| 【発明の名称】 |
整畦機 |
| 【発明者】 |
【氏名】皆川 功
【氏名】皆川 俊男
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| 【要約】 |
【課題】圧締板体の表面の凸条部の存在により圧締板体による締圧力が部分的に増加することになり、それだけ良好な整畦を行うことができる。
【解決手段】走行機体1と、該走行機体に連結される機枠3と、機枠に設けられ、旧畦上に土を盛り上げる盛土機構17と、盛土機構の進行方向後方位置に設けられ、外周面部分に圧締面部を間隔を置いて複数個形成され、回転方向前方位置の圧締面部K・Dから隣る後方位置の圧締面部の圧締面に至る圧締板体G・Eが配設され、畦面を回転整畦可能な回転整畦体15をもつ回転整畦機構4とを備えてなり、上記圧締板体の表面に回転方向に対して交差する方向に延びる凸条部G1・E1を設けてなる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 走行機体と、該走行機体に連結される機枠と、該機枠に設けられ、旧畦上に土を盛り上げる盛土機構と、該盛土機構の進行方向後方位置に設けられ、外周面部分に圧締面部を間隔を置いて複数個形成され、回転方向前方位置の圧締面部から隣る後方位置の圧締面部の圧締面に至る圧締板体が配設され、畦面を回転整畦可能な回転整畦体をもつ回転整畦機構とを備えてなり、上記圧締板体の表面に回転方向に対して交差する方向に延びる凸条部を設けてなることを特徴とする整畦機。 【請求項2】 上記凸条部は上記圧締板体に折曲により形成されていることを特徴とする請求項1記載の整畦機。 【請求項3】 上記圧締板体は可撓性板材により形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の整畦機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は例えば畦の造成作業や修復作業等に用いられる整畦機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の整畦機として、例えば、特許第2564230号公報に示す如く、走行機体に連結機構により機枠を上下動自在に連結し、機枠に旧畦上に土を盛り上げる盛土機構を設け、盛土機構により盛り上げられる土の外方飛散を防ぐ土飛散防止体を設け、盛土機構の進行方向後方位置に畦面を回転整畦可能な回転整畦体からなる回転整畦機構を設けた構造が知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来構造の場合、旧畦、ほ場等の土質条件、天候等の作業条件等によっては良好な整畦作業を行うことができないことがあるという不都合を有している。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明はこのような不都合を解決することを目的とするもので、本発明のうちで、請求項1記載の発明は、走行機体と、該走行機体に連結される機枠と、該機枠に設けられ、旧畦上に土を盛り上げる盛土機構と、該盛土機構の進行方向後方位置に設けられ、外周面部分に圧締面部を間隔を置いて複数個形成され、回転方向前方位置の圧締面部から隣る後方位置の圧締面部の圧締面に至る圧締板体が配設され、畦面を回転整畦可能な回転整畦体をもつ回転整畦機構とを備えてなり、上記圧締板体の表面に回転方向に対して交差する方向に延びる凸条部を設けてなることを特徴とする整畦機にある。 【0005】又、請求項2記載の発明は、上記凸条部は上記圧締板体に折曲により形成されていることを特徴とするものであり、又、請求項3記載の発明にあっては、上記圧締板体は可撓性板材により形成されていることを特徴とするものである。 【0006】 【発明の実施の形態】図1乃至図6は本発明の実施の形態例を示し、1は走行機体であって、この場合トラクタが用いられ、走行機体1の後部に三点リンク式の連結機構2により機枠3を上下動可能に連結して構成している。 