗移植機を以下に説明する。尚、以下の図示例についての説明で前又は後というときは、操縦ハンドル2を配置した側を後とし、その反対側、即ちエンジン5を配置した側を前そしていう。そして、右又は左というときは、機体後部において機体前部側を前側として立つ作業者から見て右手側を右とし、左手側が左としていう。
【0009】苗移植機は、走行装置1と操縦ハンドル2を備えた機体に、甘しょ苗Nを搬送する苗搬送部3と、該苗搬送部3によって搬送されてきた苗Nを圃場に植付ける苗植付け体4とを備えている。走行装置1は、図示例では、エンジン5と、該エンジン5の動力が伝達されて駆動回転する左右一対の後輪6,6と、該車輪6,6の前方に転動自在に支持した左右一対の前輪7,7とを備えたものとしている。
【0010】エンジン5の後部には、ミッションケース8を配置し、そのミッションケース8は、その左側部からエンジン5の左側方に延びるケース部分を有し、これがエンジン5の左側部と連結している。このケース部分にエンジン5の出力軸が入り込んでミッションケース8内の伝動機構に動力が伝達する構成となっている。ミッションケース8の左右両側部に伝動ケース9,9を回動自在に取り付け、この伝動ケース9,9の回動中心にミッションケース8から左右両外側方に延出させた車輪駆動軸の先端が入り込んで伝動ケース9,9内の伝動機構に走行用の動力を伝達している。そして、走行用の動力は伝動ケース9,9内の伝動機構を介して、機体後方側に延びてその後端側側方に突出する車軸10,10に伝動し、後輪6,6が駆動回転するようになっている。
【0011】また、伝動ケース9,9のミッションケース8への取付部には、上方に延びるアーム11,11を一体的に取り付けていて、これがミッションケース8に固定された昇降用油圧シリンダ12のピストンロッド先端に上下軸心周りに回動自在に取り付けた天秤杆13の左右両側部と連結している。その連結部の右側はロッド14で連結し、左側は伸縮作動可能な左右水平制御用油圧シリンダ15で連結している。
【0012】昇降用油圧シリンダ12が作動してそのピストンロッドが機体後方に突出すると、左右の前記アーム11,11は後方に回動し、これに伴い伝動ケース9,9が下方に回動して、機体が上昇する。反対に、昇降用油圧シリンダ12のピストンロッドが機体前方に引っ込むと、左右の前記アーム11,11は前方に回動し、これに伴い伝動ケース9,9が上方に回動して、機体が下降する。この昇降用油圧シリンダ12は、機体に対する畝上面高さを検出するセンサーSの検出結果に基づいて機体を畝上面高さに対して設定高さになるよう作動するよう構成しており、また、操縦ハンドル2近傍に配置した操作具の人為操作によって、機体を上昇或は下降させるよう作動する構成でもある。
【0013】また、前記左右水平制御用油圧シリンダ15が伸縮作動すると、前記天秤杆13が、その左右中央部の昇降用油圧シリンダ12のピストンロッド先端と連結する上下軸心周りに回動して左右の伝動ケース9,9を互い違いに上下動させ機体を左右に傾斜させる。この左右水平制御用油圧シリンダ15は、左右水平に対する機体の左右傾斜を検出するセンサの検出結果に基づいて機体を左右水平になるように作動するよう構成している。
【0014】前記左右前輪7,7は、エンジン5下方の左右中央位置で前後方向の軸心周りに回動自在に取り付けた前輪支持フレーム16の左右両側部の下方に延びるアーム部分の下端部側方に固定した車軸17,17に回転自在に取り付けている。従って、左右前輪7,7は、機体の左右中央の前後方向の軸心周りにローリング動自在となっている。
【0015】前記操縦ハンドル2は、ミッションケース8に前端部を固定したハンドルフレーム2bの後端部に取り付けている。ハンドルフレーム2bは、機体の左右中央から右側に偏った位置に配置されて後方に延び、また、前後中間部から斜め後上方に延びている。操縦ハンドル2は、ハンドルフレーム2bの後端部から左右に後方に延びてその各後端部を操縦ハンドル2のグリップ部2a,2aとしている。操縦ハンドル2の左右のグリップ部2a,2aは、作業者がそのグリップ部2a,2aを楽に手で握れるように適宜高さに設定する。なお、図例ではグリップ部2a,2aを左右に分かれた構成としているが、操縦ハンドル2の左右の後端部を互いに左右に連結してその連結部分をグリップ部としても良い。
【0016】尚、上記走行装置1は、四輪構成としたものであるが、左右一対の駆動輪のみの2輪構成でもよいし、前輪の替わりに畝上面を転動する鎮圧輪としてもよい。また、クローラー式の走行装置としてもよい。次に、苗植付け体4及び苗搬送部3について説明する。
【0017】苗植付け体4は、その苗植付け作用部4aを昇降動させる駆動部と連結し、該苗植付け体4の苗植付け作用部4a(一対の苗植付け挟持具4a1,4a2)が、苗搬送部3により植付供給位置Aへ搬送されてきた苗に作用して苗を圃場に植付ける構成としたものである。
【0018】苗植付け体4を駆動する駆動部は、ミッションケース8内から苗植付け具駆動用の動力を受けて伝動する伝動機構を内装する植付け伝動ケース18に設けている。図例のように植付け伝動ケース18は、その前部がミッションケース8の後部に連結しそこから後斜め上方に延びる第一ケース部18aと、この第一ケース部18aの上部左側部に固定され左側方に延びる第二ケース部18bと、その第二ケース部18bの左端部に固定され後斜め下方に延びる第三ケース部18cと、その第三ケース部18cの下端部外側部に固定され左側方に延びる第四ケース部18dと、その第四ケース部18dの左端部に固定され後方水平状に延びる第五ケース部18eを有するものとしている。これら第一ケース部18aから第五ケース部18e内に苗植付け体4を駆動するための動力を伝達する伝動機構を内装している。なお、第一ケース部18a内に内装した伝動機構には、苗植付け体4をその昇降動最上位の位置で或はその近傍位置で設定時間停止させる間欠駆動機構と、苗植付け体4及び苗搬送部3を作動停止させるクラッチ機構とを備える。間欠駆動機構によって停止する時間は、該間欠駆動機構が備える変速機構によって調節され、この調節によって苗植付け体4による苗植付株間が変更調節されるようになっている。
