| 【発明の名称】 |
移動体通信端末、デジタル機器およびデータ通信方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】大野 千代
【氏名】上村 俊夫
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| 【要約】 |
【課題】インターネットメール通信機能を備えた移動体通信端末を利用して、メール通信機能を搭載しないデジタルカメラ等のデジタル機器で記録した映像データを添付ファイルとして送信するための使い勝手の良い操作方法を提供すること。
【解決手段】デジタルカメラ等のデジタル機器と、移動体通信端末から構成されるシステムにおいて、デジタル機器は記録媒体に記録した映像データのインデックス情報とデータ内容を移動体通信端末に無線通信で送信し、移動体通信端末は作成したメールに他のデジタル機器から送信されるインデックス情報を表示し、選択されたデータ内容を受信してそれを添付ファイルとしてメールと共に送信するようにした。これによりデジタルカメラ等で撮影した映像データを、PCを使用することなく、インターネットメール通信機能を搭載した移動体通信端末のみを操作することでメールの添付ファイルとして簡単に送付することができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】メールを送信するメール送信手段と、メッセージや各種情報を表示するための表示手段と、利用者が操作を指示するための入力手段と、他の機器との間でデータや制御コマンドを送受信するための通信手段と、を備えた移動体通信端末において、前記通信手段を用いて他の機器を認識する手段と、該機器が格納するデータに関するファイル名を含む情報から構成するインデックスデータの少なくとも一部を取得する手段と、前記表示手段を用いて前記インデックスデータの少なくとも一部を表示する手段と、を備えたことを特徴とする移動体通信端末。 【請求項2】請求項1記載の移動体通信端末において、前記入力手段を用いてメールを作成した場合に、前記表示手段を用いて他の機器が持つデータを添付するか否かを選択するための表示を行う手段と、前記入力手段を用いてデータの添付の可否を指示する手段と、を備えたことを特徴とする移動体通信端末。 【請求項3】請求項1または2のいずれかに記載の移動体通信端末において、前記入力手段を用いて表示されたインデックスデータの内、所望のデータを選択する手段を備えたことを特徴とする移動体通信端末。 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかに記載の移動体通信端末において、前記通信手段を用いて他の機器に対して所望のデータの送信要求を発行する手段と、前記通信手段を用いて他の機器から所望のデータを受信する手段と、前記メール送信手段を用いて受信したデータをメールの添付ファイルとして任意の送信相手に送信する手段と、を備えたことを特徴とする移動体通信端末。 【請求項5】請求項4記載の移動体通信端末において、位置情報サービスを利用して現在の位置情報を取得し、作成したメールに自動的に該位置情報を追加する手段を備えたことを特徴とする移動体通信端末。 【請求項6】請求項1ないし5のいずれかに記載の移動体通信端末において、前記通信手段を用いて他の機器から受信した前記インデックスデータあるいはデータが暗号化されていた場合、それらを復号化する手段を備えたことを特徴とする移動体通信端末。 【請求項7】他の機器との間でデータや制御コマンドを送受信するための通信手段と、テキストや映像、音声のデータを格納するデータ格納手段と、該データやそれに関するファイル名を含む情報から構成するインデックスデータの読み出しや書き込みを行うためのデータ管理手段と、を備えたデジタル機器において、他の機器から前記通信手段を用いてインデックスデータの送信要求を受信した場合、前記データ管理手段を用いて前記インデックスデータの少なくとも一部を読み出し、前記通信手段を用いて該機器に対して送信する手段を備えたことを特徴とするデジタル機器。 【請求項8】請求項7記載のデジタル機器において、前記通信手段を用いて任意のデータの送信要求を受信した場合、前記データ管理手段を用いて該データを全てあるいは分割して送信する手段を備えたことを特徴とするデジタル機器。 【請求項9】請求項7または8記載のデジタル機器において、前記インデックスデータあるいはデータを送信する場合、該データを暗号化して送信する手段を備えたことを特徴とするデジタル機器。 