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【発明の名称】 コンピュータ制御方法、コンピュータおよび記録媒体
【発明者】 【氏名】新村 紘宇二

【要約】 【課題】コンピュータを動画鑑賞に用いる際に、離れた場所からでも簡単にチャンネル切替を行う。

【解決手段】鑑賞対象となる動画は再生ウィンドウ200に表示される。ここで、ユーザがリモコンを操作すると、チャンネル情報はチャンネル表示ウィンドウ210に表示される。ウィンドウ210は図9(a)のように透過表示され、チャンネル選択後所定時間が経過すると同図(b)のように非表示状態になる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ディスプレイ上に動画像と該動画像のチャンネル情報とを表示するためにコンピュータにおいて実行される制御方法であって、第1ウィンドウを生成し、この第1ウィンドウにおいて前記動画像を表示する第1ウィンドウ生成過程と、該第1ウィンドウの上に第2ウィンドウを生成する第2ウィンドウ生成過程と、チャンネル操作信号が入力されると該第2ウィンドウを第1の表示状態に設定し、該チャンネル操作信号に応じて、第1ウィンドウにおいて表示される動画像のチャンネルと前記第2ウィンドウの表示内容とを変更するチャンネル変更過程と、該チャンネル変更過程が実行された後、所定時間経過したことを条件として前記第2ウィンドウを非表示状態または前記第1の表示状態よりも目立たない第2の表示状態に設定する表示状態変更過程とを有することを特徴とするコンピュータ制御方法。
【請求項2】 オペレーティングシステムからメッセージキューを受信する過程と、該メッセージキューの種類を判定する過程と、この判定されたメッセージキューの種類に応じて、前記チャンネル変更過程または前記表示状態変更過程を実行することを特徴とする請求項1記載のコンピュータ制御方法。
【請求項3】 請求項1または2の何れかに記載の方法を実行することを特徴とするコンピュータ。
【請求項4】 請求項1または2の何れかに記載の方法を実行するプログラムを記憶したことを特徴とする記録媒体。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピュータにおける動画像の鑑賞に用いて好適なコンピュータ制御方法、コンピュータおよび記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりパーソナルコンピュータにおいても種々の動画を再生することは可能であり、オンデマンド形式のライブ映像が複数チャンネル供給される場合においては、チャンネルを切り換えて所望の動画を鑑賞することも可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、パーソナルコンピュータは、元々ユーザがディスプレイに近接して使用することを前提としていたため、チャンネル切替等の表示部は比較的小さく表示されていた。従って、通常のテレビ受像機と同様に、ユーザが距離を隔てて動画等を鑑賞しようとすると、チャンネル切替等の表示部は小さすぎて見ることが困難になる。一方、単にこの表示部を大きくしたのでは、肝心の動画を表示できる面積が小さくなるという問題が生じる。この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、パーソナルコンピュータ等において動画を快適に鑑賞できるコンピュータ制御方法、コンピュータおよび記録媒体を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため本発明にあっては、下記構成を具備することを特徴とする。なお、括弧内は例示である。