【0019】そして、苗植付け体4は、その駆動部としての駆動回転する駆動アーム19と連結して駆動される。駆動アーム19は、前記第五ケース部18cの後部右側部から突出し駆動回転する駆動軸20に固定されている。そして、駆動アーム19の先端部に苗植付け体4の支持リンク部21の上端部を回転自在に連結し、その支持リンク部21の下端部に揺動リンク22の前端部を回転自在に連結している。揺動リンク22の後端部は、第五ケース部18cに前部が固定された支持フレーム23の後端部とハンドルフレーム2bに固定した支持ブラケット24とで両端部を支持された支持軸25で回転自在に支持している。従って、苗植付け体4は、駆動アーム19が駆動回転すると、その先端部(下端部)の苗植付け作用部4aが、図3に示すような軌跡Tを描いて運動することになる。なお、図3に示すような軌跡Tは、機体に対して苗植付け作用部4aが描く運動軌跡であり、軌跡T’は、設定した作業時速度で機体が前進走行したときの圃場に対して苗植付け作用部4aが描く運動軌跡である。
【0020】図6の苗植付け体4の拡大斜視図に示すように、苗植付け体4は一枚の弾性板を折り曲げた折り曲げ片4b1,4b2からなる支持部4bと該支持部4bの先端部で苗を挟持する一対の苗植付け挟持具4a1,4a2と、該支持部4bの一方の折り曲げ片4b2に一端部が係合し、他端部がカム54に当接し、揺動リンク22に支持された回動中心4c1を持つ苗植付け挟持具作動アーム4cから構成されている。支持部4bの一方の折り曲げ片4b1は揺動リンク22に固定されているが、支持部4bの他方の折り曲げ片4b2は後述するように可動である。また、苗植付け挟持具4a1,4a2の対向する面にディンプルを設けて苗を挟持し易くしている。
【0021】カム54は駆動アーム19と支持リンク部21との端部同士を連結し、かつ伝動ケ−ス18eからの駆動力を揺動リンク22に伝動する連結リンク55に固着されており、カム54には挟持具作動ア−ム4cが当接するように配置されている。従って、伝動ケ−ス18eからの駆動力でカム54が回動すると、該カム54に連動する挟持具作動ア−ム4cが支点4c1を中心に回動して支持部4bの折り曲げ片4b2を固定折り曲げ片4b1側に押圧することで、一対の苗植付け挾持具4a1,4a2の先端部が閉じる方向に動き、苗を挟持する。このときの支持リンク21が苗植付け挟持具4a1,4a2に挟持された苗を畝に埋め込む方向に動く。
【0022】苗搬送部3は、甘しょ苗Nを茎部kが前後方向に向く姿勢で収容する苗収容部26を苗搬送方向Cに複数備えるとともに、該苗収容部26を機体上部側で右方向に搬送する上部横搬送り部3aと、該上部横送り部3aにより搬送されてきた苗収容部26を機体下方に搬送する下降送り部3bと、該下降送り部3bにより搬送されてきた苗収容部26を下部で左方向へ搬送する下部横送り部3dと、下部横送り部3dにより搬送されてきた苗収容部26を機体上方に搬送し前記上部横送り部3aの搬送始端側に戻す上昇送り部3cとを備えており、苗収容部26を単一のループ状の搬送経路に沿って搬送するようになっている。尚、苗植付け体4は、前記下部横送り部3dの略左右中央位置となる植付供給位置Aへ搬送された苗収容部26の苗を圃場に植付けるようになっている。尚、前記下降送り部3bには、苗が落下しないように苗収容部26内に苗を保持するための苗落下防止プレート52を設けている。この苗落下防止プレート52は、植付供給位置Aにある苗収容部26の苗Nを下側から支え得るように、苗収容部26の搬送経路に沿って下部横送り部3dまで延設されている。
【0023】苗収容部26は、前後に長い樋状の形態で、上部横送り部3aで苗Nを載せる受け面となる受け板部26aと、隣接する苗収容体26,26とを仕切る面となる側板部26b,26bとを備え、上部横送り部3aで上方に開放部を有する形態となっている。また、前後にも開放された形状であるが、その後側には、茎の下端を当てて苗収容体26における苗Nの前後方向の位置決めをするための茎部前後位置決め用プレート27を取り付けている。尚、苗収容体26の後部には受け板部26aから左右両側の側板部26b,26bの中途部にかけて下側から切り欠いた切欠き溝26cを設けており、この切欠き溝26cに苗収容部26の搬送経路に沿って上部横送り部3aから下降送り部3bを介して下部横送り部3dにまで延設した第一苗位置規制棒100が通っている。尚、該第一苗位置規制棒100は、苗搬送部3に固定されており、苗収容部26から該苗収容部26の搬送経路の外方に苗Nの茎kの下端部(苗を前後に向けた状態で後端部)が移動するのを規制している。また、第一苗位置規制棒100は、下部横送り部3dでは機体の左右水平方向へ向いている。一方、下部横送り部3dの植付供給位置Aには苗収容部26の切欠き溝26cを通る第二苗位置規制棒101を設けており、この第二苗位置規制棒101は、後述する機体下部右側のスプロケット31,31の軸39部から支持されて下側に延び、前記切欠き溝26cを通る部分が鉛直方向に向いている。
【0024】前記第一苗位置規制棒100は前記第二苗位置規制棒101の位置まで延びているので、該第一苗位置規制棒100と第二苗位置規制棒101とは機体正面視及び背面視において植付供給位置Aで垂直に交差した状態となっている。尚、第一苗位置規制棒100の若干後側に第二苗位置規制棒101を設けており、第一苗位置規制棒100及び第二苗位置規制棒101が共に通過するように苗収容部26の切欠き溝26cをこれらの規制棒100,101より幅広に構成している。尚、この第一苗位置規制棒100及び第二苗位置規制棒101により、植付供給位置Aで苗収容部26内の苗Nの位置を規制する苗位置規制手段が構成される。
