| 【発明の名称】 |
高速炉の炉心 |
| 【発明者】 |
【氏名】藤村 幸治
【氏名】三田 敏男
【氏名】花木 洋
【氏名】水書 裕実
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| 【要約】 |
【課題】高速炉では炉心損傷を想定した場合の再臨界を防止する。
【解決手段】炉心燃料集合体下部に高融点、高密度の再臨界緩和材領域を設ける事により、炉心損傷による溶融燃料の中性子を中性子減速部材により減速して、再臨界を防止することができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 被覆管内に核燃料物質を有する核燃料物質領域と前記核燃料物質の核分裂ガスを蓄積するガスプレナム領域と再臨界緩和部材領域とを有する燃料要素を、複数本集合する被覆管と被覆管との間に冷却媒体を流通する冷却通路を有する炉心燃料集合体と、前記炉心燃料集合体の外周側に配置された中性子を遮蔽する中性子遮蔽体領域と、前記中性子遮蔽体領域に形成された前記冷却通路と連通する出入口とを備え、前記再臨界緩和部材領域に前記核燃料物質の融点より高く、且つ比重の大きい中性子減速部材を使用することを特徴とする高速炉の炉心。 【請求項2】 核燃料物質を被覆管に収納してなる燃料要素と、複数本の前記燃料要素を集合した炉心燃料集合体と、前記炉心燃料集合体を炉心に装荷した炉心燃料領域と、その外周側に配置された中性子を遮蔽する中性子遮蔽体領域と、前記炉心燃料領域の下側と前記中性子遮蔽体領域との間に配置された前記核燃料物質の核分裂ガスを蓄積するガスプレナム領域とを備え、前記ガスプレナム領域と対向する前記中性子遮蔽体領域に前記核燃料物質の融点より高く、且つ比重の大きい中性子減速部材を有する複数の再臨界緩和材領域を設けることを特徴とする高速炉の炉心。 【請求項3】 前記炉心燃料領域の上下に配置した天然ウランまたは減損ウランを装荷した上下軸方向ブラケットと、前記上下軸方向ブラケットの外周側に配置された中性子遮蔽体領域と、前記下軸方向ブラケットと前記中性子遮蔽体領域との間に配置された前記核燃料物質の核分裂ガスを蓄積するガスプレナム領域と、前記炉心燃料領域と対向する前記下軸方向ブラケットに分散して設けた前記核燃料物質の融点より高く、且つ比重の大きい中性子減速部材よりなる複数の再臨界緩和材領域とを備えを設けることを特徴とする請求項2に記載の高速炉の炉心。 【請求項4】 前記再臨界緩和材としてW,HfO2,Ta,UO2を使用することを特徴とする請求項1に記載の高速炉の炉心。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は高速炉に係り、特に仮想的な炉心溶融に対する安全性を向上するのに好適な燃料集合体を装荷した炉心に関する。 【0002】 【従来の技術】(1)従来、高速炉の燃料集合体は、例えば、安成弘著、「高速増殖炉」(同文書院)(昭和57年発行)の第45,46頁に記載された図3.1及び図3.2を用いてその概要を図10及び図11に示す。図10及び図11は高速炉の炉心燃料集合体21の縦断面及び水平断面を示す図である。核燃料物質23を被覆管22aに封入して燃料要素22となし、複数の燃料要素22を束ねて囲むラッパー管26に挿入して炉心燃料集合体21を構成する。ラッパー管26内には燃料要素22の上方に上部中性子遮蔽体9及び冷却材流出部4を燃料要素22の下方に冷却材流入部3を配置している。 【0003】また、燃料要素22は、被覆管内に核分裂性物質である核燃料物質23を富化した炉心燃料ペレット25、或いは燃料親物質を主成分とするブランケット燃料ペレット24、及び核分裂反応で生成された気体を収納するためのガスプレナム7からなる。冷却材には、ナトウム等の液体金属がラッパー管26の冷却材流入部3から冷却通路3aを介して冷却材流出部4に流れている。 【0004】図11に炉心燃料集合体21を示されるように、燃料要素22はラッパー管26内に三角格子状に配置されている。冷却材は被覆管22aに取り囲まれるサブチャンネル201や被覆管22aとラッパー管26に取り囲まれるサブチャンネル202を上流側(集合体下方向)から下流側(集合体上方)に冷却通路3aを流れている。被覆管22aの間隔及びラッパー管26と被覆管の間隔は被覆管に巻き付けたワイヤスペーサ203によって保持されている。 【0005】図12は電気出力100万kW級の大型高速炉の炉心に関する断面図を示した図である。