請求項1記載の構成にあっては、ディスプレイ上に動画像と該動画像のチャンネル情報とを表示するためにコンピュータにおいて実行される制御方法であって、第1ウィンドウ(再生ウィンドウ200)を生成し、この第1ウィンドウにおいて前記動画像を表示する第1ウィンドウ生成過程と、該第1ウィンドウの上に第2ウィンドウ(チャンネル表示ウィンドウ210)を生成する第2ウィンドウ生成過程と、チャンネル操作信号(リモコン装置34等の方向キー、数字キーの操作信号)が入力されると該第2ウィンドウを第1の表示状態(透過表示状態)に設定し、該チャンネル操作信号に応じて、第1ウィンドウにおいて表示される動画像のチャンネルと前記第2ウィンドウの表示内容とを変更するチャンネル変更過程(ステップSP64〜SP74)と、該チャンネル変更過程が実行された後、所定時間経過したことを条件として前記第2ウィンドウを非表示状態または前記第1の表示状態よりも目立たない第2の表示状態に設定する表示状態変更過程(ステップSP76,変形例(2))とを有することを特徴とする。さらに、請求項2記載の構成にあっては、請求項1記載のコンピュータ制御方法において、オペレーティングシステムからメッセージキューを受信する過程(ステップSP60)と、該メッセージキューの種類を判定する過程(ステップSP62)と、この判定されたメッセージキューの種類に応じて、前記チャンネル変更過程または前記表示状態変更過程を実行することを特徴とする。また、請求項3記載の構成にあっては、請求項1または2の何れかに記載の方法を実行することを特徴とする。また、請求項4記載の構成にあっては、請求項1または2の何れかに記載の方法を実行するプログラムを記憶したことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】1.実施形態の構成次に、本発明の一実施形態のエンターテイメントシステムの全体構成を図1を参照し説明する。図において150はコンテンツ提供者が運用する配信サーバであり、インターネット140を介して様々なコンテンツを提供する。ここで、提供されるコンテンツとしては、カラオケ用のマルチメディアファイル、ゲーム、占い等のアプリケーションプログラム、コンサートや講義等のオンデマンド方式のライブ映像等である。また、インターネット140には、PHS,セルラーホン等の移動通信網160が接続されている。このため、コンテンツ需要者は、PHS,セルラーホン等の加入者端末170を用いて、配信を希望するコンテンツ等を配信サーバ150に指令することができる。
【0006】180はライブスタジオであり、ここではコンサートや講義等のライブ映像が収録される。収録された映像は、インターネット140を介して配信サーバ150に送信される。これにより、上述したように、配信サーバ150からインターネット140を介してこれらコンテンツが需要者に配信される。但し、オンデマンド形式のライブ映像等を配信するためには、所要伝送容量が大きくなるため、インターネット140のみによって配信することが需要者にとって必ずしも経済的でない場合がある。例えば、ライブ映像1チャンネルを伝送するためには1.5Mbps程度の伝送容量が必要であるため、6チャンネルを同時伝送するためには9Mbps程度の伝送容量が必要になる。
【0007】そこで、これらオンデマンド形式のライブ映像は、ATM回線112を介して衛星通信地上局110に伝送され、ここから通信衛星100を介して各需要者に配信される。ここで、「需要者」には、各コンテンツを主として家庭で鑑賞・使用する個人ユーザと、コンテンツ提供者のフランチャイズ加盟店であって各コンテンツを有料で顧客に提供する加盟店ユーザとに分類される。122は主として個人ユーザによって使用されるスタンドアロン型のパーソナルコンピュータであり、衛星通信受信機120を介してライブ映像を受信するとともに、インターネット140、ルータ124を介してその他のコンテンツを受信する。加盟店ユーザは、複数のクライアントコンピュータ134と、これらを管理するサーバコンピュータ132とを有しており、衛星通信受信機130を介してライブ映像を受信するとともに、ルータ136を介してその他のコンテンツを受信する。
【0008】次に、加盟店ユーザのクライアントコンピュータ134の詳細構成を図2を参照し説明する。図において12は入力装置であり、キーボードおよびマウス等から構成されている。14は表示装置であり、クライアントコンピュータ134のユーザに各種の情報を表示する。26はCPUであり、後述するプログラムに基づいてバス28を介して、クライアントコンピュータ134内の各部を制御する。16はネットワークインターフェースであり、ハブ40を介して、衛星通信受信機130、ルータ136、サーバコンピュータ132等と接続されている。すなわち、これら構成要素130,132,136,40によってローカルエリアネットワーク(加盟店LAN)が形成されている。