【請求項10】請求項1記載の移動体通信端末と、請求項7記載の一つ以上のデジタル機器と、から構成されるシステムにおいて、前記移動体通信端末が前記通信手段を用いて前記デジタル機器を認識した場合に、前記通信手段を用いて前記デジタル機器に対して前記インデックスデータの送信要求を送信し、該送信要求を受信した前記デジタル機器は、前記データ管理手段を用いて前記インデックスデータの少なくとも一部を読み出し、前記通信手段を用いて該移動体通信端末に対して送信し、所望の該インデックスデータを受信した前記移動体通信端末は、該データの少なくとも一部を表示することを特徴とするデータ通信方法。 【請求項11】請求項10記載のデータ通信方法において、前記移動体通信端末が前記入力手段を用いてメールを作成し、前記表示手段を用いて他の機器が持つデータを添付するか否かを選択するための表示を行い、前記入力手段を用いてデータの添付が指示されると、前記通信手段を用いて前記デジタル機器を認識し、認識できた場合に、通信手段を用いて該機器に対して前記インデックスデータの送信要求を送信することを特徴とするデータ通信方法。 【請求項12】請求項11記載のデータ通信方法において、前記移動体通信端末が前記入力手段を用いて表示されたインデックスデータの内、所望のデータを選択し、前記通信手段を用いて前記デジタル機器に対して選択したインデックスデータの実データの送信要求を送信し、該送信要求を受信したデジタル機器が前記通信手段を用いて該データを全てあるいは分割して送信し、該データを受信した前記移動体通信端末が前記メール送信手段を用いて該実データをメールの添付ファイルとして任意の送信相手に送信することを特徴とするデータ通信方法。 【請求項13】請求項10ないし12のいずれかに記載のデータ通信方法において、前記デジタル機器が前記インデックスデータあるいは前記データを暗号化して送信し、暗号化された該インデックスデータあるいは該データを受信した前記移動体通信端末がそれを復号化することを特徴とするデータ通信方法。 【請求項14】請求項12または13のいずれかに記載のデータ通信方法において、前記移動体通信端末が位置情報サービスを利用して現在の位置情報を取得し、作成したメールに自動的に該位置情報を追加することを特徴とするデータ通信方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信体端末と、デジタルカメラ等の映像音声出力機器を接続したシステムに係り、特に、移動体通信端末の電子メール通信機能を利用して、映像音声出力機器の映像あるいは音声を送受信する手段に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、移動体通信端末(例えば携帯電話やPHS(パーソナル・ハンディフォン・システム)等)の普及に伴い、該移動通信体端末にインターネットメール通信機能やWWWアクセス機能を搭載した製品が登場している。同時に、該移動体通信端末の利用を目的とした様様なコンテンツを提供するサービスが登場し、急速にその利用者数を伸ばしつつある。また、映像データや音声データをデジタルで記録/再生を行うデジタルカメラやデジタルVCRなどのデジタル機器の製品開発が行われ、家庭内への普及が進んでいる。 【0003】上記デジタル機器と移動体通信端末との間をつなげるデジタルインタフェースとして、USB(Universal Serial Bus)やIEEE1394シリアルバス、無線LANなどの通信技術が挙げられる。ここで、デジタルカメラで撮影した映像データをメール送信する機器やシステムとして、特開2000−134522や特開2000−78254公報に挙げられるようにデジタルカメラ自体にメール通信機能を搭載する方法や、特開平11−143803号公報に挙げられるように、デジタルカメラとPCを接続して映像データをPCにダウンロードし、PCから該映像データをインターネットメールに送付する方法がある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記の製品形態では、以下の問題点が挙げられる。 【0005】(1) メール通信機能を備えた専用のデジタル機器を必要とする。 (2) PCや移動体通信端末と接続するための専用インタフェースケーブルを携帯する必要がある。 (3) 移動体通信端末を使用する場合、対応する機種が限られている。 (4) メールのアドレスを専用のデジタル機器に登録する必要がある。 そして、移動体通信端末に関するサービスが増加し、通信機能の充実や新しい通信方式のサポート、機能改良により、それらの製品サイクルが非常に早くなっているが、専用機器ではそれらに柔軟に対応することができない。本発明の課題は、デジタルカメラなどのデジタル機器が出力するデジタルデータを、移動体通信端末を使用してインターネットメールを送受信するために使い勝手の良い操作方法を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するために、デジタルカメラなどのデジタル機器と、移動体通信端末から構成されるシステムにおいて、前記デジタル機器は、映像データを記録媒体に記録するデータ記録手段、ユーザが該機器に対して操作を行うためのユーザ入力手段1、機器の状態や記録した映像データをパネルなどに表示するための表示手段1、他の機器と無線通信するための無線通信手段1、他の機器との間でデータをやり取りする際にデータを暗号化するための暗号手段、これらの手段を用いて該機器全体を統括的に制御するための制御手段1を備え、移動体通信端末は、通話やデータ通信を行うための電話回線通信手段、ユーザが該端末に対して操作を行うためのユーザ入力手段2、該端末の状態や各種メッセージをパネルなどに表示するための表示手段2、他の機器と無線通信するための無線通信手段2、他の機器との間でデータをやり取りする際に暗号化されたデータを復号化するための復号手段、これらの手段を用いて該機器全体を統括的に制御するための制御手段2を備え、ユーザは、移動体通信端末のユーザ入力手段2を用いて作成したインターネットメールの添付ファイルとしてデジタル機器のデータ記録手段を用いて記録した映像データを送信する場合には、まずユーザはユーザ入力手段2を用いて添付ファイルを付加することを移動体通信端末に対して指示する。これにより、制御手段2は、無線通信手段2を用いて周囲に通信可能な機器が存在するか否かを調べ、一つ以上の機器(デジタル機器)が認識できた場合は、該機器に対して記録した映像データに関する情報(インデックス)を送信するように要求コマンドを発行する。これに対し、デジタル機器の制御手段1は、データ記録手段を用いて記録した映像データに関するインデックスを、無線通信手段1を用いて移動体通信端末に対して送信する。この場合、暗号手段を用いて該インデックスを暗号化して送信しても良い。 【0007】移動体通信端末の制御手段2は、無線通信手段2を介して受信した該インデックス内容を、表示手段2を用いてユーザに対して表示し、入力手段2を用いてメールの添付ファイルとして送信するデータを選択してもらう。その後、電話回線通信手段を用いてメールを送信し、無線通信手段2を介して該デジタル機器に対して指定した映像データの内容を送信するように要求コマンドを発行する。該デジタル機器は無線通信手段1を介して該映像データを送信する。無線通信手段2を介して受信した該データを、電話回線通信手段を用いて添付ファイルとして送信する。 【0008】これにより、外出先などでデジタルカメラ等で撮影した映像データを、PCを使用することなく、インターネットメール通信機能を搭載した移動体通信端末のみを操作することにより、該映像データをメールの添付ファイルとして簡単に送付することができ、ユーザにとって使い勝手の良い操作性を提供することができる。また、移動体通信端末にインターネットメール通信機能を搭載しているため、デジタルカメラ等にアドレス帳などのデータを持つ必要もなく、移動体通信端末の機種変更にも影響されることはなく、経済的である。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明を説明するシステムの一構成例を示した図である。この図に示すように、本システムは、映像データを記録するデジタルカメラ100と、インターネットメール通信機能を備えた移動体通信端末110と、移動体通信端末のメールセンターやインターネットサービスプロバイダなどのセンター10と、インターネット通信網20と、から構成する。 