【0007】4は回転整畦機構であって、この場合、上記機枠3に支持ブラケット5を突設し、支持ブラケット5に軸受筒部6を設け、軸受筒部6の後部に軸受部7を設け、軸受部7に駆動軸8を軸受し、一方、機枠3に走行機体1に設けられた動力取出軸9により自在継手10を介して回転する主軸11を軸受すると共に主軸11により伝導機構12を介して回転する伝達軸13を横設し、上記駆動軸8の一方端部と伝達軸13との間に自在継手14を架設し、駆動軸8の他方端部に畦W面を回転整畦可能な回転整畦体15を配設して構成している。 【0008】この場合、上記回転整畦体15は、畦Wの上面W1を整畦可能な上面整畦部15a及び畦Wの一方側面W2を整畦可能な側面整畦部15bからなり、この上面整畦部15a及び側面整畦部15bは、互いに結合されて鼓状をなすローター枠体16aの外周面部に間隔置いて圧締面部K・Dを形成すると共に隣り合う圧締面部K・Dの間を通穴F・Cとして形成し、上面整畦部15a及び側面整畦部15bの回転方向前方位置の圧締面部K・D側から隣り合う後方位置の圧締面部K・Dの外面に至る長さの圧締板体G・Eをボルト等の取付体Qにより配設し、この圧締板体G・Eは可撓性を有するナイロン樹脂や塩化ビニール樹脂等の合成樹脂やステンレスやバネ鋼等の等の金属からなる外的負荷により弾性的に撓み得る材質の可撓性板材により形成され、かつ、圧締板体G・Eの表面に回転方向に対して交差する方向に延びる凸条部G1・E1を圧締板体G・Eの折曲により形成し、ローター枠体16aの中心軸筒16bを駆動軸8に挿通固定し、しかして、主軸11の回転により回転整畦体15を図6中矢印方向に回転させ、回転整畦体15の上面整畦部15a及び側面整畦部15bの外周面の圧締板体G・Eの回転接触により畦Wの上面W1及び一方側面W2を締圧整畦するように構成している。 【0009】17は盛土機構であって、この場合、上記軸受筒部6に中間軸18を軸受し、中間軸18の一方端部と駆動軸8との間に歯車機構8aを設け、中間軸18の他方端部に盛土ローター19を設け、機枠3に盛土ローター19の上方を覆うカバー体20を配設し、中間軸18の回転により盛土ローター19を図中矢印方向に回転させるように構成している。 【0010】21は土飛散防止体であって、この場合、上記畦Wの上面W1上を車軸24を中心として転動可能な転動盤体22により形成され、この転動盤体22は上下動機構23としての平行リンク機構により上記畦Wの上面W1の起伏に倣って上下動自在に設けられ、盛土機構17により盛り上げられる土の外方飛散を防ぐように構成されている。 【0011】25は削土機構であって、上記盛土機構17の進行方向前方位置に設けられ、この場合、上記軸受筒部6の前端部にチェーンケース26を突設し、チェーンケース26の先端部に支持軸27を回転自在に設け、支持軸27に削土ローター28を取付け、上記中間軸18と支持軸27との間にチェーン機構29及び歯車機構30を介装し、チェーンケース32を引上機構31により弾性支持し、削土ローター28の回転により盛土ローター19の前方位置の旧畦Wを予め削土するように構成している。 【0012】この実施の形態例は上記構成であるから、走行機体1を旧畦に沿って走行し、動力取出軸9を回転すると、一方では盛土機構17の盛土ローター19が畦際のほ場M土や旧畦Wの泥土を旧畦上に連続的に跳ね上げて盛り上げ、他方では走行機体1の動力取出軸9を駆動源として回転整畦機構4が駆動され、回転整畦体15は畦面に回転接触して畦W面を回転整畦により締め付けることができ、走行機体1の走行速度に対して回転整畦体15の回転速度を高めることにより回転整畦体15は畦W面に回転滑り接触し、この回転すべり接触により畦W面を円滑かつ強固に締圧整畦することができ、この回転整畦体15に圧締面部K・Dを通穴F・Cを存して間隔を置いて複数個形成すると共に側面整畦部15b及び上面整畦部15aに回転方向前方位置の圧締面部K・D側から隣り合う後方位置の圧締面部K・Dに至る長さの圧締板体G・Eを配設して構成しているから、回転整畦体15の図中矢印方向としての走行機体1の前進を助長する方向の回転に伴い圧締板体G・Eは徐々に盛土を締圧すると共に圧締面部K・Dにより圧締板体G・Eを介して強く締圧され、この複数個の圧締面部K・Dの存在により断続的に締圧され、複数個の圧締面部K・Dの存在により、回転整畦体15の全外周面で締圧する構造に比べて締圧面積が小さくなることにより締圧力を大きくすることができ、それだけ強固に畦を締め付けることができ、この際、上記圧締板体G・Eの表面に回転方向に対して交差する方向に延びる凸条部G1・E1を設けてなるから、この凸条部G1・E1の存在により圧締板体G・Eによる締圧力が部分的に増加することになり、それだけ良好な整畦を行うことができる。 