【0009】クライアントコンピュータ134の内部において18はハードディスクドライブであり、オペレーティングシステム、ブラウザ等のアプリケーションプログラム、デバイスドライバ、各種コンテンツ等を格納する。20は光ディスクドライブであり、セットされたCD−ROM、DVD−RAM等光ディスクの内容を読み出す。22はRAMであり、ここにオペレーティングシステム、アプリケーションプログラム等が展開される。24はROMであり、CPU26のイニシャルプログラムローダ等が格納されている。30はメモリカードであり、クライアントコンピュータ134に対して着脱自在になっており、カラオケ用のマルチメディアファイル等のコンテンツを記憶する。32はリモコンインタフェースであり、外部に設けられたリモコン装置34から赤外線のリモコン信号を受信する。
【0010】17はチューナであり、テレビジョン送信所33から送信された地上放送波をアンテナ17aを介して受信し、受信した映像および音声信号をデジタル信号に変換しバス28を介して出力する。19はサウンドボードであり、マイク35から供給された音声信号をサンプリングしデジタル信号に変換してCPU26に供給するとともに、CPU26から供給されたデジタルの音声信号をアナログ信号に変換し、さらに供給された演奏情報(MIDI信号)に基づいて楽音信号を合成し、アンプ/スピーカ36を介して発音する。ここで、リモコン装置34の構成について説明する。リモコン装置34は、複数のキーを配列したキーボードと、これらのキーの操作状態を赤外線のリモコン信号として送信する送信機とから構成されている。そして、リモコン装置34のキーボードには、以下のようなキーが設けられている。
【0011】(1)数字キー:「0」〜「9」の数字を表した10個のキーであり、主としてクライアントコンピュータ134に対して数値入力を行う。
(2)方向キー:「上(UP)」「下(DOWN)」「右(RIGHT)」「左(LEFT)」の方向を表した4個のキーであり、主としてクライアントコンピュータ134に対して、カーソルポイントの移動方向を入力する。
(3)PLAYキー:コンテンツの再生を開始させる。
(4)PAUSEキー:コンテンツの再生を一時停止させる。
(5)STOPキー:コンテンツの再生を中止させる。
(6)REQUESTキー:カラオケアプリケーション等において、曲番号の予約を行う。
(7)CANCELキー:カラオケアプリケーション等において、曲番号の予約等を取り消す。
(8)設定キー:音量等、各種パラメータの調節を行う。
以上、クライアントコンピュータ134の構成について説明したが、スタンドアロン型のパーソナルコンピュータ122およびサーバコンピュータ132の構成も同様である。
【0012】2.実施形態の動作2.1.ランチャープログラムの起動次に、本実施形態の動作を説明する。まず、クライアントコンピュータ134の電源が投入されると、ROM24に格納されたイニシャルプログラムローダが実行され、オペレーティングシステムが立上る。このオペレーティングシステムにおいては、サーバコンピュータ132が管理するドメインにログオンするために、ユーザ名とパスワードの入力画面が表示される。ここで、適式なユーザ名とパスワードとが入力装置12のキーボードを介して入力されると、クライアントコンピュータ134が当該ドメインにログオンされる。これにより、クライアントコンピュータ134は、加盟店LANに接続されたサーバコンピュータ132、衛星通信受信機130、ルータ136等、他のコンピュータや周辺機器との間でパケットの送受信を行うことが可能になる。
【0013】次に、クライアントコンピュータ134のオペレーティングシステムは、ハードディスクドライブ18内の所定のスタートアップディレクトリの内容を読出し、自動的に実行すべきアプリケーションプログラムを認識する。本実施形態においては、スタートアップディレクトリにはランチャープログラムのショートカットが含まれており、これによりランチャープログラムが自動的に実行される。ランチャープログラムが起動されると、表示装置14にはランチャープログラムのウィンドウが表示され、その内部に図3に示すアイコン51〜60が表示される。
