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【発明の名称】 放射性核種の処分施設からの漏出評価システム
【発明者】 【氏名】市村 鋭一

【氏名】高木 直行

【氏名】石田 久洋

【氏名】高瀬 敏郎

【氏名】堀内 伸剛

【氏名】牧 隆

【要約】 【課題】放射性廃棄物の処分場において、放射性物質が漏洩する状況の把握、及び放射性核種の処分施設からの漏出評価を高速に実施する事が出来る放射性核種の処分施設からの漏出評価システムを提供する。

【解決手段】放射性核種漏出率演算部11は、放射性廃棄物処分場の評価する対象となる経過時間、核種のインベントリと核種源が存在する時間、核種の崩壊等に関する定数、核種源が存在する時間に基づいて、放射性核種漏出率を演算する。核種濃度演算部12は、遅延係数、天然バリアの空隙率、天然バリアの真密度、実効拡散係数、ダルシー流速、人工バリアからの核種の漏出率、評価する対象となる核種の液相中核種濃度を演算する。被ばく線量演算部15は、液層中各種濃度に基づいて放射性核種漏出率を演算し、演算した放射性核種漏出率と放射性核種線量換算係数とに基づいて、被ばく線量を演算する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 天然バリア内に人工バリアが設けられ、該人工バリア内に放射性廃棄物を格納する放射性廃棄物処分場における前記放射性廃棄物中の放射性核種の漏出に関する評価を行うための放射性核種漏出評価システムであって、評価する対象となる経過時間をtとし、核種のインベントリと核種源が存在する時間とに基づいて演算される演算結果をf(0)とし、核種の崩壊等に関する定数をηとし、核種源が存在する時間をTとした場合に、【数1】

なる式に基づいて、放射性核種漏出率を演算する第1の放射性核種漏出率演算手段と、前記放射性核種漏出率演算手段が演算した演算結果を出力する出力手段と、を有することを特徴とする放射性核種漏出評価システム。
【請求項2】 前記第1の放射性核種漏出率演算手段は、安定同位体がなく、かつ、前記人工バリア中に核種沈殿がある場合に、前記廃棄物および該廃棄物の外周部に設けられる前記人工バリアと前記天然バリアの境界条件により定まる定数Ξをf(0)とし、ηを0とし、核種沈殿存在時間TSをTとして放射性核種漏出率を演算することを特徴とする請求項1に記載の放射性核種漏出評価システム。
【請求項3】 前記第1の放射性核種漏出率演算手段は、安定同位体があり、かつ、前記人工バリア中に核種沈殿がある場合に、対象核種の崩壊定数λをηとし、核種沈殿存在時間TSをTとし、前記放射性核種漏出率演算手段は、さらに、核種インベントリをM10、安定同位体インベントリをM20、崩壊定数をλとした場合に、mを【数2】

なる式によって演算し、Ξ÷mによって演算される演算結果をf(0)とし、放射性核種漏出率を演算することを特徴とする請求項1に記載の放射性核種漏出評価システム。
【請求項4】 前記第1の放射性核種漏出率演算手段は、安定同位体があり、前記人工バリア中に核種の沈殿形成がない場合に核種インベントリM10と前記放射性廃棄物からの核種溶出時間Tgとに基づいて演算されるM10÷Tgをf(0)とし、対象核種の崩壊定数λをηとし、前記放射性廃棄物からの核種溶出時間TgをTとして、放射性核種漏出率を演算することを特徴とする請求項1に記載の放射性核種漏出評価システム。
【請求項5】 前記第1の放射性核種漏出率演算手段は、安定同位体がなく、前記人工バリア中に核種の沈殿形成がない場合に核種インベントリM10と前記放射性廃棄物からの核種溶出時間Tgとに基づいて演算されるM10÷Tgをf(0)とし、対象核種の崩壊定数λをηとし、前記廃棄物からの核種溶出時間TgをTとして、放射性核種漏出率を演算することを特徴とする請求項1に記載の放射性核種漏出評価システム。
【請求項6】 遅延係数をRf、前記天然バリアの空隙率をε、前記天然バリアの真密度をρ、実効拡散係数をDc、ダルシー流速をUD、前記人工バリアからの核種の漏出率をF(x,t)とし、【数3】

