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【発明の名称】 照射装置
【発明者】 【氏名】大野 幸彦

【氏名】東尾 篤史

【要約】 【課題】照射部内の酸素を不活性ガスに置換するために吹き込む不活性ガス量の低減化を図る。

【解決手段】真空中で電子線2を発生させ、当該電子線2を照射窓3を通して大気中に取り出し、照射部8に配置された被照射物7を照射する照射装置1において、ガスを噴出することによって照射部8の外側にエアカーテン23,24を形成する大気ガス噴出口21,22と、照射部8に不活性ガス9を吹き込むことによって、照射部8に存在している酸素をエアカーテン23,24を介して照射部8の外側に除去し、照射部8を不活性ガス雰囲気に置換する噴射ノズル5とを備える。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 真空中で荷電粒子ビームを発生させ、当該荷電粒子ビームを照射窓を通して大気中に取り出し、照射部に配置された被照射体を照射する照射装置において、ガスを噴出することによって前記照射部の外側にガスカーテンを形成するガス噴出手段と、前記照射部に不活性ガスを吹き込むことによって前記照射部に存在している酸素を前記ガスカーテンを介して前記照射部の外側に除去し、前記照射部を不活性ガス雰囲気に置換する不活性ガス吹込手段とを備えたことを特徴とする照射装置。
【請求項2】 真空中で荷電粒子ビームを発生させ、当該荷電粒子ビームを照射窓を通して大気中に取り出し、照射部に配置された被照射体を照射する照射装置において、供給されたガスを噴出することによって前記照射部の外側にガスカーテンを形成するガス噴出手段と、前記照射部に不活性ガスを吹き込むことによって前記照射部に存在している酸素を前記ガスカーテンを介して前記照射部の外側に除去し、前記照射部を不活性ガス雰囲気に置換する不活性ガス吹込手段と、前記不活性ガス吹込手段によって不活性ガス雰囲気に置換された前記照射部から、少なくとも前記不活性ガスを含むガスを回収し、前記回収したガスを前記ガス噴出手段へと供給するガス回収手段とを備えたことを特徴とする照射装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加速器から取り出される電子線等の荷電粒子ビームを用いて被照射体を照射する照射装置に係り、特に、被照射体の周囲の酸素を除去し、不活性ガス雰囲気に置換するのに適した照射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、加速器から取り出される電子線や陽子線、あるいはイオンビームといった荷電粒子線を用いて被照射物を照射する場合には照射装置が用いられている。
【0003】この種の照射装置の構成について、電子線を照射する電子線照射装置を例に図4を用いて説明する。
【0004】すなわち、図4にその構成を示すような電子線照射装置1は、図示しない真空排気装置でその内部が真空排気された真空容器6内で発生させた電子線2を、真空隔壁となる照射窓3を介して大気雰囲気の照射部8に出射させる。これによって、照射窓3に対峙して照射部8内に配置された被照射物7が照射される。
【0005】電子線発生部4(各種電極および電源類は図示せず)から一定エネルギーに加速されて出射した電子線2は、真空雰囲気である真空容器6内を進行し、照射窓3に入射される。これによって、電子線2は、照射窓3へ入射すると、照射窓3を構成している原子や分子等と非弾性散乱等の相互作用を繰り返すことによってそのエネルギーが失われる。
【0006】照射窓3に入射した電子線2の一部は、照射窓3の電子入射側へ向かって再出射(反射)したり、あるいは照射窓3の内部で全エネルギーを失って停止したりするが、照射窓3を透過した電子線2は大気圧領域内に出射される。このようにして大気中に出射された電子線2を、被照射物7に衝突させることによって被照射物7が照射される。
【0007】この場合、照射部8に存在する酸素が、被照射物7の性状や、期待する照射効果の低減をもたらす恐れがある。例えば、被照射物7に電子線を照射してゲル化反応を進行させる場合、図5に示すように、被照射物7がゲル化した割合であるゲル分率(%)は、電子線の線量が同じ場合には、酸素を含んでいる大気中照射時よりも、酸素が除去された窒素中照射時の場合の方が高いことがわかる。
【0008】このため、照射部8に存在する酸素を、不活性ガスに置換することが望ましく、照射部8はガス封入性に優れたケーシング10a,10bで構成し、更に、通常は照射部8に近接配置している噴射ノズル5からヘリウム(He)やアルゴン(Ar)などの不活性ガス9をケーシング10a,10bに充満させることで照射部8の酸素を除去して、酸素濃度を所定濃度以下(例えば100ppm以下)に保っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような従来の照射装置では、以下のような問題がある。
【0010】すなわち、以下の(1)から(3)までに示すような理由によって、噴射ノズル5から照射部8内に噴出する不活性ガス9の量が膨大になってしまうという問題がある。