【0025】そして、この苗収容体26・・・をチェン28,28に複数並べて取り付け、そのチェン28,28を、機体上部側の左右に各前後一対づつ設けたスプロケット29,29;30,30と、機体下部側の左右に各前後一対づつ設けたスプロケット31,31;32,32とに巻きかけている。機体上部側の左右のスプロケット29,29;30,30は、植付け伝動ケース18の第一ケース部18aの後部に固定された支持パイプ33に固着した支持部材34で支持した軸36,37に取り付けている。機体下部側の左右のスプロケット31,31;32,32は、植付け伝動ケース18の第五ケース部18cに前部を固定した支持フレーム23に固着した支持プレート38で支持した軸39,40に取り付けている。そして、上部右側のスプロケット29,29が駆動されて苗収容体26が設定搬送方向Cに移動するよう苗搬送部3が駆動する構成となっている。そして、苗搬送部3の駆動部41は、苗植付け体4に連結して動作する部材22と一体に上下揺動する連動リンク42の先端部と連動ロッド43を介して連動連結している。また、苗植付け体4の苗植付け作用部4aが下降するときは苗収容部26が停止し苗植付け体4の苗植付け作用部4aが上昇するときは苗収容部26が移動するよう苗搬送部3が間欠駆動するように設けている。
【0026】苗搬送部3の駆動部41の具体的な構造は、例えば、図5に示すようなものとしている。まず、支持パイプ33の後端部に固着したブラケット44に支持した軸45を上部中央のスプロケット59,59を一体回転するよう取り付けている軸36の後部と軸継手を介して連結し、この軸45に一体回転するよう取り付けた突起46a付きの従動ディスク46を取付ける。そして、この従動ディスク46の後側に駆動アーム47を軸45に回転自在に取付け、この駆動アーム47の先端部に前記連結ロッド43の上端部を回動自在に取付ける。
【0027】また、駆動アーム47には、従動ディスク46の突起46aに係合する爪48を取り付けていて、この爪48は、駆動アーム47が苗搬送部3の設定搬送方向Cに作動させるようにスプロケット29,29を駆動回転させる方向に回動するとき(図5では駆動アーム47が上動するとき)には、従動ディスク46の突起46aに係合固定されて従動ディスク46を一体回転させる。反対方向に回動するとき(図5では駆動アーム47が下動するとき)には、従動ディスク46の突起46aに係合しても逃げて従動ディスク46を一体回転させないというように、ラチェット機構を構成している。そして、従動ディスク46を時計回り及び反時計回りの回り止めとして従動ディスク46の突起46aに係合する二つの爪49a,49bを設けている。なお、従動ディスク46を一体的に回転するように駆動アーム47が回動すると、前記ラチェット機構を構成する駆動アーム47の爪48が従動ディスク46の突起46aに係合するのに先行して、駆動アーム47と一体に設けた回り止め解除カム50が、従動ディスク46の一体回動を阻止するように回り止め作用をする爪49aの先端部を従動ディスク46の突起46aと係合しない位置に移動させるようになっている。そして、駆動アーム47がそのストローク上限位置まで回動して従動ディスク46が設定角度(図5では90度)回動されると、回り止め解除カム50が前記回り止め用の爪49aから外れて、該回り止め用の爪49aは再び、従動ディスク46の突起46aと係合して従動ディスク46の回転が固定される。
【0028】よって、苗植付け体4の苗植付け挟持具4a1,4a2が下降して苗Nを土壌中に植付けるときには苗収容体26・・・が停止しているので、苗が円滑に苗収容体26から取り出されて適確に苗Nを圃場に植付けることができる。このように、苗植付け体4又は該苗植付け体4に連結して動作する部材と前記苗搬送部3の駆動部41を連動連結した構成としているため、この甘しょ苗移植機は、苗植付け体4と苗搬送部3の駆動タイミングを容易にとることができ、しかも苗搬送部3の駆動構成を簡潔なものにできる利点がある。
【0029】尚、苗収容体26・・・により前後方向に向いた状態の苗を苗植付け体4が後下方に延びる植付軌跡T上を作動して植え付けるので、苗が前側に傾いた状態で植え付けられることとなる。また、苗搬送部3の上部横送り部3aは、左側の前輪7及び後輪6より左側に突出する位置まで設けられている。また、前記上部横送り部3aの後端は、左右の前輪7,7及び後輪6,6より後側の位置に配置されている。よって、作業者が左側の後輪6に邪魔されることなく上部横送り部3aへ後側から近づくことができ、上部横送り部3aへの苗供給作業を容易に行える。
【0030】ところで、苗搬送部3の上部横送り部3aの前側には、甘しょの苗Nを多数収容できる苗収容容器を保持できる苗収容枠103を設けている。該苗収容枠103は、植付け伝動ケース18の第一ケース部18aから固定支持されており、苗載せ台や苗収容コンテナ等の苗収容容器を前後水平な姿勢で保持する。移植作業においては、苗搬送部3の後側にいる作業者が苗収容枠103上の苗収容容器から苗Nを取り出し、その苗Nを苗搬送部3の上部横送り部3aの苗収容部26・・・へ一株づつ供給する。また、苗搬送部3の上部横送り部3aの左側には、補助苗載台104を機体に固着して設けている。この補助苗載台104から苗を取り出して上部横送り部3aへ苗を供給することにより、補助苗載台104が上部横送り部3aの前側の苗収容枠103より作業者から近い位置に配置されているので、上部横送り部3aの前側から苗を取り出して供給するのと比較して上部横送り部3aへの苗供給作業を容易に行うことができる。尚、苗収容枠103上の苗収容容器から数本の苗Nを取り出して一旦補助苗載台104に載せ、補助苗載台104から一株づつ苗Nを取り出して上部横送り部3aへ供給することにより、作業者が近くに配置される補助苗載台104で数本の甘しょ苗Nの葉が絡み合っているのを両手で分離しながら1本(一株分)づつ苗を取り出すことができるので、絡み合う苗の分離を両手を使って容易に行うことができ、移植作業能率の向上を図ることができる。尚、補助苗載台104を上部横送り部3aがある側とは左右反対側の左側が高位となるように左右に傾斜させた構成とすると、該補助苗載台104から上部横送り部3aへの苗供給をより容易に行える。尚、従来は、上部横送り部3aの前側にのみ苗収容枠を設けた構成であるので、上部横送り部3aを隔てた位置から苗Nを取り出さなければならず、移植作業能率の向上を阻害するおそれがある。しかも、苗収容枠で数本の苗が絡んでいると作業者が両腕を上部横送り部3a上で延ばして両手を使って絡み合う苗の分離を行わなければならないため、苗の分離が容易に行えずに移植作業能率の低下を招くおそれがあるばかりでなく、その分離作業に気をとられて作業者の腕が既に供給した上部横送り部3aの苗に干渉して該苗を脱落させたり該苗の姿勢を乱す危惧があり、苗の植付を不適正にするおそれがある。
