| 【発明の名称】 |
条付ローラー等の取付装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】永井 英寿 【住所又は居所】栃木県宇都宮市平出工業団地44番地3 株式会社スズテック内
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| 【要約】 |
【課題】アームにより上下させる構成では、アームが長く装置が大型になる。縦のガイド孔に略垂直方向に上下させると小型化できるが、作動が円滑でないので両者を解決し、上下移動の円滑化および確実化、部品点数の削減、低コスト化。
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 育苗箱2を移送しうる移送台1に前記育苗箱2の高さに対応した一定高さに保持され、前記育苗箱2の前後壁の移動に対応して上下動する駆動回転の回転ブラシ又は条付ローラー10又は鎮圧ローラー12において、前記条付ローラー10等はその回転中心軸15の左右両端を左右一対の取付板16に回転のみ自在に軸装し、該取付板16は、取付兼受動軸37により、前記移送台1に並設固定した左右一対の支持板27に対して高さ調節自在で一定高さに保持されると共に牽引バネ20により常時下降するように付勢されて上下回動自在に取付け、前記取付兼受動軸37は前記移送台1より所定高さ上方に位置させ、前記支持板27には前記回転中心軸15が上下の際移動する前記取付兼受動軸37を中心とする円弧形状のガイド孔38を設けた条付ローラー等の取付装置。 【請求項2】 請求項1において、前記取付兼受動軸37は待機高さの前記条付ローラー10等の回転中心軸15と略同じ高さに設けた条付ローラー等の取付装置。 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記回転中心軸15に固定の受動歯車41に、前記取付兼受動軸37に設けた中間歯車40を噛み合わせ、前記取付兼受動軸37に移送台1の回転を伝達するようにした条付ローラー等の取付装置。 【請求項4】 請求項3において、前記取付兼受動軸37には別途プーリ42を固定し、該プーリ42には前記移送台1の出力軸43のプーリ44に掛け回したベルト45を掛け回した条付ローラー等の取付装置。 【請求項5】 請求項1〜請求項4の何れか1項において、前記取付兼受動軸37には前記条付ローラー10側に係合して退避高さ位置に保持するフック部50を有する退避切替体48を設け、前記退避切替体48は条付ローラー10を退避高さより僅かに上動させると、フック部50が自重で離脱するように構成した条付ローラー等の取付装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、鎮圧ローラー、回転ブラシ、条付ローラー等の取付装置に係るものである。 【0002】 【従来技術】従来公知の、特開平9−205832号公報には、育苗箱を移送しうる移送台に前記育苗箱に対応する一定高さに保持され、前記育苗箱の前後壁の移動に対応して上下動する駆動回転の回転ブラシ又は条付ローラー又は鎮圧ローラー等において、前記条付ローラー等はその回転中心軸の左右両端を高さ調節自在で一定高さに保持され、牽引バネにより常時下降するように付勢されている左右一対の取付板に回転のみ自在に軸装し、回転中心軸と取付板は共に移送台に並設固定した左右一対の支持板の縦のガイド孔に上下動自在に軸装した構成について記載されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記公知例は、縦のガイド孔に略垂直方向に上下動自在に軸装しているため、支持板の前後幅を狭くでき、取付装置全体を小型化しているが、条付ローラーの上下に際して各部に複雑な力が掛かって、作動が円滑でないことがあるという課題がある。また、縦に上下する回転中心軸に回転を伝達する機構も複雑で、部品点数が多いという課題もある。