【0010】デジタルカメラ100は、映像データを記録および再生する記録/再生部101と、装置設定などユーザが該デジタルカメラ100に対してデータを入力するための入力部102と、パネルなど映像データや機器の状態などを表示する表示部103と、映像データを格納するためのメモリ104と、記録した映像データを他の機器との間でやり取りする際に不正にコピーされることを防止するために必要時に映像データを暗号化するための暗号化処理部105と、無線LANや赤外線など記録した映像データを他の機器と通信するための無線通信インタフェース部106と、上記101〜106の動作制御と該デジタルカメラ100全体の機能実行や制御を行う制御部107と、から構成する。 【0011】移動体通信端末110は、パネルなどメッセージや各種設定、機器の状態などを表示する表示部111と、各種設定やメールのメッセージ、通話番号などをユーザが入力するための入力部112と、各種設定やアドレス帳、メール、通信記録などを格納するメモリ113と、無線LANや赤外線など他の機器と通信するための無線通信インタフェース部114と、移動体通信端末として通話を行うためやテキストや映像データを通信するための通話/データ送受信部115と、他の機器との間でデータを通信する際に必要時に該データを暗号化する暗号化処理部116と、上記111〜116の動作制御と該デジタルカメラ110全体の機能実行や制御を行う制御部117と、から構成する。本システムでは、デジタルカメラ100で記録した映像データを、移動体通信端末110で作成したテキストメールの添付ファイルとして、移動体通信端末110からセンター10へ送信する。該メールはインターネット20経由で、目的とする端末−例えば、インターネットメール通信機能を備えた移動体通信端末110やPC120−に送信される。 【0012】次に、図2〜図3を用いて、デジタルカメラ100で記録した映像データを、移動体通信端末110で作成したテキストメールの添付ファイルとして、移動体通信端末110から送信する手順について説明する。まず、移動体通信端末110の入力部112を用いてインターネットメールの通信機能を起動し(表示部111に表示される画面300)、送信メールを作成する(ステップ201、画面301〜画面302)。その後、作成メールに対する添付データを付けるか否かをユーザに選択してもらう(ステップ202、画面303)。添付データを付ける場合は、無線通信インタフェース部114を用いて、移動体通信端末110の周囲で接続可能な機器を検出し、該機器が複数存在する場合は機器名やメーカー名などを無線通信インタフェース部114を介して取得し、表示部111に表示し、ユーザに選択してもらう(ステップ203)。次に、該無線通信インタフェース部114を介して映像データなどインターネットメールに添付可能なデータのファイル名(インデックス)を取得する(ステップ204)。取得したインデックスを表示部111に表示し、添付するデータをユーザに選択してもらう(ステップ205、画面304)。次に、移動体通信端末110のサービスとして提供されている位置情報サービスを利用して、作成したメールに自動的に現在の位置情報を追加するか否かをユーザに選択してもらう(ステップ206、画面305)。上記サービスを利用する場合は、通話/データ送受信部115を介して現在の位置情報を取得し、作成したメールに該位置情報を追加する(ステップ207、画面306)。その後、メールの送信先を選択し(ステップ208、画面307)、メール送信を実行する(ステップ209、画面308〜309)。 【0013】上記手順により、ユーザは移動体通信端末110が備えたインターネットメール通信機能を用いて、デジタルカメラ100を操作することなく記録したデータを添付ファイルとして簡単に送信することが可能となる。ここで、ステップ204のインデックスとしては、ファイル名だけでなく、日時やデータ形式などの属性情報を含んだものでも良い。また、テキストだけでなく、該ファイル名が指す実データそのもの、あるいは解像度を下げる、モノクロ変換等の変換したデータ(例えば、サムネール表示に使用するデータなど)を含んでも良い。 【0014】次に、上記手順におけるインデックスの取得手順(ステップ204)について、図4を用いて説明する。まず、移動体通信端末110から他の機器(この場合、デジタルカメラ100)に対して機器IDの取得要求を発行する(ステップ401)。この要求に対して該デジタルカメラ100は機器IDを送信する(ステップ402)。これにより、移動体通信端末110は、該デジタルカメラ100を認識し、両者間で通信を行うためのコネクション確立を任意の手順で行う(ステップ403)。