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【発明の名称】 原子燃料集合体を組み立てるため燃料棒をスペーサのセルに挿入する方法
【発明者】 【氏名】大貫 義弘

【要約】 【課題】原子燃料集合体の組み立てに際し燃料棒を横向動してスペーサのセルに挿入する方法で、スペーサに前置の燃料棒挿入ガイド治具における横装縦向規制ガイドを回動可能とし、燃料棒の先行端部が垂下して隣装のセルへ進入し、燃料棒等が損傷するのを防止する。

【解決手段】先行端部4Aの曲成垂下した燃料棒4が、燃料棒挿入ガイド治具13の横装縦向規制ガイド13b間に開口した燃料棒案内通過口13Cに進入した際、回動軸ピン13gを中心に横装縦向規制ガイド13bを矢印X1の如く回動して、先行端部4Aを受承載装して下側の燃料棒案内通過口13Cへの導入を回避する。次に回動軸ピン13gにて矢印X2に横装縦向規制ガイド13bを逆回転し、燃料棒4のレベルをスペーサ5のセルレベルに整合して円滑なセルへの進入を保証する。さらに回動軸ピン13gでX2方向へ回動して離間空隙gを形成し、横装縦向規制ガイド13bにより燃料棒4に擦過傷を生じさせない。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 水平架台上に所定間隔だけ離間して所要数設置したスペーサ保持具にスペーサを保持させ、これらスペーサ保持具の手前側にあって燃料棒挿入ガイド治具を、上記の水平架台上に固定しておき、燃料棒を順次手前側の燃料棒挿入ガイド治具から、これに隣装のスペーサにおける所定セルに順次挿入させて行くようにした原子燃料集合体を組み立てるため燃料棒をスペーサのセルに挿入する方法において、上記燃料棒挿入ガイド治具の縦装横向規制ガイド群と、これに併装立設された横装縦向規制ガイド群とにより格子状態に区画形成された燃料棒案内通過口にあって、手動または動力によって押動された燃料棒の先行端部が、上記の横装縦向規制ガイド群における導入口に進入する際には、当該横装縦向規制ガイド群を構成している横装縦向規制ガイドを、手動または動力によってその導入側横端部が下降するように回動させることで、当該燃料棒の先行端部を、この横装縦向規制ガイド上に導入受承して載置させ、次いで燃料棒が進入して燃料棒挿入ガイド治具の燃料棒案内通過口を通り、背後に保持の前記スペーサにおける臨装のセルに進入するときは、前記の横装縦向規制ガイドを手動または動力により回動することで、燃料棒の被覆管をスペーサにおける当該セルのレベルと整合させるようにし、さらに当該燃料棒が上記のセルにより位置決めされた状態で進入して行く際には、これまた手動または動力によって前記横装縦向規制ガイドを回動することにより、燃料棒の被覆管と当該横装縦向規制ガイドとの間に離間空隙が形成されるようにしたことを特徴とする原子燃料集合体を組み立てるため燃料棒をスペーサのセルに挿入する方法。
【請求項2】 水平架台上に所定間隔だけ離間して所要数設置したスペーサ保持具にスペーサを保持させ、これらスペーサ保持具の手前側にあって燃料棒挿入ガイド治具を、上記の水平架台上に固定しておき、燃料棒を順次手前側の燃料棒挿入ガイド治具から、これに隣装のスペーサにおける所定セルに順次挿入させて行くようにした原子燃料集合体を組み立てるため燃料棒をスペーサのセルに挿入する方法において、上記燃料棒挿入ガイド治具の縦装横向規制ガイド群と、これに併装立設された横装縦向規制ガイド群とにより格子状態に区画形成された燃料棒案内通過口にあって、手動または動力によって押動された燃料棒の先行端部が、上記の横装縦向規制ガイド群における導入口に進入する際には、当該横装縦向規制ガイド群を構成している横装縦向規制ガイドを、手動または動力によってその導入側横端部が下降するように回動させることで、当該燃料棒の先行端部を、この横装縦向規制ガイド上に導入受承して載置させ、次いで燃料棒が進入して燃料棒挿入ガイド治具の燃料棒案内通過口を通り、背後に保持の前記スペーサにおける臨装のセルに進入するときは、前記の横装縦向規制ガイドを手動または動力により回動することで、燃料棒の被覆管をスペーサにおける当該セルのレベルと整合させるようにし、さらに当該燃料棒がスペーサのセルにより位置決めされた状態で進入して行く際には、これまた手動または動力によって前記横装縦向規制ガイドを回動することにより、燃料棒の被覆管と当該横装縦向規制ガイドとの間に離間空隙が形成され、さらに前記した燃料棒挿入ガイド治具の縦装横向規制ガイド群における縦装横向規制ガイドは、何れも手動または動力により、その導入側縦端部を左右方向へ回動させることによって、相隣の一対である縦装横向規制ガイドにおける導入側縦端部間を拡開することで、燃料棒の導入を許容し易くさせた後、当該両縦装横向規制ガイドを手動または動力により復動させることで、当該燃料棒の導入通過が矯正されるようにしたことを特徴とする原子燃料集合体を組み立てるため燃料棒をスペーサのセルに挿入する方法。