【0014】アイコン51〜60は、各々カラオケ、ムービー、ゲーム、占い、スクール、ライブ、インターネット、電子商取引、くじ、その他のプログラムコンテンツまたはサービスに各々対応している。ここに、「ムービー」、「スクール」、「ライブ」とは、通信衛星100を介して提供されるオンデマンド形式のライブ映像のチャンネルの名称である。「カラオケ」は後述するカラオケのアプリケーションプログラム、「ゲーム」は予めクライアントコンピュータ134にインストールされたゲームあるいはインターネット140を介して実行される多人数対応のゲームを指す。「インターネット」は、インターネット140に対する接続サービスである。また、「占い」、「電子商取引」、「くじ」は、インターネット140を介して配信サーバ150上の特定のホームページに接続するサービスを指す。
【0015】これらアイコン51〜60が表示されると、デフォルトのアイコン(ここではアイコン51)が選択状態になる。選択状態になったアイコンは、非選択状態のアイコンと区別できるように、表示態様が変更される。例えば、選択状態のアイコンは、非選択状態のアイコンよりも明るく表示される。このように選択状態に応じて表示態様を変更することは、後述する他のウィンドウにおいても同様である。ここで、ユーザがリモコン装置34の方向キーを操作すると、現在選択状態のアイコンのうち方向キーで示される方向に隣接するアイコンが選択状態にされ、元々選択状態であったアイコンが非選択状態に設定される。
【0016】上記例にあっては、アイコン51〜60の表示直後の状態ではデフォルトのアイコン51のみが選択状態であったが、ここでユーザがリモコン装置34の「左」キーを押下すると、アイコン52が選択状態になり、アイコン51は非選択状態になる。このようなユーザインターフェースにより、ユーザは方向キーのみを操作して任意のアイコンを選択状態に設定することができる。そして、所望のアイコンが選択状態になった状態でユーザがREQUESTキーを押下すると、当該アイコンに対応するコンテンツが起動される。
【0017】また、コンテンツの選択および起動の操作は、リモコン装置34のみならず入力装置12のマウスによっても行うことができる。すなわち、所望のコンテンツに対応するアイコンにマウスカーソルを位置させ、マウスボタンをクリックすると、当該アイコンに対応するコンテンツが選択されると同時に起動される。このように、本実施形態においては、初期状態でデフォルトのアイコンを選択状態に設定するから、リモコン装置34の方向キーによってアイコン51〜60の選択状態を変更することが可能である。
【0018】2.2.加入者端末170の対応付け移動通信網160には多数の加入者端末が接続されているが、このうち一または複数の加入者端末170を、クライアントコンピュータ134に対応付け、その入力装置として使用することができる。まず、クライアントコンピュータ134のユーザがアイコン60を選択および起動して所定の操作を行うと、表示装置14に電話番号入力ウィンドウ(図示せず)が表示される。ここで、入力装置12のキーボードまたはリモコン装置34の数字キーを操作して、一または複数の加入者端末の電話番号を入力すると、その内容がインターネット140を介して配信サーバ150に送信される。その際に、予め定められたクライアントコンピュータ134のID番号も送信される。
【0019】配信サーバ150においては、加入者端末170の電話番号と、クライアントコンピュータ134のID番号とが対応付けて記憶される。そして、以後、当該加入者端末170からそのキーの操作情報を受信すると、当該操作情報がインターネット140を介して対応するクライアントコンピュータ134に転送される。これにより、ユーザは、加入者端末170を操作することにより、入力装置12のキーボードやリモコン装置34と同様に、クライアントコンピュータ134を制御することができる。
【0020】なお、ユーザは、特定の加入者端末170とクライアントコンピュータ134とを対応付けることなく、カラオケルームの外部から配信サーバ150に対して予約メールを送信することにより、加盟店におけるカラオケルームの予約等を自動的に行うことができる。
