|
|
【発明の名称】 |
広告システム及び記録媒体 |
| 【発明者】 |
【氏名】山村 直樹 【氏名】鳥井 豊 【氏名】吉田 幸司 【氏名】城戸 啓介 【氏名】渡邊 幸平 【氏名】長田 喜裕 |
【課題】看板・ポスター等の広告に関する詳細な情報をその場で消費者に伝え、更に、消費者が商品購入、キャンペーン応募、アンケート回答、資料請求等の受付けをその場で行うことができる、広告システム及び記録媒体を提供することである。
【解決手段】街頭広告3に、サーバ29とネットワーク9を介して接続された無線通信装置5を取り付けておき、街頭広告3の近くにいる複数の消費者が携帯する無線接続機能を有する携帯端末7に、街頭広告3に関する詳細な情報を発信する。また、消費者はその場で携帯端末7を操作して、無線通信装置5に応答情報を送信し、無線通信用デバイス5は自動的に携帯端末7からユーザ情報を吸い上げ、サーバ29に送信する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 広告に取り付けられた無線通信装置と、前記無線通信装置とネットワークを介して接続されるサーバと、前記無線通信装置と無線通信を行う携帯端末と、を具備し、前記サーバから前記無線通信装置を介して前記携帯端末に、前記広告に関連する情報が送られることを特徴とする広告システム。 【請求項2】 前記無線通信装置と前記携帯端末とはBluetooth規格で通信を行うことを特徴とする請求項1に記載された広告システム。 【請求項3】 前記サーバは、前記広告に関連する情報を加工して得られたコンテンツを保持するコンテンツ保持手段を具備することを特徴とする請求項1に記載された広告システム。 【請求項4】 前記広告に関連する情報は、詳細情報、商品購入受付け情報、キャンペーン情報、アンケート情報、または資料請求受付け情報であることを特徴とする請求項1に記載された広告システム。 【請求項5】 前記携帯端末は、前記広告に関連する情報を受け取ると、応答情報を前記無線通信装置に送信することを特徴とする請求項1に記載された広告システム。 【請求項6】 前記無線通信装置は、前記応答情報を受信した場合、自動的に前記携帯端末からユーザ情報を吸い上げる手段を具備することを特徴とする請求項5に記載された広告システム。 【請求項7】 前記応答情報は、商品購入希望情報、キャンペーン応募情報、アンケート回答情報、または資料請求情報であることを特徴とする請求項5に記載された広告システム。 【請求項8】 前記サーバは、前記応答情報と前記ユーザ情報に基づいて、顧客履歴情報を作成する手段を更に具備することを特徴とする請求項6に記載された広告システム。 【請求項9】 前記サーバは、前記応答情報と前記ユーザ情報に基づいて、決済情報を作成する手段を具備することを特徴とする請求項6に記載された広告システム。 【請求項10】 前記広告の情報提供者に対して広告費、掲載料を課することを特徴とする請求項1に記載された広告システム。 【請求項11】 広告に取り付けられた無線通信装置とネットワークを介して接続されるサーバであり、前記無線通信装置は携帯端末と無線通信を行い、前記サーバは前記無線通信装置を介して前記携帯端末に、前記広告に関連する情報を送ることを特徴とするサーバ。 【請求項12】 コンピュータを、請求項11に記載されたサーバとして機能させるプログラムを記録した記録媒体。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、街頭広告にBluetooth規格等の無線接続機能を有する無線通信装置を取り付け、消費者が持ち歩く携帯端末機との間で自動的に広告に関係する情報交換を行う、広告システム及び記録媒体に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来は、看板・ポスター等の街頭広告から情報を得て興味を持った消費者は、広告の商品を探し出して購入したり、ハガキ、インターネット、電話などの媒体を通してキャンペーンへの応募、アンケートへの回答、資料請求等を行っていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、看板・ポスター等で伝えられる情報量は限定されており、情報発信者が伝えたい情報が伝え切れなかった。また、消費者がハガキを書いたり、インターネットにアクセスするには手間と時間、費用がかかってしまう。 【0004】本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、看板・ポスター等の街頭広告に関する詳細な情報をその場で消費者に伝え、更に、消費者が商品購入、キャンペーン応募、アンケート回答、資料請求等の受付けをその場で行うことができる、広告システム及び記録媒体を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】前述した目的を達成するため、請求項1記載の発明は、広告に取り付けられた無線通信装置と、前記無線通信装置とネットワークを介して接続されるサーバと、前記無線通信装置と無線通信を行う携帯端末と、を具備し、前記サーバから前記無線通信装置を介して前記携帯端末に、前記広告に関連する情報が送られることを特徴とする広告システムである。 