【請求項3】 横装縦向規制ガイドが、その幅長方向中央部における回動軸ピンを中心に回動自在であり、かつその導入側横端部を頂点として底辺と上斜面とからなるくさび形状に形成されている請求項1または請求項2に記載されている原子燃料集合体を組み立てるため燃料棒をスペーサのセルに挿入する方法。
【請求項4】 横装縦向規制ガイドが、その幅長方向中央部における回動軸ピンを中心に回動自在であり、かつその端面形状が楕円状に形成されている請求項1または請求項2に記載されている原子燃料集合体を組み立てるため燃料棒をスペーサのセルに挿入する方法。
【請求項5】 縦装横向規制ガイド群と、これに併装立設された横装縦向規制ガイド群とにより格子状態に区画形成された燃料棒案内通過口を具有する燃料棒挿入ガイド治具にあって、上記縦装横向規制ガイド群と横装縦向規制ガイド群を夫々構成する縦装横向規制ガイドと横装縦向規制ガイドとが二分断状態であり、当該分断離間箇所が全体として千鳥状配置に配在されていると共に、上記の分断離間箇所が、燃料棒案内通過口におけるコーナ寄りに設定されている請求項1ないし請求項2に記載されている原子燃料集合体を組み立てるため燃料棒をスペーサのセルに挿入する方法。
【請求項6】 手動または自動によって押動された燃料棒の先行端部が、横装縦向規制ガイド群における導入口に進入する際には、当該進入を検知した前置センサからの検知信号をシーケンサに入力し、これによるシーケンサの出力信号によりサーボドライバを稼動して、これにより駆動されるサーボモータによって、横装縦向規制ガイド群における横装縦向規制ガイドを回動制御すると共に、当該燃料棒の先行端部がスペーサのセルに進入する際には、当該進入を検知した後置センサからの検知信号をシーケンサに入力し、これによるシーケンサの出力信号によりサーボドライバを稼動して、これにより駆動されるサーボモータによって、横装縦向規制ガイド群における横装縦向規制ガイドを回動制御するようにした請求項1ないし請求項2に記載されている原子燃料集合体を組み立てるため燃料棒をスペーサのセルに挿入する方法。
【請求項7】 燃料棒押し込み装置により自動的に押動された燃料棒の先行端部が、横装縦向規制ガイド群における導入口に進入する際には、当該進入距離が所定位置に達したことを確認した押し込み側サーボドライバからの信号がシーケンサに入力され、これによるシーケンサの出力信号により組立側サーボドライバを稼動して、これにより駆動されるサーボモータによって、横装縦向規制ガイド群における横装縦向規制ガイドを回動制御すると共に、当該燃料棒の先行端部がスペーサのセルに進入する際には、当該進入距離が所定位置に達したことを確認した押し込み側サーボドライバからの信号がシーケンサに入力され、これによるシーケンサの出力信号により組立側サーボドライバを稼動して、これにより駆動されるサーボモータによって、横装縦向規制ガイド群における横装縦向規制ガイドを回動制御するようにした請求項1ないし請求項2に記載されている原子燃料集合体を組み立てるため燃料棒をスペーサのセルに挿入する方法。
【請求項8】 燃料棒挿入ガイド治具における横装縦向規制ガイド群の回動軸ピンにより回動自在な横装縦向規制ガイドと、縦装横向規制ガイド群の回動軸ピンにより回動自在な縦装横向規制ガイドとが、燃料棒挿入ガイド治具に設けたサーボモータの軸回転ロールを、上記の各回動軸ピンに外接することにより回転が伝達されるようにした請求項1ないし請求項2に記載されている原子燃料集合体を組み立てるため燃料棒をスペーサのセルに挿入する方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は原子燃料集合体の組立作業において、水平架台上に構成部材としての水管、スペーサ、下部タイプレートなどを保持具等によって立設しておき、保持状態の当該スペーサにおける正方行列の多数の各セルに対して、夫々の燃料棒を手動または自動により挿入保持させるための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】既知の通り原子燃料集合体1は図11(A)に略示の如く上部タイプレート2と下部タイプレート3との間に、多数本の図11(B)に示す如き燃料棒4を、複数のスペーサ5に形成された格子状またはリング状のセルに挿入保持して構成されたものである。ここで、図11(B)の燃料棒4にあって、4aは上部端栓、4bは被覆管、4cは下部端栓、4dはプレナムスプリング、4eは燃料ペレットを示している。さてこのような原子燃料集合体1を組み立てるためには、燃料棒4をスペーサ5のセル挿入しなければならないが、従来における当該挿入方法は図12によって理解される通り、水平架台6上に複数のスペーサ保持具7を所定間隔だけ離間立設して、これにスペーサ5を保持させる。そしてスペーサ保持具7の手前側近傍にあって水平架台6上に燃料棒ガイド治具8を立設するようにし、水平架台6の右端側には下部タイプレート保持具9を立設して、これに下部タイプレート3を保持し、その手前側近傍にも燃料棒ガイド治具8を立設しておき、このような状態にあって燃料棒4の上部端栓4aを先行端部として矢印X方向へ当該燃料棒4を挿入することで、各核燃料棒4をスペーサ5の所定セルに対して挿入して行くことになる。なお図12にあって10は上部タイプレート保持具を示している。