【0021】2.3.カラオケアプリケーションの起動2.3.1.リクエストウィンドウ62における処理図3においてカラオケ用のアイコン51が選択され起動されると、カラオケアプリケーションプログラムが起動される。ここで、ユーザがリモコン装置34においてREQUESTキーを押下すると、図4に示すリクエストウィンドウ62が表示装置14に表示される。図において64は第1予約表示部であり、次に再生されるべきカラオケのマルチメディアファイルの曲番号(第1予約曲)を表示する。66は第2予約表示部であり、第1予約曲の次に再生されるべきカラオケのマルチメディアファイルの曲番号(第2予約曲)を表示する。但し、図示の状態では第2予約表示部66には曲番号は入力されておらず、カーソルのみが表示されている。68は予約曲数表示部であり、現在の予約曲数を表示する。
【0022】クライアントコンピュータ134のオペレーティングシステムは、リクエストウィンドウ62に対してキーボードフォーカスおよびマウスフォーカスを与え、入力装置12、リモコン装置34または加入者端末170の操作情報を受信すると、その内容がメッセージキューとしてFIFOメモリに記憶される。そして、リクエストウィンドウ62に対応して、図6に示すリクエストウィンドウメッセージ処理ルーチンが起動される。
【0023】図において処理がステップSP1に進むと、新たなメッセージキューが発生するまで処理が待機する。ここで、新たなメッセージキューが発生すると、処理はステップSP2に進み、メッセージキューの内容に応じて処理が分岐される。まず、当該メッセージキューがリモコン装置34、入力装置12のキーボードまたは加入者端末170(以下、「リモコン装置34等」という)の数字キーであった場合は、処理はステップSP4に進む。
【0024】ここでは、当該数字キーに対応する数字が第1予約表示部64または第2予約表示部66に追加される。そして、一の数字キーの入力に対応する一の数字が第1予約表示部64または第2予約表示部66に追加されると、処理はステップSP1に戻る。これにより、ユーザは、数字キーを押下してゆくと、所望の曲番号を順次予約してゆくことができる。
【0025】ここで、リモコン装置34等においてCANCELキーが押下され、その旨のメッセージキューがステップSP1において検出されると、処理はステップSP2を介してステップSP8に進む。なお、入力装置12に含まれる通常のコンピュータ用のキーボードや加入者端末170においてはPLAYキー、PAUSEキー、REQUESTキー、STOPキー、CANCELキー等が設けられていない場合もある。かかる場合には、他の一または複数のキーによって、これらPLAYキー等の代用にすればよい。さて、ステップSP8においては、第1予約表示部64および第2予約表示部66に入力された全曲番号がキャンセルされる。また、数字キー、CANCELキー、PLAYキー以外のキーが押下され、その旨のメッセージキューが検出されると、処理はステップSP2を介してステップSP10に進み、当該キーに対応した種々の処理が実行される。
【0026】2.3.2.再生ウィンドウにおける処理以上のように、所望の曲番号の予約が終了した後、ユーザがPLAYキーを押下すると、処理はステップSP6に進む。ここでは、再生ウィンドウ(図示せず)が表示されるとともに、リクエストウィンドウ62が非表示状態に設定される。ここで、再生ウィンドウは、マルチメディアファイルから再生された画像と歌詞を表示するウィンドウである。再生ウィンドウにおいては、予約された曲番号のマルチメディアファイルが順次再生され、これにより、ユーザはカラオケを楽しむことができる。
【0027】ここで、オペレーティングシステムにより、再生ウィンドウに対してキーボードフォーカスおよびマウスフォーカスが与えられる。そして、再生ウィンドウに対応して図7に示す再生ウィンドウメッセージ処理ルーチンが起動される。図において処理がステップSP11に進むと、新たなメッセージキューが発生するまで処理が待機する。ここで、新たなメッセージキューが発生すると、処理はステップSP12に進み、メッセージキューの内容に応じて処理が分岐される。