炉心は、炉心燃料ペレットを装荷した炉心燃料集合体21の複数個を束ねた炉心燃料領域32と、これを取り囲むブランケット燃料ペレットを装荷したブランケット燃料集合体を複数個束ねた径方向ブランケット領域33、更にそれを取り囲み、ステンレス棒とこれを取り囲むラッパー管26とそれらの間を下方ら上方に向かって流れる冷却材Naからなる中性子遮蔽体を装荷した領域34と、反応度及び出力分布を制御するための24本の制御棒35から構成される。 【0006】炉心燃料集合体21a,21bのピッチは約16cmであり、燃料体積の割合は約40%である。尚、炉心燃料集合体のうち外側21bのプルトニウム富化度は半径方向の出力分布を平坦化するために内側21aのプルトニウムの富化度より高くしている。 【0007】高速炉においては、万一異常が発生しても制御棒35が速やかに炉心に全数挿入され(スクラム)、核分裂反応が停止し、安全性は確保される。原子炉に異常が発生した場合に、制御棒35が挿入されないか、或いは制御棒35が挿入されるが、冷却性能が確保されないような仮想的な事態を想定すると、最終的には炉心溶融に至り、溶融燃料が集中して反応度が増大する(再臨界)可能性が生じる。このような万一の事態を仮定しても、原子炉の安全性と経済性を両立して確保することが出来れば、高速炉の安全性はより強固なものとなる。 【0008】仮想的な炉心溶融に伴う再臨界を防止する方策が種々提案されている。 【0009】(2)特開平10−227884号公報には制御棒案内管に開口部を備えることによって、溶融燃料を炉心から排出する制御棒集合体が示されている。 【0010】(3)日本原子力学会「1999秋の大会」G35には大型の燃料集合体内部に内部ダクトを設置して溶融燃料を排出する燃料集合体が示されている。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】上記従来技術(2)では、炉心燃料集合体内部で溶融した燃料が、開口部を通じて制御棒の案内管内側に流れ込み、更にその案内管内側を通って冷却材入口プレナムに移行する必要があるが、ダッシュポット等の内部構造物の部位にて閉塞する可能性が考えられる。 【0012】また、従来技術(3)では、大型の燃料集合体が用いられ、厚肉の外部ダクトを有し、この外部ダクトが溶融損傷する前に溶融燃料が内部ダクトを溶かして、集合体下部のプレナムに移行する事が期待されており、大型の燃料集合体の取り扱い技術や厚肉の外部ダクトの設置による経済性や炉心性能への影響が課題と考えられている。いずれにしろ、炉心燃料集合体内部で溶融し再臨界を生じないことが要望されている。 【0013】本発明の目的は、炉心性能を損なわずに、再臨界を生じない高速炉の炉心を提供することである。 【0014】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明の高速炉の炉心では、ガスプレナム領域と対向する中性子遮蔽体領域に核燃料物質の融点より高く、且つ比重の大きい中性子減速部材を有する再臨界緩和材領域を設けることを特徴とする。 【0015】 【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、発明の第1の実施形態を図1ないし5を用いて説明する。 【0016】図1は本発明になる高速炉の炉心燃料集合体11の概念を示す図である。図1は縦断面図、図2は水平断面図である。炉心燃料集合体11は多数本の燃料要素1と6本のタイロッド2、及びこのタイロッド2によって支持され燃料要素1の間隔を保持するための7段のグリッドスペーサ5より構成される。燃料要素1は被覆管1a内に炉心燃料物質1bを収納して構成している。炉心燃料集合体11は複数の燃料要素1を束ねて構成し、燃料要素1と燃料要素1との間に冷却材流入部3及び冷却材流出部4とに連通するNaの流通路3aを形成している。炉心燃料物質1bはプルトニウムを富化した混合酸化物燃料(PuO2+UO2)である。炉心燃料集合体11のピッチは従来技術(1)と同様約16cmである。また、本実施の形態になる炉心燃料集合体11にはラッパー管及びワイヤスペーサは設置されていない。 【0017】図3は、本実施の形態になる電気出力100万kW級の高速炉の炉心における垂直断面図である。炉心燃料領域6は内側炉心燃料領域6aと外側炉心燃料領域6bの2領域に分割されており、外側炉心燃料領域6bのプルトニウム富化度を内側炉心燃料領域6aのそれより高くして半径方向の出力平坦化を計かっている。外側炉心燃料領域6bは中性子遮蔽体領域42に取り囲まれている。炉心燃料領域6の下側と中性子遮蔽体領域42との間にはガスプレナム7を配置している。