なる式に基づいて、評価する対象となる核種の液相中核種濃度C(x,t)を演算する核種濃度演算手段を有することを特徴とする放射性核種漏出評価システム。
【請求項7】 前記人工バリアからの核種の漏出率F(x,t)は、請求項1から請求項5に記載された第1の放射性核種漏出率演算手段によって演算された演算結果であることを特徴とする請求項6に記載の放射性核種漏出評価システム。
【請求項8】 前記廃棄体を埋め立ててからの経過時間tと前記放射性廃棄物からの核種溶出時間または核種沈殿存在時間であるTの比較に基づいて、核種源がある場合に、前記核種濃度演算手段の演算結果である液相中核種濃度C(x,t)を用いて前記天然バリア間隙水中の放射性核種濃度C*(x,t)を、C*(x,t)=C(x,t)とし、前記評価する対象となる経過時間tと前記放射性廃棄物からの核種溶出時間または核種沈殿存在時間であるTの比較結果に基づいて、核種源がない場合に、前記核種の濃度演算手段の演算結果である液相中核種濃度C(x,t)を用いて、前記天然バリア間隙水中の放射性核種濃度C*(x,t)を【数4】

として前記天然バリア間隙水中の放射性核種の濃度を設定する放射性核種濃度設定手段を有することを特徴とする請求項6または請求項7に記載の放射性核種漏出評価システム。
【請求項9】 前記放射性核種濃度決定手段によって演算された前記天然バリア間隙水中の放射性核種濃度C*(x,t)を【数5】

なる式に代入して、放射性核種漏出率を演算する第2の放射性核種漏出率演算手段を有することを特徴とする請求項6から請求項8のうちいずれかに記載の放射性核種漏出評価システム。
【請求項10】 前記第2の放射性核種漏出率演算手段によって演算された放射性核種漏出率と放射性核種線量換算係数とに基づいて、被ばく線量を演算する被ばく線量演算手段を有することを特徴とする請求項6から請求項9のうちいずれかに記載の放射性核種漏出評価システム。
【請求項11】 請求項1から請求項10のうちいずれかに記載された各演算手段によって演算された演算結果のうち、少なくとも1つの演算結果を出力する出力手段を有することを特徴とする請求項1から請求項10のうちいずれかに記載の放射性核種漏出評価システム。
【請求項12】 天然バリア内に人工バリアが設けられ、該人工バリア内に放射性廃棄物を格納する放射性廃棄物処分場における前記放射性廃棄物の放射性核種の漏出に関する評価を行うための放射性核種漏出評価方法であって、前記放射性廃棄物からの核種溶出時間、地下水流速、崩壊定数、核種溶解度、核種インベントリ、安定同位体インベントリ、天然バリア分配係数、人工バリア拡散係数、天然バリア拡散係数に基づいて、漏出率の演算を行う過程と、前記漏出率の計算を行う過程において演算された漏出率に基づいて、天然バリア間隙水中の放射性核種の特定位置、特定時間での濃度計算を行う過程と、前記濃度計算を行う過程において演算された前記天然バリア間隙水中の放射性核種の特定位置、特定時間における濃度から天然バリア当該位置、時間における放射性核種漏出率を演算する過程と、前記放射性核種漏出率と放射性核種線量換算係数とに基づいて、被ばく線量を演算する過程と、を行うことを特徴とする放射性核種漏出評価方法。
【請求項13】 天然バリア内に人工バリアが設けられ、該人工バリア内に放射性廃棄物を格納する放射性廃棄物処分場における前記放射性廃棄物の放射性核種の漏出に関する評価を行うための放射性核種漏出評価プログラムであって、前記放射性廃棄物からの核種溶出時間、地下水流速、崩壊定数、核種溶解度、核種インベントリ、安定同位体インベントリ、天然バリア分配係数、人工バリア拡散係数、天然バリア拡散係数に基づいて、漏出率の演算を行うステップと、前記漏出率の計算を行うステップにおいて演算された漏出率に基づいて、天然バリア間隙水中の放射性核種の特定位置、特定時間における濃度計算を行うステップと、前記濃度計算を行うステップにおいて演算された前記天然バリア間隙水中の放射性核種の特定位置、特定時間における濃度から天然バリア当該位置、時間における放射性核種の漏出率を演算するステップと、前記放射性核種漏出率と放射性核種線量換算係数とに基づいて、被ばく線量を演算するステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする放射性核種漏出評価プログラム。