【0028】まず、リモコン装置34等のPAUSEキーが押下されると、処理はステップSP14に進み、マルチメディアファイルの一時停止状態が切り換えられる。すなわち、再生中にPAUSEキーが押下されると再生が一時停止され、一時停止中にPAUSEキーが押下されると、マルチメディアファイルが再生状態になる。また、STOPキーが押下されると、処理はステップSP16に進み、再生中であったマルチメディアファイルの再生が中止され、予約リスト中の次の曲番号のマルチメディアファイルの再生が開始される。
【0029】また、リモコン装置34等のREQUESTキーが押下されると、処理はステップSP20に進む。ここでは、再生ウィンドウの上に上述したリクエストウィンドウ62が透過表示される。すなわち、リクエストウィンドウ62の背景が再生ウィンドウになる。再生ウィンドウにおいては、マルチメディアファイルの再生が続行されるが、キーボードフォーカスおよびマウスフォーカスはリクエストウィンドウ62に対して与えられ、上述したリクエストウィンドウメッセージ処理ルーチン(図6)が実行される。
【0030】このため、あるユーザはこの背景の再生ウィンドウを見ながらカラオケを続行することができる一方、他のユーザはリモコン装置34等を操作してリクエストウィンドウ62に対してメッセージキューを送り、次の曲番号を予約することができる。このリクエストウィンドウメッセージ処理ルーチンにおいてPLAYキーが押下されると、上述したようにステップSP8においてリクエストウィンドウ62が非表示状態になり、表示装置14には再び再生ウィンドウのみが表示されることになる。そして、キーボードフォーカスおよびマウスフォーカスは再び再生ウィンドウに対して与えられる。
【0031】ここで、リモコン装置34等において、PAUSEキー、STOPキー、設定キー、REQUESTキー以外のキーが押下され、その旨のメッセージキューが検出されると、処理はステップSP12を介してステップSP22に進み、当該キーに対応した種々の処理が実行される。また、リモコン装置34等において設定キーが押下されると処理はステップSP18に進み、図5に示す設定ウィンドウが、再生ウィンドウの上に透過表示される。
【0032】2.3.3.設定ウィンドウ(図5)における処理設定ウィンドウは音量等のパラメータを調節するためのウィンドウであり、キーボードフォーカスおよびマウスフォーカスはこの設定ウィンドウに対して与えられる。図5において82は音高調節部であり、現在の音高のシフト状態を数値表示する数値表示部82aと、音高のシフト状態を視覚的に表示するインジケータ82bが表示されている。インジケータ82bは横方向に細長く表示され、その上に表示されるポインタ82cによって現時点の音高のシフト状態を表示する。
【0033】83はスピード調節部であり、マルチメディアファイルの再生スピードを調節する。84はマイク音量調節部であり、マイク音声の音量を調節する。85はエコー調節部であり、マイク音声に付与されるエコーを調節する。86はディレイ調節部であり、マイク音声に付与されるディレイ量を調節する。87は音量調節部であり、マイク音声および楽音信号を合わせた全体の音量を調節する。88はメロディ音量調節部であり、楽音信号中のメロディ音量を調節する。89は音質調整部であり、強調する音声帯域を調節する。
【0034】次に、クライアントコンピュータ134のオペレーティングシステムにより、設定ウィンドウ(図5)に対してキーボードフォーカスおよびマウスフォーカスが与えられる。そして、設定ウィンドウに対応して設定ウィンドウメッセージ処理ルーチン(図8)が起動される。図において処理がステップSP30に進むと、デフォルトの設定項目として、音高調節部82が選択状態に設定される。
【0035】次に、処理がステップSP31に進むと、新たなメッセージキューが発生するまで処理が待機する。ここで、新たなメッセージキューが発生すると、処理はステップSP32に進み、メッセージキューの内容に応じて処理が分岐される。まず、リモコン装置34等のUPキーが押下されると、処理はステップSP34に進む。ここでは、現在選択状態の設定項目のうち図5において上方向に隣接する設定項目が選択状態にされ、元々選択状態であった設定項目が非選択状態に設定される。また、DOWNキーが押下されると、処理はステップSP36に進む。ここでは、現在選択状態の設定項目のうち図5において下方向に隣接する設定項目が選択状態にされ、元々選択状態であった設定項目が非選択状態に設定される。