そこで、取付板を支持板に取付ける構成を工夫すると、作動が一層円滑となるだけでなく、回転伝達機構も簡単になる。 【0004】 【発明の目的】回転ブラシ、条付ローラー、鎮圧ローラー等の上下移動の円滑化および確実化、部品点数の削減、低コスト化。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、育苗箱2を移送しうる移送台1に前記育苗箱2の高さに対応した一定高さに保持され、前記育苗箱2の前後壁の移動に対応して上下動する駆動回転の回転ブラシ又は条付ローラー10又は鎮圧ローラー12において、前記条付ローラー10等はその回転中心軸15の左右両端を左右一対の取付板16に回転のみ自在に軸装し、該取付板16は、取付兼受動軸37により、前記移送台1に並設固定した左右一対の支持板27に対して高さ調節自在で一定高さに保持されると共に牽引バネ20により常時下降するように付勢されて上下回動自在に取付け、前記取付兼受動軸37は前記移送台1より所定高さ上方に位置させ、前記支持板27には前記回転中心軸15が上下の際移動する前記取付兼受動軸37を中心とする円弧形状のガイド孔38を設けた条付ローラー等の取付装置としたものである。本発明は、前記取付兼受動軸37は待機高さの前記条付ローラー10等の回転中心軸15と略同じ高さに設けた条付ローラー等の取付装置としたものである。本発明は、前記回転中心軸15に固定の受動歯車41に、前記取付兼受動軸37に設けた中間歯車40を噛み合わせ、前記取付兼受動軸37に移送台1の回転を伝達するようにした条付ローラー等の取付装置としたものである。本発明は、前記取付兼受動軸37には別途プーリ42を固定し、該プーリ42には前記移送台1の出力軸43のプーリ44に掛け回したベルト45を掛け回した条付ローラー等の取付装置としたものである。本発明は、前記取付兼受動軸37には前記条付ローラー10側に係合して退避高さ位置に保持するフック部50を有する退避切替体48を設け、前記退避切替体48は条付ローラー10を退避高さより僅かに上動させると、フック部50が自重で離脱するように構成した条付ローラー等の取付装置としたものである。 【0006】 【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、1は育苗箱2の移送台であり、所望位置に設けた支脚(図示省略)により床上に載置される。移送台1には複数の移送ロール4を所定間隔を置いて設け、移送台1の始端部上方位置には後述する種子供給装置6を設ける。前記育苗箱2に対する播種作業は、移送中の育苗箱2に床土供給装置により上方から床土を供給し、この床土を回転ブラシにより均平し、均平した床土上面に条付ローラー10により条溝11を形成し、条溝11内に種子供給装置6により種子を供給し、次に鎮圧ローラー12により鎮圧して行なう(潅水装置による潅水や覆土供給装置による覆土を供給は省略)。そのため、回転ブラシおよび条付ローラー10および鎮圧ローラー12は、育苗箱2がそれぞれの下方を通過するときに、育苗箱2の前壁および後壁を乗越える必要があって乗越えるたびに上下すること、また、育苗箱2は高さ(深さ)の相違する種々のものがあることから、回転ブラシおよび条付ローラー10および鎮圧ローラー12等の取付機構は、駆動回転可能、高さ調節および垂直上下動自在で下方に押圧しうるように構成する。 【0007】鎮圧ローラー12等の取付は略同一構成であるが、そのうち、前記条付ローラー10について説明すると、条付ローラー10は床土の上面に前後方向の条播用の条溝11を形成するもので大径部13と小径部14とを交互に形成し、その中心には条付ローラー10の側面より左右両側に突出する左右方向の回転中心軸15を設ける。回転中心軸15の左右両端は左右一対の取付板16に回転のみ自在に軸装する。取付板16は略垂直の平板部を有し、育苗箱2の移送方向と平行に位置させ、取付板16の前端は内側に屈曲させて前部内側屈曲部17を形成し、前部内側屈曲部17の上縁には前側に屈曲する前側上部屈曲部18を形成する。