【0006】請求項1記載の発明により、サーバから、看板・ポスター等の街頭広告に取り付けられた無線通信装置を介して、一般消費者が持ち歩いている携帯端末に、その場で自動的に街頭広告に関連する情報提供を行うことができる。 【0007】請求項5記載の発明は、前記携帯端末は、前記広告に関連する情報を受け取ると、応答情報を前記無線通信装置に送信することを特徴とする請求項1に記載された広告システムである。 【0008】請求項5記載の発明により、一般消費者が携帯端末を通して、街頭広告に取り付けられた無線通信装置を介してサーバに、その場で応答情報の送信を行うことができる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、図に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、広告システム1の構成を示す図である。広告システム1は、街頭広告3に取り付けられた無線通信装置5、携帯端末7、ネットワーク9、コンテンツ管理サーバ11、コンテンツデータベース13、顧客情報管理サーバ17、顧客情報記憶装置19、決済管理サーバ23、決済情報記憶装置25等から構成される。 【0010】管理会社29は、コンテンツ管理サーバ11、コンテンツデータベース13、顧客情報管理サーバ17、顧客情報記憶装置19、決済管理サーバ23、決済情報記憶装置25を有し、コンテンツ管理サーバ11、コンテンツデータベース13、顧客情報管理サーバ17、顧客情報記憶装置19、決済管理サーバ23、決済情報記憶装置25が一つのサーバを形成すると考えてもよい。 【0011】街頭広告3は、電車、バス、タクシー等移動体の交通広告を含む看板・ポスター等の広告であり、無線通信装置5が取り付けられている。無線通信装置5は、Bluetooth規格等の無線接続機能を有する。携帯端末7もBluetooth規格等の無線接続機能を有し、無線通信装置5は通信圏内にいる複数の同様の機能を持つ携帯端末7と、無線通信によるデータの送受信を行う。無線通信装置5は、携帯端末7に対して街頭広告3に関する詳細な情報を発信し、携帯端末7から応答情報やユーザプロフィール等の情報を受信する。 【0012】携帯端末7は、一般消費者が持ち歩くPHSや携帯電話等である。また、無線通信装置5は、管理会社29のコンテンツ管理サーバ11、顧客情報管理サーバ17、決済管理サーバ23とネットワーク9を介してデータの送受信を行う。コンテンツ管理サーバ11は、コンテンツデータベース13が保持する広告コンテンツ15を管理するサーバであり、必要に応じて街頭広告3に対応する広告コンテンツ15を無線通信装置5に送信する。 【0013】広告コンテンツ15は、管理会社29が情報提供者31から仕入れた街頭広告3に関する広告情報33を情報加工したコンテンツであり、コンテンツデータベース13は、複数の街頭広告3に関する広告コンテンツ15を保持するデータベースである。広告情報33は、詳細情報、商品購入受付け情報、キャンペーン情報、アンケート情報、資料請求受付け情報等から成る。 【0014】例えば、商品購入受付け情報、キャンペーン情報、アンケート情報、資料請求受付け情報等は、許可登録制で携帯端末7に送信される。即ち、携帯端末7のユーザにユーザプロフィール情報の登録の許可と引き換えに、商品購入受付け情報、キャンペーン情報、アンケート情報、資料請求受付け情報等を提供する。 【0015】顧客情報管理サーバ17は、顧客情報記憶装置19が保持する顧客情報21を管理するサーバであり、無線通信装置5から送信された消費者からの応答情報に従ってアンケートの集計等の必要な処理を行い、また、応答情報とユーザプロフィール等の情報に基づいて顧客情報21を作成して情報提供者31に提供する。顧客情報21は、応答情報を送信した消費者の氏名、年齢、性別、住所、生年月日、職業、趣味趣向、血液型等の本人情報と、商品購入、キャンペーン参加、アンケート応募等の顧客履歴情報を有する。 【0016】決済情報管理サーバ23は、決済情報記憶装置25が保持する決済情報27を管理するサーバであり、消費者が商品購入を希望する等で、与信・決済処理が必要な場合、無線通信装置5から送信された消費者からの応答情報とユーザプロフィール等の情報に基づいて、顧客の住所、氏名、クレジットカード番号、支払い金額等から成る決済情報27を作成して銀行、クレジットカード会社等の決済機関35に送信する。 【0017】次に図2に示すフローチャートを用いて、広告システム1における処理手順を説明する。街頭広告3に取り付けられた無線通信装置5は、通信圏内に消費者が持ち歩く携帯端末7が入ったことを検知すると、コンテンツ管理サーバ11から送信された街頭広告3に関連する広告コンテンツ15を、携帯端末7に発信する(ステップ201)。ここで、無線通信装置5から送信された情報を受け取るか否かは、携帯端末7のユーザ側で選択できるようにしてもよい。 【0018】ユーザがその場で携帯端末7を用いて、商品購入、キャンペーン参加、アンケート応募、資料請求等の応答情報を無線通信装置5に発信すると(ステップ202)、無線通信装置5は、携帯端末7に登録されているユーザプロフィールを自動的に吸い上げ(ステップ203)、携帯端末7から得た応答情報とユーザプロフィールの情報をコンテンツ管理サーバ11、顧客情報管理サーバ17、決済管理サーバ23へ送信する(ステップ204)。