【0036】また、RIGHTキーが押下されると、処理はステップSP38に進む。ここでは、現在選択状態の設定項目について、設定量が所定値(+5)だけ増加される。また、LEFTキーが押下されると、処理はステップSP40に進む。ここでは、現在選択状態の設定項目について、設定量が所定値(−5)だけ減少される。このように、ユーザは方向キーを操作することにより、所望の設定項目に対して所望の値を設定することができる。また、方向キーおよび設定キー以外のキーが押下されると、処理はステップSP44に進み、そのキーに応じた各種処理が実行される。そして、設定キーが押下されると、処理はステップSP42に進み、設定ウィンドウ(図5)が閉じられる。これにより、表示装置14には、再び再生ウィンドウのみが表示されることになる。このように、本実施形態においては、設定ウィンドウが再生ウィンドウに重ねて透過表示されることにより、ユーザはこの背景の再生ウィンドウを見ながらカラオケを続行しつつ、各種パラメータを調節することができる。
【0037】2.4.ライブ映像受信アプリケーションの起動図3においてライブ映像受信用のアイコン56が選択され起動されると、ライブ映像受信アプリケーションが起動される。このアプリケーションプログラムにおいては、図9(a)に示すような2つのウィンドウ200,210が表示装置14に表示される。ここで、ウィンドウ200は、ライブ映像等を再生する再生ウィンドウであり、衛星通信受信機130を介して受信されたライブ映像またはチューナ17を介して受信されたライブ映像を表示する。
【0038】また、ウィンドウ210はチャンネル表示ウィンドウであり、該再生ウィンドウ200の上に透過表示され、再生ウィンドウ200において表示される動画の供給源を表示する。チャンネル表示ウィンドウ210の内部において211はルート表示部であり、「衛星」または「地上波」のルートのうち一方を選択表示する。212はチャンネル番号表示部であり、当該ルートにおいて選択されたチャンネル番号を表示する。
【0039】ここで、チャンネル表示ウィンドウ210は再生ウィンドウ200の上に透過表示されるから、チャンネル表示ウィンドウ210の背景部分には再生ウィンドウ200の内容が表示されることになる。次に、クライアントコンピュータ134のオペレーティングシステムにより、チャンネル表示ウィンドウ210に対してキーボードフォーカスおよびマウスフォーカスが与えられる。そして、チャンネル表示ウィンドウ210に対応してチャンネル表示ウィンドウメッセージ処理ルーチン(図10)が起動される。
【0040】図において処理がステップSP60に進むと、新たなメッセージキューが発生するまで処理が待機する。ここで、新たなメッセージキューが発生すると、処理はステップSP62に進み、メッセージキューの内容に応じて処理が分岐される。まず、リモコン装置34等のUPキーが押下されると、処理はステップSP64に進む。ここでは、チャンネル番号表示部212に現在表示されているチャンネル番号が「1」だけ増加される。また、、DOWNキーが押下されると、処理はステップSP66に進む。ここでは、チャンネル番号表示部212に現在表示されているチャンネル番号が「1」だけ減少される。
【0041】また、RIGHTキーが押下されると、処理はステップSP68に進む。ここでは、ルート表示部211において現在選択されているルートの右方向に隣接するルートが選択状態にされ、元々選択状態であったルートが非選択状態に設定される。また、LEFTキーが押下されると、処理はステップSP70に進む。ここでは、ルート表示部211において現在選択されているルートの左方向に隣接するルートが選択状態にされ、元々選択状態であったルートが非選択状態に設定される。
【0042】また、数字キーが押下されると、処理はステップSP72に進む。ここでは、押下された数字キーに応じて、チャンネル番号表示部212における数字が変更される。以上のように、ステップSP64〜SP72においてチャンネル番号またはルートが変更されると、これに応じてチューナ17および衛星通信受信機130の設定が変更され、指定されたルートおよびチャンネルの画像が受信され、その結果、再生ウィンドウ200に表示される画像が切り換えられる。