【0011】(1)通常、被照射物7の形状は帯状である場合が多い。帯状でない個別体であっても、生産ラインとしては帯状コンベア11等によって、図中に示すように搬送方向Fに沿って搬送されているため、被照射物7の搬入口12および搬出口13が必要となる。しかしながら、このような搬入口12および搬出口13からは噴射ノズル5から照射部8に一旦吹き込んだ不活性ガス9が漏出するとともに、酸素が流入してしまう。したがって、このような搬入口12および搬出口13からの不活性ガス9の漏出、および酸素の流入の効果に打ち勝つように、噴射ノズル5からは膨大な量の不活性ガス9を吹き込まなくてはならない。
【0012】(2)照射部8から搬入口12までの距離、および照射部8から搬出口13までの距離をそれぞれ長くすれば、(1)で記載したような不活性ガス9の漏出、および酸素の流入の効果を低減することは可能であるが、これはケーシング10a,10bのサイズの大型化をもたらすために、不活性ガス9を封入する領域も必然的に大きくなり、やはり膨大な量の不活性ガス9を吹き込まなくてはならない。
【0013】(3)搬入口12および搬出口13を開閉式として、被照射物7の搬入時および搬出時のみに搬入口12および搬出口13を開き、酸素の流入を極力減らすようにすることも可能であるが、このような対策を施したとしても、搬入される被照射物7に付随する酸素までは、その進入を阻止することはできないために、やはり膨大な量の不活性ガス9を吹き込まなくてはならない。
【0014】なお、このように照射部8に不活性ガス9を吹き込むことによって酸素を除去する場合であって、吹き込む不活性ガス9の量を低減させる対策に関する技術としては、特開平9−292498号公報に開示されているものがある。この公報では、単純に照射部8に不活性ガス9の循環路を設け、この循環路の内部に不活性ガス9を強制的に循環させることによって不活性ガス9の消費量の低減を図っている。しかしながら、このように循環路を設けても搬入口12および搬出口13から漏洩する不活性ガス9を低減することはできない。また、搬入口12と照射部8、および搬出口13と照射部8との距離を短くすることもできず、ケーシング10a,10bの小型化がなされないために、上記問題を解決することはできない。
【0015】本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、照射部内に不活性ガスを吹き込むことによって酸素を除去する場合に、エアカーテンを形成して照射部をその外部雰囲気と隔離することによって、照射部内に吹き込んだ不活性ガスの外部への漏出量、および外部から照射部内に流入する酸素の流入量を抑制し、もって、照射部内に吹き込む不活性ガスの吹き込み量の低減化を図ることが可能な照射装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために、本発明では、以下のような手段を講じる。
【0017】すなわち、請求項1の発明では、真空中で荷電粒子ビームを発生させ、当該荷電粒子ビームを照射窓を通して大気中に取り出し、照射部に配置された被照射体を照射する照射装置において、ガスを噴出することによって照射部の外側にガスカーテンを形成するガス噴出手段と、照射部に不活性ガスを吹き込むことによって、照射部に存在している酸素をガスカーテンを介して照射部の外側に除去し、照射部を不活性ガス雰囲気に置換する不活性ガス吹込手段とを備える。
【0018】請求項2の発明では、真空中で荷電粒子ビームを発生させ、当該荷電粒子ビームを照射窓を通して大気中に取り出し、照射部に配置された被照射体を照射する照射装置において、供給されたガスを噴出することによって照射部の外側にガスカーテンを形成するガス噴出手段と、照射部に不活性ガスを吹き込むことによって、照射部に存在している酸素をガスカーテンを介して照射部の外側に除去し、照射部を不活性ガス雰囲気に置換する不活性ガス吹込手段と、不活性ガス吹込手段によって不活性ガス雰囲気に置換された照射部から、少なくとも不活性ガスを含むガスを回収し、回収したガスをガス噴出手段へと供給するガス回収手段とを備える。
【0019】従って、請求項1および請求項2の発明の照射装置においては、以上のような手段を講じることにより、ガスカーテンを形成し、照射部を外部雰囲気と隔離することができるので、照射部内に一旦吹き込んだ不活性ガスを効率よく照射部内に保持し、かつ外部雰囲気から照射部内に流入する酸素量を低減することができる。
【0020】その結果、照射部内に吹き込む不活性ガスの量の低減化を図ることが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0022】なお、以下の各実施の形態の説明に用いる図中の符号は、図4と同一部分については同一符号を付して示すことにする。
【0023】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施の形態を図1および図2を用いて説明する。
【0024】図1は、第1の実施の形態に係る照射装置の照射部周囲を詳細に示す構成概念図である。