【0003】ここで上記した従来における燃料棒ガイド治具8の構成につき、図13の右側面図によって説示すると、その前方側(図12の手前側(左側))に所要複数の横装ガイド板8aが所定間隔をもって併設されてなる横装ガイド板群8Aが立設され、その後方側(図12の右側)に縦装ガイド板群8Bが立設され、当該縦装ガイド板群8Bは所要複数の縦装ガイド板8bが所定間隔だけ離間して併設されている。従って上記の横装ガイド板群8Aと縦装ガイド板群8Bとによって、格子状態に配設されることになる横装ガイド板8aと縦装ガイド板8bとにより区画された燃料棒通口8cが多数区画形成されており、図13の仮想線で示した円形が燃料棒4の挿入位置を示している。従って上記の燃料棒4が比較的太く強固に形成されている場合は燃料棒4の先行端部が燃料棒ガイド治具8の燃料棒通口8cに挿入されることになるが、燃料棒4の本数が8X8、9X9等の正方行列をもつことになると、当然燃料棒4の外径が細くなり、挿入作業中における燃料棒4自体のたわみが大きくなると共に、燃料棒4の相互間隔も狭くなって横装ガイド板8aも薄手にしなければならず、この結果以下の如き問題が生ずることになる。
【0004】すなわち、スペーサ5の直前にあって燃料棒ガイド治具8を立設して燃料棒4を正しくスペーサ5のセルに導入しようとすると、燃料棒4の上記した大きな垂れ下がりにより、所定の燃料棒通口8cに導入通過せず、一段下側の燃料棒通口8cからこれに導通する下段のセルに導入されてしまうこととなる。そこで、かかる問題を回避するための手段としては、スペーサ5に係るスペーサスパンにあって複数の燃料棒ガイド治具8を併装立設することが必要とされているが、これでは作業性が悪くまた燃料棒ガイド治具8相互間の整合性も満足させなばならず、また多数の治具を用意しなければならない。
【0005】さらに上記従来の燃料棒ガイド治具8による燃料棒4の挿入方法によるときは、上記の如き垂れ下がりによる問題が生ずるだけでなく燃料棒通口8cに挿通した燃料棒4が、スペーサ5のセルに進入して行く挿入行程中にあって、燃料棒4の被覆管4bは特に横装ガイド板8a上に載置された接触状態で進入して行くことから、燃料棒4への擦過傷が発生することになる。そして燃料棒4には既知の如く標準燃料棒でなく、タイロッド燃料棒も組み込まれるから、この種の燃料棒ではその両端に設けられた端栓部分に螺子構造をもち、これを上部タイプレート2、下部タイプレート3に螺着することになることから、当該燃料棒4の回転ねじ込み作業に際して、その被覆管4bが特に上部タイプレート2と下部タイプレート3に螺着することになることから、当該燃料棒4の回転ねじ込み作業に際して、その被覆管4bが特に横装ガイド板8aに摺接し、これにより被覆管4bの周面にあって、上記螺子構造の螺子ピッチに応じた螺旋状の接触傷が発生することになるので、燃料棒4が使用不能となったり、燃料棒ガイド治具8の耐久性が保証し得なくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術がもつ欠陥につき検討されたもので、請求項1によるときは従来の如き固定された横装ガイド板と縦装ガイド板とによる燃料棒ガイド治具を用いて燃料をスペーサのセルに挿入しようとするのではなしに、スペーサの手前側に立設した燃料棒挿入ガイド治具に設けられた横装縦向規制ガイド群における横装縦向規制ガイドを固設してしまうのではなしに、手動または自動で回動自在としておくのである。このようにすることで、従来例と同じく押動されて来た燃料棒の先行端部が垂れ下がり状態になっていても、横装縦向規制ガイドを回動させることで、その導入側横端部を適時下降させ、上記の先行端部をこの横装縦向規制ガイド上に導入受承して載置可能とし、このことにより下方位置に開口の燃料棒案内通過口に進入させないようにして、燃料棒や燃料棒挿入ガイド治具の不測な損傷を確実に回避可能となし、かくして前記のように一スペーサスパンにあって複数の燃料棒挿入ガイド治具を立設する必要性を解消しようとするのが、第1の目的である。
