| 【発明の名称】 |
リード型電子部品の極性反転装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】伊藤 晴康
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| 【要約】 |
【課題】極性反転装置駆動部分の重量を軽減することで処理時間の短縮を可能とすることを課題とする。
【解決手段】電子部品6のリード線6aを把持して反転操作する把持器7とピニオン8を把持軸19を介して一体に形成し、第1カム10で揺動するレバー12の先端に軸受14を配して把持器7を開閉操作するスライダー13の第2の平行溝9aにはめ込んで、スライダー13を上下させて、把持爪7を開閉させて電子部品6のリード線6aを把持した。そして、第2カムで揺動するレバー17の先端に軸受け18を配してラック9の第1の平行溝9aにはめ込んで、ラック9をスライドさせ、該ラック9と噛み合うピニオン8を介して把持軸19を180度回転させた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 リード型電子部品をプリント基板に挿入する電子部品挿装置の前段に設置し、挿入する型電子部品の極性反転操作をする極性反転設置であって、前記電子部品のリード線を把持するリード線把持部を回転して極性反転操作を行い、該リード線把持部の開閉及び回転操作を、揺動する揺動体の先端に回転体を設け、該回転体を平行な溝に摺動可能に配して駆動を伝える構造により行うことを特徴とするリード型電子部品の極性反転装置。 【請求項2】 揺動体の揺動をカムの回転により発生させる請求項1記載のリード型電子部品の極性反転装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、リード型電子部品をプリント基板に連続挿入する電子部品挿入機に関し、特にその電子部品挿入機に具備し、電子部品の極性をプリント基板の挿入方向に合わせて反転させる極性反転装置に関する。 【0002】 【従来の技術】リード型電子部品(以下、単に電子部品とする)をプリント基板に連続的に挿入する電子部品挿入装置は既に多数の機能を有している。そのため、更に極性を有する電子部品のうち、反転が必要なものだけを反転させる機能を付加することはせず、電子部品挿入装置の前段に電子部品の極性を反転させる極性反転装置を設けて、プリント基板の挿入方向に合わせて予め反転させていた。この極性反転装置は、電子部品のリード線部分を把持して、電子部品を180度回転させていた。この場合、電子部品の種類によってリード線の間隔が異なるため、極性反転装置と電子部品の反転中心を一致させる為に、リード線把持、反転部分を可動式とする必要があり、その駆動装置と共にリード線把持、反転部分を一体に形成していた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】電子部品挿入装置の処理能力を上げる為には、部品1個あたりの処理時間を短くしなければならないが、上記極性反転装置は反転部分とその駆動部分が一体となっていた為に、駆動部分の重量が大きく、動作中の慣性作用が大きいため、反転動作する処理時間を短くするには限界があり、時間短縮の障害となっていた。そこで、本発明は上記問題点に鑑み、極性反転装置駆動部分の重量を軽減することで処理時間の短縮を可能とすることを課題とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため、請求項1の発明は、リード型電子部品をプリント基板に挿入する電子部品挿装置の前段に設置し、挿入する型電子部品の極性反転操作をする極性反転設置であって、前記電子部品のリード線を把持するリード線把持部を回転して極性反転操作を行い、該リード線把持部の開閉及び回転操作を、揺動する揺動体の先端に回転体を設け、該回転体を平行な溝に摺動可能に配して駆動を伝える構造により行うことを特徴とする。そして、請求項2の発明は、請求項1の発明において、揺動体の揺動をカムの回転により発生させることを特徴とする。 【0005】 【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る極性反転装置を設けた電子部品挿入機の1例を示す概略図であり、部品供給装置1により供給された電子部品6は、鎖状に連結された搬送パレット2で極性反転装置3に搬送され、反転の必要があるものは、そこで反転される。そして、更に電子部品挿入装置4(以下、挿入装置とする)まで搬送され、予め位置決めされたプリント基板5の孔に挿入装置4により挿入される。部品供給装置1により供給される電子部品6は、そのリード線6aのピッチにより図2のような位置で搬送パレット2に受け渡される。図2は電子部品の搬送位置を示し、リードピッチ7.5mm、2.5mm及び5.0mmの電子部品は、夫々中心位置を1.25mmずらして搬送パレットに受け渡される。 【0006】図3は極性反転装置3の概略側面図、図4はその反転駆動部の概略平面図である。搬送パレット2により搬送された電子部品6のリード線6aを把持器7で把持し、把持軸19を180度回転させて電子部品6の反転操作をしている。電子部品6の反転操作は第1カム10と第2カム15の二つのカムの回転により行われるよう構成され、把持軸19の回転操作は、把持軸19の下部に設けたピニオン8をラック9の左右動により180度の回転を実施している。 【0007】極性反転装置3の構成及び動作を説明すると、上部に設けたレバー11は、バネ23で軸受24を介してカム10の外形に押しつけられ、回転するカム10の外形曲線に沿って一端11aを支点として揺動する。また、レバー12は、レバー11に連結体25を介して連結され、同時に揺動するように取り付けられ、カム10を回転させることにより、レバー11とレバー12を揺動し、レバー12の先端に取り付けられた回転体としての軸受14をスライダー13の下端に形成した水平面内にリング状に形成した第2の平行溝13aにはめ込んで、スライダー13を上下させ、把持器7を開閉させている。 【0008】レバー16は、バネ26で軸受27を介してカム15の側面に押しつけられて、カム15の側面に当接し、カム15の回転により揺動する。またレバー17はレバー16と、軸受29で回転可能に取り付けられた軸28を介して連結され、同時に揺動する。そして、カム15を回転させることにより、レバー16と同様にレバー17が揺動し、レバー17の先端に取り付けられた回転体としての軸受18をラック9の縦長に形成した第1の平行溝9aにはめ込んで、ラック9を左右にスライド移動させ、ラック9に噛み合ったピニオン8を180度回転させている。 【0009】把持軸19は軸受20で枠体21に回転可能に取り付けられ、支点22で取り付けられた把持器7と把持軸19に固定されたピニオン8は、把持器19と一体となって回転するように構成されている。また、枠体21は、軸受30を介して軸31に前後にスライド可能に取り付けられ、シリンダ32により前後にスライド移動する。 【0010】このように、極性反転装置3のリード線6aを把持する把持器7の開閉と反転を第1の平行溝9a及び第2の平行溝13aの2つの平行溝に回転体を配して駆動を伝える構造としたので、可動式部分を軽量化でき、電子部品挿入操作の高速運転を可能とする。尚、カムの配置は上記実施の形態の如く上方に配置する必要はなく、連結体等を下方に伸ばせば下方の配置となる。 【0011】 【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明によれば、極性反転装置のリード線把持部の開閉と反転を、平行溝に回転体を配して駆動を伝える構造として、更に駆動部を独立して配置したので、可動式部分の質量を軽量化でき、電子部品挿入機の高速運転が可能となる。また、請求項2の発明によれば、請求項1の効果に加えて、簡易な構造でリード型電子部品の反転操作ができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000149066 【氏名又は名称】オークマ株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年1月16日(2001.1.16) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100078721 【弁理士】 【氏名又は名称】石田 喜樹
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| 【公開番号】 |
特開2002−217591(P2002−217591A) |
| 【公開日】 |
平成14年8月2日(2002.8.2) |
| 【出願番号】 |
特願2001−8198(P2001−8198) |
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