ガスプレナム7と中性子遮蔽体領域42との間に再臨界緩和材領域8を配置している。 【0018】再臨界緩和材領域8は図4に示すようにガスプレイナム領域7と対向する中性子遮蔽体領域42に分散して核燃料物質の融点より高く、且つ比重の大きい中性子減速部材を有する複数の再臨界緩和材領域8を設けている。この実施例では中性子減速部材としてタングステンWを使用している。また他の中性子減速部材として、核燃料物質の融点及び比重よりも高いハフニヤ(HfO2、融点2760℃)、タンタニウム(Ta、同2996℃)或いは劣化ウラン(UO2)を用いても同様の効果が得られる。 【0019】また図3に示すように炉心燃料集合体11は炉心燃料領域6及びガスプレイナム領域7と再臨界緩和材領域8とを有し、この炉心燃料集合体11の複数本を中性子遮蔽体領域42内に配置して構成されている。炉心燃料集合体11内の流通路3aは冷却材流入部3と冷却材流出部4とに連通しており、冷却材流入部3及び冷却材流出部4は中性子遮蔽体領域42に形成されている。 【0020】炉心燃料領域6の等価直径は3.3mである。炉心燃料領域6の長さは100cm、ガスプレナム領域7の長さは約100cmである。再臨界緩和材領域8(W)の長さは約25cmである。 【0021】本実施の形態の高速炉に装荷する燃料集合体にはラッパー管が設置されておらず、従来技術(1)の燃料集合体よりも燃料体積割合が大きく(約45%)、高反応度化されているので、所要のプルトニウム富化度が14wt%程度と低く、内部転換比が1を上回るので、径方向及び軸ブランケットを設置しなくても燃料増殖が可能である。 【0022】ブランケット燃料は炉心燃料と比べて発熱密度が小さいため燃料温度が低く、炉心燃料の溶融を仮定した場合でも、溶融が遅れて炉心の溶融燃料が下方に移動するのを阻止する傾向が強い。従って、従来技術(1)の様に軸方向ブランケットが設置されていると、炉心燃料領域の下端部に溶融燃料が留まってプールが形成され、再臨界に至る可能性が生じる。 【0023】本発明では軸方向ブランケットが無いので、溶融燃料は直ちに下方に移行する。また、従来技術(1)と比べてプルトニウム富化度が低いため、炉心燃料領域6が溶融して、コンパクションを起こしたと仮定した場合の実効増倍率の増加量(反応度増加量)が小さく、再臨界緩和材領域8を小さく出来る。更に、燃料集合体下部に比重が大きな再臨界緩和材領域8を設ける事によって、燃料集合体の重量が増加するので、ラッパー管を削除した場合に課題となる燃料集合体の浮き上がりを防止することができる。 【0024】この炉心において、仮に炉心燃料が溶融して炉心燃料領域6の構造材(ステンレス)と冷却材が蒸発し、炉心燃料物質のみが高さ約45cmの円筒状に集中(コンパクション)すると、実効増倍率は1を超え、再臨界に至る。 【0025】本実施例においては、図4,5に示す様に、炉心燃料領域6の溶融燃料51が溶融して下方に流れると、その一部は融点約3400℃で燃料物質(2700℃以下)よりも高いタングステンWからなる再臨界緩和材領域8に流れるが、再臨界緩和材領域8を複数に分散した再臨界緩和材領域8間の隙間8bに保持される。保持された溶融燃料51の中性子が再臨界緩和材領域8、例えばタングステンWに衝突するとその減速効果によって、この付近の核分裂作用が抑制されて、反応温度の上昇が抑えられ未臨界が維持される。また残りの溶融燃料51は隙間8bに吸収された分だけ実線51aから鎖線51bに低下し、再臨界緩和材領域8の上部に偏平な溶融燃料プール8bを円筒状に形成するが、反応温度の上昇に至らず、再臨界を防止できる。 【0026】更に、再臨界緩和材領域8は炉心燃料領域6より離れた中性子遮蔽体領域42に設置したので、再臨界緩和材領域8によって、炉心燃料領域6の中性子を減速する恐れが少なく、炉心燃料領域6の核分裂性能を損なうことがない。尚、定格運転時において再臨界緩和材領域8はガスプレナム領域7よりも下方に位置しており、炉心の核的な性能への影響は無視し得る程小さい。 【0027】更に、本発明では上述の実施例を次のように言替えることができる。即ち、被覆管1bに核燃料物質1aと核燃料物質1aの核分裂ガスを蓄積するガスプレイナム領域7と再臨界緩和部材領域8とを収納して燃料要素1となし、燃料要素1の複数本を集合して束ねた炉心燃料集合体11を構成し、被覆管1bと被覆管1bとの間に冷却媒体3bを流通する冷却通路3aを形成する。炉心燃料集合体11の外周側に中性子を遮蔽する中性子遮蔽体領域42を配置し、中性子遮蔽体領域42に冷却通路3aと連通する出入口3,4を形成する。