【0007】さらに請求項1に係る方法によるときは、上記の横装縦向規制ガイドにつき、燃料棒が燃料棒挿入ガイド治具の前記燃料棒案内通過口から隣設のスペーサにおけるセルに進入するときにあって、前同横装縦向規制ガイドを回動させて燃料を持ち上げることで、これをセルのレベルと整合させるのであり、このことによって当該燃料棒がセル内へ円滑に進入されるように、もって燃料棒の被覆管に対する不本意な損傷が発生しないようにするのが第2の目的である。
【0008】そして請求項1における第3の目的は、次いで燃料棒が進入して行き、上記のセルに載装されて位置決めされるに至った際には、前同横装縦向規制ガイドを、さらに回動させるようにして、横装縦向規制ガイドから燃料棒が浮上した位置に存するようにし、かくして燃料棒の被覆管が進入や螺回によって横装縦向規制ガイドにより擦過傷を受けることのないようにし、かつ当該ガイド部材への荷重を消去することで、その変形とか磨耗の発生をも回避し燃料棒挿入ガイド治具の寿命を大幅に伸延しようとするものである。
【0009】次に請求項2にあっては、上記の請求項1の構成に付加して、燃料棒挿入ガイド治具の縦装横向規制ガイドについても、これを固設とせずに左右方向へ回動自在としておき、相隣一対の縦装横向規制ガイドにつき、その導入側縦端部間を適時拡開したり、復動させるようにすることで、燃料棒の導入通過を円滑に矯正できるようにし、より一層固定状態にあるスペーサの所定セルに対し、高精度に整合した進入を保証し、被覆管の擦過傷発生防止に対する信頼性を、さらに向上しようとしている。
【0010】請求項3ないし請求項8は、何れも請求項1と請求項2とに従属するもので、請求項3にあっては、前記横装縦向規制ガイドの端面形状を適切なくさび形状に形成することによって、請求項1および請求項2における前記の目的を確実に達成しようとしている。請求項4では上記の如き直角三角形状にするのではなく、端面が楕円状となるように横装縦向規制ガイドを構成しておくことで、上記の請求項3と同等の目的を達成させると共に、耐久性に富んだ横装縦向規制ガイドを提供しようとしている。
【0011】請求項5の場合にあっては、燃料棒挿入ガイド治具の横装縦向規制ガイドと縦装横向規制ガイドとを一部材で形成してしまうのではなく、夫々を二分断状態として、その分断離間箇所が全体として千鳥状配置となるようにし、かつ当該分断離間箇所が燃料棒案内通過口におけるコーナ寄りに設定されるようにしておくことで弾性を保有させ、これにより合成樹脂などにより形成しても長期使用による磨耗や、たわみによる変形を防ぐと共に、分断離間箇所の上記配在により、横装縦向規制ガイド群や縦装横向規制ガイド群としての機械的強度をも低下させないようにし、耐久性をこの点からも保有させようとしている。
【0012】そして請求項6では燃料棒の先行端部が進入されて来た状態と、請求項1または請求項2における横装縦向規制ガイドの回動とを、自動的にどのようにして同期させるのかの手段を例示しており、燃料棒の先行端部が横装縦向規制ガイド群の導入口に進入すれば、これを前置センサによって検知し、シーケンサそしてサーボドライバ、さらにはサーボモータにより横装縦向規制ガイドを回動制御するようにし、さらに当該先行端部がスペーサのセルに進入するに際しても、これを上記と同様に後置センサにより検知後、シーケンサ等前同様の構成部材を稼動させることで、横装縦向規制ガイドを回動させ、かくて請求項1と請求項2に係る挿入方法の自動化を実現しようとしている。
【0013】さらに請求項7にあっては、上記請求項6における前置後置センサを利用するのではなく、燃料棒の先行端部が燃料棒押し込み装置により押動されるようにし、この際当該進入距離の測定値が得られるようにし、この測定値が所定値に達したことを確認することに基づいて、サーボモータによって横装縦向規制ガイドの回動制御を行うようにし、かくて請求項1と請求項2に係る挿入方法の自動化を行い得るようにしている。
【0014】そして請求項8では、上記した燃料棒挿入ガイド治具における横装縦向規制ガイドの回動軸ピンによる回動と縦装横向規制ガイドの回動軸ピンによる回動を、サーボモータの軸回転ロールを、上記の各回動軸ピンに外接することで回転が伝達されるようにして、多数のサーボモータを使用しても小型化の実現が可能となるようにしている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を達成するため水平架台上に所定間隔だけ離間して所要数設置したスペーサ保持具にスペーサを保持させ、これらスペーサ保持具の手前側にあって燃料棒挿入ガイド治具を、上記の水平架台上に固定しておき、燃料棒を順次手前側の燃料棒挿入ガイド治具から、これに隣装のスペーサにおける所定セルに順次挿入させて行くようにした原子燃料集合体を組み立てるため燃料棒をスペーサのセルに挿入する方法において、上記燃料棒挿入ガイド治具の縦装横向規制ガイド群と、これに併装立