前側上部屈曲部18には押圧力調節ネジ19を螺合させ、押圧力調節ネジ19の下端部には下端を前記移送台1側に係止した牽引バネ20の上端を取付け、押圧力調節ネジ19および牽引バネ20により押圧機構を構成している。前記左右の取付板16の後側には内側に屈曲させた後部内側屈曲部22を設け、後部内側屈曲部22には左右方向の連結体23の両端を1個の段付ボルト24により夫々回動自在に取付け、左右の取付板16を連結する。 【0008】即ち、条付ローラー10と左右の取付板16と連結体23とは、互いに固定されてフレーム構成となり、これらを一体的に上下させるが、左右の取付板16と連結体23とを完全に固定すると、左右の一側が持ち上がったとき、後述する左右一対の支持板27間に挟まって下動しなくなるので、これを防止したものである。連結体23の上部には前記条付ローラー10の溝部に臨む土除去ブラシ28を取付ける。図5は、展開状態を図示したものであり、土除去ブラシ28が条付ローラー10の直上位置に図示されているが、これに限定されない。回転中心軸15より前側の取付板16には内側に突き出す取付部30を設け、取付部30には図示は省略するがネジ孔(ナット)を設け、該ネジ孔に縦軸回転の高さ調節棒31の下部側に形成したネジ部を螺合させる。高さ調節棒31のネジ部の上側には係合片32を設け、係合片32と取付部30との間の高さ調節棒31の外周にバネ(図示省略)は緩みによる高さ調節棒31の回転を防止する。34は高さ調節棒31の上部に設けたツマミである。 【0009】しかして、回転中心軸15より後側の取付板16には左右方向の取付兼受動軸37を回転のみ自在に軸装し、取付兼受動軸37は移送台1に左右一対並設固定した前記支持板27に軸装する。支持板27の前記取付兼受動軸37の前側には取付兼受動軸37を中心とする円弧形状のガイド孔38を設け、該ガイド孔38に条付ローラー10の回転中心軸15の両端を上下回動自在に挿通する。したがって、取付板16がアームの作用を奏して回転中心軸15(条付ローラー10)は取付兼受動軸37中心に上下回動する。前記取付兼受動軸37には中間歯車40を設け、中間歯車40には回転中心軸15に固定の受動歯車41を噛み合わせる。この場合、回転中心軸15と取付兼受動軸37の軸間距離は条付ローラー10が取付兼受動軸37を中心に円弧状に上下回動しても変わらないので、条付ローラー10の上下回動の際受動歯車41は中間歯車40の歯と噛み合ったまま移動して、条付ローラー10の上下に干渉しない。 【0010】しかして、前記取付兼受動軸37にはプーリ42を固定し、プーリ42と前記移送台1の出力軸43のプーリ44との間にベルト45を掛け回す。したがって、移送台1の出力軸43に対して取付兼受動軸37は位置不動となり、取付兼受動軸37に対して回転中心軸15は回動して条付ローラー10を上下させ、取付兼受動軸37と回転中心軸15の間には中間歯車40と受動歯車41を噛み合わせているので、条付ローラー10の上下は回転伝達に影響せず、合理的な構成となる。この場合、回転中心軸15(条付ローラー10)は取付兼受動軸37に対して円弧移動する回動により上下するが、周知のような移送台1に設けた出力軸43中心に回動させるのではなく、移送台1より所定間隔上方に設けている取付兼受動軸37中心なので、回転中心軸15(条付ローラー10)と取付兼受動軸37との間の距離が短くても、充分条付ローラー10の上下幅を確保する。 【0011】また、前記中間歯車40と受動歯車41は、夫々回転中心軸15と取付兼受動軸37の一端に設ければよいが、回転中心軸15と取付兼受動軸37の夫々の両端に設けると、回転伝達が確実になって、好適である。しかして、前記取付兼受動軸37と前記移送台1の出力軸43との間の回転伝達は、ベルト45により行うことで、特別な工具を用いることなく簡単にベルト45を着脱でき、組立てが容易になるが、ベルト45を外すと、移送台1の出力軸43からの回転が伝達されず、ベルト45は回転伝達を入り切りするクラッチの作用も奏し、合理的な兼用構成となる。