【0031】尚、機体に対する畝上面高さを検出するセンサーSは、植付供給位置Aすなわち苗植付け体4の前方に配置されると共に、上下方向に回動する金属性で剛性のあるプレ−トで構成されている。このプレ−トの後端にはゴム板等の弾性のある防護シ−ト105を取り付けており、該防護シ−ト105が植付供給位置Aにある苗収容部26の下方に位置するまで後方へ延長されている。従って、防護シ−ト105により、下部横送り部3dで横送りされる苗収容部26の側板部26b,26b又は第一苗位置規制棒100あるいは第二苗位置規制棒101又は植付供給位置Aの苗落下防止プレート52が直接圃場面に当たって圃場の苗植付位置を乱すようなことを防止できる。特に、マルチフィルムを敷設した圃場において、下部横送り部3dで横送りされる苗収容部26の側板部26b,26b又は苗位置規制棒100,101又は苗落下防止プレート52によりマルチフィルムを破ったりして傷めることを防止できる。よって、圃場を乱さないようにしながら、植付供給位置Aにある苗収容部26及び苗位置規制棒100,101及び苗落下防止プレート52をできるだけ圃場面に近づけた構成とすることができ、ひいては植付供給位置Aの苗Nの後端部を圃場面に近づけることができ、苗植付け体4の昇降による苗Nの搬送距離を短くできるため適確に苗を植え付けることができると共に苗植付け体4の苗の植付けに要する時間が短縮し苗移植作業能率の向上を図ることができる。
【0032】苗植付け体4の後方には、単一の鎮圧輪60を設けている。この鎮圧輪60は、ハンドルフレーム2bに上下に回動自在に設けた鎮圧輪フレーム61の後端部に設けられている。そして、苗植付け体4の作動に連動する鎮圧輪駆動用カム(図示せず)により鎮圧輪フレーム61を上下回動させて鎮圧輪60を上下動させる構成となっており、鎮圧輪60が苗植付け体4の作動に連動して前側に傾けて植付けた苗Nの上方から該苗Nの根元部の土壌を鎮圧するようになっている。尚、鎮圧輪60が下降するときには、該鎮圧輪60の自重により鎮圧輪60が自由落下するようになっており、鎮圧輪60により充分な鎮圧作用を得ることができる。また、図1に示すように、苗植付け体4の植付軌跡Tの上方に鎮圧輪60が配置されており、鎮圧輪60と植付けた苗Nとの位置関係が近づくので密接となり、鎮圧輪60による鎮圧を適正に維持でき鎮圧効果を良好に得ることができる。
【0033】従って、この甘しょ苗移植機は左右の前輪7,7及び後輪6,6により畝をまたいだ状態で走行装置1により自走し、畝の谷部を歩行するべく左側の後輪6の後方にいる作業者が苗搬送部3の上部横送り部3aの苗収容部26・・・へ甘しょの苗N・・・をその茎部kが前後方向に向く姿勢で供給していく。このとき、甘しょの苗Nの茎の下端部(後端部)が苗収容部26の受け板部26aと第一苗位置規制棒100との間に位置するように苗N・・・を供給する。苗搬送部3は、供給された苗N・・・を上部横送り部3aに続いて下降送り部3b及び下部横送り部3dを介して植付供給位置Aへ搬送する。そして、植付供給位置Aへ搬送されてきた苗N・・・を苗植付け体4が挟持して圃場に植付ける。尚、甘しょの苗Nの茎kの後端部が苗収容部26の受け板部26aと第一苗位置規制棒100との間にあるので、下部横送り部3dでは苗Nの茎kの後端部が第一苗位置規制棒100に当接して支持され機体に対して高さが規制された状態で左側へ搬送され、植付供給位置Aで苗Nの茎kの後端部が第二苗位置規制棒101に当接して機体に対する左右位置が規制され、所定の位置へ苗Nの茎kの後端部が適確に供給される。植付供給位置Aで苗植付け体4が苗を植付けた後の空の苗収容部26・・・は、上昇送り部3cにより機体上方に搬送されて前記上部横送り部3aの搬送始端側に戻る。尚、苗植付け体4は、その苗植付け作用部4aが駆動部19によって昇降動し、植付供給位置Aにある苗収容部26に収容された苗Nの後端部に該苗収容部26の後側で挟持作用及び下降して苗を圃場に植付ける。
【0034】以上により、この甘しょ苗移植機は、機体を走行させる走行装置1と、苗を収容する苗収容部26を機体上部側で横方向に送る上部横送り部3aと該上部横送り部3aに続いて植付供給位置Aへ送るべく下方向に送る下降送り部3bと該下降送り部3bに続いて下部横送り部3dを経由して上方向に送り前記上部横送り部3aの送り始端側に戻す上昇送り部3cとで構成する所定のル−プ状の搬送経路で搬送する苗搬送部3と、該苗搬送部3によって前記植付供給位置Aへ搬送されてきた苗Nを圃場に植付ける苗植付け体4とを備えている。そして、第一苗位置規制棒100及び第二苗位置規制棒101等により構成される苗位置規制手段は、上部横送り部3aから下降送り部3bを介して下部横送り部3dの植付供給位置Aの手前までの搬送経路においては、苗収容部26内の苗Nは苗収容部26の搬送方向に沿う第一苗位置規制棒100と苗収容部26の受け板部26aとの間で且つ両側板部26b,26bの間で自由な位置を採り得るので、苗収容部26内の苗Nの位置を規制しない。一方、下部横送り部3dの植付供給位置Aにおいては、苗収容部26内の苗は受け板部26aより下側に位置する第一苗位置規制棒100に苗Nの茎が当接すると共に苗収容部26の搬送に伴って苗収容部26内の苗Nの茎が第二苗位置規制棒101に当接して左方向への搬送が止められるので、この第一苗位置規制棒100と第二苗位置規制棒101とが交差する位置に苗Nの茎kの後端部か来るように苗収容部26内の苗の位置を規制する。