【0043】ステップSP64〜SP72の何れかの処理が終了すると、処理はステップSP74に進む。ここでは、チャンネル表示ウィンドウ210が透過表示状態に設定される。なお、元々透過表示状態であれば、その状態が継続される。さらに、ステップSP74においては、オペレーティングシステムに対して、タイマセット要求が行われる。この要求は、所定時間経過後にタイムアウトメッセージを供給するように、オペレーティングシステムに要求するものである。
【0044】以上の処理が終了すると、処理はステップSP60に戻り、再びメッセージキューの待ち受け状態になる。その後、なんらリモコン装置34等が操作されないまま上記所定時間が経過すると、オペレーティングシステムからタイムアウトメッセージが供給される。このメッセージが供給されると、処理はステップSP62を介してステップSP76に進み、チャンネル表示ウィンドウ210が非表示状態に設定するよう、オペレーティングシステムに要求される。この結果、オペレーティングシステムはチャンネル表示ウィンドウ210を非表示状態に設定し、表示装置14には、図9(b)に示すように再生ウィンドウ200のみが表示されることになる。
【0045】この状態においてユーザがリモコン装置34等において、方向キーまたは数字キーを操作すると、再びステップSP74の処理が実行され、チャンネル表示ウィンドウ210が透過表示状態に設定される。また、リモコン装置34等において、方向キーまたは数字キー以外のキーが押下され、その旨のメッセージキューが検出されると、処理はステップSP62を介してステップSP78に進み、当該キーに対応した種々の処理が実行される。
【0046】以上のように、本実施形態によれば、ユーザがリモコン装置34等の操作を行うとチャンネル表示ウィンドウ210が透過表示状態に設定されるから、該ウィンドウ210を見ながらルートやチャンネルの選択を簡易に行うことができる。さらに、ウィンドウ210は表示状態においても透過表示され、所定時間が経過すると非表示状態に設定されるから、ユーザが再生ウィンドウ200を鑑賞する際の妨げを最小限に抑制することができる。
【0047】3.変形例本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように種々の変形が可能である。
(1)上記実施形態はパーソナルコンピュータ上で動作するソフトウエアによってエンターテイメントシステムを実現したが、上記実施形態に用いられるソフトウエアをCD−ROM、フロッピー(登録商標)ディスク等の記録媒体に格納して頒布し、あるいは伝送路を通じて頒布することもできる。
【0048】(2)上記実施形態のライブ映像受信アプリケーションにおいては、ステップSP74が実行され所定時間が経過してタイムアウトメッセージが供給されると、ステップSP76においてチャンネル表示ウィンドウ210が非表示状態に設定された。しかし、非表示状態に設定することに代えて、例えばウィンドウ210内の文字を縮小表示する等、図9(a)の状態と比較してチャンネル表示ウィンドウ210を目立たなくするようにしてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第2ウィンドウが第1ウィンドウの上に第1の表示状態で表示され、しかもチャンネル変更過程が実行された後、所定時間経過すると第2ウィンドウを非表示状態または第1の表示状態よりも目立たない第2の表示状態に設定するから、第1ウィンドウの動画像を快適に鑑賞することができる。
【出願人】 【識別番号】500246201
【氏名又は名称】株式会社エイトク
【出願日】 平成12年6月26日(2000.6.26)
【代理人】 【識別番号】100104798
【弁理士】
【氏名又は名称】山下 智典
【公開番号】 特開2002−10164(P2002−10164A)
【公開日】 平成14年1月11日(2002.1.11)
【出願番号】 特願2000−190475(P2000−190475)