【請求項14】 天然バリア内に人工バリアが設けられ、該人工バリア内に放射性廃棄物を格納する放射性廃棄物処分場における前記放射性廃棄物の放射性核種の漏出に関する評価を行うための放射性核種漏出プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記放射性核種漏出評価プログラムは、前記放射性廃棄物からの核種溶出時間、地下水流速、崩壊定数、核種溶解度、核種インベントリ、安定同位体インベントリ、天然バリア分配係数、人工バリア拡散係数、天然バリア拡散係数に基づいて、漏出率の演算を行うステップと、前記漏出率の計算を行うステップにおいて演算された漏出率に基づいて、天然バリア間隙水中の放射性核種の特定位置、特定時間での濃度計算を行うステップと、前記濃度計算を行うステップにおいて演算された前記天然バリア間隙水中の放射性核種の特定位置、特定時間における濃度から天然バリア当該位置、時間における放射性核種の漏出率を演算するステップと、前記放射性核種の漏出率と放射性核種線量換算係数とに基づいて、被ばく線量を演算するステップと、をコンピュータに実行させる放射性核種漏出評価プログラムを記録した記録媒体。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、放射性核種の処分場から漏洩する放射性核種漏洩量を評価するための放射性核種の処分施設からの漏出評価システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】放射性廃棄物の処分場は現在、国内外で地層処分型にて設計、運用が計画されている。例えば、図1に示すように、地層処分型処分場では、人工物(コンクリート、緩衝材等)で作られた放射性物質漏洩防止用の人工バリア2と、その外周を覆う天然バリア1(主に花崗岩等、硬く水の浸透の少ない比較的硬い岩盤)から構成される。ここに、安定化処理が施された放射性廃棄物である廃棄体4が埋設される。しかし、埋設された廃棄体は、地下水と接触するため徐々に腐食し溶解する。従って、埋設後、長期間経過すると廃棄体から放射性物質が漏洩する。そのため、処分場周辺への影響量を見積もるための評価システムの開発が以前より進められてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の評価システム(プログラム)では、放射性物質が廃棄体から処分場周辺に運ばれる状況を出来るだけ詳細にプログラム上に表現し、処分場からの放射性核種の漏出を評価していた。そのため、差分法などの数値解析手法を用いたプログラムが開発されてきた。しかし、従来技術における方法では、数値解析手法を用いているため、適切な解析メッシュ、時間ステップの設定が計算毎に必要であり、作業が非常に煩雑となっていた。また、放射性廃棄物の地層処分の安全性評価は超長期の評価を行う必要があり、数値解析手法を用いた評価方法では計算時間及び計算機資源を大量に必要としていた。そのため、多くのシナリオを想定したパラメータスタディを実施するためには従来の方法を用いる事は不可能であった。本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、放射性廃棄物の処分場において、放射性物質が漏洩する状況の把握、及び放射性核種の処分施設からの漏出評価を高速に実施する事が出来る放射性核種の処分施設からの漏出評価システムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明は、天然バリア内に人工バリアが設けられ、該人工バリア内に放射性廃棄物を格納する放射性廃棄物処分場における前記放射性廃棄物中の放射性核種の漏出に関する評価を行うための放射性核種漏出評価システムであって、評価する対象となる経過時間をtとし、核種のインベントリと核種源が存在する時間とに基づいて演算される演算結果をf(0)とし、核種の崩壊等に関する定数をηとし、核種源が存在する時間をTとした場合に、【数6】