【0035】従って、この甘しょ苗移植機は、走行装置1により機体を走行させながら、作業者が苗搬送部3の上部横送り部3aにある苗収容部26へ該苗収容部26内での左右位置が規制されない状態で苗Nを供給すると、その苗Nを下降送り部3b及び下部横送り部3dにより植付供給位置Aへ搬送し、植付供給位置Aへ搬送された苗は第一苗位置規制棒100及び第二苗位置規制棒101により苗収容部26内での苗Nの上下及び左右位置が規制され、その植付供給位置Aへ搬送されてきた苗を苗植付け体4が圃場に植え付けていく。よって、植付供給位置Aで上下及び左右位置が所望の位置に規制された苗Nの茎kの後端部を苗植付け体4で確実に挟持し、安定して圃場に植え付けることができ、欠株が生じたり植付深さあるいは植付姿勢が不適正になったりするのを防止でき、植付精度の向上を図ることができる。また、上部横送り部3aで苗収容部26へ該苗収容部26内での左右位置が規制されない状態で苗Nを供給できるので、作業者が苗収容部26へ容易に苗Nを供給することができて苗供給作業の作業能率が向上し、ひいては走行装置1により機体を高速で走行させて苗移植作業を行うことにより単位時間当たり植付株数の増大を図ることができ、苗の移植作業能率の向上を図ることができる。尚、苗植付け体4により苗が植え付けられた後の空の苗収容部26は、植付供給位置Aから上昇送り部3cを介して上部横送り部3aへ搬送される。
【0036】尚、この甘しょ苗移植機は、前記下降送り部3bから前記上昇送り部3cに移行する間に機体下部側で苗収容部26・・・を左右水平状に搬送する下部横送り部3dを設け、該下部横送り部3dに搬送されてきた苗収容部26に収容された苗Nを前記苗植付け体4が圃場に植付ける構成としている。従って、下降送り部3bから上昇送り部3cに移行する間(図示例では、下部右側スプロケット31,31と下部左側スプロケット32,32とで搬送される区間)で、下部横送り部3dにより苗収容部26・・・が機体下部側で左右水平状に搬送され、ここで苗収容部26に収容された苗Nを苗植付け体4が圃場に植付ける。よって、組付け時のずれ等によって苗植付け体4の苗Nへの植付け作用時における苗収容部26の位置がずれても、苗植付け体4は、移動経路中最下端に移動した状態で且つ同じ姿勢の状態にある苗収容部26の苗Nを植付けられることになり、苗植付け状態の変化を極力少なくできる。
【0037】尚、図10及び図11は、他の構成は前述の第一形態の甘しょ苗移植機と同様であるが、苗位置規制棒や苗収容部26・・・の切欠き溝26c等を設けずに異なる苗位置規制手段を設けた第二形態の構成を示すものである。この甘しょ苗移植機の苗搬送部3は、機体上部側の左右に設けたスプロケット29,30と、機体下部側の左右に設けたスプロケット31,32とに単一のチェン28を巻きかけ、苗収容部26・・・がそれぞれ前記チェン28に対して搬送方向に沿う姿勢変更支点軸106回りに回動可能に連結されている。苗収容部26は、前部に受け板部26aから立ち上がる前側板部26dを備えている。搬送下手側の側板部26bは、上部横送り部3aにおいて上下方向の苗位置規制支点軸107を介して前記前側板部26dに設けられ、苗収容部26本体に対して可動する構成となっている。尚、この搬送下手側の側板部26bは、苗位置規制支点軸107に設けたトルクスプリング108により他方の固定された側板部26bへ向けて回動付勢されている。可動側の側板部26bと一体で苗位置規制支点軸107回りに回動するア−ム109の先端部に苗位置規制用ロ−ラ110を設けており、このロ−ラ110が上部横送り部3aの前部に設けた側面視L字型の案内レ−ル111に上部横送り部3aでのみ当接して可動側の側板部26bが固定側の側板部26bへ向けて回動するのを規制している。従って、苗収容部26・・・が上部横送り部3aにあるときは、可動側の側板部26bの固定側の側板部26bへ向けての回動が規制され、作業者がこの左右両側板部26b間に甘しょ苗Nを供給するようになっている。そして、苗収容部26・・・が下降送り部3b及び植付供給位置Aを含む下部横送り部3dにあるときは、可動側の側板部26bが固定側の側板部26bへ向けて回動して左右両側板部26bで供給された甘しょ苗Nを挟持して苗Nの位置が規制されるようになっている。
【0038】また、姿勢変更支点軸106より前側となる苗収容部26の受け板部26aの前部で上部横送り部3aにおける下側には姿勢変更用ロ−ラ112を設けており、このロ−ラ112が前記案内レ−ル111に上部横送り部3aでのみ当接して苗収容部26が姿勢変更支点軸106回りに回動して前上がりの傾斜姿勢になるようにしている。一方、姿勢変更支点軸106より後側となる苗収容部26の受け板部26aの後部で上部横送り部3aにおける下側には姿勢変更規制棒113を苗搬送部3に固定して設けており、この姿勢変更規制棒113に苗収容部26の受け板部26aの底面が当接することにより、上部横送り部3aにおいて所望の傾斜姿勢以上に苗収容部26・・・が前上がり姿勢となるのを規制している。尚、前記姿勢変更規制棒113は、苗搬送部3のループ状の搬送経路の全てにわたるようにループ状に設けられ、下降送り部3b、下部横送り部3d及び上昇送り部3cにおいては苗収容部26の姿勢が前後方向へまっすぐに向くように規制している。上部横送り部3aにおける後部で苗収容部26の後側には、該苗収容部26の後端部を覆うように側面視略コの字型の苗押さえ用レ−ル114を設けている。作業者がこの苗押さえ用レ−ル114内に甘しょ苗Nの茎kの下端部(後端部)が位置するように上部横送り部3aの苗収容部26・・・に苗を供給すると、苗収容部26・・・が上部横送り部3aから下降送り部3bへ移行する上部横送り部3aの搬送終端部で前上がりの傾斜姿勢から前後水平に近い姿勢に姿勢変更することにより、苗収容部26内の苗Nの後端部が苗押さえ用レ−ル114の上部に当たって苗収容部26に対して下側に押されて苗Nの茎kの後端部を確実に苗収容部26の受け板部26a上に押さえ付けるようにし、苗収容部26の搬送方向と直交する方向の苗収容部26に対する苗Nの茎kの後端部の位置決めを確実に行えるようにしている。