ここまでの処理は、通信相手機器が認識でき、他の機器に邪魔されることなく両者間で通信可能な状態になる手順であれば、使用する手順(無線技術毎に規格化されている、あるいは独自の方法)を問わない。 【0015】次に、移動体通信端末110は、デジタルカメラ100に対して、記録した映像データのファイル名(インデックス)の送信要求を発行する(ステップ404)。この場合、全映像データのインデックスを要求しても良いし、一部の映像データのインデックスのみでも良い。 【0016】これに対して、該デジタルカメラ100は、映像データの全てのインデックスあるいは一部のインデックスを暗号化処理105を用いて暗号化し、移動体通信端末110に送信する(ステップ405)。移動体通信端末110は、受信した該インデックスを暗号化処理116を用いて復号化した後、表示部111に表示する(ステップ406)。 【0017】これにより、ユーザは、デジタルカメラ100を操作することなく、また他の機器に不正でインデックスデータを読み出されることなく、必要な映像データのインデックスを取得することができる。ここで、ステップ405、ステップ406で使用するインデックスを暗号化/復号化する方法については、既存の暗号化技術を用いても良い。 【0018】次に、図2における位置情報の取得手順(ステップ207)について、図5を用いて説明する。まず、ステップ206において送信メールに位置情報を付加するようにユーザから指示された場合、移動体通信端末110は、通話/データ送受信部115を用いて、センター10に対して回線接続要求を送信し(ステップ501)、両者間の回線接続を確立する(ステップ502)。 【0019】次に、移動体通信端末110は、センター10に対して位置情報の送信要求を送信する(ステップ503)。その後、回線接続の切断要求を送信し(ステップ504)、両者間の回線接続を破棄する(ステップ505)。そして、移動体通信端末110は、センター10からの回線接続要求を受信するまでポーリング状態になる(ステップ506)。所定時間内にセンター10から回線接続要求を受信できなかった場合は、位置情報の取得を中止する。所定時間内にセンター10から回線接続要求を受信すると(ステップ507)、両者間の回線接続を確立する(ステップ508)。そして、センター10より所望の位置情報を受信する(ステップ508)。その後、センター10からの回線接続の切断要求により(ステップ510)、両者間の回線接続を破棄する(ステップ511)。上記手順では、センター10から位置情報を受信するまで一度回線接続を切断しているが、切断しなくても良い。 【0020】次に、図2におけるインターネットメールの送信手順(ステップ209)について、図6を用いて説明する。まず、移動体通信端末110は、通話/データ送受信部115を用いて、センター10に対して回線接続要求を送信し(ステップ601)、両者間の回線接続を確立する(ステップ602)。次に、無線通信インタフェース部114を用いて、デジタルカメラ100に対して、ステップ205で選択したインデックスのデータ内容を送信するための準備要求を送信する(ステップ603)。該デジタルカメラ100は、指定されたデータ内容を送信する準備をし、該移動体通信端末110から送信開始要求が送信されるまで待ち状態になる。一方、移動体通信端末110は、センター10に対して作成したメールの送信開始を通知し(ステップ604)、続いて該移動体通信端末110で作成したメールの内容を送信し(ステップ605)、該メールを全て送信し終えると送信終了を通知する(ステップ606)。 【0021】次に、該移動体通信端末110は無線通信インタフェース部114を用いて、該デジタルカメラ100に対して、指定したデータ内容の送信要求を送信する(ステップ607)。それに対して、該デジタルカメラ100は無線通信インタフェース部106を用いて該データ内容を一度に、あるいは分割して該移動体通信端末110に送信する(ステップ608)。該無線通信インタフェース部114を介して受信した該データ内容は必要ならばデータフォーマットを変換した後、通話/データ送受信部115を用いてセンター10に対して送信する(ステップ609)。全データを送信し終えると、センター10に対して添付データ送信終了を通知し(ステップ610)、全メールの送信終了を通知する(ステップ611)。そして、回線接続の切断要求を発行し(ステップ612)、回線接続を破棄する(ステップ613)。 【0022】次に、図7を用いて、センター10に対して送信するメールの一データ構成例を説明する。