なる式に基づいて、放射性核種漏出率を演算する第1の放射性核種漏出率演算手段と、前記放射性核種漏出率演算手段が演算した演算結果を出力する出力手段とを有することを特徴とする。
【0005】また、本発明は、上述の放射性核種漏出評価システムにおいて、前記第1の放射性核種漏出率演算手段は、安定同位体がなく、かつ、前記人工バリア中に核種沈殿がある場合に、前記廃棄物および該廃棄物の外周部に設けられる前記人工バリアと前記天然バリアの境界条件により定まる定数Ξをf(0)とし、ηを0とし、核種沈殿存在時間TSをTとして放射性核種漏出率を演算することを特徴とする。
【0006】また、本発明は、上述の放射性核種漏出評価システムにおいて、前記第1の放射性核種漏出率演算手段は、安定同位体があり、かつ、前記人工バリア中に核種沈殿がある場合に、対象核種の崩壊定数λをηとし、核種沈殿存在時間TSをTとし、前記放射性核種漏出率演算手段は、さらに、核種インベントリをM10、安定同位体インベントリをM20、崩壊定数をλとした場合に、mを【数7】

なる式によって演算し、Ξ÷mによって演算される演算結果をf(0)とし、放射性核種漏出率を演算することを特徴とする。
【0007】また、本発明は、上述の放射性核種漏出評価システムにおいて、前記第1の放射性核種漏出率演算手段は、安定同位体があり、前記人工バリア中に核種の沈殿形成がない場合に核種インベントリM10と前記放射性廃棄物からの核種溶出時間Tgとに基づいて演算されるM10÷Tgをf(0)とし、対象核種の崩壊定数λをηとし、前記放射性廃棄物からの核種溶出時間TgをTとして、放射性核種漏出率を演算することを特徴とする。
【0008】また、本発明は、上述の放射性核種漏出評価システムにおいて、前記第1の放射性核種漏出率演算手段は、安定同位体がなく、前記人工バリア中に核種の沈殿形成がない場合に核種インベントリM10と前記放射性廃棄物からの核種溶出時間Tgとに基づいて演算されるM10÷Tgをf(0)とし、対象核種の崩壊定数λをηとし、前記廃棄物からの核種溶出時間TgをTとして、放射性核種漏出率を演算することを特徴とする。
【0009】また、本発明は、遅延係数をRf、前記天然バリアの空隙率をε、前記天然バリアの真密度をρ、実効拡散係数をDc、ダルシー流速をUD、前記人工バリアからの核種の漏出率をF(x,t)とし、【数8】

なる式に基づいて、評価する対象となる核種の液相中核種濃度C(x,t)を演算する核種濃度演算手段を有することを特徴とする。
【0010】また、本発明は、上述の放射性核種漏出評価システムにおいて、前記人工バリアからの核種の漏出率F(x,t)は、請求項1から請求項5に記載された第1の放射性核種漏出率演算手段によって演算された演算結果であることを特徴とする。
【0011】また、本発明は、上述の放射性核種漏出評価システムにおいて、前記廃棄体を埋め立ててからの経過時間tと前記放射性廃棄物からの核種溶出時間または核種沈殿存在時間であるTの比較に基づいて、核種源がある場合に、前記核種濃度演算手段の演算結果である液相中核種濃度C(x,t)を用いて前記天然バリア間隙水中の放射性核種濃度C*(x,t)を、C*(x,t)=C(x,t)とし、前記評価する対象となる経過時間tと前記放射性廃棄物からの核種溶出時間または核種沈殿存在時間であるTの比較結果に基づいて、核種源がない場合に、前記核種の濃度演算手段の演算結果である液相中核種濃度C(x,t)を用いて、前記天然バリア間隙水中の放射性核種濃度C*(x,t)を【数9】

として前記天然バリア間隙水中の放射性核種の濃度を設定する放射性核種濃度設定手段を有することを特徴とする。
【0012】また、本発明は、上述の放射性核種漏出評価システムにおいて、前記放射性核種濃度決定手段によって演算された前記天然バリア間隙水中の放射性核種濃度C*(x,t)を【数10】