設された横装縦向規制ガイド群とにより格子状態に区画形成された燃料棒案内通過口にあって、手動または動力によって押動された燃料棒の先行端部が、上記の横装縦向規制ガイド群における導入口に進入する際には、当該横装縦向規制ガイド群を構成している横装縦向規制ガイドを、手動または動力によってその導入側横端部が下降するように回動させることで、当該燃料棒の先行端部を、この横装縦向規制ガイド上に導入受承して載置させ、次いで燃料棒が進入して燃料棒挿入ガイド治具の燃料棒案内通過口を通り、背後に保持の前記スペーサにおける臨装のセルに進入するときは、前記の横装縦向規制ガイドを手動または動力により回動することで、燃料棒の被覆管をスペーサにおける当該セルのレベルと整合させるようにし、さらに当該燃料棒が上記のセルにより位置決めされた状態で進入して行く際には、これまた手動または動力によって前記横装縦向規制ガイドを回動することにより、燃料棒の被覆管と当該横装縦向規制ガイドとの間に離間空隙が形成されるようにしたことを特徴とする原子燃料集合体を組み立てるため燃料棒をスペーサのセルに挿入する方法を提供しようとしている。
【0016】請求項2にあっては、上記請求項1の構成に付加して、さらに前記した燃料棒挿入ガイド治具の縦装横向規制ガイド群における縦装横向規制ガイドは、何れも手動または動力により、その導入側縦端部を左右方向へ回動させることによって、相隣の一対である縦装横向規制ガイドにおける導入側縦端部間を拡開することで、燃料棒の導入を許容し易くさせた後、当該両縦装横向規制ガイドを手動または動力により復動させることで、当該燃料棒の導入通過が矯正されるようにしたことを特徴としている。
【0017】そして請求項1および請求項2に対する従属項にあっては、請求項3の場合、横装縦向規制ガイドが、その幅長方向中央部における回動軸ピンを中心に回動自在であり、かつその導入側横端部を頂点として底辺と上斜面とからなるくさび形状に形成されていることを、その内容とし、請求項4では横装縦向規制ガイドが、その幅長方向中央部における回動軸ピンを中心に回動自在であり、かつその端面形状が楕円状に形成されている。
【0018】さらに請求項5にあっては、同じく請求項1および請求項2に関し、縦装横向規制ガイド群と、これに併装立設された横装縦向規制ガイド群とにより格子状態に区画形成された燃料棒案内通過口を具有する燃料棒挿入ガイド治具にあって、上記縦装横向規制ガイド群と横装縦向規制ガイド群を夫々構成する縦装横向規制ガイドと横装縦向規制ガイドとが二分断状態であり、当該分断離間箇所が全体として千鳥状配置に配在されていると共に、上記の分断離間箇所が、燃料棒案内通過口におけるコーナ寄りに設定されていることをその内容としている。
【0019】また請求項6では、前同請求項1、2に関し手動または自動によって押動された燃料棒の先行端部が、横装縦向規制ガイド群における導入口に進入する際には、当該進入を検知した前置センサからの検知信号をシーケンサに入力し、これによるシーケンサの出力信号によりサーボドライバを稼動して、これにより駆動されるサーボモータによって、横装縦向規制ガイド群における横装縦向規制ガイドを回動制御すると共に、当該燃料棒の先行端部がスペーサのセルに進入する際には、当該進入を検知した後置センサからの検知信号をシーケンサに入力し、これによるシーケンサの出力信号によりサーボドライバを稼動して、これにより駆動されるサーボモータによって、横装縦向規制ガイド群における横装縦向規制ガイドを回動制御するようにしている。
【0020】さらに請求項7にあっても請求項1と請求項2に従属し、その内容は燃料棒押し込み装置により自動的に押動された燃料棒の先行端部が、横装縦向規制ガイド群における導入口に進入する際には、当該進入距離が所定位置に達したことを確認した押し込み側サーボドライバからの信号がシーケンサに入力され、これによるシーケンサの出力信号により組立側サーボドライバを稼動して、これにより駆動されるサーボモータによって、横装縦向規制ガイド群における横装縦向規制ガイドを回動制御すると共に、当該燃料棒の先行端部がスペーサのセルに進入する際には、当該進入距離が所定位置に達したことを確認した押し込み側サーボドライバからの信号がシーケンサに入力され、これによるシーケンサの出力信号により組立側サーボドライバを稼動して、これにより駆動されるサーボモータによって、横装縦向規制ガイド群における横装縦向規制ガイドを回動制御するようにしたことである。
【0021】請求項8でも、これまた請求項1と請求項2に従属し、その内容は燃料棒挿入ガイド治具における横装縦向規制ガイド群の回動軸ピンにより回動自在な横装縦向規制ガイドと、縦装横向規制ガイド群の回動軸ピンにより回動自在な縦装横向規制ガイドとが、燃料棒挿入ガイド治具に設けたサーボモータの軸回転ロールを、上記の各回動軸ピンに外接することにより回転が伝達されるようにしたことである。
