| 【発明の名称】 |
ディスプレイの塵埃除去装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】岡本 隆太郎
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| 【要約】 |
【課題】排気ファンを設け、吸気口から吸い込まれ、筐体内で暖められた空気を排気するディスプレイにおいて、吸気口の塵埃が付着しないようにする。
【解決手段】ディスプレイの筐体1の背面上部にファン3を設け、上方の空気を下方に吹き出し、筐体の吸気口2付近の塵埃を吹き飛ばすか、または下方から上方に空気を吸い上げ、吸気口2付近に塵埃が滞留しないようにする。ファン3は、ディスプレイの電源オン・オフで回転・回転停止するか、内部の排気ファンと連動して回転・回転停止するようにする。また、ファン3を非回転時には筐体1内に格納するようにしてもよい。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ディスプレイの筐体内上部に排気ファンを設け、筐体下部の吸気口から外気を吸入し、筐体内を通風し、排気ファンで筐体外に排気し、筐体内を冷却するものにおいて、前記ディスプレイの筐体の背面にファンを設け、ファンの回転で筐体背面に気流を生じさせ、前記吸気口に外気中の塵埃が付着するのを防止するようにしたディスプレイの塵埃除去装置。 【請求項2】 前記ファンは下向きに設けられ、筐体背面の空気を下方に送風し、前記吸気口付近の塵埃が吹き飛ばされるようにしたものでなる請求項1記載のディスプレイの塵埃除去装置。 【請求項3】 前記ファンは上向きに設けられ、筐体背面の空気を上方に吸い上げ、前記吸気口付近に塵埃が滞留するのを防止するものでなる請求項1記載のディスプレイの塵埃除去装置。 【請求項4】 前記ファンは、前記筐体の背面の吸気口の上方に設けるようにした請求項1、2または3記載のディスプレイの塵埃除去装置。 【請求項5】 前記ファンを複数並べて設けるようにした請求項1、2、3または4記載のディスプレイの塵埃除去装置。 【請求項6】 前記ファンは、前記ディスプレイの電源オン・オフに応じて回転・回転停止するようにした請求項1、2、3、4または5記載のディスプレイの塵埃除去装置。 【請求項7】 前記ファンは、前記筐体内の排気ファンの回転・回転停止に連動して回転・回転停止するようにした請求項1、2、3、4または5記載のディスプレイの塵埃除去装置。 【請求項8】 前記ファンは、前記ディスプレイの音量調整位置の高〜低に応じて回転数を高速〜低速にし、ファンの回転音が耳障りになりにくいようにした請求項1、2、3、4または5記載のディスプレイの塵埃除去装置。 【請求項9】 前記ファンをディスプレイの筐体内に格納可能に構成し、回転時には筐体外に突出し、非回転時には筐体内に格納されるようにした請求項1、2、3、4、5、6、7または8記載のディスプレイの塵埃除去装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はディスプレイの塵埃除去装置に係り、ディスプレイの吸気口に塵埃が付着し、換気機能が悪化するのを抑制するものに関する。 【0002】 【従来の技術】ディスプレイでは、筐体内部の部品の発熱で筐体内の温度が上昇し、ディスプレイの性能や部品の寿命に悪影響を及ぼす。特に、PDP(プラズマディスプレイパネル)を用いたディスプレイでは、PDPが薄型であることを生かして筐体の奥行きを薄くしているため、筐体内の温度上昇が著しい。このため、筐体内の上部に排気ファンを設け、筐体の下部に吸気口を設けて外気を吸い込み、筐体内を換気し、上部から排気して筐体内の温度の上昇を抑えている。ところで、一般に、ディスプレイ装置は部屋の一隅に長期間動かさずに設置されることが多く、ディスプレイの背後には塵埃が溜まりやすく、この塵埃が筐体の吸気口に付着し、外気が吸い込まれにくくなり、換気性能が悪化するという問題がある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような点に鑑み、ディスプレイの背面にファンを設けて空気を流通させ、筐体の吸気口に塵埃が付着しにくいようにし、ディスプレイの筐体内の換気性能の悪化を抑制することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明のディスプレイの塵埃除去装置では、ディスプレイの筐体内上部に排気ファンを設け、筐体下部の吸気口から外気を吸入し、筐体内を通風し、排気ファンで筐体外に排気し、筐体内を冷却するものにおいて、前記ディスプレイの筐体の背面にファンを設け、ファンの回転で筐体背面に気流を生じさせ、吸気口に外気中の塵埃が付着するのを防止するようにする。 