なる式に代入して、放射性核種漏出率を演算する第2の放射性核種漏出率演算手段を有することを特徴とする。
【0013】また、本発明は、上述の放射性核種漏出評価システムにおいて、前記第2の放射性核種漏出率演算手段によって演算された放射性核種漏出率と放射性核種線量換算係数とに基づいて、被ばく線量を演算する被ばく線量演算手段を有することを特徴とする。
【0014】また、本発明は、上述の放射性核種漏出評価システムにおいて、請求項1から請求項10のうちいずれかに記載された各演算手段によって演算された演算結果のうち、少なくとも1つの演算結果を出力する出力手段を有することを特徴とする。
【0015】本発明は、天然バリア内に人工バリアが設けられ、該人工バリア内に放射性廃棄物を格納する放射性廃棄物処分場における前記放射性廃棄物の放射性核種の漏出に関する評価を行うための放射性核種漏出評価方法であって、前記放射性廃棄物からの核種溶出時間、地下水流速、崩壊定数、核種溶解度、核種インベントリ、安定同位体インベントリ、天然バリア分配係数、人工バリア拡散係数、天然バリア拡散係数に基づいて、漏出率の演算を行う過程と、前記漏出率の計算を行う過程において演算された漏出率に基づいて、天然バリア間隙水中の放射性核種の特定位置、特定時間での濃度計算を行う過程と、前記濃度計算を行う過程において演算された前記天然バリア間隙水中の放射性核種の特定位置、特定時間における濃度から天然バリア当該位置、時間における放射性核種漏出率を演算する過程と、前記放射性核種漏出率と放射性核種線量換算係数とに基づいて、被ばく線量を演算する過程と、を行うことを特徴とする。
【0016】また、本発明は、天然バリア内に人工バリアが設けられ、該人工バリア内に放射性廃棄物を格納する放射性廃棄物処分場における前記放射性廃棄物の放射性核種の漏出に関する評価を行うための放射性核種漏出評価プログラムであって、前記放射性廃棄物からの核種溶出時間、地下水流速、崩壊定数、核種溶解度、核種インベントリ、安定同位体インベントリ、天然バリア分配係数、人工バリア拡散係数、天然バリア拡散係数に基づいて、漏出率の演算を行うステップと、前記漏出率の計算を行うステップにおいて演算された漏出率に基づいて、天然バリア間隙水中の放射性核種の特定位置、特定時間における濃度計算を行うステップと、前記濃度計算を行うステップにおいて演算された前記天然バリア間隙水中の放射性核種の特定位置、特定時間における濃度から天然バリア当該位置、時間における放射性核種の漏出率を演算するステップと、前記放射性核種漏出率と放射性核種線量換算係数とに基づいて、被ばく線量を演算するステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0017】また、本発明は、天然バリア内に人工バリアが設けられ、該人工バリア内に放射性廃棄物を格納する放射性廃棄物処分場における前記放射性廃棄物の放射性核種の漏出に関する評価を行うための放射性核種漏出プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記放射性核種漏出評価プログラムは、前記放射性廃棄物からの核種溶出時間、地下水流速、崩壊定数、核種溶解度、核種インベントリ、安定同位体インベントリ、天然バリア分配係数、人工バリア拡散係数、天然バリア拡散係数に基づいて、漏出率の演算を行うステップと、前記漏出率の計算を行うステップにおいて演算された漏出率に基づいて、天然バリア間隙水中の放射性核種の特定位置、特定時間での濃度計算を行うステップと、前記濃度計算を行うステップにおいて演算された前記天然バリア間隙水中の放射性核種の特定位置、特定時間における濃度から天然バリア当該位置、時間における放射性核種の漏出率を演算するステップと、前記放射性核種の漏出率と放射性核種線量換算係数とに基づいて、被ばく線量を演算するステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による放射性核種の処分施設からの漏出評価システムを図面を参照して説明する。図1は、地下埋設処分場について説明するための概念図である。この図1において、天然バリア1は、例えば、花崗岩、硬質岩盤等、堅く水の浸透の少ない比較的堅い岩盤である。人工バリア2は、天然バリア1に埋没されるように設置され、コンクリート材、耐腐食材料等によって構成され、放射線物質の漏洩を防止する。この人工バリア2は、例えば、図8に示すように、内部に放射性廃棄物である廃棄体4が埋め込まれ、この廃棄体4の外部に、オーバーパック3a、ベントナイト3が設けられる。この廃棄体4は、高レベル放射性廃棄物である場合、ガラスで固定化される。ベントナイト3は、例えば、粘土鉱物など透水性が極めて低い物質によって構成される緩衝材である。オーバーパック3aは、例えば、鋼鉄製の構造物である。このような構成の廃棄体の処分場における放射線物質の漏洩の評価を行う放射性核種の処分施設からの漏出評価システムについて、以下、説明する。
【0019】図2は、この発明の一実施形態における放射性核種の処分施設からの漏出評価システムの構成を示す概略ブロック図である。この図において、入力部20は、外部の装置から出力される各種データを制御部21に出力する。ここで、入力部20は、例えば、キーボード、マウス等の入力デバイスであり、各種データが入力される。制御部21は、装置各部の制御を行う。出力部22は、制御部21からの指示に応じて、演算部10の演算結果を外部に接続されるコンピュータや演算装置に出力する。また、出力部22は、CRT(Cathode Ray Tube)や液晶表示装置等によって、演算結果を出力する。記憶部23は、制御部21からの指示に応じて各種データをメモリに記憶する。
【0020】演算部10は、制御部21を介して入力部20から入力される各種データに基づいて、各核種による被ばく線量を演算する。この演算部10のうち、放射性核種漏出率演算部11は、評価する対象となる経過時間をtとし、核種のインベントリと核種源が存在する時間とに基づいて演算される演算結果をf(0)とし、核種の崩壊等に関する定数をηとし、核種源が存在する時間をTとした場合に、【数11】

なる式に基づいて、放射性核種漏出率を演算する。ここでは、放射性核種漏出率とは、単位時間あたりに人工バリアから天然バリアへ漏出する放射性核種の量を示すものである。このとき、放射性核種漏出率演算部11は、図3に示すように安定同位体の有無と人工バリア2内の核種沈殿の有無とに応じて、核種のインベントリと核種源が存在する時間とに基づいて演算される演算結果をf(0)、核種の崩壊等に関する定数をηとし、核種源が存在する時間Tを設定して放射性核種漏出率を演算する。
【0021】図3に示されるように、放射性核種漏出率演算部11は、安定同位体がなく、かつ、人工バリア中に核種沈殿がある場合に、廃棄物4および廃棄物4の外周部に設けられる人工バリア2と天然バリア1の境界条件により定まる定数Ξをf(0)とし、ηを0とし、核種沈殿存在時間TSをTとして、放射性核種漏出率を演算する。ここで、核種沈殿とは、計算対象核種の沈殿のことであり、核種沈殿存在時間とは、対象核種の沈殿が存在している時間のことを示すものである。また、放射性核種漏出率演算部11は、安定同位体があり、かつ、人工バリア2中に核種沈殿がある場合に、対象核種の崩壊定数λをηとし、核種沈殿存在時間TSをTとし、核種インベントリをM10、安定同位体インベントリをM20、崩壊定数をλとした場合に、mを【数12】