コンテンツ管理サーバ11は、消費者からの応答情報に従って商品購入、キャンペーン参加、…、のそれぞれに対応する広告コンテンツ15を、無線通信装置5を介して携帯端末7に送信する(ステップ205)。 【0019】顧客情報管理サーバ17は、消費者からの応答情報に従ってアンケートの集計等の必要な処理を行うと同時に、応答情報とユーザプロフィールに基づいて顧客情報21を作成して、情報提供者31に提供する(ステップ205)。決済管理サーバ23は、商品購入等のように、消費者からの応答情報によって与信・決済処理が必要な場合は(ステップ206)、消費者からの応答情報情報とユーザプロフィールに基づいて決済情報27を作成して、決済機関35に渡す(ステップ207)。 【0020】以上の処理手順により、街頭広告3の近くいる消費者の携帯端末7に、その場で街頭広告3に関する詳細な情報を提供することができ、また、携帯端末7から商品購入、キャンペーン、アンケート、資料請求等の受付をすることができる。更に、作成した顧客の履歴情報を情報提供者31に提供したり、決済処理までも行うことができる。また、管理会社29は与信・決済処理が終わった後の商品の発送、問い合わせ対応などの処理を行ってもよい。 【0021】具体例を示すと、無線通信装置5の通信圏内にいる消費者の携帯端末7のディスプレイには、街頭広告3に関連する詳細な情報を受け取るか否かの選択画面が表示され、消費者が受け取ることを選択すると、詳細な情報が表示される。更に、商品購入、キャンペーン、アンケート、資料請求等に関する選択画面が表示され、許可登録制であることが示される。ここで消費者が「キャンペーン」の項目を選び、応答情報を発信すると、無線通信装置5は、携帯端末7に登録されているユーザプロフィールを自動的に吸い上げ、これらの情報をコンテンツ管理サーバ11、顧客情報管理サーバ17、決済管理サーバ23へ送信する。 【0022】コンテンツ管理サーバ11は、「キャンペーン」の応答情報に従って、キャンペーンに関する情報を無線通信装置5を介して携帯端末7に送信し、携帯端末7の表示画面には、キャンペーンの開催日時、場所等の情報が表示される。顧客情報管理サーバ17は、「キャンペーン」の応答情報とユーザプロフィールの情報に基づいて、個人情報と、キャンペーン参加を示す履歴情報から成る顧客情報21を作成し、情報提供者に渡す。キャンペーン参加は無料であるので、決済管理サーバ23による決済処理は行われない。 【0023】また、消費者が選択画面で「商品購入」の項目を選び、応答情報を発信すると、無線通信装置5は、携帯端末7に登録されているクレジットカード番号などを含むユーザプロフィールを自動的に吸い上げ、これらの情報をコンテンツ管理サーバ11、顧客情報管理サーバ17、決済管理サーバ23へ送信する。コンテンツ管理サーバ11は、「商品購入」の応答情報に従って、商品購入に関する情報を無線通信装置5を介して携帯端末7に送信し、携帯端末7の表示画面には、商品の商品番号、価格等の情報が表示される。 【0024】顧客情報管理サーバ17は、「商品購入」の応答情報とユーザプロフィールの情報に基づいて、個人情報と、商品購入を示す履歴情報から成る顧客情報21を作成し、情報提供者31に渡す。商品購入には与信・決済処理が必要なので、決済管理サーバ23は、「商品購入希望」の応答情報とユーザプロフィールに基づいて、顧客の氏名、住所、電話番号、クレジットカード番号、商品の価格等の決済情報27を作成し、決済機関35に渡す。 【0025】このように本実施の形態によれば、情報提供者は、街頭広告3では伝え切れない詳細な情報を即時に消費者に伝えることができ、効率的な集客ができる。また、消費者は、ハガキを書いたり、インターネットにアクセスすることなく、その場で簡単に、通信料の負担無しで、商品購入、キャンペーン、アンケート、資料請求等の受付をすることができる。尚、管理会社29は、情報提供者31に対して広告費、掲載料を課することができる。 【0026】 【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によれば、看板・ポスター等の広告に関する詳細な情報をその場で消費者に伝え、更に、消費者が商品購入、キャンペーン応募、アンケート回答、資料請求等の受付けをその場で行うことができる、広告システム及び記録媒体を提供することができる。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000002897 【氏名又は名称】大日本印刷株式会社
|
| 【出願日】 |
平成12年7月21日(2000.7.21) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100096091 【弁理士】 【氏名又は名称】井上 誠一
|
| 【公開番号】 |
特開2002−44042(P2002−44042A) |
| 【公開日】 |
平成14年2月8日(2002.2.8) |
| 【出願番号】 |
特願2000−220479(P2000−220479) |
|