46は支持板27に取付けるカバーである。しかして、左右の支持板27には左右方向の補強フレーム47を設ける。補強フレーム47は丸軸棒により形成し、補強フレーム47には条付ローラー10を前記育苗箱2に衝突しない退避高さ位置に保持する退避切替体48を設ける。退避切替体48は円形部49を補強フレーム47に挿通し、退避切替体48の下方にフック部50を設け、フック部50は連結体23側に係合させて条付ローラー10を退避高さ位置に保持し、条付ローラー10を僅かに上動させると、フック部50の自重で回動して取付兼受動軸37より離脱するように構成する。51は円形部49に設けた操作つまみ51である。なお、操作つまみ51は図3において理解を容易にするため説明の都合上上方に突き出させて図示しているが、操作つまみ51はフック部50が自重で回動して退避する構成を疎外しないように設ける。また、図6において操作つまみ51は連結体23に係合していないが、展開状態を図示したものであり、操作つまみ51は係合状態に図示されている。 【0012】図中、52は高さ調節用の目印、53は種子供給装置6の種籾供給ホッパー、54は種籾供給ホッパー53の斜め下方に設けた左右方向の横軸繰出ロール、55は横軸繰出ロール54の直上位置に設けた軸心方向が該横軸繰出ロール54と並行の均平兼芒付籾除去ブラシ、56は横軸繰出ロール54の外周面の一部に設けた横条溝57に嵌合した種籾を上方位置から下方位置まで誘導する種籾誘導装置、58は繰出ロール54の下方にある籾ガイド、59は平行リンクである。しかして、前記種子供給装置6の移送方向下手側には鎮圧ローラー12を設ける。鎮圧ローラー12は前記条付ローラー10と同一構造により移送台1に取付けられるが、鎮圧ローラー12には、土除去ブラシ28に変えてスクレーパー60を当接させている。 【0013】 【作用】次に作用を述べる。移送台1の始端部に育苗箱2を供給すると、移送ロール4により移送され、床土供給装置により床土の供給を受け、供給された床土は回転ブラシにより均平され、均平された床土上面には条付ローラー10により育苗箱2移送方向と平行な前後方向の条播用の条溝11が形成され、横軸繰出ロール54の横条溝に嵌合して共回りした種籾がガイドの分割落下口により分割された状態で落下して条播され、床土は種子と一緒に条溝を形成する山部を崩すように鎮圧ローラー12により鎮圧され、その後潅水装置により潅水を受け、覆土供給装置により覆土の供給を受け、覆土供給装置の前側の回転ブラシにより育苗箱2の側壁上に落下した覆土が掃かれて播種作業が終了する。この場合、条付ローラー10および鎮圧ローラー12は、全て育苗箱2の前壁を乗り越えて作用し、後壁を乗り越えて後続の育苗箱に作用するので、上下するが、この上下動作を条付ローラー10の例にて説明すると、回転中心軸15より後側の取付板16には左右方向の取付兼受動軸37を回転のみ自在に軸装し、取付兼受動軸37は移送台1に左右一対並設固定した支持板27に軸装しているから、取付板16は支持板27に対して取付兼受動軸37中心に上下回動自在となる。 【0014】そして、取付兼受動軸37の前側の支持板27には取付兼受動軸37を中心とする円弧形状のガイド孔38を設け、該ガイド孔38に条付ローラー10の回転中心軸15の両端を上下回動自在に挿通しているから、条付ローラー10に育苗箱2の前壁が当接すると、前壁により条付ローラー10は押し上げられ、取付板16がアームの作用を奏して回転中心軸15(条付ローラー10)は取付板16と共に取付兼受動軸37中心に上方回動する。次ぎに、条付ローラー10の下方を育苗箱2の前壁が通過すると、牽引バネ20の作用で取付板16が取付兼受動軸37中心に下方回動し、条付ローラー10は下降して育苗箱2内の床土上に条溝11を形成する。