なる式によって演算し、Ξ÷mによって演算される演算結果をf(0)とし、放射性核種漏出率を演算する。ここで、核種インベントリとは、計算対象核種の総量であり、安定同位体インベントリとは、計算対象核種の安定同位体の総量である。
【0022】また、放射性核種漏出率演算部11は、安定同位体がなく、かつ、人工バリア2中に核種沈殿がある場合に、廃棄物および該廃棄物の外周部に設けられる人工バリア2と天然バリア1の境界条件により定まる定数Ξをf(0)とし、ηを0とし、核種沈殿存在時間TSをTとして放射性核種漏出率を演算する。
【0023】また、放射性核種漏出率演算部11は、安定同位体があり、人工バリア2中に核種の沈殿形成がない場合に核種インベントリM10と廃棄体4に含まれる放射性廃棄物からの核種溶出時間Tgとに基づいて演算されるM10÷Tgをf(0)とし、対象核種の崩壊定数λをηとし、放射性廃棄物からの核種溶出時間TgをTとして、放射性核種漏出率を演算する。ここで、核種溶出時間とは、廃棄体が溶解するのに要する時間のことを示す。また、放射性核種漏出率演算部11は、安定同位体がなく、人工バリア2中に核種の沈殿形成がない場合に、核種インベントリM10と放射性廃棄物からの核種溶出時間Tgとに基づいて演算されるM10÷Tgをf(0)とし、対象核種の崩壊定数λをηとし、廃棄物からの核種溶出時間TgをTとして、放射性核種漏出率を演算する。
【0024】核種濃度演算部12は、遅延係数をRf、天然バリア1の空隙率をε、天然バリア1の真密度をρ、実効拡散係数をDc、ダルシー流速をUD、人工バリアからの核種の漏出率をF(x,t)とし、【数13】

なる式に基づいて、評価する対象となる核種の液相中核種濃度C(x,t)を演算する。ここで、人工バリアからの核種の漏出率F(x,t)は、放射性核種漏出率演算部11によって演算された演算結果が用いられる。液相中核種濃度C(x,t)の単位は、例えば(mol/m3)が用いられる。遅延係数とは、核種の移動が岩盤への吸着等によって遅れる割合を示す係数であり、遅延係数Rf=1+((1−ε)/ε)ρKdなる式によって算出される。実効拡散係数とは、単位時間あたりに単位面積を通過する核種の量を表す指標である。ダルシー流速は、単位時間あたりに単位面積を通過する地下水の量を表す指標である。
【0025】さらに、核種濃度演算部12は、廃棄体4を埋め立ててからの経過時間tと放射性廃棄物からの核種溶出時間または核種沈殿存在時間であるTの比較に基づいて、核種源がある場合に、先に求めた液相中核種濃度C(x,t)を用いて、天然バリア1間隙水中の放射性核種濃度C*(x,t)を、C*(x,t)=C(x,t)として天然バリア1間隙水中の放射性核種の濃度を設定する。また、核種濃度演算部12は、経過時間tと放射性廃棄物からの核種溶出時間または核種沈殿存在時間であるTの比較結果に基づいて、核種源がない場合に、先に求めた液相中核種濃度C(x,t)を用いて、天然バリア1間隙水中の放射性核種濃度C*(x,t)を【数14】

として天然バリア1間隙水中の放射性核種の濃度を演算し、設定する。
【0026】放射性核種漏出率演算部14は、核種濃度演算部12によって演算された天然バリア1間隙水中の放射性核種濃度C*(x,t)を【数15】