【0022】
【発明の実施の形態】本願に係る請求項1について特に図1と図2によって以下詳記するが、前説の従来技術において説示した構成部材と同じ内容のものについては同一符号が用いられており、図12により前説した従来例と略同様にして水平架台6上に所定間隔だけ離間して所要数設置したスペーサ保持具7にスペーサ5を保持させ、これらスペーサ保持具7の手前側(左側)にあって、前記従来の燃料棒ガイド治具8とは違った構造をもつ燃料棒挿入ガイド治具13を、同上水平架台6上に固定しておき、燃料棒4を順次手前側の燃料棒挿入ガイド治具13から、これに隣装のスペーサ5における既知のセルに順次挿入させて行くようにした原子燃料集合体1を組み立てるため燃料棒4をスペーサ5のセルに挿入する方法に関するものである。ここで上記した燃料棒挿入ガイド治具13なるものは、図2によって理解される通り縦装横向規制ガイド群13Aと、これに併装立設された横装縦向規制ガイド群13Bとにより格子状態に区画形成された燃料棒案内通過口13Cが開通されている。そして上記の図示例では横装縦向規制ガイド群13Bが図1等によって示されている通り手前側(左側)に、そして縦装横向規制ガイド群13Aが、その後背側(右側)に配設されているが、これについては押入される燃料棒4の上部端栓4aとしての先行端部4Aが、前説した如くそれほど大きく垂れ下がっていなければ、両者13B、13Aの配装順位は逆転させるようにしてもよい。
【0023】次いで、手動または動力によって押動された燃料棒4の先行端部4Aが、横装縦向規制ガイド群13Bにおける燃料棒案内通過口13Cの導入口13aに進入した際には、この横装縦向規制ガイド群13Bを構成している多数の横装縦向規制ガイド13bにつき、その一つを手動または動力によって、その導入側横端部13dが下降するように図1(A)の矢印X1方向へ回動させるのである。こうすることで上記燃料棒4の先行端部4Aを、これが垂れ下がり状態でも上記の横装縦向規制ガイド群13b上に導入受承して載置させ得ることになる。次いで燃料棒4が進入して行き燃料棒挿入ガイド治具13における前記の燃料棒案内通過口13Cを通り、背後に保持されている前記のスペーサ5における臨装のセルに進入するときは、横装縦向規制ガイド群13bを手動または動力により矢印X1とは反対の矢印X2方向へ回動(逆動)することで、当該燃料棒4の被覆管4bを、図1(B)により明示の如くスペーサ5における当該セルのレベルと整合させるようにし、このことで被覆管4bを円滑に当該セルへ進入させ得ることになる。
【0024】さらに請求項1にあっては、この燃料棒4が上記したセルに進入して、ここで位置決めされた状態で安定して進入して行く段階となった際には、これまた手動か動力によって、横装縦向規制ガイド13bを、さらに矢印X2方向へ回動させることにより、燃料棒4の被覆管4bと横装縦向規制ガイド13bとの間に離間空隙gを図1(B)に開示の如く形成させるようにするのであり、このようにすることで当該横装縦向規制ガイド13bと被覆管4bとの接触を解消して、被覆管4bに擦過傷が形成されたり、横装縦向規制ガイド13bが損耗したりすることを回避するのである。
【0025】次に請求項2に係る燃料棒4の挿入方法につき説示すると、ここでは上記請求項1の構成内容に対して以下の構成が付加されることになる。すなわち、ここでは燃料棒挿入ガイド治具13の前記した縦装横向規制ガイド群13Aにおける縦装横向規制ガイド13eにつき、その何れについても手動または動力によって、図1、図2により理解される通り、その導入側縦端部13fを図1では前後、図2では左右方向へ回動させる。このことにより相隣の一対である縦装横向規制ガイド13e、13eにおける導入側縦端部13f間を拡開し、これにより燃料棒4の導入を許容し易くさせるのであり、その後にあって当該両縦装横向規制ガイド13eを手動または動力により復動させることで、当該燃料棒4の導入通過が矯正されるようにし、燃料棒の左右方向に対する正しい進入を保証してスペーサ5のセルに対し、より円滑な進入を確保しようとしている。
【0026】さて、ここで以下請求項1と請求項2に従属する請求項3ないし請求項8につき説示すると、先ず請求項3と請求項4では、前記した横装縦向規制ガイド13bの望ましい具体例を明示しており、請求項3にあっては図1と図4とにより理解される通り横装縦向規制ガイド13bが、その幅長方向中央部における回動軸ピン13gを中心として回動自在としてあり、しかもその導入側横端部13dを頂点として底辺部13hと上斜面部13iとにより形成されたくさび形状にその端面が形成されている。従って請求項1につき前説した通り図1(A)を参照して燃料棒4の先行端部4Aが傾斜した上斜面部13iに受承されることになり、図1(B)にあっては燃料棒4の被覆管4bが、上斜面部13iの奥方高所に載接され、さらに図1(C)では当該上斜面部13iが水平状態となることで、これと被覆管4bとの間に離間空隙gが形成されることとなる。