【0005】なお、ファンは下向きに設け、筐体背面の空気を下方に送風し、吸気口付近の塵埃を吹き飛ばすようにするか、または、ファンを上向きとし、筐体背面の空気を上方に吸い上げ、吸気口付近に塵埃が滞留するのを防止するようにする。 【0006】ファンは、筐体の背面の吸気口の上方に設けるようにする。また、ファンを複数並べて設けるようにしてもよい。 【0007】なお、ファンは、ディスプレイの電源オン・オフに応じて回転・回転停止するようにするか、または、筐体内の排気ファンの回転・回転停止に連動して回転・回転停止するようにしてもよい。 【0008】あるいは、ディスプレイの音量調整位置の高〜低に応じて回転数を高速〜低速にし、ファンの回転音が耳障りになりにくいようにしてもよい。 【0009】また、ファンをディスプレイの筐体内に格納可能に構成し、回転時には筐体外に突出し、非回転時には筐体内に格納されるようにしてもよい。 【0010】 【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づき図面を参照して説明する。図1は本発明によるディスプレイの塵埃除去装置の一実施例の要部側面図および背面図である。図において、1はディスプレイの筐体、2は筐体1の下部に設けた吸気口、3はファンである。 【0011】ディスプレイの筐体1内の上部には排気ファンが設けられ(図示省略)、筐体1の背面下部に設けた吸気口2から外気を吸い込み、筐体1内で暖められた空気を上部の排気口から排気し、筐体1内の温度上昇を抑制している。ディスプレイは一般に壁際に設置されることが多く、背面には塵埃が滞留しやすく、排気ファンの作動でこの塵埃が吸気口2から吸い込まれる場合が多く、その際に塵埃が吸気口2に付着し、吸気口を狭めるため、排気ファンの換気性能の低下を招く。そこで、筐体1の背面の吸気口2の上方にファン3を設け(一台若しくは複数台)、ディスプレイの背面の空気が流れるようにし、外気中の塵埃が吸気口2に付着しにくいようにする。すなわち、ファン3の風向方向を下向きにし、筐体1の背面の空気を実線で示すように下方に送風し、吸気口2に付着しようとする塵埃が吹き飛ばされるようにするか、または、ファン3の風向方向を上向きとし、筐体背面の空気を点線で示すように上方に吸い上げ、吸気口2付近に塵埃が滞留するのを防止し、吸気口2に吸い込まれないようにする。これにより、吸気口2が塵埃で塞がれる度合いが低下し、排気ファンによる換気性能の低下が避けられ、ディスプレイの筐体1内の温度上昇を抑制することができる。 【0012】なお、ファン3は、ディスプレイの電源スイッチの操作に応動してオン・オフし、回転・回転停止するようにするか、または、筐体1内の温度が所定値以上になったとき排気ファンが回転するようになっている場合、排気ファンの回転・回転停止に連動してファン3も回転・回転停止するようにしてもよい。あるいは、ディスプレイの音量調整位置の高〜低に応じてファン3の回転数を高速〜低速にし、ファン3の回転音が耳障りになりにくいようにしてもよい。また、ファン3をディスプレイの筐体1内に半回転式またはスライド式に格納できるように構成し、回転時には筐体外の所定位置に突出させ、非回転時には筐体内に格納されるようにすれば、非使用時にファン3に塵埃が付着するのを防止することができる。 【0013】 【発明の効果】以上に説明したように、本発明によるディスプレイの塵埃除去装置によれば、ディスプレイの筐体の背面にファンを設けてディスプレイの背面の空気が常に流れるようにしたものであるから、冷却用の外気を取り込むための筐体背面の吸気口に塵埃が付着しにくく、長期間使用しても筐体内の排気ファンによる換気性能が劣化しにくいので、温度上昇が抑えられ、ディスプレイの品質保持および部品性能の維持に効果を発揮することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006611 【氏名又は名称】株式会社富士通ゼネラル
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| 【出願日】 |
平成12年6月20日(2000.6.20) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2002−9476(P2002−9476A) |
| 【公開日】 |
平成14年1月11日(2002.1.11) |
| 【出願番号】 |
特願2000−184671(P2000−184671) |
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