| 【発明の名称】 |
パーツカセット |
| 【発明者】 |
【氏名】土居 覚
【氏名】亀田 晃史
【氏名】松浦 貞裕
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| 【要約】 |
【課題】従来のパーツカセットにおいては、エラー発生時にエラー内容や、日時を表示する手段を有しているが、累積動作回数、累積通電時間を記録する手段がないため、エラー原因究明の際にメカの摩耗、疲労度合いを推測することが困難であった。
【解決手段】本発明に係るパーツカセット2は、電子部品送り出し駆動部3は、動力源となる駆動モータ7と、この駆動モータ7が一動作をするとカウント信号を発する動作検出手段と、前記カウント信号を累積的に記憶して駆動モータ7の動作回数を記憶する不揮発性メモリ6に書き込まれているため、電子部品実装機1の電源が落とされたり、前記パーツカセット2が前記電子部品実装機1から取り外される等、非通電状態になっても情報が保持されている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 電子部品保持部から電子部品供給口へ、電子部品を送り出す電子部品送り出し駆動部を有する、部品実装機と連結可能なパーツカセットであって、前記電子部品送り出し駆動部は、動力源となる駆動モータと、この駆動モータが一動作をするとカウント信号を発する動作検出手段と、前記カウント信号を累積的に記憶して駆動モータの動作回数を記憶する記憶部とを備え、前記記憶部は不揮発性メモリであるパーツカセット。 【請求項2】 電子部品保持部から電子部品供給口へ、電子部品を送り出す電子部品送り出し駆動部を有する部品実装機と連結可能なパーツカセットであって、前記電子部品送り出し駆動部は、動力源となる駆動モータと、この駆動モータに動作信号を発信する制御部と、前記動作信号が発信されると、この動作信号をカウントし前記駆動モータの動作回数を累積的に記憶しておく記憶部とを備え、前記駆動モータは、一動作信号に対して一動作行い、前記記憶部は不揮発性メモリであるパーツカセット。 【請求項3】 エラー発生時にエラー内容を検出しエラー信号を発信するエラー検出手段と、前記エラー信号および記憶部に記録したモータの動作数からエラー履歴を作成するエラー履歴作成手段とを備え、前記エラー履歴をエラー履歴記憶メモリに記憶する請求項1または請求項2記載のパーツカセット。 【請求項4】 記憶部に累積的な通電時間を記憶しておき、エラー発生時に、エラー信号および記憶部に記録したモータの動作数、累積的な通電時間からエラー履歴を作成するエラー履歴作成手段とを備え、前記エラー履歴をエラー履歴記憶メモリに記憶する請求項1または請求項2記載のパーツカセット。 【請求項5】 エラー履歴記憶メモリは記憶部の一部である請求項3または請求項4記載のパーツカセット。 【請求項6】 パーツカセットコントローラの駆動電源は、電子部品実装機から受け取る請求項1または請求項2記載のパーツカセットコントローラ。 【請求項7】 記憶部の内容を出力する外部通信コネクタを備える請求項1または請求項2記載のパーツカセット。 【請求項8】 電子部品保持部から電子部品供給口へ、電子部品を送り出す電子部品送り出し駆動部を有する部品実装機と連結可能なパーツカセットと、このパーツカセットから受け取った電子部品を実装していく電子部品実装機本体からなる電子部品実装機であって、前記電子部品送り出し駆動部は、動力源となる駆動モータと、この駆動モータが一動作をするとカウント信号を発する動作カウント測手段と、前記カウント信号を累積的に記憶していく記憶部とを備え、前記記憶部は不揮発性メモリであり、前記送り出し駆動部の駆動電源は、前記電子部品実装機本体から供給され、前記パーツカセットと、前記電子部品実装機本体とは着脱可能である部品実装機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は駆動部に指令を与えて、繰り返しある一定量動作させるような、動作回数が計測可能な機器、例えば本体からの指令によりモータをある一定量回転させ、電子部品を送り出す動作を繰り返す電子部品実装機内に組み込まれるパーツカセットに関する。 【0002】 【従来の技術】パーツカセットは電子部品実装機にセットされ、実装機本体の指令により電子部品を所定の数だけ供給する、電子部品供給装置である。パーツカセットが供給した電子部品は実装機本体の電子部品実装部が受け取り、基板上の所定の個所に電子部品を実装する。