【0039】従って、上部横送り部3aにおいて苗収容部26・・・が前上がりに傾斜姿勢となるので該苗収容部26・・・の開口部分が後側へ向き、その苗収容部26・・・へ作業者が後側から苗を供給するので、苗収容部26・・・への苗供給が容易で且つ迅速に行える。しかも、植付供給位置Aにおいては、苗収容部26・・・が上部横送り部3aにおける傾斜姿勢より前後水平に近い傾斜姿勢となるので、苗収容部26を圃場面に干渉しないように近づけることができ、ひいては植付供給位置Aの苗Nの後端部を圃場面に近づけることができ、苗植付け体4の昇降による苗の搬送距離を短くできるため適確に苗を植え付けることができると共に苗植付け体4の苗の植付けに要する時間が短縮し苗移植作業能率の向上をはかることができる。植付供給位置Aにおいて苗収容部26・・・が前後水平姿勢となって苗収容部26内の苗が前後方向に向くので、苗植付け体4により苗を前側に傾けた適正な姿勢で移植することができる。尚、姿勢変更支点軸106を設けずに上部横送り部3aにおける苗収容部26・・・の前上がりの傾斜姿勢のままで苗収容部26・・・が植付供給位置Aへ搬送される構成とすると、植付供給位置Aでは苗収容部26が上下反転して前下がりの傾斜姿勢となるので、苗Nの後端部が圃場面から離れた高い位置に供給されることとなり、苗植付け体4の昇降による苗の搬送距離が長くなるため植付姿勢等が乱れやすくなったり苗植付け体4の苗の植付けに時間を要し苗移植作業能率が低下する懸念がある。
【0040】また、上部横送り部3aにおいて苗収容部26・・・の可動側の側板部26bの固定側の側板部26bへ向けての回動が規制されて両側板部26b間に作業者が苗Nを供給することができ、苗収容部26・・・が搬送されて上部横送り部3aの搬送終端部で苗押さえ用レ−ル114により苗Nの茎kの後端部が受け板部26a上に押さえ付けられて上下方向の位置決めが行われ、更に可動側の側板部26bが回動して苗Nを固定側の側板部26b側へ寄せ両側板部26bで挟持し苗収容部26・・・を下降送り部3b及び植付供給位置Aを含む下部横送り部3dへ搬送するので、苗収容部26・・・から苗が脱落するのを防止することができるばかりでなく苗収容部26・・・内での苗の上下及び左右位置が規制され、植付供給位置Aで上下及び左右位置が所望の位置に規制された苗Nの茎kの後端部を苗植付け体4で確実に挟持し、安定して圃場に植え付けることができ、欠株が生じたり植付深さあるいは植付姿勢が不適正になったりするのを防止でき、植付精度の向上を図ることができる。また、上部横送り部3aで苗収容部26へ両側板部26bの間隔が開いた状態で且つ該苗収容部26内での左右位置が規制されない状態で苗Nを供給できるので、作業者が苗収容部26へ容易に苗Nを供給することができて苗供給作業の作業能率が向上し、ひいては走行装置1により機体を高速で走行させて苗移植作業を行うことにより単位時間当たり植付株数の増大を図ることができ、苗の移植作業能率の向上を図ることができる。尚、両側板部26b及び苗押さえ用レ−ル114等により苗位置規制手段が構成される。
【0041】図12及び図13は、他の構成は前述の第一形態の甘しょ苗移植機と同様であるが、苗位置規制棒や苗収容部26・・・の切欠き溝等を設けずに異なる苗位置規制手段を設けた第三形態の構成を示すものである。この甘しょ苗移植機の苗収容部26の後部には、側板部26bと一体である右側の固定挟持体115と前後方向の挟持回動支点軸116a回りに回動する左側の可動挟持体116とを設けている。尚、固定挟持体115及び可動挟持体116には、苗Nの茎kを挟持するための凹部を設けている。そして、該可動挟持体116は、下端部が苗収容部26の受け板部26aに設けた孔(図示せず)を介して苗収容部26の下方に突出しており、その下端部には苗位置規制用ロ−ラ110を取り付けている。このロ−ラ110が上部横送り部3aの後部で苗収容部26の下方に設けた案内プレ−ト111に上部横送り部3aでのみ当接して可動挟持体116が固定挟持体115へ向けて回動するのを規制している。尚、可動挟持体116は、引張スプリング117により固定挟持体115へ向けて回動付勢されている。従って、苗収容部26・・・が上部横送り部3aにあるときは、可動挟持体116の固定挟持体115へ向けての回動が規制され、作業者がこの左右両挟持体115,116間に甘しょ苗Nの茎kの後端部を供給するようになっている。そして、苗収容部26・・・が下降送り部3b及び植付供給位置Aを含む下部横送り部3dにあるときは、引張スプリング117により可動挟持体116が固定挟持体115へ向けて回動して左右両挟持体115,116で供給された甘しょ苗Nの茎kの後端部を挟持して固定し苗Nの位置が規制されるようになっている。
【0042】従って、上部横送り部3aにおいて苗収容部26・・・の可動挟持体116の固定挟持体115へ向けての回動が規制されて両側板部26b間に作業者が苗を供給することができ、苗収容部26・・・が搬送されて上部横送り部3aの搬送終端部で苗位置規制用ロ−ラ110が案内プレ−ト111から外れると可動挟持体116が回動して苗Nを固定挟持体115側へ寄せ苗Nの茎kの後端部を可動挟持体116及び固定挟持体115からなる一対の挟持体で挟持し、苗Nの後端部の上下及び左右位置が規制された状態で苗収容部26・・・を下降送り部3b及び植付供給位置Aを含む下部横送り部3dへ搬送する。尚、一対の挟持体115,116等により苗位置規制手段が構成される。
【0043】尚、図14に示すように、一対の挟持体を共に可動挟持体116とし、それぞれの苗位置規制用ロ−ラ110が案内プレ−ト111から外れると左右の両可動挟持体116が互いに近づく方向に回動して苗Nを挟持するようにしてもよい。図15及び図16は、他の構成は前述の第一形態の甘しょ苗移植機と同様であるが、苗位置規制棒や苗収容部26・・・の切欠き溝26c等を設けずに異なる苗位置規制手段を設けた第四形態の構成を示すものである。すなわち、苗収容部26を、ゴム板等、弾性のある素材で後端部が弾性力により曲がって筒状に巻き込むようなくせのある板材により構成している。従って、この苗収容部26に供給された苗Nの茎kは、該苗収容部26の筒状に巻き込まれる後端部で保持されるようにしている。そして、上昇送り部3cから上部横送り部3aにかけて棒状の保持解除具124を設けており、この保持解除具124が苗収容部26に接触して該苗収容部26の後端部が筒状に巻き込むのを規制する構成となっている。保持解除具124は、上昇送り部3cにおいては搬送経路に対して前後に傾斜して延設され、上昇送り部3cの搬送始端部で苗収容部26の前部に当接し、苗収容部26の搬送により徐々に該苗収容部26の後寄りに当接位置が変化して後端部の巻き込み状態を徐々に解除していき、上昇送り部3cの搬送終端部で苗収容部26の後端部に当接した状態となり該後端部を強制的に押し広げた状態となる。上部横送り部3aにおいては、上昇送り部3cの搬送終端部に続いて保持解除具124が苗収容部26の後端部に当接するように搬送経路に沿って平行に配置されており、保持解除具124が苗収容部26の後端部を押し広げた状態を維持するようになっている。
