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【発明の名称】 播種器
【発明者】 【氏名】吉田 督一
【住所又は居所】群馬県前橋市亀里町26番地 日新農工産業株式会社内

【要約】 【課題】多数の小粒の種を指で摘んで少しづつ蒔いたり、ヘラの用な物の先端の上に多数の小粒の種を載置して、手で揺らしながら撒いていたが、固まって落ちたり、落ちなかったりで、各自が当初描いた通りの理想的な状態の種蒔きを継続して行うことができず苦渋を呈している実情であった。

【解決手段】本発明は、基端面と先端面とを有した中空筒状の把持部と、把持部の先端面に固定され等辺アングル状のヘラ部と、把持部に内装された電池と、電池と電気的に接続された振動発振部と、電池と振動発振部との間に介装したコントローラーとスイッチとを備え、ヘラ部の先端辺の片側に直角状の底部から先端側の間隔を巾狭に基端側の間隔を巾広にさせた位置に複数の種制御用突起を順次並設したものである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】基端面と先端面を有した中空筒状の把持部と、該把持部の先端面に固定され多数の種を載置するための等辺アングル状のヘラ部と、前記把持部に内装された電池と、該電池と電気的に接続された振動発振部と、前記電池と振動発振部との間に電気的に接続させて介装したコントローラーとスイッチとを備え、前記ヘラ部の先端辺の片側に直角状の底部から先端側の間隔を巾狭に基端側の間隔を巾広にさせた位置に複数の種制御用突起を順次並設したことを特徴とする播種器。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、野菜や草花等の播種器に関するものであり、更に、詳細には、野菜や草花等の特に多数の小粒の種を自在にコントロールしながら種蒔きできる播種器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の設定した通りに多数の小粒の種が蒔ける播種器は大掛かりのもので専業農場のような広い場所で使用するものであり、家庭菜園や個人の畑等でコンパクトに種蒔きできるものは無かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】その為、多数の小粒の種を指で摘んで少しづつ蒔いたり、ヘラの用な物の先端の上に多数の小粒の種を載置して、手で揺らしながら撒いていたが、固まって落ちたり、落ちなかったりで、各自が当初描いた通りの理想的な状態の種蒔きを継続して行うことができず苦渋を呈している実情であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の課題に鑑みて、鋭意研鑽の結果、基端面と先端面とを有した中空筒状の把持部と、把持部の先端面に固定され等辺アングル状のヘラ部と、把持部に内装された電池と、電池と電気的に接続された振動発振部と、電池と振動発振部との間に介装したコントローラーとスイッチとを備え、ヘラ部の先端辺の片側に直角状の底部から先端側の間隔を巾狭に基端側の間隔を巾広にさせた位置に複数の種制御用突起を順次並設したものである。
【0005】
【発明の作用】本発明の播種器は、把持部に電池を内装したことにより、何処に持ち運んでも駆動力を得ることができ、振動発振部を備えているためヘラ部に振動を付与して、小粒の種をヘラ部の上で踊らせながら順次落下させることができ、更には、ヘラ部の先端辺に複数の種制御用突起を並設しているため、種を一粒づつ順序良くヘラ部の先端から落下させることができ、誰でもが容易に思った通りの種蒔きができるものである。
【0006】本発明の目的は、誰でもが自由に持ち運び、容易に思い描いた理想の種蒔きを実施できるコンパクトな播種器を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の播種器の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0008】図1は本発明の播種器の実施の形態の概要を説明する全体概要図であり、図2は本発明の播種器の実施の形態のヘラ部の先端の拡大説明図である。