この場合、回転中心軸15は移送台1より所定間隔上方に設けた取付兼受動軸37中心に上下回動するから、回転中心軸15と取付兼受動軸37との間の距離が短くても、育苗箱2の壁を乗り越えて条付け可能だけでなく、高さの相違する育苗箱2への条付けに対しても充分上下幅を確保する。 【0015】即ち、周知の条付ローラー10は、移送台1に設けた出力軸43中心にアームを回動させる構成のため、回動中心と回転中心軸15との間隔を相当に長くしなくてはならないが、本願では、回動中心である取付兼受動軸37を出力軸43より上方に設けているから、その分回転中心軸15と取付兼受動軸37との間の距離が短くても、育苗箱2の壁を乗り越える。この場合、取付兼受動軸37は条付け状態の回転中心軸15と略同じ位置に設けると、この位置が回転中心軸15の最下方位置となって上方に退避する高さを確保すればよく、一層、回転中心軸15と取付兼受動軸37との間の距離を短くできて好適である。しかして、回転中心軸15の端部には受動歯車41を固定し、受動歯車41には取付兼受動軸37に固定の中間歯車40を噛み合わせているから、回転中心軸15と取付兼受動軸37の軸間距離は条付ローラー10が取付兼受動軸37を中心に円弧状に上下回動しても変わらないので、条付ローラー10の上下回動の際受動歯車41は中間歯車40の歯と噛み合ったまま移動して、条付ローラー10の上下に干渉しない。 【0016】したがって、取付兼受動軸37に移送台1の回転を伝達すると、取付兼受動軸37は移送台1に対して位置不動なので、条付ローラー10は育苗箱2の前壁により押し上げられて下降する間ずっと駆動回転を継続し、条付ローラー10の下方を育苗箱2の前壁が通過すると直ちに下降して育苗箱2内の床土上に条溝11を形成する。それゆえ、取付兼受動軸37は移送台1の出力軸43に対して位置不動であるから、取付兼受動軸37にプーリ42を固定し、プーリ42と前記移送台1の出力軸43のプーリ44との間にベルト45を掛け回して、回転伝達機構を構成でき、簡単且つ安価にできる。しかして、条付ローラー10および鎮圧ローラー12は回転中心軸15を左右の取付板16にそれぞれ軸装し、取付板16は取付兼受動軸37により支持板27に上下回動自在に軸装し、取付板16には牽引バネ20を取付け、また、取付板16には高さ調節棒31を螺合させているから、高さ調節棒31を回転させると、高さ調節棒31の下端が移送台1の上面に当接することで高さ調節棒31に対して取付板16が取付兼受動軸37中心に上下回動し、条付ローラー10および鎮圧ローラー12の高さ位置を育苗箱2に対応させて待機高さに調節し、保持する。また、押圧力調節ネジ19を回転させると、押圧力調節ネジ19は取付板16に対して上下するので、牽引バネ20の下方に牽引する力を調節する。 【0017】しかして、左右の支持板27には左右方向の補強フレーム47を設け、補強フレーム47には条付ローラー10および鎮圧ローラー12を育苗箱2に衝突しない退避高さ位置に保持する退避切替体48を設けており、退避切替体48は円形部49を補強フレーム47に挿通し、退避切替体48の下方にフック部50を設けているから、フック部50を連結体23側に係合させると、条付ローラー10および鎮圧ローラー12を退避高さ位置に保持する。この場合、退避切替体48は自重で常時フック部50が下方に位置するようにしているから、条付ローラー10および鎮圧ローラー12を退避状態から僅かに上方回動させて、連結体23の下縁がフック部50の先端より上方に位置すると、フック部50は自重で下方に移動して取付兼受動軸37より離脱し、次ぎに、条付ローラー10および鎮圧ローラー12より手を離すと、条付ローラー10および鎮圧ローラー12は高さ調節棒31により所定待機位置に保持される。 