【0044】従って、上部横送り部3aにおいて、保持解除具124により苗収容部26の後端部が押し広げられて該後端部が筒状に巻き込むのを規制しているので、苗収容部26上へ作業者が苗を載せるだけで供給することができ、苗の供給作業が容易になる。尚、上部横送り部3aにおいては苗収容部26上に保持解除具124が位置するが、その保持解除具124上に苗Nの一部が載るように供給しても構わない。苗収容部26・・・が搬送されて上部横送り部3aの搬送終端部で苗収容部26が保持解除具124から外れると苗収容部26の後端部が上側に巻き込まれて該後端部で苗Nの茎kの後端部を保持し、苗Nの後端部の上下及び左右位置が規制された状態で苗収容部26・・・を下降送り部3b及び植付供給位置Aを含む下部横送り部3dへ搬送する。そして、植付供給位置Aで苗植付け体4により苗が取り出されて空になった苗収容部26は、上昇送り部3cで後端部の巻き込み状態が徐々に解除されて円滑且つ適確に該後端部の巻き込み状態が解除され、上部横送り部3aへ搬送される。尚、この苗収容部26及び保持解除具124により苗位置規制手段が構成される。
【0045】図17及び図18は、他の構成は前述の第一形態の甘しょ苗移植機と同様であるが、苗位置規制棒や苗収容部26・・・の切欠き溝26c等を設けずに異なる苗位置規制手段を設けた第五形態の構成を示すものである。この甘しょ苗移植機の苗収容部26内には、後端部を筒状にした苗姿勢変更体125を設けている。この苗姿勢変更体125は、前記筒状部分で苗収容部26・・・に搬送方向に沿う姿勢変更支点軸106を介して該軸106回りに回動可能に連結されている。苗姿勢変更体125の前部は上部横送り部3aで上方に開放した半ラッパ形状になっており、この前部に苗の上部が供給され筒状の後端部に苗の下端部が供給されるように作業者が苗姿勢変更体125へ苗を供給するようになっている。尚、苗姿勢変更体125の筒状の後端部は、ゴム管、ビニール管、スポンジ管等のような弾性体で形成した前後に短い管状体で構成し、その上側部分に前後に切り裂くようなスリット125aを形成して設けたものである。上部横送り部3aにおいて姿勢変更支点軸106より後側には棒状の姿勢変更具126を搬送経路に沿って苗搬送部3に固定して設けており、この姿勢変更具126が苗姿勢変更体125の筒状部分に当接することにより苗姿勢変更体125の姿勢変更支点軸106回りの回動が規制され、苗姿勢変更体125が該苗姿勢変更体125内の苗Nが上下方向に向く姿勢となる。苗収容部26・・・が搬送されて上部横送り部3aの搬送終端部で苗姿勢変更体125が姿勢変更具126から外れると、苗姿勢変更体125は、姿勢変更支点軸106部に設けたトルクスプリング108の回動付勢により姿勢変更支点軸106回りに苗収容部26の受け板部26aに当たる位置まで前方へ回動して前後方向に向く姿勢となる。尚、姿勢変更具126は、上部横送り部3aの搬送始端部では搬送下手側(右側)へいくにつれて徐々に下位になるように左右傾斜しており、苗収容部26の搬送に伴って前後方向に向く苗姿勢変更体125の筒状部分を上側から押さえていき、該苗姿勢変更体125の姿勢を上下方向に向く起立姿勢に変更するようになっている。
【0046】尚、苗姿勢変更体125の前部は、ゴム板等、変形可能な板材により構成されると共に、苗収容部26の両側板部26bの間隔(苗収容部26内の搬送方向の幅)よりも幅広に構成されている。従って、苗姿勢変更体125が前後方向に向く姿勢となると、苗収容部26の両側板部26bに苗姿勢変更体125の前部が当たって内側に曲がる。苗収容部26の後端には、正面視又は背面視で互いに交差する左右の苗位置規制棒127を設けている。この左右の苗位置規制棒127は、上部横送り部3aにおいて左右対称に設けられている。
【0047】従って、上部横送り部3aにおいて姿勢変更具126により苗姿勢変更体125が上下方向に向く姿勢となるので、該苗姿勢変更体125内へ作業者が上方から苗を挿し込んで供給でき、苗収容部26・・・への苗供給が容易で且つ迅速に行える。尚、苗姿勢変更体125内へ挿し込まれる苗の下端が苗収容部26の受け板部26aに当たるので、苗姿勢変更体125内での苗Nの茎k方向における下端の位置決めを容易にでき、ひいては植付供給位置Aにおける苗の後端部の位置が適正に安定し、苗植付け体4により苗を適正に移植することができる。しかも、植付供給位置Aにおいては、苗姿勢変更体125が前後方向に向く姿勢となるので、苗収容部26を圃場面に干渉しないように近づけることができ、ひいては植付供給位置Aの苗Nの後端部を圃場面に近づけることができ、苗植付け体4の昇降による苗の搬送距離を短くできるため適確に苗を植え付けることができると共に苗植付け体4の苗の植付けに要する時間が短縮し苗移植作業能率の向上を図ることができる。植付供給位置Aにおいて苗姿勢変更体125が前後水平姿勢となって苗収容部26内の苗が前後方向に向くので、苗植付け体4により苗を前側に傾けた適正な姿勢で移植することができる。尚、苗姿勢変更体125が上下方向に向く姿勢のままで苗収容部26・・・が植付供給位置Aへ搬送される構成とすると、植付供給位置Aで苗姿勢変更体125が上下反転して上下方向に向く姿勢となるので、苗Nの後端部が圃場面から離れた高い位置に供給されることとなり、苗植付け体4の昇降による苗の搬送距離が長くなるため植付姿勢等が乱れやすくなったり苗植付け体4の苗の植付けに時間を要し苗移植作業能率が低下する懸念がある。