なる式に代入して、放射性核種漏出率を演算する。ここでいう放射性核種漏出率は、単位時間あたりにどれだけ放射能が漏れ出すかを示すものであり、例えば、(Bq/y)なる単位で表される。
【0027】被ばく線量演算部15は、放射性核種漏出率演算部14によって演算された放射性核種漏出率と予め設定される放射性核種線量換算係数とに基づいて、被ばく線量を演算する。被ばく線量演算部15は、放射性核種漏出率と放射性核種線量換算係数との積を被ばく線量として演算する。ここで、放射性核種線量換算係数は、単位時間あたりにどれだけ被ばくするかの量を示すものであり、例えば、(Sv/y/(Bq/y))なる単位で表され、放射性核種漏出率から被ばく線量を算出するために用いられる。
【0028】次に、図2の構成における放射性核種の処分施設からの漏出評価システムの動作について、図面を用いて説明する。まず、図4を用いて、放射性核種の処分施設からの漏出評価システムの動作の手順について説明する。図4は、放射性核種の処分施設からの漏出評価システムの動作の手順を説明するためのフローチャートである。まず、入力部20は、外部から入力される入力データの読み込みを行い(ステップS1)、入力された入力データを制御部21に出力する。制御部21は、入力部20から入力データが出力されると、この入力データを記憶部23に記憶するとともに、演算部10に出力する。演算部10の放射性核種漏出率演算部11は、制御部21から出力される入力データに基づいて、人工バリア2から天然バリア1への放射性核種の漏出率の演算を行う(ステップS2)。
【0029】次に、演算部10は、演算された漏出率と入力データに基づいて、天然バリア1中の核種濃度および放出フラックスの算出を行い(ステップS3)、間隙水中核種濃度、核種放出フラックスの演算を行う(ステップS4)。ここで、フラックスとは、経過時間tにおける核種の漏出量のことである。そして、演算部10は、被ばく線量を演算する(ステップS5)。以上の手順に基づいて、放射性核種の処分施設からの漏出評価における演算を行う。
【0030】次に、図4のステップS1からステップS5における放射性核種の処分施設からの漏出評価システムの動作についてさらに詳細に説明する。図5は、核種漏出率演算部11が演算を行う手順を説明するためフローチャートである。まず、入力部20は、外部から放射性廃棄物からの核種溶出時間Tg、ダルシー流速Ud、評価する場所を示す評価位置x、評価対象となる経過時間t、ベントナイト外側流速Ωが入力データ1として入力され(ステップS11)、崩壊定数λ、割当溶解度C*、核種インベントリM10、安定同位体インベントリM20、天然バリアへの分配定数Kd、実効拡散係数Deが入力データ2として入力されると、入力された各データを制御部21に出力する。制御部40は、入力部20から入力される各データを記憶部23に一時記憶した後、演算部10に出力する。演算部10は、制御部21から出力される各データを読み込み(ステップS13)、各データをメモリ内に一時保持する。
【0031】次に、演算部10は、ステップS12における安定同位体M20のインベントリの有無に基づいて、安定同位体が存在するか否かを検出する(ステップS14)。安定同位体が存在する場合、演算部10は、人工バリア2中に核種の沈殿形成があるか否かを検出する。人工バリア2中に核種の沈殿形成がある場合、すなわち、(M10+M20)÷Tg−Ξ>0である場合、制御部21は、放射性核種漏出率演算部11によって、対象核種の崩壊定数λをηとし、核種沈殿存在時間TSをTとし、核種インベントリをM10、安定同位体インベントリをM20、崩壊定数をλとし、Ξ÷mによって演算される演算結果をf(0)としてパラメータを設定し(ステップS16)、人工バリア2からの放射性核種漏出率を演算する(ステップS18)。ここで、Ξは、人工バリア2と天然バリア1の境界条件により定まる定数が用いられる。
【0032】一方、ステップS15において、人工バリア2中に核種の沈殿形成がない場合、すなわち、(M10+M20)÷Tg−Ξ≦0である場合、放射性核種漏出率演算部11は、核種インベントリM10と廃棄体4に含まれる放射性廃棄物からの核種溶出時間Tgとに基づいて演算されるM10÷Tgをf(0)とし、対象核種の崩壊定数λをηとし、放射性廃棄物からの核種溶出時間TgをTとして、パラメータを設定し(ステップS17)、放射性核種漏出率を演算する(ステップS18)。
【0033】他方、ステップS14において、安定同位体が存在しない場合、放射性核種漏出率演算部11は、核種の沈殿形成があるか否かを検出する(ステップS19)。核種の沈殿形成がある場合(M10÷Tg−Ξ>0)、放射性核種漏出率演算部11は、廃棄物および該廃棄物の外周部に設けられる人工バリア2と天然バリア1の境界条件により定まる定数Ξをf(0)とし、ηを0とし、核種沈殿存在時間TSをTとしてパラメータを設定し(ステップS20)、放射性核種漏出率を演算する(ステップS18)。
【0034】一方、核種の沈殿形成がない場合(M10÷Tg−Ξ≦0)、放射性核種漏出率演算部11は、核種インベントリM10と放射性廃棄物からの核種溶出時間Tgとに基づいて演算されるM10÷Tgをf(0)とし、対象核種の崩壊定数λをηとし、廃棄物からの核種溶出時間TgをTとしてパラメータを設定し(ステップS17)、放射性核種漏出率を演算する(ステップS18)。これにより、緩衝材であるベントナイト3から天然バリア1に流れ出す放射性核種の漏出率が算出される。すなわち、廃棄体4とオーバーパック3aが腐食などにより溶解する場合に、ベントナイト3中に放射性核種が流れ出し、このベントナイト3内に核種沈殿が形成され、このベントナイト3から天然バリア1に流れ出す放射性核種の漏出率が算出される。
【0035】次に、ステップS18において演算された放射性核種漏出率を用いて、天然バリア1中の核種濃度および放出フラックスを演算する手順について図6のフローチャートを用いて説明する。核種濃度演算部12は、ステップS18において演算された放射性核種漏出率が放射性核種漏出率演算部11から出力されると、評価対象となる経過時間tと核種源が存在する時間Tとに基づいて、核種源が存在しているか否かを検出する(ステップS21)。核種源がある場合、すなわちt−T≦0である場合、核種濃度演算部12は、演算すべき評価位置と経過時間との間隙水中の放射性核種濃度C*(x,t)を演算する場合に、液相中核種濃度C(x,t)を以下に示す式に代入して微分方程式を解くことにより演算する(ステップS22)。
【数16】