【0025】すなわち、本実施の形態に係る照射装置は、図4に示す従来技術の照射装置のおける照射部8の、被照射物7の搬送方向Fの前方および後方に、大気ガス噴出口21,22をそれぞれ付加している。また、本実施の形態に係る照射装置は、コンプレッサ25,26を備えており、これらコンプレッサ25,26は、それぞれ大気ガス噴出口21,22に圧縮大気ガスを送風する。大気ガス噴出口21,22はそれぞれコンプレッサ25,26から圧縮大気ガスが送風されると、送風された大気ガスを噴出し、エアカーテン23,24をそれぞれ形成し、このエアカーテン23,24によって照射部8をその外部雰囲気から隔離する。
【0026】更に、本実施の形態に係る照射装置は、このようにエアカーテン23,24によって外部雰囲気から隔離された照射部8内に向けてヘリウム(He)やアルゴン(Ar)などの不活性ガス9を吹き込む噴射ノズル5を備えている。なお、図1では、噴射ノズル5をケーシング10aの搬入口12側に備え、搬送方向Fに向かって不活性ガス9を吹き込むようにしているが、逆に、噴射ノズル5をケーシング10bの搬出口13側に備え、搬送方向Fと逆の方向に不活性ガス9を吹き込むようにしても良い。このようにしてエアカーテン23,24によって外部雰囲気から隔離された照射部8に不活性ガス9を吹き込むことによって、照射部8内の酸素をエアカーテン23,24から照射部8の外側に追い出し、照射部8内の雰囲気を不活性ガス雰囲気としている。
【0027】なお、その他の構成は、従来技術で説明した構成と同一であるのでここでは重複説明を避ける。
【0028】次に、以上のように構成した本実施の形態に係る照射装置の作用について説明する。
【0029】すなわち、本実施の形態に係る照射装置は、大気ガス噴出口21,22から大気ガスを噴出することによって、エアカーテン23,24が形成され、このエアカーテン23,24によって照射部8がその外部雰囲気から隔離される。
【0030】更に、照射部8内に不活性ガス9を吹き込むことによって、照射部8内の酸素がエアカーテン23,23を介して照射部8外に押し出され、酸素が除去される一方で、吹き込まれた不活性ガス9はエアカーテン23,24によって照射部8の内部に効率よく保持される。これによって不活性ガス9の照射部8内から外部雰囲気への漏洩量の低減化が図られ、かつ、外部雰囲気から照射部8内への酸素の流入量の低減化もまた図られる。図2は、流体解析コードを用いて行った照射部8内の不活性ガス9の流れ方向、および酸素濃度分布の解析結果である。図中矢印で示すような噴射ノズル5から吹き込まれる不活性ガス9の吹き込み方向に沿って酸素濃度が低い領域が形成されている。照射効果に対して有意な影響を及ぼす酸素濃度は、100ppm程度であるが、照射部8全体に亘って酸素濃度は100ppm以下に保たれており、被照射物7が照射される位置である被照射物照射位置15における酸素濃度は100ppmに比べて十分低い値に保たれることがわかる。
【0031】なお、エアカーテン23,24自体は構造体ではないため、照射部8に搬入される被照射物7の形状に影響を受けにくく、異なる形状の被照射物7に対しても同等の作用効果が奏される。また、大気ガス噴出口21,22を照射部8の極近傍側に配置することによって、酸素を不活性ガス9に置換する置換領域が必要最小限とされる。
【0032】さらに、照射部8に搬入される被照射物7に、大気ガス噴出口21から吹き出される大気ガスを吹き付けることにより、被照射物7に付随する酸素の進入速度が、被照射物7の搬入速度に対して減速される。これによって、被照射物7が照射部8に高速で搬送される場合であっても、照射部8内の酸素を除去し、効率よく不活性ガス雰囲気が形成される。
【0033】上述したように、本実施の形態に係る照射装置においては、上記のような作用により、エアカーテン23,24を形成し、照射部8を外部雰囲気と隔離することができるので、照射部8内に一旦吹き込んだ不活性ガス9を効率よく照射部8内に保持し、かつ外部雰囲気から照射部8内に流入する酸素量を低減することができる。これによって、照射部8内に吹き込む不活性ガス9の量の低減化を図ることが可能となる。
【0034】ケーシング10a,10bのサイズが大きい場合であっても、エアカーテン23,24によって隔離される領域を限定することによって、酸素を不活性ガス9に置換する置換領域を必要最小限とすることができ、照射部8内に吹き込む不活性ガス9の量の更なる低減化を図ることも可能となる。
【0035】このように、照射部8内に不活性ガス9を必要最低限のみ吹き込むことによって照射部8内の酸素を除去して不活性ガス雰囲気に置換することが可能となる。また、エアカーテン23,24は、被照射物7の形状に依存しないので、汎用的に用いることができ、低コストで効率的な照射を行うことが可能となる。
【0036】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施の形態を図3を用いて説明する。