【0027】請求項4における横装縦向規制ガイド13bにつき説示すると、図3に明示の如くこれまた幅長方向中央部における回動軸ピン13gを中心に回動自在であるが、その端面形状は楕円状に形成されている。従ってこのような横装縦向規制ガイド13bを使用した場合は図3(A)の如く楕円の長径を斜傾状となるよう回動したとき、燃料棒4の先行端部4Aが垂下状態であっても受承し易くなる。そして同図(B)の如く長径が直立状態となるよう回動させることで、燃料棒4の被覆管4bが(A)の場合よりも持ち上げられて、スペーサ5のセルレベルに整合される。さらに同図(C)の如く長径を水平状態となるよう回動させれば、横装縦向規制ガイド13bの高さが低下し、従って前記した離間空隙gの形成が可能となる。
【0028】さらに請求項5につき図2を参照して説示すると、請求項1そして請求項2の挿入方法を実施する際に用いることになる燃料棒挿入ガイド治具13は、縦装横向規制ガイド群13Aと横装縦向規制ガイド群13Bとにより格子状態に区画形成の燃料棒案内通過口13Cを具有しているが、縦装横向規制ガイド群13Aを構成する縦装横向規制ガイド13eと、横装縦向規制ガイド群13Bを構成する横装縦向規制ガイド13bとの何れもが、二分断状態であって、当該分断離間箇所13j、13kが全体として千鳥配置に配在されていると共に、この分断離間箇所13j、13kが、燃料棒案内通過口13Cにおける格子状をなすコーナ寄りに設定されているのである。従って縦装横向規制ガイド群13Aと横装縦向規制ガイド群13Bが弾性を帯有することになり、挿通する燃料棒4と当接しても無理な力で被覆管4bを傷付けたり、また上記両ガイド13A、13Bを破損したり摩耗してしまうことも抑制されることからその耐久性を保証し得ることになる。
【0029】請求項6にあっては、手動または自動によって押動された燃料棒4の先行端部4Aをセンサによって検知することで、自動的に横装縦向規制ガイド群13Bを適時適切に回動制御しようとするもので、これを図6と図7によって説示すると以下の通りである。すなわち、上記の押動されて来た燃料棒4の先行端部4Aが横装縦向規制ガイド群13Bの導入口13aに進入する際には、当該進入を検知した前置センサ13mからの検知信号をシーケンサ13nに入力し、これによるシーケンサ13nの出力信号によりサーボドライバ13pを稼動して、これにより駆動されるサーボモータ13qによって、横装縦向規制ガイド13bを回動制御すると共に、この燃料棒4の先行端部4Aがスペーサ5のセルに進入する際には、この進入を検知した後置センサ13rからの検知信号を上記と同じくシーケンサ13nに入力し、これによるシーケンサ13nの出力信号によりサーボドライバ13pを稼動して、これにより駆動されサーボモータ13qによって横装縦向規制ガイド13bを回動制御するのである。
【0030】さらに請求項7につき説示すると、これまた請求項6の場合と同じく横装縦向規制ガイド群13Bの適時適切な回動制御を自動的に実施しようとするものであるが、ここではセンサを用いるのではなく図9に開示の如く燃料棒4を手動で押動することなしに燃料棒押し込み装置14により自動的に押動させるのである。これを図9の参照により以下説示すると、燃料棒押し込み装置14が、前説の横装縦向規制ガイド群13Bにおける導入口13aに進入する際には、それまでの進入距離が所定値に達したことを確認した押し込み側サーボドライバ14aからの信号がシーケンサ14bに入力されて、これによるシーケンサ14bの出力信号により組立側サーボドライバ14cを稼動して、これにより駆動されるサーボモータ14dによって横装縦向規制ガイド13bを回動制御する。そして、さらに上記の先行端部4Aがスペーサ5のセルに進入する際には、当該進入距離が前記の場合と同様にして所定値に達したことを確認した押し込み側サーボドライバ14aの信号がシーケンサ14bに入力され、これによるシーケンサ14bの出力信号により組立側サーボドライバ14cを稼動して、これにより駆動されるサーボモータ14dによって横装縦向規制ガイド13bを回動制御するのであり、このようにすることで請求項6のように多数の前置センサと後置センサを用いないですむことになる。
【0031】そして請求項8によるときは、燃料棒挿入ガイド治具13における横装縦向規制ガイド群13Bの回動軸ピン13gにより回動自在な横装縦向規制ガイド13bと、縦装横向規制ガイド群13Aの図示されていない回動軸ピンにより回動自在な縦装横向規制ガイド13eとにつき、これらをどのようにして回動させるかを示している。これを図8と図10とを参照して説示すると、燃料棒挿入ガイド治具13に設けた複数のサーボモータ15にあって、その軸回転ロール15aを、上記した各回動軸ピン13gに外接することにより回転が伝達されるようにするのである。かくして多数列設されたサーボモータ15を使用するものの、全体を小形化でき、多数本の回動軸ピン13gとを支障なく夫々各別に回転することが可能となる。