【0009】本発明は、野菜や草花等の播種器に関するものであり、更に、詳細には、野菜や草花等の特に多数の小粒の種を自在にコントロールしながら種蒔きできる播種器に関するものであり、基端面と先端面とを有した中空筒状の把持部1と、該把持部1の先端面に固定され多数の種を載置するための等辺アングル状のヘラ部2と、前記把持部1に内装された電池3と、該電池3と電気的に接続された振動発振部4と、前記電池3と振動発振部4との間に電気的に接続させて介装したコントローラー5とスイッチ6とを備え、前記ヘラ部2の先端辺の片側に直角状の底部2aから先端側の間隔を巾狭に基端側の間隔を巾広にさせた位置に複数の種制御用突起7を順次並設したものである。
【0010】即ち、本発明の播種器を用いて種蒔きする種は、野菜や草花等の比較的小粒のものであり、多数の種を適宜撒播、条播、点播のような状態に播種する時に用いて好適なものである。
【0011】そして、図1に図示する如く、把持部1は基端面と先端面とを有した中空筒状のものであり、後述する電池3や、振動発振部4、コントローラー5、スイッチ6等を組み込むためや、交換をするために基端面には螺合や嵌合によって着脱できるキャップ状に成形しており、胴部にも着脱可能な部位を形成しているものである。
【0012】次に、ヘラ部2は等辺アングル状の縦中央線が直角に折曲された断面く字状のものであり、サイズは特に限定するものでは無いが、実施の形態では、両側の辺は18mm×18mm程度で、長さは150mm程度に形成されたもので、アルミニウム、アルミニウム合金、鉄等の金属、硬質プラスチック等で形成され、基端を把持部1の先端面に固定しているものである。
【0013】次いで、電池3は市販されているアルカリ乾電池9Vを用いるものであり、交換が容易なように把持部1の基端辺に内装しているものである。
【0014】更に、振動発振部4は把持部1の先端側に内装しているもので、実施の形態では前記電池3の電力を受けて駆動するモータに偏心した錘を取着したものであるが、他の機構の振動発振部4を内装させても構わないものである。
【0015】更には、コントローラー5とスイッチ6とは電池3と振動発振部4との間にコードによって電気的に接続させて介装させて把持部1に内装されると共に、夫々の摘み部は把持部1の外部へ突出させて、把持した状態で把持部1の外からコントロールやオンオフさせるものである。
【0016】そして、複数の種制御用突起7はヘラ部2の先端辺の片側に直角状の底部2aから先端側の間隔を巾狭に基端側の間隔を巾広にさせた位置に順次並設しているもので、つまり、複数の種制御用突起7はヘラ部2の他側辺と先端に行くほど間隔が巾狭に成り、基端に行くほど間隔が巾広に成るように位置させて形成しているものである。
【0017】即ち、本発明の播種器を使用する場合は、把持部1を片手で把持して、ヘラ部2をV字状に向けて、ヘラ部2の基端側に多数の小粒の種を載置して、スイッチ6の突出している摘み部を押圧することによりオン状態と成り、振動発振部4が振動を発振させて、ヘラ部2の全体に振動が伝播されるものである。
【0018】すると、ヘラ部2の振動により種が上下に弾むものであり、この状態でヘラ部2を適宜下方に傾けることによって、種はヘラ部2の先端の方に少量づつ移動するものである。
【0019】そして、先端から落下するものであるが、ヘラ部2の先端辺には複数の種制御用突起7が並設されており、複数の種制御用突起7の間隔は基端側が巾広に先端側が巾狭に突出しているため、種の移動が先端に行くほど制限され先端から一粒づつ落下するものである。
【0020】更に、把持部1の外に突出させたコントローラー5の摘み部を回動させることによって振動の強弱が調整できるもので、種の大きさや種を蒔く間隔によって調整をするものである。
【0021】
【発明の効果】本発明の播種器は、前述したように、コンパクトに形成され、把持部に電池を内装されていることにより何処に持ち運んでも駆動力を得ることができ、振動発振部を備えているためヘラ部に適宜な振動を付与することができ、振動により小粒の種をヘラ部の上で上下に弾ませながら順次落下させることができ、更には、ヘラ部の先端辺に複数の種制御用突起を並設しているため、種を一粒づつ順序良くヘラ部の先端から落下させることができるもので、誰でもが容易に思った通りの野菜や草花の種の撒播、条播、点播等の播種を自在に可能とするもので、画期的な発明である。
【出願人】 【識別番号】595025202
【氏名又は名称】日新農工産業株式会社
【住所又は居所】群馬県前橋市亀里町26番地
【出願日】 平成14年3月5日(2002.3.5)
【代理人】
【公開番号】 特開2003−250308(P2003−250308A)
【公開日】 平成15年9月9日(2003.9.9)
【出願番号】 特願2002−105817(P2002−105817)