メールデータ700は、メッセージID701、送信先アドレス702、日時703、表題704、テキストメール本文705、位置情報706、添付データ707から構成する。メッセージID701は、該移動体通信端末110が任意に作成する個々のメッセージを識別するための唯一の識別子である。 【0023】送信先アドレス702は、メールを送信するためのメールアドレスを示し、一つ以上のアドレスを含む。日時703は、メールを送信する日時を示し、該移動体通信端末110が持つ時計情報から取得する。表題704は、メールのタイトルを示す。テキストメール本文705は、実際のメール内容を示し、該移動体通信端末110で作成したものである。位置情報706は、位置情報サービス等を使用して取得した現在の位置情報を示す。添付データ707は、添付するデータのインデックスや送信するデータ形式などを示す。 【0024】ここで、移動体通信端末110がデジタルカメラ100から取得したインデックスをモニタ上に表示し、ユーザがその中から所望のインデックスを選択する場合、両者が連携した動作を行っても良い。例えば、図8に示すように、移動体通信端末110のモニタ上に表示するインデックスがテキストベースの場合(画面304A、304B)、該モニタ上でインデックス1(画面304Aの太字)を指示すると、デジタルカメラ100のモニタ上で該インデックス1のデータ内容を表示(画面801)し、インデックス2(画面304Bの太字)を指示すると、該デジタルカメラ100のモニタ上で該インデックス2のデータ内容を表示(画面802)するといった操作も考えられる。この場合、移動体通信端末110のモニタ上で任意のインデックスが指示されると、該デジタルカメラ100に対して表示要求のコマンドを発行する。 【0025】以上、本実施例では、移動体通信端末とデジタルカメラ間の通信方法として無線通信を利用しているが、他の有線を利用した通信媒体によるネットワーク上での通信にも適用できる。また、移動体通信端末と通信する相手としてデジタルカメラについて記述したが、メモリカード・リーダーなど格納したデータを出力可能な機器であれば適用できる。 【0026】 【発明の効果】以上から、本発明によれば、 デジタルカメラなどのデジタル機器と、移動体通信端末から構成されるシステムにおいて、移動体通信端末のインターネットメール通信機能を用いてメールを作成し、添付ファイルの付加を指示すると、無線LANなどの無線通信を用いてデジタル機器を自動的に認識し、該機器が格納している映像やテキスト等のデータに関するインデックスを取得し、移動体通信端末のモニタ上に表示する。ユーザは、表示されたインデックス一覧から添付するファイルを選択する。そして、位置情報サービスを利用して取得した位置情報を付加して、目的とする送信先にメールを送信することができる。 【0027】これにより、外出先などでデジタルカメラ等で撮影した映像データを、PCを使用することなく、インターネットメール通信機能を搭載した移動体通信端末のみを操作することにより、その場で映像データをメールの添付ファイルとして簡単に送付することができ、ユーザにとって使い勝手の良い操作性を提供することができる。また、移動体通信端末にインターネットメール通信機能を搭載しているため、デジタルカメラ等にアドレス帳などのデータを持つ必要もなく、移動体通信端末の機種変更にも影響されることはなく、経済的である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005108 【氏名又は名称】株式会社日立製作所
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| 【出願日】 |
平成12年12月21日(2000.12.21) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100075096 【弁理士】 【氏名又は名称】作田 康夫
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| 【公開番号】 |
特開2002−191077(P2002−191077A) |
| 【公開日】 |
平成14年7月5日(2002.7.5) |
| 【出願番号】 |
特願2000−393258(P2000−393258) |
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