そして、核種濃度演算部12は、演算された液相中核種濃度C(x,t)を放射性核種濃度C*(x,t)として設定し、放射性核種漏出率演算部14に出力する。
【0036】放射性核種漏出率演算部14は、核種濃度演算部12から出力される放射性核種濃度C*(x,t)とを【数17】

に代入し、経過時間tにおける評価位置xの放射性核種漏出率(FLUX(x,t))を演算し(ステップS23、ステップS24、ステップS29)、演算結果を被ばく線量演算部15に出力する。被ばく線量演算部15は、放射性核種漏出率演算部14から出力される放射性核種漏出率と線量換算係数との積を演算し(ステップS25)、演算結果を被ばく線量として出力部22に出力する。ここで、線量換算係数は、核種に応じて、例えば、図7に示されるような値が用いられる。出力部22は、被ばく線量演算部15から出力された被ばく線量を表示装置に表示する(ステップS26)。
【0037】一方、核種濃度演算部12は、ステップS21において、核種源がない場合、すなわちt−T>0である場合、演算すべき評価位置と経過時間との放射性核種濃度C*(x,t)を演算する場合に、液相中核種濃度C(x,t)を以下に示す式に代入して微分方程式を解くことにより演算する。
【数18】

そして、核種濃度演算部12は、演算された液相中核種濃度C(x,t)を【数19】

に代入して、放射性核種濃度C*(x,t)を演算し、放射性核種漏出率演算部14に出力する(ステップS27)。
【0038】放射性核種漏出率演算部14は、核種濃度演算部12から出力される放射性核種濃度C*(x,t)と【数20】

を用いて演算する(ステップS28、ステップS24、ステップS29)。そして、放射性核種漏出率演算部14は、演算結果を被ばく線量演算部15に出力する。被ばく線量演算部15は、放射性核種漏出率演算部14から出力される放射性核種漏出率と線量換算係数との積を演算し(ステップS25)、演算結果を被ばく線量として出力部22に出力する。出力部22は、被ばく線量演算部15から出力された被ばく線量を表示装置に表示する(ステップS26)。
【0039】なお、上記実施形態における出力部22は、被ばく線量演算部15の演算結果を出力する場合について説明したが、必要に応じて、放射性核種漏出率演算部11、核種濃度演算部12、放射性核種漏出率演算部14の演算結果のうち、すくなくともいずれかの演算結果を演算部10から制御部21を介して取得し、出力するようにしてもよい。
【0040】また、図1における演算部10の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより放射性核種の処分施設からの漏出評価の演算を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
【0041】また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
【0042】以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば、第1の放射性核種漏出率演算手段と、核種濃度演算手段と、放射性核種濃度設定手段と、第2の放射性核種漏出率演算手段と被ばく線量演算手段とを設け、被ばく線量を演算するようにしたので、被ばく線量を簡単にかつ速く算出することができ、放射線物質が漏洩する場合を予測することができる。
【出願人】 【識別番号】000003687
【氏名又は名称】東京電力株式会社
【識別番号】000006264
【氏名又は名称】三菱マテリアル株式会社
【出願日】 平成13年3月14日(2001.3.14)
【代理人】 【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武 (外6名)
【公開番号】 特開2002−277584(P2002−277584A)
【公開日】 平成14年9月25日(2002.9.25)
【出願番号】 特願2001−72856(P2001−72856)