【0013】かつ、この場合、上記隣り合う圧締面部K・K、D・Dの間に通穴F・Cを形成しているので、通穴F・Cにより一層断続的に畦面を締圧することになり、それだけ強固に締圧することができ、又、この場合、上記凸条部G1・E1は上記圧締板体G・Eに折曲により形成されているので、容易に製作することができ、又、この場合、上記圧締板体G・Eは可撓性を有する金属や合成樹脂等の可撓性板材により形成されているので、圧締板体G・Eは撓み動作しつつ盛土を徐々に締圧することができ、回転整畦体15への土の付着現象を抑制することができ、良好な整畦作業を行うことができる。 【0014】又、この際、上記盛土機構17の進行方向前方位置に旧畦Wを削土可能な削土機構25を備えてなるから、削土機構25により旧畦面を予め削土でき、この削土された畦面上に盛土機構17の盛土ローター19により盛土することになるから、旧畦土と盛土との結着性を高めることができ、それだけ強固な畦を得ることができる。 【0015】尚、本発明は上記実施の形態例に限られるものではなく、機枠3、回転整畦機構4、回転整畦体15、盛土機構17、圧締面部K、D、圧締板体G・E、凸条部G1・E1等の構造や形状等は適宜変更して設計されるものである。 【0016】 【発明の効果】本発明は上述の如く、請求項1記載の発明にあっては、走行機体を旧畦に沿って走行すると、一方では盛土機構が畦際や旧畦の泥土を旧畦上に盛り上げ、他方では回転整畦機構が駆動され、回転整畦体は畦面に回転接触して畦面を回転整畦により締め付けることになり、この回転整畦体に圧締面部を間隔を置いて複数個形成すると共に回転方向前方位置の圧締面部側から隣り合う後方位置の圧締面部に至る長さの圧締板体を配設して構成しているから、回転整畦体の回転に伴い圧締板体は徐々に盛土を締圧すると共に圧締面部により圧締板体を介して強く締圧され、この複数個の圧締面部の存在により断続的に締圧され、複数個の圧締面部の存在により、回転整畦体の全外周面で締圧する構造に比べて締圧面積が小さくなることにより締圧力を大きくすることができ、それだけ強固に畦を締め付けることができ、この際、上記圧締板体の表面に回転方向に対して交差する方向に延びる凸条部を設けてなるから、この凸条部の存在により圧締板体による締圧力が部分的に増加することになり、それだけ良好な整畦を行うことができる。 【0017】又、請求項2記載の発明にあっては、上記凸条部は上記圧締板体に折曲により形成されているので、容易に製作することができ、又、請求項3記載の発明にあっては、上記圧締板体は可撓性を有する金属や合成樹脂等の可撓性板材により形成されているので、圧締板体は撓み動作しつつ盛土を徐々に締圧することができ、回転整畦体への土の付着現象を抑制することができ、良好な整畦作業を行うことができる。 【0018】以上の如く、所期の目的を充分達成することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】395008849 【氏名又は名称】株式会社富士トレーラー製作所
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| 【出願日】 |
平成14年4月18日(2002.4.18) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100092691 【弁理士】 【氏名又は名称】黒田 勇治
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| 【公開番号】 |
特開2003−304706(P2003−304706A) |
| 【公開日】 |
平成15年10月28日(2003.10.28) |
| 【出願番号】 |
特願2002−115736(P2002−115736) |
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