電子部品実装機はパーツカセットの部品切れを感知する手段や部品受け渡しの際の吸着エラーを感知する手段を有しており、エラー発生時にはエラー内容、日時等を表示し、作業者はそれらをもとにエラー原因の究明を行う。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記従来のパーツカセットにおいては、エラー発生時にエラー内容や、日時を表示する手段を有しているが、累積動作回数、累積通電時間を記録する手段がないため、エラー原因究明の際にメカの摩耗、疲労度合いを推測することが困難であった。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明に係るパーツカセットは、前記電子部品送り出し駆動部は、動力源となる駆動モータと、この駆動モータが一動作をするとカウント信号を発する動作検出手段と、前記カウント信号を累積的に記憶して駆動モータの動作回数を記憶する記憶部とを備え、前記記憶部は不揮発性メモリであり、不揮発性メモリに書き込まれているため、電子部品実装機本体の電源が落とされたり、前記パーツカセットが前記電子部品実装機本体から取り外される等、非通電状態になっても情報が保持されている。 【0005】 【発明の実施の形態】本発明に係るパーツカセットは、前記電子部品送り出し駆動部は、動力源となる駆動モータと、この駆動モータが一動作をするとカウント信号を発する動作検出手段と、前記カウント信号を累積的に記憶して駆動モータの動作回数を記憶する記憶部とを備え、前記記憶部は不揮発性メモリであり、不揮発性メモリに書き込まれているため、電子部品実装機本体の電源が落とされたり、前記パーツカセットが前記電子部品実装機本体から取り外される等、非通電状態になっても情報が保持されている。 【0006】さらに、本件発明のパーツカセットは、電子部品送り出し駆動部は、動力源となる駆動モータと、この駆動モータに動作信号を発信する制御部と、前記動作信号が発信されると、この動作信号をカウントし前記駆動モータの動作回数を累積的に記憶しておく記憶部とを備え、前記駆動モータは、一動作信号に対して一動作行い、前記記憶部は不揮発性メモリであり、動作信号にて動作回数をカウントしていくので、動作回数を測定するために、センサ回路等を用いる必要がない。 【0007】さらに、エラー発生時にエラー内容を検出しエラー信号を発信するエラー検出手段と、前記エラー信号および記憶部に記録したモータの動作数からエラー履歴を作成するエラー履歴作成手段とを備え、前記エラー履歴をエラー履歴記憶メモリに記憶する。 【0008】記憶部に累積的な通電時間を記憶しておき、エラー発生時に、エラー信号および記憶部に記録したモータの動作数、累積的な通電時間からエラー履歴を作成するエラー履歴作成手段とを備え、前記エラー履歴をエラー履歴記憶メモリに記憶すると、エラーの内容と、同時に累積動作回数を見ることができる。 【0009】さらに、エラー履歴記憶メモリは記憶部の一部とすると、エラー履歴記憶メモリと記憶部とを一つの不揮発性メモリでまかなうことができる。 【0010】また、パーツカセットの電源は、電子部品実装機から供給されており別途電源を用意する必要はなく、パーツカセットの累積通電時間を正確に計時することができる。 【0011】さらに、記憶部の内容を出力する外部通信コネクタをパーツカセットに設けると、外部検査装置と容易に接続ができる。 【0012】さらに、本発明は、電子部品保持部から電子部品供給口へ、電子部品を送り出す電子部品送り出し駆動部を有する部品実装機と連結可能なパーツカセットと、このパーツカセットから受け取った電子部品を実装していく電子部品実装機本体からなる電子部品実装機であって、前記電子部品送り出し駆動部は、動力源となる駆動モータと、この駆動モータが一動作をするとカウント信号を発する動作カウント測手段と、前記カウント信号を累積的に記憶していく記憶部とを備え、前記記憶部は不揮発性メモリであり、前記送り出し駆動部の駆動電源は、前記電子部品実装機本体から供給され、前記パーツカセットと、前記電子部品実装機本体とは着脱可能である部品実装機であり、不揮発性メモリに書き込まれているため、電子部品実装機本体の電源が落とされたり、前記パーツカセットが前記電子部品実装機本体から取り外される等、非通電状態になっても情報が保持されている。 【0013】 【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。 