【0037】図3は、第2の実施の形態に係る照射装置の照射部周囲を詳細に示す構成概念図であり、図1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0038】すなわち、本実施の形態に係る照射装置は、第1の実施の形態に係る照射装置の変形例であって、コンプレッサ25,26を備えた大気ガス噴出口21,22の代わりに、循環ガス抜出口34、ファン28a,28b、循環ガス噴出ノズル29,31を備えた循環路27を備え、循環路27a,27bにおのおの備えられたファン28a,28bを駆動することによって、循環路27a,27b内を循環する循環ガス33を、循環ガス噴出ノズル29,31からそれぞれ噴出させ、エアカーテン23,24を形成するようにした点のみが異なる。このエアカーテン23,24は、第1の実施の形態と同様に、照射部8を、その外部雰囲気から隔離する。
【0039】そして、第1の実施の形態と同様にして、噴射ノズル5から照射部8内に不活性ガス9を吹き込むことによって、照射部8内の酸素を照射部8外に押し出して除去することによって、照射部8内を不活性ガス雰囲気に置換する。
【0040】更に、照射部8内に吹き込まれた不活性ガス9を含む照射部8近傍のガスは、ファン28a,28bの駆動によって発生する負圧によって、循環ガス抜出口34から循環ガス33として循環路27に取り込まれ、循環路27a,27bをそれぞれ循環した後にファン28a,28bの駆動によって、再び循環ガス噴出ノズル29,31から噴出されエアカーテン23,24を形成する。
【0041】このように、本実施の形態に係る照射装置では、照射部8近傍の不活性ガス雰囲気から不活性ガス9を含むガスを循環ガス抜出口34から取り出し、取り出したガスを循環ガス33として循環路27内を循環させて循環ガス噴出ノズル29,31から取り出し、この循環ガス33によってエアカーテン23,24を形成するようにしている。
【0042】なお、必要に応じて循環路27aからバイパスラインを設け、このバイパスラインの先端を冷却ガス噴出口32とし、この冷却ガス噴出口32から循環ガス33の一部を、照射窓3を冷却する冷却ガス30として照射窓3に向けて吹き出すようにしても良い。
【0043】次に、以上のように構成した本実施の形態に係る照射装置の作用について説明する。
【0044】すなわち、本実施の形態に係る照射装置は、第1の実施の形態に係る照射装置と同様に、エアカーテン23,24によって照射部8がその外部雰囲気と隔離される。この照射部8には、不活性ガス9が吹き込まれることによって照射部8内の酸素がエアカーテン23,24を介して外部雰囲気に追い出され、照射部8の内部が不活性ガス雰囲気に置換される。更に、照射部8がエアカーテン23,24によって外部雰囲気と隔離されていることによって、不活性ガス9の外部への漏出、および外部からの酸素の流入が抑制され不活性ガス雰囲気が効率よく維持される。このように照射部8に維持されている不活性ガス9の一部が、循環ガス抜出口34から循環路27側へと抜き出され、循環路27内を循環した後に循環ガス噴出ノズル29,31から噴出され、エアカーテン23,24の形成に供される。
【0045】この循環ガス33で作られるエアカーテン23,24は,通常の大気よりも酸素濃度が低いため,エアカーテン23,24中の酸素濃度も低くなり、照射部8内を不活性ガス雰囲気とするための不活性ガス9の消費量の低減化が図られる。
【0046】また、循環ガス33の一部が、冷却ガス30として、照射窓3側に噴出されるので、電子線2の照射によって高温化した照射窓3が冷却される。
【0047】上述したように、本実施の形態に係る照射装置においては、上記のような作用により、第1の実施の形態の場合において照射部8内に吹き込む不活性ガス9の量よりも少ない不活性ガス9で、第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することが可能となる。また、電子線2の照射によって高温化した照射窓3を冷却することも可能となる。
【0048】以上、本発明の好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら説明したが、本発明はかかる構成に限定されない。特許請求の範囲の発明された技術的思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、照射部内に不活性ガスを吹き込むことによって酸素を除去する場合に、エアカーテンを形成して照射部をその外部雰囲気と隔離することによって、照射部内に吹き込んだ不活性ガスの外部への漏出量、および外部から照射部内に流入する酸素の流入量を抑制することができる。
【0050】以上により、照射部内に吹き込む不活性ガスの吹き込み量の低減化を図ることが可能な照射装置を実現することができる。
【出願人】 【識別番号】000006208
【氏名又は名称】三菱重工業株式会社
【出願日】 平成13年5月15日(2001.5.15)
【代理人】 【識別番号】100058479
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦 (外5名)
【公開番号】 特開2002−341097(P2002−341097A)
【公開日】 平成14年11月27日(2002.11.27)
【出願番号】 特願2001−144951(P2001−144951)