【0048】また、上部横送り部3aにおいて苗姿勢変更体125の前部(上部)は上方に開放しているので、苗姿勢変更体125内へ作業者が苗Nを容易に供給することができる。そして、上部横送り部3aの搬送終端部で苗姿勢変更体125が前後方向に向く姿勢となるので、苗Nの茎kの下端部が苗収容部26の後端に設けた左右の苗位置規制棒127の交差部に案内されて苗Nの茎kの後端部の位置決めが行われると共に、苗姿勢変更体125の前部が苗収容部26の両側板部26bに当たって内側に曲がって苗Nの葉を覆うように包み、その後苗収容部26・・・を下降送り部3b及び植付供給位置Aを含む下部横送り部3dへ搬送するので、苗収容部26・・・から苗Nが脱落するのを防止することができるばかりでなく、左右の苗位置規制棒127により苗収容部26・・・内での苗Nの上下及び左右位置が規制され、植付供給位置Aで上下及び左右位置が所望の位置に規制された苗Nの茎kの後端部を苗植付け体4で確実に挟持し、安定して圃場に植え付けることができ、欠株が生じたり植付深さあるいは植付姿勢が不適正になったりするのを防止でき、植付精度の向上を図ることができる。尚、苗姿勢変更体125の前部により苗Nの葉を覆うように包んで保持した状態で下降送り部3b及び植付供給位置Aを含む下部横送り部3dへ苗が搬送されるので、苗植付け体4等の他の構成部材に干渉することにより苗Nを傷めたり苗収容部26・・・内での苗Nの姿勢や位置が不適正になったりすることを防止できる。また、上部横送り部3aで苗収容部26へ苗姿勢変更体125の筒状部分内での位置が規制されない状態で苗を供給できるので、作業者が苗収容部26へ容易に苗を供給することができて苗供給作業の作業能率が向上し、ひいては走行装置1により機体を高速で走行させて苗移植作業を行うことにより単位時間当たり植付株数の増大を図ることができ、苗の移植作業能率の向上を図ることができる。尚、左右の苗位置規制棒127により苗位置規制手段が構成される。
【0049】図19は、他の構成は前述の第一形態の甘しょ苗移植機と同様であるが、苗搬送部3の上部横送り部3aを機体の左右一方(左側)に極端に突出するよう延ばした第六形態の構成を示すものである。この苗搬送部3の上部横送り部3aは、左側の前輪7及び後輪6が通る畝の谷部v1から左側の畝u2をまたいで左側に隣接する別の畝の谷部v2の左右位置に到達するように延設されている。すなわち、上部横送り部3aは、2か所の畝の谷部v1,v2の左右位置にまたがるように設けられている。従って、2か所の畝の谷部v1,v2をそれぞれ歩行する計2人の作業者により上部横送り部3aへ苗を供給することができ、左側の作業者が上部横送り部3aの搬送上手側で苗を供給し、右側の作業者が上部横送り部3aの搬送下手側で前記左側の作業者が苗を供給できなかった苗収容部26・・・へ苗を供給することにより、苗収容部26・・・へ連続的に苗を供給することができる。よって、上部横送り部3aを複数の畝の谷部v1,v2の左右位置にまたがるように設けたので、左右の複数の作業者が所定の搬送経路で苗を搬送する同一の苗搬送部3の上部横送り部3aへの苗供給作業を行えるようにしたので、複数の作業者の作業能力が異なっても複数の作業者が互いに協力あるいは補填し合って行え、苗の植付けにおいて欠株を生じさせることなく苗供給作業の容易化を図ることができて苗供給作業の作業能率が向上し、ひいては走行装置1により機体を高速で走行させて苗移植作業を行うことにより単位時間当たり植付株数の増大を図ることができ、苗の移植作業能率の向上を図ることができる。尚、この上部横送り部3aへの苗供給作業を1人で行うこともできる。
【0050】尚、この第六形態は第一形態の甘しょ苗移植機の変形例として説明したが、第二乃至第五形態の甘しょ苗移植機において上部横送り部3aを複数の畝の谷部の左右位置にまたがるように設けた構成としてもよい。尚、苗収容容器及び苗収容枠は、図20及び図21に示されるような構成としてもよい。この苗収容容器102は、上方が開放した円筒状のバケツのような形状となっており、その側面の下部寄りの一部に切り欠き孔102aを設けると共に、上部に回動自在のU字型の把持部102bを設けている。前記苗収容枠103は、植付け伝動ケース18の第一ケース部18aの上部から固定支持されており、苗収容容器102を前傾姿勢で保持するよう円筒状の収容スペ−スを有している。そして、苗収容容器102に苗Nの茎kが上下方向に向いた状態で苗Nを多数収容し、その苗収容容器102を移植作業時に該苗収容容器102の切り欠き孔102aが後上側に向くように苗収容枠103に載せて保持する。移植作業においては、苗搬送部3の後側にいる作業者が苗収容容器102の切り欠き孔102aから苗Nの茎kの中途部をつかんで苗収容容器102から苗を取り出し、その苗を苗搬送部3の上部横送り部3aの苗収容部26・・・へ一株づつ供給する。この苗収容容器102により、圃場において風が強くても苗Nを該容器102内に保持できる。従来は、浅い容器等からなる苗載せ台に苗Nを横向き(茎が前後方向に向くように)に載せていたので、側方からの風の影響を受けやすく、しかも甘しょの苗Nは床土部がない土無し苗の軽い状態で前記苗載せ台に載せられるので、苗が苗載せ台から脱落するおそれがあった。また、苗収容容器102は、下部寄りに切り欠き孔102aを設けているので、作業者が苗Nの下端部近くを把持することができ、そのまま苗Nの下端部が苗搬送部3の適正な位置に供給されるよう苗を苗搬送部3へ容易に供給することができる。また、上部の把持部102bにより苗収容容器102の運搬や取扱いが容易となり、移植作業能率の向上を図ることができる。
【0051】尚、この発明の実施の形態は甘しょ苗移植機について詳述したが、本発明は甘しょ苗を移植する苗移植機に限定されるものではない。
【出願人】 【識別番号】000000125
【氏名又は名称】井関農機株式会社
【住所又は居所】愛媛県松山市馬木町700番地
【出願日】 平成14年2月28日(2002.2.28)
【代理人】
【公開番号】 特開2003−250309(P2003−250309A)
【公開日】 平成15年9月9日(2003.9.9)
【出願番号】 特願2002−54000(P2002−54000)