【0014】図1は本発明に係るパーツカセット2を搭載した電子部品実装機1のブロック図である。パーツカセット2の電源は電子部品実装機(1)から供給される。制御部5は不揮発性メモリ6を備えており、通電開始と同時に通電時間の計時を開始し、例えば0.5時間単位で記憶するというように、ある設定された時間単位ごとに不揮発性メモリ6に累積的に記憶する。制御部5は上位指令部4から指令を1回受けるごとに、駆動モータ7に動作信号を発信して電子部品を送り出す方向にある一定量駆動モータ7を回転させて電子部品供給口13へ電子部品を供給し、動作を完了する。制御部5は駆動モータ7に指令を送るごとに動作回数をカウントし、累積的に不揮発性メモリ6に書き込む。電子部品実装部9は駆動部7から供給された電子部品を受け取り、基板上に電子部品を実装する。制御部5はエラーが発生すると、動作回数、累積通電時間、エラー内容を不揮発性メモリ6に記憶する。制御部5は通電中、外部表示器10と通信することにより、不揮発性メモリ6に記憶された通電時間、動作回数、エラー履歴を出力させることができる。電子部品実装機1の電源が落とされ、パーツカセット2が非通電状態になっても、不揮発性メモリ6上の累積通電時間、累積動作回数、エラー履歴の情報は保持されている。 【0015】図2は、本発明に係るパーツカセットの詳細図である。パーツカセット2は電子部品実装機1と脱着式になっており、制御部5、不揮発性メモリ6、駆動モータ7が内蔵されて、部品保持部8には部品リール12が取り付けられている。部品リール12には供給する電子部品がテープ上に並べて巻かれており、外部指令を受けて駆動モータ7が回転し、電子部品を電子部品供給口13に送り出すと部品リール12も回転し、連続して電子部品が供給できるようになっている。パーツカセット2が電子部品実装機1から取り外され、非通電状態になっても、不揮発性メモリ6上の累積通電時間、累積動作回数、エラー履歴の情報は保持されている。 【0016】本発明に係るパーツカセットは通電中に制御部5に備えられた外部通信コネクタ11より不揮発性メモリ6に記憶されている情報を外部表示器10に出力することができる。図3は外部表示器10に不揮発性メモリ6に記憶されたエラー履歴を出力したときの説明図である。図3の「読込み」ボタンをマウスでクリックすると、不揮発性メモリのデータを読みとって画面にエラー内容と共に累積動作回数と累積通電時間を表示する。エラー履歴表の下に行くほど新しい内容になっており、エラーが発生する毎に下の行にエラー履歴が書き込まれ、記憶できる数を超えると一番上の行から消去されていく。 【0017】本発明は不揮発性メモリを用いることで、エラー履歴が不揮発性メモリに書き込まれているため、電子部品実装機本体の電源が落とされたり、前記パーツカセットが前記電子部品実装機本体から取り外される等、非通電状態になっても情報が保持されている。 【0018】 【発明の効果】本件請求項1記載の発明は、パーツカセットの累積的な動作回数をカウントすることができる。 【0019】請求項2記載の発明は、駆動部の動作回数を動作信号の回数で、カウントするので、パーツカセットの構成を簡略することができる。 【0020】請求項3、5記載の発明は、エラー発生時にエラー内容と駆動モータ累積動作回数が確認でき、エラー原因究明に有効である。 【0021】請求項4、5記載の発明は、エラー発生時にエラー内容とパーツカセットコントローラの累積通電時間が確認でき、エラー原因究明に有効である。 【0022】請求項6記載の発明は、パーツカセットコントローラのために別途電源の必要がなく、累積通電時間を正確に計時できる。 【0023】請求項7記載の発明は、記憶部の情報を外部に出力することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年10月10日(2000.10.10) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097445 【弁理士】 【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−118393(P2002−118393A) |
| 【公開日】 |
平成14年4月19日(2002.4.19) |
| 【出願番号】 |
特願2000−308779(P2000−308779) |
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