【0018】しかして、種子供給装置6の繰出ロール54の下方にある籾ガイド58を、平行リンク59とともに外し、種子供給装置6全体を下降させて散播用位置にし、条付ローラー10および鎮圧ローラー12を上動させ、退避切替体48に係合させて退避させ、この状態で移送台1の始端部に育苗箱2を供給すると、床土供給装置により床土の供給を受け、供給された床土は回転ブラシにより均平され、均平された床土上に横軸繰出ロール54の横条溝57に嵌合して横軸繰出ロール54により共回りした種籾がそのまま落下して散播され、その後潅水装置により潅水を受け、覆土供給装置により覆土の供給を受け、覆土供給装置の前側の回転ブラシにより育苗箱2の側壁上に落下した覆土が掃かれて播種作業が終了する。 【0019】 【効果】本発明は、育苗箱2を移送しうる移送台1に前記育苗箱2の高さに対応した一定高さに保持され、前記育苗箱2の前後壁の移動に対応して上下動する駆動回転の回転ブラシ又は条付ローラー10又は鎮圧ローラー12において、前記条付ローラー10等はその回転中心軸15の左右両端を左右一対の取付板16に回転のみ自在に軸装し、該取付板16は、取付兼受動軸37により、前記移送台1に並設固定した左右一対の支持板27に対して高さ調節自在で一定高さに保持されると共に牽引バネ20により常時下降するように付勢されて上下回動自在に取付け、前記取付兼受動軸37は前記移送台1より所定高さ上方に位置させ、前記支持板27には前記回転中心軸15が上下の際移動する前記取付兼受動軸37を中心とする円弧形状のガイド孔38を設けた条付ローラー等の取付装置としたものであるから、取付兼受動軸37が出力軸43より上方にあるので、回転中心軸15と取付兼受動軸37との間の距離を短くして支持板27の前後幅を狭くでき、取付装置全体を小型化でき、また、回動移動なので作動が円滑となる。本発明は、前記取付兼受動軸37は待機高さの前記条付ローラー10等の回転中心軸15と略同じ高さに設けた条付ローラー等の取付装置としたものであるから、一層、回転中心軸15と取付兼受動軸37との間の距離を短くして小型化できる。本発明は、前記回転中心軸15に固定の受動歯車41に、前記取付兼受動軸37に設けた中間歯車40を噛み合わせ、前記取付兼受動軸37に移送台1の回転を伝達するようにした条付ローラー等の取付装置としたものであるから、回転伝達機構を簡素にし、部品点数を減少させ、コストを低くできる。本発明は、前記取付兼受動軸37には別途プーリ42を固定し、該プーリ42には前記移送台1の出力軸43のプーリ44に掛け回したベルト45を掛け回した条付ローラー等の取付装置としたものであるから、移送台1に対して位置不動の取付兼受動軸37に移送台1の出力軸43の回転を簡単に伝達でき、部品点数を減少させ、コストを低くできる。本発明は、前記取付兼受動軸37には前記条付ローラー10等側に係合して退避高さ位置に保持するフック部50を有する退避切替体48を設け、前記退避切替体48は条付ローラー10等を退避高さより僅かに上動させると、フック部50が自重で離脱するように構成した条付ローラー等の取付装置としたものであるから、条付ローラー10等の不使用時の退避構成を簡素にしてコストを低くでき、また、自重で離脱するので、操作性を向上させる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000132219 【氏名又は名称】株式会社スズテック 【住所又は居所】栃木県宇都宮市平出工業団地44番地3
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| 【出願日】 |
平成13年12月10日(2001.12.10) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100089934 【弁理士】 【氏名又は名称】新関 淳一郎 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−169508(P2003−169508A) |
| 【公開日】 |
平成15年6月17日(2003.6.17) |
| 【出願番号】 |
特願2001−376084(P2001−376084) |
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