【0032】ここで図5について付設しておくと左側の上下に開示された物は標準燃料棒4Bを示し、その中間に示されているのがタイロッド燃料棒4Cであり、右側に開示されている丸棒状の物は、燃料棒4の先行端部4Aが大きく垂れ下がってしまうことのない場合に採用される回動することのない横装ガイド棒16を示しており、その長手方向中央部には凹設細成部16aが形成されている。このような凹設細成部16aを形成することにより標準燃料棒4Bの下部端栓は横装ガイド棒16の大径部16bに受承されるが、タイロッド燃料棒4Cの螺子付き下部端栓4Dは支障なく凹設細成部16a上に受承されることになる。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上のようにして実施し得るものであるから、請求項1によるときは挿入すべき燃料棒が垂れ下がっていても、これを手動や自動で回動自在な横装縦向規制ガイドで受承可能としたので、当該燃料棒や燃料棒ガイド治具を損傷してしまう心配が解消され、かつ一つのスペーサスパンに複数の燃料棒挿入ガイドを立設することなく、単一の治具だけで満足すべき結果を保証することができる。また上記横装縦向規制ガイドの回動位置を適宜変更することにより燃料棒のレベルを上げ、これをスペーサにおけるセルのレベルと整合させるようにしたから、当該燃料棒を円滑に上記セル内へ進入可能となり、被覆管などに損傷を与えるといったことも絶滅することもできる。しかも、さらに当該燃料棒がセル内を安定な位置決め状態で進行するようになった際には、同上横装縦向規制ガイドを別の回動位置に変転させることで、燃料棒の被覆管が横装縦向規制ガイドに非接触状態を保ち得るようにしたことから、燃料棒の損傷と横装縦向規制ガイドの摩耗を大幅に軽減することができ、その寿命が伸延可能となる。
【0034】請求項2によるときは上記の請求項1に対して縦装横向規制ガイドを左右方向へ回動させることが付加されていることから、これを手動または自動で回動することにより、一対の縦装横向規制ガイドをハの字状に拡開したり、復動させることで、燃料棒の導入通過を円滑に矯正して、望ましい方向への進入につき高精度を保証することが可能となる。
【0035】請求項3ないし請求項8は、上記請求項1と請求項2に係る挿入方法を、より信頼性の高いものとするため採択するようにした各種の実施状態を示しており、請求項3にあっては横装縦向規制ガイドの端面形状をくさび形状とし、請求項4では端面楕円状に形成することで、請求項1と請求項2の挿入方法を円滑に実施し得るようにしている。
【0036】次に請求項5では、横装縦向規制ガイドと縦装横向規制ガイドを二分断状態にして分断離間箇所を千鳥状配置で、かつ燃料棒案内通過口のコーナ寄りに設けるようにし、これにより長期使用によっても摩耗そしてたわみによる変形が生じ難く、また燃料棒挿入ガイド治具の機械的強度と耐久性を確保することができる。
【0037】そして請求項6と請求項7は、請求項1と請求項2に係る挿入方法を可及的に自動化しようとしており、請求項6にあっては燃料棒の先行端部を前置、後置センサによって検知し、これに基づいてサーボモータを自動的に同期運転させて、縦装横向規制ガイドを回動制御するようにしたので、手動による場合に比し大幅に挿入方法の作業性も信頼性を向上することができる。これに対し請求項7にあってはセンサを用いることなく、燃料棒押し込み装置で燃料棒を押出し、この際における燃料棒の進入距離を測定するようにして、当該測定値の確認によりサーボモータを適時稼動させて燃料棒の位置と横装縦向規制ガイドの回動制御を同期させるようにしたので、多数のセンサやサーボモータを列設することなく簡易な構成にて請求項6と同等の効果を発揮することができる。
【0038】そして請求項8にあっては、サーボモータの軸回転ロールにより、横装縦向規制ガイドや縦装横向規制ガイドの回動軸ピンを外接手段により伝動回転させるようにしたので、簡潔な構造で小形化が可能となる。
【出願人】 【識別番号】000165697
【氏名又は名称】原子燃料工業株式会社
【出願日】 平成13年3月30日(2001.3.30)
【代理人】 【識別番号】100090435
【弁理士】
【氏名又は名称】齋藤 義雄
【公開番号】 特開2002−296385(P2002−296385A)
【公開日】 平成14年10月9日(2002.10.9)
【出願番号】 特願2001−99440(P2001−99440)