再臨界緩和部材領域8には核燃料物質1aの融点及び比重より大きい再臨界緩和部材を使用する。 【0028】(実施の形態2)以下、発明の第2の実施形態を図6,7,8を用いて説明する。 【0029】図6は本発明になる高速炉の炉心燃料集合体61の概念を示す縦断面図である。図7は水平断面図である。炉心燃料集合体61は、炉心燃料領域25と、その両端部に設置され減損ウランまたは天然ウランよりなる燃料親物質を主成分とする上部軸ブランケット燃料領域24a及び下部軸ブランケット領域24bと、下部軸ブランケット領域24bの下方に設置したガスプレナム領域7より構成される多数個の燃料要素62と、それらを内包するラッパー管26、また図中には示していないが燃料要素の間隔を保持するワイヤスペーサより構成されている。ラッパー管26の内面の炉心燃料領域25と下部軸ブランケット領域24bとの間に再臨界緩和材領域8が設置されている。つまり、ラッパー管26の内周面に沿って再臨界緩和材領域8が設置されている。 【0030】図8は、上記炉心燃料集合体61を装荷した電気出力100万kW級の大型高速炉の縦断面図である。炉心燃料領域25は、内側炉心燃料領域25aと外側炉心燃料領域25bの2領域に分割されており、外側炉心燃料領域25bのプルトニウム富化度を内側炉心燃料領域25aのそれより高くして半径方向の出力平坦化をはかっている。炉心燃料領域25は、減損ウランまたは天然ウランよりなる燃料親物質を主成分とする径方向ブランケット燃料領域71と上部軸ブランケット燃料領域24a、下部軸ブランケット燃料領域24b及びブランケット領域外側は中性子遮蔽体領域42に取り囲まれている。 【0031】炉心燃料領域25の下端部と下部軸ブランケット燃料領域24bの上端との間に再臨界緩和材領域8が設置されている。下部軸ブランケット領域24bの下方にはガスプレナム領域7が設置されており、増殖比は約1.2である。仮想的に炉心損傷事象が発生し、炉心燃料が溶融した場合の炉心燃料領域25の概念図を図9に示す。炉心損傷事象が発生する前の、炉心燃料領域25を点線81で、また同じく上部軸ブランケット領域24aを一点鎖線72で示している。 【0032】実施の形態1でも述べたように、上部軸ブランケット領域24a及び下部軸ブランケット24bに使用されるブランケット燃料は、炉心燃料領域25の炉心燃料と比べて発熱密度が小さいため燃料温度が低く、炉心燃料の溶融を仮定した場合でも、溶融が遅れて炉心の溶融燃料が下方に移動するのを阻止する傾向が強い。従って、軸方向ブランケットが設置されている標準的な炉心では、炉心燃料領域の下端部に溶融燃料が留まってプールが形成され、再臨界に至る可能性が生じる。 【0033】一方、本実施の形態では、万一の炉心損傷を想定した場合でも、下部軸ブランケット24bの上端位置に融点が燃料物質よりも高い再臨界緩和材領域8を配置し、再臨界緩和材領域8はラッパー管26の内周面に沿って複数に分散して配置されているので、溶融燃料82の中性子の一部は燃料物質の融点より高く、且つ比重の大きい中性子減速部材例えばタングステンWの中性子減速効果によって、反応温度の上昇が抑えられ再臨界を防止できる。 【0034】その結果、実施の形態1と同じ原理によって、未臨界が維持される。本実施の形態で採用しているラッパー管付き燃料集合体は、既存の高速炉における使用実績が豊富であり、実施の形態1で採用しているラッパー管削除型の燃料集合体と比較して、開発要素が少ない利点を有する。 【0035】 【発明の効果】本発明によれば、炉心性能を維持しつつ、再臨界を防止することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005108 【氏名又は名称】株式会社日立製作所
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| 【出願日】 |
平成12年9月18日(2000.9.18) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100068504 【弁理士】 【氏名又は名称】小川 勝男 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−90489(P2002−90489A) |
| 【公開日】 |
平成14年3月27日(2002.3.27) |
| 【出願番号】 |
特願2000−286871(P2000−286871) |
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